今年の競技は「出前迅速」。
そばの出前です。
出前ロボットが…3つの障害物を乗り越えそばの蒸籠を運びます。
高く積んだ蒸籠を崩す事なく課題をクリアする。
どんなアイデアと技術が飛び出すのか!?7つの高専から14チームが参加。
全国大会を目指し熱い戦いが繰り広げられます。
出前ロボット…10月26日兵庫県高砂市総合体育館。
「高専ロボコン2014」近畿地区大会の会場です。
(拍手)全国124チームが熱い戦いを繰り広げる「高専ロボコン2014」。
近畿地区大会の季節が今年もまたやってまいりました。
赤ゾーンをリポートします岩佐早希です。
よろしくお願いいたします。
(拍手)青ゾーンを担当します柴崎尚美です。
よろしくお願いします。
(拍手)選手宣誓です。
宣誓。
我々選手一同はアイデアマンシップにのっとり正々堂々と戦い抜く事を誓います。
今年の課題は「そば屋の出前」がモチーフ。
赤・青2チームに分かれて戦います。
競技の開始はそばの注文。
注文人が店主に…店主は注文された数の蒸籠を「出前ロボット」のお盆に積み込みます。
高く積むほどバランスを取るのが難しくなります。
お店を出た出前ロボットの前には3つの障害物が。
その1…左右に揺れる蒸籠をコントロールしS字の道を通ります。
その2…高さ9cmの角材が5本間隔もまばらに並ぶガタガタ道が待ち構えます。
その3…最大の難関がこの坂道。
傾斜角15度の坂が行く手を阻みます。
そしていよいよ注文人の待つ出前先。
蒸籠を机に置いたら出前完了。
この時専用の「受取ロボット」を使ってもかまいません。
ロボットから蒸籠が離れ崩れなければその数が得点となります。
その後出前ロボットは来た道を戻りお店へ。
注文人が再び蒸籠の枚数を宣言し競技は続きます。
競技時間は3分間。
より多くの蒸籠を出前先の机に置いたチームの勝利です。
対戦の組み合わせはシードを含め抽選で決定。
優勝チームそして審査員推薦の2チームの合計3チームが全国大会へと進みます。
近畿地区大会…解説は岡山理科大学准教授衣笠哲也さんです。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はバランスを取るというのに非常に苦戦をしていてですね非常によく出来た機械はあるんですけどなかなか例えば50秒でそこまで行ってまた帰ってくるとかそういう速さというのはなかなか期待できないぐらい難しいという。
あらゆる方向に進めるタイヤでスラロームをクリアします。
蒸籠を載せるお盆が自信作。
センサーが常に地面との傾きを測り水平を保ちます。
足回りはまるで戦車のように力強くて大きいクローラー。
角材の段差もものともせず越えていきます。
しかしテスト走行で問題発生!クローラーのベルトが何度も外れます。
修正しないと走れません。
スタート5秒前。
(会場)3・2・1出発!スタートしました。
それぞれのチームが掲げた蒸籠の数は1枚ずつです。
早くも青チーム和歌山高専おっちーその豪快な動きでスラロームゾーンを乗り越えていきます。
対する赤ゾーン近大高専Aチームメカトド今スラロームゾーンの入り口にかかったところ。
足が…おっとその間に青チームのおっちー。
しかしここで「リトライ」がかかりました。
和歌山高専Bチーム「リトライ」です。
蒸籠を落としたりトラブルが発生した時は調整し直して再スタートリトライできます。
ただしリトライがコールされてから20秒間は再スタートができません。
赤ゾーンのメカトド蒸籠を落としてしまいました。
さあリトライがかかった青ゾーン男のロマンおっちー前に進んでいく!ああっ落ちちゃった。
しかし蒸籠が落ちてしまいました。
赤ゾーンの近大高専Aチームメカトドなかなかお店から出られない。
青ゾーンの和歌山高専角材ゾーンはクリアしました。
クローラーと呼ばれる地面を這う機構で今山を登っていきます。
傾斜ゾーン最大角度は15度。
ちょっとメカトドは暴走気味で角材の所で上下させる機構が勝手に動いてますよね。
青ゾーンおっちーリトライがかかりました。
スタートです。
最後の傾斜ゾーンに入ります。
残り2秒1秒…。
試合終了です!どちらも蒸籠を運べませんでした。
この場合審査員による判定で勝敗が決まります。
審査員はこちらの3人。
試合の勝敗の他全国大会に出場するチームも選びます。
審査員の皆さん旗を上げてください。
どうぞ!青・青・青!和歌山高専Bチームおっちーの勝利です!
(拍手)手操作なら角材ゾーンはいけるかもしれないんでそれを実演したいと思います。
負けた近大高専Aチーム試合では紹介できなかったロボットの機能を披露します。
これは全国推薦の参考となります。
角材に当たったら近いタイヤが上にあがるという…。
カニが横歩きで21枚の蒸籠を運びます。
タイヤとクローラーを切り替える事で角材ゾーンを難なくクリア。
しかし1mを超える高さに積んだ蒸籠のバランスを取る事がなかなかできません。
瞬きする目がチャーミング!ぬいぐるみのようなカメのロボットです。
こちらも一度に大量輸送。
20枚の蒸籠を運びます。
4本の足を回転させてスラロームを移動。
坂道ではそれぞれの足の長さを変え本体の水平を保ちます。
(会場)3・2・1出発!赤ゾーンが神戸高専Aチーム甲速[m/s]。
対する青ゾーンは奈良高専Aチームキャリガメです。
勢いよくたくさんの蒸籠を積んで飛び出したのは青ゾーンの奈良高専キャリガメです。
それぞれのチームとも注文は21枚ずつ大量輸送の作戦です。
キャリガメは向きを変える事なく着実に前に進んでいっています。
副審の旗が上がった。
スラロームゾーンクリアです。
奈良高専Aチームは角材ゾーンに入ります。
対する赤ゾーンの神戸高専Aチーム…。
おっとここで青ゾーンキャリガメ蒸籠を崩してしまったリトライ。
その間に神戸高専Aチーム角材を感じさせない滑らかな動きで前に進んでいく!なんかすごいですね。
その間に青ゾーンの…。
ああっ!赤ゾーン神戸高専Aチーム蒸籠を崩してしまった。
そこでカメも崩してしまった!ここまでは互角の戦いか?山を登りきる事ができるか赤ゾーン神戸高専。
角材をうまく越えられるか青チーム奈良高専。
リトライが解除された赤ゾーン。
残り5秒になった!4・3・2・1…。
試合終了!審査員判定となります。
どちらのチームが優勢だったか一斉に札を上げてください!赤・赤・赤!神戸高専Aチーム甲速[m/s]の勝利!
(拍手)城が動く!なんと世界遺産の姫路城がそばを出前します。
しかしテストランでは随分苦戦していますね…。
曲がるんですけど足が…苦難に負けるな姫路城!そばをデリバリーするペリカンだからでりかん。
センサーが角材の段差に反応しタイヤとクローラーを切り替えます。
その動きは美しく滑らか!2つのモーターで傾きを制御する腕もお見事!実はこれらの動きの大半が自動制御。
なぜ自動制御にしたのでしょうか?
(会場)3・2・1出発!それぞれのチーム5枚の注文そして7枚の注文です。
お互いに似たような枚数だがこの2枚がどういう差を生むか。
姫もいいスタートを切っている。
そして青ゾーンの奈良高専でりかんもいいスタートです。
スラロームゾーンを越えた。
角材ゾーンに入ります。
プシュッといって足が上がってるのも前にセンサーが付いていて自動的に上げ下げをしてるという事で操作してる人は前に行けって言ってるんですね。
明石高専Bチーム動くようになりました。
スラロームゾーンをクリアし角材ゾーンまで進んでいます。
顔色一つ変えないでりかん最後の難所傾斜ゾーンに入っていきます。
体勢を立て直して今山を登り始めましたペリカン。
少しタイヤが空回りしてるような感もあるが頂上までやって来ました。
ポストは目の前お店も目の前です!
(会場の声援)間もなく店先に到着というところ。
おおっ!姫こぼしてしまいましたね。
姫の方は蒸籠を落とした。
さあ今でりかんの方はお店に載った!7点になります。
蒸籠は7枚届けられています。
バランスを崩したか明石高専Bチーム。
残り4秒。
3・2・1…。
試合終了!青ゾーン奈良高専Bチームの勝利!
(拍手)外装が動く仕組みになってます。
(岩佐)こちらですか?どこが…あこちら。
動くようになってます。
外装は僕がほとんど担当になっててこだわりを追求させてもらいました。
出前ロボットはそばの屋台。
ロボット本体の水平を保つように足回りを作り上げ蒸籠を崩さないようバランスを取りながら進みます。
全ての障害をクリアできる能力は備えていますが気になるのは時間。
3分間で出前できるのかちょっと心配です。
キツネがそばを運びます。
ポイントになるのが6本の足。
それぞれの足を伸び縮みさせる事で角材と傾斜ゾーンをクリアする作戦です。
更に足が回転し方向転換もできます。
(会場)3・2・1出発!赤ゾーン舞鶴高専Bチームは10枚のオーダー。
対する青ゾーン近大高専Bチームは5枚のオーダーです。
勢いよくスタートゾーンを飛び出したのは舞鶴高専Bチーム蕎麦ッ渡鶴ッ翔。
その間に青ゾーンの近大高専Bチーム崩してしまいました。
まだスタートゾーンから出る事ができません。
舞鶴高専Bチームは角材ゾーンに入りました。
赤ゾーン舞鶴高専Bチームはゆっくりと角材ゾーンを越えていきます。
赤ゾーン舞鶴高専蒸籠を落としてしまいました。
傾きを検出するセンサーを使ってるんですけどちょっとうまくバランスを取るタイミングが合ってないというか傾きをうまく除去できてないですね。
5秒4・3・2・1…。
終了!一斉に札を上げてください。
どうぞ!赤・赤・赤!舞鶴高専Bチームの勝利!
(拍手)さっきまで動かなくて…腕は天秤のようになっています。
蒸籠を載せる反対側には可動式のおもりが付いていて蒸籠の枚数に応じてバランスを保ちます。
タイヤとクローラーの組み合わせで角材ゾーンのクリアを目指します。
極限までスピードを追求したロボットです。
角材ゾーンでは驚きのアイデアが!傾斜ゾーンへの最短距離を進もうとなんと斜めに突っ切るルートを選択しました。
それを可能にしたのがゲタ付きのクローラー。
これを使う事によって角材を斜めに…目指すはもちろん11月23日!そう全国大会です!
(会場)3・2・1出発!赤チーム神戸高専Bチームは6枚のオーダー。
対する舞鶴高専Aチームは11枚と少し多めのオーダーが入りました。
滑らかな動きで進んでいくのは青ゾーン舞鶴高専Aチーム。
水兵が指さした方向にスムーズに動いていく。
さあここから…。
ここからが見せどころ!大股で水兵が角材ゾーンを乗り越えていく!ああ〜!対する赤ゾーン神戸高専BチームのTURnTALEはまだスタートお店から出られていない。
青ゾーン舞鶴高専Aチームその水兵の雄姿再び見られるか。
足が機構が変わって前に進んでいく!豪快に角材ゾーンを斜めに突っ切っていきます!越えてくれるか…越えて…越えきった!
(会場のどよめき)旗が上がりました。
これで角材ゾーンはクリアになります。
神戸高専Bチームはまだお店出られない。
その間に舞鶴高専Aチーム最後の傾斜ゾーン。
ゆっくりとゆっくりと今駕鶴が坂を下りきって蒸籠が…うまくこらえた〜!おお〜!ああっ!しかし崩れてしまった。
一度はこらえたように見えた舞鶴高専Aチーム。
残り5秒4・3・2・1…。
試合終了!それではどうぞ!青・青・青!舞鶴高専Aチームの勝利です!
(拍手)そばを運ぶエイリアンなのでそばりあん。
UFO型の出前ロボットは全方向タイヤとクローラーを組み合わせた足回りでスムーズに進みますが問題は蒸籠を持つ腕。
なかなかバランスが取れません。
問題点は明確。
修正して試合に臨みます。
鯨のロボットです。
さすが8年連続全国大会出場中。
どのゾーンも安定してクリアする出前ロボットを完成させました。
これがすごい…本番では2回出前する事を目指します。
(会場)3・2・1出発!赤ゾーン明石高専Aチームは5枚のオーダー。
対する和歌山高専Aチーム青ゾーンは17枚の大量注文が入りました。
お互いスラロームゾーンに滑らかに滑り込んでいきます。
青ゾーンの和歌山高専Aチーム鯨が後ろ向きに進んでいく。
スラロームゾーン早くもクリア。
そして角材ゾーンを滑るように越えていきます。
(会場の声援)青ゾーンの和歌山高専Aチーム抜群の安定感で今角材ゾーンクリア!速い!明石高専Aチームも負けていません。
角材ゾーンを着実に進んでいきます。
傾斜ゾーンに入ります青ゾーン和歌山高専。
鯨が…17枚の蒸籠を抱えて今山頂に登り詰めた。
ゆらゆらと揺れて蒸籠を…水平を保っています。
鯨が頭から山の麓を目指して今ゆっくりと舞い降りた!時間はまだ1分10秒!早くも出前完了の最後の段階受取ロボットに蒸籠を渡しました。
今店の机に置かれました!ポイント17点!速い!対する赤ゾーンの明石高専Aチームそばりあん。
少し傾斜ゾーンでタイヤが滑ってるんでしょうか。
これは全方位車輪といって車輪にコロが付いてるんですけどそれが滑っちゃってる感じですよね。
なので斜面を登るのはちょっと厳しいですかね。
角度を変えれば登れると思うんでいろいろ工夫してもらえればいいと思うんですけども。
対する鯨の青ゾーン和歌山高専Aチームは2回目16枚のオーダーが入りました。
滑らかにスラロームゾーンをこれも越えていく。
1分を切った。
さあこの近畿地区大会初めてとなる2往復できるかどうか!?スラロームゾーンを越えていった。
抜群の安定感で角材ゾーン!2回目ちょっと蒸籠が崩れた!これはリトライです。
さあUFOも山の上にまで登っていった。
少し機体が滑っている。
持ちこたえた!5枚の蒸籠をうまく運ぶ事ができるか!?鯨は角材ゾーンを越えていく。
しかし再び蒸籠が崩れてしまった。
さあそばりあん得点する事ができるか?ロボットの手が離れた時点で得点です。
残り2秒1秒…。
終了!惜しくも得点ならずそばりあん。
17対0で和歌山高専Aチームの勝利!
(拍手)このロボットの腕の部分は角度を変えるだけじゃなくて急発進とか急停止というものを受け流すように自動的に動いてくれるのでそこを会場の皆さんに見て頂きたいなと思います。
(岩佐)このようにゆらゆらと揺れても自動的にセンサーが察知して水平を保っているの分かりますか?このように人の手で傾けたとしてもロボットが自ら察知して。
(学生)ここがロボットの一番のポイントですね。
抽選でシードされた大阪府大高専A・Bの2チームが加わります。
超リアル!源さんが3輪バイクに乗ってそばを運びます。
フィールドの外には…あれ?自転車が。
この自転車実はコントローラーなんです。
3分間目いっぱい動かしたいと思っています。
これぞ目立つ事が大好き!大阪人の発想でしょうか。
スタート5秒前。
(会場)3・2・1出発!大阪府大高専Aチーム赤ゾーン2枚のオーダー。
対する青ゾーン和歌山高専Bチームは1枚のオーダーです。
赤ゾーンの力走配達源さんは自転車で動きをコントロールするというユニークな発想です。
源さん笑顔で快走してくれるか。
対する青ゾーンのおっちー1枚をガタガタさせながら…。
角材ゾーンは乗り越えられなかった。
角材ゾーンのスタートからリトライです。
源さん源さん!危ない!赤ゾーン源さん倒れてしまいました。
大阪府大高専Aチーム。
青ゾーン和歌山高専Bチームクレーンを持ったおっちーは…。
豪快な運びですが蒸籠を落としてしまいました。
なかなか店から出る事ができない赤ゾーンの大阪府大高専Aチーム。
和歌山高専Bチームの豪快な走りが見る事ができるのか。
残り5秒4・3・2・1…。
終了!得点は0対0。
審査員判定となります。
それではどうぞ!赤・青・青!和歌山高専Bチームおっちー勝利!
(拍手)
(岩佐)「頑張ります」という言葉が聞こえたのでではお願いします。
(会場のどよめき)こいでるスピードでも変化するんです。
こぐスピードが速くなると速くというか出力が大きくなって勢いで乗り越えるというサイクルになってるんですよね。
ラッコがゆらゆら…角材ゾーンでは車輪を回転させ段差をクリア。
二組のレールを組み合わせた腕が蒸籠のバランスを崩しません。
テストランでは机との高さが合わず蒸籠を置けません。
これは調整しなくては!
(会場)3・2・1出発!神戸高専Aチームは21枚のオーダー。
対する青ゾーン大阪府大高専Bチームは12枚のオーダーです。
青ゾーン大阪府大高専Bチームゆらゆらっこ。
このゆらゆらっこ蒸籠を持つ腕の部分に特徴があります。
その名のとおりゆらゆらと揺れながら安定して蒸籠を運んでいきます。
スラロームゾーンクリアです青ゾーン。
角材ゾーン滑らかに越えていく。
角材にぶつかって蒸籠が崩れた!角材ゾーンリトライです。
1回戦を勝ち上がってきた赤ゾーン神戸高専Aチーム甲速[m/s]。
角材ゾーンに入りました。
さすがの安定感。
21枚の蒸籠を安定して運びます。
赤ゾーン神戸高専角材ゾーンクリアです。
最大の難所傾斜ゾーンに入っていきます。
対する青チーム大阪府大高専Bチームも負けていません。
今角材ゾーンをクリアしました。
ラッコ対カニカニの方が一歩リードか。
追い上げる大阪府大高専Bチーム角材ゾーンをクリア。
しかしここで痛恨のリトライです!ゆらゆらと蒸籠をキープしながら際どいコースを回っていく。
ここが難しいところ赤ゾーン。
ゆっくりと傾斜を越えて…。
おお〜。
なかなかバランス取るのいいですね。
今接地しました。
あとは出前先に蒸籠を並べるだけ。
ゆっくりとそのうずたかく積まれた蒸籠が店先に置かれようとしている。
再スタートした大阪府大高専Bチーム。
しかしまたしても蒸籠を崩してしまいました。
カニの手から今蒸籠が…離れて枚数が…21枚!旗が上がった21ポイント!大量得点をゲットしました!対する青ゾーンの大阪府大高専Bチームゆらゆらっこ。
最後の傾斜ゾーンに入っている。
積んでいる蒸籠は12枚。
残り時間は5秒を切った。
4・3・2・1…。
終了!21対0。
赤ゾーン神戸高専Aチームの勝利!
(拍手)まだまだ受け渡しとか角材をもっと滑らかにこのロボットはクリアする事ができるのでもっと見てほしいです。
大阪府大高専Bチーム蒸籠の受け渡しを披露します。
下ろして…。
ゆらゆらっこから蒸籠が外れて押し出すようなかたちで非常に滑らかな動き。
(拍手)
(会場)3・2・1出発!奈良高専Bチーム赤ゾーンは11枚のオーダー。
対する青ゾーン舞鶴高専Aチーム12枚。
その差1枚です。
舞鶴高専Aチームの水兵が早くもスラロームゾーンの中盤までさしかかってきている。
負けてはいられない奈良高専Bチームでりかんも同じような所に位置をつけた。
両チーム一歩も譲らない。
舞鶴高専Aチーム斜めに角材を越えていった。
見事!蒸籠が崩れてしまった!その間にペリカン表情一つ変えずに角材ゾーンを確実に越えていきます。
11枚の蒸籠をゆっくりと運んでいきます。
(学生)オッケー!赤ゾーン奈良高専Bチーム角材ゾーンを越えた!最後の難所傾斜ゾーン最大角度15度登っていきます。
(学生)いいよ!そばと手紙の思いとともに高い山を登っていく。
その間に青ゾーン水兵!蒸籠が崩れました。
角材ゾーンの最初からリトライです。
山を下りきった。
奈良高専Bチームでりかん最後配達がうまくいくか?受取ロボットに蒸籠が渡された。
ゆっくりと押し出されて机の上に蒸籠が載る。
離れた時点でポイント。
離れた!旗が上がったポイント!11点!青ゾーンの舞鶴高専Aチームは角材を横切ろうというところ。
12枚の蒸籠を最後の角材の所で持ちこたえる事ができるか?大股で進んでいく!これは…。
落としてしまった!最後止まった時の減速で転んでしまうという感じですね。
そしてでりかんは2往復目と帰りの歩みを急いでいる。
残り時間3秒2秒1秒…。
終了!11対0赤ゾーン奈良高専Bチームの勝利!
(拍手)傾斜ゾーンでは自信持ってこの近畿で一番最速で傾斜をクリアできるという性能を持ってます。
ここはねモーターを使って制御するんですけども…。
(会場のどよめきと拍手)お見事!ここはほんとに速いですね。
(柴崎)注目は更に続きます。
受け渡しロボットに蒸籠が載って…。
なんか上がりましたね今。
「シャバッシュ!」。
「シャバッシュ」とはインドの言葉で「グッジョブ・いいね」の意味です。
2回戦最後は…
(会場)3・2・1出発!赤ゾーン和歌山高専Aチーム17枚。
そして青ゾーン舞鶴高専Bチームは6枚です。
大量輸送か小回りの利く少量輸送か。
赤ゾーン和歌山高専Aチームはスラロームゾーンの最後にさしかかった。
鯨はスラロームゾーンを越えて角材ゾーンを滑らかに越えていく。
抜群の安定感。
慎重に慎重に鯨が進んでいきます。
角材ゾーンもクリアです。
少し遅れて舞鶴高専Bチームも角材ゾーンに入りました。
ここから追い上げます。
和歌山高専Aチーム鯨走軽迅傾斜ゾーンにさしかかります。
蒸籠のバランスがうまく保たれた。
山のピークにたどりつきました。
鯨が向く先には受取ロボットが待っている。
ここで青ゾーンの舞鶴高専Bチーム角材ゾーンを越えた。
その間に和歌山高専Aチーム…。
旗が上がってポイントです!17点速い!青ゾーンの舞鶴高専Bチームは最後の傾斜ゾーンに入っています。
クローラーという地面を這う機構を使ってゆっくりと登ってきます。
蒸籠を崩してしまいました。
和歌山高専Aチーム2回目は16枚のオーダーです。
衣笠さんこの鯨の安定の秘密はどんなところにあるんでしょう?振り子のところがうまくスライドするんですけどあんまり滑りすぎるとゆらゆらしすぎて転んでしまって止めると傾きがうまく調整できないという事で「ベアリング」ってコロが付いてるんですけどそれを幾つか組み合わせて作り込んでるという事で…。
残り30秒。
もう職人芸に近い技を。
これはほんとすごいんですけど。
残り20秒となりました。
2往復できるかどうか和歌山高専Aチーム。
残り15秒ここは操縦者の腕の見せどころだ!蒸籠はいまだに安定している。
残り10秒!さあ大量得点に向けて今受取ロボットが反転する。
机に蒸籠を置く離した時点でポイントポイント入りました!33点!試合終了!和歌山高専Aチーム2回出前完了!33枚は他地区の予選を含めても2番目の高得点です。
準決勝に駒を進めたのは和歌山高専の2チーム奈良高専Bそして神戸市立高専Aです。
「高専ロボコン2014」近畿地区大会準決勝!準決勝第1試合は…
(会場)3・2・1出発!赤ゾーン和歌山高専Bチームおっちーのオーダーが1枚。
そして青チーム奈良高専でりかんは7枚のオーダーです。
動きだしたのが青ゾーンの奈良高専Bチームのでりかんです。
確実に前に歩みを進めていきます。
赤ゾーンの和歌山高専Bチーム。
豪快な動きを見せる角材ゾーンまでたどりつく事ができるか。
青ゾーンのでりかんが衣笠さんも言ったとおりゆっくりゆっくり確実に蒸籠を運んでいます。
左手に積まれている蒸籠も安定している。
最後の角材を越えた。
角材ゾーンクリア!青チーム奈良高専Bチームでりかん。
最後の坂をじっと見据えて今足をかけたところです。
(会場の声援)ここでちゃんと蒸籠を水平に保つ機構が利くかどうかですね。
奈良コールも飛んでいます。
山のピークを越えてゆっくりと滑るように山の麓に下りていきます。
でりかん傾斜ゾーンを間もなく…。
(学生)オッケー!クリアしましたね。
クリア!最後の受け渡しのところです。
ペリカンから受け渡しロボットに渡された。
スムーズに前に出てくる。
蒸籠が今机に置かれて…。
7枚ピッタリ!得点が入りました0対7!対する赤ゾーン和歌山高専Bチームおっちー。
今ちょっとですねベルトが外れてうまくはまってない感じですね。
ベルトのところ自作なのでなかなか外れないように工夫しなきゃいけないんですけどもその辺の機構がちょっと甘いのかもしれない。
時間は残り10秒!得点は0対7。
残り5秒。
4・3・2・1…。
終了!0対7青ゾーン奈良高専Bチームの勝利!
(拍手)続いての試合は準決勝第2試合です。
(会場)3・2・1出発!赤ゾーン和歌山高専Aチーム22枚のオーダー。
そして神戸高専Aチーム青ゾーンは21枚のオーダーです。
ちょっと作戦変えてるって事ですねこれ。
1回で22枚。
さあ勢いよく飛び出していった…。
和歌山高専Aチームパイロンに当たりリトライ。
20秒のロスです。
神戸高専Aチームは角材ゾーンの中盤まで行った。
振り子の機能がうまく機能して21枚の蒸籠が安定して揺れてます。
こちら和歌山高専Aチームも角材ゾーンを…。
おおっとここで落としてしまいました赤ゾーン和歌山高専Aチーム!やはり止まった時の加速度がうまく吸収できてない感じなので高くなった分また難しくなってますよね。
その手にいっぱい抱えた青ゾーン神戸高専Aチームが今坂を登りきろうとしている。
少し滑っている気もするがうまく体の向きを変えていく。
追いつけるか赤ゾーンの和歌山高専Aチーム。
角材ゾーンを滑らかに越えていく。
ここから勝負だ。
蒸籠が…崩れた!角材ゾーンからリトライだ。
対する青ゾーン神戸高専Aチームは傾斜ゾーンを下りきるところです。
(会場の声援)神戸コールが大きくなってきました。
さあ受け渡しに入った。
机にうまく載る事ができるか。
体勢を立て直す神戸高専Aチーム。
さあその枚数は…。
21枚。
ロボットから蒸籠が離れた!得点が入りました!21ポイントです。
さあ動きがかかってくるのは和歌山高専Aチーム残り15秒!先ほどはすばらしいスピードを見せた和歌山高専Aチーム。
この残り10秒で置く事ができるか!?もし置く事ができれば1枚リード!残り5秒!4・3・2・1…。
終了!
(歓声)神戸高専Aチームの勝利!和歌山高専Aチームあと数秒あれば…。
作戦変更も逆転ならず。
ここでミスをしてしまったのは練習量が足りなかったとかそういう事であると思うので…決勝は…奈良高専Bチーム。
全試合出前を完了していますが問題は蒸籠の数。
一度に運んだ最大枚数は11枚。
21枚を運ぶ神戸に勝つためには2回運ばねばなりません。
一方の神戸市立高専Aチーム。
1回戦こそ審査員判定でしたがそれ以降の2試合は失敗もなく安定した動きで21枚の蒸籠を運んでいます。
栄冠はどちらに!?決勝戦!赤ゾーン…青ゾーン…ここまで来ました。
どうですか?決勝戦に向けてひと言お願いします。
それではスタート5秒前。
(会場)3・2・1出発!奈良高専Bチームでりかんはオーダー枚数が11枚。
そして対する神戸高専Aチームオーダー枚数21枚です。
進みだしたのは赤ゾーン奈良高専Bチームのでりかんです。
スラロームゾーンの真ん中まで来ています。
青ゾーンの神戸高専Aチームも負けていません。
角材ゾーンに入りました。
段差がないような滑らかな動き。
追い抜きました!青ゾーン神戸高専Aチーム角材ゾーンクリアです。
その間にでりかんもほぼ同じ位置につけようとしている。
赤チーム奈良高専Bチームです。
でりかん角材ゾーンクリア!青ゾーン神戸高専Aチーム今傾斜ゾーンのピークに達している。
ここが手動での非常に厳しいコントロールのしどころです。
さあでりかん追いついた!青ゾーン奈良高専Bチーム。
ほぼ同時だ!でりかんはもう既に坂を下り始めている。
それに追いつくか青ゾーンの神戸高専Aチーム。
僅かに先にでりかんの方が出前先に近づいた。
傾斜ゾーンクリアです。
受け渡しロボットに蒸籠を受け渡して今出前先の机に…置いた!得点!11対0!その間に青ゾーン神戸高専Aチーム…。
慎重に慎重に机の位置を見定めている。
これで神戸高専Aチームが机に置いた時点で21枚その差10点のリードだ!蒸籠21枚…。
置きに行った得点!11対21!神戸高専Aチームがリード!でりかんはその間に家路を急ぐ!残り5秒!4・3・2・1…。
終了〜!
(拍手と歓声)青ゾーン神戸高専Aチーム優勝!
(拍手)負けてしまって本当に悔しいですけども11枚が僕らの全力でこの誇りを守り抜けて本当にうれしいです。
ありがとうございました!最初テストランの時はすごい失敗ばっかりしていたので不安だったのですが競技ではうまく運ぶ事ができたのでとてもよかったなと思います。
近畿地区大会の結果と全国大会に進む2チームの発表です。
全国大会に進むチームの発表です。
優勝チームの他2チームが推薦されます。
(審査員)和歌山高専Aチームです。
(拍手)1チーム目は…地区予選では全国2位の33枚を運んだ実績が認められました。
残る1チームは…?
(ドラムロール)
(審査員)舞鶴高専Aチームです。
(拍手)角材ゾーンを斜めに突っ切るアイデアとそれを実現した技術力が評価されて全国出場です!全国大会への意気込みを伺いたいと思います。
応援よろしくお願いします!応援よろしくお願いします!
(拍手)是非ですね全国大会で今度は近畿勢初の全国大会優勝を目指して頑張って頂きたいと思います!また来年高専ロボコン近畿地区大会でお会いしましょう!それでは…。
(一同)さようなら!
(拍手)「高専ロボコン2014」近畿地区大会。
アイデアと技術。
そしてロボットと学生たちが生み出すドラマ。
全国大会は東京の国技館。
持てる力を出し切って全国優勝をつかみとれ!全国優勝目指すぞ!
(一同)オーッ!
(一之瀬)道は一つじゃない。
2014/12/06(土) 02:45〜03:40
NHK総合1・神戸
高専ロボコン2014「近畿地区大会」[字]
今年の競技課題は出前迅速。近畿地区大会は10月26日兵庫県高砂市総合体育館に7高専のロボットが集まり、いかに多くのソバの蒸籠(せいろ)を運ぶかを競いました。
詳細情報
番組内容
高等専門学校の先生がアイデアと技術力を競う「高専ロボコン」。今年の近畿地区大会は10月26日兵庫県高砂市総合体育館に7高専14チームのロボットが集まって熱い戦いが繰り広げられました。今回の競技課題は「出前迅速」(でまえじんそく)。いかに多くのソバの蒸籠(せいろ)を速くたくさん運ぶことができるかを競います。優勝チームと審査員推薦2チームの計3チームが東京・国技館での全国大会に出場します。
出演者
【解説】岡山理科大学工学部准教授…衣笠哲也,【司会・実況】原大策,【リポーター】岩佐早希,柴崎尚美,【ナレーター】比留木剛史
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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