生字幕放送でお伝えします山本⇒こんばんは。
「ゆうどき」です。
きょうはクリスマスイブです。
♪〜山本⇒いつもとスタジオが違いますね、華やかですね。
ではイブのお客様です。
合原⇒こちらの方です。
いらっしゃい。
壇蜜さんです。
壇蜜⇒よろしくお願いします。
山本⇒きょうは完全にクリスマスカラー。
赤いですね。
赤いですね。
しそをイメージしました。
しそですか。
渋めで。
ポインセチアかなと思ったんですけど。
しそです。
2月のご出演以来です。
お久しぶりなんですね。
10か月ぶり、よろしくお願いします。
きょうはそんな壇蜜さんとこのテーマについて考えます。
ことし大ヒットした映画「アナと雪の女王」。
人々の心をくぎづけにした歌といえば、こちら!♪〜このことばはことし、一躍脚光を浴び社会現象にまでなりました。
でも実際、ありのまま生きるって難しいですよね。
そこで、きょうは女性がありのままの姿で輝くためにはどうすればいいのか?そのヒントを探ります!山本⇒ありのままに生きる。
ありのままに生きる。
どうですか、こういった生き方。
そうですね私、あの映画見ていないんです。
そうなんですか?そうなんですけど最近、ありのままに生きるとLetItGo、ほんとにつながっているのかなっていう気持ちもあります。
直訳するとちょっと違うのかなって。
LetItGo直訳すると?解き放ってになるのではないかときいてじゃあありのままでというのは日本でこの映画が導入されたときの解釈なのかなと思いました。
日本人なりに解釈したら、ありのままということばができたのかなと思いました。
なかなかそれを解釈するとしたら難しいことだし何をもってしてありのまま、ということを考えさせられる作品だなと思いました。
壇蜜さんご自身が自分が、ありのまま生きたいと感じたこと、ありますか。
ありのままで生きていたら友達とかなくしてしまいそうで怖くないですか?壇蜜⇒だってありのままを追求したら、お化粧もしない白髪も染めない脱毛もしないとなってしまいそうで向いていないのかなと思っちゃいました。
いろいろありのままではない息苦しく感じるということはない?ありのままで、いないことがもしかしたら今の私の仕事なのかもなというのをありのままという風潮を見て感じました。
自然体のイメージですけれどもね。
きょうは5時10分から今、活躍している女性がいかにありのままであろうとしているかそういう人たちをお招きします。
何を気をつけなければいけないのか何が大切かじっくりと迫ります。
5時になりました。
ニュースをお伝えします。
安倍総理大臣は、第3次安倍内閣の閣僚人事を行い、江渡防衛大臣に代わる新しい防衛大臣に、中谷元防衛庁長官を起用する一方、ほかの閣僚を再任するなど、18人の陣容を決め、菅官房長官が発表しました。
安倍総理大臣は、皇居での親任式と閣僚の認証式を経て、今夜、第3次安倍内閣を発足させます。
安倍総理大臣は、きょう午後開かれた、衆参両院の本会議で、第97代の総理大臣に選出されました。
これを受けて、安倍総理大臣は、総理大臣官邸で、連立を組む公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、組閣本部を設け、直ちに閣僚人事を行い、菅官房長官が夕方、第3次安倍内閣の陣容を明らかにしました。
それによりますと、副総理兼財務大臣、金融担当大臣に、麻生太郎氏が再任。
総務大臣に高市早苗氏再任。
法務大臣に上川陽子氏再任。
外務大臣に岸田文雄氏再任。
文部科学大臣、オリンピック・パラリンピック担当大臣に下村博文氏再任。
厚生労働大臣に、塩崎恭久氏再任。
農林水産大臣に、西川公也氏再任。
経済産業大臣に宮沢洋一氏再任。
国土交通大臣に公明党の太田昭宏氏再任。
環境大臣、原子力防災担当大臣に望月義夫氏再任。
防衛大臣、安全保障法制担当大臣に中谷元氏。
官房長官に菅義偉氏再任。
復興大臣、原発事故再生担当大臣に、竹下亘氏再任。
国家公安委員長、拉致問題担当大臣、防災担当大臣に山谷えり子氏再任。
沖縄北方担当大臣、科学技術担当大臣に山口俊一氏再任。
山口氏は新たに消費者担当大臣も兼ねることになりました。
経済再生担当大臣に甘利明氏再任。
女性活躍担当大臣、行政改革担当大臣に、有村治子氏再任。
地方創生担当大臣に石破茂氏再任。
以上、18人の陣容が決まりました。
安倍総理大臣は、江渡防衛大臣に代わる新しい防衛大臣に、集団的自衛権の行使容認などを巡る与党協議のメンバーとして、与党合意の実現に尽力するなどした、中谷元防衛庁長官を起用する一方、ほかの閣僚はアベノミクスなどを推進していくために、継続性を重視し、再任しました。
安倍総理大臣は午後5時40分から、皇居で行われる親任式と閣僚の認証式を経て、今夜、第3次安倍内閣を発足させます。
そして、午後9時10分から記者会見を行い、閣僚人事のねらいや、今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。
次です。
大手警備会社のセコムは、イベント会場などでの警備に使う、無人の飛行船を開発し、再来年の実用化を目指すと発表しました。
セコムが開発したのは、全長およそ15メートルの無人の飛行船で、きょうは主な機能をほぼ搭載した、3分の1サイズの飛行船を使った実演が行われました。
飛行船には、カメラや集音マイクなどが取り付けられており、警備を行うエリアの上空を、GPSを使って自動的に飛行するということです。
映像や音は、電波で会社のコントロールセンターに送られ、コントロールセンターでは、飛行船のカメラをチェックしたい場所に向けられるということです。
会社側では、スタジアムなど、イベント会場での警備で使うことを想定していて、飛行船から不審者を発見した場合などに、その位置情報や画像を、地上の警備員に伝えて、迅速に向かわせることができるとしています。
セコムによりますと、無人の飛行船を警備用に使えば、日本の民間企業として初めてになるということで、再来年の実用化を目指すとしています。
民主党の田城郁参議院議員は、きょう記者会見し、元秘書が政治団体の政治資金から、1100万円余りを私的に流用していたとして、業務上横領の疑いで東京地検に告訴状を提出したことを明らかにしました。
田城氏によりますと、みずからが代表を務める、民主党参議院比例区第78総支部で、先月、1万円以下の少額の領収書を開示するよう第三者から請求があり調べたところ、額面を上回る支出が見つかり、政治資金が流用されていたことが分かったということです。
流用は、平成23年から去年までの3年間に、合わせて1100万円に上り、政治団体の事務担当者だった50代の男性の元公設秘書に確認したところ、私的に使っていたことを認めたということです。
元秘書は、ことし8月にすでに退職していたということです。
田城氏はおととい、政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出るとともに、元秘書について、業務上横領の疑いで、東京地検に告訴状を提出したということです。
働いた時間ではなく、成果に応じて報酬を支払う、新たな労働時間制度について議論している厚生労働省の審議会は、制度の導入を求める経営側と、反対する労働側の意見の調整が進まず、当初、年内を目指していた報告書の取りまとめを、来年1月に延期することになりました。
新たな労働時間制度は、対象となった労働者に原則として残業代が支払われなくなる一方、生家によって報酬が決まるため、柔軟で効率的な働き方ができるとされています。
きょう開かれた厚生労働省の審議会では、経済団体の代表が、成果を直接評価してほしいという人にとっては、能力が発揮しやすく、企業や国の発展につながると、制度の導入を求めたのに対し、労働組合の代表は、働く時間に制限をかけずに制度を導入すれば、長時間労働や過労死につながると反対しました。
審議会は当初、年内の報告書の取りまとめを目指していましたが、先の衆議院選挙の期間中、委員の日程調整がつかず、開催を中断していた影響もあり、労使の意見の調整が間に合わなくなりました。
このため、年内最後の審議会となったきょう、委員が申し合わせて、報告書の取りまとめを来年1月に延期することにしました。
厚生労働省は、予定どおり来年春の通常国会に制度を導入するための法案を提出したいとしています。
続いて気象情報、あすの天気です。
冬型の気圧配置になるため、北日本の日本海側から北陸を中心に雪が降り、ふぶく所があるでしょう。
太平洋側は広く晴れて、空気の乾燥した状態が続く見込みです。
壇蜜⇒ごきげんよう、壇蜜です。
本日は「ゆうどき」スペシャルです。
さまざまな困難を乗り越え自分らしく輝いている女性にスポットを当ててきた「キラ女スタイル」。
きょうはスペシャル版です。
テーマは、こちら!♪〜ことし大ヒットした曲…生まれつき備わった氷の魔術に悩み心を閉ざしていた主人公の1人エルサ。
ありのままの自分を受け入れ生きていく決意をしたとき歌ったのが、この曲でした。
女性たちが憧れる生き方としてことし、一躍脚光を浴び社会現象となりました。
ありのままで、という生き方に多くの女性たちが共感する一方で。
そう、実際ありのまま生きるって難しいですよね。
そこで、きょうは自分らしい生き方を見つけた4人のキラ女たちが大集合!スタイリストの大草直子さん。
誌面で表現される大草流スタイリングは女性たちの憧れ。
片づけられない人たちの強い味方吉川永里子さん。
主婦向けの雑誌で引っ張りだこの整理収納アドバイザーです。
子育て支援会社の代表甲田恵子さん。
画期的な子ども預かりシステムを考案。
その輪は全国へ。
掬池友絢さん。
友絢さんの職業はなんと…僧侶!女性限定月に一度開かれるお茶会は悩める女子たちの心のよりどころ。
きょうは、女性がありのままの姿で輝くにはどうすればいいのか?キラ女たちの徹底トークでそのヒントを探ります。
山本⇒圧倒されています。
合原⇒さあ、きょうは「キラ女スタイル」スペシャル版。
LetItGoありのまま生きるです。
このたび番組ではアンケート調査を行いました。
女性の視聴者598人を対象にした独自アンケートです。
ありのまま生きたいと思うかと聞いたところはいと答えた人が88%、およそ9割とほとんどの女性がありのまま自分らしく生きたいと回答したんです。
壇蜜さん、どう思いますか。
壇蜜⇒こんなにたくさんいらっしゃるんですか。
88%です。
ほとんどの方が今の状態をありのままじゃないと感じていらっしゃるんですね。
ということは?おいと言っちゃった、私はありのままの意味がまだちゃんと分かっていない人なのでその他だと思います。
合原⇒早速、キラ女の皆さんに伺っていきます。
ありのまま生きるというのは皆さんにとって、どういうことなのか。
書いていただいています。
大草さん、責任を負うどういうことですか?大草⇒自由と責任というのは同じ重さなのかと思うんです。
ありのままっていうのは、やっぱり自由というイメージもあるじゃないですか。
そういう部分もすごくあると思うんですね。
それと同じだけの責任を負えないとありのままでは生きられないのかなって、私は思います。
スタイリストの大草さんです。
僧侶、掬池さんはどうですか手放すですね。
掬池友絢⇒固定観念とか社会通念というのがわれわれはあります。
例えば私でしたら僧侶は男性であるというのが一般的なイメージなんですけれどもそういうものを一度、手放してみるということが大事なのかなと思います。
子育て支援会社代表の甲田さんはデキルですね。
甲田⇒こうありたいとか、こう見られたいということそれすらも自分だと思います。
だけど人間なので乗り越えられない壁はないので本当にありのままでいようと思ったら、すべてのことができるもっと頑張れるというのがありのままだと思っています。
そして、整理収納アドバイザー吉川さんです。
吉川⇒頑張りすぎている人がすごく多い気がして。
私ももともと頑張っちゃうタイプだったので無理をしない肩の力を抜くということができると、ちゃんと自分を見つめられるというか認められる、もっともっとと思っちゃうとたぶんどこまでもやりすぎちゃうので、あまり無理をしないで、ちゃんと地に足をつけて自分を見つめるというのがありのままかなと思うんですよね。
山本⇒なるほど。
合原⇒4人のキラ女の中で手放すと書いた掬池友絢さん。
ふだんは僧侶でいらっしゃいまして、ありのままで生きたいという女性の悩みを耳で聞く活動をされています。
その取り組みをご覧いただきます。
僧侶の友絢さんが月に1度開いているのが、こちら。
男子禁制のお悩み相談室友絢さんが女子会と呼ぶ集いです。
集まったのは、都内に住むアラフォーの女性たち。
仕事にまい進してきた女性子育てしながら働く女性などさまざまです。
40代にさしかかり自分の生き方に迷いや不安を募らせる女性たち。
語られるのはまさに目の前に立ちはだかるさまざまな壁。
友絢さんはいつも時間をかけてじっくり話を聞きアドバイスをしています。
山本⇒私はこの中できょう黒一点です。
壇蜜⇒みんな、ざくろですからね。
男性に比べると女性の、いろいろな壁というのが多いのかなと思いますけれど、友絢さんは日ごろ、いろいろな女性の悩みを聞いているでしょう。
どういうことを感じるんですか。
友絢⇒皆さんすごく頑張っている方が多いなというのは感じます。
例えば一般的に女性の幸せなイメージ像みたいなものがありましてなんとなくあるような気がするんですね。
それが恋をして結婚もして仕事をして明るくて華やかでそういうイメージの中で皆さんプレッシャーを感じながらでも頑張ろうとしているそういう印象がありますね。
結構、周りと比べられたりも皆さんされますか。
SNSとか世に出ているからつい見ちゃいますよね。
いろんな人の暮らしを、見ることができるから比べちゃったりしますね。
そういうのは聞きますね。
合原⇒スタジオの皆さんに、改めて伺います。
キラ女の皆さんにとって壁は何でしょうか。
もしくは、何だったのか書いていただきました。
山本⇒ありのままに生きるための壁ですね。
こう出ましたね。
甲田さん出産、子育てとお書きになりました。
甲田⇒子育てを頼っていいよという仕事をしていながら私自身頼り下手で子どもが産まれるまで自分で、何でもしてしまうタイプでした。
出産や子育ては食べること、寝ることありとあらゆる、人間としてきのうまで当たり前にできたことができなくなるということが一夜にして自分の価値観が180度変わるぐらい大きな壁というか乗り越えなければいけないんですけれど価値観が変わるぐらい生活が変わるぐらいの壁でした。
自分のままではいられない。
子育て経験者はほかにもいらっしゃいますけどどうですか。
大草⇒今もまだ続いているんですけれども記憶がないですね、30代とかは。
時間の流れがよく分からない、自分で。
何をやったかも覚えていないし目まぐるしいのとやっぱり体力も限界なんですよね、きっと。
30代、3人目が産まれたばかりのころは自分で、ほとんど覚えていないですね。
山本⇒振り返ったら壁だったということですか。
そうかもしれません。
おかげさまで、周りの支援というか助けを得て乗り越えましたけれどまだ続いています。
吉川さんは苦手意識というのはどういう壁ですか。
吉川⇒結局自分との闘いなんじゃないかなと思うんですよ。
私の場合はそれこそ、人に片づけを教える仕事をしているんですが、もともと自分が全然片づけられなかった。
苦手な人間だったんです。
足の踏み場もないようなところに洗った服なのか脱いだ服なのかが分からない。
でもこれで行っちゃえ会社にっていうような生活をしているところから片づけを教える側になったので私って片づけができない人なんだなっていう人が克服しようともがいたけれどできない人だものねと、認められたときに越えられた気がします。
それが仕事になってすごいですね。
山本⇒大草さん世間体と常識と書かれましたね。
大草⇒最初の結婚で長女が生まれたんですけれど離婚をして外国人の今の音になるんですが夫になるんですが子連れで再婚をしました。
そのときに本当に世間体と常識さえクリアできれば何と楽なことかとちょっと思いまして。
そんなに壁だったんですか。
書類1枚書くのもお父さんの名前を書くところがありますよね。
あれも書けないから周りのシングルマザーの友達とかおじいちゃま自分のお父様のお名前を書かれたりとか幼稚園の名簿もお父さんの欄が空欄になってしまうんです。
まざまざと見せられるとさすがにしんどかったですね。
合原⇒大草さんも世間体が気になるということだったんですけれど行ったアンケートでもぶつかった壁の1位になっているんです。
こちらをご覧ください。
世間体がいちばん多いですね。
人に関することが半分以上なんですね。
身内も他人も。
山本⇒周りが壁になっちゃうんでしょうか。
大草⇒周りというよりも自分が思ってるんじゃないんですかこの人がどう思っているかとか自分でこう思うに違いない常識というのはこういうものに違いない、というところですかね。
もしかしたら自分の中にあるのかもしれません。
山本⇒やっぱり世間体は気になりましたか。
甲田⇒気になりました。
6年前、起業したばっかりのころ子育てを頼る共助のインフラを作るというとかっこいいねって言われたんですけれど起業をしたばかりのころは頭がおかしくなっちゃったの?大丈夫?って子育てを頼り合えるインフラを作って日本中に広めるんだというと何にはまったの?どんな商売を始めたの?って言われました。
そのたびに自分の心との、かっとうというかこれまでキャリアアップを目指してきたのにいったい私はどんなふうに世間から思われているんだろうとか娘がそれでいじめられたりしないだろうかとか主人はそんな私で恥ずかしいと思わないだろうかとかそういうことが大きな壁になりました。
吉川さんは?吉川⇒私も5歳と2歳の子どもがいるんですが産む前からフリーランスです。
世の中でいう育児休暇とか産休とか全くない状態で1人目を生んで2人目を生んだので働くことを維持する自分のふだんの生活を維持するだけでも大変だし下の子は2か月のときから保育園に預けているんですが、そんなに小さいときからかわいそうって言われて。
そんなことを言うんですか。
じゃあ預かってよって言うんだけれど、預かってくれるところがないから。
でも仕事をやらなければ食べていけない。
だから、おんぶをしたりベビーカーで打ち合わせをしたりでも、頑張ってるねって言ってくれる人とかわいそう子どもが、休めばいいのに、という目で見られるそういうところを気にしながらやりましたね。
今はそれが過ぎて保育園に2人とも入ったからいいですけれど周りの目というのを気にしながら子育ての中では気にする部分が多かったですね。
壇蜜さん世間体ですってよ。
私は子どももいないし独身なので自分の母のことを思い出してしまって母も保育士でずっとやっていたので私が生まれても産休をほぼ取ることがなく復帰をして周りの方々からかわいそうなんじゃない?とかずっとお父さんの実家に預けていていいんだっけ?って言われていたのを今思い出しました。
そのときと同じ気持ちを今もちょっと前も味わっているというのは変わっていないんですね。
合原⇒大草さんなんですが、ある発想の転換があって乗り越えたということですね。
山本⇒世間体の壁ですね。
フリーのスタイリストとして忙しい日々を送る大草直子さん。
この日は担当するブランドの商品についての打ち合わせ。
素材選びからデザインまで1人でこなします。
休日もほとんどありません。
大草さんが仕事の間家事・育児など一切を担うのが夫のチャーリーさんです。
いわゆる専業主夫です。
朝は毎日、5時半から娘のお弁当作り。
メニューは和食中心。
卵焼きも盛りつけも完璧です。
子どもは14歳の長女を筆頭に3人。
その世話もチャーリーさんの仕事。
2年前から、こうして妻の大草さんを支えてきました。
(チャイムの音)誰?誰?確認して。
大草さんが帰宅するのはいつも夜。
全員で出迎えます。
よいしょ、ただいま。
きょうは幼稚園楽しかった?うん!お帰り。
ただいま。
大草さんが2度目の結婚をしたのは、11年前。
当初は夫のチャーリーさんも仕事をこなす共働き夫婦でした。
しかし、すれ違いの日々は家族にとって大きな負担でした。
そんな2人が悩んだ末選択したのが妻と夫の役割の逆転。
最初は世間体や周囲の人の目が気になったという大草さんですがチャーリーさんのことばが発想の転換となりました。
今では子どもたちも、自然にこの生活を受け入れています。
次女・麻矢ちゃんの描いた絵の中心には、パパ。
山本⇒いかがですか?専業主夫チャーリーさん、家族の関係。
なんと、和食を作るのが上手なこと、驚きました。
お弁当もしっかりお作りになっていて、それでお父さんもこなしているし一家の大黒柱もしっかりこなしている。
だから絵の中心にいるというのはお父さんチャーリーさんを中心におうちが回っているということですね。
大草⇒そうですね。
山本⇒見ていてここまでいくのかと思いました、発想の転換がです。
だけど発想の転換が今はこうなっているけどここにいくまでが、大草さんプロセスが結構大変だったんじゃないですか。
大草⇒そうですね、やっぱり自分だけで決められることではないので家族のことは家族で決めるようにしているんですよね。
私はファミリーキャリアと呼んでいるんですが例えば奥さんの仕事が忙しいときはご主人がセーブするとかご主人がすごく仕事がのりに乗ってるときは奥様がサポートするという自分のキャリアのことだけを考えると他人のキャリアとぶつかるんです。
だけど家族のキャリアであって私がこうしてお仕事をさせていただいてたくさんお仕事をいただけているのも、もちろん家族のおかげだしこれは全部家族に戻っていくという、決して自分1人のものではないというふうに思うように途中からなったのでそれで逆転も今はスムーズにいっています。
山本⇒自分で家族を支える立場ですね収入という面では。
どうですか?家のローンから教育費から食費から当然自分の洋服から全部もちろん自分でちゃんと自分も仕事をさせていただいて払ってはいるので、当然家の契約書を書くときは三日三晩ぐらい吐き気がしました。
あまりの責任感に。
だって私の肩に乗ってくるわけですから、それはありますね。
だけれども、私もある意味自分で会社をやっていますがフリーランスでいろいろなところでお仕事をさせていただいているのでそこがちょっと自分へのある意味いい意味での負荷になった感じはありますね。
結構、寝られないというときもありますね、そんなふうに見えないと皆から言われますが今ももちろんです。
山本⇒家族を支える立場として働いているでしょう、何年続くとか何年後にはどうかということはミスターチャーリーとは。
大草⇒それはそれぞれの例えば、転機とか娘の例えば学校とか息子がサッカーを今やっているんですけれども、いつか海外にいきたいとかそういったようなこともあるのでいちいち家族で考えながら決めていけばいいかなとは思っているんですけど、だから一生このままが続くと思っていないし全く、彼がミスターチャーリーが仕事をして家に入る、私が家に入ることがあるかもしれません結構流動的ですね。
だってキャリアってそうじゃないですか動いていろいろな波が生まれてくる。
毎年ことしはどうするかそろそろやるか、とかそろそろセーブするかとか、そういうやり取りをしています。
山本⇒甲田さん、聞こえましたよ。
かっこいいと言いましたね。
甲田⇒見た目もかっこいいですけど女性がきらきらしていようと思ったら特にご夫婦の場合はできるほうがやるというスタンスがすごく大事だと思うんですね。
家事だろうが育児だろうが仕事だろうが、できるほうがやるわが家もそうです。
今、何万人何十万人という子育て世代の方と接していて例えばやりたいことができないという主婦の方のいちばんの理由は結構ご主人の理解がないことだったりということがあります。
先ほども2番目に家族ということがありましたが、仕事を辞めていくといういちばん大きな理由もご主人が許してくれないとか土曜日、日曜日に働くと家が散らかるというときに、そこまでして働かなきゃいけないのとかそこまでしてやりたいことなの?と言われた瞬間、心が折れるという主婦の方がすごく多いです。
掬池さんどうですか。
掬池友絢⇒私は結婚していないんですけれども大草さんのVTR見せていただきまして私とちょっと共通するところがあるんですね。
というのは、固定観念とか。
先ほど書いていらっしゃいましたね、壁は。
男性が例えば仕事をしてという部分で私は、お寺なんですお寺で生まれて育ったんですけれども男兄弟がいなかったんですね、そのときに私が継いでもいいかなと思っていたんですけれども、やっぱり早くお寺が安定するといいねと周りの方がいろいろおっしゃる方がいるんですけれども皆さんお持ちでそういうのを1回手放してみてないものをねだらないというか手放してみることで今あるご縁とか、今ある状況を1つずつ進めていくということでそれもまた新しい形だと思うんですね、そういうことが大切なのかなとすごく感じました。
吉川さんもうなずきながらですね。
吉川⇒うちもわりと、私がずっと結婚より前からフリーランスで働いていて、子どもがうまれて1人目、2人目と生まれても休みなくずっと働いているのでやっぱり夫のサポートがないとどう考えても回っていかない。
だからできるほうがやるという先ほど甲田さんもおっしゃっていましたが、うちも決まっているのは私が食事を作る保育園の送り迎えも、夫の時間的に勤務時間的に無理です。
どうしても無理なのでそこは私がやる私の仕事時間は確実に決まりますよね、フリーランスだけれどもその代わりごみ出しは彼がやってくれるとか洗濯に関してふわふわなんですうちは。
やれるほうがやる。
仕上がりが、じゃなくて柔軟剤使ってるかと思いました。
役割がふわふわなんですね。
どっちであるが決まっていないんです。
気付いたほうがやる押しつけ合いになるそうですけれどもそうならないバランスが取れている状態です。
きょうはごめん洗濯機、回せなかったと言われました。
私もきょう本番があるし洗濯とかしている場合じゃないと思ったので、きょうはさぼりましたでもいい、無理をしない。
けんかをしないしないように気をつけるというところが、家族だとどうしても角が立つので嫌になってしまいますが一方我慢するとかだって私もやっていないもんねと思ってじゃあ、あしたやればいいということができるようになると折り合いがつきます。
丸くなっていくのかなと思います。
でもそんなにいきなりできないですよ。
やっぱりけんかもしたしそれが壁だったと思います。
やりあってじゃあ決めつけるのやめようとかお互い様じゃんというのができるようになってくるとみんなで無理をしないで片意地張らないでそれこそファミリーキャリアといういいことばだなと思ったんですけれども、みんなでやっていけるかなと思いました。
壇蜜さん、折り合いをつけながらというのはどう思いましたか。
壇蜜⇒自分のこうしたいああしたいをやはり通さないのがやっぱり女性としての賢さそれは、女性にしかできないと思いました私たちの性はたおやかでこれだけ私の母の代から変わっていない旦那さんだったり周りの家族との関係もそれすらも受け止めてじゃあ自分でと独自の進化をしていくということは恐らく女性にしかできないことだと思ったのでそれは個人個人でやっぱり折り合いというのは誰のまねもできないし誰の意見もそのまま使うこともできないから折り合いは自分で生まなきゃいけないものなんだなって思いました。
洗濯のことで吉川さんのお宅はけんかにならないんですよ。
山本⇒なるほどね。
ちょっと何で?ときょうは立場が弱いんですけど言いたいんですがそういうことですか。
合原⇒番組のアンケートでもありのまま生きるための壁というのは自分の心の壁というのがあがっていました。
友絢さん固定観念というふうにお書きになっていました。
友絢⇒なかなか難しいですけれど仏教では、ありのままというのはあるがままあるがままを受け入れるというふうに言われます。
ですから、本当に今の自分自身をきちんと受け止めるということで壁も壁と思わないというかそういうことが理想なんですがなかなか難しいと思うんですねそれは。
山本⇒皆さん自分の壁をこうやって克服しているこうやってつきあっているこうやっているよというのはありますか。
甲田⇒壁とか失敗したみたいなことは日常的には毎日毎日たくさんあるんですが長い目で見たとき超えるべくして超えるプロセスでしかないのでそこで失敗してやめてしまおうというふうに言ってしまわなければ、すべてうまくいくための、プロセスだと思うようにしています。
吉川⇒私も出産を機にもともと子どもが嫌いだったんですよ。
爆弾発言ですね。
もともと子ども嫌いだし片づけも嫌い、でもこのお仕事をやってるし、なんでかなと思ったんですけどどう考えても自分に必要な足りないところが課題としてやってきている。
だからたぶん育てられるぎりぎり大変な子どもがやってきているだろうしこえられるぎりぎりの壁が私たちの前に来ている。
きたものは頑張ればたぶん越えられる本当に越えられない壁はたぶんないと思います。
だから今まで挫折をしていますが全部越えてきた。
あれがあったから今、私は頑張れているよねという振り返りがあって、1回でもそれを体感できれば次に来た壁は試練だな階段を上がるためのレベルアップするためのものだなという感覚でよしやってやろうという越えてやろうというような感じでいろんな感じです。
壇蜜⇒独自の壁のこえ方をしていらっしゃいますね。
皆さんありがとうございました。
水揚げ量日本一を誇る千葉県の銚子漁港。
200種類もの魚が揚がります。
今の季節ここでしか手に入らないおいしい魚があるんです。
「行ってみたい!」港町・銚子で味わう旬の海の幸です。
銚子といえば魚でしょう。
リポーターは趣味はご当地アイスの食べ歩き、千葉放送局の副島優子さんです。
今回のロケの間にも銚子名物のぬれせんべいが入ったアイスクリームを食べてきました。
とてもおいしいんですよ、食感がぬれせんべいで。
おいしそうですね、食べたい。
今回私が訪ねた千葉県銚子市はなんといっても魚が有名。
銚子漁港は3年連続で水揚げ量が日本一になっています。
この季節は特に水揚げ量が多くて港も町もひときわにぎわっています。
その銚子で旬の海の幸を味わってきました。
関東の最も東太平洋を臨む千葉県銚子市です。
まず向かったのは水揚げ量日本一を誇る銚子漁港です。
銚子漁港では年間の水揚げの半分が冬に集中します。
魚の種類も今が最も豊富なんです。
なんと1日に数十種類も揚がるんです。
この日はアンコウもいましたよ。
中でも目立ったのが、この魚。
マサバです。
サバの水揚げ量は全国トップ。
多い日には5000トンも揚がります。
続いて訪ねたのは、サバのフルコースを食べさせてくれるという和食店です。
このお店では特別なサバを使っているんです。
これサバですか?ええ!こんなに大きいんですか?名付けて銚子極上さば。
通常の倍にあたる重さ800g以上のものだけがそう呼ばれます。
水揚げ全体の僅か1%しかとれない貴重なものです。
そのフルコースが、こちらです。
伝統料理のつみれや棒ずしなど6品。
大きいサバほど脂が乗っていておいしいんです。
見てください、この輝き。
まず見た目に驚きますね。
では、いただきます。
続いて訪ねたのは漁師町にある海産物屋です。
こんにちは。
3代目の丁子陵一さんに知られざる伝統のご当地料理を見せていただきます。
え?こちら?一見ようかんのようなこの食べ物かいそうという料理です。
名前のとおり海藻を煮て固めて作ります。
銚子では、江戸時代から広く食べられている冬の風物詩なんですよ。
ねぎとかつお節を載せしょうゆをかけて食べます。
どんなふうに作るのか作業を見せてもらいました。
用意する材料は、これだけ。
コトジツノマタという銚子の海で取れる海藻です。
夏に収穫して干し、冬に使います。
これを、鍋でじっくりと煮ます。
1時間ほどたつと…どろどろに溶けました。
これを流し込む道具に注目してください。
畳の表面に張る畳表です。
これが水分を適度に吸い込み食感がとてもよくなるんです。
こうして4時間ほど寝かせれば完成です。
手間のかかる作り方ですが丁子さんは守り継いでいきたいと考えています。
次なるお魚を求めてやって来たのは、こちら。
銚子電鉄です。
180円。
はい、お願いします。
車掌さんにお魚の代金を支払いました。
いったいどういうことだと思います?壇蜜⇒分からないな、何だろ銚子駅から2つ先の駅に向かうと。
車掌さんが、お目当ての魚を持ってきてくれました。
きましたよ、こちらです。
これが、きんめ焼き。
銚子特産のきんめだいにあやかりました。
具材は、キャベツやベーコンなど。
お好み焼きのような味わいです。
先ほどの駅の構内に店があり車掌さんが運ぶサービスをしてくれるんです。
乗りながら食べるのどうかな?いつもよりおいしく感じる?港町・銚子。
冬のおもてなしに心まで温かくなった旅でした。
壇蜜⇒マヨネーズとキャベツが入っていましたね。
山本⇒絶対たい焼きだと思いましたけど、驚いたな。
きんめ焼きでしたね。
副島⇒銚子の郷土料理、かいそうを用意しました。
召し上がってください。
さっきの畳の模様がついていますね。
そうなんです、表面にね。
いただきます。
うん、本当だ。
少しコリッとした歯触りがあるんですよ。
でも、海藻の特有のねっとりした風味があってかつお節とおしょうゆがすごくよく合いますね。
こちらは銚子の人にとってはふるさとの味なんです。
お正月に向けたお得な情報です。
この時期の銚子は離島を除く平野部では日本でいちばん早く日の出が見られるんです。
銚子に来て初日の出を見たあと海の幸を楽しむ、そんなお正月はいかがでしょうか。
合原⇒きょうの「ゆうどき」キラ女スペシャルとしてありのままに生きるということでトークを繰り広げてきました。
お便りです、40代の女性です。
越えられない壁はこないとても勇気づけられました。
夫婦で美容院をやって、離婚の危機になりそのあと夫が難病になり今は介護と仕事を両立しています。
今は一家の大黒柱として頑張っています、という女性です。
山本⇒吉川さんがおっしゃいましたね越えられない壁はないと。
合原⇒専業主夫チャーリーさんのような立場が容認される社会であってほしいと思います。
私も将来フリーランスで働くつもりなので参考になりますということです。
旦那さんの理解と話し合いと越えたうえでの今の状況ですものね。
ミスターチャーリーにお伝えください。
大草⇒分かりました。
合原⇒30代の女性です。
泣いて笑って我慢して、周りに認めてもらえたときにありのままに生きたような気がします、ということです。
我慢してというか、感情を表に出せるということで初めて解放されるということなんでしょうか。
山本⇒甲田さんがおっしゃっていましたね。
どうですか。
壇蜜⇒こういうクリスマスイブに女性どうしで集まってやっぱり大人になって自分と向き合うことの大切さこういうときにこそ向き合ってまた来年、一歩新しく進むんだろうなとすごく大事な日を一緒に過ごさせていただいたなと思います。
山本⇒ありのままに生きようとしている皆さんにお集まりいただきましたが、それはどうですか?ありのまま、は自分たちの心の中にあって誰に自慢しても誰にいいでしょうって言ってもいけないものであって仕事や自分の生き方というのとちゃんと向きあえている人が初めて言える、ありのままということばなんだなと思いました。
大人にならないと使えないことばだなときょう感じました。
山本⇒もう大人でしょう?そうですね。
さっきクリスマスイブはサバを食べたいなとサバの映像を見て思いました。
本当に皆さんありがとうございました。
2014/12/24(水) 16:55〜18:00
NHK総合1・神戸
ゆうどき▽“ありのままで”生きるには?キラ女&壇蜜が徹底トーク![字]
キラ女スペシャル▽映画「アナと雪の女王」で大ヒットした“ありのままで”。この通りに生きることはできるのか?キラ女たちと壇蜜さんが徹底トークします!
詳細情報
番組内容
【キャスター】山本哲也,合原明子 <中断>5:00−5:10 [字]ニュース
出演者
【キャスター】山本哲也,合原明子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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