理化学研究所の調査委員会が、STAP細胞の正体は既存の万能細胞であるES細胞が混入した可能性が非常に高いとする結論をまとめた。25日分かった。誰がES細胞を混入したかは特定できないとし「故意か過失かの判断は困難」としている。
STAP論文の図表に関して、小保方晴子氏に新たに2項目の捏造の研究不正があったと認定した。26日に都内で記者会見し発表する。
調査委は、小保方氏の研究室に残っていた細胞や、実験の元データなどを調べた。関係者によると、STAP細胞の万能性の証明に使われた緑に光るマウスなどは、ES細胞が混入したものである可能性が非常に高いと結論付けた。