ニュース・気象情報 2014.12.24


2時になりました、ニュースをお伝えします。
西川農林水産大臣は、きょうの閣議のあとの記者会見で、家庭用のバターについて品薄の状態は解消されつつあるという認識を示す一方で、今後は、バターの輸入を前倒しして行うなど対応を見直す必要があるという考えを明らかにしました。
家庭用のバターは、原料となる生乳の生産量の落ち込みなどの影響で品薄になり、農林水産省は先月までに7000トンのバターを緊急に輸入したほか、大手乳業メーカーも農林水産省の要請を受けて、今月の供給量を先月より33%増やす対応を取っています。
これについて西川農林水産大臣は、次のように述べました。
その一方で、西川大臣は、バターの緊急輸入をもう少し早めに行うこともできたのではないかと反省している。
また、生乳の生産量が減っているので酪農家の支援なども手厚く行う必要があると述べ、今後、バターが品薄にならないよう対応を見直す必要があるという考えを明らかにしました。
カルテルなど、独占禁止法違反事件の調査の手続きについて議論していた内閣府の懇談会は、公正取引委員会の事情聴取の録音・録画など企業側が求めていた新たな制度の導入は、現状では認めるべきではないとする報告書をまとめました。
内閣府の懇談会では、公正取引委員会が行う行政調査を巡り、事情聴取への弁護士の立ち会いや録音・録画といった企業側が求めていた新たな制度を導入すべきか議論してきましたが、きょう、調査による実態解明を妨げるおそれがあるなどとして、今の仕組みのもとでは認めるべきではないとする報告書をまとめました。
そのうえで、今後、録音・録画などの導入を検討する際には、調査への協力の程度に応じて課徴金の額を決める権限を公正取引委員会に持たせるなど、企業側の協力を促す仕組みの導入もあわせて検討するべきだとしています。
また、公正取引委員会に対し、調査の手続きを透明化するため新たに指針を作成し公表するとともに、事情聴取について、企業側から苦情が出た場合、受け付ける仕組みを設けるよう提言しました。
ウクライナの議会がNATO北大西洋条約機構への加盟を目指すことを明記した法案を可決し、NATO拡大に強く反対するロシアの反発が強まっています。
ウクライナの議会は23日、ロシア寄りの前の政権がこれまで堅持してきた非同盟の立場を撤回し、NATO加盟を目指すことを明記した法案を圧倒的な賛成多数で可決しました。
これにより、ことし6月のポロシェンコ政権発足後、親欧米路線を明確にしているウクライナのNATO加盟への道が法的に開かれたことになります。
ウクライナ政府によりますと、NATO加盟には、条件を満たすため最短で6年間の準備が必要だということで、今後、国民投票を行って加盟するかどうかを最終的に決定するとしています。
これに対しNATOの拡大とウクライナの加盟に強く反対するロシアのラブロフ外相は、非生産的で対立を深めるだけだと述べ反発を強めています。
続いて気象情報です。
午後6時までの天気です。
東北から北陸は広く雨や雪が降り、雷の鳴る所があるでしょう。
午後6時から9時までです。
2014/12/24(水) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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