ためしてガッテン「仰天!食卓の魔法SP」 2014.11.19


今日まずご覧頂きたいのはこちらのイカ!実は…。
え?ここからこういうふうになるん違うの?本当にこれっすか?なんとこのイカもとはこんなカラッカラのスルメだったんです!乾物がまるで生のようによみがえっちゃう魔法のような技を大発見!その技を使えばいつでも干物からプリップリのおいしいイカ料理が作れちゃう。
すご〜い!そう!今日の「ガッテン」はどこのご家庭にもある…例えばこんなカッチカチに乾いたインスタントラーメンが…。
あるものを入れただけで…。
まるで打ちたての生麺のようにつるつるシコシコに大変身!あの粉末インスタントコーヒーがほんの10秒ある事をしただけでひきたてのようなおいしさに!その超意外な方法に…。
「ユキオヒロセオブカナザワユニバーシティ」。
世界的なコーヒー研究者もびっくり!究極の乾燥食品といえばこれ!カッチカチに乾いたパッサパサの乾パン!うう…。
それがまさかおはぎに大変身!そんな超裏技を教えてくれるのはこのたくましき男たち!えっ…ま…まさか!ひょえ〜!海に投げる!?こんばんは。
「ためしてガッテン」の時間がやってまいりました。
後ろの箱はですねガッテン家の常備品っちゅうんですかね。
これをいつも常備してるんでございますね。
麺類ですね。
インスタントラーメンでございますね。
それから粉末のスープ。
(山瀬)ああ〜!あるある。
インスタントコーヒー。
そして乾パンね。
皆さんのおうちにもあると思うんでございますけれどもこういう常備食という日もちがするためだけに買ってるとお思いでしょうが実はものすごく面白いポイントがありまして長もちさえすればいいんだと思ってたらとんでもない。
この1つポイントに気が付くと見事に味の世界が変わるというのを今日皆様にお届けする。
(一同)へぇ〜!それではまずコーヒーでございますけれどもこのインスタントコーヒーもほんと年々うまくなってうまくなってほんとねこんな台までついてくるのね。
(笑い声)これ関係ないですね。
失礼いたしました。
まずはコーヒーを飲んで頂きまして…
(清水)え〜分かるかな。
(木村)んん?全然違う。
(清水)上品でマイルドな感じですね左はね。
さてこのコーヒーの違いをおっしゃって下さいませ。
実はですね…へぇ〜!あっもしかして…
(一同)ああ〜!なるほど。
賞味期限が切れてるやつかもしれませんね。
(笑い声)違います。
それなのにどうして一体こんな違いが起こるんだろう。
ねぇ〜!
(木村)そうですよね。
実はつまりインスタントコーヒーにこれだけの可能性があるのを私たちは今までずっと知らなかったんでございます。
という事でこれからなんと日本一のコーヒー博士が今やりましたこの実験に翻弄されるのでございます。
その困りぶりを見て下さい。
困りぶりを。
「ユキオヒロセオブカナザワユニバーシティ」。
世界の超オモシロ研究にのみ与えられる…2003年には金沢大学の廣瀬幸雄名誉教授が栄冠に輝きました。
実はこの廣瀬先生数々のユニークな研究や発明を手がけてきた大科学者!今もこの秘密の研究室である実験に取り組んでいます。
そう!それが…なんとネクタイまでコーヒー柄!そんな先生自慢の最新型コーヒー焙煎機がこちら!豆の中に水素を閉じ込める事で味がまろやかになりしかも飲むと体内の活性酸素も減らせるんですって。
今や何冊もコーヒー研究の本を出すほどの大家。
大学でも毎週コーヒー学の講義を行う世界的な研究者なんです。
じゃあ先生インスタントコーヒーをおいしくする方法教えて下さ〜い!ほうほう。
あのそれって普通の事なんじゃ…。
実は廣瀬先生ふだんインスタントはほとんど飲まないから知らないんですって。
逆に先生に挑戦!今回「ガッテン」が発見したある方法を試してもらう事に。
用意したのは赤と青2種類のインスタントコーヒー。
先生どっちがおいしいですか?さすが違いが分かる男!実はまさに赤がガッテン流だったんです。
じゃあ問題!赤と青の違いはな〜んだ?
(不正解のブザー)知らなかったくせに〜!実は…まだ分からない先生にガッテン隊からヒントを。
(たたく音)ほ〜ら音が違う!
(たたく音)
(廣瀬)やっぱ全然違うな。
音がな。
そこで先生に音が違う理由をお教えすると…。
でしょ〜?
(たたく音)さて一体インスタントの粉に何をしたんでしょうか?
(山瀬)え〜?何これ。
(木村)ええ!何?あの方ほんとに日本一のコーヒー博士といっていいぐらいにコーヒーに詳しい方なんでございます。
「豆は同じなんです…」「そうでしょ?」。
(笑い声)早い事早い事。
(笑い声)どうして赤と青何か違うんですとにかく。
音がとにかく違うって事は中に何かが沈殿してるとか?水の量も同じですから…。
水も同じでしょ?同じです。
カップの熱温度やと思うんですよ。
カップが熱ければ熱い方が音が低くなるんじゃないかな。
つまり事前に湯煎した温めたコーヒーカップでやったのと冷たいところでやったところで音が違う。
(木村)はい。
違います。
え〜?何ですかね。
全然分かんないですね。
それではヒントを差し上げましょう。
赤い方と青い方それぞれをろ紙でこしてみます。
(木村)え!?高い音がした方はごく普通のいれ方をしたインスタントコーヒーだったのですが溶け残りが見つかりました。
一方ガッテン流の赤い方低い音がした方ですが溶け残りがありません。
実際味覚センサーで測定してみても普通のいれ方をしたコーヒーの苦みと雑味これがガッテン流の赤い方では少なくなっていました。
確かにまろやかでしたね。
その分甘みを感じ博士はこちらの方が好みだとおっしゃってたんです。
これによってだから何がどうだっていうわけ?コーヒーはちゃんと溶かさないとまろやかな味にはならないという。
(山瀬)あ!じゃあ…はぁ〜!水でまず溶かしておいてそれをあっためたコーヒー。
じゃどうやっていれるのか教えてよ。
分かりました。
じゃあお見せします。
ここでできるんだ。
はい。
簡単に言えば「しっかり溶かすにはどうすればよいか」だけです。
なぜか水。
(清水)え〜!やった事ない。
(木村)練る感じなんですね。
これをお湯に溶かすと…。
はい完成です。
(山瀬)え〜ほんとに!?これだけでさっきのような味に変わったのでございます。
さあこれをですね…。
(笑い声)どうぞ!
(清水)すいませんいただきます。
え〜とこちらが練った方。
まずはピンピンとはじいてみて下さい。
あっそうかそうか。
これで?
(たたく音)
(清水)ほんとだ。
(たたく音)低い…。
(清水)いただきます。
(木村)はぁ〜!
(清水)理屈では一緒なのに。
それはですねこちらの映像を見て頂くと分かります。
インスタントコーヒーの粉を拡大した画像です。
これたくさん穴が開いています。
水分をとばす時にいっぱい穴が開いちゃうんです。
実はこれをちゃんとお湯に溶かすと…こんなふうに。
(木村)はいはい。
それと同時に実は空気が高い周波数の音だけを吸収してしまうんです。
(山瀬)へぇ〜!そのためにたたくと低い音がするようになる。
なるほど。
そして塩や砂糖はお湯の方が溶けるのにこの場合は…コーヒー豆にはもともとでんぷんが含まれているんです。
でんぷんに熱湯を注ぐと言ってみればかたくり粉に熱湯をかけるようなものなのでダマになってしまいます。
でも先に水で溶いておけばそれが起きないんです。
(木村)なるほど。
実はこれを学んで頂きましたら粉系のものは全部事前に溶かしてよいって事だよね。
そうなんです。
(山瀬)えっ!?水で?
(清水)一回練り練りして?是非是非ご利用下さいませ。
いやぁ〜すごい。
(清水)万能。
まだまだ小手調べでございます。
インスタントコーヒーですらこれだけの面白さがあるんでございますよ。
さあそれではいよいよお待たせいたしました。
本日のメインイベントと言ってもいいぐらいでございます。
インスタントラーメン!
(木村)という事は…分かりました。
ラーメンはあれしたらいいって分かりました。
今ちょっと黙っときます。
ラーメンは麺の方にあれをしたらいいっていう…。
「あれ」って何?いやいや…だから今言うとややこしなるんで。
後で言います。
(清水)そうだね。
後で証拠になるから。
もう皆さんのうちにも欠かさずあるでしょうインスタントラーメンも実はこうやると本当においしくなるという究極の世界へ皆さんをお連れいたしましょう。
埼玉県のとある住宅地。
せっせとインスタントラーメンを作っているのは小学6年生の…あっちょうどいい感じ。
そして仲良しの4人組。
ラーメン大好きな女の子たち。
…と思ったら!
(4人)完成!出来上がったのはこちら!なんとも斬新な料理ですが実はあるコンテストに応募しようとしているんです。
それが…全国の小学生からアイデアあふれる創作ラーメンが1万点も寄せられるすごい大会!そこで彼女たちが考えたのがこの「ラーメンパフェ」。
気になるお味は!?
(4人)え〜!?案外悪くはないようですが…。
あらら…肝心のラーメンの味がしなくなっちゃったみたい。
これじゃあさすがに優勝は難しいかも。
そこで!ずばり作戦変更!目指す事にしたのは本格的なラーメンらしさ。
なんとかインスタント麺で生麺のようなおいしさが出せないものか。
悩める彼女たち…。
助けてあげたい!「ガッテン」がヒントを求めてやって来たのは日本でも数少ない手延べラーメンが売り物の中国料理店。
見て!このもっちもちの麺!実はこの店にラーメンをもっちもちにおいしくする魔法の粉があるというんです。
すいませ〜ん。
はい。
その魔法の粉って何なんですか?え〜?この粉が命?実際この魔法の粉を使った麺と使わない麺を引っ張ってみると…。
こ〜んなにコシが違うんです。
ゆで上がった麺もほらツヤッツヤ!すご〜い!ねえねえその魔法の粉ちょっと分けて〜。
じゃあどこで手に入るの?え〜!モンゴル!?そこで!やって来ちゃいました。
中国の最も北に位置する…あの白い粉の秘密…。
それがこの白い湖にあるというんです。
あっ!水の底が白く光ってる。
この水晶みたいな結晶があの白い粉の正体って事?いいもの見っけ!みんなお待たせ〜!これを入れてラーメンを作ってみて。
いきなり渡された怪しい粉に戸惑う少女たち。
半信半疑ながらこの粉を入れてみると…。
おっ!?ほんとに生麺みたいに大変身!思わず…。
え〜!?やっぱりパフェ?それにしてもこの魔法の粉一体何?えっ?「もう俺は分かってる」と言ったキム兄のボードを見てみましょう。
それがね…どこに行ったのか…。
(笑い声)そこにあるんじゃない。
もう…。
お恥ずかしいですけどもいやもうなんかね麺を戻すのかなと思ったんです。
是非自分でやってみて下さい。
(笑い声)さあその入れたものをご紹介いたしましょう。
幻の白い粉の…あれ?これ粉じゃないですよね。
はい。
白い粉のもとになっている結晶です。
(木村)モンゴルですから…。
これ岩塩なんでしょ?ああ〜。
塩じゃないの?そう。
塩でもない。
(清水)何なの?この名前を…。
多分お聞きになった事は絶対にあると思いますが。
(木村)え〜何?まみちゃんに一応レギュラーとしてプレッシャーかけときますか。
これ何だか分かりますか?麺がもちもちになるといえば…かんすい。
そうです。
これは「かんすい」というものです。
(清水)かんすいって自然のものなんですか?はい。
(清水)へぇ〜。
何で平仮名なの?漢字で書こうよ。
難しいんです。
(笑い声)それではとにかく中国人の方がおっしゃってたこれが命だと。
ラーメンの命だとおっしゃってましたかんすい。
それを入れたインスタントラーメン召し上がって頂きましょう。
(清水)じゃ「普通」から。
私も食べたい!うん!インスタントラーメンおいしい。
(清水)十分。
(木村)普通のも好きですよ。
(清水)じゃ「ガッテン流」。
全然違いますね。
全然違う。
ほんまに。
(清水)うん。
ほんとだ。
弾力があるというかね。
(山瀬)ツルツルになった。
(木村)これやったらおいしいパフェも出来るかも分かりませんね。
(笑い声)
(山瀬)全然違う。
だけどちょっと話が合わないのはこれはモンゴルでしか手に入らなくて…。
(山瀬)天然のかんすいってすごい貴重になってきてるって…。
という事は削ってあるここを使ってみんなの分やったのですか?この中にちょっと入れたって事?実は私たち…
(清水)えっ使ってないの!?今すごい恥ずかしいんじゃないですか。
代わりのもんですか?そうなんです。
(木村)え〜!
(清水)すご〜い。
え〜何?そのとおりです。
(清水)麺にですもんね…。
(木村)あっ!ゆでる時だけお豆腐にも使うあれを…?じゃないですね。
使わないですね。
(山瀬)同じ事思った。
にがり?にがり!にがりかと思いました。
なんかうまみがあんのかなと思いました。
なるほど。
さあそれではいよいよまいりましょう。
かんすいの代わりをしたものはこれだ!氷に閉ざされた地球の果て…持ち込んだ食材だけでおよそ10か月を食べつなぐ南極越冬隊がかんすいの代わりになるあるものを発見したというんです。
そのエピソードはこんな映画にも。
えっ!?備蓄していたインスタントラーメンが底をついてしまった隊員たち。
なにもうさぁ…そうだ…「かんすい」って何?もちろん南極にかんすいなんてあるわけないですよね。
ラーメンが食えないとなると僕はこれから何を楽しみに生きていけばいいんだろう…。
そんな中ある隊員がかんすいの代用品を思いつく注目のシーンがこちら。
えっ?はあ…。
西村くんさ…ごめんなさい。
何の話ですか?かんすいの代わりになるというのがこの白い粉。
これを小麦粉に混ぜて麺を打ったところ…。
ラーメンだ。
見事ラーメンになっちゃった!この代用品の粉確かに水に入れると…。
ほら!炭酸ガスが出てきた。
この粉の正体は何かもう分かったかな?ハハハ!え〜何なの?実はですねモンゴル産のかんすいの成分は炭酸ナトリウムでございました。
という事でかんすいと同じ働きをするもの。
炭酸が出る物質ですね。
何でございますか?
(清水)あっ…もうよろしいんじゃないですか?そうです。
映像に出ていたのは確かにベーキングパウダーでした。
ですが「ガッテン」がおすすめするのはこちらです。
(清水)あっ重曹。
はい。
私たちとしては重曹をおすすめします。
それはなぜかというと重曹は…。
こういうものだからです。
じゃあベーキングパウダーは?ですが…できればよりモンゴル産のかんすいに近いものは重曹を水に溶かして下さいという事でございますわね。
そうなんです。
それをちょっと説明して下さい。
やり方はこちらです。
あのもちもち感はこんな簡単に出るんですよ。
「まるで生麺!即席麺よみがえり技」。
このゆで汁ちょっとえぐみが出てしまいますのでゆで汁を捨て別のお湯でスープを作って完成。
という事で僅かお湯に重曹を小さじ半分加えるだけです。
しかしかんすい代わりの重曹は麺に何をしてるってわけ?
(山瀬)そうだ。
そうですね。
ちょっとこちらでご説明します。
横浜にあるインスタントラーメン作りを体験できる施設です。
(山瀬)そう書いてる。
という事はインスタントラーメンに入ってるじゃん。
そうなんです。
ですがこの生の中華麺を…。
油で揚げるんです。
インスタントラーメンの麺いっぱい穴が開いています。
(山瀬)ほんとだ。
このインスタントラーメンに…ちょっとこちらでご説明します。
こちらが油で揚げられる前の麺の状態だと思って下さい。
グルテンというたんぱく質が網目をしっかりと張り巡らせてくれていてこれが弾力を生みます。
しかも中華麺独特の香りがあります。
こうしたものを作ってくれるのが実はかんすい。
なるほど。
…なんですが高温で一気に揚げるとこうなってしまいます。
インスタントラーメンになる時に麺にはたくさんの穴が開きます。
そして大切な網目構造を壊し香りも奪ってしまいます。
(木村)なるほど〜。
そこでこれです。
重曹がかんすい代わりに入りました。
重曹くんは例えて言うなら腕のいい大工さんです。
開いた穴からスルスル入り込んでこんな事をしてくれます。
トンカントンカントンカントンカン。
(木村)直すんだ。
(清水)弾力を…戻すんだ。
そうなんです。
もう一度グルテンの網目をしっかりと作り直してくれてしかも一度失われた香りももう一度取り戻してくれるんです。
(清水)だからツルッツルだったんですね。
シコシコと。
いや〜すごい。
驚いて頂きましたがこんな事で驚いてる場合じゃございません。
いかにこの重曹がすごいかというのをこれから…。
ほんとに先に言っときますけどすごすぎて大笑いですよ。
(山瀬)えっほんとに!?楽しんで頂きましょう。
どうぞどうぞどうぞ。
つゆ物からいきましょう。
こちらは?うどんです。
(木村)これうどんですよね。
(清水)何でだろう?この乾麺。
この乾麺が…。
(木村)え〜?うどんやん。
(清水)重曹で?
(山瀬)ハハハハハ!笑っちゃったほんとに。
(木村)完全にラーメンの麺です。
(山瀬)これうれしい!スパゲッティもゆでる時重曹を使うと…。
(木村)まさか…。
なってる。
(木村)完全に冷やし中華。
(清水)しかもアルデンテがあっておいしい。
完全に冷やし中華ですね。
(清水)硬さもいいんですけど表面のツルツル感がいいんですよね。
滑らかな。
え〜面白い!重曹はうどん屋さんとイタリア料理店…「あんた来られたら全部中華なります!」って。
という事で重曹の力。
インスタントラーメンがあそこまで生麺に近くなる。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
さあもう一つ。
もっともっと重曹のすごい世界。
これをご覧頂きましょう。
どうぞ。
やって来たのは横浜中華街!日本ではなじみのない珍しい食材がた〜くさん!さすが食の本場ですね〜。
中でも中国料理に欠かせないのが「乾貨」と呼ばれる乾燥食材。
うまみがググッと凝縮されているんです。
でもそのままだと…。
石みたい。
いくらおいしくてもこれじゃあ料理に使えません。
そこで登場するのがあの中国秘伝の魔法の粉かんすい。
これを水に溶かして乾燥ナマコを一晩つけると…。
まるでミイラがよみがえるよう!実はこの技重曹でもできちゃいます。
こんな固いスルメも見事によみがえり!水だけではここまでみずみずしさを取り戻せません。
比べるとその違いは歴然!この技があれば乾燥食材を使っていつでもおいしい料理が作れちゃいます。
この重曹パワーのすごさスタジオで!
(木村)いやぁ〜すごい。
(清水)すごいですねナマコも。
という事でこのスルメがこうなる。
(清水)すご〜い!びっくり。
(山瀬)これ見事!こっちがこうなるならね…。
戻したらこうなったんです。
(観客たち)え〜!?あっありがとうございます。
でもよくよく考えたらこんな事するぐらいだったら最初からスーパーでこれ買えばいいじゃんと思うでしょ?思いますね。
それがそうじゃないんですよ。
(木村)なるほど。
ホタテの貝柱なんかね生よりおいしいじゃないかって。
そうそう!そういう事そういう事です。
是非それを味わって頂きましょう。
戻しましたスルメの炒め物。
(清水)へぇ〜。
いただきま〜す。
(木村)色はなんかみそ漬けみたいな。
いいじゃないですかこの…。
うまっ…うまっ!
(清水)ちょうどいい歯応え。
おいしい。
香りもすごいし。
(山瀬)ね!だからぷっくり戻るんです。
(清水)すごい。
さきイカでもできるって事?そうなんです。
戻したいものを何でも用意して頂いて…。
(清水)覚えやすい。
すると出来ます。
これは戻したものだからこそですよね。
(木村)ですからほら…。
「予め水で戻しておく」って…。
あっここ「麺を」っていう所を「イカを」に変えればいいですね。
なるほどねはいはいうちでやってみて下さい。
(笑い声)ただ一つだけ気を付けて頂きたいのは…
(山瀬)今まで水で戻してきてたものあるじゃないですか。
干しシイタケとか高野豆腐とか。
ああいうものは今までどおり水で戻しただけのがいいんですか?戻るんです。
おいしく戻るんですけどその戻し汁を料理に使いたい場合はやめた方がいいです。
(木村)なるほど。
さあイカを戻したらこんなにすばらしい世界をというところで勢いで…。
(清水)いいえ。
(山瀬)普通ないでしょ。
知らないだけ。
(清水)このままでおいしいですからね。
おいしいですが戻した世界のおいしさたるやあなた…。
(一同)え〜!?これからまた面白い世界へお連れいたしましょう。
ましてやこの方々に乾パンの事を教えて頂くとは思いませんでした。
よろしくお願いいたします。
やって来たのは広島県瀬戸内海に浮かぶ江田島。
乾パンをおいしく生まれ変わらせる方法を知るのはこのムキムキな男たち!実はこれから一年で最も過酷な訓練が行われようとしています。
それは…なんと8時間も泳ぎっぱなし!もちろん…そこで配られるのが…。
うわっおっきい!この巨大乾パン。
それを…。
え〜!?次々と海に投げ入れてる!こう言っちゃなんですがコイの餌やりみたい。
え〜まさか海水で乾パンを戻すの?…と思ったら乾パンは表面をしっかり焼き固めてあるので水をはじき味も損なわれないんです。
お味はいかがか尋ねてみると…。
え〜!過酷な状況だと乾パンもおいしく感じるって事?でもそんなの私たちにはまねできませんよね…。
そこで!次に訪れたのは…実はここにも…それを知る人物が…この方!ひえ〜!かなりのこわもてなんですけど…。
ヒトマルサンマル…えっ炊飯準備?実は古川さん自衛隊員の胃袋を満たす調理担当部隊の班長さんなんです。
お料理もお手のもの。
これは期待できそう!その秘伝のレシピとは…。
これです。
えっ握り潰す!?それを使って作ったのは…。
えっ!こ…これは…おはぎ?一体どういう事!?
(木村)えっ…終わった。
どういう事?さあまず食べましょうよ。
自衛隊に伝わる「乾パンおはぎ」。
80年前からこのレシピ…。
(清水)あっ80年前から!?切り口すっごい乾パンですけど。
(木村)はぁ〜。
軟らかいですね乾パン。
弾力も出て…おいしい。
乾パンの塩気がいい。
(木村)甘さ際立ちますね。
では作り方です。
どうやっておはぎにしたかというとこちら。
乾パンをまずは粗く砕きます。
これが実はポイントです。
これに水を吸わせます。
試しにつまんでみると…もっちもち。
(清水)ほんとだ。
(山瀬)すごい!この乾パンとふかした餅米を1:1の割合で混ぜ合わせます。
最後にあんでくるんだら「乾パンおはぎ」の完成です。
という事で乾パンというものの性質が面白いなと思ってですね…。
こちらちょっと触って頂くと…。
これは面白いですよ。
これ何時間ですか?
(清水)あっかわいい。
プニュプニュ。
こんな世界がある。
(山瀬)え〜面白い。
(木村)グミみたいな感じになりますね。
(山瀬)もう癒やしグッズだこれで。
(笑い声)そこでこれを使いまして考えたお料理が…
(木村)肉だんご!?あっ熱々や。
おいしい。
(木村)うまっ。
楽しい食感ですね。
うん。
ハンバーグを作るような要領でハンバーグにパン粉を入れるつもりで乾パンを入れる。
そしてこちらのドーナツは…。
おいしい!
(木村清水)おいしい。
このドーナツのようなもちもち感は普通のパンを使って同じようにしても出ません。
乾パンを再利用っていうイメージじゃなくて乾パンすごくいい食材って事ですよね。
そういう事ですそういう事です。
(木村)なるほど〜。
さっきのイカじゃないですけど戻さないと出ないんだよね。
そうなんです。
戻すから出るというインスタント食品のものすごく大きなポイント隠れていたポイント。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!今日はいろいろ食べましたんでちょっと口の中どんちゃん騒ぎしておりますが。
ほんとにプロの味といいますかお店の味みたいになりましたし…。
欲を言えばここでコーヒー出てきてほしかったですね。
(清水)いいかげんにして下さいお客さん。
ここで。
すいません。
インスタントのラーメンっていつでも食べていいしすぐ出来るしとても便利なアイテムなのにそれを更においしく食べようっていうこの貪欲さがまた今日は楽しかったですね。
ありがとうございました。
また何かインスタント食品で戻すものでとても面白い世界を見せてくれるものがありましたら随時またお伝えをさせて頂きます。
それでは次回も「ためして」…。
(一同)「ガッテン」!ありがとうございました。
(拍手)お待たせしました!まずは乾パンを粗く砕くのがポイント。
細かすぎるともちもちになりません。
15分ほど置くと…。
わあ〜!お布団みたい。
こ〜んなにもっちもち!肉だんごにするには戻した乾パンにほぼ同量のひき肉などを加えて混ぜ合わせます。
ドーナツの場合は水の代わりに牛乳で戻した乾パンを使います。
(園児たち)おいしくな〜れ。
おいしくな〜れ。
肉だんごもドーナツも色がつくまで揚げれば完成。
ドーナツはお好みでグラニュー糖をまぶして下さい。
(園児たち)いただきま〜す!おいしい!ふかふかしておいしい!是非お試しを。
秋といえば…2014/11/19(水) 02:10〜02:55
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「仰天!食卓の魔法SP」[解][字][再]

即席ラーメンが打ちたて生麺に!インスタントコーヒーがひきたてのうまさに!スルメが生イカに!?身近な乾燥食品を驚きのおいしさに変身させる魔法のような裏技を大公開!

詳細情報
番組内容
いざという時のために買い置きしてある、即席ラーメンや乾物などの保存食。便利だけれどおいしさの面では…と思ったら、ほんの一手間加えるだけで驚きのおいしさに大変身することを発見!なんとあの“白い粉”を少し加えるだけで、即席ラーメンが打ちたて生麺に!10秒でインスタントコーヒーがひきたてのうまさに!スルメも生イカによみがえり!?自衛隊秘伝の乾パンも登場。身近な乾物や保存食の意外な底力を徹底解剖する。
出演者
【ゲスト】清水ミチコ,木村祐一,山瀬まみ,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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