東北の海の環境を取り戻すのに必要な事を復習します。
いや。
この間やったやつですよ。
再放送でしょ?いや。
年末アンコールスペシャルです。
いや。
再放送でしょうが〜。
お楽しみに!えっ!?
(テーマ音楽)中世から愛され続けた大聖堂が突然の災害に見舞われました。
修復に向けて人々は動き出しました。
フランスとの国境に程近いベルギー西部の街トゥルネー。
街の中心にひときわ高くそびえ立つのが…中世ヨーロッパの2つの建築様式が混在する独特の姿が特徴です。
大聖堂は12世紀まずロマネスク様式で建てられました。
特徴は短い柱と半円形のアーチ。
この4階層の造りは中世では極めて珍しい建築構造でした。
そして13世紀。
大聖堂の半分がゴシック様式で造り直されたのです。
建築技術の進歩によってゴシック様式では天井をより高くする事ができました。
細くて長い柱も特徴です。
大聖堂の内部を飾る全長22mにも及ぶタペストリー。
描かれているのは大聖堂の成り立ちです。
街の人々が石を積み上げています。
こちらは聖人の遺物が収められた箱。
金や銀宝石で装飾されベルギー七大秘宝の一つといわれています。
トゥルネーの大聖堂は中世の時代から人々に愛され続けてきました。
しかし…大聖堂を突然の災害が襲いました。
巨大な竜巻が直撃したのです。
大聖堂は甚大な被害を受けました。
屋根に300kgもある石の装飾が落下。
大きな穴が開きました。
更に詳しく調べてみると軟らかい地盤の上に建つ大聖堂が建物ごと大きくずれた事が分かったのです。
聖堂を支える柱もゆがんでしまいました。
大聖堂崩壊の危機。
人々は立ち上がりました。
2000年から始まった大規模な修復プロジェクト。
壊れた外壁や装飾が集められ職人が一つ一つ修復を進めています。
中世のものと変わらぬ形を再現するためミリ単位の加工技術が要求されます。
ロマネスクからゴシックへ。
作業は大聖堂が造られたのと同じ順番で行われます。
修復が終わるのは2030年の予定です。
800年にわたり守り続けてきたトゥルネーの人々によって大聖堂は再び元の姿を取り戻そうとしています。
2014/12/24(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「トゥルネーのノートルダム大聖堂〜ベルギー〜」[字]
再生する街の誇り ▽文化遺産 ▽800年にわたり守り続けてきた大聖堂が、竜巻の被害で崩壊の危機。修復に立ち上がった人々の思いを伝える。
詳細情報
番組内容
ベルギーの「トゥルネーのノートルダム大聖堂」は、2000年に世界文化遺産に登録された。フランスとの国境近くにあるトゥルネーの街に、12世紀から築かれた大聖堂。ロマネスクとゴシックの2つの様式を持つのが特徴だ。内部を長さ22メートルのタペストリーが飾り、ベルギー七大秘宝の1つといわれる聖遺物箱が収められている。大聖堂は、1999年に竜巻による大きな損傷を受けたが、街の人々は修復に立ち上がった。
出演者
【語り】松平定知
音楽
【音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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