軍師官兵衛(48)「天下動乱」 2014.12.06


慶長5年7月。
佐和山城で蟄居していた三成が家康を討つため大坂城に入った。
一方上杉討伐に向かう家康は江戸城に戻っていた。
(直政)三成が罠に掛かりました。
(家康)ようやく動いたか。
(直政)思惑どおりでございます。
勝負はこれからじゃ。
家康は東から三成は西から味方を募っていた。
一方如水は新たに兵を集め来る決戦に備え始めていた。
次。
津野村の野間征四郎でございます。
(九郎右衛門)征四郎。
頼んだ。
おっこれだ。
あの…。
わしは武具を持っておりませんがそれでも構いませぬか?
(如水)構わぬ。
武具を持たぬ者には与える。
ありがとうごぜえやす!よいか。
黒田に仕えたいと言う者は必ず雇い入れる。
この如水がそう言っていたと村々に広めてくれ。
(一同)へい!おいお前!何をしておる!おい!どうした?はっ。
この男先ほども並んでおりました。
二重取りでございます。
2人分働けるか?おう!励め。
はっ!けちと言われた大殿とは思えませぬな。
ここぞの時に銭を使う。
そのための倹約じゃ。
頼むぞ。
はっ。
次。
このままの勢いなれば兵はたちまち数千にも膨れ上がりましょう。
まだ足りぬ。
百姓や町人たちは鍛えこれぞという者は士分に取り立てよ。
この如水が立ったとの噂を九州一円に広めるのだ。

(テーマ音楽)
(淀)三成!何をしておった!そなたが隠居してから我らがどれほど心細い思いをしていた事か。
のう秀頼?
(秀頼)はい。
(三成)申し訳ありませぬ。
機が熟すのを待っておりました。
ではいよいよ?はい。
徳川を成敗する時が来りました。
これで亡き太閤殿下の大恩に報いる事ができまする。
(淀)家康がこの大坂城にいる間は毎日が苦痛であった。
してお味方はいかほど集まる?毛利宇喜多小早川島津小西にそれがし10万は下りますまい。
あの憎たらしい古狸を速やかに討ち果たしておくれ。
必ずや。
三成頼んだぞ。
ははっ。
この石田三成命に代えても豊臣の天下をお守り致しまする。
(三成)これを奉行の名で諸将に送り大坂に集まるよう促すのだ。
(正家)「内府違いの条々」。
(三成)ああ。
亡き太閤殿下のご遺言を家康がいかに踏みにじってきたか数々の非を訴える。
大義は我らにある事を世に示すのだ。
分かった。
すぐ手配しよう。
(三成)長盛殿。
家康に従い関東に下った大名たちの妻子を大坂城中に集めよ。
(長盛)人質か…。
そこまでせずとも豊臣恩顧の大名は我らにくみするのではないか?
(三成)福島細川黒田…。
やつらはこの三成憎さに結束しておる。
くだらぬ。
…がなまぬるい手では切り崩す事はできぬ。
承知した。
如水が新たに雇い入れた兵は長政率いる黒田本隊5,400をしのぐ勢いで増え続けていた。
(九郎右衛門)大殿。
石田三成からの書状にございます。
三成から?ハッ。
「味方につけば恩賞は望みに任せる」だそうだ。
大殿にまでかような書状を送りつけてくるとは…必死ですな。
して?「九州のうち7か国を約束すればお味方致す」とでも書いておけ。
それだけでよろしいので?フッ。
光と栄はどうなった?報せはあったか?三成の手が及ぶ前に無事お逃がしすると申しておりましたがその後どうなったかはまだ…。
善助と太兵衛をつけておる。
心配はあるまいが…。
(お福)お方様。
(善助)お方様たった今お達しが出ました。
大名の妻子は皆大坂城へ入るようにと。
(お福)お方様…。
(光)やはり出ましたか…。
(善助)はい…。
逃げぬようにと奉行の手の者が諸大名の屋敷を取り囲んでおります。
ここへやって来るのも間もなくかと…。
ひとまずここを出るしかありませんね。
(お道)出ると言っても行く当ては?手はずは整えておる。
善助。
はっ。
(善助)太兵衛!
(太兵衛)おう!
(お福)なんという姿か!
(太兵衛)ヘヘッ。
似合っておりましょうか。
お方様まことよろしいので?無論じゃ。
(栄)何故俵など?栄と私がこの中に入るのじゃ。
(太兵衛)それがしが屋敷からご無事にお運び出し致します。
どこへ?心配ございませぬ。
心当たりがありますゆえ。
さ急がれませ。
さお方様。
こんな所へ入るのは初めてでございます。
私も初めてじゃ。
フフフ。
さ。
お方様どうぞお気を付けて。
案ずるでない。
おっおっ…。
(太兵衛)よっ!
(善助)お気を付けて。
(お福)栄様前へ…。
(栄)はい。
(善助)お起こし致します。
では!
(太兵衛)大事ありませぬか?
(栄)はい。
(太兵衛)それがしが…。
(お福)お願い致します。
(善助)上がりますぞ。
よっ!うお〜。
おなごといえなかなかの重さじゃ。
何か言いましたか?いえ…。
(善助)太兵衛!頼んだ。
くれぐれも気を付けるのだ。
お任せあれ。
お方様参りますぞ。
頼みます。
うむ。
頼んだぞ。
・待て!逃すな!怪しいやつらめ!引っ立てい!はっ。
おい!あっあっあっ…。
はっ。
ありがとう。
(栄)ここは?
(太兵衛)出入りの商人納屋小左衛門の蔵の中でございます。
(小左衛門)納屋小左衛門でございます。
あ〜こたびは世話になります。
このような汚き所申し訳ありませぬがひとまずここにおれば敵の手がすぐに伸びてくる事はございますまい。
この事を知るは手前と女房のみ。
しばしのご辛抱お願い致します。
いらぬ苦労をかけすまぬ事です。
黒田様にはいつもお目をかけて頂いております。
これしきの事当たり前でございます。
(太兵衛)わしはこの近くにて見張りにつきまする。
小左衛門事あらば報せよ。
即座に駆けつけるゆえ。
はっ。
では。
(戸が閉まる音)
(役人)何故奥方はいまだ城に上がられぬのか?
(善助)支度に手間がかかっておりますゆえ。
申し訳ござらぬ。
奥方に目通り致したい。
(善助)それはできかねまする。
何故でござる?奥方を他人の目にさらす事など主の許しなく行えばそれがし腹を切らねばなりませぬ。
「確かめろ」とのお奉行の命である。
(善助)できぬものはできぬ。
まことはおられぬのではないか?何を申すか。
あくまで拒むのなら屋敷をあらためさせてもらう。
力ずくで来るというのならこちらにも覚悟がある。
屋敷に立て籠もり一戦交えるのみ。
まあまあまあまあ…。
我らも黒田を敵に回したくはない。
どうであろう?遠目から奥方たちに気付かれぬようこっそり拝見するというのは?あの奥じゃ。
(役人)長政殿のご正室は確か16と聞いたが…。
少々お年を召されているようにも見えるが…。
あ無礼な!黒田家を愚弄するおつもりか!もうよいであろう?のぞかれている事を奥方様が知れば自害しかねぬ。
さような事になればお主らにも腹を切ってもらう。
分かり申した。
今日はこれで引き揚げる。
(役人)ただし日限はあと3日。
それまでに支度を整えお城に登られよ。
それまでこのお屋敷はしかと見張らせて頂く。
はっ。
お帰りじゃ。
お見送りを。
(家臣一同)はっ。
フ〜。
どうにかうまくいった。
(2人)は〜。
(お道)よく見破られなかったこと。
(お福)寿命が縮まりました。
だが油断するな。
いつまた役人が来るか分からぬ。
…はい。
お方様もさぞ難儀しておられましょう。
ご無事だとよいのですが…。
お方様。
入りなさい。

(太兵衛)はっ。
表の様子は?どこもかしこも石田方の兵だらけでございます。
…船は?待たせてありますが港に近づくのが難しゅうございます。

(騒ぐ声)・
(小左衛門)こちらでございます。
善助!何の騒ぎじゃ?細川忠興様の屋敷の方から火の手が上がっております。
あ〜。
(太兵衛)まことですか?お方様お命お預かり致します。
この騒ぎに乗じ港へ向かいまする。

(枝を踏む音)おい待て!止まれ〜!何をこそこそ運んでおる?
(役人)怪しいやつらじゃ。
(善助)船の刻限が迫っておりますゆえ急いでおりました。
(役人)荷をあらためる。
おい調べろ!はっ。
(たたく音)
(役人)これを開けろ!開けぬか!急いでいると言うておろう!船に間に合わなかったならば!ただではすまさんぞ!皆よく無事に戻ってきた。
善助や太兵衛が機転を利かせてくれたおかげでございます。
善助太兵衛よくやった。
これでわしも長政も後顧の憂いなく戦える。
もったいなきお言葉。
当たり前の事をしたまで。
お初にお目にかかります。
栄でございます。
わしが舅の如水じゃ。
どうしました?ちまたで言われている悪い噂のごとく大変怖い方かと思っておりました。
あ〜。
フフフフフ。
乳飲み子の生き血をすするとかいう例のあれか。
はい。
ですが噂は噂にすぎずと安堵致しました。
お父上はそのような事をなさる目ではございませぬ。
(善助)いえ分かりませぬぞ。
え?
(笑い声)大坂では毛利輝元を総大将に据えた西軍が京大坂周辺の東軍への攻撃を始めていた。
徳川家康をしかと成敗してご覧に入れまする。
秀頼殿。
はい。
毛利殿万事よろしく頼むぞ。
今日はこれを授ける。
(輝元)ありがたき幸せ。
上杉討伐に向かう家康や長政ら東軍は下野国まで兵を進めていた。
(一成)殿。
石田の挙兵を受け上杉討伐に加わっていた諸将を集め明日小山にて軍議が開かれる事になりました。
(長政)分かった。
(一成)それに先立ち徳川様が殿にお会いしたいとの事でございます。
(長政)すぐに参る。
はっ。
待て一成。
はっ。
「所用があるゆえ後ほど必ず参上する」とお返事しろ。
(又兵衛)殿。
所用とは?寄り道じゃ。
(近習)殿。
黒田様ご到着されました。
(直政)通せ。
はっ。
遅くなり申し訳ございませぬ。
福島正則殿の陣に寄っておりました。
(康政)何故また?福島殿は大の三成嫌いとはいえ豊臣の縁者。
こたびは三成どもは秀頼君を奉じております。
それゆえ福島殿の動きが気になっておりました。
心変わりするのではないかと。
(忠勝)して?回想
(長政)決して豊臣に弓を引く訳ではありませぬ。
秀頼君をお守りするためにございます。
正則様。
(長政)福島殿は内府様にお味方すると明言されました。
(直政)間違いござらぬか?随分迷っておりましたがもはや心変わりはありませぬ。
フッフフフフフフ…。
(家臣たちの笑い声)
(康政)あいや実は評定に先立って黒田様をお呼びしたのはまさにその事をお頼みしたかったからでござる。
我らも福島様の動きが気になっており申した。
福島様とつきあいの古い黒田様なら説き伏せて下さるのではないかと思っておりましたが…。
(忠勝)手間が省けた。
ハハハハハ…。
(笑い声)
(家康)婿殿。
ようやってくれた。
さすがは如水殿のせがれ。
知略は親譲りか。
ありがたきお言葉。
後々も…頼みにしておるぞ。
はっ。
7月25日。
上杉討伐に加わった大名たちが集まり下野小山にて軍議が開かれた。
(家康)ご一同わざわざ大儀でござる。
(直政)大坂で石田三成が挙兵致しました。
昨年奉行を追われた遺恨を晴らさんと謀反を起こしたもの。
敵には毛利宇喜多の大老2人が同心しております。
(ざわめき)こたびの一件三成とその一派の陰謀である事明白。
されど敵は秀頼君の御ためと称しておる。
また諸将の妻子が人質とされておる。
遠慮はいり申さぬ。
三成にくみしたいと思われる方はこれより速やかに陣を払い大坂に戻るがよい。
決して止め立ては致さぬ。

(正則)何を仰せられるか!今更三成に味方するなどありえぬ!愛宕八幡もご照覧あれ。
秀頼君への忠義には一点の曇りもござらぬ。
余人はいざ知らずこの福島正則身命を惜しまず内府様にお味方致す所存!それがしも同様にござる!三成どもは秀頼君の名を方便に使っておる汚き男じゃ。
妻子を人質に取るなど卑怯千万。
断じて許してはならぬ!
(一同)オ〜!
(長政)天下のため三成とその一派を倒すのみ!そのとおりじゃ!わしも内府様にお味方致す!
(家康)ならばこのまま西へ取って返し逆賊石田三成を討ち果たす!異存はござらぬな?
(一同)オ〜!
(恵瓊)上杉討伐の諸将はほぼ全てが家康に味方しこちらに引き返してくるようじゃ。
太閤殿下に取り立てられたご恩も忘れおって。
(長盛)人質を取った事が裏目となったか…。
(三成)だがこの大坂から西はおおむね味方で固めた。
我らの優勢に変わりはない。
(恵瓊)気がかりな事がある。
(正家)何でござろう?黒田如水じゃ。
(行長)黒田の軍勢は長政と共にある。
いかに如水といえど兵がなければ何もできまい。
いやそれが…如水を慕って百姓町人までもが集まり1万近くにもなっておるらしい。
1万!?放ってはおけぬ。
ハハハハハ…。
なんという男だ…。
だが手は考えてある。
三成はかつて豊後を支配していた大友吉統を呼び出した。
(吉統)恐れながら本領を召し上げられたそれがしに再び豊後をお与え下さるとのお約束しつこいようですが間違いござらぬか?
(輝元)相違ない。
軍資金と武具を十分につかわす。
黒田如水を倒した暁には豊後はお主のもの。
(吉統)ありがたき幸せ!豊後にて400年続く我が大友の旗を掲げればたちまち数千もの兵が集まりましょう。
敵は武名高き黒田如水。
くれぐれも油断召されぬよう。
(吉統)分かっております。
お任せ下され。
如水殿には気の毒でござるが大友再興のため滅んでもらおう。
(足音)
(善助)大殿。
お呼びでございましょうか。
ようやく兵も整いつつあるゆえ改めてお主たちに話しておく。
わしの天下取りの策じゃ。
こたびは大戦。
決着がつくまでしばらく時を要するであろう。
そこが狙い目じゃ。
徳川と三成が争っている間に我らは力を蓄える。
まずは九州。
ここはほぼ三成の…。
(太兵衛)三成の味方ばかり。
これらをことごとくと平らげ九州一円を黒田のものにする。
(善助)さすれば味方はますます増え今の数倍にはなろう。
その兵を率いて一気に中国へ攻め上る。
毛利は大坂に出兵し領国はがら空き。
更に進めば我らが故郷播磨。
(太兵衛)うむ。
ここまで進めば京大坂は目前。
我らの手勢は更に膨れ上がっておりましょう。
その数およそ10万。
(善助)そこで最後の大勝負。
家康三成…。
勝ち残り疲弊しきっている方へ決戦を挑む!これが大殿の策。
(太兵衛)兵糧は既に買い集め長陣となっても尽きる事はございません。
(九郎右衛門)物見を各地に潜ませ大小名地侍らの動向も全て把握しております。
こたび我らをお近くに留め置いたのは大殿の天下取りのため。
我らは30年以上の長きにわたり大殿に仕え見続けてまいったのです。
大殿のお考えなど寝ていても分かりまする。
(善助)言い過ぎなんじゃ太兵衛!
(笑い声)
(善助)大殿…。
わしはよき宝に恵まれた。
善助…九郎右衛門…太兵衛…。
得難き宝が3つもじゃ。
お主たちのおかげでここまで生き長らえ軍師として重用される事ができた。
わしはな…お主たちと共に…天下を狙う。
黒田の礎となったお主たちが天下の礎となりえるかどうか見てみたい。
そして天下という器がわしにふさわしいのかどうか試してみたい。
我ら黒田武士。
大殿の天下見とうございます!やりましょうぞ大殿の天下取り!して黒田勢は徳川についておりますがいかがなさるおつもりで?わしらは老兵じゃ。
したたかに動くまで。
長政たちはわしらに従わざるをえなくなる。
それに…。
わしは長政を信じておる。
東西両陣営の鍵を握る人物が京を訪れていた。
小早川秀秋である。
(秀秋)されどこのままでは石田方と見なされてしまいます。
果たしてこれでよいのかどうか…。
(ため息)
(おね)相変わらず煮え切らない男じゃのう。
子どもの頃から少しも変わらぬ。
(おね)秀秋お前はどちらにつきたいのです?
(秀秋)それは勝つ方に…。
(おね)はっきりなさい!領主たる者こうと決めた道をまっすぐ進むのじゃ。
そうでなければ家臣は従わぬ。
それは分かっておりますが…私には荷が重すぎます。
叔母上どうしたらよいのでしょうか?私が最も信用している者に書状を出します。
その者に相談なさい。
ただし最後に決めるのはお前ですよ。
(おね)ですよ!…はい。
(又兵衛)政所様は何と?小早川秀秋殿がわしに相談があると。
小早川様が!?もしや…。
(長政)こちらに寝返りたいのであろう。
天がこのわしに味方しておるぞ!
(家康)ほれ。
家康は江戸に戻り出陣の機をうかがっていた。
(家臣)殿!美濃の井伊様からの書状にございます。
(家康)読め。
はっ。
「今のところ豊臣恩顧の大名の離反はありませぬ。
お味方は士気も高く殿のご出陣をお願い奉る」との事にございます。
(家康)せっせと書状を書いたかいがあったか…。
フフッ。
そろそろわしも出陣するか。
支度をせい。
はっ。
(九郎右衛門)大友は数日中にも大坂を出る構えで続々と武具兵糧を船に積み込んでおるようでございます。
来るとすれば…。
この辺りであろう。
(九郎右衛門)豊後は大友の旧領。
味方する者が大勢出るに違いありませぬ。
支度を致せ。
大友の勢いが大きくならぬうちにたたき潰す!
(一同)はっ。
日本史上最大の合戦がいよいよ始まろうとしていた。
九州全土を我が手に収める!相手にとって不足はない。
黒田の当主はわしじゃ。
天下を狙っておると?なりませぬ!分かっておる!敵の数2万!勝てる。
一ひねりじゃ。
放て〜!お名前のとおり自在になされているのです。
(栄)誰にも止められませぬ。
ワッハッハッハッ!
黒崎一帯は古くから海上交通の要衝として栄えてきました。
黒田宮とも呼ばれる春日神社。
ここには黒田如水長政そして精鋭家臣団黒田二十四騎が祭られています
黒田家の安泰を願い三家老の一人井上九郎右衛門が建立しました。
家臣団をまとめていたのが栗山善助です。
如水愛用の兜を託されるほど信頼されていました。
家臣随一の武勇を誇った母里太兵衛。
太兵衛が槍日本号を手に入れた逸話は民謡「黒田節」として伝えられています
強い絆で結ばれていた黒田軍はいよいよ天下へと駆け出してゆくのです
2014/12/06(土) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
軍師官兵衛(48)「天下動乱」[解][字][デ][再]

家康(寺尾聰)打倒をかかげ挙兵した三成(田中圭)は、大坂城に入り諸将の妻子を人質に取ろうと企む。如水(岡田准一)は九州中津でろう人兵九千を雇い入れ天下を驚かせる

詳細情報
番組内容
家康(寺尾聰)打倒をかかげ挙兵した三成(田中圭)は大坂城に入り、東軍諸将の妻子を城内に集めるよう命じる。光(中谷美紀)と栄(吉本実憂)は善助(濱田岳)、太兵衛(速水もこみち)の手によって決死の大坂脱出を試みる。一方、長政は豊臣恩顧の武将たちを東軍に取り込むため調略に動きだす。そんな中、如水(岡田准一)は九州中津で瞬く間に九千ものろう人兵を雇い入れ天下を驚かせる。ついに天下を狙った大勝負の幕が上がる
出演者
【出演】岡田准一,中谷美紀,黒木瞳,寺尾聰,松坂桃李,二階堂ふみ,濱田岳,速水もこみち,高橋一生,塚本高史,田中圭,山路和弘,東幹久,忍成修吾,吉本実憂,阿知波悟美,有薗芳記,塩野谷正幸,中村育二ほか
原作・脚本
【作】前川洋一

ジャンル :
ドラマ – 時代劇
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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