≫日本プロ野球界の未来を担う大谷翔平、侍ジャパン、世界一奪還のキーマンが日米野球初先発のマウンドに上がります。
出るか、163km!日米野球第5戦、いよいよ大谷翔平≫日本にプロ野球が生まれて80年。
それは、ずっと憧れてきた存在だった。
しかし、あこがれと呼ぶときは終わった。
今からはこう呼ぼう、ライバルと。
勝ち越しを決めたサムライたちが目指すのは完膚なきまでの勝負。
今宵の先発は最速右腕、日本の未来を担う男、大谷翔平。
今から2年前、18歳の青年もまたメジャーは憧れだった。
≫自分の夢でしたし、メジャーリーグに挑戦したいなという気持ちで今はいます。
≫だが今夜、証明しよう。
日本を選んだ決断は間違いではなかったと。
迎え撃つは、ベースボールの母国のスラッガーたち。
≫日中は雪が舞った北海道・札幌。
しかし、札幌ドームの場内は期待と興奮で熱気に包まれています。
2014スズキ日米野球第5戦。
いよいよ大谷翔平が先発のマウンドに向かっていきます。
放送席の解説は、マリナーズで新人王、そしてMLBオールスターズにも選出されました大魔神・佐々木主浩さん。
そしてゲスト解説として前回のWBCで侍ジャパンのキャプテンでした、ジャイアンツの阿部慎之助さんをお迎えしてお送りします。
佐々木さん、いよいよ第5戦がスタートしますね?≫大谷がどういうピッチングをするか、非常に楽しみですよね。
≫阿部さんはスタンドから見る景色はいかがですか?≫いや〜、なかなかないことなので何回かやらせてもらってますけど、新鮮です。
≫いよいよこの札幌ドームのマウンドに背番号16を背負って大谷翔平が向かっていきます。
2年前、メジャーの夢を口にしました。
そして佐々木さん、そこから日本で成長を遂げて、いよいよメジャーリーガーとの対戦を迎えるわけですが?≫非常に1年目より2年目の方が体つきも大分がっちりしてきましたからね、成長は非常にあると思いますよね。
≫その大谷を支えるメンバーたちが今、紹介されています。
いよいよ大谷翔平、地元・札幌ドームのマウンドに向かっていきました。
高校3年生のとき、メジャー挑戦と日本を悩みながら、最終的には日本でのプレーを選択しました。
今でも憧れと話すメジャーリーグ。
いよいよそのメジャーリーガーとの対戦、先発としてマウンドに上がりました。
とにかく小久保ジャパンは侍ジャパンとして3年後のWBC、その世界一奪還を目指しています。
まさに阿部さん、そのキーマンになりそうなのが大谷翔平ですね?≫そうですね、今日のピッチングが楽しみですね、本当に。
≫第1戦は途中から中継ぎで登板をしましたが佐々木さん、12球中10球ストレートで勝負してそして三者凡退で抑えましたが、どうご覧になりましたか?≫短いイニングですから力勝負でいきましたけど、今日は80球まで投げれますから、いろんなボールを放れるので、いろんな意味で自分を試せるときじゃないでしょうかね。
≫阿部さん、また違った大谷が見られるかもしれません。
≫そうですね、80球という制限があってなかなか難しいところもあると思うんですけど、そこは嶋君がうまくリードしてくれるんじゃないかなと思いますね。
≫前回の登板は159kmが最高でした。
最速のストレートを投げましたが、佐々木さん、そこからボールもなじんで、非常に状態もよくなったということを聞いていますから非常に160km、162kmを超えるようなボールがもしかしたら見られるかもしれません。
≫今日は地元ということがありますから、あと投げることないんでね、今日で今年最後のピッチングだと思いますので、思い切りいくと思いますけどね。
≫3人をしっかりと抑えました。
最速は159kmというストレートを投げました大谷翔平。
そこから中5日開けて、この先発のマウンドに上がっています。
全12球中10球がストレート、あとはスライダーと高速のフォークを投げました。
先発としてマウンドに上がって日の丸を背負った大谷翔平。
いよいよ第5戦が始まります。
2014スズキ日米野球第5戦。
そのマウンドを託された大谷翔平20歳です。
今シーズンは24試合に登板して14勝4敗、防御率は2.61でした。
MLBオールスターは1番・アルトゥーベが入りました。
いよいよ第5戦、プレーボールがかかりました。
その注目の初球です。
153kmから入っていきました。
少し佐々木さん、シュート回転するようなボールでしたか?≫ちょっと力みましたよね。
≫まずストレートから入ってきました大谷翔平です。
アルトゥーベが身長168cm、最小のメジャーリーガーと言われています。
さすがに阿部さん、ア・リーグの首位打者、今年3割4分1厘打ったんですね?≫阪神と巨人の連合軍でやらせてもらったんですけど、本当にこの選手が?と思うぐらい体もそんなに大きくないですし。
だけどやっぱ振りを見たら首位打者なんだなという感じしましたね。
≫佐々木さん、そのアルトゥーベとは違ったタイプのプイグが登場してきましたね。
≫力がありますからね、このバッターは。
≫1番、アルトゥーベ、そして2番にドジャースのプイグが登場してきます。
まず大谷翔平が阿部さん、ここはランナーを背負う形になりましたが?≫アルトゥーベも足が速いのでそこを警戒して、勝負してもらいたいなと思います。
≫第4戦はするするっとスタートを切って盗塁を決めたアルトゥーベ。
首位打者、盗塁王、そして最多安打をマークしたアストロズのアルトゥーベです。
リードはそれほどとらないんですが、佐々木さん、するするっとスタートを切って盗塁を決めたシーンは印象的でしたね。
≫基本的にアメリカの選手って、日本の選手と違ってリードをあまりとらないんですよね、スタートだけ気をつけてますから。
≫こうやってのらりくらりとリードをとって、その中でもスタートを切ってきます。
ここはスライダーを使って133km。
そして2番のプイグを迎えています。
まさに昨年、彗星のごとく現れたスーパースター候補です。
デビューした月に阿部さん、4割6分4厘打ったんですね。
≫すごいです、僕も映像を見せてもらったんですけど、反対方向への打球が、すごい長打があって、それがすごく印象に残ってますね。
≫これだけのパワーを持っています、プイグがバッターボックスですさあ、いきなり大谷翔平がランナーを背負う形になりました。
佐々木さん、スピードガンとしても151kmですが。
≫高めにいきましたから、ちょっとシュート回転しているのが気になりますよね。
≫これも阿部さん、ちょっとシュート回転してバッター方向に向かっていったボールになりましたが。
≫立ち上がりなんで何とかまとめたいというピッチャー心理もあると思うんですけど。
≫その辺り、どういう心境でマウンドに上がったのか、大谷翔平。
とにかく勝ちにこだわりたいということを昨日の練習の後に話していました。
ここもシュート回転して155kmです。
昨日は35球、ブルペンで調整したという大谷翔平です。
今日最速は155km。
ど真ん中154kmです。
阿部さんはオールスターのときに甲子園で162kmを体感されたという経験がありますけど、そのときはどういう印象がありましたか?≫あっという間に来ていて、ひざ元に来たんですけどね、よけることもできなかったですね。
≫それだけの別次元の速さがあるわけですね。
≫初めて見る感覚でしたね。
≫バッターは3番のモーノーを迎えています。
156km。
これもシュート回転していますが、佐々木さん、要注意のバッターを迎えましたね。
≫高めのボールは非常に力がありますからなかなかこういうバッターでも打つことできないと思うんですね。
≫このモーノーは今シーズンのナ・リーグの首位打者。
佐々木さん、これはいいボールでしたね。
≫コースがいいですよね、真ん中付近ですから、バッターとしたら振りやすいですよね。
≫モーノーは第2戦、第4戦とホームランを打ちましたが、そのモーノー相手に大谷翔平、空振り三振を奪いました。
これで2つ目の三振を奪っています。
その後にランナーは2塁に行っています。
4番バッターのエバン・ロンゴリアレイズの選手です。
29歳、大リーグ通算では164本のホームランを打っています。
やはり阿部さん、変化球を多く使ってますね。
≫やはりメジャーの選手は真っすぐにはめっぽう強いと思うので、やはりそういう変化球を見せていくことによって真っすぐを生かしたいんじゃないかなと思うんです。
≫やはり佐々木さん、小久保監督も第4戦を見てストレートには強いなという印象を持ったそうですね。
≫基本的に真っすぐしか待ってないですよね。
徐々に球速が上がってきました大谷翔平。
1つ球速が出る条件としては阿部さん、対戦するバッターにもよりますというコメントも残していましたが。
≫そうでしょうね、それくらい余裕がある証拠ですね。
≫2014スズキ日米野球第5戦。
大谷翔平の見事なピッチングでスタートを切りました。
1回表ランナーを背負いましたが3者連続三振のスタートです。
さて放送席をご紹介しましょう。
その前にスタメンです。
佐々木主浩さん、そして阿部慎之助さんの解説でお伝えをしています。
MLBオールスターのマット・シューメーカーがマウンド。
1番の柳田がバッターボックスに入りました。
柳田は佐々木さん、このシリーズ、非常に目立っていますね。
≫思い切りがいいですね、やっぱりね。
≫そのスイングは今日も見られるか。
マット・シューメーカー、エンゼルスのピッチャーが今日はマウンドです。
今シーズン16勝をマークしました。
今シーズンは27試合に登板して16勝4敗、防御率は3.04という成績です。
第1戦にも先発して5回を72球、被安打6、失点は2でした。
阿部さん、柳田はどういう選手ですか?≫まず、これだけ振れるということがすばらしいですよね。
≫なかなかこれだけのフルスイングができない。
≫そうですね。
タイミングも合わないと振れませんし。
≫小久保監督はこの1番、2番に戻してきました。
1番・柳田、2番に菊池を置いたこのメンバーです。
やはり菊池に聞きましても、メジャーのピッチャーは大分ストレートが動くなぁという印象を話していましたが、特に守備ですね、佐々木さん。
≫守備範囲が非常に広いですよね。
≫普段はジャイアンツとカープで敵として戦っているわけですが、阿部さん、その菊池の守備は?≫本当に守備でやられたなという。
僕も結構とられてるんで。
抜けたなと思うところでも出てくる、すごい守備範囲ですよね。
≫今日のクリーンアップは糸井、中田、そして内川というメンバーで、ここは佐々木さん、本来のといいますか、第1戦のメンバーに戻してきましたが。
≫落ち着きますよね、このメンバーの方が。
≫糸井が33歳、そして内川が32歳ということでバッター陣ではベテラン2人が引っ張る形になっています。
≫大谷翔平、この2回のマウンドです。
1回は1番のアルトゥーベにライト前ヒットを打たれましたがその後、2番・プイグ、3番・モーノー、そして4番・ロンゴリア、3者連続三振、1回の表、見事なスタートを切りました大谷翔平です。
≫佐藤さん、侍ジャパンサイドですが鹿取ピッチングコーチは非常にいいと言ってますね。
ブルペンもよかったそうで、投げるごとによくなっている、すごいなということでしたね。
今日は5回投げてくれればOKだと。
アメリカのボールなんで少し重いし腕の張り、それから緊張感もあると思うので、5回いけばいいと思います、特に、何も言っていません、今日は大谷本人に任せますと。
非常に楽しみで、抑えれば自信になるしもし、打たれてもいろいろ考える材料ができるので、本当に楽しみですということでした。
≫確かに、佐々木さん、20歳でこれだけの経験ができるのは大きな財産になりますね。
≫それとやはり、多分スピードが160近く出ますから、多分、メジャーの選手もびっくりしていると思うんですね。
なかなか向こうでもこれだけ真っすぐ投げるピッチャーはそうそういないですからね。
≫150kmはいるけれども、160になると?≫100マイルになるとちょっといないですよね。
多分岩隈とか和田とか、そこら辺が大体キロ表示ではなくてマイル表示なので、今の何マイルだって、結構みんなに聞かれるはずなんですよ、ベンチで。
≫マイルからキロ換算をするわけですね。
ここは阿部さん、シュート回転していきましたが、やはり狙ったところとは少し違う方向に行きました?≫そうですね、ちょっと珍しいかなと思いますし。
やっぱりボールの違いというのがすごくあると思います。
≫鹿取ピッチングコーチは投げるたびに成長を遂げているという話もありましたが?≫これはしょうがないと思うんですよね。
ただ、多少の力みもありますからね≫4−6−3のゲッツー、ダブルプレー。
菊池にしては阿部さん、珍しいプレーかもしれませんが?≫そんだけ打球が強い証拠だと思います。
≫それだけ強いボールがいって、そして菊池、いったんははじきましたがすぐ取り直して4−6−3のダブルプレーが成立しています。
佐々木さん、メジャーのセカンド、ショート、非常に見せていますが、日本も負けていませんね。
≫この2人はうまいですよね。
≫阿部さん、緩いカーブを使ってきましたね?≫この緩急がバッターからしたら邪魔になってくるので有効だと思います。
≫球速の差といいますと、大体50kmぐらいになるわけですよね。
今日、最速は160kmをマークした大谷翔平。
ここまで球数は22球です。
≫声出てますよ、力んでますよね。
珍しいですよね。
≫いつもは日本の球場ですと応援があってその声も聞こえないんですが、声、出てましたね。
こうやって阿部さん、気持ちをあらわにする大谷翔平をなかなか見られませんが?≫うちとやったときも声は出ていなかったですね。
≫127km、スライダーを使ってきました。
最後なので何とか勝利に貢献したい、自分の持っているものをすべて出したいんだという話を昨日の練習の後に話していました大谷翔平。
メジャーも注目というこの大谷翔平のピッチングです。
いいところに阿部さん、行きましたけれどもね。
≫ちょっと低いかなと。
≫157km。
ただ佐々木さん、この高さで157kmが出るんですよね?≫あれがもう一伸びするとストライクとりやすいんですけどね。
≫その一伸びというのは?≫ボールのキレですよね。
オフシーズンなんで、シーズンとは違うんですけどね、多少力みがある分シュート回転しているので、やっぱりちょっと最後のおじぎするというか、一伸び、ビュッというのがないんですよね。
≫確かに第1戦が終わった後も12球投げましたがボールが合わずにストレートが沈んでいたと本人も言ってましたね。
≫そこら辺ですよね。
≫この回もランナーを背負いましたが、見事に大谷翔平MLBオールスターを0点に抑えています。
このボールですが、阿部さん、非常にいいボールでしたね?≫いいところから落ちましたね。
≫2回の表が終了して今のところ両チーム得点が入っていません。
そして大谷翔平が見事なピッチングを見せています。
さてここで安倍総理の記者会見のニュースが入ってきました。
≫安倍総理大臣が記者会見し、来年10月に予定していた消費税率の10%への引き上げを1年半延期し、衆議院を21日に解散して国民に信を問う考えを正式に表明した。
本年4月より8%の消費税を国民の皆様にご負担いただいております。
5%から8%へ、3%の引き上げを決断したあのときから、10%へのさらなる引き上げを来年、予定どおり10月に行うべきかどうか、私はずうっと考えてまいりました。
その結果、税率を上げても税収が増えないということになっては元も子もありません。
経済は生き物です。
昨日、7月、8月、9月のGDP速報が発表されました。
残念ながら成長軌道には戻っていません。
デフレから脱却し、経済を成長させる、アベノミクスの成功を確かなものとするため本日、私は消費税10%への引き上げを法定どおり来年10月には行わず、18カ月延期すべきであるとの結論に至りました。
しかし、ここで皆様に申し上げておきたいことは3本の矢の経済政策は確実に成果を挙げつつあります。
消費税率3%引き上げに続き、来年10月から2%引き上げることは個人消費を再び押し下げ、デフレ脱却も危うくなると判断いたしました。
速やかに国民に信を問うべきである、そう決心いたしました。
今週21日に衆議院を解散いたします。
消費税の引き上げを18カ月延期すべきであるということ、そして、平成29年4月には確実に10%へ消費税を引き上げるということについて、そして私たちが進めてきた経済政策、成長戦略をさらに前に進めていくべきかどうかについて国民の皆様の判断を仰ぎたいと思います。
衆議院は21日に解散されることになりこれを受けた衆議院選挙は来月2日に公示、14日に投票と開票が行われる見通し。
引き続き日米野球第5戦をお楽しみください。
≫2014スズキ日米野球第5戦、回は2回のウラに入っています。
この回の先頭バッター、4番の中田翔は6球目を打ってセカンドフライ。
再び札幌ドームからお伝えしていきます。
内川は2013年のWBCで阿部さん、悔しい思いをして、そしてまた日の丸を背負うことに意義を感じてそしてユニフォームを着ていますが、WBCの借りはWBCでしか返せないという強い決意を持って今、ユニフォームを着ているそうですね。
≫本当にミスをしたという思いがあったんですけど、本人のミスはチームのミスなんで。
だけどそういう気持ちを持ってまた侍ジャパンで頑張ってもらっているというのはうれしいことですね。
≫32歳になりましたが、3年後を見据えてここで選んでもらったこと、非常に粋に感じています。
内川聖一、5番バッターとして登場していますがサードゴロ。
今日はシューメーカーがいいピッチングを見せていますね。
≫コントロールがいいですね、今日は。
≫佐々木さん、シューメーカーはどんな特徴がありますか?≫真っすぐはそんなに速くないんですけど、動くボールですよね、非常によく動きますよね。
≫坂本と阿部さんは長い付き合いになると思いますが、このシューメーカーと対するバッターボックスの坂本。
坂本選手もジャパンのユニフォームを着ていろんなことを学んでいましたということを言っていましたね?≫巨人に戻っても中心でやってもらわないといけない選手なのでたくさんいろんなことを学ぶし感じると思うので、すごく本人にとってはいいことですね。
≫第3戦は先制のツーランホームラン、見事な決勝ツーランがありました。
とにかくジャパンでも自分が引っ張っていくという強い気持ちを持って臨みたい、そう坂本は話していました。
侍ジャパンの初ヒットは坂本。
このバッティングですが、阿部さん?≫うまく打ちましたね。
≫ここはやや真ん中に入ってきましたか、佐々木さん、このバッティングですが?≫高めに浮くとボールの動きが少ないんですよね。
このピッチャー、低めにいってなんぼなんでね。
浮いたところをしっかり打てましたからね。
≫ストレート、ツーシーム、スライダー、ナックルカーブ、スプリットを投げるというマウンド上のシューメーカー。
この非常にあごひげが特徴のマット・シューメーカー投手です。
何か今日は佐々木さん、非常に緊張感がある中、第5戦スタートしましたね?≫両投手が立ち上がり非常にいいですよね。
≫3連勝した侍ジャパン、そして第4戦はMLBオールスターが1勝し、3勝1敗で迎えています。
≫第5戦の舞台、札幌ドーム。
大谷翔平の3回のマウンドです。
ここまで緊張感のある中0−0で3回表のマウンド、ここまで27球という大谷翔平。
まず155kmのストレートから入ってきました。
恐らくイニング間で何らかの調整をして大谷翔平がこのマウンドに上がってきました。
一度ブルペンに戻った姿がありましたね?≫多分、キャッチボールを外でしちゃいけないと思うんですよね。
それでブルペンでツーアウトの後、キャッチボールしてから行ってると思うんですね。
≫今シーズンは30本のホームランを打ちましたデューダ。
≫ここはやはりストレート、阿部さん、これは真ん中に入ってきますと、やはり力がありますね。
≫力負けしないですね。
≫今の当たりも少し差し込まれてもおかしくないようなボールかもしれませんが、ただ、ここは力負けせずにはじき返していくという。
≫さすがですよね。
≫さすがメジャーで30本のホームランを打ったデューダ。
これで佐々木さん、1回、2回、3回とノーアウトのランナーをいずれも背負うという形になりましたね。
≫あとは1回対戦しているピッチャーですから、どういう球を投げるのも大体わかっていると思うので。
この回、何か佐々木さん、大谷に変化はありますか?≫いや、ないと思いますけど、今のはバッターがうまいですよね。
≫アウトコースのスライダーを見事にライト前に持っていきました。
≫投げるときにスライダーもそうですけど、リーチありますから、届くんですよね。
もう1つボールにしてもいいですね、スライダーの場合は。
≫その辺りは国際試合ならではの。
≫やはり日本人のバッターに投げるときとはちょっと違いますよね。
≫注目、この1番のアルトゥーベ。
アメリカンリーグの首位打者、盗塁王、そして最多安打、ヒットは225本打ちました。
24歳です。
≫ここはバッテリーミスがありました。
1点先制はメジャーリーグ先発です。
キャッチャーのパスボール。
ここはキャッチャーのパスボールということになりましたがやはりかなりシュート回転したからということでしょうかね、阿部さん。
≫力みもあるでしょうし、ここ、札幌ドームはすごく僕の印象の中で乾燥しているので、特に今日はいつも以上にボールが滑ると思いますね。
≫そのボールの滑り、メジャー球に対応する必要がありますが、やはり佐々木さん、ボールの違い、改めてかなり影響があるものですか?≫今日はそういう感じはしますよね、今のを見ても。
≫160kmをマークしましたが、ただシュート回転するストレートも多いという大谷翔平です。
≫あとはマウンドを固くしてるんですよね。
≫この大会用にメジャー仕様にしてかたくて傾斜のあるものに変えていると。
≫そこら辺も多少あると思うんですけど、慣れてないですもんね。
本拠地ですから、札幌ドームで一番多く投げている大谷翔平ですが、いつもとは違うマウンドにやや戸惑っている、そんな印象もあります。
今シーズンは大谷翔平が成長したのは、まずアルトゥーベ、首位打者、最多安打、盗塁王と小さな体で成し遂げた今シーズンでした。
小さいからこそメジャーの中で逆に目立つという存在になっていますが。
何かムードとしては、佐々木さん、メジャーリーグの方が今のところいい形にいっていますが、今のフォークですね。
≫でも、これでも何とかしようってね。
本当にしぶといですね、このバッターはね。
≫とにかく3連敗を受けて、第4戦は気持ちを入れ直したとアルトゥーベも話していましたが。
≫このプイグですが試合前に話を聞きますと大谷との対戦を非常に楽しみにしていると言っていました。
大谷選手もプイグとの対戦が一番楽しみだと言っていたんですが、プイグは速球を自分の力で打ち返したい、初球も狙っていきたいと言っていましたが、その言葉どおり初球を狙っていきましたね。
先輩のグリエルやデスパイネといった選手がキューバ出身で日本でプレーしていますが、このプイグ選手もキューバ出身ということで、日本でプレーするほかの先輩の姿を見ると、自分にとっても非常に誇らしいと話していました。
≫石井大裕アナウンサーのリポートが入りました。
確かに初球を狙って見事にレフト前に持っていきました。
ただ、この経験は阿部さん、本当に大きな経験ですね。
ボール、マウンド、対戦相手。
≫なかなか本当にない機会なんで。
≫まさにこの経験、今この瞬間が3年後のWBCにつながっていきます。
≫モーノーはナ・リーグの首位打者第2戦と第4戦にホームランを打ちました。
おとといの第4戦は4打数の2安打4打点をマークしました。
モーノーは佐々木さん、2006年のア・リーグのMVPで2010年の7月に脳しんとうがあって、そこから苦しんで今シーズン復活をした選手なんですね?≫非常にいいバッターですし、そういうケガというかアクシデントがあってよくここまで戻ってきましたよね。
≫もともとはスラッガーだったんですが。
≫すばらしいバッターだったですね。
≫今シーズンは首位打者に輝きました。
球数が43球までいきました。
低めのボール、やはり佐々木さんがおっしゃるキレですね?≫今のはとってもよさそうなもんですけど。
≫阿部さん、かなり力が入ってますか?≫そうですね、さっきから投球練習でもちょっと引っかけたりとかしてるんで、結構力んでいるんじゃないかなと思いますけど。
≫阿部さんもWBCのときにはかなりボールの違いに苦しんだというときはありましたか、守備の部分でボールを触ったりする場面はもちろんありましたが。
≫本当に滑るんで、ちょっと握りがおかしくて投げるともうすごい変化するんで。
≫小久保監督も、その日本のピッチャーがすぐに対応してくれた、日本の誇る投手陣であるという話をしていましたが、大谷はどう対応していくか。
ロンゴリア、まさにレイズの看板選手です。
第3戦の試合中に、第2子の長男が生まれました。
メジャーを代表する強打者です。
≫そのロンゴリアの子どもですが、2人目の子どもということでナッシュ君と名付けたそうです。
2920gということで、母子ともに健康ということでした。
いつかナッシュ君を美しい日本に連れてきたい、そういうふうに話をしていました。
≫奥さんが妊娠中にもかかわらず日本にせっかくだから行きなさいということで送り出してくれたというロンゴリア。
≫アメリカの人は珍しいことですよね。
≫必ず出産には立ち会う。
≫出産もそうですし、結婚式とかねお姉さんの結婚式でもいなくなりますから、ビックリしますよ。
≫デッドボール、天を仰いだ大谷翔平。
インサイド、やはりこれも佐々木さん、シュート回転したということでしょうかね?≫そうですね。
今日コントロールというか、ばらつきが多いですね。
≫アウトコースに構えていますが、ただインコースに行って、左手に当たりました。
大谷翔平が今日は少し苦しんでいるマウンドになりました。
高校3年生のときにメジャー挑戦。
日本とアメリカ、悩みながら、最終的には日本でのプレーを選択しました。
今でも憧れと話しているそのメジャーリーグ。
高校のときは手の届くところと思っていたそうなんですが、今、そのメジャーリーグはどういう存在ですかという問いにはちょっと遠くなった、ちょっとですけどねというコメントを残していましたが、ただ、佐々木さん、本当にいずれは行ってほしいという存在ですよね。
≫そうですよね、見ていても持っているものが一流ですからここからですよね。
≫まだ20歳という大谷翔平。
5番のサンタナを迎えました。
阿部さんは試合前にサンタナと話していましたが、サンタナはキャッチャーから野手に転向したんですよね?≫そうですね、同じ境遇だったんでちょっとお話を聞きたくて。
少しだけだったんですけど。
≫どういうお話をされましたか?≫キャッチャーから、彼もファーストにいったりしたんですけど、そのときのリズムも違うでしょうし、そういうのをどう自分で克服してきたのかというのを聞いたんですけど、本当にためになることを言っていただきましたし、また沖縄でもお話させてくれとお願いしてきたんです。
≫あさって最終戦がありますが、そのサンタナ、キャッチャーから転向して現在は野手、非常に選球眼がよくてフォアボールは今シーズン152試合で113ありました。
≫佐々木さん、ここはいいボールがいきましたね。
≫今のいいボールですよね。
このボールが数多く投げれると、なかなかメジャーチームも打てないと思うんですけどね。
≫これで5つ目の三振を奪いました。
阿部さん、これはキャッチャーの嶋としても本当に気持ちよくボールを受ける、そんなボールだと思いますが?≫もうすごくいっぱいのコースで、ナイスボールでしたね。
≫ペレスは先ほど4−6−3のダブルプレーでした。
佐々木さん、ここを切り抜けられるかどうか。
≫ここはちょっとやっぱり2点取られましたから、きっちりこのバッターで抑えてほしいところですよね。
≫パスボールと内野ゴロの間に1点を失いました。
1つ、80球という投球数の目安がありますから、佐々木さん、できれば5回まで投げてほしいというね?≫ちょっと5回は難しいかなという感じがしますよね、この球数だとね。
≫渋い表情で3塁側のダグアウトに帰っていきます。
さて放送席を改めてご紹介しましょう。
大魔神・佐々木主浩さん、そしてジャイアンツの阿部慎之助さんとともにお伝えをしています。
佐々木さんと阿部さんはいずれも日米野球を経験されていますが佐々木さんはどんな思い出がありますか?≫僕、初めて出たときグリフィーとかそうそうたるメンバーだったので、投げて楽しかったですね。
≫92年、96年は日本代表としてそして2000年は凱旋のマウンドに上がりましたが、また違った気持ちがありましたか?≫やっぱり全然違いましたね。
≫20世紀最後の登板で締めたというのが佐々木さんでしたが。
そして、阿部さんも日米野球、どんな思い出がありますか?≫僕は自分ではなくて、バリー・ボンズがすごいなと思ったのがすごく印象に残っています。
≫見た思い出があるというか、バリー・ボンズが打った印象の方が強いということですか。
≫そうですね。
≫阿部さんは2002年、2004年、それから2006年ということで日米野球を経験されています。
そしてWBC侍ジャパンの主将、4番としても活躍されました。
やはり日の丸の重みというものは強く感じたと思いますが、どういうことを感じましたか?≫現地に行っていたらわからないんですけど、帰ってきたときの、すごく注目していただいてこれだけのたくさんのファンの方が見てくださっていたんだなと思うと、帰ってきてからやっと重みを感じられましたね。
≫2013年は残念ながら世界一はとることができませんでしたが、ただ、3年後に向かうという侍ジャパン、いよいよスタートを切ったということですが、阿部さん、こうやって強化試合を行っていく、非常に大事な、非常に貴重な機会ですよね。
≫国際大会っていろいろなことがあるんですけど、だけど、こうやってメジャーリーグのオールスターチームとなかなかできないですからすごく選手にとってはいい経験になると思います。
≫まさにその財産を3年後に生かす、そんな戦いが既に始まっています。
≫今日は8番に銀次を使ってきました小久保裕紀監督です。
シューメーカーの前にヒットはわずか1本です。
今のも佐々木さん、ツーシームですかね?≫ちょっと曲がってますよね。
≫左バッターに対してもツーシームを投げてきますが、阿部さん、ちょっとバッターに向かっていきながらストライクゾーンに曲がっていくというボールですね?≫一瞬、ボールに見えたりするんですけど、そこから入れてくる感じですね。
≫日本ではこういうボールを投げる選手は?≫なかなか見たことはないです。
外にツーシーム、沈ませるというのは結構みんな投げ始めているんですけど。
≫ただ、左バッターのインコースにツーシームを投げるというのはなかなかないですね?≫さっきの坂本のヒットなんかもそうなんですけど、右バッターのアウトコースにツーシームを投げてくる、そういうのはなかなか日本のピッチャーではあんまり見たことないです。
≫ですから佐々木さん、国際試合、WBCなどでもいきなり当たるピッチャーがあるわけですから。
≫大体外国のピッチャーはこういうボールですからね、絶対動かしてきますからね。
≫まだ日本にはいないようなタイプと戦っていく、それがWBCの舞台です。
今シーズン、メジャーでも大活躍、16勝をマークしたシューメーカー。
3連勝の後、第4戦は落としました≫こういう展開は絶対にWBCでもあるわけで?≫そうですね、追いかける展開というか、いろんな状況がありますから、その後点をとっていくかが監督の腕の見せどころでしょうね。
≫特に日米野球が始まる前にあくまでも勝利にこだわるんだ、そう話した小久保監督。
その中でリードされました。
第5戦はまさに勝負にこだわる、そんな展開になりそうです。
≫多彩な変化球を持っていますシューメーカー。
イースタンミシガン大学から2008年のドラフトでは指名されずにアマチュアフリーエージェントでエンジェルスに入団しました。
そしてそこからマイナー暮らしが続いていましたが、2013年9月にメジャーデビューを果たしたシューメーカーです。
2年目のシーズンで見事に16勝をマークしました。
阿部さん、完全にバットが折れましたね?≫今のは画面で見てもすごく動きましたね。
クッとバッター方向に曲がってくるボールですね。
ほとんどきれいなストレートはないんだということも侍ジャパンのメンバーも話していました。
≫佐々木さん、ここまでは坂本のヒット1本だけですね。
≫あのボールくらいですかね、真ん中に来たのは。
あとは低めに変化するボールが出てますね。
≫それだけ甘いボールがないという今日のマウンドのシューメーカー投手です。
あまり対戦のないバッターですと、柳田は飛距離が日本人トップ、121m。
ホームランの飛距離も非常によく飛ばしたというデータがありますが。
≫すごいですよね。
≫ここまでの大谷翔平のピッチングを振り返ります。
いよいよ日米野球第5戦のマウンドに上がった大谷翔平。
先発のマウンドを託されました。
1番のアルトゥーベ、ア・リーグの首位打者ですが、まずはライト前ヒット、ノーアウトランナー1塁です。
しかしそこからが圧巻でした。
2番のプイグ、空振り三振。
そして、3番のモーノーを迎えますモーノーに対しては、佐々木さん、フォークでしたね?≫いいところで落ちましたね。
≫そして4番のロンゴリア。
阿部さん、この160kmです。
≫速かったですね。
≫今日最速はこの160kmです。
そして3回の表。
まず、デューダがツーベースヒットで出塁し、ノーアウトランナー2塁です。
そしてノーアウトランナー1・3塁となってこのパスボールがありました。
1番のアルトゥーベのバッターボックスのときにパスボールがあって、まず先制はメジャーリーグ、そしてアルトゥーベのショートゴロの間に1点が入りました。
その後もワンアウト・ランナー満塁というピンチを背負った大谷翔平。
5番のサンタナに対して、このストレート。
154kmのストレートでした。
そして6番・ペレス。
ペレスに対してもストレート。
ここまで6つの三振を奪っている大谷翔平のピッチング。
3回を終了して2−0とMLBオールスターがリードしています。
ですから、こうやって佐々木さん、ハイライトで振り返ってみてもいいボールは本当にいいんですね?≫そのボールがはっきりしているんで、そこら辺でしょうね。
でも、本当にオフシーズンなので、しっかり投げろと言ってもなかなかね、長いシーズンを戦った後ですからね。
≫なかなか今日は札幌、外は雪も舞っていましたが、阿部さん、こういう季節にプレーすることはなかなかないですからね。
≫僕は今日球場に来てうらやましいなと思いましたね。
≫この季節まで野球ができる喜びといいますかね。
≫やっているみんなはきついでしょうけど、僕はそう思いました。
≫今日のゲーム、そしてあさって、沖縄で最終戦を迎える侍ジャパンです。
この回を難なく終えると、佐々木さん、5回までいける球数ですけどね。
≫そうですね、すんなりいきたいですよね。
ただ、このバッターは先ほど打たれていますから、僕としたら、意地で真っすぐ抑えてほしいですね。
≫先ほどは左中間へのツーベースを打った8番のデューダ。
≫やはり打たれた相手には同じボールで。
≫それもまさに3年後に向かって財産になる対戦になります。
ストレートでいきましたね、佐々木さん?≫低めにある程度いけば、なかなか長打にはなりませんからね。
≫今のも154ですが、阿部さん、シーズンの後半になってこうやって普段は150km台中盤で力を入れると160km、そういうことができるようになったんだと言ってましたね。
≫本当にランナーが出たり、得点圏に行くと切り替えができてというか、そういう余裕がすごくあるので、すばらしいなと思います。
≫そういう余裕があるというのは、一流ピッチャーの証拠ですか?≫そうですね、長いイニング投げなければいけないというのがありますのでどこかで力を抜いたり、それができるピッチャーだと思いますね。
≫ここはストレートが真ん中に入りました。
コースも甘くなると、やはりセンターに持っていきます。
4回表、すべての回でランナーを背負っている大谷翔平です。
エスコバルは2打数の2安打。
そして1番・アルトゥーベを迎えます。
今日3回目の対戦。
アルトゥーベは、序盤は沈黙していたんですが佐々木さん、やはり片鱗を見せてきましたね?≫うまいですよね、今のもシュート回転、インコースの甘めに入ってきたんですけどあれを逆方向に打ちますからね。
≫阿部さん、168cmですから、日本人と同じような体型で参考にできる部分はあるんでしょうかね?≫これだけメジャーの中でも体が小さくてもこうやってできるんだというのも、日本の少年たちにわかってもらいたいなと思います。
≫何か佐々木さん、メジャーリーガーのイメージを変えるような存在ですよね?≫でも、パワーもありますよ、今のも差し込まれてるんですけど、そこからあそこに持って行けるんですからね。
≫佐藤さん、そのアルトゥーベですが日本の山田選手は非常にいい選手だと褒めていましたね。
そして山田選手とバットの交換も行っていました。
≫石井アナウンサーのリポートが入りました。
そしてプイグを迎えます。
大谷翔平が昨日の練習の後、プイグと対戦するのが非常に楽しみであるという話をしていました。
191cm106kgのプイグ。
昨年、見事にデビューからインパクトを残したプイグです。
お客さんも、黙って戦況を見つめる形になっていますね。
≫僕らもそうなっちゃってますね。
≫今のは佐々木さん、フォークですか?≫今のはフォークでしょうね。
フォークボールを投げるときに一番バランスがいいんですよね、投げるバランスが。
真っすぐのときの方が力みがすごいですね。
≫フォーク、空振り三振。
これで7つ目の三振を奪いました、大谷翔平。
最後のフォークも見事でしたね、佐々木さん。
≫2014スズキ日米野球第5戦、舞台は札幌ドームです。
大谷翔平が4回を投げ終わりました。
2−0とMLBオールスターがリードしています。
侍ジャパン、4回のウラ、2番の菊池は初球を打ってセンターフライ。
ワンアウトランナーがありません。
≫佐藤さん、今アウトになった菊池は、僕は真剣勝負と言って、シーズン中と変わらずプレーができていますと。
一流選手ばかりとプレーしているので毎日が楽しいですと。
びっくりしたのは、カノ選手のゲッツーのときにあの速さは尋常じゃありませんと、とってから投げる速さですよね。
それから打席ではツーシームばっかりで打ちにくいですと。
でも本音で言うと、あんまりそんなに差がないんじゃないでしょうかと、そんなことも言っていましたね。
日本とアメリカの差ですけどね。
≫戸崎アナウンサーのリポートが入りました。
確かに差は感じないという菊池ですが、阿部さん、舞台に立って、いろんな選手を見ることが楽しいということですが。
≫本当に僕も侍ジャパンでいい選手といっぱい一緒にやれて本当に毎日が充実してましたしすごく僕も菊池君同様、楽しかったですね。
≫相手選手を見ること、それから侍ジャパンとしてフリーバッティングをすることも楽しかったという声も聞こえるんですよね。
≫今、打席の糸井君とかも、僕からしたらすごくいいバッターですし、パワーもありますし。
すごく毎日が楽しくてなかなか普段、そういうのも敵として戦ってるのでなかなかできない部分もありますし。
本当に腹を割れないといいますか、僕はキャッチャーというポジションがら、その選手たちとも対戦しなくちゃいけないので。
だけど、すごく本当に楽しかったですね。
≫中田翔がバッターボックスに入りました。
日本ハムの中田翔、侍ジャパンの4番です。
小久保監督が、4番というのは、そこにその人がいるだけで3番が生きて、5番が生きて、1番が生きてくる、だから4番を最初に決めるんですと小久保監督は話していました。
その日本の4番、中田翔です。
代走、丸が起用されています。
MLBオールスターのサードが代わりました。
≫侍ジャパンのユニフォームを着て4番を任された、その意義を十分に感じています。
ただ、まだそんなに力がないことは自分では重々わかっていますと中田翔は話していました。
ただ4番に僕を置いてくれたこと、任された以上は男としてやり切る必要があるんです、そう中田翔は話していました。
こういう牽制のタイミングというのも、佐々木さん。
≫今のはちょっと出るときでしたからね。
≫阿部さんも、そのジャパンの4番というのはやはり違う重責がありましたか?≫本当に打って当たり前、そう思われているところが結構プレッシャーになりましたね。
≫そのプレッシャーと立ち向かうという中田翔です。
中田翔も、相手もそうだけれども、内川さんや糸井さんとフリーバッティングをしていろいろ勉強しているという話をしていました。
最後はプイグがとりました。
≫今日も一段と冷え込んだ北海道の札幌。
日中は雪が舞いました。
しかし場内は非常に熱気に包まれています。
4回を終了しています。
5回表のマウンドには、DeNAの井納がマウンドに上がりました。
大谷は結局、2失点、球数は68球。
ここで井納にスイッチをしています。
DeNAの井納、阿部さんも井納とは対戦していますが、対戦した印象はいかがでしょうか?≫フォークボールもいいですし、曲がり球でも両サイド投げれることができる。
結構、僕は苦戦した方かなと思います。
≫今シーズン6打数の2安打、3割3分3厘という打率が残っていますが。
さあ、3番、モーノーと対します。
大谷がマウンドをおりて、2人目、井納です。
≫センターに丸、ライトに柳田が回りました。
まず3番のモーノーを打ち取りました。
先ほど糸井に代わって代走に起用された丸がそのままセンターに入っています。
佐々木さん、今度は井納がマウンドに上がりました。
今度はこの井納が流れをつくる番ですね?≫MLBの方に流れがいっていますので、3人ですぐ終わって、攻撃のリズムをつくってほしいですね。
≫先ほど守備から入りましたヌネス。
恐らくロンゴリアはデッドボールがありましたからね、佐々木さん?≫そうですね、無理しないですよね高いバウンドのサードゴロになって、松田が下がってとりました。
そして1塁送球。
松田が今日も練習中から大きな声を出していました。
ムードメーカーの松田。
WBCの優勝メンバー、フォアボール、三振という今日のサンタナ。
いろんな国からMLBオールスターは日本にやってきました。
鹿取ピッチングコーチに聞いても、井納が非常に状態がいいと言っていましたね?≫ホントに今年、自信つけましたよね。
≫メジャーが阿部さん、1戦目から3戦目までは3連敗しましたが、ちょっと目の色が違いますかね?≫さすがに彼らもプライドがあると思うので3連敗してからは、すごく真剣勝負できてますね。
≫MLBオールスターで来日している和田選手に聞きましても、ノーヒットノーランのときにはかなり沈黙していたそうですね。
そこから一気に切り替えて、試合に臨んでいるというMLBオールスターです。
ペレス、今シーズンは2割6分、ホームランも17本打ちました。
24歳、まだ4年目の選手です。
このペレスの守備も見どころですよね、佐々木さん。
バッティングと守備。
≫ゴールデングラブをとっていますからね。
≫2013、2014とその守備の部分で評価されました。
バットの先端ですが、センターの深くまで行きました。
やはりWBCの球数制限というところで言いますと大谷は68球で投げ終わりましたが、阿部さん、こうやって第2先発というのが大事になってくるんですね?≫そのための準備はある程度早めにできるのでいいと思うんですけど、今だったら2−0なので、そこからリズムをつくらなきゃいけないというのですごく難しいと思いますけど。
≫改めてここから再スタートといいますかね。
≫ここからしっかりいくことによって、佐々木さんもおっしゃったように攻撃のリズムになると思うので。
≫非常に大事な役割を任されたベイスターズの井納です。
ゾブリスト、オールスターゲームにも2回選出されていますが、メジャー随一の万能プレーヤーです。
非常にいろいろなポジションもできて巧打のスイッチヒッターのゾブリスト。
いいところに佐々木さん、行きましたけどね?≫いいコースですけどね、外からのボールなんですけどね。
≫今年2年目、11勝をマークした井納です。
≫大谷翔平のピッチングでスタートした日米野球第5戦、大谷は4回でマウンドをおりました。
68球という投球数。
6安打7つの三振を奪って失点は2でしたが、自責点は0というピッチングでした。
フォアボール2つ、デッドボール1つです。
改めて佐々木さん、大谷のピッチングを振り返っていかがでしょうか?≫非常にいいボールもありましたけど、その差が激しかったですよね。
コントロールがちょっとバラツキがありましたからね。
でも、非常にいい勉強になったんじゃないかなと思いますけどね。
≫いいボールがいけば抑えられる自信が1つ、阿部さん、ついたかもしれませんが。
≫本人も感じたし、わかったと思うんです。
≫その大谷が先発、その後を受けた井納。
現在はMLBオールスターが2点をリード。
日本はこの先発・シューメーカーを打ち崩す5回になるでしょうか。
≫ここまで佐々木さん、わずか2安打ですね?≫やはり動くボールですよね。
このボールに苦労している感じがありますね。
≫ここは阿部さん、坂本に期待する場面を迎えますが?≫2打席とも持ち味でもある積極的に2打席とも振れているので期待したいと思います。
≫佐藤さん、侍ジャパンですが、坂本選手は今非常に調子がいいと言っていましたね。
アメリカの選手はもっと大胆で雑な部分があるかと思ったけど、バッティングにしても守備にしても非常に細かくて繊細なので驚いたと言っていましたね。
≫その繊細さ、いろんなことを感じながらの坂本ですが、ここは空振り三振でツーアウトになりました。
≫一方のメジャーリーグ、マイク・マダックスピッチングコーチは日本の打者について、基本がとにかくきっちりしている、もろさがないんだということを言っていました。
そして驚いたのが、こんなにアグレッシブなバッターが多いことに驚いたということを言っていました。
マイク・マダックスコーチですが、実は通算355勝のグレッグ・マダックスさんのお兄さんですね。
≫メジャーサイドもアグレッシブなバッターが多いことに驚いたということで。
≫初球からどんどんみんな振っていってますからね。
≫確かに国際試合の鉄則としては阿部さん、ファーストストライクは振っていくというのはあるんでしょうか?≫そうですね、初めて見るピッチャーもたくさんいるんで、好球必打ですね。
≫日米野球第5戦、大魔神・佐々木主浩さん、そしてジャイアンツの阿部慎之助選手とともにお伝えしています。
ここまでは佐々木さん、ちょっと侍ジャパンが元気ありませんが?≫うまく攻められていますよね。
≫大谷翔平、今日先発のマウンドに上がって4回2失点でした。
今日最速で160kmをマークした大谷。
今、どんなことを感じているでしょうか。
恐らく収穫が本当に多かった、課題も出た、そんな先発マウンドだった大谷翔平です。
ショートに今宮が入りました侍ジャパンです。
8番のデューダ、今日はツーベースを打っています、2打数の1安打。
先ほど井納は5回からマウンドに上がってランナーを背負いましたが、佐々木さん、最後は抑えましたけれども。
≫落ち着いていますね、変化球もいいですしね。
≫日本の投手陣がこれだけの期間でボールに対応してくれた、その辺りは小久保監督も評価をしていましたが、井納も佐々木さん、ある程度すんなりとなじんでいるといいますかね。
≫今のスライダーを見てもコントロールできてますからね。
大分なじんでいるとは思いますけどね。
ドームでやっているという部分もあると思うんですよね。
やりやすいんだと思うんですよ。
やっぱりアメリカとか行くと、外なので非常に乾燥しているし、外でやると大分違うんですよね。
≫阿部さんも乾燥という話をされていましたが。
≫井納投手は札幌ドームで社会人時代から点を取られたことがないと言っていましたが、非常に相性というものがあるみたいですね。
≫人それぞれだと思うんですけれども、いいとこもあれば、悪いとこもあると思うんですが。
≫そういうものは気にするものですか?≫あんまりしたくはないんですけど、僕自身は気にしちゃう方ですね。
≫阿部さん、気にするんですね?≫そうですね。
≫横浜スタジアム好きだもんね。
≫そうですね、はい。
≫その札幌ドームでまだ点を取られたことがないという井納の6回表のマウンドです。
≫大柄な体格のデューダを迎えています。
メッツの左バッター、193cmの大柄の体格です。
今シーズンは153試合で2割5分3厘、ホームラン30本です。
≫2−0と侍ジャパンが今日は2点を追いかける展開です。
いよいよ第5戦を迎えました日米野球。
あさっての沖縄でのゲームが最終戦ということになります。
ここはすんなりとツーアウトを奪いました、ベイスターズの井納です。
先ほどからセンターに丸、ライトに柳田が回っています。
そしてこの小柄なバッター、アルトゥーベが今日4打席目、今日は3打数2安打いよいよ本領発揮というアルトゥーベ。
おとといの第4戦は4打数3安打。
首位打者、盗塁王、最多安打を獲得しています。
3割4分1厘という打率は見事ですね、阿部さん。
≫すばらしいですね。
≫盗塁が56、安打数は225ですこれも見事なバッティングで右中間を破っていきました。
これで2試合連続の猛打賞になりました、4打数の3安打。
このバッティングですが、阿部さん?≫彼は今日、徹底してますね、反対方向って。
ヒットすべて3本、反対方向なので≫こういうバッティングができるとメジャーでも率を残すという、佐々木さん?≫やはりバットコンタクトが非常にうまいですよね。
≫見事に1番バッターの役割を果たしているアルトゥーベ。
オールスターにも2012年、2014年と出場しています。
パワーヒッターのプイグを迎えます。
今日も練習でひときわ打球を飛ばしていたプイグです。
三振、レフト前ヒット、そして三振という今日の3打席。
この選手は、佐々木さん、恐らくスーパースターになっていくというかね?≫その可能性はあるでしょうね。
去年、ロスに見に行ったんですけどそのときに上がってきて、ブレークしているときだったんですけど、やはり人気はすごいありましたしね、非常にプレーを見ていても楽しい選手なんですよね、何するかわからないので、そういう部分でファンは非常に多いですよね。
≫ドジャースが、ひと目見ただけで大型契約した選手なんですよね。
≫肩も強いですしね。
≫プイグのバッティングもそうですが、この守備、非常に肩もいいというプイグです。
今回の日米野球でも、こういったダイビングキャッチもありましたが、先ほども佐々木さん、ライトへのファウルフライを見事につかんだ場面もありましたが?≫みんな選手そうですが、フェンス怖がらないですからね。
ただ、日本の場合は硬いんですけどメジャーの場合はもっとソフトなので、思い切ったプレーができるんですけどね。
≫将来のスーパースター候補・プイグです、23歳。
追加点のチャンスを迎えています。
ここは徹底して、阿部さん、外のスライダーを使いながらですね。
≫今のもコースはボールだと思うんですけど、あそこまでやっぱ届くんですね。
≫かなりシーズン中よりも曲がりが大きいように思いますが、ただ、届くんですよね?≫あそこまで届くんですよね。
ベースからも結構離れてますし、多分いいとこいけば、空振りとれるんじゃないかと思っていたと思うんです。
それでも届いてしまうという。
≫ちょっと連係で、セカンド・ショート…。
セカンドの菊池、ショートの今宮。
今のは佐々木さん、どういう形ですかね?≫2人とも、相手の位置を見てなかったですよね。
ちょっと中途半端でしたね。
これだから、多分、ショートがとらないとアウトにはならないですね。
≫確かに代表ですと、阿部さん、こういった連係はあまり練習する時間がありませんからね。
≫やっぱりいつもと違うコンビですしね、すごく難しいんじゃないかなと思いますね。
≫セカンド・菊池、広島、そしてソフトバンクの今宮が途中からショートに入っています。
ここは1つ、佐々木さん、大きなヤマ場を迎えましたね?≫6回ですから、ここで1点は大きいですよね。
≫ナ・リーグの首位打者、3割1分9厘をマークしたモーノーです。
日本の選手に聞いても、このモーノーのバッティングを4戦まで見て、非常に印象に残ったという選手が阿部さん、多かったですね?≫東京ドームでのホームラン、僕も見させてもらいましたけど。
≫阿部さんはどういう印象を持ちましたか?≫そこまで大振りはしないんですけど、しっかりコンタクトして、ヒットしてくるという感じですごく柔らかいという印象がありますね。
≫柳田選手は間があるということを言ってましたね。
バッティングに間があるという表現を使っていました。
井納にとっても、プロ入り2年目ですが、本当に大きな経験になっています。
ここまで球数は35球という投球数です。
大きなプレッシャーを受けながら、追い込んでいます、井納。
少し狙ったところとは違うところに行きました。
≫佐藤さん、チャンスでモーノーがバッターボックスに入っていますが、試合前にモーノーに話を聞きますと勝つことにとにかくこだわりを持っていきたいと。
MLBのよい象徴になりたいと言っていました。
そして日本の松田選手、柳田選手は非常にいい選手だと、僕も学ぶことがいっぱいあるよと話していました。
≫松田と柳田の名前を挙げたというモーノーです。
とにかく第3戦のノーヒットノーランの後に話していましたが、負けるのが何よりも嫌いで、遊んでいるバスケットボールも妻とやるチェスも負けることが嫌なんですよと佐々木さん、言ってましたね?≫スポーツ選手、誰でも負けず嫌いなところを持っていますからね。
≫どんな試合でも勝ちたいんだという、その気持ちを前面に出していたモーノーです。
≫佐藤さん、松田はやはり菊池と同じように、毎日楽しいですと言っていましたが、自分のバットにサインを書いてモーノー選手にプレゼントしてましたね。
こういう交流の機会はないですよ、これだけスーパースターが集まるんですからと言っていました。
≫自分からバットを持っていったということですね。
≫多分モーノーのバットも欲しかったんじゃないですか。
≫そういうことですか。
≫交換してくれって。
≫確かにそういう機会はなかなかないですからね。
≫僕、昔、ボンズとユニフォームを交換しましたもん。
自分のを持っていかないとくれないんで、うれしかったです。
≫阿部さん、そういう経験ありますか?≫今日は、自分で持っていかないととおっしゃったんですけど、僕はサンタナに無理やりバットをいただきました。
≫非常に貴重な機会となっている日米野球です。
バットに当ててきますね、佐々木さん?≫コンパクトですからね、スイングが。
ホントにクセのない打ち方しますよね。
≫ここは阿部さん、キャッチャーの嶋も悩みに悩んでの配球になりますかね。
どう打ち取ろうかなというところで。
≫フォークボール、ワンバン欲しいんでしょうけど、1塁も空いてるんでね、広く攻められるカウントだと思うので、それに井納君が応えてくれれば打ち取れると思います。
≫最後は佐々木さん?≫フォークが浮きましたね。
≫抜けたんですね。
途中からこの試合に出場していますヌネスがバッターボックスに入ります。
今シーズンは72試合で2割5分、ホームランも4本という成績でした。
ヤンキースからツインズ、27歳です。
この人もドミニカ共和国の出身です。
レフトからいいボールが返ってきました。
≫さあ、いよいよ侍ジャパンの6回ウラの攻撃が始まろうとしています。
MLBオールスターは、先発のシューメーカーを5回で下げました。
ランディ・チョートがマウンドに上がっています。
39歳13年目。
変則左腕がマウンドに上がりました。
6回ウラ、ピッチャーが代わって侍ジャパンはどうかというところになりますが、バッターは8番の銀次です。
佐々木さん、メジャーにはなかなかいないタイプが出てきましたね?≫リリーフですから、こういうカウンターの投げ方をするピッチャー、要りますよね。
先発、シューメーカーは5回を64球、2安打2三振。
すばらしいピッチングで侍ジャパンを抑えました。
この変則的なフォームです。
39歳というベテランですが、今年も61試合に登板をしました。
やはり佐々木さん、その外のボールですね?≫左バッターに対してはツーシームを放りながら最後は決め球のスライダーですよね。
≫阿部さん、こうやってすばらしい先発が降りた後というのは、どういう気持ちになって、どう攻めていくかという部分に関しては気持ち新たにという部分があると思いますが。
≫2−0から次の1点が大事だったんですけど、今、味方が点を取ってくれたのである程度、楽な気持ちでというのも多分、ピッチャーの方は思っていると思いますね。
≫佐々木さん、このプレーですが、こうやっていったん待ったんですがね。
≫人工芝って、大分、アメリカは球場もなくなったんですが、慣れていないはずなんですけどね。
ということは、センスがありますよね。
≫本当に取ってから投げるのが速いですよね。
≫みんな速いですね。
≫柳田、今日3打席目。
ここまではわずか2安打という侍ジャパン。
残された6回、7回、8回、9回で逆転なるかというこの第5戦。
小久保監督は、柳田はやはり足が速いだけではなくて、盗塁の技術もあるから1番もいいし、それから将来的には30本ぐらいホームランを打てば4番もいいかなという話を佐々木さん、言ってましたけど?≫そうですね、その力は持っていますよね。
≫1番にこういうバッターがいると、やはり阿部さん、怖いですよね?≫そうですね、足も速いですし長打も打てるんでね。
試合開始からバッテリーにプレッシャーかけられますよね。
≫2014スズキ日米野球第5戦。
いよいよ7回に入ります。
7回表、MLBオールスターの攻撃≫佐藤さん、大谷投手に来ていただきました、インタビューしたいと思います。
大谷さん、今回2度目の登板でしたが、初めての先発を終えて、今どうでした?≫2点先に取られてしまったのですごく申し訳ないですけど、自分的にはすごく勉強になることが多かったと思います。
≫実際にアメリカのボール、それからマウンドというのはどうでしたか?≫ボールの違いもありましたし、マウンドもちょっとかたかったですけど、でも、自分の思っているものというか、そういうので勝負できたので、打たれる場面とかもありましたけど、すべてそういうのも含めてすごく勉強になったかなと思います。
≫収穫という点ではどういった点ですか?≫ランナーを置いてから三振をとりたい場面とか、そういうところでは、すごく自分の持ち味も出せましたし狙いどおり三振もとることができたんですけど、先頭のところとか、カウントが欲しい場面で見逃さずに打ててましたし、そういうところで感じたと思います。
≫ストレートというと160kmが出ましたね、スピードへのこだわりはどうだったんですか?≫初回は何とか先制点をあげないようにちょっと力も入れましたけれども、それ以降は、球数も減らしたかったので少し力を抜きながらいったんですけど、逆にそれでとりにいく場面で先頭、特に出塁させてしまったのでそこはちょっと反省点かなと思いました。
≫先頭を出したときの気持ちはどうだったんですか?≫やっぱり先頭は打ち取らなきゃいけないし、点にも絡んでしまって、1回、1回、切り替えて、もっといければよかったですけど、2点以降をやらなかったのは、よかったと思います。
≫毎回の三振数についてはどうですか?≫ランナーを置いてからとりたい場面ではとれたので、反省点も同時にあったので、そこは反省して、次につなげたいかなと思います。
≫メジャー相手にいいピッチングに見えたんですが。
≫自分の出せるところは出して収穫がすごく多かったので、次に向けてもう一回やり直したいなと思います。
≫先発の大谷投手でした、どうもありがとうございます。
≫佐々木さん、どんな印象がありますか?≫納得はいってないとは思いますけれども、いろんな部分で自分で感じたものがあったと思うのでそれを次に生かしてほしいなと思いますね。
ただ、僕はいいボールいったときのボールの勢いというか、フォークボールもそうでしたけど、さすがだなというボールが何球もありましたからね。
阿部さん、ただ三振を狙いにいったときにはとれたという話もしてましたよね。
≫フォークボールもいいところに何球か決まっていましたしね。
そういうところは本人が収穫だったんじゃないですかね。
≫ツーアウトになりました。
あとは課題としては佐々木さん、カウントを整える、とりにいったボールが打たれてしまったと言っていましたけれども。
≫それと、とにかくシュート回転ですね。
ストレートからシュート回転にして、そこを打たれていましたから、シュート回転するとボールもキレなくなりますからそこら辺でしょうね。
≫改めて3年後のWBCに向かって小久保監督も大きな収穫を得たという部分も本当に多いと思いますが、ただ阿部さん、本当にここがスタートです。
≫そうですね、また3年後に向けてこれからみんなで頑張っていっていると思うので、少しでもいい収穫があれば、その3年後に絶対生きると思うので。
≫ここは井納を7回も続投させました。
この辺りは、あさってゲームがあることもありますが、佐々木さん、第2先発としてここは球数を多く使ってはいますが?≫そうでしょうね、長いイニング放るという、こういうときのピッチャーとして監督は使おうとしていましたからね。
≫独特ですね、審判もね。
どっちかなという、ずっとそうなんですよ、遅いんですね。
こういうところもメジャーっぽいんですよね。
≫今日は球審がジェリー・レイン、そして1塁が木内、2塁がウィンタース、3塁に日本の秋村です。
今年はメジャーでは、佐々木さん低めもとるようになったということを。
≫でも、審判それぞれですよ。
頑固ですから、みんな。
7回ウラ、侍ジャパンは菊池から始まります。
ここまでのハイライトをご覧いただきます。
大谷翔平、そのピッチングを振り返りますが、やはり1回の三者連続三振は阿部さん、改めて見ても圧巻でしたね。
≫力んでたのもあるんですけれども、うまくまとめましたね。
≫これは見事な三振を奪ったというシーンですが。
そして3回表、8番のデューダにツーベースヒットを打たれます。
左中間に持っていかれました。
この辺りが、佐々木さん、かなりカウントをとりにいったところを打たれたというところですね?≫そうですね、力んでボールが抜けたんですね。
≫パスボールで1点を失いました。
その後、1番のアルトゥーベ、高いバウンドのショートゴロ、その間に3塁ランナーがホームインしています。
2−0、そしてその後も大谷はピンチを迎えて5番のサンタナ。
見逃しの三振。
やはりこの、とりにいったストレートは自分でも納得という言葉がありました。
そしてツーアウト・ランナー満塁でペレスも空振り三振でした。
ここはピンチを切り抜けた大谷翔平。
そして、最後のイニングになりましたが4回表、この回もツーアウト、ランナー1・3塁のピンチ。
プイグに対してフォークボールで空振り三振を奪ったというシーンです。
結局4回を68球、2失点でマウンドをおりた侍ジャパンの大谷翔平です。
まさに2014年11月18日、この侍ジャパン先発のデビューを果たした大谷翔平。
3年後、WBCでどんな輝きを見せるのか。
阿部さん、大谷本人が話していましたが、まだ僕には限界はないんですということを言っていました。
とにかく3年後に向かってもっと飛躍できるような、そんな成長がしたいです、そう話をしている大谷翔平です。
162kmストレートを投げておきながらまだそういうことが言えるというね、阿部さん。
≫これ以上進化したら、どれだけすごい選手になるんだろうというのが楽しみですし、本人がそういう追求をしてるんでしょうから、頑張ってほしいですね。
≫侍ジャパンの反撃。
右中間を真っ二つ。
先発・大谷も拍手でたたえます。
阿部さん、今のバッティングですが≫うちもシーズン中、よく打たれたよく見た映像でした。
≫この右方向に見事に持っていきましたが今シーズン、菊池は3割2分5厘打ったんですね。
≫うちも3割5分以上は打たれてると思うんですけど、本当にすべてのボールに対しての反応がすごいいいんで、それだけ率が残ったと思うんですが。
≫菊池は、特に佐々木さん、今シーズンもリーグ最多のツーベースを打ってるんですね。
≫この足ですよね、足の速さがありますから、走塁のうまさもありますよね。
≫さあ、チャンスを迎えた侍ジャパン。
糸井に代わって途中から出場。
ここは広島コンビ。
菊池が出ました、そして丸。
7回ウラ、侍ジャパンの攻撃です。
今シーズン得点圏では3割4厘打ちました丸。
丸自身がこの日米野球の途中で話していましたが、ヒットの数というよりは、大事な場面でいかに打つかが大事ですと丸が言っていました。
その国際試合ならではの経験を積んだ、そういうコメントが阿部さん、出ましたけどね?≫ここぞの1点、そういう大事さも僕もたくさん経験させてもらいましたから。
≫最後は佐々木さん、インコースの変化球ですか?≫真っすぐですね。
真っすぐというか、ツーシーム気味なんですけど。
大体まともな真っすぐはないんで。
≫やはりちょっとシュート回転いってますね。
左バッターにとっては、このボールは阿部さん、やっかいなボールですか?≫わかっていても嫌ですね。
≫丸のバットが出ませんでした。
ここでMLBオールスターはピッチャーを代えてきます。
左ピッチャーのチョートを下げるという、ファレル監督が直接マウンドに向かって、ここは佐々木さん、やはり右ピッチャーを送ってくるということになりそうですね?≫まあそうでしょうね。
リリーフ陣が結構多くて、そろえてますからね。
≫ここは阿部さん、MLBの本気度を感じますね。
≫しっかり4番の中田君のところで右を当ててくるという、すごく勝ちにこだわっているなというのを感じますね。
≫さあここで先発・シューメーカー投手のインタビューです。
≫シューメーカー選手に来ていただきました。
まず、お疲れさまでした。
≫非常にいいピッチングができたということで、これからこのまま試合が勝ってくれればうれしいという話ですが。
まずは、日本のバッター、対戦してみていかがでしたでしょうか?≫とてもタフな試合で非常にいいバッターがそろっているということですが、特に気になった、印象に残った選手はいましたか?≫非常に強いラインナップが並んでいたということです。
≫対戦した大谷投手についてはどういった印象がありますか?≫彼は非常に特別な選手、まだ20歳ということにびっくりしたと言っていますが。
打者としても優秀だということを伝えますと、とにかく非常に特別な存在だということを話していました。
それにしてもシューメーカーさん、すごいヒゲですね。
これは何でですか?≫シーズンの頭から伸ばし続けているということです。
いつ、そるんですかと言ったら、まだわからないということでした。
シューメーカー選手でした、ありがとうございました。
≫見事なピッチングを見せたシューメーカー投手のインタビューでした。
非常に笑顔も印象的ですが、このヒゲが阿部さん、印象に残るという選手ですね?恐らく日本のファンの皆さんも、佐々木さん、もう一目で覚えたと思いますけれども。
≫一時期レッドソックスがひげを生やしていましたね。
≫そういう時期ありましたね。
シーズンのはじめから伸ばし始めて、あごひげが生えているシューメーカーです。
バッターボックスは中田翔。
ピッチャーはトミー・ハンターに代わっていますが、中1日でマウンドに上がりました。
これが3試合目のマウンド。
何かMLBオールスターもローテーションという部分では佐々木さん、まだ1試合しか投げてない選手もいるんでそういう選手が投げてくるのかなと思いきや、この3試合目の登板でハンターを投入してきましたね。
≫本当に勝ちたいんでしょうね。
≫1点を返しました、侍ジャパン。
4番の中田翔、強い当たりのサードゴロ。
この中田の表情を見て阿部さん、本人はこのバッティング、どう感じていますかね?≫結構、いい当たりしたんで、抜けてほしかったんじゃないですか。
≫強い当たりでしたが、サードの正面でした。
しかし、1点を返しました。
こういう1点が阿部さん、きいてきますよね?≫やっぱ2点差になると、ワンチャンスで何があるかわからないので、大きい1点じゃないかなと思います。
≫MLBオールスターは中1日でこの中継ぎ、スピードボールを投げるというハンターを投入してきました。
菊池のスリーベースから中田翔のサードゴロの間に1点が入りました。
WBCも経験しているこの内川。
7年連続で打率3割を記録するという球界最高の右バッターです。
≫札幌ドームから佐々木主浩さん、そしてジャイアンツの阿部慎之助選手とともにお伝えをしています日米野球の第5戦です。
侍ジャパンは3人目のピッチャー、西武の牧田がマウンドに上がってこれから8回表が始まります。
特に2013年のWBCで阿部さん、守護神を務めたんですね≫そうですね。
≫その印象が侍ジャパンとしては強い牧田ですが、先日は見事なピッチングを見せて。
先ほど守備からセンターのファウラーが入っています。
先日、土曜日の第3戦になりますが佐々木さん、則本、西、牧田のリレーは見事でしたね。
≫後ろにいけばいくほどプレッシャー感じるんですよ。
やっぱノーヒットで抑えてるというのは。
それを本当によく投げましたよね。
ピッチャーも緊張するし、それから嶋選手もノーヒットノーランのマスクをかぶったのは初めてだと話してましたから、阿部さんも、その緊張感を味わったことはありますけど。
≫本当に佐々木さんがおっしゃったとおり後半になればなるほど、今だったら負けているんですけど、勝ってるじゃないですか。
どんどん、何か知んないですけど、プレッシャーになっているんですよ。
≫知らない間に?≫そうですね。
≫それが完全試合だったら、野手もカチンカチンになりますよ。
パーフェクトだと。
≫それが日米野球の舞台で先週の土曜日になりますが、第3戦で4−0の完封でした。
阿部さんは杉内さんをノーヒットノーランに導いたという経験がありますが、その土曜日には牧田、3人目としてノーヒットノーラン、まさに歴史をつくったという1人になりました。
その牧田が中2日空けて、今日のマウンドです。
松田の守備もありましたが、牧田を印象に残る投手として挙げている選手も多かったですね。
≫めったにいないですからね、あの投げ方のピッチャー。
多少いるんですけど、ここまで低く入ってくるピッチャーはいないんですよね。
≫やはり国際試合になると阿部さん、こういう変則ピッチャーといいますかね、初めて当たるとなかなか打てないというピッチャー、必要ですよね。
≫そうですね、なかなかいないタイプだと思うので。
≫目線が変わるからまた使い勝手がいいといいますか、ピッチャーのつながりの中に1人いると、佐々木さん、また違う印象を与えられるという部分ありますね?≫こういうピッチャーはなかなかいないので、バッターもちょっとタイミングもとりずらいでしょうね。
そういうピッチャーがいろいろいるとやっぱり使いやすいですよね。
≫侍ジャパンに残された攻撃のチャンスは、あと2イニングになりました。
8回のウラ、侍ジャパンは背番号2、今宮健太がバッターボックスに向かっていきます。
そしてピッチャー4人目、ベラス投手がマウンドに上がります。
7年連続で45試合以上に登板しているベラス投手です。
今シーズンも46試合で4勝1敗、1つのセーブをマークしました。
防御率4.50。
身長が1m98cmあります。
≫佐藤さん、このベラスですが、試合前にウォーミングアップ中に松田選手のバッティングのモノマネをずっとしてまして、松田選手もその場に来まして、一緒にものまねをしながら打ち方のまねをするというシーンがありました。
≫非常に阿部さん、試合前のウォーミングアップもメジャー独特で、バッティング練習も軽く打っている印象があるんですね。
≫こういうゲームだからそうかもしれないですけど、やっぱり多分、メジャーの試合の場合はその前の準備がみんなすごいんじゃないかなと思うので。
≫練習はかなり佐々木さん、リラックスしながらというところもあるんですか?≫練習というか、大体みんな早めに球場に入っていろんなことをしだして、それからみんな一緒にやるっていう形ですね。
≫練習前はトランプをしている選手たちもいましたが、そこから試合に入るとグッと集中をするというMLBオールスター。
試合前には交流があったというピッチャー・ベラスとそしてバッターの松田。
8回ウラ、侍ジャパンの攻撃です。
まさに日本一の立役者になりましたね、阿部さん。
非常に印象に残るプレーを今シーズンも見せてくれました、ソフトバンクの松田。
34歳、このホセ・べラス。
非常に力強いボールを投げてきます。
何とかランナーを出して、チャンスをつかみたいという侍ジャパン。
≫佐藤さん、松田のバッターボックスでしたけれども、アメリカのサイドから、何で日本の選手はみんな足を上げて打つんだと言われたそうですね。
そう言われてみれば、確かに反動したときに反動をつけて足を上げる選手が多いですね。
≫そういう話が佐々木さん、あったそうですが?≫もともとの力というかパワーが、外国人と日本人じゃ全然違いますからね。
力がある人なら足上げなくてもいいと思いますけどね。
≫2014スズキ日米野球第5戦。
いよいよ9回の攻防を残すのみになりました。
3−1、今のところMLBオールスターがリードしています。
9回のマウンドは西武の高橋朋己がマウンドに上がって今、投球練習を始めました。
今シーズン大活躍、63試合に登板して2勝1敗、29のセーブがありました。
防御率も2.01。
特に佐々木さん、ストレート、スライダーで抑えるという左ピッチャーの高橋ですね。
≫コントロールもいいですよね。
≫非常にバッターからもボールの出どころが見えにくいという高橋。
西武の守護神がマウンドに上がりました。
今のところ、現状では小久保監督は抑えは高橋と西野と言っていますが、阿部さん、3年後に向かって守護神を誰にするかというところも1つポイントになると思いますけどね。
≫3年後、本当にどうなっているかわかりませんし、もっと若くていい子が出てくるかもしれませんし、いい意味で競争し合ってやってもらえたらいいなと思いますね。
≫なお、先ほど代打で登場しました山田がファーストに入っています。
≫今日2本のヒットを打っていますプイグ。
侍ジャパンはこの回を簡単に終えて、そして9回ウラ、逆転につなげたいところ。
第4戦では3安打、その実力の片りんを見せたプイグです。
先ほど見ていても、佐々木さん、やはり足も速いですしね。
≫ビックリしました、こんな速いと思わなかった。
≫バッティングも、足もそして肩もいいというドジャースのプイグです。
先ほどホームに帰ってきてタッチアウトになりましたが、阿部さん、相当キャッチャーも恐怖感を感じるといいますか、これだけのスピードで、これだけの体格で来ますから。
≫極端な話、家庭用冷蔵庫が走ってくるみたいな。
それぐらいのイメージありますよね。
≫それぐらいの存在感と硬さと。
≫だからやっぱり嶋君もタッチの仕方、気持ちはわかりますね。
≫少しよけながらタッチをしましたが。
≫恐らくメジャーのシーズン中ですと、佐々木さん、もっとタックルで来たということになる?≫ベースをふさがなきゃ来ないですね。
最初からベースをふさいでおくと、来ますので。
≫191cm、106kgという体格のプイグです。
このまま日米野球中継を延長してお送りいたします。
いよいよ第5戦を迎えている侍ジャパンとMLBオールスターの一戦です。
9回の攻防を残すのみとなりました。
モーノーは今日、2つのフォアボールがありますが、ヒットがありません。
2戦目、4戦目でホームランがありました。
2006年からこの選手もWBCにカナダ代表で出場していますモーノーです。
今の辺りに阿部さん、届くんですね外側のボールですね。
しっかりとスイングをしてきますが、さすがにモーノー、脳しんとうでいったんは不振に陥ったんですが、今年完全復活を果たしました。
スラッガーから今度は首位打者を獲得したという、スタイルを変えてモーノーが復活を果たしました。
対するは、西武の高橋です。
特に侍ジャパンはピッチャー陣が佐々木さん、もうプロ入り2年目、3年目の選手もかなり多いんですよね?≫若いピッチャーが多いですよね。
やっぱり3年後を考えてでしょうね。
≫小久保監督も平均年齢は25.7歳なんですが、3年後を見据えてというところで若いピッチャーを多く呼んでいます。
この高橋辺りもどうやって成長していくか。
左の中継ぎというのは国際試合でも非常に重宝されると思いますが?≫すごく重要になってくると思います。
≫札幌ドームのお客さんがグラブ持参で来ていますが、そのままキャッチをしました。
本当に簡単には終わらないという、佐々木さん、モーノーの打席ですね?≫あの厳しいボールをファウルにして本当に選球眼もいいですしね。
≫さすが首位打者というモーノーです。
先ほどもファウルで粘って結局、フォアボールを選んだというモーノーの打席がありました。
≫佐藤さん、このモーノーですが試合前にロープウェーを使って藻岩山を登ったそうです。
頂上から見る景色が雪で白く染まった街並み、非常に感動したよと話してくれました。
そして昨夜はカニ尽くし、カニを堪能したそうです。
≫いろんな土地を周りながらというMLBオールスターになっていますが、家族を連れてきている選手もいますし、大阪、そして東京、札幌、そして明日には沖縄に舞台を移すことになっています。
あさって最終戦が行われます。
あさってはプロ野球80周年のラストゲーム、今シーズンはラストゲームということになります。
モーノー、いいバッターですね、阿部さん。
≫そうですね。
≫あさって日米野球は最終決戦を迎えます。
ここ札幌から中1日あけて明日移動日、そしてあさって沖縄でゲームが行われます。
ヌネスが途中から入りまして、いい働きを見せています。
サードへの内野安打、レフトへのヒットを打っています。
2打数2安打。
このコントロールがあります。
メジャーのときには鳴り物の応援がありませんから、阿部さん、ミットの音が響く札幌ドームになっていますが。
最速は今日、145kmをマークしています。
ストレート、スライダーで抑えるという高橋朋己。
≫小久保監督もこの山田の使い方をいろいろ考えながらということで佐々木さん、山田をファーストに使ったり、それからサードに使ったりということで、菊池がセカンドにいますから、どう使おうか大分悩んでいるそうですが?≫でも、いろんなところを守れるという選手は1人はいないと絶対ダメなんで、何があるかわからないので、そういうプレーを考えてるんじゃないでしょうか。
≫確かにユーティリティーの選手が必要になってくるわけですね。
≫どこでも守れる選手がね。
≫ここで9回表ですが、バッターのサンタナ、ツーアウトランナー2塁という場面で敬遠です。
これは佐々木さん、真剣勝負、敬遠です。
≫せっかく2点差ですから、ここの1点というのは勝負を決めちゃうので、やっぱりここはどっちで勝負するかということでしょうね。
≫小久保監督、勝利にこだわる。
サンタナ、敬遠のフォアボールでツーアウトランナー2塁・1塁ですとにかくこの日米野球、勝ち越しに成功しましたが、バントでも、その細かい野球をやって、そして勝ちにこだわるということをこのシリーズが始まる前に小久保監督は話していました。
その中で、ここは敬遠という策。
途中からキャッチャーに入っているロイヤルズのクラッツです。
東京ドームではMLBオールスターも敬遠という場面もありましたが、ただ、日本もここは敬遠作。
≫3年後のWBCで世界一奪還を目指すという侍ジャパンの攻撃。
9回のウラ、いよいよその1イニングにかかっています。
通うドラマ「女はそれを許さない」は日米野球放送終了後にお送りいたします。
いよいよ9回ウラ、侍ジャパンの攻撃です。
ベイスターズの筒香が左バッターボックスに入りました。
9番の嶋に代わって、代打・筒香です。
プロ5年目、いよいよその大砲としての才能がまさに目覚めたという筒香です。
そしてパイレーツのメランコンをここで守護神として送ってきました。
佐々木主浩さん、阿部慎之助選手とともにお伝えしています。
筒香は第4戦で見事なツーベースを打ちましたよね?うまく反対方向に打ちましたね。
≫今年3割打ちましたね、成長して対戦相手として怖いバッターに成長したと思いますが。
≫もともと持ってるものはすばらしいですし、将来日本を代表する左の大砲になってもらいたいなと、僕は個人的には期待しています。
≫それだけの才能を持っています。
その阿部さんも認めるという筒香ですが、佐々木さん、今度はいい働きをしましたね。
≫先頭出たのは大きいですよね。
ベンチとしては塁に出てくれということを求めていましたからね。
≫佐藤さん、実は今回は9回で同点だとタイブレーク方式が採用されますよね。
稲葉コーチは、実はベンチの中でタイブレークの経験者がいないので一度やっておきたいと。
いいチャンスかもしれませんね。
延長に入りますと、延長10回以降はノーアウトランナー1・2塁からタイブレーク制。
打順は9回終了時点から引き継いで先頭バッター直前の2人からとなります。
そのタイブレークに持ち込むのか、あるいは逆転か。
一発出ますと一気に同点という場面を迎えます。
阿部さん、ここは柳田はどういう気持ちでしょうかね?≫何とか、何でもいいのでつなぐ気持ちで打席に入っていると思いますけど。
≫なんとしてもつなぐ、その気持ちで同点、逆転なるか。
これは3年後のWBCに向かって絶好のシミュレーションになっています。
こういう形は絶対に3年後にはあるはずです。
佐々木さん、ここはフルカウントになりましたね、ランナー1塁ですが≫よく見てますよね。
≫先ほど菊池は見事なスリーベースを打っています。
ここは阿部さん、やはり右中間という意識が強いでしょうかね。
どういう意識でしょうか?≫得点圏にランナーがいるので、そのランナーを帰すことをまず考えていると思いますけどね。
≫このピッチャーはカーブとカットボールですから、気持ちは右に持っていった方がいいでしょうね、右へ打つというところですね。
≫メランコンは2年連続防御率1点台のパイレーツの守護神です。
188cm、97kg、29歳。
オールスターにも昨年選ばれました。
今シーズンは33セーブをマークしています。
ここは菊池の勝負強さが出るかどうか。
8年ぶりに開催された日米野球。
24年ぶりの勝ち越しは既に決まっています。
その中でこの第5戦、同点、逆転を目指す侍ジャパン。
今、阿部さん、かなりインコースに厳しいボールを打っていきましたかね。
かなり変化をしましたが。
≫今シーズンは右ピッチャーから3割3分1厘、ホームランも15本打ちました。
丸がつなげて中田翔という場面を見たいですね。
≫こういう場面で4番の中田一発ありますからね、何とかつないでほしいですね。
≫稲葉コーチのもと、中田翔、その出番を待っています。
とにかく大事な場面でいかに打つか、それを痛感しましたと丸は話していました。
その大事な場面。
今のスイングを見ると阿部さん、ちょっと狙っていたボールとは違うんですか?≫多分画面以上に動いていると思うんですね。
≫最後の最後まで勝負にこだわる、内川も手をたたいて丸を鼓舞します。
3年後に向かって動き出した侍ジャパン。
≫日米野球第5戦、侍ジャパン敗れました。
MLBオールスター、見事に3−1の勝利。
最後はランナーを出して追い詰めましたが侍ジャパン、第5戦を落としました通算成績は3勝2敗となりました。
放送席の解説は佐々木主浩さん、そして阿部慎之助選手とともにお伝えをしています。
最後は追い詰めましたが、3−1、侍ジャパンは敗れました。
佐々木さん、今日の試合を振り返っていただいて、どんな印象がありますか?≫シューメーカーがよく投げましたよね。
先発があれだけ抑えると、その間、点とりましたからね、今日はメジャーのいいところが出たんじゃないでしょうかね。
≫阿部さんはどんな印象がありますか?≫大谷君が序盤ちょっと調子がよくなくて、そのまま修正できずに、ふがいなかったような印象を持ちましたし、メジャーの打線の方がしっかりと、多分研究したと思いますし、それでこうやって12本というヒットを重ねたんじゃないかと思います。
≫この後、火曜ドラマ「女はそれを許さない」は10時25分からお送りいたします。
終わってみれば、確かに阿部さん、日本は4安打ですからね。
≫ちょっと残念でしたけど。
≫日米野球第5戦を振り返ります。
先発のマウンドを託されたのは20歳の大谷翔平。
まず、先頭打者のアルトゥーベ。
ライト前ヒットがありました。
ただ、これが1つのハイライト。
2番のプイグ、3番・モーノー、さらには4番・ロンゴリア。
これが佐々木さん、160kmでしたね。
≫コースは甘いんですけど、速かったですね。
≫3回表です。
ノーアウト、ランナー1・3塁という場面でアルトゥーベの打席のときにパスボールがあって、MLBオールスターが先制します。
そしてそのアルトゥーベがショートゴロ、その間に3塁ランナーがホームインしています。
ですから、大谷選手も打たれたというわけではないんですね。
≫この回ぐらいから、いいボールと悪いボール、はっきり出ちゃいましたね。
≫その後のピンチ、サンタナ選手を見逃しの三振、空振りの三振でしたそして4回表、ツーアウトランナー1塁・3塁でこの回もピンチを迎えて、2番・プイグをフォークで空振り三振でした。
このフォークは佐々木さん、よかったですね?≫そうですね。
そして5回ウラ、侍ジャパンの攻撃ですが、坂本、空振り三振、松田も空振り三振ということでシューメーカーは見事に侍ジャパンを2安打に抑えました。
MLBオールスターの6回表、ヌネスのレフト前のヒットがありました。
レフトの中田の好返球があって追加点は許しませんでした。
7回ウラ、侍ジャパンはワンアウトランナー3塁というチャンスをつくって、5番・中田翔のサードゴロの間に3塁ランナーの菊池がホームインしています。
そして最後は途中から出場の丸がセカンドゴロに倒れて、アルトゥーベのこの守備。
3−1でMLBオールスターが勝ちました。
第5戦を制したのはMLBオールスター。
これで通算成績は3勝2敗ということになりました。
先発・大谷選手の今日の三振を振り返りますが、今日は7つの三振を奪いました。
特に1回には3つの三振がありました。
この7つの三振を振り返ります。
2番のプイグに対して、この辺りから少し佐々木さん、シュート回転するボールがありました。
≫多かったですね。
≫そして3番・モーノーに対してこの変化球で阿部さん、空振り三振でした。
≫これはすごい、いところから落ちたと思います。
≫4番のロンゴリア、この三者連続三振は圧巻でした。
そして2回に7番のゾブリストから三振で4つ目。
さらに3回には5番のサンタナから見逃しの三振。
さらには6番・ペレスから、このストレートのボールはすばらしいボールでしたね、アウトローでした。
しかし首をひねった大谷。
そしてプイグから4回にもう1三振を奪って合計で7つの三振を奪いました、大谷翔平。
ただ、本当に佐々木さん、大谷翔平がジャパンのユニフォームを着てスタートを切った今日のゲームになりましたね。
≫最後の3つの三振は非常にいいボールがいってましたから、いろんなことを経験したと思うので。
それを生かしたスイングだと思います。
≫ここまで5戦を終えまして阿部さん、侍ジャパンは本当にいい経験していますね?≫短期間ですが、すごくいい勉強にもなっていると思いますし、本当に3年後、これからの野球人生でもいい経験しているんじゃないかなと思いますね。
≫最後のあさって、沖縄の一戦が楽しみですね。
その一戦も解説をよろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
佐々木さん、勝ち越したことも大きいですね。
≫自信になると思います。
≫第5戦は3−1でMLBオールスターが勝ちました。
2014/11/18(火) 19:00〜21:54
MBS毎日放送
2014SUZUKI日米野球 第5戦 「侍ジャパン×MLBオールスター」[字][デ]
日本ハム・大谷翔平が先発する日米野球最終戦!第4戦で阪神・藤波を打ち負かした強力メジャー軍団を抑えられるか!?そして、球界史上最速163kmは飛び出すのか!?
詳細情報
お知らせ
【侍ジャパン 主な選手一覧】
<投手>
大谷翔平/藤浪晋太郎/前田健太/金子千尋/岩田稔/西勇輝/松葉貴大/則本昂大
<捕手>
伊藤光/嶋基宏
<内野手>
今宮健太/松田宣浩/坂本勇人/中田翔/銀次<外野手>
内川聖一/糸井嘉男/筒香嘉智
番組内容
【MLBオールスターチーム 主な選手一覧】
<投手>
岩隈久志・和田毅
<捕手>
E.ロンゴリア
<内野手>
S.ペレス/J.モーノー/C.サンタナ/J.アルテューべ
<外野手>
Y.プイグ <指名打者>
C.カーター
出演者
【解説】
佐々木主浩
【ゲスト解説】
阿部慎之助
【実況】
佐藤文康
【侍ジャパンリポーター】
戸崎貴広
【MLBリポーター】
石井大裕
ジャンル :
スポーツ – 野球
スポーツ – その他
福祉 – 文字(字幕)
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