(テーマ音楽)「のんびりゆったり路線バスの旅」。
リュックひとつで路線バスに揺られて懐かしい日本の風景を走りあったかい出会いに迎えられます。
今夜はスペシャル!旅の舞台は奈良県十津川村。
面積は東京23区とほぼ同じ。
「日本一大きい村」として知られています。
この村を走っているのが日本一長いバス路線!旅をしたのは俳優の松田悟志さんと内田朝陽さん。
別に変な話じゃないでしょ。
いや松田さん!これまずいって!やだやだやだ!うわ〜!やばい!やばい。
最高です。
はいチーズ。
この豊かな山あいの里は明治22年8月大きな水害に見舞われました。
住む家や土地を失った600戸2,500人の人々は遠く海を渡り北海道へと旅立ちました。
未開の原野を切り開きつくり上げたのが新しい十津川です。
小樽に上陸した人たちの新天地までの足跡をたどりながら俳優の平岳大さんと青山草太さんが北海道の夏をバスで駆け抜けました。
いつになく真剣な表情の平さんと草太さん。
剣道に込められたふるさとへの思いとは…。
遠く離れ百年の時を超え今なお強い絆で結ばれるふたつの十津川を旅しました。
(一同)こんばんは!すばらしい!十津川村組の僕たちは新十津川町の事知らないですし新十津川町組のおふたりは十津川村の事知らないと。
いきましょう。
(松田)乗り込みましょう!
(松田)そう!どう絡み合ってるのか…。
(青山)えっ?
(松田)もうはよ入れ。
(松田)えっ今!?
(青山)浴衣着てんじゃん。
あっ!?
(笑い声)えっそうなの?
(青山)へえ〜初めて聞いた。
そうなんですね。
(松田)楽しみやった。
はよ見たい。
楽しみでしたね。
スタジオ
(松田)不安!スタジオ
(内田)任せらんないっすよ。
全然開けてないやん。
アハハハハ!開けてる開けてる…あっこっちだこっちだ。
あっこっちか。
あっここなんだ。
(松田)そこからスタート地点…。
小樽に上陸した奈良・十津川村の人々は開通したばかりの鉄道で現在の三笠市へ。
そこからは徒歩で新天地に向かいました。
鉄道…。
これ使ってないんですかね?一行を乗せた鉄道は廃線になりレールだけが残されていました。
これ「スタンド・バイ・ミー」みたいな感じでさ…。
そう!今思ったんですよ。
こうやってこうやって。
125年前十津川村の人たちは札幌を経由し北へ。
ふたりもバスで向かいます。
さてここから…。
どうします?今チョイスが2つあります。
そうですね。
(平)高速バスで札幌行くか路線バスでてくてく…。
高速ダメです。
高速行こうとしたでしょ。
ダメ。
こっちだね。
ちょっと時間見に行こう。
札幌?札幌。
おい!出た。
1時間に1本しかないんだ。
今8時半だから…。
(平青山)9時!電車で行く気でしょ。
うわ〜汚ねえ!うわ〜何!?めっちゃいいじゃん!でしょ?ほら〜。
だから高速バスで行こうよ。
(青山)あ〜すげえいいじゃんここ…。
緩やかな坂に海鮮の店が軒を連ねる「三角市場」。
スタジオ
(青山)もっとゆっくりしたかったなここ!こんなんっすよ。
(平)八角!これ八角?
(店員)この魚はねトビウオと違って縦にヒレがあるんで。
(青山)あっこっちじゃないんだ。
(店員)脂あって最高うまいですね。
かっこいいよなこれな。
(店員)中で食べていく人も多いですよ。
(平)そんなに時間ないんです。
すっごい急いでるんで。
10分ちょっとしか…。
(青山)あ〜来た!
(店員)こんなんなりました。
(青山)これさっきのやつ?
(店員)さっきのやつ。
どうでしょう?めんこいっしょ。
いただきます。
どうですか?うまい。
えっと…札幌は1時間…。
(店員)ありゃ!ほんまや。
(平青山)どうもありがとうございました。
ごちそうさまでした。
あれじゃない?あれじゃないっすか?来てる来てる。
来てるよ。
お願いします。
何とか無事出発。
新十津川町を目指す130kmの旅。
スタジオ
(松田)うわっ!長い距離ですね。
まずは札幌へ。
青い石狩湾が見送ってくれました。
いや〜!どうもどうも。
(青山)お母さん危ないよ。
へえ〜。
気付けば満員。
途中バスを乗り継いで出発から1時間30分。
路線バスは札幌の中心部へ。
(平)時計台。
いいですか?
(青山)15分の岩見沢行きがありますよ。
(平)高速バスかこれ。
札幌ターミナルから今度は40km先の岩見沢まで。
この路線は高速バスしかないのですが1時間に4本という便利さ!地元の皆さんはお買い物や病院に通うのも高速バス。
広大な北海道離れた町と町とを結ぶ高速バスが大活躍です。
スタジオ
(内田)広いもんなぁ。
(松田)うわ〜いいなぁ。
45分ほどで岩見沢に到着。
次のバスまでの間ちょっと町を探検。
(青山)谷口さん。
何があるんですか?ここに。
(平)まあぶっちゃけ谷口さんも何があるか分からない。
そうそう。
その時によってね。
看板は果物屋さん。
でも長年にわたって張り切ってなじみのお客さんのリクエストに応えているうちに何屋さんかよく分からない品ぞろえに…。
(平)ここの店は何年やられてるんですか?嫁に来て46年ぐらいたつからその前からだから…。
ねえ父さん…あら?父さん。
父さん?
(青山)いい兄さんがいたわけですね。
(青山)「優しかったの」?何で過去形なのかな?スタジオ
(松田)お母さんめっちゃかわいいですよね。
あれ何ですか?わわわわ…。
あっほんとだ。
すいません。
こんにちは。
(青山)何屋さんになるんですか?
(青山)すいません俺初めて馬具屋さんに入ったんですけど。
(平)「ばんえい競馬」っていうのは何ですか?重い荷物を…。
ああ!引っ張って。
うん。
農耕に活躍してきた大型の馬が最大1tのソリを引くばんえい競馬。
北海道の開拓のシンボルです。
今は帯広市だけですが8年前まではここ岩見沢でも行われていました。
スタジオ
(内田)かっこいい!馬具を扱う事は減りましたが店主橋陽次さんは革製品を作ったり修繕したりで忙しい毎日です。
その人柄を知る地元の皆さんが何でも持ち込んできます。
鍋の穴を塞いだ事も!これは犬の首輪です。
他にも…。
(青山平)車の座席!?ええ。
(橋)これを張り替えたんです。
結構使い込んでますね。
これ使い込みましたね!でもこういうものをちゃんと大切に使えるっていいですよね。
ほら修理して下さる方がいないから。
今どのぐらい依頼が来てるんですか?
(橋)あちこちに転がってるのがそうなんですけど…。
怒られるんですか!忘れちゃってるんですね。
岩見沢からバスで30分ほどの三笠市に奈良の十津川村の人たちが列車を降りた場所があると聞いて向かいました。
あ〜やっぱあれだ。
ほんとだ書いてある「クロフォード公園」。
公園っていうか駅なんじゃないの?小樽を出発した十津川村の人々はここで列車を降りたのです。
この鉄道は石炭を小樽まで運ぶために敷かれた北海道で最初の鉄道でした。
十津川村の人たちはその鉄道を使ってここまでたどりついたんです。
そうですね。
(平)ちょんまげ結ってたんですか?
(瀬川)まだこの時代でもちょんまげを名残惜しくて切らない人も結構いたんでしょうね。
これ「無蓋車」といっていわゆる屋根のない乗り物ですよね。
士族の場合とか移民の場合には天気のいい日はこうやって屋根のない貨車に乗せられたようですよ。
(平)じゃあこんな列車に乗ってきたんだったら自分の荷物的なものはほとんどないような…。
そうでしょうね。
十津川村の人たちはここからは徒歩であの山を越えて新天地に向かったのです。
(平)朝準備体操しないとね。
バス旅2日目。
新十津川町まであと50km!でも車窓に気になる看板が…。
ヘイ!スタジオ
(内田)何?何?
(松田)プッシュ!?片言やん。
すげえ期間短い。
あっほんとだ!超旬じゃないですか。
こんにちは。
おはようございます。
(茂)だけどもう終わりに近いからね。
これでね…。
(青山)これに入れるんだ?
(茂)うんこれに取るの。
ああよかった。
(鐘の音)
(平)すごいっすね。
なんか…お母さんハスカップ狩りって今日できますか?
(文子)は〜い。
あんまりないけどできます。
こちらの方で。
(平)は〜い。
スタジオ
(内田)癒やされるわお母さんのキャラクター。
スタジオ
(内田)そのまんま食べれんの?
(平)そう。
酸っぱい。
おいしい。
田島茂さんが30年前に開いた農園。
ハスカップとはアイヌの言葉で「枝にたくさんなるもの」。
かつては北海道に自生しアイヌの人々に「不老長寿の実」とされました。
(青山)なんかお父さんが今年は雨降んなかったからあんま取れないって…。
(平)あっすごい。
スタジオ
(松田)平さん手早いっすね。
(内田)気に入っちゃったんでしょ。
皮が薄くデリケートなのでなかなか生で流通できません。
だからこの味は貴重なんです。
分かってます?平さん。
(青山)だから平さん…ためて。
ん?ためて。
(青山)そうか。
調理しなくてもそのまま食べれるからいいのか。
迷うほど広い農園では専ら自宅用の野菜や果物を育てています。
アハハハハ!あっダメ?スタジオ
(松田)平さんのこの返し!アハハハハ!色が濃いですねこれ。
(青山)ほんとだ。
線が分かりにくいくらいに。
(平)それを今から…。
(青山)どうするんですか?
(茂)ごちそうする。
(青山)いや〜お父さんほんと?ほんとだよ。
いやそれは申し訳ない。
(青山)うわ〜!いいじゃないですか!スタジオ
(内田)うわ〜!
(青山)この色。
スタジオ
(内田)うわ〜うまい。
(松田)夏ですね〜。
スタジオ
(内田)うまいな!うわ〜。
(松田)このみずみずしい音。
冷やしてない自然の…。
(平)うん自然のね。
うん。
茂さんの楽しみご自慢のハスカップ酒。
4年もののお味は?
(茂)ハスカップ酒。
(文子)飲まなくてもいいの。
乾杯する?乾杯だけ…乾杯だけね。
(文子)飲まなくてもいいって。
おいしい。
スタジオ
(松田)え〜!若っ。
(内田)80歳なの?おじいちゃん。
(青山)あれっ!?ふりじゃなかった?結局。
(笑い声)北海道に生まれその大地にどっしりと根を下ろしてきたような茂さん。
でも実は鳥取県出身。
若き日に成功を夢みて東京に出たもののあまりの暑さに驚き単身北海道にやって来たんだそうです。
(平)そうですよね。
終わりようがないんでないかと…。
(笑い声)へえ〜。
(文子)毎年。
(笑い声)新十津川町まで40km。
用事を済ませて帰宅中というご夫婦と乗り合わせました。
(青山平)ありがとうございます。
スタジオ
(内田)おぉ!分かってるお母さん!バスは日本一の直線道路へ。
開拓のため最短距離で移動できるよう直線に造られました。
奈良の十津川村の人々が歩いた時はぬかるみだらけの道でした。
小樽を出発して130km。
いよいよこのバスで新十津川町へ入ります。
(青山)穏やかですね。
(平)やっぱ広いからね。
十津川村の人たちがはるばる旅をしてきたのは11月。
橋もない時代石狩川を川舟で渡るため目的地を前にして雪解けまで半年間待ったのです。
(平)書いてた?
(青山)はい。
新十津川町。
(平)「金」…「滴」…。
(青山)搾り?蔵?
(平)蔵じゃない…あっ「酒」。
ちょっといい?ちょっと。
ここ降りる?町の入り口にあったのはどっしりした酒蔵です。
(青山平)こんにちは。
(青山)すいませんちょっとお話を聞きたいなと思ったんですけど。
杜氏来ましたのでどうぞ。
(川端)こんにちは。
(平青山)こんにちは。
まあどうぞ。
(青山)ありがとうございます。
いらっしゃいませ。
(青山平)108年!この困難な移住開拓を絶対に乗り越えようと入植当時皆さんが作った誓約書です。
これまで以上に一致団結しぜいたくをせず開拓にまい進する事を誓い合い着る物は木綿とし酒宴も開くまいと決めました。
そして明治39年自分たちの作った米で自分たちの酒を造ろうと入植者81人がお金を出し合って設立したのがこの酒蔵なんです。
ふるさとを離れた日から16年がたっていました。
一時経営難に陥った酒蔵を立て直しているのは小樽出身の杜氏川端慎治さんです。
北海道の自然の厳しさを生き抜く新十津川町の酒米を使ってどこまでうまい酒が出来るか。
新しい挑戦の日々です。
スタジオ
(松田)このドラマを知って飲むっていうのはたまらんね。
スタジオ
(青山)ほんとそうですよね。
(平)おいしかったね。
香りからグッと違う…。
うん!ほんとだ…あぁ〜。
町を一周するバスに乗ってみました。
町の中心部を出るとバスは自由に乗り降りできる区間に入ります。
今や北海道を代表する米どころ新十津川。
あまりに美しい田園風景。
ふたりは心のままにバスを降りて歩いてみたくなりました。
いい?この辺で。
いいですよ。
(降車ボタンのチャイム)次。
この辺とか歩いたらよくない?ああその辺ね。
(平)は〜い降ります。
(青山)あっ匂い!未開の原野を切り開き百年でこんなにも美しい新しいふるさとをつくり上げた開拓者たち。
(平)真っ白だね。
(草刈り機の音)
(平)こんにちは。
(草刈り機の音)
(平)聞こえない?
(草刈り機の音)
(青山平)こんにちは!
(草刈り機の音)この1枚とあと中あぜがあってその向こうと。
(平)あれの向こう側も?はい。
あとはその辺とか家の周り…これ家なんですけど。
(青山)もう継がれた感じですか?いえまだ…スタジオ
(松田)この顔もしかして…。
(内田)もしかしてもしかする?スタジオ
(松田)もしかするかもしれませんねこれは。
ここも全部?そうですね。
(平青山)はあ〜。
(平青山)こんにちは。
すいませんお邪魔します。
はいどうぞ。
ご苦労さまです。
スタジオ
(内田)ほら!出た!
(松田)後木さんや。
あっ…。
そうですね。
「何かやってるみたいですね」。
(平)おじいちゃんおいくつですか?
(元一)今89歳です。
うわ〜!元気ですね〜。
(青山平)あっお母さん。
どうぞどうぞ。
(よね子)すいません…フフフ。
(青山)すいません突然。
(よね子)いえいえご苦労さまでございます。
(平)やっぱいいとこですね新十津川は。
…と思います。
いいですよねほんとに。
(青山)気持ちが落ち着く場所ですねここは。
そうですか。
ありがとうございます。
(青山)ちょっと遅れちゃうんだ?そうですそうです。
(平)そういうのってどうやって決めているんですか?うん?
(青山)へえ〜。
(元一)こうなってこうこう。
12345…。
そうですそうです。
(笑い声)89歳の後木元一さんからひ孫さんまで4世代が同居しています。
同じ入植者と…命懸けの移住をし小さな体で開拓に汗を流した少年は…。
子や孫ひ孫に囲まれてここ新十津川で95年の人生を全うしました。
村長として新しいふるさとの発展に尽くしたそうです。
新十津川では入植20年後に剣道の団体が結成され道場では今も開拓者たちのかわいい子孫が真剣な稽古をしています。
面!・大きい声で。
面!!・そう!新十津川町の「尚武館」は道内でもその名を知られた伝統ある道場。
我がバス旅チームも剣道で交流をさせて頂く事に!むむっ!平さん気合い十分。
でも…。
ボーン!って。
急に不安になったので小学校6年間地元の道場に通った青山草太選手にお願いしま〜す!対戦してくれるのは小学生のキャプテン新田拓海くん。
スタジオ
(松田)たたずまいがもう強そうやもんな。
スタジオ
(平)でも草太くんすごいよ。
スタジオ
(内田)強い…これ小学生すごくないっすか?スタジオ
(青山)すごかった。
(内田)胴取られてない?今。
スタジオ
(青山)いやまだ取られてない。
スタジオ
(松田)うわ…。
スタジオ
(内田)うわっ強っ!
(青山)面!面あり!スタジオ
(松田)お〜!すばらしい。
(内田)大人げない!スタジオ
(平青山)イェーイ!
(内田)本気じゃん!完全に。
(平)どうだった?このお兄ちゃん。
強かった。
スタジオ
(内田)いい顔してるね新田くん。
ありがとね!スタジオ
(松田)悔しかったやろな。
いや…。
どうでもいいね。
後木啓史さんもお兄さんと一緒に小学1年生からこの道場で腕を磨いてきました。
現在四段。
子供たちの指導にもあたっています。
啓史さんは剣道の親善試合で十津川村を訪問した事があります。
でも個人的に是非ゆっくり訪ねてみたい場所があるといいます。
(青山)那知合…。
(啓史)もうだいぶ前に亡くなってるけどそこから出てきたっていうのでどういう所かなっていうか見てみたいなっていうか。
後木家ご自慢のおむすびを頂く事になりました。
(平)それ高菜なんですか。
(よね子)どうぞ。
(青山)ありがとうございます。
おいしい。
(よね子)ちょっとしょっぱいんじゃない?いや。
これ平さんですか?
(笑い声)よね子さんも何度か奈良の十津川村を訪ねています。
アハハハハハ。
穏やかな日々の暮らし。
ふと心に浮かぶ母なる村。
いや〜あっという間。
あっという間だね。
ちょっと言うていいですか?いい旅してますね。
いい旅でしたね。
いい旅だったね。
景色きれい。
まず。
あのねこういう感じよ。
そう!空が広くてさ。
でも今は景色がいいけどその昔はほんと原生林みたいなとこだから。
沼とかね。
(青山)それをあそこまで開拓されて。
マイナスからのスタートですよねほんとに。
そう。
どんな感じの方々やったんですか?どんなご家族?おばあちゃんおじいちゃんがいて…。
あっ幸せな家族とかそういう?
(内田)違う違う。
お話とかどんな話した?お話とか。
あっ十津川村にですか?そうそう。
言ってたな。
(青山)でもさっき…だから何を言っていいのか言っちゃいけないのか…。
僕らの旅についてはまだ語れないんで。
そう。
「たぶん」じゃねえな。
何でここから別々になるの?
(内田)やっぱりね同じ村町なんだなって。
あんなに離れてるけど…。
まあこれ以上は…あれかもしれないですけど…。
(笑い声)
(青山)グッとしたじゃん今。
いやいや…。
内田朝陽です。
え〜僕は今ですね大和八木駅という所に来ています。
ほんとびっくりして…「夕方ぐらいに行くわ」って。
スタジオ
(青山)ああそういう事なんですね。
実は北海道チームから奈良チームに「あるお願い」が届いていました。
(内田)おっ?
(平)「はいテーク2」。
(内田)テーク2?テーク1はどこいった?
(青山)「松田さん内田くんそちらはどうでしょうか?」。
(内田)松田さんいないけどね。
(青山)「こちらはもはや最終日でございます。
まず1つ。
あそこに後木さんちがあるんですけど…。
後木さんの長男さんが十津川高校の先生をやってるらしいのでその先生を訪ねて下さい」。
(内田)は?
(青山)「後木さんのおじいちゃんに話を聞いたんですけどおじいちゃんのおじいちゃんが11歳の時にこの新十津川町に…あ…開拓しに来たんですけど…」。
(内田)グダグタだよ!あんたたち。
(青山)「おじいちゃんが…」。
(内田)ちゃんとしゃべれ。
(青山平)「す…住んでた町」。
(内田)平さんちょっと邪魔。
(青山)「那知合という所があるんですけどそこに行っていろいろ情報を得てきて下さい」。
(平)「どんな町かね」。
(青山平)「よろしくお願いします!」。
(内田)那知合。
おじいちゃんのおじいちゃんのふるさと?すいません。
今バスで旅をしてるんですけど…あっそうです。
11時45分の。
(内田)どこで待ってたらあのバスに…?一緒ですか!よかった。
うわ〜すごいなバス停の数。
ここまで行くんですよ。
スタジオ
(内田)やばいでしょ?日本一なの。
スタジオ
(青山)うわっ!
(内田)これすごくない?乗り込んだのは高速道路を使わない路線では日本一の距離を誇る八木新宮線。
(内田)「新宮駅6時間20分」ですって。
八木新宮線は全長166.9km。
バス停の数はなんと167。
目指すのは日本一大きい村そして後木家のふるさと十津川村。
しか〜し朝陽さん167あるバス停の2つ目で降りちゃいました。
失礼します。
バスの中で「奈良に来たならここは見ておいた方がいい」と聞いたんです。
お〜!すごいな…。
古都奈良の風情を感じる今井町の町並み。
江戸時代には「大和の金は今井に七分」と言われるほど商業で栄えた町です。
お邪魔します。
スタジオ
(松田)めっちゃいい感じのおしょうゆ屋さん!こういう所でしょうゆ見るとめちゃめちゃうまそうですね。
すいませんお邪魔します。
おしょうゆ屋さんですか?こんにちは。
テレビ見ましたわ。
4人組か…。
スタジオ
(平)4人組…「組」じゃない。
スタジオ
(松田)「遅刻」言うてる!
(内田)ちょっとこの辺散策しちゃおうかなと。
(恒岡)でもねこうやってるでしょ。
(内田)雨が漏る?
(内田)すげえ。
200年?
(内田)へえ〜。
なるほどなぁ。
もっと奥があるんですか?なんか落とし穴だらけみたいな感じですよこれ。
うわ〜!
(恒岡)これはまだ若い。
こうやってね順番にかくはんしながら回していくのが日常の仕事なんよ。
しょうゆのもと「もろみ」です。
こうやってこういうところなめてみ。
これをもろみっていうねん。
全然違いますね。
なんとご主人もろみにはこれが一番だとキュウリを!スタジオ
(松田)めっちゃおいしそう!うまいなこれ!このキュウリはね私の家の裏で取ったから。
あっ家庭菜園の?それなおさらうまいわ。
やっぱりキュウリに合うな。
どうぞ。
キュウリに合うわ。
(島)あっすいません。
いえいえすいません僕頂き物で。
そこで取れたキュウリなんですけれども。
(恒岡)その裏で取れたやつだから。
ちょっと色がつくからなんかそんなんでねそれがねごちそうやってん。
うまい。
松田さんと一緒がよかったですね。
ありがとうございました!楽しかったです。
頑張ってね。
はい!失礼しま〜す。
おしょうゆも買って大満足の朝陽さん。
ようやく十津川村に向かう気になったようです。
すいませんこの辺お住まいですか?いいえ。
えっ?何で福岡から?1人で?はい。
えっ…。
(スタジオの笑い声)スタジオ
(内田)苦笑いがハンパない。
そしてバスは更に南へ。
五條市の西吉野までやって来ました。
ここで途中下車。
お豆腐屋さんだ。
見つけたのは地元の人に愛されているお豆腐屋さん。
中でも人気なのがこの分厚くてふんわりの油揚げ。
これ今揚げたて食べる事なんてできないですか?できますよ。
食べていいですか?はい。
(内田)あっそうだ!俺…スタジオ
(平)得意だよね!
(内田)違う違う。
あのおじちゃんのしょうゆをかけて食べたの。
真ん中割って。
スタジオ
(松田)うわ〜!
(平)あ〜もう腹減ってきた。
スタジオ
(青山)あ〜うまそう。
めっちゃくちゃうまいですよ。
スタジオ
(松田)うわ〜うまそう!10枚!?スタジオ
(松田)アハハハ!食べさせ方よ。
そしてバス旅2日目。
おはようございます。
松田悟志です。
僕実はね…スタジオ
(松田)いやいや…切られてるやん!一方の朝陽さんは昨日のお豆腐屋さんの所からバスに乗り込みます。
・「バスに乗っている〜」ですよ。
(松田)おはようございます!
(松田)俺が見つけようと思ったのに。
とりあえず…お願いしますね。
よろしくお願いします。
(内田)1日たっちゃったじゃないですか。
ようやくふたりそろってバス旅。
北海道に渡った後木喜三郎さんのふるさと十津川村へ入りました。
人々は古くから山仕事をなりわいとしてきました。
その技が開拓に生かされました。
(内田)あれ行ってみます?あれ行ってみません?怖っ!つり橋に近い上野地でバスは20分の休憩。
いつもこのバス停で運転手さんをあったかく迎えてくれる人がいます。
(運転手)おはようございます。
運転手さんもすっかりお友達ですね。
そうですね。
(内田)ハハハ!何もらってるんですか?
(運転手)今日は何くれるの?
(松田内田)絶対おいしいやつじゃないですか。
(松田)運転手さん羨ましいこれは!そしていよいよつり橋へ!これはやばいでしょ。
ほら「危険ですから一度に…」。
スタジオ
(松田)今回ほんとペアルックみたいになってる。
(内田)向こうに今何人かいますからね。
うわ〜!ちょっとちょっと!松田さんこれ木やばいって。
(松田)これ木危ないね。
(内田)これ大丈夫…おぉっ!?スタジオ
(青山)すごい。
(平)子供か!スタジオ
(内田)いやほんとに怖いって!
(平)全然だって。
真ん中で怖いって思っちゃう…。
スタジオ
(平)気持ち良さそう。
スタジオ
(内田)いやほんとにこれで見るより高いから。
スタジオ
(青山)おじいちゃんみたいになってきてる。
スタジオ
(平)情けないな〜。
(内田)怖いもんだって!スタジオ
(青山)おじいちゃんを引率してる人みたい。
スタジオ
(内田)「怖い」と一回思っちゃうと…ほら!長さ297m川からの高さ54mのつり橋。
川向こうに住む谷瀬集落の人たちが昭和29年に当時のお金で800万円もの大金を出し合って造った生活のためのつり橋なんです。
スタジオ
(内田)でもきれいね。
(松田)うんきれい。
(ため息)ふたりは谷瀬の集落を訪ねてみる事にしました。
(内田)わっマジだ!すげえ。
(松田)すげえ…うわ〜めっちゃテンション上がる。
ごめんな…よいしょ。
うわ〜!アカハラや。
(松田)うわ〜!
(内田)ちょっと写真撮って下さいこれ。
はいチーズ。
(カメラのシャッター音)
(松田)逆光や。
こっち向いて。
スタジオ
(松田)「逆光や。
こっち向いて」言うてるからな。
スタジオ
(平)何撮りっこして…。
スタジオ
(青山)いい笑顔。
(松田)うわ〜感動。
やっぱ自然が豊かなんやね。
(内田)いいね〜。
お〜ここにも池がある。
こんにちは。
(内田)うわっきれい!この感じがもう癒やしでしかないですね。
(松田)癒やし以外の何物でもないね。
あ〜!水好き!スタジオ
(平)「水好き」って…。
スタジオ
(内田)いや分かる!「水好き」ってなっちゃうね。
沢が多かった事からその名が付いたと言われる谷瀬集落。
昔から沢の水を家や田畑に引いて大切に使ってきました。
平地がほとんどない十津川村はお米が十分に取れなかったためかつて朝廷から年貢が免除されていました。
そのかわり…。
それを「十津川郷士」っていう。
(松田)十津川郷士?めっちゃかっこいいじゃないですか。
そうですよ。
だからこの村は皆士族なんです。
(松田)戦える…。
そうそうそう。
なんかのどかなところだなと思ってましたけど見方がすごい変わりましたわ。
かっこいい。
という事ですね。
お邪魔します。
沢の水で作った自慢のお米をごちそうしてもらえる事に。
スタジオ
(平)同じ事してるじゃん。
(青山)ね!全く同じ事してる。
どういう形に握ったらいいですか?俵。
大体。
俵?用意してもらったのはこの土地に古くから伝わる「めはり寿司」。
なんとそれは北海道で平さんと草太さんが頂いた高菜のおむすびだったんです。
スタジオ
(青山)全く同じ。
そこにつながるんだ…。
(内田)あっこれで「目張り」?
(内田)ああそういう事?そういう事。
そう。
そうです。
そうやねん。
へえ〜!だからもう…選択として。
え〜!それはもうならではですね。
それは聞いた事ないですわそんな関係性は。
あっちの人の方が強いんちゃうかなと思うのよ。
(内田)ふるさとを…。
うん。
そうか…そうですよね。
え〜もう泣きそうなりますわ。
ふたりを乗せたバスは十津川村を更に南へ。
十津川温泉を目指します。
僕らが行く所は…ここでしょ?そこまで行っちゃいましょ。
行こうか一気に。
(内田)ちょっとね近いですからね目線がね。
(松田)ありがとうございました。
「十津川温泉」というからにはいい温泉があるに違いない!
(内田)「憩いの湯」。
「公衆浴場大人300円」だって。
見つけたのは地元の人に愛されるこぢんまりとした公衆浴場。
あ〜つっ!スタジオ
(平)またぁ…。
ちょっと何やってんの!?マジで。
スタジオ
(内田)マジでここ熱いんだって。
あ〜!!スタジオ
(青山)リアクションうまいな〜。
これ源泉そのものの温度なんですか?
(常連客)そうですこれはね61℃ぐらい…。
(松田)あっだから!熱いわけですね。
これ毎日入れるのいいですね。
(常連客)ほんとに幸せ者ですよ。
最高ですね。
十津川温泉を満喫したふたり。
明日はいよいよ北海道の後木さんのふるさと那知合を目指します。
日本一大きい村十津川村。
山奥にある小さな集落をカバーするために送迎バスの数は18路線。
地域の皆さんの大切な足です。
(内田)すいません。
那知合へ行くバスはどれですか?前のバス。
(内田)前?ありがとうございます。
スタジオ
(青山)うわ〜。
(内田)全然違うでしょ?スタジオ
(青山)全然違うね。
崖下がすごい低くなってきたよ。
(内田)ここは山深いですね。
うん。
ふたりを乗せたバスは深い山の中をどんどん分け入ってゆきます。
(松田)すごい!
(内田)これすげえなおい。
(松田)まだ坂道どんどん上がってるよ。
(内田)でも人の家が…。
(松田)増えてるぐらいやもんね。
(運転手)ありがとうございました。
間もなく那知合です。
(松田)はい。
ありがとうございま〜す。
はいお気を付けて。
(松田)行ってきま〜す。
(カメラのシャッター音)
(内田)こういう集落だったらね多分近所の人の事知ってるでしょ。
(松田)知ってるでしょ。
(内田松田)こんにちは。
(松田)そちらお住まいの方ですか?あそこ。
(内田)失礼します。
・はいどうぞ。
すいません。
お邪魔します。
(内田)わっ木のいい匂い。
(松田)すいませんほんとに朝早くから急に。
後木隼一さんはなんと北海道の後木さんの遠縁に当たるとの事。
これまでにさまざまな資料や情報を集めて明治の水害の記録をまとめたそうです。
写真には喜三郎さんの実家中亀太郎さんの家も写っていました。
そうそう。
ああ!そこに。
後木金五郎さんの…。
「やしゃ孫」っちゅうんかな。
やしゃ孫。
北海道に移住する前に喜三郎さんが暮らしていた那知合の集落跡はこの山の斜面にあるんだそうです。
その場所に隼一さんが案内してくれる事になりました。
(松田)もう早速山入りするんですね。
(内田)ここね僕バスから見えましたわ。
集落跡に向かう山道は急勾配に次ぐ急勾配。
北海道の後木さんの家族も那知合までは来たそうですが山があまりに険しく集落跡には行けなかったそうです。
(隼一)うんそう。
(松田)え〜!この辺は畑やけどな。
(松田)これお風呂なんですか。
(内田)住んでた頃に使ってた風呂でしょそれ。
(松田)すごっ。
しかしご主人これはやっぱり…
(隼一)寺もあるしここは恐らく畑やったやろうと…。
(松田)上に寺もあるんですか?
(隼一)寺の跡ある。
いや〜すごいよ!
(松田)いや考えられない。
山道を登る事1時間。
ようやくその場所が近づいてきました。
スタジオ
(青山)えっ!
(隼一)この辺かな?っていうんだけどな。
平さん青山さん!
(松田)後木喜三郎さんのお屋敷跡です。
明治22年に11歳で北海道に渡り苦難の末大家族を築いた喜三郎さん。
少年時代を過ごしたその場所。
今は石垣だけが当時の面影を残していました。
さあ次は十津川高校の後木先生を捜す事に。
(内田)こんにちは。
はい。
知ってます。
(内田)おっやっぱ知ってる。
あっ野球部のグラウンドもしっかりある。
(内田)十津川高校の後木先生を訪ねて来たんですが…。
そちらの方へ行って頂いたら。
ありがとうございます。
スタジオ
(青山)あっ!きた…。
(平)きた。
(松田内田)失礼します。
指導にあたっているのが後木孝哉さんなんです。
剣道で北海道一になった事もある孝哉さんは長い間剣道の指導者を目指してきました。
一方十津川高校では剣道部の顧問が転勤となりました。
そこに講師として赴任してきたんです。
5世代120年の時を超えて新十津川町から里帰りした唯一の人なんです。
スタジオ
(青山)似てる。
(平)凜々しいね。
スタジオ
(内田)凜々しいっしょ?かっこいいんすよ。
はじめまして松田悟志と申します。
はじめまして内田朝陽と申します。
後木です。
よろしくお願いします。
スタジオ
(青山)そっくりじゃん…。
スタジオ
(内田)眉毛の上がる感じがおじいちゃんとも似てるね。
スタジオ
(松田)だからさっき弟さん見た時に「あ!」って。
(内田)ああそういういきさつだったんですね。
150年前の創立当初から武芸を重んじてきた十津川高校は剣道の名門として知られています。
部員の中には剣道をするために家族で十津川村に移住してきた生徒もいます。
スタジオ
(平)そうなの!?面!
(孝哉)はい!面!面!面!面!
(孝哉)弱い弱い!そうですね。
(内田)あっそうかそうか。
そういう事や。
ここでつながるんやね。
スタジオ
(青山)今鳥肌立った。
そういう事…。
実は北海道チームから孝哉さんに会ったら一緒に見てほしいというビデオを預かっていました。
スタジオ
(平)そうそう。
あれだ。
(青山)あれですね。
(内田)後木ちゃんがいた。
スタジオ
(平)あ〜言ってたね。
3人ぐらいいるんだっけ?スタジオ
(内田)そう!女の子2人。
スタジオ
(松田)めっちゃいいご家庭なんですよ。
(葉月)こんにちは。
(内田松田)こんにちは。
(笑い声)
(青山)「特別言う事もない?」。
(淳)「孝哉はるなちゃん琴葉ハヅ翔之介元気でやってますか?また遊びに行きますからね。
それまでさよなら」。
(笑い声)
(内田)そうですね。
(内田)あっほんとですか!あっ!
(松田)やっぱそこにつながるんや。
北海道の新十津川町のふるさと奈良県十津川村。
孝哉さんは家族でこの地に根を下ろし新たな人生を歩んでいます。
という旅でございました。
おふたりの旅の中に。
がく然としたところはあるかもしれないですね。
共通のものをね。
めはり寿司を一緒に作らせてもらったご夫婦がいてそのご夫婦の方にどんな思いで十津川村の人たちは新十津川町をつくりに行ったんでしょうね?なんていう話を聞いたら行く人たちは腹を決めないといけないから「よし行くんだ!」と決めたらもうその事にビシッと気持ちを決めて行くと。
そうなると逆に…
(内田)一番の長老が生きてらっしゃって「俺は歩ききれない。
俺を置いていけ」って言われてそれはできないと。
「じゃあ残ろう」って言って。
無理やりにおじいちゃんとかおばあちゃんを連れていくのであればやっぱここで…。
なるほど。
僕らが行ったあの山の中の…。
みんなでつくった村なわけですよ。
石垣造ってね。
すごい近所づきあいが強かったんですって。
親戚みたいな村だったんですって。
だから送り出す時つらかったっていう話を先祖から代々聞いてるって。
僕島根の田舎の育ちじゃないですか。
でいろんな所を皆さんと旅して「あっなんか見覚えがあるな」とか「なんか懐かしいな」って感じがするんですよ。
でも3人はシティーボーイズなわけですよ。
まあ確かに。
(平)最近はよく言わないけど。
でもそれぞれ皆さん旅すると「なんか懐かしい感じがする」って全員が言うんですよ。
これって何なんだろうって俺ずっと思ってて。
それは不思議なもんでやっぱり共通の何かがあるんだと思う。
(青山)そう。
今回の旅でそれを思ったんですよ。
何か体にあるのかなって。
何か知ってるんよね。
「路線バスの旅」でいろんな場所に訪れさせてもらっても街にない人柄があるじゃない?うん。
たまに無性にそういう所に行かなきゃダメだって思うぐらい…知ってしまうとねあるんだよね。
あったかい感じが。
やわらかい感じというかね。
えっ…俺?
(青山)どなた?どなた?
(女性)もしも〜し。
もしもし?もしもし?はい…逆か。
もしもし?もしもし。
あ〜聞こえた聞こえた。
やっと聞こえました。
はい。
あの…平です。
はいどうも。
先日はどうもお疲れさまでした。
(青山)「先日はどうも」?ご苦労さまでございました。
あの〜失礼ですがどちら様でしょうか?後木よね子でございます。
(一同)あ〜!ばあちゃん?おばあちゃん。
お疲れになったでしょ?いや〜とんでもないです。
トマトおいしかったです。
オンエア映ってなかったですけど頂いたトマトすっごいおいしかったです。
すいませんなんか僕らの仲間のちょっと大きい人たちがいろいろご迷惑をお掛けしたと思うんですけど。
特に平さんの方が多大なご迷惑をお掛けしたと思うのでほんと重ね重ね…。
そんな事ないでしょう。
(内田)心をヒラにして頂きたいなと…。
アハハハそうですか。
ありがとうございました。
(内田)ほんとありがとうございました。
いい旅になりました。
集落跡行ったんで…。
あんなに山の中だと思わなかったです。
(元一)ああそう。
あそこから北海道まで行かれたんだなと思うといろいろ感じるものありました。
う〜ん。
ほんとほんと。
夏も暑いですから…。
おかげさまでどうにか暮らしてます。
お体に気を付けてお過ごし下さい。
はい。
どうもありがとうございました。
(内田)おやすみなさ〜い。
(松田)ありがとうございました。
(平)みんな「おやすみなさい」って言っております。
はいはい。
おやすみなさい。
ありがとうございました。
はいどうも。
失礼します。
(青山)いや〜。
あったかいね。
いや〜でも考えさせられたなぁ。
あれ見て…。
山あいのとこから新十津川町で平地にしたじゃないですか。
ほんと新十津川町希望でしかないんですよね。
(松田)きっと渡った時にまだ生まれたての子供も連れていってるわけよ。
「この子のために頑張ろう」というのも絶対あるし。
お父さんだってお母さんだって。
めちゃくちゃ前向きだよね。
自分のためじゃないんですよね。
そう!そうそうそう。
そこがね脈々とつながっていってるというのが…。
すごいスケールのでかい話で人がつながってる感じがするよね。
変な責任感ではない。
思ってるだけ。
ただ単にね。
だから今回「百年の絆」っていうサブタイトルが付いてますけどきっとこの先百年どころじゃないものが続いていくわけでしょ。
そうだね。
今回すごいねなんか。
今回すごいですね。
今までの旅を見返したくなりません?うん分かるね。
分かる分かる。
うん…。
どんだけ落ちてたんですか。
そうっすか?うん。
後木さんほんとにお世話になりました。
お世話になりました。
ありがとうございました。
お体に気を付けて。
後木さんも皆さんもいい夏を!ありがとうございました〜。
ありがとうございました。
トマトおいしかったです。
(青山)後木さんに向けて?トマトばっかじゃん。
ほんとうまかったんだって。
おいしかったです。
ね!2014/12/24(水) 02:15〜03:30
NHK総合1・神戸
のんびりゆったり路線バスの旅SP「男前ふたり旅 ふたつの十津川 百年の絆」[字][再]
路線バスの旅、今回は北海道の開拓集落・新十津川町とその「母村」の日本一広い村、奈良県十津川村を訪ねる。大自然に囲まれた二つの地で百年を超える絆と出会っていく。
詳細情報
番組内容
「のんびりゆったり路線バスの旅」。今回は男前4人が固い絆で結ばれた二つの地を旅する。向かうは北海道の開拓集落、新十津川町と開拓者のふるさと奈良県十津川村。明治22年、十津川村は集中豪雨のため村民の1/4が故郷を離れ、原野を切り拓き新十津川町を作った。開拓者が今も「母村」と呼ぶ奈良県十津川村は日本一広い村として知られる。大自然に囲まれた遠い二つの故郷を二組の旅人が訪ね、百年を超える絆をみつめる。
出演者
【旅人】平岳大,内田朝陽,松田悟志,青山草太,【語り】山崎夕希子,児玉育則
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
バラエティ – 旅バラエティ
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