林修の今でしょ!講座 2014.11.18


こんばんは。
林修です。
今日の講義のテーマは…。
冬に食べたい野菜の話です。
僕自身ビックリしたんですがこの「冬に食べたい」には実はしっかりとした科学的な根拠があるんです。
今夜最強の野菜が明らかに
冬の風邪や冷えダイエットそれぞれの対策になる最高の野菜鍋もご紹介します
いいにおいですね。
(入山)いい香り。
そんな講義にうってつけのスペシャル講師岸村康代先生
何がスペシャルかというと実はこの先生以前は…
野菜の賢い食べ方を調べに調べて自ら実践
なんと色んなものを食べながらでも野菜から食べるとか夜はやはり野菜中心にするとか時間とバランスを守って頂ければ全くストレスなく10キロやせました20キロやせましたって言ってくださる方がホントに多いんです。
(宇佐美)ぜひ知りたいですよね。
知りたい。
岸村先生が実際にやせた野菜ダイエット術も満載!
冬に野菜を食べたい理由それは大きく分ければ2つあります。
1つ目は…。
風邪冷えそして冬の乾燥からくる肌荒れなどの冬の悩みに関して実は冬の野菜が解決に繋がるというんです。
自然の力ってすごいですよね。
2つ目は…。
春夏秋冬とありますがその中でこの冬の間だけ何倍も栄養素がアップする野菜があるという事。
これはまさに今食べないわけにはいきませんよね。
冬の悩みの対策になったり冬だけ栄養が増えたり驚くべき野菜の世界。
皆さんもぜひ知って大いに驚いてください。
さあずらりと並べたこの野菜たち
この20種類の野菜たちはこの冬に美味しいものばかり
ここから先生に体にいい野菜ベスト7を選んでもらった
…など冬の悩みの解決に繋がる本当に体にいい野菜とは?
まずはこちら
山芋のすごさは…。
抜群の消化力。
山芋には胃腸薬にも入っているジアスターゼという消化酵素が野菜の中でダントツに多く含まれているので山芋を食べる事でこの季節に悩みがちな胃もたれや胸やけの対策に繋がるんです。
大根で有名なジアスターゼなんですけれども実はその大根よりも山芋の方がジアスターゼの含有量が多いんです。
へえ〜そうなんだ。
それではこちらをご覧ください。
実は大根キャベツきゅうりを比べるとこれだけジアスターゼの量が違うんですね。
大根で十分じゃないんですか?さらに山芋がすごいんです。
えーっ!?約2倍近く多く山芋に含まれているんですね。
ジアスターゼの代名詞と呼ばれる大根よりもさらに2倍という事でとても強力な消化を助ける力があるんです。
消化を助ける…。
じゃあもう大根からジアスターゼ王を剥奪しなきゃダメですよね。
そうですね。
これを機会に山芋をクローズアップしてもいいと思います。
これやっぱり生ですりおろして食べるのがいいんですか?そうですね。
ジアスターゼというのは加熱するとその効果を失ってしまうんですね。
なので生ですりおろして食べたり生でサラダに入れて頂いたりして食べるのがおすすめです。
(大久保)はあなるほどね。
じゃあやっぱり食べすぎがどうしても多くなるこの季節にはすごくいいと?そうですね。
食べすぎて胃もたれがする。
さっぱりしたものが食べたい。
…という時に活用したりするのがおすすめですね。
大根は少し辛み成分もあったりしてたくさん生で食べすぎると胃腸に負担がかかるケースもあるんですけれども山芋はそういった心配もないので…。
逆にこのネバネバ成分が胃の粘膜を保護してくれる働きもあるのでおすすめですね。
これスーパーで買えるじゃないですか。
実際どういうのを買ったらいいとかって見分け方みたいなのあるんですか?そうですね。
このひげ根の部分が多い方が粘りが強いというふうに言われています。
もし切ってある場合はこの切り口を見てなるべく色が変わっていないものの方がおすすめですね。
書いておこう。
じゃ続いて参りましょう。
皆さん覚えられましたか?
冬の胃もたれには生の山芋
生の山芋ですよ
ここからさらにすごい野菜が続々と出てきますよ。
第6位は肌荒れが気になる方にうってつけのあの野菜です。
この冬に食べたい本当に体にいい野菜第6位は…
冬は肌が荒れたり乾燥したりしますよね。
ブロッコリーはそんな冬の肌を守ってくれるある栄養素がかなり豊富に入っているんだそうです。
その栄養素の名前は…。
ビオチン。
これが冬の肌荒れから我々を守ってくれる大変ありがたい栄養素だったんです。
ビオチンというのは肌の炎症を抑える働きがあったり新しく肌を作る時に活性化してくれたりする美容のビタミンとも呼ばれるビタミンの一種なんです。
だって実際ねそこ…差ありますからね。
ビックリした。
ホントに冬ってもうぼちぼち…。
ビックリするぐらい。
ビタミンCも豊富なのでコラーゲンの生成を助けてくれたり肌のハリとかあとシミ予防とかにもおすすめです。
ブロッコリーはまさに肌の守り神だったんですね。
ところで皆さんブロッコリーは冬の間に栄養素がアップする不思議な野菜だという事をご存じでしたか?冬のブロッコリーは夏に比べると…。
カルシウムは3倍から4倍。
鉄分は2倍。
そしてビタミンCは1.5倍。
いいですか?夏に比べるとこんなにも栄養素が増えているんです。
実はブロッコリーは秋から冬にかけて旬を迎える野菜なんですけれども冬の時期はビタミンCが1.5倍も増えるんですね。
知らなかった。
さらに鉄も2倍増えたりとかお肌にとって嬉しい栄養素がたくさん増えるんです。
これなぜ冬になってくるとそうやって栄養素が増えるんですか?具体的には恐らく冬の寒さから身を守るためにそういった抗酸化成分が増えるんじゃないかっていう可能性もありますし。
まだその辺りはわかっていない部分…。
ひどいですね。
頑張ってるのにね。
それを頂くという形…。
それを頂くんですね。
(大久保)ちょっとこれはホントに聞いておこう。
私もほぼ毎日ブロッコリーはよく食べるんですけれどもダイエットの時もよく食べてました。
(大久保)腹持ちいいですもんね食べ応えあって。
食物繊維も豊富なので…。
ここで岸村先生からブロッコリーに関してのクイズ
冬の肌荒れ対策になるブロッコリーの栄養素
どこに一番含まれているか知っていますか?
これは覚えておきたい豆知識です
さてどこでしょうか?これ人間でいうとつぼみが入山さんで枝が宇佐美さんで芯のゴッチゴチになってるのが大久保さんですよね。
「ゴッチゴチ」ってなんですか。
芯までは許せたけど「ゴッチゴチ」っていったらもう一気に硬い感じの…。
でもなんかそんな感じしますよね。
でもどうでしょう?やっぱ栄養っていうのは芯を通ってこういくわけですから…。
つぼみ…つぼみよく食べるもんね。
じゃあ僕大久保さんにかけてみます。
僕A。
(大久保)じゃあ入山さんは?私Cだと思います。
行き渡りついたところがCなのでやっぱり。
まるっきり一緒。
私もCです。
皆さん不正解です。
(3人)えっ!?実はこの枝の部分に一番ビタミンCが多く含まれているんです。
そこ!?
(大久保)あえて外したらえっ!?結構地味なキャラですよねあそこ。
地味なんですけれどもここにすごく栄養が多く含まれているのでここまで無駄なくとって頂くのがおすすめなんですね。
一番栄養が詰まっているのはブロッコリーのこの枝の部分ですよ
必ず残さず食べるようにしましょう
そして普段やってしまいがちなもったいないポイントがもう1つ。
岸村先生によるとかなり多くの人がブロッコリーの調理の際に栄養のほとんどを無駄にしてしまっているというのです。
そのもったいない調理法とは?ブロッコリーに含まれているビタミンB群とCは半分以下に減ってしまうんですね。
13キロのダイエットに成功した岸村先生がおすすめの冬太り解消に繋がる嬉しい野菜や…
この冬の風邪対策に最適な野菜鍋もご紹介します
普段やってしまいがちなブロッコリーのもったいない調理法とは?
実は実は生の状態だと100グラムあたり120グラムのビタミンCがあるんですけれども茹でると54グラムまで下がってしまうんですね。
なので蒸したり電子レンジでチンをする方がビタミンCとかビタミンB群の損失が少ないのでお肌のためにも茹でるよりも蒸したり電子レンジの方がおすすめです。
蒸すと電子レンジでチンは同格ですか?ほぼ同格ですね。
じゃあレンジでもいいんですね。
あとは汁ごととれるなんか新鮮なものを選ぶコツとかあるんですか?はい。
実はこのつぼみの部分がギュッとしまっていて黄色くならずに緑が濃いのがおすすめなんです。
(大久保)黄色くなってきますもんね。
新鮮なうちのつぼみがギュッとしまった状態のものを選ぶのがおすすめです。
皆さん覚えましたか?
ブロッコリーは茹でるより電子レンジなどで蒸す
買う時のポイントはギュッとしまった緑色の濃いものですよ
冬の悩みの解決に繋がる本当に体にいい野菜ベスト7
さあこの2つよりもすごい野菜はなんなのか?
あの身近な野菜の意外なパワーに私も驚きました。
第5位をどうぞ。
この冬に食べたい本当に体にいい野菜第5位は…
続いては大根です。
特に注目は大根の葉。
葉っぱです。
野菜の葉っぱは体によいとはよく聞きますがこれほどすごいとは思いませんでした。
実に興味深いぜひ全ての人に聞いて頂きたい講義です。
大根は食べ方が色々あるんですけれどもやっぱりそのそうですね。
とてもミネラルが豊富なので茹でると半減してしまうミネラルも多いんです。
えーそうなるともう食べ方おろしか大根サラダかみたいな生?そうですね。
皆さん今下の部分のお話してますよね。
(大久保)してますね。
実はミネラルの王様はこの上の部分なんです。
こちらにいつも食べている根の部分と葉っぱを比較した図がありますのでご覧ください。
実はカルシウムが10倍鉄が15倍カリウムが2倍マグネシウムも2倍多く含まれているんです。
(大久保)全然違う。
めっきり寒くなりましたよね。
この時期ミネラルやビタミンが不足すると体のだるさや体調不良の原因になりかねないそうなのでしっかり食べておきたいですね。
そして冬に大根を食べたい理由がさらにもう1つ。
冬になると高血圧の患者さんが増えるというふうに言われているんですね。
そうね寒くなるとね。
カルシウムというのが血圧を調節する働きがあるというふうに言われていてカルシウムが不足している人は高血圧になりやすいという研究もあるんです。
なのでこれからの時期におすすめなのがやはりこの大根の葉の部分。
ただ下の根の部分も先ほどお話ししたジアスターゼも含まれていますので根の部分は根の部分で活用して頂くといいですね。
大根の葉は豚肉と相性がいいそうでひき肉と一緒に炒めて少し濃いめの味つけにするとご飯のお供に最適です
冬の悩みの解決に繋がる本当に体にいい野菜ベスト7
第4位は…
次にランクインしたのはあるキノコです。
これからの季節増えてくるのが断り切れない食事会や飲み会。
そんなシーズンにぜひ食べて頂きたいのは…。
そう舞茸なんです。
舞茸は見つけた時に舞い上がって喜んだ事からこの名前がついたそうですが栄養学からの観点からも大いに喜ぶ事になりそうです。
これは必見です。
忘年会シーズンの飲み会の救世主。
えっ?舞茸です。
(大久保)飲み会の救世主?食いつき方変わりましたね。
俄然前のめりになりましたね。
やっぱり?うん。
なんか違いますよね?違う!あれなんでああなっちゃったんでしょうね?残りません?朝。
残ります。
ねえ!昔残らなかったのに。
いやもうね午前中で抜けなくて昼過ぎまで来る時があるんですよ。
わかります。
あーわかります。
すいません。
そんな林くんと大久保くんにおすすめなのが舞茸です。
実は舞茸にはナイアシンと呼ばれるビタミンB群の一種が多く含まれていて。
実はこのナイアシンというのがアルコールの代謝とか二日酔いの原因物質アセトアルデヒドというのの物質を分解する助けをしてくれるんですね。
(大久保)ナイアシンが。
今までにないぐらい…。
そうですね。
すぐ使いたいと思うんで。
そうですね。
切羽は詰まってます。
熱心ですね。
もちろん大量にお酒を飲みすぎて舞茸だけ食べていたら二日酔いにならないという事ではないんですけれどもその助けになってくれるのが舞茸なんですね。
これは調理法とかはあるんですか?おすすめの。
ナイアシンとかビタミンB群も水溶性のビタミンなので茹でると半分以下ナイアシンは3分の1に減少してしまうんですね。
じゃあどうしたらいいですか?焼き舞茸とか炒めてあげるのがおすすめですね。
美味しそう!お味噌汁とかもいいですか?はいそうです。
汁ごととれるお味噌汁もおすすめです。
実はナイアシンというのは精神疾患うつ病とかそういったメンタルの不安の時にもおすすめのビタミンなのでストレスがかかる方もしっかりとってあげるのがいいですよ。
すごく敏感なんですね。
そうですか。
舞茸好きなんですよだから私。
よく食べてるなと思うのは恐らくそうだと思います。
えー面白い。
すごく敏感な体でとてもいいですね。
キノコよくカロリーゼロって言いますけどホントにそうなんですか?ゼロではないんですけれどもゼロに近いっていう形ですね。
ビタミンB群も豊富なので食べた糖質とか脂質をエネルギーに変えてくれるビタミンも多く含まれいてるのでダイエットにピッタリの食材です。
デトックスにもいいって聞きました。
そうですね。
いよいよベスト3の発表
果たして身近で実はすごい野菜はなんだと思いますか?
寒くて運動不足になりがちなのにこの時期は美味しいものが多く太ってしまいやすいですよね。
そんな冬太り対策の救世主となる野菜が第3位の…。
すき焼きや牛肉のごぼう巻きあるいは豚汁など。
そんな料理が多いとは思いませんか?実はあの肉の横にあるごぼうが私たちを冬太りから守ってくれていたんです。
ごぼうはこれからの忘年会シーズンにピッタリの冬太り対策の野菜なんですね。
なので例えば油っこいものを忘年会シーズンで食べた時にもその余分な脂質を排出してくれる働きもありますしとてもおすすめなんです。
どうやって脂肪を排出するんですか?そのメカニズムみたいなのも教えて頂けますか?はい。
ごぼうには水溶性…水に溶ける繊維と水に溶けない不溶性の繊維があるんですけれどもその水溶性の食物繊維がネバネバっとしたスライムみたいなイメージをしてほしいんですけどそういった形で余分な脂肪を吸着して外に出してくれる働きがあるんです。
すごいいい子だね。
嬉しい。
いい子。
逆に水に溶けない繊維の方は腸の蠕動運動を刺激して便の排出を助けてくれるので…。
(大久保)便秘にいいんですよね。
はい。
両方の効果で便秘解消にもおすすめです。
とにかくいい事だらけですね。
ごぼうちゃん。
体によさそうなのよくわかるんですけど食べ方が限定されるというか難しい気がするんですけどどうしたらいいですかね?そうですね。
ごぼうは炒めたりあとはお味噌汁に入れたりご飯の中に入れて頂いてもいいですし。
味にクセがないので色んなところに入れられるのとあとコクが出るので意外とパスタに入れて頂いても美味しく食べれますし…。
あーありますね。
皆さんごぼうといえば調理をする時に…。
皮をむきますよね。
そして…。
水にさらしもします。
しかしこれは実はかなりもったいない事をしていたんです。
ぜひ聞いて驚いてそして実践してください。
ごぼうにはもったいないポイントがいくつかあるんですね。
もったいないポイント…。
まずはこちらです。
(入山)えーっ!?
(大久保)さらすけどな。
普段大体さらして調理すると思ってたんですけど違うんですか?はい実はそれものすごくもったいないんです。
こちらをご覧ください。
実は水に浸ければ浸けるほど体の病気やお肌の老化を防いでくれる働きがあるポリフェノールがどんどん水に出てしまうんですね。
このグラフを見ると5分までで一気にいっちゃうんで全然さらしちゃダメだって事ですよね。
そうですね。
私は全くさらさずにきんぴらごぼうなどは作ります。
逆になんで水にさらしてるんですかね?私は…。
(笑い)確かに。
おっしゃるとおりなんです。
色が変わってしまうのを恐れて皆さん水にさらすんですけれども実はうまみ成分も溶け出てしまうのでとてももったいないんですね。
どうしても色が気になるおせち料理のごぼうとかそういった色の薄いごぼうに関してはさらしてもいいんですけれども味つけする場合は全くさらさないで問題ありませんので。
そうですね。
色ついちゃいますもんね。
おしょうゆとかでね。
あともったいないポイントがもう1つあるんです。
こちらです。
実はその皮の部分にポリフェノールや食物繊維がとても多く含まれているんです。
へえ〜!そうなんだ。
でもうちはあれ結構…母親が皮ごと放り込むんですけど普通やっぱ皮があると食べにくい硬いってイメージがあると思うんですけど。
余分な皮はもちろん土と一緒に取って頂くのがいいんですけれども多くの方が取りすぎているんですね。
なのでそこに食物繊維だったりミネラルだったりポリフェノールが含まれているので出来るだけ薄くっていうのがポイントです。
実はそういうふうに手抜きをして水にさらさないっていう楽に簡単に食べた方が栄養はとれるんですね。
そうなんです。
そしてさらに冬太り対策になる栄養素を含む食材をふんだんに使った究極のごぼう鍋をご紹介します。
13キロのダイエットに成功した岸村先生がおすすめの太らないための鍋。
説得力があります。
いいにおいですね。
(入山)いい香り。
こちらです。
ごぼう鍋?初めて聞きますごぼう鍋。
1つずつ岸村先生が解説しながら食材を空の鍋に入れていきそして理想の鍋を完成させます。
まずは腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれているごぼうを入れます。
そうですねごぼう鍋ですからね。
入れましょう。
細かく切りすぎてしまうとやはり入れるまでに酸化が進んでしまうので適度に切りながら入れていくのがおすすめですね。
サッサッて入れちゃっていいんだ。
はい。
次にえのきを入れていきます。
細かく刻んで入れていきます。
どうしてですか?えのきに含まれている栄養成分は細かく切る事で流れ出やすいというふうにいわれていて。
細かく切ってとってあげるのがおすすめです。
冬太り対策の最強鍋材料はあと3つです。
そのうち2つは腸内環境を整えて便秘の解消に繋がるもの。
最後の1つは中性脂肪を減らすという意外なものでした。
腸内環境を整えるためにもう1つおすすめの野菜があるんです。
(大久保)ごぼう以外で?実はこのたまねぎなんです。
(入山)えっ!?へえ〜。
たまねぎに含まれるオリゴ糖がまた腸内環境を整えてくれる働きがあるんですね。
ほお〜。
(大久保)いいですね。
たまねぎ甘くて美味しくなりますもんね。
このオリゴ糖はどういう働きをしたか林くん覚えてますか?そりゃあ覚えてますよ。
正解です。
善玉菌増やしてくれるって事ですか?そして腸内環境を整えるためには発酵食品。
でもヨーグルトを入れるわけにはいかないので味噌を入れていきます。
(大久保)味噌ベース。
わあ美味しそう。
(大久保)いいですね。
そしてもう1つ…。
ブリを入れていきます今日は。
ブリがいいんですか?はい。
ブリなどに多く含まれるEPAは中性脂肪を減少させる効果があるというふうにいわれているのでそういった事が気になる方にもおすすめですね。
これ野菜だけだと寂しいですけど味噌ベースでそれでブリが入ってきたらもう十分豪華ですよね。
(大久保)いいですね。
いい脂出そうですねブリからね。
食物繊維を最大限にとる事が出来る最強の野菜鍋。
冬太り対策になるダイエットごぼう鍋の完成です。
こちらです。
ジャーン!
(大久保)わー美味しそう!グツグツ…。
いいにおいですね。
(入山)いい香り。
(大久保)ごぼうが大きいですね。
ダイナミック。
結構切る時手抜いたんですか?ポリフェノールが酸化しないようにちょっと大きめに切ってあります。
なのでそれをよく噛んで食べてあげる事でダイエット効果もさらに期待出来る…。
(一同笑い)
(入山)肌に…?肌にいいから鍋は。
(大久保・入山)いただきます。
失礼していただきます。
噛みごたえがすごいある。
(大久保)こんだけ食べごたえがあって太らないもしくはダイエットに繋がるんだったらもう全然いいですね。
そうなんです。
しかもたまねぎというのは加熱すると甘みも増えますので…。
甘い。
(大久保)たまねぎ美味しい。
AKBだとグラビアのためにダイエットとかあるんですか?しますね。
でも…。
そうよ。
野菜はね。
第2位の発表!
第2位は冷え対策に有効だというこのくらいの野菜です。
その第2位の野菜は…?
単なるキャベツじゃないですよ芽キャベツ。
芽キャベツには冷え対策に有効なある栄養素が他の野菜よりもずっと多く含まれていたのです。
その栄養素とはビタミンB6というあまり聞き慣れないビタミンでした。
あります。
それが食事によって生まれる熱食事誘発性熱産生と呼ばれるんですけれどもそれがタンパク質をとった時に多く発するんですね。
そのタンパク質を代謝してくれるビタミンB6が多く含まれているんです。
B6。
ビタミンB6。
タンパク質は体の中で消化吸収される時に熱を生み出します。
そのタンパク質の消化を助けてくれる栄養素こそがビタミンB6。
冷えに悩む方はお肉などのタンパク質を食べる時は出来ればビタミンB6も一緒にとりたいですよね。
食事によって熱が生み出されるんですけれどもその生み出す力が炭水化物などに比べてタンパク質は5〜6倍も多いんですね。
なのでこのタンパク質をしっかりとる。
さらにそのタンパク質を代謝してくれるビタミンB6が多く含まれているものをとる。
…という点で芽キャベツはおすすめなんです。
そっか〜。
これ逆にビタミンB6が不足している状態だとタンパク質が十分に代謝されない?タンパク質をとってももちろん全てが代謝されないというわけではないんですけれども…。
それはそのまま出てっちゃうんですか?それともまさか脂肪になったりはしないですよね?もちろん…。
えーっ!芽キャベツ以外にビタミンB6が多い野菜ってあるんですか?あとはにんにくなどにも多く含まれているんですけれどもにんにくってそんなに多くとれないのでそういう意味では芽キャベツがすごくおすすめです。
何個ぐらいで1日の分の量がとれるんですか?ビタミンB6というのはタンパク質をどれぐらいとるかによっても必要量って変わってくるので一概には言えないんですけれども。
例えばビタミンCでいうと本当に100グラムで160ミリグラムのビタミンCがとれるので1日の1.6倍の量が100グラムでとれるんですね。
なのでちょっととるだけでもビタミンCが補給出来るのでこれから寒くなる時期の免疫力を高めるためにもおすすめです。
ものすごくこう粒々のものが茎の部分につくんですね。
でも期間限定という事ですよね。
そうなんです。
なのでこの季節にとてもおすすめなんですね。
ちょっと芽キャベツでシチューに入ってたり…。
ああ逆にね。
逆に。
あっここで使ってくる…。
そんなふうに見てます?ありますあります。
そうなんですよね芽キャベツってね。
岸村先生が芽キャベツを使った冷え性対策の鍋を考えてくださいました。
ポイントは良質なタンパク質をいかに効率よくとるか。
タンパク質と芽キャベツに含まれるビタミンB6を同時にとる事で食べるだけでポカポカ温まり冷え性対策になるんです。
(大久保)芽キャベツ鍋ね。
芽キャベツの鍋って斬新ですね。
はい。
(大久保・入山)ないです。
ですよね。
まずはビタミンB6がたっぷり含まれている芽キャベツを入れます。
(大久保)丸々ですか?はい。
あとは豚肉を入れていきます。
(入山)あーっ!豚肉にはタンパク質とビタミンB群も多く含まれているのでおすすめのタンパク質源の1つなんです。
ただ注意しないといけないのが脂身の多いお肉。
例えばバラ肉などを利用してしまうと普通のお肉と比べてタンパク質の含有量が2分の1ぐらいになってしまうので脂身の少ないところを選んであげるという形…。
ロース。
ロースとかモモ肉とかですね。
冷え性対策鍋の食材はあと2つ。
1つはさらにタンパク質を効率的にとるためのもの。
もう1つは冷え性対策の代名詞ともいえるあの食材です。
タンパク質というのは動物性のものと植物性のものと一緒にとってあげるといいんですね。
やはり今日は両方とっていきたいと思います。
なので植物性の大豆から作られた豆乳を入れていきます。
あとイソフラボンがいいんですよね。
そうなんです。
結局豆乳って…女子には。
女性ホルモンと同じような構造をしているので女性にはおすすめですね。
そしておすすめの野菜をこれから入れていきます。
これだとなんでも合いそうですけど。
冷え性対策ですよ。
あっ冷え性…。
わかりました私。
当てていいですか?ニラもいいんですけれどももっといいものがあるんです。
なんだ?あと冷え性…。
あっはい!正解です。
やったー!
(大久保)そうだショウガだ。
ショウガを入れていきます。
ジンゲロールという体を温める成分のもととなる成分が多く含まれているので加熱をする事でそのジンゲロールがショウガオールに変わってさらに温め効果が高まるんですね。
じゃあショウガは加熱して食べないと十分に栄養を吸収出来ないんですね?そのジンゲロールよりもショウガオールに変わった方が温め効果が格段にアップするんです。
温め効果…。
なるほど。
これはスライスして入れるんですか?スライスして入れてもいいですし細かくしてあげる事でそのジンゲロールというのが外に出やすくなるので…。
すってもいいんですか?じゃあ。
はい。
すってもいいですね。
冷え性対策になる食材の最強の組み合わせ芽キャベツ鍋。
出来上がりがこちらです。
ジャーン!うわ〜きたー!芽キャベツが…。
ああ美味しそう。
(大久保)美味しそうですね。
いいにおいですね。
優しいのなんかすごい。
そんなに豆乳って感じしないですね。
(大久保)だしと豆乳がちょうどよく…。
芽キャベツはいかがですか?芽キャベツ美味しいですよ。
ちょっと個性がありますけど逆にクセになるっていうか。
(大久保)わかります。
キャベツのより濃いやつを食べてるから噛めば噛むほどキャベツ感が出て美味しい。
栄養的にもビタミンCがキャベツの4倍多く含まれていてレモンの約8個分のビタミンCがとれるので…。
すごーい。
こんなちっちゃいのに。
そうなんです。
この鍋のポイントは2つあって1つは必ずスープまでとって頂く事。
やはりビタミンB6も水溶性のビタミンなのでスープまでしっかりとってあげるのがおすすめですね。
あともう1つはショウガの皮をむかない。
ショウガオールに変わって温め効果を出すジンゲロールは皮の近い部分にとても多いのでむかないというのがポイントですね。
そうですね。
存在感が…。
という事で第2位は冬の冷え対策になる芽キャベツ
皆さん大変お待たせ致しました。
大トリを飾る第1位は…。
そう風邪対策が出来る野菜です。
冬に食べたい本当に体にいい野菜ベスト7
第1位は…
え〜?ほうれん草は体の中に入ると必要な分だけビタミンAに変わって体の中の抵抗力抗酸化作用を高めてくれるんですね。
風邪予防になるんだ?じゃあ。
はい。
風邪に一番いい時期ですもんね。
うん…。
(くしゃみ)なんて事言うのもう。
自分で言いたくないけど。
風邪はひくインフルエンザにはなる花粉症にはなる…。
だからヨーグルト食べたりしてますもん私ホントに。
さらにほうれん草はベータカロテンが冬野菜の中でもトップクラスなんですね。
ベータカロテンは皮膚とか粘膜の潤いを保って風邪の予防をしてくれる効果もありますし…。
粘膜が弱くなると病原菌とかウイルスが侵入しやすくなってしまうので風邪をひきやすくなったり体調を崩しやすかったりするのでこれからの時期にとてもおすすめなんですね。
へえ〜食べよう。
あながちじゃあポパイはウソじゃないんですね。
あれ食べて元気になるっていうのは。
そうですね。
あらゆる栄養の固まりといっても過言ではない野菜の1つです。
私一時それこそ鍋にしたり茹でて食べるんですけど…。
大久保さんどうしてほうれん草にハマったんですか?わかんない。
毎日毎日スーパーに買いに行ってたんですか?毎日毎日…。
絶対言われてましたよ。
ポパイだったらいいですけどね。
岸村先生が風邪対策によいとおすすめになる野菜ほうれん草。
しかし先生がおっしゃるにはほとんどの人がすごくもったいない食べ方をしているというんです。
これには私もビックリしました。
少しも無駄にしないほうれん草の正しい食べ方とは?ぜひ覚えて今日から実践してください。
これどう食べるのがいいんですか?実はほうれん草も水溶性のビタミンがとても多いんですね。
ビタミンB群とかビタミンCとか。
そうなんです。
(宇佐美・大久保)え〜?おひたしとかちょっとおしょうゆとかつお節かけてみたいなのは茹でますよね。
そうなんです。
でもこちらをご覧ください。
茹でる時間によってビタミンCがどんどん減ってしまって例えば3分茹でただけで半分以下48パーセントまで下がってしまうんですね。
正解です。
ホントにそういった形で火を通しすぎないで余熱で通してあげると水に溶け出やすいビタミンCとかビタミンB群が無駄なくとれるという形ですね。
第1位のほうれん草を使って岸村先生に風邪対策のための免疫力がアップする鍋を考えて頂きました。
この鍋中に入る食材全てが免疫力アップに繋がるものでしかも同時に食べる事でさらに威力を発揮するというものでした。
この食材の組み合わせはぜひ覚えておきたいです。
そんな第1位にふさわしい最強の組み合わせで出来た鍋ぜひ風邪対策にこの冬召し上がってください。
こちらです。
ビタミンAとエースをかけてきたところがオシャレですね。
そういう事ですか。
やりますね。
なぜエースっていうふうに言ったかというとビタミンAとCとEがほうれん草に含まれているんですね。
そっちの意味ですか。
(大久保)Aだけじゃないんですよ。
AとCE。
で「ACE」。
このビタミンAとCとEは3つ同時にとるとお互い助け合ってくれる最強のビタミンなんですね。
例えば…という形でチームで働いてくれるんです。
同時に食べるとよいというビタミンAとCとE。
それぞれどの野菜からとるとよいのでしょうか?まずビタミンAベータカロテンの王様にんじんをプラスしていきます。
(大久保)いいですねぇ。
そしてほうれん草入れていきます。
ビタミンAもCも…。
すごい色鮮やかですね。
さらにビタミンEですね。
こちらを入れていきます。
なんですか?ビタミンEが豊富なごま。
ごま!ごまを入れていきます。
これでビタミンACEの3つが揃いました。
風邪対策のビタミンエース鍋。
しかし皆さんお気づきかもしれませんね。
そうほうれん草は栄養が水にすぐ溶けてしまう。
そういう野菜でしたよね。
そんなほうれん草を鍋で美味しくしかも無駄なく食べるためのひと工夫。
岸村先生が教えてくださいました。
では開けてみます。
ジャーン!
(大久保)やった!ほうれん草。
(入山)あれ?これ看板に偽りありですよ。
そこがポイントなんです。
えっ?すごい…。
ほうれん草をしゃぶしゃぶして食べるの?しゃぶしゃぶしていきます。
どのくらい入れるんですか?30秒ぐらい。
(大久保)茹ですぎない方がいいんだもんね。
30秒…。
もう30秒も…この葉っぱの部分だったらホントにこうしゃぶしゃぶするぐらいで火が通ればもう十分ですね。
葉っぱの部分はさっと火が通るのでこのまま食べて…。
じゃあもう頂きます。
美味しそう!
(大久保)あっいい音。
シャキシャキしてる音が。
どうですか?美味しいですよ。
(大久保)なんかまだもうちょっと火を通したい感じしますけどこのぐらいでいいんですね?そうですね。
歯ごたえありそうですね。
シャキシャキ感が残ってた方がいいんじゃないですかね?
(大久保)うん美味しい!
(大久保)このぐらいの火加減いいですね。
シャキシャキ!でもこういうしゃぶしゃぶするって新しい考え方ですよね。
こういったしゃぶしゃぶしてとってあげる事でビタミンCの流出が防げますね。
鍋だとやっぱりいっぱい食べられるからいいですね。
このあと冬に食べたい
そして俺が仕込んだ…育てた…。
(大久保)わかりますそれね。
ええ…。
ええ…。
(一同笑い)
テレビ朝日の大晦日は…
総勢150人を超す年越しクイズバトル
そうですね。
それもありますし…。
ダメになります。
野菜がうわっときません?きますきます。
わかりますそれ。
そうたまねぎとねナスとかね。
俺が仕込んだ…育てた…。
(大久保)わかりますそれね。
(一同笑い)
野菜ランキングはご覧のとおり
冬の色んな悩みに打ち勝つためにも岸村先生のポイントを守って栄養を無駄なくとりましょう
ここで毎週金曜日に放送中のドラマ『黒服物語』にですねSexyZoneの中島健人さん演じる黒服をいじめるキャバクラ嬢役として出演させて頂いています。
(大久保)へえ〜!
(入山)そうなんですよ。
『黒服物語』金曜よる11時15分からぜひご覧ください。
2014/11/18(火) 19:00〜19:54
ABCテレビ1
林修の今でしょ!講座[字]

普段は教える立場の林修先生が生徒に変身!様々な分野に精通した講師が集まり、林修先生に知らない世界をレクチャーします!このタメになる講座いつ受けるか?今でしょ!

詳細情報
◇番組内容
今夜は主婦はもちろん野菜好きの方必見!
野菜で13キロダイエットに成功した野菜ソムリエが注目する、この冬食べたい!本当に体に良い冬野菜ランキングを発表!
消化不良や肌荒れに効果が期待できる野菜はもちろん、冬野菜で最も栄養がとれる野菜が何かわかりますよ!
果たして1位に輝く野菜は?
◇番組内容2
野菜の常識が覆る情報が満載!
◎冬の肌荒れ防止には「ブロッコリー」
◎風邪対策の切り札「ほうれん草」
◎二日酔い対策には「舞茸」
◎冷え性対策には「芽キャベツ」
更に風邪や冷え性を解消する最強の野菜鍋レシピを公開!
これを見ればどんな野菜を食べると良いか分かりますよ
◇出演者
【MC】林修
【進行】宇佐美佑果(テレビ朝日アナウンサー)
【講師】岸村康代(野菜ソムリエ)
【進行】大久保佳代子 入山杏奈(AKB48)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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