VOICE【災害復旧でも足かせ所有者不明の山林増加▽急な解散?…維新は】 2014.11.18


木が育つとき、二酸化炭素を吸収するため相殺されると言う。
走り出した燃料電池車。
課題を乗り越えた先には番組の一部に字幕のない部分があります。
ご了承ください。
大阪の国立循環器病研究センターの入札をめぐり、業者に情報を漏らしたとしてセンターの元幹部らが逮捕されました。
VOICEの取材に対し元幹部は疑惑を全面否定していました。
官製談合防止法違反の疑いで大阪地検特捜部に逮捕されたのは、国立循環器病研究センターの元情報統括部長、桑田成規容疑者ら3人です。
特捜部などによりますと、桑田容疑者は2012年と13年にセンターが発注した情報システムの運用業務の入札など3件で、兵庫県明石市のシステム開発会社、「ダンテック」の社長橋徹容疑者らが有利になる条件を仕様書に盛り込むなどした疑いが持たれています。
これはVOICEが入手した桑田容疑者の兼業報告書です。
2011年から大阪市内の会社でシステム開発の助言などを行い月およそ15万円、合計100万円余りの報酬を受け取っていました。
この兼業先はダンテック大阪支社と事務所が同じ関係会社で、高橋容疑者が社長でした。
代理人によりますと橋容疑者は「情報漏洩など受けていない」と取り調べに対し容疑を否認しています。
関係者によりますと、桑田容疑者は2008年頃から橋容疑者と親しくしていて桑田容疑者がセンターに赴任後、「ダンテック」との取り引きが急に増え2年間に5億円分の契約を結んでいたということです。
特捜部は桑田容疑者が見返りを受け取っていた可能性も視野に調べを進めると見られます。
大阪府教育委員会の中原徹教育長が立川さおり教育委員に対して威圧的な発言をしたとされる問題。
府議会は臨時の教育常任委員会を開き、陰山英男教育委員長らにこれまでの経緯などについて報告を求めました。
中原教育長の発言をめぐっては事実関係の調査のため府教委は第三者委員会の設置を決めていますが、きょうの府議会の委員会の中で陰山教育委員長は発言内容の調査結果を来月初めまでにまとめる方針を明らかにしました。
また、教育委員会事務局の職員らも中原教育長から威圧的な発言を受けたとされる問題についても第三者委員会に調査を委託するということです。
京の街の混雑を解消するための工事が始まりました。
京都市は四条通の歩道の混雑を緩和するため、川端通から烏丸通までのおよそ1.1キロメートルで車道を減らして歩道を広げる工事を昨夜から始めました。
車道を現在の4車線から2車線に減らし、その分、歩道の幅を最大で6.5メートルまで広げます。
四条通は歩行者が車を利用する人の3倍以上と圧倒的に多く歩道の混雑が日常化していました。
京都市は、車道が片側1車線になっても渋滞への影響は少なく、歩行者と車の両方の利便性を確保できるとしています。
事業費はおよそ29億円で、来年10月末に工事が終了する予定です。
【この部分は字幕がありません】今夜にも安倍総理が会見で解散を表明する見通しの中、果たしてこの人の出馬はあるのでしょうか。
橋下市長、松井知事の動向に周りの市議、府議もやきもきしています。
衆院選への出馬をにおわせる維新の党の橋下代表、きょうは大阪市長として市議会に出席し都構想の必要性を訴えていました。
ところがちょうどその頃。
橋下代表の秘書が大阪府の選挙管理委員会を訪れ橋下氏を大阪3区の支部長とする届け出をしていました。
届け出は通常、衆院選の候補者が行う手続きです。
出馬をにおわせる演説を行った今月15日に橋下代表から届け出の指示を受けたということです。
続いて午後4時すぎ松井幹事長の事務所関係者も大阪16区の支部長の届出を行いました。
ただ2人が出馬すれば市長、知事の職を投げ出すことになるだけに維新の市議、府議の思いは複雑です。
2人の出馬は、公明党から都構想への協力を取り付けるための交渉材料という要素がありましたが公明党は交渉には応じない方針です。
当の橋下代表は今週にも出馬について当の橋下代表は今週にも出馬について決断するとみられます。
【この部分は字幕がありません】おととし京都府宇治市を襲った豪雨で山崩れを起こした災害現場。
2年以上たった今も手つかずのままです。
なぜ復旧工事に取り掛かることができないのでしょうか。
復旧の足かせになっているその理由とは…特集です。
きょうは「山を保有している方」に、良いこと、大変なことは何ですか?というテーマでメールを募集させていただきました。
【この部分は字幕がありません】きょうの特集なんですが、地方から都市への人口流出などで、所有者がわからなくなっている山林が増えているという問題です。
手入れがされないことで、山が持つ本来の機能が失われるだけでなく、災害時の復旧工事の足かせにもなるという深刻な問題も引き起こしています。
もう一度、山の本来の姿を取り戻す取り組みを追いました。
京都府宇治市の市街地から車で15分、山間に位置する炭山地区。
そこに府の職員が頭を悩ませている災害現場があります。
2012年8月、京都府南部を襲った記録的な豪雨。
宇治市を中心に3千棟以上の建物が浸水しました。
炭山地区では山崩れが多く発生し一時、集落が孤立しました。
府は山崩れが起きた場所の復旧工事に取り掛かり、土砂の流出を防ぐため山肌をセメントで固めたり土砂をせき止めるための治山ダムの建設を進めています。
一方、こちらの被災現場は山肌があらわになったまま。
今後、土砂崩れなどの危険性もありそうですが全く手がつけられていません。
この違いは、いったい何なのでしょうか?これは被災した山林の登記簿。
1人の男性と他の123人が共有していることが記されています。
京都府によると、明治時代に登記されて以降、相続の際に名義が変更されておらず、今や所有者がわからなくなっているのです。
こうした山林の所有者がわからないケースは京都だけにとどまりません。
今年3月、民間の調査研究機関が所有者がわからない山林に関するリポートをまとめました。
現在、国も自治体も正確な面積を把握していませんが、初めて将来の数値を試算したのです。
その結果は…30年以内に国内の私有地の15パーセント、大阪府の面積のおよそ1.5倍にあたる土地で、所有者がわからなくなるというのです。
公共工事ができないほか手入れも行き届かず荒廃が進むいっぽうです。
先週、京都市内で開かれた「災害に強い森林づくりをめざして」と題されたシンポジウム。
この中で京都府の担当者から所有者不明の山林問題について新たな取り組みが報告されました。
保安林の指定等に係る手続に関する条例。
来年4月に施行されるこの条例は所有者が不明であっても専門家らによる公聴会を開催することで災害の復旧工事に取り掛かることが可能になる画期的なものなのです。
そして、さらにもう一つ条例がつくられました。
現在わかっている所有者に対して、間伐などの手入れや相続などがあった場合には速やかに登記するよう責務を明確にしたものです。
今後、新たに所有者がわからない山林を出さないようにするためです。
しかし、所有者の責任を定めた条例は、現実的ではないと指摘する人もいます。
所有者からの依頼を受けて間伐や保全に取り組んでいる京都府のボランティア団体です。
自分の山林とはいえ所有者に経済的メリットがないかぎり放置は止まらないというわけです。
そんな中、山林を所有することにメリットを与える事業を始めた自治体もあります。
兵庫との県境に位置する人口1,500人余りの岡山県西粟倉村。
この村では所有者から山林を預かって間伐などの整備をおこなった上、その間伐材を販売する事業を展開しています。
売り上げの一部は、所有者に還元される仕組みです。
ヒノキなどの間伐材は村の工場で無垢の床板として加工されます。
端材も余すことなくスマートフォンのケースや割りばしなどに加工して販売されています。
昨年度は間伐材1立方メートルあたり平均2,800円を所有者に還元できました。
地方から都市への人口流出や高齢化が進む中、所有者の関心が薄れつつあるニッポンの山林。
自治体の取り組みは功を奏すのでしょうか。
【この部分は字幕がありません】続いては「キャッチザボイス」です。
日本の秋を連想させるといえば、赤とんぼもその一つではないでしょうか?関西には童謡の「赤とんぼ」の里で知られる兵庫県たつの市があるのですが、そのたつの市では最近、赤とんぼが見つからないそうなんです。
夕方5時になると誰もが知っているメロディが町に響きわたります。
作詞した、三木露風のふるさと兵庫県たつの市。
童謡「赤とんぼ」の里として知られ、町のあちこちに赤とんぼのデザインが使われています。
しかし、肝心の赤とんぼはというと…赤とんぼの里には赤とんぼが、ほとんどいないというのです。
たつの市に住む前田清悟さんは、2008年に「赤とんぼを増やそう会」を立ち上げ、本格的な調査と保護に取りくんでいます。
自ら調査するほか、市民からも目撃情報を集めていますが、たつの市内で確認できたのは5年前で27匹、去年はわずか5匹です。
そこで前田さんは自宅で卵をかえしたつの市内で放す取り組みもしています。
試行錯誤をくり返し4年がかりで羽化に成功しました。
そして今年は99匹をかえしたということです。
10月末、前田さん達は来年分の卵を手に入れるため、となり町・宍粟市へ向かいました。
宍粟市は今でもアキアカネが多く生息しているということで、前田さんたちは虫取り網を手にアキアカネを探します。
狙っているのはメスです。
メスは秋になっても赤くならないんですね。
この日は大変珍しい光景も見ることが出来ました。
捕獲したアキアカネのしっぽを水につけると…アキアカネは次々と卵を産みはじめました。
この日、採取できたのはおよそ1,000個予想をうわまわる数となりました。
【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】【天気予報は字幕がありません】では、時間まで最新のニュースをお伝えします。
強姦などの罪で有罪判決が確定し、服役していた男性について大阪地検は、刑の執行を停止しました。
大阪地検によりますと男性は2004年、大阪市内で女性を強姦したなどとして起訴され、2011年に懲役12年の判決が確定、およそ3年半、服役していました。
男性は今年9月、再審請求したため大阪地検が、捜査したところ、被害者とされた女性や目撃者がうその供述をしていたことが分かり再審開始の決定を待たずに刑の執行を停止し釈放したということです。
大阪地検は「捜査中に見抜けず遺憾」とコメントしています。
新関西国際空港会社の今年度上期の業績は、前の年の同じ時期と比べて増収増益でした。
売上高は、742億円、本業の儲けを示す営業利益は、218億円で外国人旅客数が開港以来初めて300万人を超えたことや、LCC、格安航空会社の新規路線の就航などが業績を押し上げました。
また、大阪国際空港ターミナルグループを統合したことも売上高の増加に貢献しました。
安藤社長は会見の中で免税ゾーンなどの事業強化を図る考えを示しました。
民主党の仙谷由人元官房長官が政界引退の意向を固めたことがわかりました。
仙谷氏はおととしの総選挙で旧徳島1区から出馬し落選。
次の衆院選から徳島は小選挙区の数が3から2に減り、新しい徳島1区からは前回3区で落選した仁木博文前衆院議員が、立候補する見通しです。
引退の理由について「民主党は世代交代を進めなければならない」などと話しているということです。
仙谷氏は旧民主党結成時の中核メンバーで官房長官のほか国家戦略担当大臣などの要職を務めました。
JR西日本は、本格的な雪のシーズンを前に除雪車両・ラッセル車の試運転を行いました。
ラッセル車2両が配備されている豊岡駅の構内では、けさ、JR西日本の職員が線路に積もった雪をかきのけるフランジャーやウイングと呼ばれる部分が正常に作動するか確認作業を行いました。
このあと試運転を行い、播但線の寺前駅に向かっておよそ65キロを走りました。
ラッセル車は積雪が30センチ以上予想されるとき出動しますが、昨シーズンの出動は1回だけだったということです。
安倍総理の記者会見はこのあと7時10分から始まり20分間行われる予定。
2014/11/18(火) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
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深刻…災害復旧でも足かせに 所有者不明の山林増加▽急な解散で…?維新は

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