シンデレラデート #12【君が僕を変えてくれた】 2014.11.18


(ひとみ)1週間毎日?
(健吾)最近帰り遅くない?
(真琴)そんなことないよ。
(しのぶ)いや。
遅い。
(石橋)根岸君は親のリストラにいら立って暴力振るったんですか?
(真琴)お父さんの状況だって変わるかもしれない…。
(根岸)もういいって!
(涼太)水野は死んだ。
もう生き返らない。
(エリカ)何でそんなこと言うんですか?
(涼太)事実を受け止めなきゃいけないんだ。

(幸三)あっ。
(幸三)どうした?こんな時間に。
(真琴)夕方来れなかったから。
(幸三)そうか。
(幸三)何かあったのか?
(真琴)ううん。
(幸三)本当か?
(真琴)生徒がね父親がリストラされたから学校辞めるって。
その子は辞めたくないんだな?サッカー部でレギュラーになったとこだし。
まだ学校に出てきてる?うん。
とにかく話を聞いてあげるんだ。
それで真琴がその子にとって一番いい解決だと思えば他の先生から反対されても押し切ればいい。
ホントに?お父さんは真琴を信じてる。
(森田)起立。
(森田)礼。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
(森田)着席。
(綾)先生。
根岸君何で休んでるんですか?
(森田)ただのサボりじゃないの?
(早紀)あんたとは違うの。
(森田)バーカ。
(吉岡)《いらっしゃいませ》《すみません》・
(記者)結城さん。
(涼太)うん?
(記者)ちょっと手伝ってくれますか?
(涼太)おう。
何の取材だ?
(記者)いえ。
コピーです。
(笑い声)
(涼太)自分でやれ。
根岸君の携帯や自宅に電話してみたけど誰も出なかった。
(ひとみ)心配だね。
後で家に行ってみるつもりです。
(ひとみ)付き合おうか?大丈夫。
(ひとみ)ならいいけど。
あっちの方は大丈夫じゃないよね?あっちって?女が泣いてて男が髪をなでてたら絶対恋人同士でしょ。
結城さんに恋人がいてもおかしくないしそれに結婚してる私がショック受けるの変。
でもショック受けてる。
そういう割り切れなさがあるから楽しいんじゃない恋は。

(ノック)
(ひとみ)はい。
(橋本)よろしいでしょうか?
(ひとみ)どうぞ。
(橋本)あっ…。
西村先生。
はい。
(橋本)はい。
じゃあまた。
はい。
どうぞ。
遠慮なさらずに。
(橋本)いえいえ。
大した用じゃないので。
(ひとみ)そうなんですか?
(橋本)いえ。
あのう。
今日の夜は何か入ってらっしゃいますか?
(ひとみ)どうしてですか?
(橋本)いや。
この前よりもっとおいしいパンケーキを見つけたんです。
でも甘いもの苦手でしょう?
(橋本)いやいやいやいや。
全然。
大好物です。
世界一甘いものが好きです。
(チャイム)
(智子)はい。
毎報新聞の結城です。
(智子)何度いらっしゃってもお会いする気はありません。
お願いします。
(智子)警察呼びますよ。

(吉岡)いらっしゃいませ。
(エリカ)あっ。
(エリカ)また呼び出しちゃってすいません。
ううん。
グラスの白お願いします。
(吉岡)かしこまりました。
(エリカ)どうしたらいいか分からなくて。
ずっと眠れないんです。
寝ても必ず恋人の夢を見てしまうんです。
恋人の夢は楽しくないの?苦しいです。
どんな人?大学のときに新聞社でバイトを始めたんですけどそこの記者です。
記者?何て新聞社?毎報新聞です。
社会部の記者なんですけど。
中田さん。
昨日もこの店にいた?ええ。
恋人と一緒だった?恋人?違いますよ。
(エリカ)《許さないから!》ニッシー。
昨日ここに来たんですか?・
(ドアの開く音)何で来るの?こんばんは。
中田さん。
彼は?私の恋人を殺した人です。
《結城さんにそんなことがあったなんて》《作り話だよ》彼女は?高校のときの担任のニッシー。
西村先生。
初めまして。
初めまして。
帰ってくれませんか?お邪魔しました。
(吉岡)お待たせしました。
恋人を殺したってどういうことなの?
(エリカ)御前建設事件ってご存じですか?詳しくはないけど。
あの事件の関係者の取材に孝史を行かせたんです。
ホントは自分が行かなきゃいけないのに相手がやけになっていて危険な状態だと分かったから孝史を…。
案の定孝史は包丁で刺されて命を落としました。
そしてあいつはジャカルタに逃げた。
でもこの前帰ってきたんです。
それから眠れなくなったんです。
(健吾)おかえり。
あっ。
ただいま。
(健吾)遅かったね。
教え子の相談に乗ってて。
(健吾)お酒飲みながら?
(しのぶ)におうよ。
はい。
卒業生だから。
(しのぶ)お父さんに話したのは在校生のこと?聞いたの?
(しのぶ)うん。
今日病院で。
(健吾)2つも抱えてるんだ?そうなの。
先生も大変だね。
大丈夫。
(根岸の父)いつもお世話になっております。
このたびは申し訳ございません。
先生には休学というご提案も頂いたのですがやはり退学させていただきたいと思います。
(石橋)よろしいんですか?この届けを出したらもう学校には戻れませんよ?
(父)はい。
俺誰恨めばいいんだよ?ハァー。
(幸三)真琴。
ため息。
あっ。
お父さんそんなに悪いのか?えっ?
(しのぶ)教え子のことでしょ?そう。
(しのぶ)お父さんは元気ですって。
(幸三)元気だったら退院できるだろう?
(しのぶ)うーん。
じゃあそこそこ元気。
(幸三)何だよそれは?
(しのぶ)ねえ。
お父さん。
何食べたい?
(幸三)えっ?
(しのぶ)手料理差し入れてもいいって。
そうなの?
(しのぶ)うん。
回復してきてるってことだよね?
(幸三)うーん。
何がいいかな?
(しのぶ)料理によっては駄目って言われるかもしれないけど。
(幸三)うーん。
そうだな。
ロールキャベツ。
(しのぶ)えっ?何で?いや。
お母さんがね初めて作ってくれた料理なんだ。
そうなの?もちろん結婚前の話だよ。
お父さんの下宿に押し掛けてきてね。
(しのぶ)押し掛けた?違うでしょ。
お父さんデート代がないし生徒にも見つかるとヤバいって。
そうだったかな?
(しのぶ)うん。
お父さんぼけてるんじゃないでしょうね?
(チャイム)
(智子)はい。
結城です。

(解錠する音)
(鈴の音)
(智子)ご丁寧なお手紙ありがとうございました。
読んでいただけてうれしいです。
(智子)孝史のお墓には月命日に必ずお花が供えられていました。
あれはあなたが花屋に頼んでなさっていたことなんですね?すいません。
ジャカルタにいたもので。
それに私からだと分かると気分を害されるかと思いまして。
(智子)ありがとうございました。
(智子)話していただけますか?孝史が生きていたときのこと。
はい。
しかし驚いたな。
エリカがニッシーの教え子だったなんて。
後輩を死なせたというのは中田さんの恋人のことだったんですね。
ああ。
彼女はあなたのせいで彼が殺されたって言ってました。
そのとおり。
そして俺はこのとおりのうのうと生きている。
黒瀬君はあなたの話を聞いて新しい命を守っていこうと決意しました。
人を死に追いやってのうのうと生きている人の言葉が人を動かすとは思えません。
2年前何があったんですか?事件の鍵を握る秘書の居場所をつかんだのは俺だった。
だけどそれまでの水野の取材の積み重ねがあったからつかめた情報だった。
水野は取材したがった。
すれば特ダネ間違いない。
俺はOKした。
後輩に花を持たせるためですか?水野は未熟だったけど熱い男だった。
一人前の記者に育ってほしくて。
それで彼は一人で秘書に会いに行ったんですね?水野が秘書のいるホテルに向かった後に確認の電話を入れた。
そのときの秘書はろれつが回らず様子がおかしかった。
俺もホテルに向かった。
(女性)《見えないよ。
何?》
(警察官)《下がってください》
(女性)《どうしたの?》
(警察官)《後ろ押さないで》《押さないでください》
(女性)《出てきた出てきた》《水野。
すいません。
通してください》《すいません。
水野!》《関係者です。
水野》秘書は精神的に疲れ睡眠薬を服用。
そして数日前から自殺を考え包丁を購入していた。
秘書は錯乱し水野を刺し自殺した。
その可能性を考えなかった俺のミスだ。
それを中田さんは恨んでるんですね。
それでジャカルタへ?社に残すなら海外に出してほしいと頼んだんだよ。
俺は逃げたんだ。
水野の死と向き合うことから。
水野のことを忘れたかった。
でもあなたは忘れなかった。
忘れられなかった。
だから日本に戻ってきたんですよね?水野さんの死と向き合うために。
ジャカルタで君に会ったから日本に帰ろうと思った。
結城さん。
こんなときに冗談…。
一方的でも好きな人がいるってことがこんなに力になるとは思わなかった。
今日やっと水野のお母さんが会ってくれたよ。
水野の遺影に線香を上げられた。
君のおかげだ。
2014/11/18(火) 13:30〜14:00
関西テレビ1
シンデレラデート #12[字][デ]【君が僕を変えてくれた】

真琴(星野真里)が元教え子のエリカ(黒川智花)から呼び出されたのは涼太(眞島秀和)の行きつけの店。そこに現れた涼太に真琴は思わず初対面のふりをしてしまうが…。

詳細情報
番組内容
 バー「ブルームーン」で、涼太(眞島秀和)が女性を労わる姿を見た真琴(星野真里)は動揺。結婚している自分がショックを受けるのもおかしな話だと思いながら、それが自分でもどうすることもできない“恋”というものだとひとみ(雛形あきこ)に言われてしまう。
 涼太はこのところ、亡き後輩・孝史(相馬圭祐)の実家を訪ねていた。母親に会って孝史の会社での様子や仕事ぶりを伝えたかったのだ。
番組内容2
しかし母親は涼太と会うことを拒否。涼太は今の気持ちを手紙にしたためるが…。
 真琴にエリカ(黒川智花)から涙声で「助けてください」と電話が入る。呼び出されたのは、涼太の行きつけの店「ブルームーン」。そこへ涼太が現れてエリカのもとに。涼太に挨拶された真琴は思わず、初対面の振りをしてしまう。
出演者
西村真琴:星野真里
結城涼太:眞島秀和
中田エリカ:黒川智花
   ・
山本幸三:井上順
   ・
坂本ひとみ:雛形あきこ
西村健吾:陣内智則
山本しのぶ:岡江久美子
スタッフ
脚本:伴一彦
演出:村上牧人(テレパック)
プロデュース:後藤勝利(東海テレビ)
渋谷未来(テレパック)
アソシエイトプロデュース:沼田通嗣(テレパック)
音楽:末廣健一郎
得田真裕
主題歌:CREAM「The Rose」(rhythm zone)
エンディングテーマ:Sharo「光〜Hikari〜」(CONTEZZA)
制作:東海テレビ
テレパック
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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