やめたいのにやめられない。
社会が生きづらさを増す中依存症に苦しむ人が増えています。
今年6月厚生労働省が公表したデータによればアルコール依存症の患者は推計で100万人を突破。
ギャンブル依存の疑いがある人は536万人に上っています。
インターネットに依存する人も急増。
その数は400万人を超えると見られています。
やばいやばい。
危険ドラッグによる事件や事故も相次ぎ依存を巡る問題が社会を大きく揺るがしています。
一方で治療や支援を受けている人はごく僅かです。
依存症に対する偏見や誤った理解が回復を阻んでいます。
「シリーズ依存症」。
第1回は治療や支援につながる事ができていない実態とその背景を見つめます。
こんばんは「ハートネットTV」です。
今週はアルコール関連問題啓発週間です。
そこで今日から2日間にわたってアルコール依存症を中心に依存症について考えていきます。
第1回は依存症の問題が深刻化する一方で苦しんでいる人が治療や支援に結び付いていないという現状について。
そして第2回はどうしたら依存症から回復できるのかについて考えていきます。
ご一緒して頂くのは女優の東ちづるさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
東さんはお父様がアルコール依存症だったそうですよね。
父本人が47歳の時に体調を崩してアルコール依存症と診断をされてもちろんドクターストップ。
本人もやめたい。
でもやめられない。
家族もやめてほしい。
やめられないっていう。
本人はもちろんね家族も大変でした。
15年間入退院を繰り返しましたね。
ちょっとこういう数字があるんです。
ご覧下さい。
アルコール依存症の場合なんですが今年発表された厚生労働省の研究班の最新の調査なんです。
全国の患者数は推計で109万人。
一方で現在治療中の人は8万人。
ですから治療が必要なのに受けていない人が多いという事が分かるんですよね。
少ないですね。
回復できるのに治療法があるのにっていってもうちも無知で治療は受けられなかったんですけどね。
そういった現状についてお伝えしていきたいと思います。
一体何が治療・支援につながるのを阻んでいるのか。
アルコール依存症のある男性の事例から見ていきます。
(笹井)もなか!お〜い。
ありがとありがとありがとね。
大手電機メーカーでエンジニアとして働いている笹井健次さんです。
かつてアルコール依存症に苦しむ生活を送っていました。
しかし治療を始めたのは自らの異変に気付いてから10年近くも後の事でした。
健次さんが異常な飲み方をするようになったのは20代の後半。
飲み屋を何軒もはしごし朝までお酒を飲み続ける事も珍しくありませんでした。
酒が入れば入るほどどんどん加速していって何かもう酒が無くなる飲めなくなる事がちょっとした恐怖感というか。
常に飲み続けてないと自分を保てないような何かこう不安と恐れがものすごく襲ってきて。
30歳を過ぎた頃にはお酒が切れると手が震えるようになりました。
典型的なアルコール依存症の症状です。
そんな時会社の健康保険組合からある冊子が配られました。
そこにはアルコール依存症かどうかをチェックするリストがあり思い当たる項目がいくつも見つかりました。
しかし健次さんは見て見ぬふりをしました。
自分がアルコール依存症だと認める事に強い抵抗感があったからです。
電車の駅とか公園のベンチで寝泊まりしているような感じで常に酒瓶を抱えているような何かそんなイメージがあって。
人間のクズがなるものだというふうに思ってて俺はクズじゃないと。
大学も出てるしサラリーマンやってるし家族も持ってるし俺は違うと思って否認してました。
それを認めてしまうと自分は本当に最低の人間になってしまうと思ってたのでとてもじゃないけど認める訳にはいかないという感覚でした。
そんな健次さんに家族は翻弄されました。
妻の理美さんです。
酔い潰れた健次さんを店まで迎えに行く事もしばしばでした。
近所の人から言われるのが一番嫌だったんです。
「お宅の旦那さあ」とか言って「あそこでね飲み屋ですごい暴れてはいないけどすごかったよ」みたいな噂が聞かれたりっていうか聞いたりして。
しかし健次さんがアルコール依存症かもしれないと疑った事は全くなかったといいます。
ないです。
う〜ん何でかなあ?お酒がひどい人というのはそれはお酒を飲み過ぎただけなんだって私は勝手に思ってて病気とは全然関係ないものだと思ってて。
だから依存症っていう言葉を聞いても全然違うんだなって思ってたんだと思います。
アルコール問題を抱える人の家族を対象にした調査によれば家族が問題に気付いた時の本人の平均年齢は41.8歳。
その後病院などに初めて相談した時の年齢は47.2歳でした。
異常を認識してから5年以上もかかっていました。
その理由としては「どこに相談したらいいのか分からなかった」という答えが7割近くを占め健次さんのように「アルコール依存症に対する偏見があった」という回答も4割を超えました。
健次さんがようやく治療につながったのは36歳の時。
通勤途中に交通事故に巻き込まれ病院に運び込まれた事がきっかけでした。
飲酒に伴うさまざまな異常を自覚してから10年近くが過ぎていました。
何か身につまされるというか。
まるでうちの家族を見ているような。
あの…病気という発想がないんですよね。
アルコール依存症は病気ですっていうふうにだんだんこう浸透してきた時にも病気という美しい言い方に変えてくれてるんじゃないかと思ったぐらいなんですよね。
ではなぜ治療や支援につながる事ができないのか。
スタジオには自らも依存症を経験して現在は依存症をはじめとするさまざまな生きづらさを抱える人たちをサポートしているお二人にお越し頂きました。
VTRご覧になってどんな事を感じましたか?いややっぱりすごく共感する事が多くて健次さんですけれども。
私も…。
健次さんが最後交通事故を起こす事によって治療につながったみたいなお話だったんですけど私がまあ治療につながったのが私はちょっとメンタルにうつ症状とかいろいろあって自殺未遂をして病院に担ぎ込まれたんですよね。
でも入院した当時は診断してどうもアルコールに問題があるからっていう事でアルコール病棟っていうとこに移されたんですけどなかなか自分が病気だとは認められなくて。
そんな事がすごくあったような気がするんですね。
どういう心境だったんですか?なぜそう?やっぱりアル中っていう言葉とそのネガティブなドラマに出てくる何かありますよね?ステレオタイプの。
酔っ払って暴力振るう粗暴なお父さんみたいなイメージと自分が違うっていう事でやっぱりアルコール依存症じゃないっていうか…と思いたかったですねすごく。
やっぱり何か恥ずかしいというか人格を否定されるような感じになっちゃう事もね。
そうですね。
上岡さんいかがですか?私はアルコール依存の治療って始めたのは26歳の時だったんだけれどもそれに至るまでね実はね5年かかってる。
だからね21歳の時に既にもうどうにもならない状態で。
それはやっぱり恥とかすごくあった。
女だし。
例えばねこれで…今私子どもがいるから今だったらね女だし母だし妻だしとかっていうともう本当に依存症なんてありえないっていうふうにまあそのころ思ってたし。
私はね社会から落ちたと思ってたからねそのころ。
社会から落ちた。
うん本当に。
もう自分の人生は全部終わったって思った。
ではここからは依存症の問題に詳しい精神科医の松本俊彦さんにも加わって頂きます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
治療や支援につながるまで時間がかかるっていう事ってこれはどういった事が問題になってくるんでしょうか?その時間のかかる前にそもそも依存症って何なのかって話なんですが先ほど「これが病気だったと分からなかった」って意見がありますがやっぱりこれは病気なんですね。
アルコールというのはれっきとした依存性薬物でそういう意味では覚せい剤なんかとも変わらない脳みそに影響を与えるものです。
特に生きるのがしんどい人にとってはそれを少し楽にさせてくれたり生きやすくしてくれたりする効果があります。
しかしながら依存性薬物なので脳内の報酬系というですね神経細胞のネットワークがあるんですね。
そこの所を完全に支配してしまってもう本人の意志ではどうにもできないような飲酒行動を引き起こします。
報酬系っていうのはどういう?要するにお酒を摂取するとそれによって脳内麻薬が出たりとかしてすごく楽になるんです。
何て言うかな?つらい事があると報酬系の脳内麻薬を出して楽になりたいっていうのがどんどんどんどん学習されていっちゃうんですね。
これはもう意志や根性ではどうにもできない訳です。
お酒の問題を持ち始めた人たちはみんな実はひそかにその事を問題と思ってなんとかコントロールしようと頑張ります。
今日は1杯だけにしようとか焼酎の瓶に一生懸命マジックで線を書いたりとか自分自身に誓ったりとか。
でもやっぱり1杯飲んじゃうと駄目なんですね。
全く飲まないっていう事はできるんだけれども1杯飲んじゃうと必ずもうコントロールがきかなくなってしまう。
それは依存症になってしまったらですよね?そうですね。
先ほど5年っていう数字が出てましたけれども時間が長くなると何が生じるかというともちろん本人の職業的なキャリアが非常に損なわれるのも事実です。
身体的な健康もそうです。
でもそれだけではなくって家族の方もだんだんと自分たちが何か問題があるからこの人はお酒を飲むんじゃないかって自分を責め始めちゃうと今度家族がうつになったり精神状態がおかしくなります。
そして家族が精神状態がおかしくなると不思議な事に依存症はますます元気になるんですよ。
どういう事ですか?ますます本人の飲酒行動がひどくなる傾向があるんですね。
そうすると家族も恥ずかしい気持ちになってきて自分を責め始めているから相談しにくくなるんですね。
そういう意味ではいわば依存症は伝染性があるというか周りの人を巻き込みながら病気が進行していくそういう意味での恐ろしさはあるなと感じています。
私はもう実家を出ていたんですけど母から毎日電話で「お父さんがこんな感じなのよ」って聞いていたんですね。
で聞くと母自身が過食になっていたんですよ。
お母様が?そうです。
だからもうあなたも危ないから離れてちょうだいって。
断酒会に入ってもらって離れてちょうだいって。
そんな事はかわいそうでできないのっていうね。
もう本当に何ですかねこのじれったいというか。
本当つらいよね家族は一番つらいですよね。
どうしたら早く治療や支援に結び付く事ができるのかですけども。
まずはもう本当国民全部一般の方たちがこの依存症という事を正しく理解してほしいなと思います。
それは恥ずかしい事ではなくって例えばアルコールに関して言えばお酒をたしなんでいる人もう誰ひとりとして無縁な病気ではないんだという事を理解してもらいたいなと思いますし併せて相談先とかをどんどんどんどん啓発していく必要があるんだろうなと。
とにかく伝えたいのは叱責とか罰を与えたりとかこういった事で解決する病気ではない問題ではない。
やっぱりさまざまな治療や支援が必要な病気であるっていう事を周知する事が大事だと思います。
ここまでなかなか治療や支援につながれない実態を見てきましたが最近ではこうした問題を更に深刻化させる事態が起きています。
背景にあるのは依存の多様化です。
ネット依存や買い物依存など新たな依存の問題が次々に生まれている中で治療法の確立や支援体制の整備が追いついていないという現状があります。
その実態を取材しました。
横浜市内で毎週開かれている集まりがあります。
(佐藤)時間になりましたのでミーティングを始めます。
顔をそろえたのはさまざまな依存に苦しむなど生きづらさを抱えた人たち。
この自助グループで悩みや苦しみを分かち合い共に回復を目指しています。
買い物やインターネット自傷行為など依存の対象はあらゆる分野に広がっています。
どこに相談したらよいのか分からずここにたどりついたメンバーも少なくありません。
2年前からこのグループに参加しているゆり子さんです。
10年以上にわたって誰からの支援も受けられないまま買い物依存と格闘してきました。
ゆり子さんが買い物にのめり込むようになったのは地方から上京した事がきっかけでした。
高校を卒業してすぐに都内の信用金庫で働き始めました。
初めて目にする東京の町並み。
ゆり子さんの目には道行く人たちが皆洗練されているように映りました。
ゆり子さんは高価な洋服やバッグを次々と買うようになりました。
あっという間に借金が膨らみ支払いが追いつかなくなりました。
それでも買い物をやめる事はできませんでした。
周囲の期待に応えようと幼い頃からずっと自分を押し殺して生きてきたゆり子さん。
その生きづらさを買い物で紛らわすようになっていたのです。
依存の対象が多様化する中支援体制の整備は追いついていません。
買い物依存をはじめ診断基準すら確立されていないものも少なくありません。
このため対応できる医療機関は数えるほどしかないのが実情です。
ゆり子さんが買い物依存に陥ってから10年余り。
おはようございま〜す。
おはよう!ようやく共に支え合う事ができる仲間たちと出会いました。
悩みを分かち合う事でゆり子さんは少しずつ回復に向かっています。
このグループを立ち上げた佐藤しのぶさんです。
新たな依存が次々に生まれる中支援からこぼれ落ちた人たちの受け皿を増やしていく必要があると考えています。
日本全国各地に行くと県に施設なんかないから本当に遠くの県の所に行ったりグループもわざわざほかの県の向こうの隣の県のグループに行ったりとかという話は聞いているのでまだまだ少ないと思うんですよね。
こういう場所に来るとだんだん家族がよくなったり自分がよくなったりという事が分かってきたのでこれからもっともっと増えていくとみんなが集まれる場所が増えるといいなと思っているんですけど。
お酒ですとかは摂取する体内に入れるからああそうなるのかなと思いますけどギャンブルとか買い物って本当に意志というか精神論で片づけられてしまいそうですよね。
そういう方は身近でいろんな方サポートされていていらっしゃいますか?私はやっぱり女性の仲間たちが多いので女性の仲間たちの中には気分障害とかがあって梅雨時とか調子が悪くなったりするような友達が何となくお家から出なくなって動けないの。
ネットの。
ああネット。
ネットにはまっちゃって買い物をたくさんしちゃうみたいな。
するとあっと気付くと今簡単にお金って借りられちゃうのでもう気付く…1か月引きこもったら30万とかの借金が出来ちゃってっていうような事が昔よりも簡単にできるようになって。
その問題が起きた時にどう解決するのかの情報が全然出てないみたいな。
バランスが悪い気がすごくする。
月乃さんの活動仲間さんにもね結構いらっしゃいますよね。
私生きづらさ系のイベントみたいのやってるんですけどお客さんでやっぱり圧倒的に多いのが自傷される方ですね。
自傷しない方が本当にいいと思いますけどやっぱり依存で常習的にでも生きる上でそうせざるえない。
それが依存に至ってるような若い人が多いっていうのがすごくもう圧倒的な現実ですよね。
それが現在の社会的要因と重なるのかどうか分からないけど私はねやっぱりもう圧倒的に独りぼっちで孤独で寂しくてそれでもう本当に生きづらくて生きられなくてもう生きる上でお酒を飲めばその孤独感から癒やされる薬のめば癒やされるっていうかそれがやっぱり生きるために薬お酒そして自傷をせざるえなかった私とそういう人が周りに多いっていうのはすごく感じています。
本当にいろんな依存症のタイプがあって。
ですから例えばアルコール依存症だったらこの先生という訳にはいかずもういろんな専門家も必要になってきますしサポートがね。
そうですよね。
まず買い物とかギャンブルとかあるいはインターネット自傷これざっくり言っちゃうと行動の依存症ですよね。
実はまだ行動の依存症についてはこれが果たして全く依存症と同じなのかどうかという事は研究段階でもあってまだはっきりした事はないし医療機関の中でもアルコール薬物依存依存症のように保険がきく適用病名にもなっていないという現実はあるんですよ。
ただ実際相談に来る方たちはそういう問題を持ってる方がいるという事。
それから通常の場合ギャンブルや買い物自体に普通は我々依存性を感じないんだけれどもある種の生きづらさをずっと抱えて生きてきた人たちがある情況になった時にそれをする事によって一時的につらい気持ちから目をそむけたりつらい気持ちに蓋をしたりあるいはちょっとだけ一時的に自尊心が上がってちょっとだけその瞬間自分が好きになったり。
これがもう強力な報酬効果になって依存症と全く同じ状態になるって事は臨床的にもよくある事ですし先ほど脳内の報酬系って言いましたよね。
実はこの行動の依存症も脳内の報酬系が関係している事が非常に分かってきたんですよ。
そういう意味ではこれも一つの病気だと思いますしまた治療においてもアルコール薬物の依存症と同じように自助グループであるとかあるいはアルコール薬物の依存症によく使ってる心理療法が非常に有効だったりするという意味では共通点があるので今後更にこの研究を深めていってこのアルコールとか薬物とか縦割りじゃなくって生きづらさをひとまずその場しのぎするためにある行動や物質を摂取したらコントロールがきかなくなっちゃったこういう人たちをサポートしていく体制を作っていく事が必要なんだろうなというふうに思っています。
支援の手が足りていないのではないかという何か現場から実感ってありますか?
(月乃)すごい偏見があって私地方の新潟在住なんですけれども施設が立ち上がろうってする時にまあ近隣の人のお気持ちも分かりますけれどもどうしてもこういう場所が出来るっていうと薬物依存症の場が出来るっていうと周りの近隣の人が反対される。
そのお気持ちもそれは偏見から基づいてよく分かるんですけど。
そういう感じで場所自体がまず置きにくいみたいなそれはすごく感じますね。
やっぱり一般の人たちの偏見がより強まっちゃってる感じがありますよね。
それからあと専門的な支援者医療関係の支援者の方も依存症関係の問題に苦手意識を持っている人が非常に多いですね。
苦手意識?そうですね。
やっぱり診たくないっていう。
まあしんどい問題っていう事もありますしあとやっぱり何て言うのかな?人間って自分の思いどおりにならない事に耐えるの苦手なんでしょうね。
それはご家族もそうだし援助者もそうなんだろうなって思います。
でもやっぱり我々はそういった事に耐えられるようになっていかなきゃいかんとは思っていますが。
根気のいる治療というか。
そうですね。
はい。
まだまだ社会としてもこれ大きな問題だって捉えてないのかもしれません。
…というような気がしますね。
どこか社会全体的にごく一部の特別な人の病で自分は大丈夫っていう他人事って。
実は身近にはねいると思いますけど。
今日は依存症を巡る現状と課題について見てきました。
明日は依存症から回復していくためにはどうすればいいのか考えていきます。
今日はどうもありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
2014/11/18(火) 13:05〜13:35
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV シリーズ 依存症 第1回「治療・支援への長い道のり」[字][再]
アルコール、ギャンブル、薬物、買い物…。多様化し深刻化する「依存症」について2回シリーズで伝えるハートネットTV。1日目は、治療につながっていない実態を検証する
詳細情報
番組内容
「アルコール依存」109万人、「ギャンブル依存」536万人、「ネット依存」421万人。今年、厚生労働省の研究班が公表した衝撃的なデータによって「依存症」をめぐる問題が日本社会に深く浸透している実態が浮き彫りになった。ハートネットTVでは2回シリーズで「依存症」から回復するヒントを探る。1日目は、事態が深刻化する一方で、なかなか治療や支援につながっていない実態とその背景について検証する。
出演者
【ゲスト】精神科医…松本俊彦,東ちづる,詩人…月乃光司,「ダルク女性ハウス」代表…上岡陽江,【司会】山田賢治
ジャンル :
福祉 – その他
福祉 – 高齢者
福祉 – 障害者
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