スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝 2014.12.23


≫真っ青な冬の張り詰めた快晴の空のもと日本一の山がそびえたちます。
美しき木花開耶姫が祭られる霊峰富士。
女神が見つめる空のもと2014富士山女子駅伝まもなく開幕です。
≫こんにちは。
≫今年で2回目となります富士山女子駅伝。
そのスタート地点であります富士山本宮浅間大社前ですがすばらしいお天気になりましたね。
≫富士山、きれいですね。
≫全く障害なく見えております。
≫この富士山女子駅伝は女子大学生ランナーにとってシーズン最後の大舞台です。
1年間ともに練習をしてきた仲間たちとともに走る集大成なだけに勝っても涙、負けても涙のドラマチックな駅伝レースです。
≫解説は高橋尚子さんですが今年もポテンシャルの高いランナーがそろったみたいですね。
≫レベルも高く層も厚いんです。
シドニーオリンピックを私が走った6年前は大学4年ということで今大会の選手の中から必ず6年後の東京を走る選手が出てくると思います。
≫今回、初めて移動放送車で解説を務めていただきます。
赤羽有紀子さんです。
よろしくお願いします。
赤羽さん、大学時代の思い出は?≫私は中学、高校無名の選手だったんですけど大学駅伝で活躍させていただいて成長させていただきました。
≫4年連続区間賞ですものね。
すばらしい成績を残していらっしゃいます。
それでは、そのレースの舞台となりますコースをご紹介しましょう。
≫7区間43.4kmで争われる富士山女子駅伝。
1区は下り続ける6.6km。
富士山本宮浅間大社前をスタートしたランナーは中継所まで高低差88mを一気に駆け下ります。
2区は最も短い3.5km。
大きなアップダウンや曲がり角もなくスピードが求められる区間です。
3区は4.4km。
後半は風の影響を受けやすい富士川沿いの土手を駆け抜けます。
4区は最も長い9.4km。
たすきを受けたランナーは富士山しらす街道を走り百人一首でも有名な田子の浦へ。
市の中心部を抜け折り返し地点を超えたすぐ先富士市役所でたすきをつなぎます。
5区はフラットな5km。
東海道五十三次でも描かれた左富士を過ぎたランナーはラスト1km東海道新幹線と並走し中継所へ。
6区もフラットな6.8km。
さえぎるものが少ない田園地帯を走る前半は風の影響を受けやすいので注意が必要です。
最終7区は非常にタフな7.7km。
2.3km過ぎから始まる上り坂は、およそ5kmで高低差163mを駆け上るまさに心臓破りの坂。
ハードな道のりを乗り越えたランナーは陸上競技場で栄光のフィニッシュを迎えます。
≫そのフィニッシュ地点には解説の金哲彦さんと実況の森アナウンサーがいます。
金さん、森さん。
≫フィニッシュ地点からも金さん、完璧な富士山ですね。
≫すばらしいですね。
こんな、すばらしい富士山めったに見られませんよね。
≫そして気温が6.6度風が北東0.5mですがコンディションはどうでしょうかね。
≫若干気温は低いですが風があまりないということで体重の比較的軽い女子選手には今日はいいコンディションだと思います。
≫そしてもう1人すてきなゲストの方に来ていただいています。
去年立命館大学でアンカーを務めて初代女王のフィニッシュテープを切った現在豊田自動織機所属の籔下明音選手です。
籔下さんよろしくお願いします。
去年7区、アンカー、坂走破して区間賞をとりました。
去年、どうでした?≫2kmから上り坂が続くのですごくきついと思いますが途中で下り坂もあるのでそこをうまく走れれば今日はコンディションもいいので記録も出せるかなと思います。
≫沿道のお客さんもすごかったですよね。
去年。
そして、籔下さんの後輩に当たる立命館大学の菅野選手はコースについてこのように語ってくれています。
≫この富士山のコースは練習したものがやっぱり結果が出るコースというか。
適性もわかるしやっぱり日々の練習の結果が表れるコースだと思っているので本当に楽しみです。
≫という菅野選手ですが金さん、どうでしょうレース展開の予想は。
≫2連覇を狙います立命館大学。
駅伝はやっぱり1区の流れと長い距離を誰が走るかが大事なんですが大森さんと菅野さんが控えているし。
このコースはハードで距離も長いです。
練習量が豊富な大東文化と大阪学院も優勝争いに絡んでくるんじゃないかなと思いますね。
≫第2代女王の称号をめぐりまもなくスタートです。
≫今日で、すべてが終わる。
これが、みんなと走る最後の大会。
楽しかったときも苦しかった夏ももちろん、あの涙も。
≫2年目の富士山女子駅伝のスタートまであと40秒ほどになりました。
スタート地点は全国に数多くある浅間神社の総本山富士山本宮浅間大社です。
出場チームは10月の仙台杜の都全日本大学女子駅伝の上位12チームと5000m、7人のチーム記録によって選ばれた6大学。
そして東日本と西日本の学連選抜チーム合計20チームです。
女神信仰の霊山でもある世界遺産・富士山のもとでいよいよ決まる大学女子駅伝の頂上決戦。
スターターは富士宮市長です。
日本一の山のふもとで日本一をかけた女子大学生たちの戦いです。
第2回富士山女子駅伝いよいよスタートしました。
10月の仙台・全日本より1区間長くて総距離も5.4km長い全7区間43.4kmの戦いです。
それでは出場20チームを改めてご紹介しましょう。
連覇を狙う優勝候補の大本命立命館大学全日本大学女子駅伝では史上2校目の4連覇を達成しました。
その立命館に全日本では21秒差まで迫る2位だった大東文化大学。
創部5年目の今年日本一はもう目の前です。
高橋尚子さんの母校大阪学院大学は全日本では過去最高2位。
優勝まであと24秒でした。
四国・愛媛から挑む松山大学。
主力が故障を抱えながらも必ず一度は先頭に立ちたいと話しています。
鹿児島の鹿屋体育大学は今回は主力に怪我人が続出。
苦しい状況で立ち向かいます。
かつては全日本4連覇の実績を持つのは京都産業大学。
名古屋の名城大学は今年、創部20年目。
2005年には全日本を制覇しています。
今年の仙台で8位シード権獲得の大躍進を遂げた福岡大学。
2年前、寮の火災で亡くなった選手の同期たちも3年生になりました。
彼女のために走りますと選手たちは強い思いを持っています。
東京農業大学は全日本で9位。
シード権を目前で逃しました。
玉川大学は去年は9位今年の全日本は10位でした。
栃木の白鴎大学8位以内が目標です。
今年の全日本ではまさかの12位シード落ち。
今回は8位以内を見据えています。
赤羽有紀子さんの母校、城西大学。
去年の富士山は8位でした。
日本体育大学は全日本で17位と完敗を喫しました。
今回は新チームで復活を誓います。
大阪芸術大学は去年、富士山は最下位と悔しい思いをしました。
初出場の東洋大学女子は創部3年目です。
東北福祉大学は富士山初出場。
中京大学も同じく富士山初登場です。
学連選抜は東日本と西日本の2チームを編成して富士山に挑んできます。
以上、20チームで戦いが行われます。
金さん、ここ4年、大学女子は立命館が無敵ですがどう展開を予想しますか。
≫やはり層の厚さと勝ち方を知っていますよね立命館大学は。
この駅伝でも昨年は全日本の勢いをそのまま持ってきましたけど。
ただ、今回は2回目になりまして各大学とも、このコースを経験していますので大東文化、あるいは大阪学院大学も全日本でかなり勢いがありましたから富士山用のトレーニングはしてきてるような感じもありますよね。
≫そして今日はゲストに去年、立命館のアンカーとしてフィニッシュテープを切った豊田自動織機の籔下明音選手に来てもらっていますが籔下さん4年生にとってはこの富士山がラストレースという選手も多いと思いますがどんな思いで迎える大会ですかこの富士山は。
≫大学4年間の中だけでもたくさん支えていただいて応援していただいて期待もしていただいているのでそれに応えたいという思いが強くあると思いますしたくさんのことを一緒に乗り越えてきたチームメンバーと最後、心から笑いあいたいなという気持ちがすごく強く出てくると思います。
≫やっぱりラストレースという思いがある大会だと思います。
それではレースを先導する白バイ隊員の方をご紹介します。
静岡県警察ではぴかっと作戦を展開中です。
交通事故防止に効果的な自発光式反射材の着用後午後4時からのライトオンを推進しています。
また2014富士山女子駅伝ではデータ放送を実施しています。
チームや選手のプロフィール通過速報などの最新順位と加えてすてきなプレゼントが当たるゲームも行っています。
放送と併せて≫スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝。
戦いはスタートして1区は、ほぼ下り。
スタートから1kmは緩やかに上っていましたがあとは第1中継所までおおむね一気に下り続ける最大高低差88mという6.6kmです。
大阪芸術大学赤いユニホームのチームが1チームだけ少し遅れていますが立ち上がり金さん、どうでしょう。
≫最初3分20秒ぐらいでちょっとスローペースかと思ったんですが少し上ってますね。
今、東日本選抜の出水田選手は、力が一番この中であるといわれていますが引っ張っていますのでそれほどスローじゃないと思うんですよ。
ただ、まだ集団が大きいですからね、このあと6.6kmの3km、中間点過ぎぐらいから動きがあると思いますね。
≫このチームが最後方大阪芸術大学。
赤いユニホーム。
そして前にご覧の先頭集団がまだひと固まりという状況です。
それでは、先頭集団をフォローする第1放送車に渡します。
解説は大阪学院大学のOGである高橋尚子さん実況は竹下陽平アナウンサーです。
≫霊峰富士を左に見ながらの1区下りの戦いですが最初の1kmが手元の時計で3分ほど。
1kmから2kmが3分5秒と高橋さん、下りになってペースが上がってきました。
≫1kmまでは非常にゆっくりしたペースですのでみんなが、ちょっとイライラするような状況だったんですが大森さんが押し出されるように前に出始めてから一気に上がりました。
≫そしてまたこの2kmを過ぎてからご覧のように東日本選抜Rの文字が2015年のヒロイン候補の1人ですが出水田眞紀が集団の先頭。
レースを引っ張ります。
≫やはりチームが今回出られなかったということでそのプレッシャーがない分個人として前に出られるというのは今、この1区としては非常にいい流れになっていると思います。
≫5000mのベストタイムで見ますと松山大学の上原は一番歩道側スカイブルーのユニホーム松山大学の上原が一番右。
そして立命館の大森がその出水田をマークするように右後方につけています。
また少し前に出てきました。
1区まもなく中間点です。
≫1区まもなく中間点を迎えて向こう側に完璧なまでの富士山が広がっていますが2つのRのチーム立教大学出身ですが現在は東日本選抜チームとしてメンバーに入ってきている≫今、まさに黄金時代を迎えている立命館大学。
今年の杜の都駅伝では1区から先頭を譲らず史上2校目となる4連覇を達成しました。
強さを支えるのは試合よりハイレベルな切磋琢磨。
このサバイバルを勝ち抜いた精鋭のみがたすきをつなぐことができます。
だからこそ、連覇は譲れません。
≫立命館は今日、勝てば今の4年生は入学以来駅伝全国大会は負けなし。
全日本と富士山4年間で6冠を達成して卒業することになります。
籔下さん、後輩たちも勝ち続ければその分、重圧も増してくると思うんですがどうですかね。
≫選手のほうは重圧とかあんまり感じてなくて勝ちたいっていう思いのほうが強いと思うので。
気持ちを前面に出して走ってくると思います。
≫その立命館の1区を託されたのは大森。
ほぼ下りっぱなしの1区の中で唯一ある5km手前の上りに差し掛かってきました。
金さん、大森の走りはどうでしょうか。
≫冷静ですよ。
先頭を引っ張ってます東日本選抜の出水田さんの右手に大森選手の走りって速いスピードでもリラックスして力まないんですよね。
うまく先頭集団につきながら力を蓄えてますね。
≫大森は去年の富士山は5区区間賞。
全日本では、1年生2年生ともに1区区間賞。
まだ、大学生相手に駅伝で区間賞負けたことはありません。
すべて区間賞をとってきている立命館大学の2年生エースですその立命館、打倒立命館を誓う各大学の中でも筆頭といわれているのが全日本、今年の10月の仙台では21秒差で2位。
優勝にわずかに届かなかった大東文化大学です。
≫打倒立命館の筆頭大東文化大学。
創部から5年計画で強化を図りその最後の年である今年。
女王・立命館に21秒差にまで迫りました。
敗れはしたもののより深まった日本一への思い。
≫この富士山女子駅伝が夢をかなえるラストチャンス。
≫今年が5年前の創設時に掲げた5年計画で日本一の5年目になります。
大東文化大学。
10月の仙台の全日本ではあと21秒届かず2位でした。
1区を任されているのは小枝。
大好きな4年生の力に少しでもなりたくて今まで頑張ってきたつもりですがいつも頼ってしまって助けられてばかりでした。
だから最後くらい今日くらい力にならせてください。
そう話しています。
金さん、10月の全日本ではこの小枝と立命館の大森1区ともにマッチアップしてわずかに1秒差で大森選手だったという。
≫そうなんです。
あの時点でこの2強がどんな戦いをするんだろうとワクワクして見てましたけど。
今日も同じような展開ですがそれ以外の学校も今、ついてますから。
≫いわゆる優勝候補と挙げられるような学校が徐々に先頭集団の前のほうに出てきています。
スカイブルーのユニホーム松山大学。
そして、えんじの立命館大学。
黄色の大阪学院大学フレッシュグリーンの大東文化大学更には東日本選抜の出水田。
この辺りも前のほうに出てきています。
後続の様子をご紹介しておきましょう。
バイクリポートです。
フジテレビ谷岡慎一アナウンサーです。
≫現在、バイクリポート19位を走ります鹿屋体育大学につけています。
中間点辺りから徐々に先頭集団から遅れ始めました。
現在前を行く西日本選抜とは100mほど差が開いています。
去年2位の鹿屋体育大学ですが今年は怪我人が続出。
ただ4区には大エース学生最強ランナーの鍋島が待ち構えています。
その鍋島にどうつなぐのか。
鹿屋の若い力がこの舞台で試されています。
≫去年は準優勝の鹿屋体育大学ですが今年は主力に故障者が続出しました。
非常に苦しい戦いが強いられています。
≫森さん、先頭集団ですが先頭から大東文化の小枝が少し遅れています。
先頭は残り1kmを切ったところ。
大森が引っ張る形で大東文化の小枝が集団からはやや遅れています。
≫大森さんの走りが腰が高く足の運びが伸びやかで非常にいい走りをしています。
ただ下りが一番うまいのは大阪学院大学の新井選手なんですよね。
本当にピッチ走法で全くこの坂に抵抗なく小石が転がり落ちるようなすばらしい走りをしていますからまだまだラストスパートをかける余裕も大阪学院ありますね。
今、大森さん取りました。
集団にいるときは最初に、やはり取った人が一番有利になってくるんですね。
そういった意味では一番気持ちが入っているのが今、大森さんだと思います。
≫そして一方、その横に並びかけてきたのが松山大学。
持ちタイムはナンバーワンという松山大学の上原明悠美もたすきをとった。
その後ろからQちゃんの母校こちらも打倒立命館そして創部45年目の初優勝を狙う大阪学院大学は2年生、新井。
大森に食らいついていく。
先頭、松山、上原。
上原が出た。
ロングスパートに入りました。
この集団の中では東農大の飯野更には城西大学1年生も食いついています。
先頭もう一度、大森が出ます。
≫まだまだ、もう1段階切り替える力が大森さんには残っていますね。
≫これまで学生駅伝で走った駅伝すべて区間賞。
学生相手には負けなしの大森。
そこに食らいついていくのが松山大学、スカイブルー。
地元・愛媛の応援を受けて松山の駅伝ガールズの挑戦。
今度は東農大の飯野が出てきた。
東京農業大学の大学生今3年生、飯野が出てきました。
後ろから大森。
立命館の前に飯野が立つのか。
もう一度、まだ諦めず大森菜月も追いかけます。
≫東農大は飯野さんの存在が大きい。
彼女の頑張りで今チームがすごく盛り上がっているんですよね。
そんな勢いが感じられます。
≫一方、大森も高校駅伝日本一になった大阪薫英女学院。
その優勝に応えたい走り。
第1中継所先頭は東京農業大学。
アナウンサーお願いします。
≫2区を走る選手に霊峰富士、そして先頭集団の姿が見えてきました。
トップは東京農大です。
東京農大の飯野が風を切って最初にたすきリレー。
東京農大がトップ。
そして大森もつなぎました。
第2位が立命館大学です。
トップをとることはできませんでした。
立命館大学。
3位は松山大学トップからは6秒差。
その後ろに東日本選抜もいきました。
9秒差。
並ぶようにして大阪学院大学更には城西大学。
トップから13秒差。
その後ろ大東文化大学。
そして、玉川大学と続きます。
そして福岡大学。
9位でたすきをつないでいきました。
トップからおよそ30秒の差があります。
少し差があいて名城大学がいきました。
現在10位ここまで10チームは団子状態。
ナンバーカード14の日本体育大学もきています。
京都産業大学。
トップから37秒差。
ここまで12チーム。
更に白鴎大学はトップから43秒差東北福祉大学は14位。
更には、東洋大学もいきました。
15位です。
そして佛教大学はトップから54秒差。
更には西日本選抜中京大学もトップから59秒の差がついています。
そして、走り終えた大森の姿をとらえていますがどうでしょうか。
最後は結局、東農大の飯野摩耶に振り切られる格好になってしまいました。
少し下を向いている。
そして現在も東京農業大学はトップを走り続けていますが大森の心中やいかに。
少し気持ちを落としているか。
うつむき加減で歩いています。
そして残す2チームがやってきました。
肩を並べるようにしてナンバーカード5番の鹿屋体育大学。
この位置でたすきリレーは苦しい。
更には大阪芸術大学中村樹里奈もたすきをつないでいきました。
これで第1中継所全20チームが通過しています。
≫熾烈な1区の区間賞争い。
トップで走りきったのは東京農業大学でした。
1分42秒の間に全20チームが通過していきました。
なお先頭が通過してから10分が経過すると各中継所では繰り上げスタートがあります。
区間賞は東京農業大学の飯野がとりました。
先手必勝の流れを作って8位入賞に必ず入りたいと話していた東京農業大学ですがその東農大の後ろに竹下さん、立命館が追いつきそうですね。
≫最初の駆け出しの部分では東京農業大学の3年生、佐藤もよかったんですがじわじわと1年生の立命館大学の岩井がじわじわと。
まもなく並ぼうとしています。
決して慌てず追いかけずという。
≫鉄則はどうしても最初に飛ばしすぎてしまいますがたすきをもらったら1、2、3と数えてゆっくりと出なさいと教えられるんですがそれを本当に忠実に守った入り方だと岩井さんは思います。
≫2区に入って1km足らず。
立命館、2連覇に向けて1年生、岩井が先頭に立ちました。
≫区間賞は東京農業大学に譲った立命館ですがこの2区に入ってその2秒のビハインドをあっという間に逆転。
大学駅伝デビューとなる1年生、岩井朝香が東農大を抜いてまた再び1位に出てきました。
それでは1区の区間記録を整理しておきます。
区間賞は東京農業大学。
大森菜月、わずか2秒差で区間賞を逃しました。
大学駅伝で初めて区間賞を逃しました。
3位、松山大学の上原。
東日本選抜、立命館大学の出水田は4位。
城西大学は6位と好ポジションをキープ。
大東文化が7位。
玉川大学8位。
福岡大学、全日本では8位シード権、大躍進を遂げた福岡大学も9位とまずまずのポジションで1区、レースをスタートさせています。
それでは、区間賞をとった東京農業大学飯野選手のインタビューです。
≫区間賞をとりました飯野選手です。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫見事な走りでした。
≫狙ってたので取れてよかったです。
≫大森さんの存在というのは一緒に走っていてどうでしたか。
≫ずっと一緒に走っていたのでマークはしてたという感じですかね。
≫途中で早い段階でペースが上がりましたけどもあの段階ではどうでした?≫私、離れてるんですよ。
でも、ラスト1kmのときにこの距離だったらいけるなと思って。
曲がったところらへんで抜いてスパートをかけました。
≫監督は3位以内で戻ってきてくれればという言い方をしていましたがそれどころじゃないですね。
この内容は。
≫自分には区間賞を狙っていけと言われました。
≫飯野さんは東京農業大学1回、社会人になられてから戻ってチームを作る役目もありました。
そういう意味ではどうですか。
今日の走りは。
≫今作ったのでここから粘ってほしいですね。
≫では2区の佐藤さんにひと言、お願いします。
≫突っ走れ!≫お疲れさまでした。
飯野選手でした。
≫ありがとうございました。
≫1区区間賞、東農大の飯野。
高校を卒業後第一生命に入って5年間を過ごしその後、東京農業大学に入ってきたという異色のキャリアの持ち主です。
それでは後続の動きを整理しておきましょう。
ご紹介します。
解説は城西大学のOG赤羽有紀子さん。
実況は福永一茂アナウンサーです。
≫現在先頭とは200mほどの差。
現在7位を走っています東日本選抜。
そして、その後ろから10位でたすきを受けた名城大学の横山友里乃2年生が一気に順位を上げて8位と上がってきてまもなく中間点を迎えます。
解説は赤羽有紀子さんです。
赤羽さん、とにかく名城大学の横山友里乃の走りがすばらしいですね。
≫スタートしてからいい動きをしています。
≫どうでしょう去年もこの2区で4位という富士山女子駅伝の実績がありますがスピード感はどういうふうに見えますか?≫前を追って、前を追ってという気迫を感じるのでこれから、もっといくんじゃないかと思います。
≫まもなく7位の東日本選抜をとらえようという名城大学。
第2区を任されている横山友里乃です。
≫名城大学は第1中継所では10位通過。
先頭から36秒差。
金さん、名城大学は後半にいくに従って強いメンバーなんですね。
≫そうですね。
名城大学って、かつて全日本も優勝した名門校ですからここにきて富士山というチャンスも得てまた今後の復活を狙っていますよね。
≫そして、その後ろに福岡大学です。
金さん、福岡大学の全日本での8位大躍進これは見事でしたからね。
≫本当に見事でしたね。
火災で亡くなった同級生たちのためにも頑張ると。
そういうのは選手にとってはすごく大きな力になりますよね。
≫2年前、寮の火災があって当時1年生だった川端麻友さんが亡くなりました。
同期たちは3年生になりました。
その川端さんの思いも背負って福岡大学は走っています。
先頭です。
第1放送車竹下さんです。
≫大東文化大学の森キャプテンが順位を上げてきました。
7位で受けたたすきを今大阪学院それから松山大学を抜いて3位に上がってもう、すぐ目の前に東京農業大学。
2位の背中が見えています。
現在、先頭は立命館。
1年生の岩井が引っ張りますがもうこれは東京農業大学の背中は完璧にとらえています。
ただ、森の視界にはそこはないでしょう。
目の前に走るえんじのユニホームだけを見据えてキャプテン、これが大東文化大学最後の駅伝レースになります。
3.5kmという短い区間。
スピードクイーン立命館大学の岩井が残り1km。
ちなみに高橋さん立命館、岩井の中間点が5分10秒でしたから1kmを3分を切るペースで逃げに逃げています。
≫非常に速いですがそれでも、後ろにいる森さんの姿が大きくなってきていてもっと飛ばしていると感じます。
19秒あった第1中継所の差はなくなってきました。
これが初優勝に向かう。
そして創部5年目4年間過ごした母校への思いキャプテンの森が猛然と立命館大学を追い上げています。
≫第1中継所では先頭から19秒のビハインドでたすきを受け取った7位のポジションだった大東文化。
5人抜いて森が現在2位まで上がってきました。
大東文化は過去大学駅伝で一度も先頭に立ったことがありません。
そして金さん、わずかに全日本では21秒差の2位。
≫そのアンカーは森選手でしたよね。
あの悔しい思い最後の大学生活の駅伝レースになりますので全力でそれをぶつけているような走りですね。
≫籔下さん、どうでしょう大東文化の森とそして、逃げる立命館の岩井。
この2人のマッチアップどのようにご覧になりますか?≫どんどん近づいていってるんですけどここで、1番で渡すか渡さないかというのは全然違うと思うので頑張ってほしいです。
≫大東文化の森が末脚を炸裂させて追いかけてきています。
更に、その後ろからはスカイブルーのユニホーム松山大学の2年生エースの1人中原もしっかりとポジションを上げてきているようです。
松山大学もできれば先頭に一度は立ちたいという思いで強いランナーを前半に配置させてきている松山大学。
バックには霊峰富士がしっかりと見据える中この差です。
先頭、立命館、2位、大東文化3位に松山大学が上がってきました。
松山大学、3位のポジション。
第1中継所でも3位でしたが、どうでしょう。
秒差は少し開いてきてるんですかね。
≫やはりこの今の直線に入った選手たちの動きを見るとやっぱり大東文化大学の森さんが一番速そうですね。
先頭を少し詰めているような感じがしますね。
≫どれだけ詰めて次の中継所にたすき渡しをすることができるんでしょうか。
第1放送車竹下アナウンサーです。
≫かなり突っ込んで入った立命館大学の岩井の走りが高橋さん、だいぶ重くなってきましたかね。
≫最初は本当に3分を切るペースでしたけど彼女の課題の粘りというところが今、本当に出てしまっているのかなと感じますね。
≫そして後ろから19秒あったその差を今、手元の時計で5秒に縮めてきました。
残り200mを切って逆転なるか。
第2中継所、実況は鈴木芳彦アナウンサーです。
≫第2中継所富士市交流プラザ前は富士山に見送られる形でたすきリレーを行います。
最初、上り坂を迎える直線コースです。
ゆっくりと見えてきました。
トップは立命館大学です。
2位で第1中継所を通過。
そして第2中継所はどうやらトップでたすきリレーとなりそうです。
去年3区区間賞の園田聖子2年生にたすきが渡りました。
トップ、立命館大学そのあとに大東文化大学2位でたすきリレーを行っています。
更にこのあと松山大学。
その後ろには東京農業大学。
更には大阪学院大学の姿が見えてきました。
3位は松山大学です。
立命館はトップ。
そのあと、5秒差で大東文化。
そして松山大学。
そして東京農業大学という展開更に大阪学院大学という展開で24秒差トップとの差。
ここまで5チームが通過しています。
第2中継所。
そして今、城西大学にたすきが渡りました。
現在6位が城西大学。
トップとの差は35秒。
そして、名城大学は第7位です。
更に福岡大学、赤いたすきを今、手渡しました。
9位は京都産業大学です。
まもなく1分が経過しようとしています。
トップとの差です。
10位に、玉川大学という展開。
更に日本体育大学佛教大学、更には東日本選抜も通過しています。
現在、14位の東北福祉大学です。
1分9秒差。
冷たい空気にさらされながら選手たちは全力で駆け抜けていきます。
15位が白鴎大学。
そして16位が東洋大学。
あと、残すところ4チームとなります。
ナンバーカード20番の西日本選抜が待ち構えています。
西日本選抜小城久美子から向井へとたすきがつながりました。
西日本選抜は現在17位です。
先頭との差は1分38秒という差が開きました。
残すところはあと3チーム。
待ち構えているのは中京大学。
今大会初出場。
注目は去年富士山駅伝を西日本選抜で走った4区の荘司麻衣ということになりますがその中京大学は林綾香、1年生から三潟に。
≫先頭、第2中継所は18チームまで通過していますが大東文化、立命館をとらえそうです。
竹下アナウンサーです。
≫大東文化大学の3年生絶好調につきこの3区を今年も任されることになりました。
宇都宮恵理が立命館大学、園田聖子の背中をとらえました。
中継所では5秒あったその差を高橋さん、この走りはどんなふうに今ご覧になっていますか。
≫非常にいきなり詰めてきたわけではなくて徐々に徐々にその差を測りながら詰めてきていますのでそんなに負担はないと思いますね。
本当に2人は対照的なフォームで。
園田さんは小刻みなピッチ走法なのにもかかわらず大東文化の宇都宮さんは大きなストライド走法ということで対照的なんですが今は、非常に2人ともいい走りをしてると思います。
≫そして今、立命館の前に出ようという大東文化大学、創部5年目。
初めての先頭に立つことが果たしてできるでしょうか。
≫ただ、園田選手も昨年はこの区間を区間賞で走っていますしここは土手に上がってからのアップダウンがあります。
彼女は非常にアップダウンがうまい選手なので前半戦はアップをしているような余裕を持った状態で走っていると思いますね。
≫3分10秒をきる1kmの入りになりました。
立命館大学と大東文化大学。
去年もこの3区を走っている両雄の激突です。
≫それでは2区、区間賞をとった大東文化大学のキャプテン森智香子選手です。
≫お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫ご自身の走りいかがでしたでしょうか。
≫もらったときははっきりと、何秒差かわからなかったんですがとにかく私たち大東文化大学は優勝することしか考えていないのでとにかく2区の私はもう前を抜く勢いでとにかく追っていこうと思って走りきることができました。
≫そして区間賞の走り。
区間記録まであと5秒でしたがいかがですか?≫やっぱり個人としては区間新記録を目標としていたのでそこはすごく悔しいですがしっかり区間賞をとってチームの流れをまたもう1回切り替えられたのはよかったんじゃないかと思います。
≫今後、チームにはどんな走りを期待しますか。
≫このあとにも頼もしい後輩たちや最後には4年生も待っているのでしっかり一人一人が自分の力を出し切って最後笑顔で、たすきを持ってきてほしいと思います。
≫大東文化大学の森選手でした。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫大東文化の森は10月の全日本の6区区間新で区間賞に続いてこの富士山でも個人的に区間賞をとりました。
そして先頭の宇都宮とそして立命館の園田この2人のマッチアップが続いていましたが少しどうやら差が開いてきたようにも思います。
選手たちが富士川の河川敷に出てきました。
源頼朝が戦った富士川の合戦でも有名です。
ご覧のように向こう側には雄大なる富士山が見据える中でのマッチアップレース。
さえぎるものもありませんので風があるかどうかもひとつポイントになってきます。
少し差が離されてきました。
大東文化大学。
一度はつかまえたえんじのRの背中立命館ですがちょっと差が開いてきました。
先頭、第1放送車竹下アナウンサーです。
≫その差が広がってきました。
高橋さん、大東文化大学の宇都宮の走りですが変化が出てきました。
≫肩が大きく揺れ始めましたから一気にペースダウンしましたこれは後ろにいる3チームのグループにも追いつかれる可能性が出てきましたね。
≫一方、先頭の立命館園田ですが中間点7分4秒なので最初は3分10秒をちょっと過ぎるぐらいのゆったりしたペースで。
まもなく外園監督がチームメートともに宇都宮に声をかけようとしています。
この土手まできて外園監督が宇都宮に声をかけにきます。
3年生、宇都宮へ。
≫ここがポイントだというところに必ず立っているものですから監督はこの場所を一番のポイントにしていたんだと思います。
≫選んだんですね。
4年生が安心して卒業できるように私たちにチームを任せられるそう思ってもらえるような走りレースをしたいと宇都宮は話します。
その中、逃げる立命館追いかける宇都宮。
その後ろですが3位に松山大学。
更に松葉グリーンのユニホーム東京農業大学に大阪学院大学、3位グループが2位、大東文化の背中に近づいてきています。
≫竹下さん更にその後ろなんですが名城大学、去年この3区区間2位でした。
松山芽生が猛追しています。
中間点通過が6分59秒ですから区間新が狙えるペースで今、後半の走りに入っています。
赤羽さん、ここまでの松山の走りいかがですか。
≫すごく力強くていい走りをしています。
≫前の大阪学院大学の背中がいよいよ見えてきた松山芽生。
名城大学の走りです。
≫単独6位で名城大学の松山。
その前に3チーム、大阪学院大学と東京農業大学。
そして、松山大学この3チームが熾烈なデッドヒートを繰り広げながら前を行く大東文化大学と立命館大学を追いかけるという展開になっています。
このあとはいよいよ最長区間4区。
エースたちが待つ第3中継所です。
その様子を聞いてみましょう。
第3中継所、福井テレビ丸山勝義アナウンサーです。
≫レースの盛り上がりにつれ張り詰めた緊張感が増してきました。
各チームのエースが待つ第3中継所です。
立命館の菅野はやることはやってきた。
あとは走るだけだとそして、大東文化大学の木村は緊張した表情の中にも悲願の日本一に闘志。
そして大阪学院の野田は笑顔を見せながらリラックスした様子でした。
日本一の富士のもと真の大学女王へ。
レースの行方を左右するエース区間はまもなくです。
エースのランナーたちのウオーミングアップが始まっています。
この状況ですが籔下さん、どう見ますか。
立命館大学の後輩園田の走りは。
≫やっぱり去年も走っているということでこのコースの走り方も知ってると思いますしいつも、もう少し表情が硬く感じていたんですけど今日はすごくリラックスした感じを見受けられるので。
動きもその分いいんじゃないかなと思います。
≫金さん、去年も知っているコースというのは大きいですよね。
≫大きいですね。
籔下さん、去年、同じチームで走ってたんですよね。
そういう普段の走りと本番の走りってよく見られますよね。
あと、後ろから東京農業大学が出てきましたよね。
大東文化に。
≫第1中継所では飯野が区間賞をとって先頭をそのあと譲りましたがまた先頭をとらえられる射程距離圏内。
松山大学と大阪学院大学がマッチアップで3位争いをしていましたが抜け出しました。
リポートは谷岡アナウンサーです。
≫3位争いに決着がつきました。
松山大学、大阪学院大学そしてこの東京農業大学。
この3人が3位争いをしていたんですが残り1kmで抜け出しました。
東京農業大学の小堀真佳2年生です。
レースで外さない安定していると監督も話します。
そして前を行く大東文化大学先ほどの中継所では16秒の差がありましたがもう2秒差ほど。
これは次の中継所までにもう1つありそうです。
≫まさに先手必勝の流れを作って目標の8位以内を大きく手繰り寄せようとしている東京農業大学。
2位の大東文化大学前を行く宇都宮もとらえそうです。
その東京農業大学と大東文化大学の追い上げをかわしきってこれだけの貯金を3区の園田が作り始めています。
中継所はもう目の前になってきました。
去年もこの富士山3区で区間賞をとったこの園田。
今年もどうやら、区間賞はどうか。
そして先頭で通過はどうやら間違いなさそうです。
いよいよこのあとは4区最長区間。
エースたちが待つ第3中継所です。
実況は丸山アナウンサーです。
≫美しい富士川沿い風を切り裂いて3区のランナーがやってきます。
各大学のエースが集う第3中継所。
最初に飛びこんで来るのは立命館大学です。
立命館大学の菅野七虹。
トップであろうが2位以下であろうがどんな状況でも対応できる練習を積んできた。
あとは仲間を信じてあとは自分を信じて走るだけ。
菅野にたすきがつながりました。
トップは立命館大学立命館大学、今年も第3中継所トップでたすきをつなぎました。
そして待ち受けます大東文化大学、木村芙有加。
前が見える位置なら追いついてみせる。
緊張した表情でしたが日本一にかける熱い闘志を燃やしていた。
その前にまず東京農業大学。
大東文化は遅れて3位。
そして大阪学院大学野田沙織はこの位置。
大阪学院大学の野田は4位。
更に松山大学がたすきをつなぎました。
ここまで4チーム。
トップ立命館から大阪学院大学は23秒差。
そして名城大学は第6位。
松山芽生、頑張りました。
1つ順位を上げました。
トップ立命館。
そして名城大学まで6チームがたすきをつないでいます。
≫2連覇に向けて立命館が17秒の貯金を作った第3区。
そしてその園田の走りを受けて受け取ったのは同期の菅野。
4区に入ってきます。
後続が中継所に入りました。
≫福岡大学です。
福岡大学がやってきました。
福岡大学が7位でたすきをつなぎました。
トップが通過してからこれで1分4秒差。
更にはナンバーカード13番の城西大学。
そして、佛教大学です。
たすきをつなぎました。
更には玉川大学もたすきをつなげています。
トップが通過して1分24秒。
手元の時計で1分30秒が経過しようというところ。
そして日本体育大学更には京都産業大学の姿。
その前に白鴎大学がいきました。
そして京都産業大学が13位でたすきをつなぎました。
ここまで13チームがたすきをつないでいる第3中継所です。
そして、そのあとはナンバーカード17番の東北福祉大学です。
東北福祉大学は14位でたすきをつないでいます。
トップ立命館が通過してから手元の時計で1分58秒が経過しています。
続々とやってきます。
鉄紺のユニホームナンバーカード16番の東洋大学です。
東洋大学の二瓶から佐藤にたすきがつながりました。
東洋大学は15位。
そしてナンバーカード19番の東日本選抜です。
東日本選抜は吉田、2年生から藤石佳奈子、4年生にたすきが今つながりました。
東日本選抜は16位です。
ここまでトップが通過してから2分15秒が通過した第3中継所です。
そしてナンバーカード20番は西日本選抜です。
西日本選抜がやってきました。
向井香瑛から床呂沙紀に今、たすきがつながりましてこれが17位です。
そして、ナンバーカード18番の中京大学です。
中京大学の荘司麻衣。
去年は西日本選抜として1区3位でした。
今年は母校のたすきを胸に荘司麻衣がこのあと走り出します。
≫第3中継所は20チーム中17位のチームまで通過したところまでご覧いただきました。
こちらは4区最長9.4kmに入ってきているトップの立命館、菅野。
3区で金さん、17秒の貯金を2位以下に作っていましたがこの差、どう見ますか。
≫意外に空いてないなという印象です。
立命館大学、1区から大森選手のいい流れで行くともう少し差がつくかなと思ったんですが逆に、大東文化大阪学院大学だけじゃなくて東京農業大学もそれほど離れてないんですよね。
非常にここまでは接戦ぎみできていますね。
ただこの4区9.4km最長区間なんですが≫この大会はオフィシャルカーとしてスズキよりRJCカー・オブ・ザ・イヤーと日本自動車殿堂カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したハスラーなど合計7台の車両提供をいただいております。
大正製薬のリポビタンDは富士山女子駅伝を走るランナーをはじめ頑張る若者を応援します!≫4区エース区間を任されているランナーたち。
最長9.4kmの戦いです。
選手たちが富士山しらす街道に入ってきました。
田子の浦港へ向かって東へと進んでいきます。
この辺り田子の浦港で水揚げされるシラスは一度食べると忘れられないほど新鮮でぷりぷりした食感が絶品です。
この辺りはシラスの店舗が点在していることから富士山しらす街道と呼ばれています。
その富士山しらす街道沿道の声援を受けながらトップは立命館の菅野。
第3中継所の区間通過順位です。
トップは立命館大学東農大がまた上がってきました。
2位。
17秒差4秒差を詰めてきました。
大東文化は順位を1つ落としましたがまだ21秒差射程圏内のはずです。
大阪学院もまだ23秒差。
先頭は見えます。
5位、松山大学。
名城大学6位に順位を上げてきています。
以下、11以下ご覧のような順位となっています。
鹿屋体育大学が20位。
今年は主力に故障者続出で非常に苦しい展開ですがまさかの最下位というここまでのレース展開です。
そして第3区の区間記録ですが区間賞は名城大学の松山がどうやら速報値ですがとったようです。
それではインタビューをご覧いただきましょう。
インタビューは先頭で通過した立命館大学、園田選手です。
≫それでは立命館大学の園田選手です。
≫今年も3区を走って感想はいかがですか?≫いろいろうまくいかないこととかもあったんですがただ、走るんじゃなくて走れなかった選手の分とか応援してくださる方々の恩返しができるような走りをしました。
≫途中追いつかれるシーンもありましたがどんな心境でしたか?≫1回追いつかれたんですけど自分の目指しているところはここじゃないし真の日本一を狙っているので後ろは気にせず自分の走りをしようと心がけました。
≫今年もトップでした。
≫うれしいです。
やっぱり2位でつなぐのとでは違うので1位でつなげて自分の役割ができたと思います。
≫いよいよ後半ですが後続にひと言お願いします。
≫1回生とか不安もあるかもしれないんですけどしっかり練習を続けてきたことを自信に変えて。
あと、走ってもらって4回生の津田さんには最後の年として笑顔でゴールテープを切ってもらいたいと思います。
≫園田聖子選手でした。
ありがとうございました。
≫3区の園田選手の声をお聞きいただきましたが区間順位、ここまで3区までここまで2位、2位4位ですから、籔下さん区間賞をとってなくて先頭をキープという。
総合力で後輩たちが戦っている印象があります。
≫やっぱり駅伝は個人の力がチームの力になるのでこの流れはいいんじゃないかなと思います。
≫それでは先頭の竹下アナウンサーです。
≫先頭の立命館大学、菅野ですが先ほど3kmを通過して通過タイムが9分49秒でした。
手元の時計。
3分16から17の1kmペースになりますが高橋さん、ここまで印象はどうでしょうか。
≫菅野さんの走り方は地面への接地が非常に短いピッチ走法なんですね。
まるでトランポリンの上を飛び跳ねて走っているような躍動感のある走りなんですがはじめは少し突っ込み気味に入りましたからそれを何度も何度も自分のペースにするようにここ1kmの間に4〜5回手を下ろしてね。
リラックスして手を下ろしてようやく落ち着いてきた感じがします。
≫スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝。
戦いは最長区間4区の先頭4.2km。
まもなく中間点を迎えようかというところまでやってきています。
先頭は立命館大学。
まだ今大会、区間賞はありません。
それでも先頭をキープしています。
全員でたすきをつないできてエース区間のところまでたすきをつないできています。
このあと選手は田子の浦港を半周するようにコースを取っていきます。
田子の浦港から見た雄大で神秘的な富士山を奈良時代の歌人山部赤人が百人一首にも詠んだ田子の浦港ですがここを固定点として後続との差をチェックしたいと思います。
すでに立命館大学の菅野が先頭で通過していきました。
2位に大東文化大学。
フレッシュグリーンのユニホーム。
3位に大阪学院大学で4位に名城大学がどうやら上がってきているようです。
第3中継所では2位だった東京農業大学が2位集団以下の争いから少しこぼれてきています。
第3中継所ではトップとの差は21秒差だった大東文化大学が2位通過ですが40秒に差が広がりました。
大阪学院大学はトップとの差44秒。
名城大学が順位を上げてきています。
ただトップとの差は40秒ちょっとあります。
東京農業大学は順位を5位まで落としました。
第3中継所ではトップとの差が17秒でしたが今は1分差まで広がってきました。
そして松山大学です。
第3中継所ではトップとの差が25秒差だったものが1分以上の差に広がってきています。
この田子の浦の固定点を5位の松山大学まで通過していきました。
このあと選手たちは富士山に向かって富士の裾野を上っていきます。
そして去年準優勝だった鹿屋体育大学。
今回は最下位からの展開という苦しい状況ですがこの4区にはエース鍋島がスタンバイしています。
バイクリポート、谷岡さんです。
≫その学生最強ランナーの鍋島ですが20位でたすきをもらったんですが4人抜いて16位まで上げました。
ちょうどその前にいる中京大学の荘司麻衣。
この選手も10000mの持ちタイムはこの区間1位の選手なんですがその荘司とこの鍋島、どんどんと選手を抜いていっています。
≫まさかの最下位からの追い上げとなった鍋島。
ただ金さん、学生の中では最強ランナーの1人なんですよね。
≫逆に今、本当にごぼう抜き状態だと思いますけどこの鍋島さん1人の力で鹿屋がどこまで順位を上げられるかですよね。
10000mの大学チャンピオン。
全日本では3区で4人抜き区間新で区間賞もとりました。
その鍋島が一番後ろからの展開というところですがここまで4人を抜いて順位を少しずつ上げ始めています。
≫森さん、2位争い動きがありそうです。
大東文化大学が大阪学院、野田にとらえられそうな展開になってきました。
これ、中間点を過ぎてから赤羽さん、野田の走りに変化がありますか?≫前半、ちょっと抑えてる感じがしたんですけど中間点を過ぎてからギアチェンジをした感じがしますね。
≫もう、2人の差は2秒です。
そしてその野田沙織の後ろには名城大学、湯澤が現在4秒差。
ですから2位争いがこの3チームによる三つ巴の争いになっていきそうな雰囲気です。
≫大東文化大学、大阪学院大学名城大学、この3チームで金さんどうでしょう。
集団を形成しそうな気配はありますか。
≫今、3人の中では野田さんが一番いい動きだと思いますけどただレースからいうとやはり立命館の菅野さんが前半から相当飛ばしてるから差が開きましたね。
最長区間の9.4kmは選手によっては10000mとしてとらえるか5kmの延長としてとらえるかで違って。
菅野さんは3分15秒平均というのは5kmぐらいのつもりで突っ走って結果的に差が開いてるってことですよね。
≫森さん、菅野の中間点の通過が15分20秒。
これでいくと高橋さん去年の区間記録が…。
≫前田さんが作った30分57秒というのをはるかに超えるようなタイムでやはり前半走っているんですね。
この区間は長いので1人で淡々と走ることが必要となってくるんですけどやはり練習量は誰にも負けないとそういった自信がすごく走りに表れている感じがします。
≫後続の戦いをお伝えしましょう。
第2放送車福永アナウンサーです。
≫現在、第2移動車は9位争いにつけています。
9位グループ、この中にいますナンバーカード8番の福岡大学。
全日本では8位初めてのシード権を獲得しました。
福岡大学、今走っているのはキャプテンの結城です。
福岡大学は2年前の12月21日に寮の火災があり川端麻友さんが亡くなりました。
その川端麻友さんと結城は同級生です。
1年前この富士山女子駅伝には喪章をつけて福岡大学はレースに臨みました。
今年は川端麻友さんが好きだったピンクの髪ゴムを選手全員がつけてこの富士山女子駅伝に臨んでいます。
川端麻友さんの思いとともに走る福岡大学のキャプテン結城です。
≫現在、福岡大学は4人で9位集団を形成しています。
2年前の火災のあと亡くなった川端麻友さんのご両親は陸上部に遠征用のマイクロバスを寄付したそうです。
チームはそのバスに麻友号と名前をつけました。
この富士山にもチームは麻友号でやってきました。
1000kmの道のり11時間かけて戦いにやってきました。
監督はできれば5位というポジションに挑戦していきたいと話して富士山に挑んでいます。
それでは先頭です。
第1放送車、竹下アナウンサー。
≫立命館大学、菅野七虹2年生の走りは高橋さん、中間点以降どう変わってきたでしょうか。
≫先ほどの弾むようなバネから少し足が重くなってきたかなと私は感じますね。
何度も手を下ろして立て直そうとしてはいますが少しずつストライドが小さくなってきました。
ここからの3kmが勝負です。
≫残り2.3というところですが第1放送車から直線になりますと青と黄色のユニホームが≫スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝。
戦いは最長4区の9.4kmです。
バイクの映像は鹿屋体育大学の大エース鍋島の最下位からの追い上げ。
現在14位までポジションを上げてきています。
6人抜いています。
そして、その700m前に第2放送車がとらえているグループが大阪学院大東文化、名城というのが2位。
そして、こちらが先頭の立命館大学の菅野。
その菅野の後ろに黄色い大阪学院野田のユニホームも少し見えるようになってきました。
第2放送車福永アナウンサーです。
≫すばらしい走りを見せてそして立命館大学にこの野田が近づきつつあります。
3チームの2位争いになるかと思いましたが赤羽さん完全に野田が突き抜けましたね。
≫最初から本当に走りが変わらないですね。
≫そして、この後ろ3位争い、大東文化大学を今、名城大学の湯澤がかわしそうなそんな勢いにもなってきました。
この湯澤の走りこちらは赤羽さん、いかがですか。
≫最初から攻めて攻めての走りで最後まで本当に持ってほしいですね。
≫中継所では15秒差があった大東文化大学と名城大学ですが名城大学2年生、湯澤ほのかがどうやら大東文化大学をとらえて今、前に出ました。
3位に名城大学が順位を上げています。
次なるターゲットは前を行く大阪学院。
立命館への挑戦権をかけた激しい2位争いになっていきそうです。
≫後ろの動きが非常に激しくなってきました。
名城大学、湯澤ほのか。
順位を上げてきました。
大東文化大学をとらえて3位。
目の前には黄色い大阪学院のユニホーム。
その前には、もうあと1チーム立命館しかありません。
1位、立命館。
2位、大阪学院。
そして3位の2人。
名城大学と大東文化大学のマッチアップです。
先頭、立命館大学、菅野が走る中その後ろに大阪学院そして名城大学そして、大東文化大学という状況になっています。
どうでしょうね、金さん。
菅野と野田との差は。
≫菅野選手ちょっと動きが前半に比べて少し鈍くなっていますね。
恐らく今は20秒差ぐらいまで詰めてると思います。
ですから大阪学院の野田さんは前半は抑えましたけど中間からギアを切り替えてきてますのでこれは20秒差以内ぐらいで次の5区に渡るんじゃないでしょうかね。
≫全日本では3位だった大阪学院。
そのときは優勝した立命館大学とは24秒差でした。
このあと後半、どれだけ詰めていけるんでしょうか。
エース野田の走り。
大阪学院です。
なおこの大会はS‐エネチャージをはじめとする先進技術を搭載して次世代エコカーを提供するスズキがランナーの走りを応援しています。
追いかける野田。
後ろからは大東文化のフレッシュグリーンのユニホームと名城大学の湯澤の足音も聞こえるか。
逃げる先頭は立命館大学菅野七虹、先頭第1放送車竹下アナウンサーです。
≫すでに残り1kmを切りました。
先頭争い、エース区間9.4kmの第4区です。
高橋さん、後ろの野田が明らかに近づいてきました。
≫今のタイム差が20秒ということでやはりたすき渡しは20秒を切ってくる可能性は十分にありますね。
≫たすき渡しのときには立命館と大阪学院の差が23秒あったので区間賞争いという点でもやはり野田が4年生先輩の意地を見せそうです。
≫このあと折り返しがありますので後続との差そして表情というのをしっかりと確認ができる作戦が立て直せるポイントになりますから選手にとって大きなポイントになります。
≫立命館大学の菅野。
これまで一度も振り返ることはありませんでしたがここで青と黄色のユニホーム。
野田が迫ってきていることを知りました。
交錯します。
それにしても菅野。
初めての全日本を今年立命館4連覇しましたがそのときは主要区間ではなかったんですね。
≫怪我がずっと続いていたということでそういった部分では今回、この大会に対する思いは人一倍強いものがあったと思います。
≫今シーズンは4年生、津田が故障で不在でした。
その中、練習からチームを引っ張ってきたのはこの菅野七虹なんだとヘッドコーチもそう話しています。
そのたすきを左手に握り締めました。
まもなくエースの到着です。
第4中継所実況は塩原恒夫アナウンサーです。
≫エースを待つ、沿道の声援が熱くなってきました。
第4中継所、富士市役所前。
ここで菅野七虹9.4kmを任された2年生。
たすきに魂を込めてそして、サングラスを外した。
今、1年生の和田にたすきをつなぎました。
立命館、トップでのたすきリレーとなりました。
しかし、2位なんですがそのあとに続く大阪学院大学は田子の浦のチェックポイントよりタイム差を大きく縮めて2位でたすき。
なんと20秒近くその差を縮めて5区の5kmの距離に挑んでいきました。
立命館に対して大阪学院が2位で通過。
3位争いは最後のデッドヒート。
エースの意地のぶつかり合い。
2年生の木村そして名城は湯澤。
ともに2年生の戦いだ。
大東文化大学がなんとか3位でたすきをつなぎました。
福内櫻子にたすきが渡っていく大東文化。
木村芙有加ふらふらになりながらもなんとかたすきを3位でつないだ。
そして名城は4位で続いていきます。
トップ立命館とのタイム差は大東文化で45秒。
そして、名城大学で46秒です。
そして5位のチームが見えてまいりました。
第4中継所が近づいてきている東京農業大学がスタンバイに入っています。
しかし、見えている直線ラストスパートの思いもさすがに長距離区間厳しい厳しい最後のラストスパートに移っている。
懸命に5位のポジション…。
5位、6位、7位。
3チームが一気に飛び込んでこようという第4中継所。
まず先にたすきを東京農業大学がつないでいきました。
そしてすかさず白鴎大学もこのあと続いていっている。
5位、6位そして7位の松山まで3チームこの辺は競っておりました。
しかし、トップ立命館通過からは1分40秒以上がすでに経過しています。
そして、今度は8位のたすき渡しとなりました。
ここまで上位8チーム。
佛教大学までがたすきリレーを終えています。
そのあとナンバーカード14番の日本体育大学が続いていく。
そして並ぶようにして10位、京都産業大学。
この辺りは続々と第4中継所過ぎていっている。
そして、ナンバーカード5番の鹿屋体育大学。
順位を大きく上げました。
7人抜き。
しかもこれは区間新記録大きく更新です!ここは意地を見せました鹿屋体育大学鍋島莉奈です。
意地がありました鍋島。
区間新!順位を7つ上げて見せました。
第4中継所汗が光り輝いていきます各ランナー。
そしてナンバーカード13番の城西大学が飛び出していった。
そして荘司もここは健闘です。
中京大学荘司が15位でたすきリレーです。
トップ立命館通過から3分9秒が経過。
しかしこのエース区間区間新記録も飛び出したエースの熱い走りでした。
≫20チーム中、15位のたすき渡しまでご覧いただきましたが鹿屋の鍋島が1分以上金さんタイムを縮めるという。
≫区間記録で1分以上って…。
今、計算したんですけど10kmに換算すると31分台ですからこれはもう学生ではなくて本当に日本を代表するような選手のタイムですね。
≫松村監督も必ず将来日本を代表するランナーになると確信を持っている選手ですが20位から13位に順位を上げてなおかつ区間記録を1分更新するという。
すさまじい追い上げを見せた鹿屋体育大学。
今年は主力に故障者続出でなかなか厳しい戦いの中そのエースの走りを見せて来年、日本一をとるための何かを感じさせた4区鹿屋、鍋島の戦いでありました。
そのほか白鴎大学も12位から6位に順位を上げるなどすばらしい戦いを見せています。
それでは5区から先導の白バイ隊員が代わりましたのでご紹介します。
その後ろから黄色ユニホーム高橋尚子さんの母校でもある大阪学院大学。
そしてフレッシュグリーンの大東文化大学。
そして、その後ろに名城大学が4位。
まだ小さく選手は見えるという状況ですがこの4人が並んでいるという先頭からの隊列です。
選手が東海道の名勝左富士に差し掛かろうとしています。
浮世絵師の安藤広重が東海道五十三次の題材として風景画にも描いている名勝です。
東海道を江戸から京に向かったとき富士山が右手に見えますがこの辺りの東海道は内陸に大きく曲がっていて右手に見えていた富士山が左手に見えることから左富士という景勝地になりました。
広重の絵に描かれた松並木は現在は1本の松が象徴的に残されています。
その左富士に立命館大学の和田優香里、1年生。
この和田優香里がまだ籔下さん全国での実績が非常に未知数ですがどうでしょう。
≫名前はこれまで結果がなくてないとしても今の走りを見る限りではすごくいい動きをしているので記録も、もっと出していけるんじゃないかなと思います。
≫後ろから来る大阪学院との差が中継所では15秒でした。
後ろから、恐らく沿道のお客さんの声もあって大阪学院大学や大東文化大学の追い上げも感じながらの逃げという状況の全国デビュー戦。
和田優香里立命館かと思います。
それでは第4中継所の通過順位ご覧いただきましょう。
1位立命館は変わりありません。
2位、大阪学院大学23秒差から15秒差まで8秒詰めました。
大東文化順位は変わりありませんが先頭との差は45秒差。
名城大学が4位にポジションを上げてきました。
大東文化との熾烈なデッドヒートで4位にポジションを上げました。
東京農業大学は5位にポジションを下げています。
福岡大学は11位。
8位入賞が目標です。
鹿屋体育大学の鍋島。
最下位から13位まで順位を上げてきました。
中京大学も順位を上げてきました。
区間新が3人出ました。
中でも鹿屋体育大学の鍋島。
29分59秒。
29分台をマーク。
すさまじい走りっぷりをみせた鹿屋体育大学の鍋島です。
それでは、その鍋島選手の声が聞けるでしょうか。
お願いします。
≫富士山をバックにまさに頂点というところに鍋島選手です。
すばらしい走りでした。
≫ありがとうございます。
≫どうなんでしょうかご自身の29分59秒。
どんな思いでこの記録を?≫タイムは、気にせずもらった順位を把握したときに突っ込むしかないと思ってひたすら自分のペースとかそういうのは関係なくて前を追うことだけを考えて走って。
時計をちょっと、し忘れて通過タイムとか全然わからなかったのでもうひたすらただ走るしか考えてなかったです。
≫しかし、この天気の下一人ひとり抜いていくのも気持ちよかったんじゃないですか?≫一人ひとり抜いて、また前に人がいてという展開だったのですごい楽しめた分もあったんですが過去一番きつかったレースでした。
≫そしてチームも今厳しい展開の中いよいよこのあと後半に入りました。
ひと言お願いします。
≫後半のメンバーも故障明けだったり故障して間もない状態で走ってくれているので今回、出れることにちゃんとしっかり喜びを持って富士山を見つめながらゴールしてほしいと思います。
≫区間記録を1分近く縮めた鍋島選手でした。
≫主力に故障者が相次ぎ苦しい戦いの鹿屋体育大学しかしエースの鍋島は見事でした。
≫先頭第1放送車竹下アナウンサーです。
≫先頭、立命館の和田は残り1kmを切りました。
後ろとの差ですが19秒という差。
少しだけ広げています。
≫立命館を追いかける大阪学院。
そして、大東文化です。
第2放送車の福永アナウンサーです。
≫今、3位を走っている福内ですがその横を今、外園監督が声をかけながら残り1kmここからが勝負だという声をかけて福内を送り出しました。
そして、その声を受けて赤羽さん、ちょっとギアが上がりましたかね。
≫上がりましたね。
切り替えてきました。
≫大阪学院の背中が近づいてきています。
今回は、この5区を任されたエース福内がまず2位を狙っての走りです。
≫富士山にまつられる木花開耶姫は桜の女神ともいわれています。
桜の女神が見つける富士山のふもとで福内櫻子が快走を見せています。
バイクリポート谷岡アナウンサーです。
≫バイクリポートは現在4位をいく名城大学の高木綾女4年生につけています。
これが、このチームで走る最後の駅伝。
ただ、少しずつ前を行く3位の大東文化大学、福内との差は開きつつあります。
現在25秒ほど差が開いています。
ただ、苦しくなりましたが最後まで懸命に前を追います。
≫4位に名城大学4年生の主力高木綾女が富士山を左手に見ながら前を追いかけています。
先頭の竹下アナウンサーです。
≫先頭の立命館大学の和田優香里1年生。
高橋さんまもなく走り終えますが走りの印象、どうだったですか。
≫本当に無駄のないキレのある走りでしたね。
走り方が大森選手に非常に似ているんですけれどもいいところどりをすごくしたフォームだと思います。
≫実は立命館のヘッドコーチも意欲がとても高い自己管理の感覚が大森タイプ。
似てるんだと話をしていてかつ、練習に対してもまじめなつまりは菅野のような努力型。
≫本当に二枚看板のいいところをしっかりとった選手なんですよね。
憧れの選手が目の前にいるということは引き上げられますから。
そういった先輩に非常に影響があったんだと思います。
≫2位争いが変わりそうです。
中継所で30秒の差があった大阪学院を大東文化、福内がかわしていきました。
4年生に笑顔でこのレースを終えてほしいと願っている3年生、福内が30秒差を逆転。
2位に上がりました。
≫そして先頭はまもなく中継所です。
第5中継所西山喜久恵アナウンサーです。
≫富士山の大パノラマが選手を温かく迎えています。
第5中継所今年もトップで姿を現したのは立命館大学。
和田優香里、堂々の走りです。
立命館大学全国大会の駅伝初めてという和田優香里がしっかりと今この第5中継所たすきを手に持っています。
キレのある走り。
和田優香里から太田琴菜へ。
太田琴菜は、杜の都2区区間賞圧倒的な速さでした。
今回は真衣さんのために少しでもゆとりを持って走ってほしい1秒でも速く走ってほしいと語っていました。
そして、2位に大東文化大学、福内櫻子です。
福内櫻子が田山絵理へ。
福内は全力で走ると語っていたとおりの力走。
そして大阪学院大学もたすきリレー。
トップとの差は大東文化大学かなり縮めました。
22秒差。
そして大阪学院大学はトップと24秒差。
福内の意地の走りがこの第5中継所。
タイムを縮めています。
そして名城大学の姿が見えてきました。
名城大学、4位でこの第5中継所たすきを渡しそうです。
名城大学の高木綾女。
仙台ではみんなの足を引っ張ってチームに貢献できなかった。
今回は、今回こそ笑顔で最後の駅伝を終わりたい。
そう語っていました。
そしてその高木綾女を迎えるのは3年生の安原光。
平坦なコースですが私が順位を変えるぐらいの勢いで走りたいと力強く語っていました。
≫4位の名城大学までが通過しました。
名城大学トップと1分12秒差。
そしてなんといっても大東文化大学2位に上がってきました。
わずか22秒差。
≫ここにエースの福内さんをあえて長い距離じゃなくて5区にここに起用したのが当たりましたね。
≫一気に詰めましたね。
≫トラックでは抜群の強さを見せる大東文化の次のキャプテンだと思います。
福内。
5kmを15分50秒。
速報値ですが15分台で走りきりました。
そして、22秒差の大東文化が前を行く立命館を追いかけるという展開になってきました。
先頭、立命館2位が大東文化に変わって3位は大阪学院大学4位、名城大学という状況。
中継所に次のランナーたちが入ってきたようです。
≫西山喜久恵アナウンサーです。
≫第5中継所第5位で姿を見せたのが東京農業大学です。
内藤香菜から堀川はる菜へたすきリレー。
全国大会初の内藤香菜がラストスパート。
なんとしても速くたすきをつなぎたいところです。
堀川は地元静岡の出身。
今日はお母さんが応援に駆けつけてくれています。
第5位で東京農業大学たすきリレー。
そして、松山大学が6位。
更に白鴎大学が7位です。
松山大学たすきを受け取った幾野は今までの悔しさをぶつける。
大学に入って初めての駅伝。
過去最高の補欠から過去最高の選手になりたいと語っていました。
続いてやってきたのが福岡大学。
笑顔のたすきリレーをしたいと福岡大学辻笑から門柳葉月。
そして京都産業大学、佛教大学。
更には、日本体育大学たすきリレー。
芦麻生、去年はこの6区で骨折をしていましたが今年はリベンジ。
1年ぶりのレースを走りたいと語っていました。
≫11位のたすきリレーまでご覧いただきました。
後続の中でも佛教大学あるいは白鴎大学福岡大学もまた8位入賞圏内にまで順位を上げてきているという後続の展開です。
画面左下では更に後続のチームのたすき渡しもご覧いただいています。
大きな画面では先頭争い。
太田琴菜対田山絵理。
立命館大学対大東文化大学のマッチアップという。
金さん、全日本10月の戦いの2区でも直接対決があった2人でそのときは1年生の太田が圧勝でした。
≫あそこで全日本の場合かなり明暗が分かれた感じでしたからね。
また今日も同じような展開になりましたね。
≫どうですかね。
大東文化22秒差ですか、中継所で。
立命館大学との差は。
≫この区間6.8kmで比較的長いので最初から突っ込むというよりも最初からしっかり走り切ったほうの優位が働くんじゃないかと思いますがただ22秒は微妙ですね。
これが10秒近くなるかならないかでアンカー勝負がどうなるか決まりますからね。
この区間で優勝争いほぼ見えてくると思います。
≫籔下さん、後輩の心理を想像するに6.8km区間で22秒差の貯金というのはどう感じてるものですか。
≫もうちょっとほしいところなんですけどでも、22秒だけ作ってもらっているので今、太田も乗っている選手の1人なのでこの勢いのまま開けてくれていってくれると思います。
≫10月の仙台、全日本では2区区間新で区間賞。
これはコーチも本人も想像していなかったいわゆる爆走という強烈な印象を残した太田が今度は富士のふもとで日本一の山を舞台にまたあの快走を見せるのか。
それとも10月の全日本、直接対決で完敗だった田山絵理。
双子のお姉さんになりますがその田山が今度は最終学年4年生の意地を炸裂して前を行くえんじのユニホームをつかまえにかかるんでしょうか。
立命館からすれば≫スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝。
残す区間はこの6区とそして強烈な坂が待ち構える最終第7区ということになります。
現在6区先頭は2.8km付近を通過しています。
それでは第5中継所の通過順位です。
先頭は依然、立命館ですが2位、大東文化22秒差まで詰めてきました。
大阪学院3位に順位を落としましたが差はまだ24秒です。
名城大学は4位をキープ。
3位に届くかどうかという最後の争いになります。
東京農業大学が5位というすばらしいポジションをキープしています。
松山大学も目標の6位圏内。
白鴎大学は頑張っています。
11位、日本体育大学。
鹿屋体育大学は先ほど鍋島の快走がありましたが1つ順位を下げました。
14位というポジションです。
区間記録ですが大東文化福内櫻子区間賞をとりました。
立命館大学の和田は区間2位という記録でした。
それでは区間賞をとった大東文化、福内櫻子のインタビューです。
≫それでは福内選手にお話を伺います。
福内選手2位にポジションを上げしかも区間賞おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫2位にいける、抜けると思ってました?≫やっぱり前との差が結構あったんですけど走る前にお前の番が来たと監督から言われてやっぱりいくしかないと思いました。
≫この5km全力でいくとおっしゃいましたが全力でいきましたね、本当に。
≫本当に最初から最後まで本当に粘って5kmしかないので本当にすべての力を出し切ろうと思って走りました。
≫後ろにある絶景の富士山を見る余裕はありました?≫なかったです。
前の大阪学院と立命館だけを見て走りました。
あとは田山先輩2人が走っていますがエールをお願いします。
最後の4年生として走る最後の駅伝となって最後まで信じて全力で頑張ってほしいです。
そして笑顔で迎えたいと思います。
≫ありがとうございました。
≫ここまではエースといわれながらなかなか駅伝では区間賞をとれなかった福内がついに区間賞をとった走りでした。
ここまで5区間中2つ区間賞をとっている大東文化。
ただ、先頭はまだ依然連覇に向けて走る立命館大学。
その差が約280mに広がりました。
しかも2位グループは大東文化と大阪学院まだ熾烈な争いを演じています。
先頭の第1放送車竹下アナウンサーです。
≫先頭の立命館太田琴菜のペースですが先ほど中間点を通過して通過タイム10分49秒。
ものすごい早いタイムで通過していきました。
≫昨年の三井さんの22分30秒の区間記録をこちらも大幅に上回るタイムで走っています。
手足が大きく動いているにもかかわらず腰の位置がピタッと一定なのは体幹が非常にしっかりしているんでしょう。
そして、今、立命館で一番勢いのある太田選手をこの区間に配置できるその立命館の層の厚さが強さに結びついていますね。
≫ちょっと後ろの大東文化とのタイム差をとれないぐらいまでその差を広げています。
仙台に続くこの富士山でも爆走1年生太田琴菜リードを広げていきます。
≫明らかに映像で見ても2位、大東文化との差を大きく広げてきました。
太田琴菜。
このあとアンカーには今回はメンバーで唯一の最上級生の4回生津田真衣が待っています。
決して体調は万全ではありません。
その真衣さんに少しでも大きな貯金を作ってたすきを渡すんだという思いもあるでしょう。
それではアンカーたちが待つ第6中継所リポートをもらいたいと思います。
テレビ静岡の鈴木敏弘アナウンサーです。
≫その立命館大学津田真衣なんですが他の選手と距離を置いて入念なウオームアップをしています。
体調は万全ではありませんが全日本と違うところは自分に自信が戻ってきた。
そして最終区だけは後輩に任せられないと。
そしてもう1人注目なのは大阪学院大学1年の林なんですがおはようと声をかけましたら早く走りたいです待ってられませんとずっとアップを繰り返している最終中継所です。
≫強烈な坂に立ち向かうアンカーたちが走り込んでくるランナーたちを待ち構えている最終第6中継所でした。
大きくリードを広げにかかった立命館の太田。
名城大学の姿もこのカメラからは映らなくなってきました第2放送車福永アナウンサーです。
≫非常に2チームによる激しい2位争いが続いています。
田山絵理がなんとか離そうとはするんですがそれに対して大阪学院今、絶好調と監督が称する3年生、永岡真衣がしっかりついて2人の差は2秒差。
ずっとこれが変わらずという状況です。
赤羽さんこの2人、変わらず中間点まで通過してきました。
≫2人とも落ち着いて走れてるんですけどやはり先頭の太田さんが強いですね。
≫先頭が見えるか見えないか長い直線だとギリギリ見えますが。
この田山の心境としてはどういう感じなんでしょうか?≫きっと離されてるというのは感じていると思うので前を追いたいという気持ちがあると思います。
≫ただ、そこで焦ってしまうと後ろの永岡持ちタイムでいいますと30秒以上持ちタイム5000mは速いんですがただ、絶好調の永岡があるいは田山をとらえるかもしれません。
≫スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝。
第2移動車がとらえているこの映像。
大東文化と大阪学院熾烈なマッチアップです。
福永アナウンサーです。
≫残り2kmを切ったところで大阪学院の永岡がここは完全に仕掛けてきました。
そして今、田山絵理の横を通過していくか。
あるいは並走して更にポイントをつかむか。
赤羽さん永岡に勢いが出てきました。
≫でも、田山さんも負けてないですよ。
≫ここでこの2人の並走であるいは前を行く立命館を追い上げられるか。
大東文化大学は双子の妹、田山満理がアンカーです。
駅伝のつらさも仲間のありがたさも知っている田山がアンカー。
一方、大阪学院は1年生、ルーキー林。
可能性を秘めている林がアンカーに控えています。
果たして、どちらが2位で最終アンカーにたすきを渡せるか。
2人の並走が続いています。
≫この2チームは全日本で2位と3位。
順位は1つの差。
その差の間にある秒差もわずか3秒しかありませんでした。
2位だった大東文化3位だった大阪学院。
あの10月の仙台と同じような戦いがこの富士山でも繰り広げられています。
更にその後方の展開を少し整理しておきましょう。
バイクリポート谷岡アナウンサーです。
≫バイクリポートは引き続き4位の名城大学につけています。
前を行く2チームとは引き続き47秒、48秒ぐらいの差。
前の中継所とほとんど変わっていません。
ここからどのぐらい離れているか前まで見ていこうと思います。
4位の名城大学から48秒距離にすると250mほど。
今日はきれいな青空。
そして風もほとんどありません。
気温も上がってきました。
沿道のお客さんもかなり増えてきたこの市街に入ってきました。
前を行く2チームは大阪学院大学そして大東文化大学の2チーム。
背中が少しずつ大きくなってきます。
大東文化大学は田山絵理、4年生。
最後の駅伝。
双子の最後のレース。
田山絵理そして大阪学院大学。
またしても田山絵理が1歩前に出たという状況です。
大東文化大学の田山絵理そして大阪学院大学の永岡真衣、この両者が追いかける。
絶対女王の立命館までは更にどのくらいあるのか。
400m以上ありそうなぐらいかなり今ようやく背中が小さく見えてきたくらいでしょうか。
立命館大学、太田琴菜。
杜の都でも爆走がありました。
そこから自分のペースをつかんでこの富士山駅伝もかなり前半の半分はかなりハイスピードで飛ばしていましたが太田琴菜、まだ距離があります。
ご覧のような差。
かなりのスピードでバイクも追い上げていますがようやく背中が見えてきました。
この6区5000mの持ちタイムは区間1位。
とにかく駅伝で日本一になりたくてこの立命館大学を選びました太田琴菜、1年生。
連覇に向かって立命館大学がトップをばく進中です。
≫10月の全日本の快走ではどこの大学の監督に聞いてもこんな選手が出てくるとは想像してなかったと話をしていた太田ですがスピード感みたいなもの違いますかね。
たすきを受けた直後から非常にスピード感変わってないですよね。
特に太田選手15分33秒ですか。
今年の11月に出してますから本当にその勢いそのままで走っていますよね。
≫この15分33秒は現在の立命館の選手の中では最速タイム。
立命館の歴代最速は15分24秒日本学生4位の記録。
もう20秒台は射程圏内までタイムも持ってきています。
そのとおりの強さをこのロードでも出しています。
≫後続第2放送車です。
≫一旦、大阪学院大学の永岡が前に出ました。
一旦、前に出たんですが更にまた田山がここは食らいついてまた抜き返していきます。
赤羽さん、どちらの選手からも意地を感じます。
≫本当ですね。
本当、どちらも譲れないという形で走ってますね。
≫このままつばぜり合いが続きながら中継所、アンカーへとつないでいくんでしょうか。
また田山がわずかに前に出ながらまもなくアンカーが待つ第6中継所この2チームも向かっていきます。
≫2位グループ熾烈な争いの中圧倒的な足を見せて逃げるのは先頭、立命館大学。
まもなく、最終の第6中継所が近づいてきています。
2連覇へ向けて特に後半圧倒的な強さを見せ付けている立命館大学。
最後に待つのは唯一の4回生です。
それでは鈴木敏弘アナウンサーの実況です。
≫ラスト7.7km最後のたすきリレー。
1年生の太田琴菜4年生の津田真衣に。
立命館大学今年も1位でたすきが渡りました。
ディフェンディングチャンピオン立命館圧倒的な強さでトップでたすきが渡りました。
そして、去年は1位の立命館から2位の鹿屋体育大学の差が1分40秒ありましたがまだ2位のランナーが見えません。
立命館は4年生の津田真衣。
最初で最後のアンカーを務めた津田真衣が最終中継所をあとにしていきました。
満面の笑み。
太田琴菜の姿が見えてます。
ただ、2位の大東文化そして大阪学院まだ300m先。
その姿は見えません。
≫2位の2チームは熾烈なデッドヒートです。
大阪学院なのか大東文化なのか。
わずかに大東文化が出た。
体半分、前に出た。
両者ともにたすきを持った。
中継所が近づく。
また大阪学院が出た。
決して負けない。
少しでも前へ。
一歩でも速く。
田山が前に出た。
中継所が近づいてきました。
鈴木アナウンサーです。
≫1年生の対決になりそうです。
時計はすでに1分10秒を経過。
4年生、双子の2年連続のたすきリレー。
田山、お姉さん絵理から妹、満理へのたすきリレー。
一方の大阪学院は秘密兵器の林和佳奈。
私の耳は猿みたい。
その耳を真っ赤にして走るのが大好きなんです。
楽しみにしていました。
大阪学院の林和佳奈大東文化が出た。
1分32で大東文化、たすきリレー。
そして秘密兵器、林、1分35秒笑顔でたすきが渡りました。
わずかに先着は大東文化。
しかしその差はわずか3秒しかありません。
全く2位以下の争いはわかりません。
そして4位、名城大学も中継所に近づいてきました。
1位、立命館、2位、大東文化3位、大阪学院。
立命館と2位以下との差はもう1分30秒以上、差が大きく開きました。
そして4位、名城大学です。
鈴木アナウンサーです。
≫名城大学、見えてきました去年は3位でのたすきリレーでしたが1つポジションを落としています。
待っているのは1年生。
赤坂よもぎチームの目標は3位以内。
4年生にいろいろ助けていただいた。
その思いをたすきに込めたい。
2分24秒差。
名城大学4位でたすきが渡りました。
≫名城大学は4位というポジション。
できれば3位以内を目標にしたいと話をしていた2005年には全日本を制覇した名古屋の名門名城大学。
ちょっと前との差は開いてこのあと単独で坂に立ち向かうという難しい課題を1年生の赤坂が強いられることになります。
ただ、1年生の赤坂に対しては米田監督も全幅の信頼を置いているルーキーです。
そしてこちらが先頭立命館大学。
あの太田の走りは籔下さん、すごかったですね。
1分30秒以上の貯金を津田はもらいました。
≫それだけ作ってくれると津田も走りやすいのではないかと思います。
≫籔下さんの1学年下ということになりますけれども。
ただ、今年の津田は非常に苦しい思いをしてきたと聞いていますが。
≫私が立命館に在学していたころから苦しんでいるのは知っていたので今日、最後笑顔が見れたらいいなと思います。
≫後輩たちが作ってくれた貯金を持ってこのあと坂に立ち向かっていくアンカー4回生の津田です。
そして5位以下のチームが中継所に入ってきました。
鈴木アナウンサーです。
≫トップ通過から3分まもなく40秒になりました。
松山大学の姿が見えています。
待っているのは松田杏奈、2年生。
10000mの持ちタイムでは2位の記録を持っています。
最初から突っ込んでいきたい。
とにかく6位以内を目指したい。
松山大学、3分54秒差でたすきが渡りました。
そしてナンバーカード11番白鴎大学がジャスト4分でたすきが渡っています。
そして、続いてのランナー。
ナンバーカードが9番です。
東京農業大学の姿が見えました。
待っているのは古屋夏乃。
去年は6区でした、区間13位。
今年はアンカーを任されました。
すでに時計は4分20秒を経過。
どれぐらいの追い上げを図るのか東京農業大学、大健闘。
東京農業大学、4分29秒差。
東京農業大学7位でたすきが渡りました。
更にランナーがやってきます。
ナンバーカード14番の日本体育大学が続いてやってまいります。
待っているのは田中真愛、1年生です。
日本体育大学たすきがわたりました。
第8位。
入賞圏内。
更には福岡大学たすきが渡りました。
そして京都産業大学トップから4分52秒差。
京都産業大学が10位でたすきが渡りました。
そして2チームが近づいてきています。
ナンバーカード13番城西大学。
更にナンバーカード10番の玉川大学。
更にはナンバーカード12番佛教大学の姿。
3人そろって第6中継所に飛び込んできます。
ラストスパート。
玉川大学が、まずたすき。
そしてナンバーカード13番そして佛教大学13位でたすきが渡りました。
≫13位、佛教大学までたすき渡しが終わりました。
先頭から5分21秒経過。
なお先頭が通過してから10分が経過すると繰り上げスタートとなってしまいます。
残りはあと4分ほどということになります。
先頭、立命館。
そして2位、大東文化と大阪学院が熾烈なマッチアップ。
そのあと4位に名城。
5位、松山大学。
松山大学は主力に故障者を抱えながらも見事な上位でレースを展開しています。
6位に白鴎大学というのは去年は19位。
すばらしい躍進ぶりを見せています白鴎大学が6位に入ってきています。
鹿屋体育大学は14位でたすき渡しを終えました。
こちらが2位の映像。
大阪学院の1年生の林対、大東文化4年生の田山というマッチアップになりました。
第2放送車福永アナウンサーです。
≫今、ここにきて3秒差あった中継所の差を林和佳奈、1年生黄色いユニホーム大阪学院が逆転しました。
ここまでの走りですが赤羽さんまず林のほうは、どう見ますか?≫前を追っているという感じがとても感じますね。
≫一方、4年生の田山満理がここにどういう形でついていけるかということにもなります。
田山満理は1年生のとき全日本で途中棄権という本当に悔しい思いをしました。
そのときに駅伝の厳しさと仲間がいることのありがたさを知ってそして迎えた最終学年です。
林の背中にぴったりついてそして、チャンスをうかがいながら田山満理。
最後のアンカーの走りにつながっています。
≫10月の仙台杜の都でもあった2位と3位。
大阪学院対大東文化の争いは富士山に舞台を移しても同じように展開されています。
第6中継所では現在16位東北福祉大学がたすきリレーを行っています。
あの10月の仙台の杜の都では大阪学院の林が同じようにアンカーを務めてきました。
過去最高の3位に入った全日本でアンカーとして快走して大ブレークを果たしたのが1年生の林でした。
大して大東文化の田山満理は今年の全日本では名門、神村学園高校時代から初めてのレギュラー落ちを経験した田山満理です。
そして先頭のついに津田真衣がいよいよ富士のふもとの坂に差し掛かりました。
≫先頭、立命館の津田が交差点を右に曲がりましてここから始まります。
ここからが本当の勝負になっていきます。
≫1〜2kmの入りというのはやはりこれだけ1分32秒という貯金をいただいているので非常にゆったりと本当に気持ちを整えるかのようなアップをしているかのような入りでした。
昨年の籔下さんがちょうど2kmからスタートしたような感じでやはり津田さんも2kmの坂になってからオンになった感じがしますね。
≫最初が1km3分30秒ちょっと切るぐらいのペースだったんですが放送センターのゲスト解説の籔下さんはその辺り、津田さんにアドバイスはしたんでしょうか?≫やっぱりこの2km過ぎからずっと上りが続くので1〜2kmを落ち着いて入ってもいいと…。
このあとにちゃんと生かせると思います。
≫なるほど。
やはり高橋さん立命館はここ去年区間賞もとっていますし走り方はわかっていると思います。
≫そうなんです、今まで7区までどの選手を見てきてもまずコースの取り方が非常に上手なんですよね。
そういった下調べ準備というのがしっかり整っているからこそやはり結果につながっていくといった部分ではやはり津田さんの走りもしっかりと勉強してきていますね。
≫まず、7区最初の難関です。
距離にして600m。
その間に標高差27mを一気に駆け上がります。
このあと高校の前なので一旦小休止が取れますがここが7区の最初の心臓破りの坂。
ただ津田の走り方などピッチ走法。
今、リラックスするよう腕を下ろしました。
≫津田さんの走り方は非常にバランスの取れた左右対称のフォームです。
またそんなにバネで飛ばないのですのでこういった坂には適しているんですね。
≫第6中継所繰り上げスタートが近づきましたが鈴木さん、どうでしょう。
≫残り16秒残りは2チームです。
手をあげているナンバーカード19番どうやら間に合いそうです。
東日本選抜。
東日本選抜、たすきが渡りました。
≫ギリギリでなんとか間に合いました。
あと2秒というところでした東日本選抜。
10分過ぎると繰り上げスタート。
なんとかギリギリ10分以内。
去年に続いて今年も全20チームが自らのチームのたすきを見事つなぎきりました。
あとわずか2秒危なかった東日本選抜でした。
全20チームが第6中継所をたすき渡しを行ってこれからすべてのチームが坂に挑んできます。
すでに立命館大学津田はこの坂にチャレンジを始めていますが後方はどうでしょうか。
第2放送車です。
≫この7区最初のきつい坂上り坂に入ったところで大阪学院の1年生、林和佳奈が前に出ました。
その差が2秒と変わってきています。
坂に入っての走りですが赤羽さんこの林、どうでしょうか?≫すごいいい走りをしています。
そして勢いがありますね。
≫一方の田山。
こちらも坂の経験はありますが田山の走りはいかがでしょう?≫落ち着いていてまだ最初の坂なのでこれから、またきつい坂が待っているので今、いいと思います。
≫勢いに乗る1年生林和佳奈が一旦この上り坂で前に出ました。
それに必死に食らいついていこうという大東文化大学全日本とは逆の位置関係でアンカー勝負へと入っています。
≫前を通りました黄色いユニホーム大阪学院の1年生の林。
かりあげた短い髪が非常に印象的ですがこの髪形を4年間通しますと監督に宣言したそうです。
陸上に専念する証しだそうですが。
≫それと大阪学院の林選手この上り自分から志願したそうですね。
上りがとにかく大好きだから走らせてほしいということで非常に鮮烈な1年生のデビューですね。
≫監督も何一つ手抜きがない陸上にまじめ。
圧倒的なキャラクターを持っていまして取材の間も終始怒涛のトークを展開したこの林選手なんですが大東文化の田山満理とのマッチアップで大東文化よりも前に取りました。
一方、田山満理は最終学年にして全日本を走れなかった悔しさを抱えて今回の最終学年の最後のレース富士山女子駅伝に挑んできています。
逃げる立命館津田はどうでしょうか。
第1放送車です。
≫権太坂の下りを下りきったところです。
上り下りまた一旦リラックスするように腕を下に下ろしました。
≫上り下りの走りも非常にいいリズムで走っていると思います。
下りはやはり少しピッチ走法でいつもピッチ走法ですね。
転がるように軽やかに下る。
そして上りになるとしっかりと前傾姿勢で腕を大きく振って押していく。
そういった切り替えもできていると思います。
≫中間点を通過して手元の時計で12分30秒ちょっと。
くにくぼの交差点に入っていきます。
≫このあとくにくぼの交差点を右に曲がっていくとそこからは3km以上続く試練の上り坂の入口。
わずか3kmほどの間に138mも上がるという。
その坂に立命館大学最上級生4回生富士山に向かって挑戦をしていきます。
≫今日、ゲスト解説の籔下明音選手も去年、ここを走破し区間賞をとりました。
先頭でフィニッシュテープ初代富士山の女王の称号を手にしましたが籔下さん、すごい沿道ですね。
≫本当に2列にも3列にも応援してくださって私も去年、鳥肌が立ちながら自分でもビックリしながら走っていたんですが本当に、ここを走れるのは幸せなことだなと思います。
≫どんな坂でした?ここは。
きつさというのはどうでしたか。
≫きつさは今までで走ったことがない。
レースでこういうコースを走れるってことがなかったので初めてだったんですけどどこまで続くんだろうなとちょっと走りながら面白くなってくるコースでした。
≫それは金さん、さすが籔下さんという…。
≫走ったことのない坂だとちょっとスピードが落ちるじゃないですか。
不安とか感じなかったですか。
≫不安だらけで私も3分40とかかかってたのでほとんど自分が止まっていくのがわかったのでどうしようという思いはあったんですがでもたすきをゴールまでちゃんとつなぐのが自分の役目だったのでこの沿道の応援の方の声を励みにしながら走れました。
≫そのたすきは、今回は全部ここまで6区間下級生たちがつないできました。
そして最後の最後に唯一の4回生、津田がアンカーとして連覇へのフィニッシュテープたすきを持っていきます。
くにくぼの交差点に2位の大阪学院3位の大東文化、田山満理。
トップとの差は1分40秒ほどですから先ほどの第6中継所よりもちょっと12秒弱ぐらいまた、開いたんですね。
これは津田がしっかりと快走を続けられているということでいいんでしょうか?第6中継所よりもこの2位グループ以下10秒弱、また差は開いたという先ほどのくにくぼの交差点のタイム差でありました。
先頭の津田は今年は5月に左足を故障しました。
10月の仙台の全日本は実は出場すら危ぶまれました。
ほぼぶっつけ本番でレースに挑んできました。
それでも最長エース区間仙台区間4位で走破していきました。
今シーズンは非常に故障に苦しんできた中の津田の戦いです。
くにくぼの交差点に名城大学が入ってきました。
名城大学が4位。
単独走ですから金さん非常に難しいところもあると思います。
≫ただ、上りの区間は普通に走るだけでもつらいですから競り合うつらさが重なると大変ですので1人でもくもくと走れるタイプの選手が多分起用されているんだと思います。
≫そうかもしれませんね。
ここまでの現在トップ3の区間賞あるいは通過順位の記録です。
立命館は第6区でようやく区間賞をとった状況ですが先頭をキープしているという戦いです。
つないで、つないでそして、最上級生。
そういったたすきの重みというのを籔下さん感じているでしょうね津田は。
≫十分わかってると思います。
≫たすきを受け取ったときというのはどんな感じなんですか。
アンカーというのは。
≫たすきを受け取るのは一瞬なんですけど本当にこれまでつないでくれた仲間と、あとサポートに回ってくれている仲間の思いが本当にその一瞬で伝わってくるものなので。
アンカーはそういう意味でもいい区間だなと思います。
≫そして後方ちょっと差が開いてきたようです。
第2放送車、福永さんです。
≫くにくぼの交差点を通過してから一気に林和佳奈が前に出ました。
林の、何か更にピッチが上がってきている印象も受けます。
赤羽さん、更にきつい坂に来てこのスーパールーキー1年生林、前に出ましたね。
≫まだまだ勢いは衰えていませんね。
≫このままいくのか。
自分が少しよくない道にそれそうだったときに陸上があったことでその道に行かなくて済んだ。
陸上を愛してやまないだからこそ陸上にすべてをささげるためにこの独特の髪形にしています。
その林和佳奈、1年生。
林和佳奈が大東文化大学これが、ラストランという田山満理に対してまた少し差を広げるか。
しかし田山もこの差をなんとかキープしながら逆転のチャンスをうかがっています。
≫10月の全日本、仙台では大東文化の後ろを結果的に走ってしまった林和佳奈でした。
3秒差でした。
今は前に出ています。
くにくぼの交差点を松山大学あるいは東京農業大学この辺りが通過しています。
そして福岡大学が全日本に続いて8位入賞をとれるか。
しかし後ろから、すぐ京都産業大学も9位というポジションで、これから坂に立ち向かっていきます。
日本体育大学が10位。
日本体育大学は全日本では17位と完敗を喫しました。
新しいチームで新チームで挑んでくる今回ですが、全日本のときよりは順位を上げてきてこれから富士山の裾野に広がる坂に立ち向かっていきます。
大阪学院対大東文化。
2位のマッチアップレースは少し大阪学院が前に出ています。
先頭はどうでしょうか竹下アナウンサーです。
≫この区間の5kmを過ぎたところから傾斜が一段と厳しくなるんですが高橋さん、津田の表情が明らかに苦しくなりました。
≫やはり津田さんをずっと見ていると昨年のユニバーシアードハーフマラソンで金メダルをとったときよりは力は戻っていないような感じはしますがこの1年間動かなかったときをやはりどう乗り切るか経験ができた。
そして成長できたというその底力が今、こういった力につながっているように感じますね。
≫苦しくても前に進む力になっている。
今年は本当に故障をこんなに陸上人生で怪我が長引いたのは初めてなんだそうですがどうしても4年生になって私がチームを引っ張らないとという思いが強すぎて治りきらないうちにまた走り始めてまた故障という繰り返しだったそうです。
≫そしてこれからマラソンをすると楽しみな選手になるのではという期待があるんですけどもこれからユニクロの鈴木監督のもとで陸上を続けるということです。
土佐選手、渋井選手を育てた監督がやはりこの津田選手をどうやって育ててくれるのか。
今後も非常に楽しみな選手です。
≫とにかく1年生のときから立命館大学の駅伝を走りました。
2年生からは常に最長区間を走ってきました。
エース、そして4年生になって最後はこの7.7kmの上り坂。
しかし4年間負けることなくまもなく大学生活を終えようとしているアンカー津田。
最後の力を歯を食いしばってしぼり出しているところです。
≫全日本のとき怪我で苦しんでなかなか練習ができなかったときそれを見ていた十倉コーチは焦りで精神的にも追い込まれていた。
寝られない日もあったと思う。
目を腫らしていたときもありました。
そんな話をしていました。
責任感を目いっぱい背負い込んでそれでも4回生としてのたすきの重みを胸に今、連覇へ向けて坂を駆け上がっているこの津田真衣です。
そして、後方はどうでしょうか。
福永アナウンサーです。
≫更に大阪学院の林の走りに力強さがみなぎってきました。
一方、田山。
なんとか差をキープするのが精いっぱいで近づくことができません。
なんとか田山にとっても全日本、走れなかった悔しさもありますし4年生ラストランでもあります。
赤羽さん。
なんとか追いすがってほしい思いはあると思います。
≫動きはまだ悪くないのでまだわからないと思います。
≫あるいは田山の全力の走りを更に上回って見せようという大阪学院、林和佳奈の走り。
そして、その後ろ長い長い直線ですと名城大学、1年生赤坂の姿もわずかながら見えるようになってきました。
あるいは、この坂ドラマを生むのは名城大学になるかもしれません。
≫この最後の坂くにくぼ交差点を15チームまで通過。
先ほどは14位の鹿屋体育大学の姿もありました。
2位の大阪学院対大東文化の差は少しずつ広がりつつあるのか。
それとも、なんとかキープできているか。
熾烈な争いはこの坂を舞台にしてまだまだ続いている状態です。
大阪学院が2位フィニッシュとなれば大学の全国駅伝で最高順位を更に更新していく2位。
あとは頂点しかなくなってきます。
先頭に戻ります。
立命館大学、津田の走りですがどうでしょうか竹下アナウンサーです。
≫残り2kmを切って今残り1.5kmあと少しです。
あと少し頑張れば4年間ともに戦った仲間が待っているフィニッシュ地点です。
この世代が高橋さんいよいよ4年間駅伝では負けることなく巣立っていくことになります。
≫4年間負けなしって本当に大変なことだと思います。
やはり津田選手の存在がチームをまとめていたと思いますしだからこそ、やはりこのアンカーに起用されたのは上りが強くて安心できる適材適所の頑張ったこともあると思うんですけど津田選手にやはり立命館のゴールテープを切らせてあげたいんだというみんなの思いが詰まった配置だと私は思います。
≫今日1区から6区まで1〜2年生、下級生でしたし4年生は立命館大学2人のマネジャーさんを含めて7人いますがそういう思いが結集した津田に優勝テープを切らせてあげたいという。
≫やはりその思いが少しずつ貯金につながって今の津田選手の走りにつながっていると思います。
≫まもなく残り1kmです。
今日、4区を走った菅野あそこでリードを広げました。
菅野にとっては調子が悪くても主要区間を走ってそして結果を残してきた真衣先輩。
憧れの存在でずっとその背中を追いかけてきました。
今日は高橋さん菅野の走りが大きかった。
≫菅野さんの走りそして太田さんの走りでしっかりと決めたのかなという感じはします。
この富士山女子駅伝は下り、上りの区間をはじめ短い距離、長い距離の区間本当にそれぞれの個性を生かせるコースだと思うんですけども適材適所それぞれの選手に合った区間配置ができたのが立命館大学だと思いますね。
≫今日1区を走った大森が今年、全日本インカレの前日津田と2人だけで食事をしたそうですがインカレ連覇という重圧に押しつぶされそうになっていたときにこの先輩が菜月は持ってるから大丈夫だよと声をかけて、大森はその先輩のひと言でプレッシャーから解放されて見事インカレ連覇を果たしました。
≫精神的な部分も津田選手の存在が大きかったのがすごくよくわかるエピソードです。
≫津田はユニクロに進んでオリンピック日本代表でメダルをとるのが目標です。
苦しいでしょう。
ただ、もう仲間の声が聞こえてきそうな位置に津田がやってきました。
優しくて頼もしくてちょっとだけ涙もろい立命館のエースです。
立命館大学の津田真衣としてのラストレースはあとわずか。
最後の力を振り絞っています。
≫バックに見える日本一の富士山がねやはり、また後押しをしてくれてパワーにつながっている感じがしますね。
すばらしい光景ですね。
≫津田の、立命館の最後のレースにふさわしい舞台といっていいでしょう。
ただ本人は、この7.7km上ってきたこの道のりは相当、厳しかったはずです。
ただ、この苦しみを乗り越えればその先に栄光がある。
その先に笑顔がある。
そのことを証明する戦いでもありました。
立命館大学、4年生。
立命館の津田、最後のレース。
まもなく栄光の瞬間に向かって陸上競技場に今、ゆっくりと向かっていきました。
≫全日本で史上2校目の4連覇を達成した絶対女王は日本一の山のふもとでも強さを示しました。
日本中の大学が打倒立命館と誓う中でここまで勝ち続けてきました。
無敵である時間を過ごせば過ごすほど重圧も生まれたはずです。
日本一の山に見守られてやはり立命館の強さに揺らぎはありませんでした。
全日本はすでに4連覇。
富士山は、まもなく2連覇。
これで、アンカーの津田をはじめとする現在の4回生は大学4年間一度も敗れることなく卒業するという伝説のメンバーとなっていくはずです。
4回生には必ず勝って卒業してもらうんだと下級生たちも思いを持って挑んだ富士山でした。
こんな私にも悩んでいると即刻声をかけてくれる4年生、本当に大好きですと笑顔の1区、2年生の大森。
優勝して恩返しがしたいですと2区の岩井。
走れなかった人の分まで走る責任があると話した3区、2年生の園田。
競技でもプライベートでも最高の先輩でした。
生意気な後輩でごめんなさいと笑った4区の菅野。
最後は笑顔で笑いたいですと話した5区、1年生の和田。
4回生に必ず優勝をプレゼントしますと話した6区の1年生、太田。
そして、今、懸命にフィニッシュ地点にたすきを運ぶアンカーの津田はかわいい後輩とどんなつらいことも一緒に4年間を乗り越えた同級生のみんなに囲まれてたくさんいい思い出をもらいましたと話していました。
津田が運ぶ、このたすきは立命館大学で過ごした4年間に無敗という2文字を刻む最後にして最高の勲章です。
サングラスを取りました。
4年間のときをともに過ごした仲間たちのラストレースが終わります。
富士のふもとを駆け抜けた7区間43.4km。
優勝は立命館大学!見事、富士山女子駅伝2連覇を達成しました。
仲間たちに涙と笑顔で迎えられる4回生、最上級生アンカーの津田真衣。
そして熾烈な2位争いは大阪学院大学が大東文化との差を広げてこの陸上競技場に入ってきました。
10月の仙台、全日本では大東文化の後ろわずか3秒差及ばず3位。
そのときの悔しさを1年生の林はそのときも自身アンカーとして経験していました。
今度は、舞台を富士山に移して大東文化の前。
あのアンカーの熾烈なマッチアップレース。
坂を味方につけて見事にこの1年生林和佳奈が上りきりました。
過去最高の3位に入った全国大会の全日本。
その順位を更に1つ更新する過去最高の2位を刻む1年生の林。
刈り上げた短い髪が印象的です。
歓喜の輪にむせぶ優勝の立命館大学。
その立命館の背中をとらえることはできませんでしたがそれでも、大阪学院大学の歴史を更新していく2位のフィニッシュ。
苦しい表情は大東文化大学3位の田山満理。
笑顔です。
満面の笑顔です。
これまで全国の最高は10月の全日本の3位。
1つ順位を上げました。
大阪学院大学、2位フィニッシュ。
これで来年以降残す順位は、あと1つ。
全国の2位というところまで上り詰めてきました。
高橋尚子さんの母校大阪学院大学です。
そして大東文化大学。
5年前、創部のときに誓った5年後に日本一になろう。
その言葉は5年後の今果たすことはできませんでしたがしかし、しかし今大会も3位。
しっかりと全国トップクラスの力を示しました。
フレッシュグリーンのメンバーたちが涙と、そしてむしろキャプテンの森は笑顔でこの同期の田山満理の走りを迎えていました。
優勝、立命館大学。
2位、大阪学院大学。
そして3位、大東文化大学までフィニッシュ。
そして4位、名城大学です。
アンカーを託されたのは1年生の赤坂よもぎです。
3位以内を目標にしていました。
その順位には1つ及びませんでした。
全国大会の駅伝では、ここ3年その3位、表彰台には上れていませんが2005年には全日本の優勝も果たした名古屋の名門。
2011年までは全日本でも常に3位以内の常連でした。
今年でちょうど創部20年目。
選手を徹底管理してきた10年目。
選手の自主性を育ててきた10年目以降の名城大学の米田監督。
46歳の指揮官米田監督の情熱に導かれて名城大学は再び日本のトップをとるためにこの富士のふもとで4位フィニッシュを飾ります。
1年生の赤坂。
4位で名城大学が第2回富士山女子駅伝をフィニッシュしました。
立命館、大阪学院大東文化、名城大学。
この4チームがフィニッシュしました。
立命館は今年もやはり強かった。
これで現在の4回生は4年間、無敗のまま。
宙に舞います。
宙に舞ったのは津田ですね。
やはり津田ですね。
アンカー4回生として走破した津田が宙に舞いました。
そして、5位のチームがフィニッシュテープに向かいます。
松山大学。
6位以内を目標にしていましたがその目標よりも1つ順位を上げた5位フィニッシュ。
今回は主力に故障者が相次いで苦しい戦いを覚悟のうえでの富士山でしたがそれでも5位。
四国の愛媛から見事全国の強豪の常連になってきた松山大学。
来年は日本一を狙える戦力を持っています。
5位の松山大学までフィニッシュをしました。
これは恐らく手応えをつかんでいる松山大学の5位でしょう。
≫次は福岡大学がきましたよ。
≫そして福岡大学がやってきました。
6位です。
2年前の寮の火災12月21日がそのときに亡くなった当時1年生川端麻友さんの命日です。
6位フィニッシュ福岡大学、見事な順位。
そして東京農業大学も7位、躍進。
1区、飯野の区間賞が光りました。
そして京都産業大学も近年は苦しんでいましたがまた、着実に順位を上げ始めています。
9位に白鴎大学。
白鴎大学も9位まで順位を上げてきました。
去年は19位だった白鴎大学です。
全日本では17位と悔しかった日本体育大学新チーム編成に変わって10位と順位を上げてきました。
それでは富士山2連覇立命館大学の優勝インタビューです。
≫見事2連覇を達成しました立命館大学の皆さんです。
優勝、おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫それではまずアンカーを走りました4年生の津田選手です。
本当におめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫4年生で立命館大学で走る最後の駅伝でした。
どんな思いで走っていましたか?≫本当に私はこの大学で大きく成長させてもらって本当に強いチームメートと一緒に練習ができたからこそこの優勝があると思っているので本当にチームメートや監督、大学の関係者の皆さんに本当に感謝しています。
≫これまでは後輩に勝たせてもらっていたとも話していましたが今日はアンカーとしてチームを優勝に導けたのではないですか。
≫でも、やっぱり私の前の区間の後輩たちが大きく後ろと差を開けてタイムを稼いできてくれたからこそ私が余裕を持って最後ゴールテープを切れたので本当に後輩たちやまた支えてくれたチームメートに感謝する気持ちでいっぱいです。
≫本当に優勝おめでとうございました。
お疲れさまでした。
続きまして十倉コーチにお話を伺います。
終わってみれば本当に総合力がすばらしかったような気がするんですがいかがでしょうか。
≫この試合にたどり着くまで心配なこともたくさんありましたのでその分関係していただいた方にはたくさん協力をしていただいたんですけれども最後の最後はみんなの力で勝てたと思いますのでよかったと思います。
≫これからも強い立命館期待しています。
続きまして1区を走りました大森選手です。
プレッシャーのかかる1区でした。
どんな気持ちでしたか?≫本当は私のところで貯金を作ってあとの選手たちに楽をさせたい。
真衣さんに楽をさせたい気持ちがあったんですがうまくいかなくて自分の走りは悔しいんですけどこうして真衣さんが笑顔でゴールしてくれて本当にうれしいです。
≫来年も楽しみにしていますおめでとうございます。
続いて2区を走りました岩井選手です。
初の大学駅伝で4年生と優勝できました。
振り返って、いかがですか。
≫チームがうまくいかないときも本当に引っ張ってくれた真衣さんが笑顔でゴールできて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
≫来年からも本当に楽しみにしています。
お疲れさまでした。
続いて3区を走りました園田選手です。
走り終えたあとに津田選手に笑顔でゴールテープを切ってもらいたいと話していましたがかないましたね。
≫はい、よかったです。
一生懸命練習してきてよかったなって思います。
≫これからも期待しています。
おめでとうございます。
お疲れさまでした。
続きましてエース区間4区を走りました菅野選手です。
初のエース区間どんな思いで走っていましたか?≫個人としては目標には届かなかったんですけど本当に今までの駅伝人生の中でもすごい楽しいレースになりました。
この結果に躍らずにまた精進して頑張っていきたいと思います。
≫おめでとうございました。
ありがとうございました。
続いて、5区を走りました和田選手です。
このチームで走る駅伝は最後となりますけれども4年生と一緒に優勝できました。
どんな思いですか?≫笑顔で最後ゴールしてもらいたかったので自分の走りに徹してあとは信じて応援していました。
≫その願いも見事に通じましたね。
≫はい、うれしいです。
ありがとうございました。
≫おめでとうございました。
そして6区を走りました太田選手です。
見事、区間新も出ました。
すばらしい走りでした。
≫ありがとうございます。
≫どうでしたか?≫真衣さんに笑顔でゴールしてもらうことだけを考えたのでその結果、真衣さんも笑顔でゴールしてもらえたのですごいよかったと思います。
ありがとうございました。
≫見事2連覇を達成した立命館大学の選手の皆さんでした。
≫2回目を迎えた富士山女子駅伝。
立命館大学が2連覇を達成しましたが解説の金哲彦さんどのようにご覧になりました?≫本当に予想はしてましたけど強かったですね。
ただ、途中までそれほど差は開かず選手層の厚さそして外さない伝統の力ってのは改めて感じました。
≫2位、大阪学院3位、大東文化途中詰めるシーンもあったんですがしばらくは立命館の時代が続くのかどうなのか。
≫1〜2年生中心の今回布陣でしたからまだこの先も強いでしょうね。
≫籔下さんは後輩たちの戦いをどうご覧になりましたか?≫本当に心がつなぐ駅伝だったと思うのですごく、いい駅伝を見させてもらったと思います。
≫そして4回生は結局最後まで敗れることなく現4回生は卒業していくという栄光を勝ち取ったこの富士山でもありました。
立命館大学、2連覇達成。
そして大阪学院大学が2位大東文化大学が3位というここまでのトップ3の結果となっています。
この2回目の富士山女子駅伝。
解説の高橋尚子さんはどのようにご覧になりましたか?≫伝統そして連覇の重圧を跳ねのけた立命館、すばらしいレースでした。
そして日本一の富士山のふもとで行われた、この大会2年後のリオ。
そして6年後の東京に羽ばたいてくれる選手が出ることを楽しみにしたいと思います。
≫そして、その後続をご覧になっていたか赤羽さんいかがでしたか?≫初めて移動車に乗せていただいて選手たちの走りを間近で見ることができ白熱した戦いにどきどきさせていただきました。
≫美しくて激しい戦いでしたよね。
それでは最終結果です。
去年2位の鹿屋体育大学は18位という結果に終わりました。
≫続いて区間賞です。
4区では鹿屋体育大学の鍋島が7人抜き。
驚異の区間新を達成しています。
2014/12/23(火) 14:00〜16:50
関西テレビ1
スズキスポーツスペシャル2014富士山女子駅伝[字][デ]

世界遺産・霊峰富士の麓の難コースで大学女子日本一決定戦!絶対女王・立命館が連覇に挑む!追う大東文化&大阪学院!

詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合)
14:00〜16:50
「映画・007ダイ・アナザー・デイ」

ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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