以前「 Mac が快適ゲームマシンになってしまった話」という記事を書きました。
実は結局、あれ以降あまり Mac をゲームマシンとして使う機会は多くなかったのですが、その理由のひとつに「ゲームパッドのアダプターが煩わしい」というのがありました。
そもそも Bluetooth みたいなもので無線接続ができるはずなのに、わざわざ USB にワイヤレスアダプターを繋いだうえで無線ゲームパッドを繋いでいる、というのがスマートではない。
とはいえ、ゲーマーとしてはやはり手にしっくりなじむゲームパッドでゲームをしたいというのも譲れないところ。
そんなわけで、今回 PlayStation 4 のコントローラーである DualShock 4 を Bluetooth で Mac に繋いでみることにしました。
ずっと Xbox 360 コントローラーをひいきしてきたぼくですが、PlayStation 4 を買う気になった理由のひとつに挙げているくらい DualShock 4 は良いですよ。 DualShock 3 とは完全に別物です。
まずは単品の DualShock 4 を買ってきます。 5,000 円くらい。
色はけっこういっぱいありますが、 Mac に合うのはやっぱり黒か白でしょうか。ある程度の充電もしておきましょう。
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さて、接続はものすごく簡単です。
まず、システム環境設定から Bluetooth を開きます。
接続可能な Bluetooth 機器を探している状態になりますので、ここで DualShock 4 の SHARE ボタンと PS ボタンを同時に押しっぱなしにします。
そうすると、機器リストから DualShock 4 が見えるようになりますので、ペアリングのボタンをクリック。
これで接続完了。通常のゲームパッドとして認識されています。まぁ超簡単!
接続は簡単だし、操作性はいいし、 USB アダプターも不要。文句なしです。
注意点がいくつか。
まず、 DualShock 4 の特徴的なタッチパッドは使えません。あくまで標準的なゲームパッドとして認識されています。
それから、ちょっとこれはぼくも詳しくわかっていないのですが、 Steam で「ゲームパッド対応」とされているゲームはどうやら Xinput 規格のものらしく、ゲームパッド対応とされているゲームがそのまま遊べるかどうか、またゲームパッド非対応とされているゲームで絶対にゲームパッドが使えないかどうか、いずれも試してみないとわからない状態になります。
Xinput というのはそもそも Xbox コントローラーのための規格なので、ライバルである PlayStation のコントローラーである DualShock 4 がこの規格を使っていることは多分ないと思います。ということで、おそらく DirectInput 規格を使っているんじゃないかなあ……詳しい方がいたら教えてください。
参考までにお伝えしておきますと、 Steam でゲームパッド対応表示されていない Grand Theft Auto III: San Andreas を落としてきて試してみたんですが、ゲーム内オプションの Gamepad のところで有効にしただけでふつうに DualShock 4 が使えるようになりました。