おはようございます杏です。
連続テレビ小説「ごちそうさん」では多くの皆様に見て頂き本当にありがとうございました。
なんと今日はこのあと「ごちそうさん」をダイジェストで一挙放送する事になりました。
という事でこちらです。
め以子の事件簿作ってみました。
こうして振り返ってみると全25週大変波乱万丈な人生だったと思います。
まず東京編一大事といえば振り袖プロポーズ事件。
こちらは10時ごろに放送の予定です。
それから大阪に嫁いで和枝お姉さんのいけずに合うのがず〜っと10時過ぎから午後1時過ぎにまでわたります。
やがて戦争が起こり戦後の闇市でもおいしいものを作り続けました。
こちら5時過ぎの予定です。
それでは「も一度まんぷく!ごちそうさん」。
どうぞご覧下さい。
(トラ)
これは物を食らう物語でございます
(め以子)はいみんなで分けんのやで。
命のまぶしさを命をただ愛した一人の女の物語でございます
おばちゃん!はい。
ごちそうさん!またおいで〜。
・「突然偶然それとも必然?」・「始まりは気付かぬうちに」・「予報通りいかない模様」・「そんな時こそ微笑みを」
物語の始まりは明治44年。
め以子は幼い頃から大変な食いしん坊でした
(イク)御飯だよ。
また食べてる夢かい。
うわ〜!ぬか漬け!納豆!スープ!オムレツ〜!
(大五)じゃあ頂きます。
(一同)頂きます!う〜ん!め以子の食べっぷりは胸がすくようだね。
どらどら?お父ちゃんの料理は世界一だろう?うん!口ん中で溶けるみたいだよ。
(教師)え〜ここに卵が3つあります。
新しい卵…。
め以子の学校での一番の楽しみはお弁当の時間
赤ナス御飯だ!頂きま〜す!
(源太)おいめ以子!
(チヨ)源太だ…。
その赤い飯俺にもよこせよ。
え〜?よこせっつってんだよ!お…おい!ごめんもうない。
手前覚えてろよ。
頭の中はいつも食べ物の事ばかり
心の声新しい卵…。
新しい卵。
コケ〜!コッコッコッコッコ!心の声うわ〜新しい卵だ!あっ!アイタッ!めいちゃん!めいちゃん!痛い!痛い痛い痛い痛い!生みたての卵で作ったらオムレツもっとおいしいかなって。
その卵下さい!食べないともったいない!「ごめんなさい」でしょうが!ごめんなさい!
ある日め以子がお寺にやって来ると…
おいお前ちょっと手伝え。
何を?
(読経)今仏さんの前に供えてあるあれなんだけどよ。
食ってみてえと思わねえか?お…和尚様。
(和尚)おおどうした?め以子。
前の道に人が倒れて…。
え〜?食べないの?これそもそも食いもんなのかって話になってよ。
毒あるかもしんねえし。
やっぱやめとくか。
おいめ以子!おいしい。
(源太)うん?こんなの食べた事ない!私も!私ももっと!う〜ん!頂戴よ!
(和尚)何が欲しいのかね!何考えてんだい!仏様のお供えに手ぇ出すなんて!・「今の私は野菜くず」・「どうにもならぬくずだけど」・「明日はおいしい風が吹く」御飯…。
さすがに今日は駄目さ。
仏様のお供えを盗んだんだから。
おなかすいて死んじゃうよ。
さぞかし明日の朝御飯はおいしいだろうさ。
(イク)どうぞ。
パンも一緒にお召し上がり下さい。
め以子の両親が営む洋食屋開明軒に常連のお客さんが来ていた時の事です
これ!これ何ですか?
(新井)ストロベリーっていうんだよ。
日本ではイチゴだね。
イチゴ。
イチゴ!あの…あのえっと…。
あの…どこに行けば手に入るんですか?う〜んなかなか栽培が難しいようだから我々が気軽に食べられるのはもう少し先になるかもしれないね。
イチゴってどんな味だい?甘くって酸っぱくって…。
おばあちゃんも食べてみたいよ。
いつか一緒に食べようよ。
約束。
(2人)・「指きりげんまん」・「嘘ついたら針千本飲ます」イチゴのジャム?生のイチゴはあげられないけどジャムならね。
ありがとうございます!あ〜!おばあちゃんとテルにも一口おくれよ。
駄目!私のだから。
(包丁で刻む音)
一方開明軒は新聞に酷評されてしまいます
(イク)「さすがによくできた料理ではある。
だが味は本家の模倣でありこの店ならではというものは何もない」。
何とかしなきゃね。
何だい?それ。
ジャム!大した食い意地だね。
おはようございます!おはよう。
昼休みめ以子がこっそりジャムを食べていると…
おいめ以子。
誰にも言わねえからさ一口くれよ。
あっあっ返して!ほれほれ。
返して返してあ〜!うそ…。
ジャム返せ〜!ジャム返せ!ジャム返せ!ジャム返せ〜!何だよ…。
何だよ!
(教師)学校に持ってきた事はさておき。
一口ぐらいあげてもよかったんじゃないか?友達だろう?友達じゃない!ああ!絶対友達じゃねえよ!
その日気落ちしため以子が家に帰ってみると…
あっ何これ!すっご〜い!うわ〜。
これは帝国グランドでもこんな料理出さねえぞ。
頂きま〜す!う〜ん!うまいだろう?お父ちゃんの料理は世界一だろう?うん!逃げてんじゃないよ。
その子に食べさせたら「おいしい」って言うに決まってんだろう。
一体いくらかかってんだい?何時間かかってんだい?できてんだろうがよ。
続きゃしないだろうがこんなの!味は本家の猿まね。
何の面白みもねえって言われたんだぞ!やってられっかよ。
私も今日けんかしちゃった。
どうして?ジャムをね取られそうになって。
ジャムが減っても増えるものもあるんじゃないかい?そんなもんなんてある訳ないよ。
あるよ。
ない!代わりに減ったものはないかい?絶対友達じゃねえよ!ない!そうかい?
(賢二郎)お前んとこの店まずいんだって?え?
(賢二郎)新聞に書いてあったんだろ?あれは…。
けちんぼめ以子!お父ちゃんはそんな事しないもん!お客さんに一番おいしいものをって。
一生懸命!ちゃんと!お父ちゃんの料理は世界一なんだから!何事だい?あんたら。
みんなうちの店がまずいって言ってんの!そうじゃないって分からせて!分かった。
いいよみんな座ってな。
こちらが牛肉の赤ブドウ酒煮込みでございます。
なあ箸ないの?フォークで押さえてナイフで切るの。
(賢二郎)できねえよそんな事。
(チヨ)ねえ御飯頂戴。
何だい?ありゃあ。
(イク)こちらがフォアグラのフランでございます。
どう?何か分かんねえ。
お父ちゃん赤ナス御飯とおっきいオムレツ作って。
あれは残りもんで作る賄い。
あんなの人前に出せるようなもんじゃねえよ。
だってお父ちゃんの料理は世界一おいしいんだもん!おいしいって言わせなきゃ駄目だよ。
飯持ってこい!あいよ!
(一同)うわ〜!うわ〜!
(4人)頂きま〜す!どう?
(太)うめえ!
(チヨ)おいしい!何だこれ?う〜んまあまあな。
めいちゃんも食べてみなよ!特別だよ。
その時め以子がひらめいたのは…
うん!う〜ん!一緒に食べてみて。
一緒に。
(源太)うまっ!うまい!おいしい〜!うめえ。
おいしい。
いい顔して食いやがんな。
(イク)ホント。
俺こういうの好きでコックになったんだよな。
うまかったです!ありがとう。
ごちそうさまめ以子!私もごちそうさま!
(笑い声)おばあちゃん私分かったよ。
え?ジャムが減ると増えるものだよ。
「ごちそうさま」でしょ?め以子「ごちそうさま」っていうのは…。
あ…。
おばあちゃんどうしたの?あ…う…。
おばあちゃん?おばあちゃん!おばあちゃん!お母ちゃんは?今すぐどうという事はないと思いますがあまり無理はさせないで下さい。
…はい。
年も年だからね。
それなりにガタは出てくるさ。
(大五)駄目か。
おばあちゃん食べなかったの?胃に物を入れると気持ち悪くなるんだって。
何かねえのか?どんな時にでもこれだけは食べるっていうやつはよ。
(イク)そうねえ…。
め以子はおばあちゃんとの約束を思い出しました
和尚様!私たちが盗んだお供えのあれイチゴっていうんだけど持ってきた人のお名前とか。
おばあちゃんにイチゴ食べさせるの!
そしてめ以子が偶然出会ったのは農場の研究員でした
(黒田)亡くなった赤嶺先生はイチゴの研究をしてたんだよ。
これがイチゴ。
(白川)あげたいんだけどもうなる時期過ぎちゃってるんだよな。
(黒田)探そうどっかに残ってるかもしれないし。
僕たちの夢でもあるからね。
誰でもいつでもイチゴを食べられるようにしたいというのが…。
あった!あっ。
あった!あった!あった…。
ところがその帰り道め以子は道に迷ってしまいます
痛〜い。
あれ?あれ?あっ!え…。
(源太)いた〜!あんた何やってんの?ほらさっさと上がんな!イチゴ…イチゴ。
(イク)め以子!め以子!いい加減にしなさい!あんたが病気になったらどうすんだよ!一番悲しむのはおばあちゃんなんだよ!そんな事も分かんないのかバカたれが!おばあちゃん…。
イチゴ探しに行ってくれたんだってね。
うれしいよ。
ありがとう。
ごちそうさまめ以子。
昔はね食事を用意するのは今よりもっと大変でお客さんに食事を出すために馬を馳せて走り回って野菜や魚を集めさせたんだって。
そこまでしてくれた事への感謝を「ごちそうさま」って言葉に込めたんだよ。
だから「ごちそうさま」は馳せ走らせるって書くんだよ。
いいかい?だからねごちそうさまめ以子。
ごちそう…できてないよ。
こんなに走り回ってくれたんだもん。
十分ごちそうさまだよ。
・
(足音)
(源太)め以子〜!じゃあな!ありがとう源ちゃん!近う寄れ。
ほれほれもっと近う寄れ。
ああ…。
う〜ん。
おいしい?おばあちゃん。
ごちそうさまめ以子。
うん!
やがて私は浮世からおいとまを頂きました
今はぬか床に住みかを替えこの台所の隅から人知れずこの家を見守っておる次第でございます
(鈴の音)
め以子はその後すくすくと育ちすっかり大きくなりました
じゃあ頂きます。
う〜ん!
立ち居振る舞いは変わらぬまま大きく大きくなってしまったのでございます
2014/12/23(火) 08:44〜09:05
NHK総合1・神戸
も一度まんぷく!「ごちそうさん」ダイジェスト一挙放送! 第1週[字]
め以子と悠太郎が帰ってきた!連続テレビ小説「ごちそうさん」ダイジェストを一挙放送!このあと午後6時31分まで「ごちそうさん祭り」!
詳細情報
番組内容
明治44年、東京。洋食屋の娘・卯野め以子(豊嶋花)は小学一年生。腕のいい料理人の父・大五(原田泰造)、しっかり者の母イク(財前直見)、優しい祖母トラ(吉行和子)のもとで育った食いしん坊な女の子だ。初めて食べたイチゴの味が忘れられず、ある日、トラに食べさせようと大冒険。ついにイチゴを手にし、トラから「ご馳走(ちそう)さま」という言葉の深い意味を教わる。10年後、め以子(杏)は花の女学生になっていた。
出演者
【出演】杏,財前直見,原田泰造,吉行和子,豊嶋花
原作・脚本
【作】森下佳子
キーワード1
連続テレビ小説
キーワード2
ごちそうさん
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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