こんにちは。
11月17日月曜日、情報ライブミヤネ屋です。
衝撃の数字が出ました。
オーストラリアで行われたG20を終えまして、まもなく帰国する安倍総理大臣なんですが、永田町に吹き荒れる解散風を受けて、その決断に注目が集まっています。
というかもう決まってるんでしょうけども。
そしてけさ、総理が増税先送り、解散を決断するうえで、重要な鍵を握っているとされてきた、注目の数字が発表されまして、これ、マイナス1.6。
7月・9月のGDPの成長率は、予想を大幅に下回る数字になって、マイナスがついちゃいました。
この数字は一体何を意味するのか。
GDPって一体そもそもなんなのか。
きょうは、青山さんを含め、経済の専門家の方に詳しく分かりやすく解説していただきます。
きょう午前8時50分。
マイナス?マイナスに打ち直し。
マイナス1.6、年率換算、マイナス1.6。
まさかのマイナス。
ことし7月から9月のGDP・国内総生産の成長率は年率に換算してマイナス1.6%という、衝撃の数字だった。
GDPとは、国内で新たに生産されたモノやサービスの総額。
その成長率は、今の国の経済力を示す重要なバロメーターだ。
特に今回は、消費税増税の影響からどれほど経済が立ち直ったかを示す、安倍政権にとっても注目の数値だったが。
あー、マイナス1.6。
これは消費税増税以前の問題で、本当に日本経済、今、失速してるなっていう、すごい失速してるなって感じですね。
衝撃ですね、これは。
それがマイナスになるとは、びっくりしましたね。
これほど悪いと、やっぱりアベノミクスっていうのが正しいのかっていう議論も起きてくると思いますね。
GDPの速報値がまさかのマイナスとなったきょう、市場も敏感に反応しています。
日経平均のきょうの午前の終値は、マイナス453円18銭と大幅に下げ、ほぼ全面安という展開になっています。
なんか、そんなに調子悪いのかなっていう、ちょっといろいろ、心配になっちゃいます。
心配になる数字ですか?
そうですね。
いや、消費税がきつかったんじゃないんですか。
マイナスっていっても、まあ、ちょっと落ち込みかもしれないですよね、前の反動でね。
一方、解散・総選挙が迫る永田町では、野党が。
想像を大きく超える悪い数字でした。
いわゆるアベノミクスのカンフル剤と痛み止めに頼った施策では、限界があるということをより自信を持って訴えることができたと思っています。
安倍さんの経済政策の失敗だと、こういう話は明解だと思います。
この数字が裏付けてますね。
本当にこの数字ね、ちょっと記憶にないくらい、悪いですよ。
なんか、一説によると、石油ショック以来ではないかという話がありますけどね。
衝撃の数値は、アベノミクス失敗の表れとの主張。
しかし。
アベノミクスが成功したか失敗したか。
これは、失敗はしてないと思います。
デフレマインドを払拭しきれない中で、消費税を上げるということのインパクトが、想定より大きいということであります。
アベノミクスの失敗という批判は当たらないと思います。
ただ、消費税引き上げの影響がまだ残っていると、また円安等の影響によって、物価上昇に、賃上げが追いついていないという現状、ここはよく見極める必要があると思います。
果たして消費税率の引き上げはどうなるのか。
安倍総理がきのう、記者団に、自身の考えを語った。
消費税率をなぜ上げるのか。
税収を増やすためだ。
しかし税率を引き上げて景気が腰折れし、税収が落ちていけば元も子もない。
消費税の引き上げを先送りする考えを示唆したのだ。
ではなぜ、ここに来て、増税が先送りされるのか。
安倍総理はもともと、消費再増税にかなり慎重だったんですよ。
お会いして話していても、あっ、これは上げたくないんだなという感じを受けました。
そこへ、GDPの数字が非常に悪いっていう状況も生まれまして、GDPの数値が、消費税先送りを決断する背中を押したような形ですね。
すでに安倍総理は周囲に対し、衆院選の解散・総選挙へと踏み切る考えを示唆しているが、NNNの世論調査では、来月選挙を行うことについて、反対と答えた人がおよそ66%に上ったのだ。
国民の理解は得ることができるのか。
専門家の中でも慎重な意見が。
この時期に解散して、政治空白作るっていうのは、常識ではちょっと考えられないですね。
予算を編成しなくちゃいけない、経済をこれからどんどん支えてかなきゃいけない時期ですのでね。
政府の責任で、もし先送りをするというなら、なぜ先送りをするのかを、これはちゃんと説明をして、そして改正法案を出して、国会できちんと議論していただけばいいので、何も解散をして、その信を問うなどという必要は、全くない。
そんな中、解散に向け、着々と準備を進めている野党。
今回の安倍総理の解散、まさに、これは手前勝手な安倍総理の延命だけを考えた解散であるということ。
先週金曜日、民主党はみんなの党と会談。
来たるべき総選挙に備え、みんなの党と民主党との間で、合流を模索する動きも加速しているのだ。
あらゆる手段は排除されないということだろうと思います。
候補者どうしのバッティングについて、できるだけの調整を行って、各党が努力をするとともに、情報交換しながら、協力して進めていこうではないかと。
さらにこの人も。
やっぱり、人生を終わらすときには、やられたらやりかえすというのを、一回やっとかないと、納得できないですから。
怒りの矛先は、大阪都構想を巡り対立する公明党。
その公明党が議席を持つ選挙区で、自身が立候補する構えを見せているのだ。
議席を取って、当然、僕は市長を辞めなきゃいけない、知事も知事を辞めなきゃいけないけど、そのあと、ダブル選挙になりますよ。
まあこれは本当に、クレイジーだとかね、もう、クルクルパーだとか、ぶっ飛んでるとか、お前あほかとか、それは言われますけど、でも、なんとか自分が思ってやりたい。
一方、公明党大阪府本部の佐藤代表は。
私自身、今の段階ではお答えするわけにいかないので、自分の選挙の準備を、短期決戦ですから、着々と進めさせていただくしかないと、そのように考えております。
解散風が吹き荒れる永田町。
安倍総理は国民に対し、どう説明をするのだろうか。
解散直前か、直後に行う、安倍総理が記者会見して、何を訴えるか、どういう理由で解散するのかについて、国民の理解を得られるような会見をできるかどうかですね。
安倍総理はやっぱり、一世一代の勝負をかけられるんじゃないでしょうか。
安倍総理の一挙手一投足に注目が集まる中、きょうのミヤネ屋では、政治と経済の両スペシャリストをスタジオに招き、今後の日本がどうなっていくのか、分かりやすく解説する。
さて、まずは市場も大きく反応しました。
東京株式市場、株価はほぼ、全面安となっています。
東京証券取引所には、日本テレビの安藤記者がいます。
安藤さん。
GDPが市場の予想を大きく下回って、マイナスとなったことを受けて、株価も大幅に下落しています。
日経平均株価は一時、先週末に比べて500円値下がりするなど、取り引き開始から値を下げ続けています。
現在の株価は先週末の終値に比べて、440円安い、1万7049円となっています。
やはりあれですかね、GDPの結果が悪かったっていうのが原因ですか?これ。
もともと、個人消費がなかなか回復しないということで、GDPの数字が低いことは予想されてはいたんですけれども、ふたを開けてみると、予想をはるかに下回る、マイナス成長ということで、市場ではネガティブサプライズと受け取られ株が大きく売られました。
先週のうちから消費税増税先送りということで、景気浮揚策が打たれるという期待から、株価が大きく上昇していましたので、この利益を確定させるための売り注文も多く入りました。
また、株を売って、安全資産の円を買う動きが、円高につながりまして、円高でまたさらにこれが株の売りにつながるというふうになっています。
外国人の投資家がお金引き上げちゃったみたいな話もあるんですけど、そういうこともあるんですか?
そうですね、けさ方は買い注文入ってたんですけれども、やはり消費増税だったら金融緩和という期待で買っていたのが、先に金融緩和、追加緩和されたというのもありまして、売られているというのもあります。
分かりました。
ありがとうございました。
さて、東京のスタジオには日本テレビ解説委員の青山さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そのGDPの速報値というのを、これだけわれわれ、注目したのは、ひょっとして初めてかもしれないんですが、当初予想だと、プラ2からプラ2.4ぐらいじゃないかっていう話だったのが、マイナス1.6って出た。
これは永田町は衝撃走ってるんですか、やっぱり?
そうですね、そもそも、例えば消費税を上げるという判断するには、景気の流れが元に戻ってきてると言わなきゃいけないんですが、本当に完全に元に戻ってるんであれば、5%強のプラスじゃなきゃいけないという見方があったんですね。
ただ、戻る基調にあるとせめて言うためにも、やはり3%台は必要だといわれてたんですね。
2%でも、それでも低いねという話だったのが、マイナス1.6%というのは、もう増税派の人も、これはしかたないねと言ってますし、とても増税なんていう雰囲気じゃないというような、もうサプライズが巻き起こっているというような状況です。
GDPの7月から9月の速報値は、あんまりよくないよというふうに言われてた。
そんな中で、安倍さんが帰ってきて、まあ景気もなかなか上がってこないんで、解散をして、消費税先送りの信を国民に問いたいというシナリオだったと思うんですが、これがマイナス1.6っていうのが出ちゃったと、安倍さん自身もショックなんですかね?これは。
そうですね、安倍総理がどこまで予測していたかは定かでありませんけれども、やはり今、自民党内で語られているのは、消費税増税の先送りよりも、アベノミクスそのものが失敗だったんじゃないか、今、野党追及してますが、そういう議論にいくと、非常に、選挙そのものも厳しくなる可能性があるということが、早速ささやかれていますね。
だから、当初は消費税先送り、これを国民に信を問うっていう話だったのが、この速報値が出てから、アベノミクスは失敗だったんじゃないか、このあたりが論点に、変わりそうな感じですかね?
そうですね。
野党はもう、早速、そのように追及してます。
一方で与党側は、例えば株価は確かに以前、民主党時代に比べると非常に高くなってますし、一方で、有効求人倍率とかは改善してますので、そういったところをアピールして、これはアベノミクスの失敗じゃなくて、消費税を8%に引き上げたためなんだということで、アベノミクスは評価をしてほしいということを訴えていくと、このあたりが論点になってくる可能性は、十分ありますね。
ちょっと解散等々のスケジュールはこのあと、お聞きしたいと思いますが、もう一人、経済の専門家、第一生命経済研究所主席エコノミストの永濱さんとも中継がつながっています。
永濱さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大体、GDPの速報値、7月から9月、よくないよっていう予想が出てて、専門家の方々も2.4、プラスの2.4ぐらいじゃないかと。
近々にきて、いや、2.0ぐらいじゃないかっていう人も出てきた。
それがマイナス1.6っていう、この開き。
これ、経済のプロの人たちも、こんなに開いたっていうのはどういうふうに見るんですか?
要は、これは専門家はどうやって予測をするかというと、4ー6月から7ー9月にかけての需要、言うならば、分かりやすく言うなら売り上げですね、ここを中心に予測するんですね。
そうすると、売り上げのほうがちょっと戻っているんですよ。
ただ、予測がしにくいのが、結局GDPっていうのは生産になるわけですから、要はどれだけ企業が生産したかが分からないわけで、そこの差が在庫で出てくるんですね。
ここがやっぱり予想以上に、在庫が下落ちしていて、マイナスとなってしまったということですね。
ということは、企業がどれだけモノを作っているか。
在庫をどれぐらい抱えているか。
ということ?
そこが予想以上に企業が生産を調整していたということが明らかになったんですね。
ただ、需要だけで見たら、ちょっと戻ってるということは言えると思います。
しかし、永濱さんはじめ、これ、経済の専門家の人は、これだけ外しちゃうというのは、ちょっと正直、ショックじゃないですか?
そうですね。
ただまあ、言い訳はしていただくと、当研究所はプラスの0.8で、最弱気で見ていたんですけれども、さらに、それをしたまわったということで、やっぱり予想以上に企業の慎重な見方で生産調整が強かったということだと思うんですね。
そのGDP速報値、GDP速報値って言ってますけど、じゃあ何なんだと。
われわれもはっきり分かりません。
もう一度確認しましょう。
GDP・国内総生産です。
日本国内で1年間に新しく生み出された生産物や、サービスの金額の総額をいいます。
そして、経済成長率は、GDPの1年間での伸びを表していまして、これが国の経済力を示す重要なバロメーターとなるとされています。
日本国内で、1年間に新しく生み出された生産物、サービスの金額の総額ということで、これ、永濱さん、この生産物っていうのは、商品ということですね。
そうです、はい。
あとサービス。
サービスって、例えば具体的にはどういうことをサービスっていうんですか?
外食とか旅行とかですね。
美容院とか、そういうところも入ります。
いわゆる買い物をした方は増えてる。
いわゆるそういう需要は伸びてんだけども、ここの部分の在庫がめちゃくちゃ余ったってこと?
そうです。
生み出された生産物やサービスの売れ行きは戻ったんですけど、供給する側の企業のほうが、より生産を減らして、在庫がすごい減ったってことですね。
在庫が減った?
生産ベースではマイナス。
だから生産ベースではマイナスなんです。
つまりアベノミクスで景気もよくなったような気がする、株価も上がった。
だから、こういうものっていうのは、どんどんどんどん生み出されるんじゃないかなと思ってたら、企業が意外と慎重だったと?
逆に言うと、やっぱり4月からの消費税率の引き上げで、影響が予想以上に大きかったので、企業がたくさんの在庫を抱えすぎちゃったんですね、4ー6月に。
だからそれをはけさせるためには、7月から9月は、ちょっとぐらい売り上げが戻っても、要は生産を抑えないと、在庫が減りませんから、そういう影響がGDPに大きく出たと。
なるほど、そういうものか、GDPは。
いわゆる消費税8%にしたときの反動減が大きすぎて、在庫があまっちゃったんで、少々景気が戻っても、その在庫をはけるのに大変で、新しいものっていうのは、あんまり作らなかったってこと?
そういうことです。
そういうことか。
しかし、春川さん、経済は生き物っていいますけれども、今回、天候不順なんかもありました。
なかなか、経済の先を読むっていうのは、プロの人でも相当難しいんだなと、今回感じますね。
ねえ。
経済については、本当に3か月とか半年先読むのも非常に難しいといわれてますけれども、今回みたいに、やっぱり専門家の方がほとんど外してしまうっていうのは、本当に珍しい状況ですよね。
それとやっぱり、今回、考えなきゃいけないのは、短期的に経済どうなっていくのかというところもそうですけども、長期的に見ても、やっぱりなかなか、企業をはじめとしてね、将来に対してやっぱり不安というか、安心感を持てないという状況も、やっぱりかなり影響してるんじゃないですかね。
さて、そしてこちらご覧ください。
ここですね。
速報値ではマイナス1.6なんですが、永濱さんおっしゃったみたいに、個人消費は上がっているんです。
0.4、ね、人は物を買ってるみたいですね。
設備投資マイナス0.2。
まあ、これから景気がよくなるから、いろいろ企業に新しい機械を入れようとか、新しい工場を作ろうという、そういうのはちょっと慎重になってた。
住宅に至っては、マイナス6.7。
さあ永濱さん、このそれぞれの設備投資マイナス0.2、住宅投資マイナス6.7。
これをどういうふうに見ますか、個別に見ると。
やっぱり、住宅のほうについては、それだけ消費増税前の駆け込み需要が大きかったので、まだ反動が癒えてないという見方ができると思います。
ただ設備投資については、実はほかのいろんな設備投資の計画データなんか見ると、多分ここまで悪くないと思いますので、これ12月に発表される2次速報では、私は上方修正される可能性が高いのかなと。
さらには、ここに含まれていない公共投資とか、このへんはプラスに効いていて、あと輸出のほうも、今回は4ー6から7ー9にかけて増えてますから、そういった、需要ではそんな悪化が続いているわけじゃないんですよ。
さっき言った在庫の部分の影響が大きい。
これ、速報値、あくまで速報値ですから、来月になると確定した数字が出てくるんですよね?
2次速報が出てきますね。
そのときになってくると、この数字は変わる可能性があると?
可能性がありますね。
ただ、いずれにしても、変わっても、それこそ消費税を次、上げられる判断ができるような数字には戻らないと思います。
ですのでやっぱり、今回の消費税率の引き上げというのは、ちょっと結果的には、ちょっと失敗だったのかなという気はしますね。
青山さん、このあたり、GDPなんですけども、8%に上げたことが天候不順などもあったりして、予想外に響いた。
じゃあ10%にしようかっていうことで、これ、景気条項、いわゆる条件が入ってたんですが、それさえもぶっ飛んでしまうような数字が出てしまった。
だから、これは安倍さんとしたら、一つ計算外だったと言ってもいいでしょうか?
そうですね。
ただ、安倍総理はそもそもVTRの中で田崎さんも言ってたように、消費税の増税を、8%から10%にするのは、1年半しか間が開いてないわけですね。
これはあまりにも短いって話は、ずっと前から言ってたんですね。
大丈夫なのか、大丈夫なのかって話をしていたんです。
ですから、安倍総理としては、やはりこの8%にする、そして10%にするというのを、あまりにも短い期間でやるのは危険だと思っていて、今回も非常に慎重な判断をずっとしようとしてきたわけです。
ですから、さすがに予想以上に悪かったとはいっても、安倍総理としては、野田さん、民主党の野田前総理とそして自民党の谷垣総裁で決めたこの法律自体は、それみたことかと、やはりこんなやり方をすると、だめじゃないかというような思いはどこかであるんじゃないかと思いますね。
はぁ。
これがしかし、なんですかね、梅沢さん、われわれ国民はちょっと、訳分かんなくなるんですけども。
本当、そうですよ。
いわゆる景気が思ったほど上がらないんで、消費税先送りしていいですかということが論点になりそうだ。
一方で、アベノミクスっていうのがあって、これ、G20なんかでは、日本はもう、株価も上がってるし、それから雇用も上がってるし、経済成長も見事に達してるんだって言ってて、あれ?どっちがどうなんだろうっていうのはありません?
だから僕、今回の選挙が始まるなんて話も前から聞いてたんですけれども、ある方から。
でも、なんかこう、話を聞いてると、消費税上げるので、つまり上げますからって言えないので、選挙やって、自民党が勝てば、あんたら10%に上げたってOKなんでしょって、そういう選挙をやりたいとしか思えないじゃないですか。
なんか、聞いてると。
なんのために選挙しなきゃいけないんですか?
これがよく青山さん、大義があるとか大義がないとか、いろいろ皆さん、分かれるんですけれども、大義があるっていうことはやっぱり、消費税を上げるというのは約束だったんで、それをほごにするから選挙して、民意を問うという人と、それから今、梅沢さんみたいに、いや、これはもうじっくり腰据えて、経済政策やってもらったほうがいいんじゃないかっていうところ。
論点がぼけてるんじゃないかという、これ、専門家の方でも意見分かれてますよね。
そうですね。
それはもう専門家もそうですし、自民党内だって、こんな時期に選挙する必要はないっていう人は多くいたわけですね。
これは本当に総理大臣が、やはりいろいろな状況を考えて、決断するというものなわけなんです。
ただやはり、この消費税の増税を見送るという判断は、国民生活には本当に大きな影響を与えるものですので、これをきっかけに、選挙をするというような判断がいいのか悪いのか。
これは本当に安倍総理が今後、記者会見でどのように説明するのかというのが、本当、大きくかかってくると思いますね。
だから、安倍さんが恐らくあしたあたり、会見されるんでしょうけれども、その会見が、一つの安倍さんが掲げる選挙の意味だったり、テーマだったりするっていうことですか?
全くそうですね。
安倍総理、あした恐らく遅い時間、夜になると思うんですけれども、記者会見を開く予定にしてるんですが、そこで安倍さんがまさに梅沢さんが言うような疑問に答えるような、何かもう、ここは信を問わなきゃいけないものがあるんだっていうことを納得させられるかどうか、これがこの選挙の行方にも、大きく影響すると思いますね。
さあ、第一生命の永濱さん。
これ、アベノミクスの成否、成功だったのか、いや、失敗だったのかっていうふうに、そういうところが争点になりそうなんですが、これ、まだ道半ばなのか、失敗なのかっていうのは、われわれ国民はちょっとまだ分からないんですけど。
アベノミクスの三本の矢ということに限定をすれば、大きく成功していると思いますね。
というのも、株価もおととしの秋からは、もう2倍になっているわけですね。
でも、それだけでも実感湧かないかもしれないですけど、おととしの秋から雇用者数も100万人も増えてるわけですよ。
さらに家計の金融資産も130兆円も増えてるわけで、賃金も前年比で雇用者報酬を含めると2.5%増えていて、過去15年を振り返っても、こんなに景気がよくなったことなかったんですね。
ただ、問題なのは、途中まではよかったんだけれども、やっぱり消費税を一気に3%上げたというのは、これ大きすぎたと。
さらに景気対策もちょっと不十分だったので、それを分けてやっぱり考えるべきだと思うんですね。
だから、嵩原さんね、今、永濱さんのお話聞くと、非常に雇用もよくなってると。
もちろん、株価もどんどんどんどん上がってる。
一方で、原油が今までちょっと高かった。
最近下がってきましたけど。
あと、円安で原材料費が高くなって、バターなんて品薄だったりとか、さまざまな食品がスーパーで値上がりしている中で、恐らく家計を支える主婦の皆さんとか、景気が上向いてるって実感少ないと思うんですよね?
そうですよね。
どちらかというと、景気が上向く上向くと、少し我慢すれば上向くから、みんな我慢してくれでスタートしたと思うんですね、確か。
それがだんだんだんだん、あれ、そうじゃないんだ、一部回復しているところもあるけれども、私たちって回復してるの?と疑問を持ってる人が、いわば声を出すようになったというか、それがまあ、大きく出てきた。
それによって今回、結局8%というのにノーを突きつけたということになるんでしょうけれども、やっぱり感覚として、やっぱり景気上向いてるってこと、実感している人っていうのはどれほどいるのかというのがありますからね。
永濱さん、このあたりだと思うんですよね。
民意っていうのは。
景気回復の実感っていうのがあるかないかっていうね。
恐らく、これまでのアベノミクスを例えばお風呂に例えるようにすれば、要はお風呂をたいて、確実に温度は上がっているわけですよ。
ただ、周辺はあったかくなってるんだけど、真ん中はそんなにあったかくなっていない中で、消費税という氷が大きすぎたんで、冷えちゃったんで、恐らくこれから求められてくるのは、引き続きあっためながら、温度をかき回すといいますか、かき回して、温度を均一化する。
いうなれば円安に伴って副作用が出てくる家計とか中小企業向けに、どういった支援策を打ち出すか。
恐らくここは一つ、選挙の争点になってくるんじゃないかなと思いますね。
つまり、東京とか大都市はいいんだけど、地方には全然景気が上向いた感じがない。
それから若干給料上がったかもしれないけど、その分、いろんなものが上がってて、生活が楽になったという実感がない。
そういうものを、安倍さんがどういう、いわゆる給付なのか何か分かりませんけども、出して、かき混ぜて、温度を上げるという作業ができるかどうかってことですね。
そうです、全体の温度を上げるかですね。
あとはもう一つ言えるのは、物価が上がっていて、負担が増えてるいるとはいっても、円安の影響っていうのは1%ぐらいで、消費増税の影響は、その倍以上もあるわけですね。
それを考えると、やっぱり、消費税とアベノミクスの効果は、やっぱり分けて考えないと、これはやっぱり、判断を見誤るんじゃないかと思います。
だけど永濱さんね、でもね、アベノミクスが景気を上げてくれるから、消費税上がってもあんまり負担感じないよっていうふうに、われわれは思ってたんですよ。
いや、それはそうなんですけど、私はもともと、消費税の3%の上げ幅というのは、これ、ちょっと大きすぎるんじゃないかなと思っていて、やっぱりそれなりの家計の収入が増えてから、消費税上げるべきだと思うんですね。
海外を見ても、やっぱり1回の消費税の上げ幅って、もう8割ぐらいが2%以下でやってるわけですね。
今回、そもそも上げ幅が大きすぎたと。
さらにそれに対する景気対策っていうのが、要は5.5兆円もお金使ったのに、公共事業に半分以上行っちゃって、本当に負担を感じてしまう家計とか中小企業へのお金使う金額は少なすぎた。
これがやっぱり一つ大きなポイントだったと思うんですね。
だからもう、春川さん、争点が消費税先送りとかそういうのじゃなくて、なんか本当に違う方向にいきそうな気もしますね。
だから今回の選挙、大義あるとかないとかいうところは、意見は分かれるところでしょうけれども、実際、本当、争点としては、今までは、消費増税予定どおりやるって言ったのをやめますから信を問うといってたのに、この数字を見たら、ほとんどの人がたぶん、ちょっと大丈夫かなと思うでしょうけども、だからアメリカの中間選挙じゃないですけど、4年の任期の中で2年過ぎて、アベノミクスも含めて、安倍さんが今までいろいろ進めてきた安全保障とかもいろいろ含めて、安倍政権、今後もちゃんとやってほしいかどうかっていうところに、やっぱり判断を求めるという選挙になりつつあるんじゃないですかね。
それから、アベノミクスなんですが、ちょっと日経平均はどんどんどんどん、ずっと上がってきて、きょうがんっと下がったんですけれども、ちょっとこちらご覧いただきましょうか。
先月の31日に、日銀が追加の金融緩和をやりました。
黒田バズーカといわれまして、がーんと上がりました。
これ、青山さん、日銀の黒田総裁、ここで黒田バズーカ撃ちましたよね。
株価上がりましたよね。
でも今回、マイナス1.6という数字。
どうやら解散・総選挙になる。
日銀サイドとしてはどういう思いなんですかね、これ。
黒田さんは、日銀総裁としてのミッションは、物価を2%上げるという目標を達成することなんですね。
やはり実はもう、消費税の影響もあって、ちょっと厳しい状況が出てきたので、やはり黒田さんの言う追加の金融緩和、黒田バズーカというんですかね、それを実施したということで、これはそもそも黒田さんのミッションを達成しようと思ってやったことなんですね。
ですから、株価が上がったりしましたけれども、今回の消費税の増税の見送りと、直接連動しているかというと、そうではないと思いますね。
永濱さん、これ例えば黒田バズーカといわれた追加の金融緩和を、もっと早めにやってると、このGDPの速報値って変わったんですか?
いや、でもやっぱり、金融政策の効果というのは、少し時間を伴いますので、そういった意味からすると、やっぱり今回、消費税上げるときに、5.5兆円の景気対策やったわけですけれども、例えばその半分を例えば家計とか中小企業の支援に回すとか、そういうことをやっていれば、ここまで悪影響が大きくなることはなかったと思います。
経済って、なかなか難しいものですけども。
その増税先送り、これ、メリット、デメリットといろいろいわれておりますが。
これ、先送りの影響で懸念されているのが、まず社会保障費の財源です。
待機児童解消などの保育制度の拡充ですとか、低所得者向けの給付金、これらの財源をどうするのか。
さらに、国際的な国債の信用低下によって、長期金利が上昇するリスクが高まっています。
そうなると、住宅ローン、それから企業の設備投資に大きなダメージを与えるとされていまして、さらに景気が冷え込む可能性も指摘されています。
さあ永濱さん、お聞きしますが、社会保障費に充てるんだと、これ、消費税10%にして。
そのお金が財源、どこから出てくるのっていうのが一つ心配なんですが、これ先送りした場合、どうなるんですか?これ。
1つは、物理的には、過去にもあったことなんですけど、つなぎ国債という形で、新しく国債発行して、調達する方法もあります。
ただ、足元では、そうはいっても、やっぱりアベノミクスって、景気全体で考えると確実に効果が出ていて、国の税収は、今年度2兆円ぐらい上振れしそうな勢いで来てるんですね。
それを考えると、財源っていうのはそういったところで作れる可能性も私は十分あるんじゃないかなと思いますね。
いわゆる財源賄えると。
1年半ぐらい先送りしても。
はい。
実際に、例えば円安の副作用の話ばっかり出てきますけれども、財務省の試算だと、1円円安になるだけで、国の税収というのは、900億、税収増えるという計算もありますから、これ、確実に税収は増えてるわけなんですね。
だからそこの部分を一部、あてがうというやり方も、私は物理的に可能だと思います。
あと、国債の信用が下がって、長期金利が上がって、住宅ローンとか設備投資、このへんがしにくくなるっていう、この国債の信用が落ちて、長期金利が上昇するというリスクはどうなんですか?
これについては、需給関係で考えれば、今、日銀が、それこそサプライズ緩和で、さらに国債を大量に買いますから、短期的に金利が上がるということは、これはないと思います。
ただ、長い目で考えて、将来的に日銀がこれまでの金融緩和をやめるときに、一方で国の国債の発行量っていうのが相当増えちゃってるんです。
そこで金利が跳ね上がるというリスクは当然あると思います。
そういった意味では、たぶん今回の選挙の争点の…。
ちょっと先になったら、そういうリスクが出てくるかもしれないよということですね、長期金利が上がるという。
はい、そういった意味で、やっぱり増税だけでなくて、歳出削減という、そういった方向性も、これから必要になってくるんじゃないかなと思いますね。
さあ、青山さんにお聞きしますけれども、きょう夕方、安倍総理が帰ってきまして、これ、消費税上げる上げないって方の会議がありましてね、点検会合なんていわれてますけど。
これ、マイナス1.6が出たことで、会議してる方には申し訳ないですけど、これ、もうぶっ飛んじゃいましたね。
そうですね、あんまり意味がなくなってきましたね。
会見は、火曜日なんですか?
ええ、あしたの夕方にまず、景気対策について、円安対策などについて、安倍総理、指示しまして、そのあとに会見をして、消費税の増税先送りと、解散を発表するという、今、段取りが検討されていますね。
翌日にはもう解散?
今、19日に解散する方向で、法案を通す通さないという問題があります。
特に地方創生の関連法案は、やはりこの国会、なんで開いたのかって話になっちゃいますので、なんとか通したいので、19日に解散できるように、今、国会で与野党が攻防しているところですね。
ですから、重要法案があるんで、これ、ここにずらすんじゃないかって話もありますよね。
参議院が最後、法案成立の鍵を握ってますので、参議院側は、与野党うまくやるために、ずらしてはどうかという提案もしてるようなんですが、実際、これもう2日ずらすことによって、与野党でうまくやったところで、もう選挙近いので、もうそこで仲よくやる必要があるのかという議論もありますので、安倍総理としては、早く解散してしまいたいという意向があるようですね。
12月2日公示して、14投開票っていうのはほぼこれ決まり?
これはもう、固まったと見ていいと思います。
あと来年度予算の編成、ここだったらぎりぎり、なんとかできるんじゃないか、14日だったらって話、ありますけども、これも来年になるんじゃないかという話もありますよね。
やはり予算編成ですね、特にこういう景気状況が厳しくなってくると、やはり速やかに編成して、翌年、きっちりと通常国会で審議して、3月中に成立させるというのがやっぱり大事になってきますので、やはりここは、安倍さんとしても、なんとか、投開票は14日にやって、急いで編成したいというところでしょうね。
さあそして、自民党、公明党に対して、野党はなんとか再編を模索しているという動きがここで出てきた。
そうですね、野党再編への動き、活発になってきていますが、中心となるのは民主党、みんなの党、維新の党の3つですが、それぞれの党が選挙協力、それから連携を模索しているといった状態です。
これ、春川さん、なかった話ではないんですが、にわかにいろんな組み合わせが出てきちゃった。
これどう見ます?
やっぱり選挙が近づいてくれば、今の小選挙区制でいうと、やっぱり野党は、固まらなければ勝てないので、それは一緒になるかどうかは別にして、ただ一方で、なんていうか、政策もちゃんとまとまらないのに集まってしまうと野合だといわれてしまうので、そこらあたりが厳しいですけれども、やっぱり最低限は選挙区の調整、ようは野党どうしがつぶし合わないという方向でなんとかまとまればという感じなんですよね。
これ青山さん、本当に急に決まっちゃった解散なんですけど、うまく野党、まとまれますかね?
一番、野党にとって勝てるのは、やはり1つの党にまとまって、名簿も一緒にして、例えば比例ももうまとまって、1つの政党に投票してもらうというのが、恐らく一番理想的なんですけど、もうそこまではほぼ無理ですね。
やはり政党は例えばこのまま残って、個別の選挙区で協力し合うのがどこまでできるかということなんですが、やはり比例代表が一方で、残るわけです、そうなりますと。
皆さん、でも、比例代表でも票を取りたいので、比例代表で、じゃあ票を増やすには、各選挙区で候補者に頑張ってもらわないといけないということもあるわけで、そうすると、みんな候補者を立てなきゃいけないわけですね。
ここに相矛盾する点があるわけなんです。
協力もしなきゃいけないけど、立て合わなきゃいけない。
そうですね。
じゃないと、比例でどれぐらい票が取れたかっていうのは各選挙区で決まるわけですから、じゃあ、ここは、うちは遠慮します。
ここ、うち遠慮しますっていってるんじゃ、だめだってことですよね?
そうなんですよ、比例票がどうしても減ってしまうことになるわけですね。
ですから、そこのこのせめぎ合いで、本当に時間ありませんので、どこまでできるかっていうと、なかなか厳しい面もあるというのが現状ですね。
みんなの党なんて、渡辺さんと浅尾さんで、全く意見が違いますし、これ、嵩原さん、この方が出るって、知事も出るってことなってくると、大阪はなんだろう、2年連続で市長選やって、なんかトリプルだみたいなね?
そうですよね。
大阪の人たちが言ってるのは、もうとにかく大阪の府政、市政を落ち着いてやってほしいという願いが前回も言われて、前回の市長選でも言われてたんですが、またにわかに、橋下さんがもう出馬をにおわせるような発言をされている。
一体全体、大阪を、橋下さん自体は大阪の都構想を進めるために立候補するんだということをおっしゃってて、それも理解できるんですが、一方では、恨みを晴らすみたいな話もしてるわけですからね。
そういう意味で、本当に大阪は治まるのかというのもすごく心配ですし、注目してますね。
さあ、安倍さんが会見をされて、そこで一つのテーマ、論点というのが出てくると思いますけれども、青山さん、どこを注目したいですか?
やはりですね、今回、選挙、大儀がない、あるは別として、やはり選挙が行われるんですから、やっぱり何か、われわれは争点を見つけなきゃいけないわけですね。
やはり安倍さんはアベノミクスは成功してるんだという、アベノミクスの評価、そして外交面ですね、日中首脳会談とか、日朝交渉とか、進んでいるということをアピールしたいと思うんですが、やはり選挙で勝ってしまうと、ほかのすべてでお墨付きを得たといって、どんどん進んでいってしまいますので、例えば原発の再稼働であるとか、集団的自衛権の話とか、ありとあらゆる点で、安倍さんがどのように説明して、どういう方向を目指しているのか、一つ一つ、冷静に判断していくということが、一つは必要だと思いますね。
春川さんね、いわゆるアベノミクスが成功か失敗かっていうところって、非常にわれわれには分かりにくい中で、それがワンイシュー、テーマになりがちなんですが、今、青山さんがおっしゃったみたいに、このあと来年度に向かって、重要法案、いっぱいあるわけですよね。
そこの重要法案を一個一個、僕ら点検していきながら、じゃあ、どこに任せるかっていう、ちょっと広いアングルが必要な気しますね。
そうですね。
先ほどもちょっと申し上げましたけれども、どうしても短期的な目の前のことで、今回でいうなら、消費税どうこうなんでしょうけれども、やっぱりこの国をどこに持っていくかということについて、安倍さんがどこまではっきりとご説明されて、それに対して、いや、言うとおりだと思うのか、いやちょっと待てよと、安倍さん、ちょっと待ってくださいよと思うかですよね。
それについてはやっぱり、先ほどもお話出てるように、社会保障の問題もありますし、安全保障の問題もありますし、この国をどんどんどんどん、なんていうんですかね、生産性を高めて、どんどんどんどん成長していくのか、でもある程度の成長でいいから、一人一人が幸せを感じるっていう、その国の成長のしかた一つとっても、いろいろな考え方があるわけじゃないですか。
少子高齢化もどんどんどんどん進んでいるわけですからね。
だからそういうことも含めてね、この国をどういう方向に行くかという、なかなか、選挙の争点にはなりにくいんですけれども、この国の将来を問うということについても、やっぱりね、ものすごく、今、私が危惧しているのは、投票率下がるんじゃないかというのを、ものすごく危惧しているので、選挙、分かりにくいじゃないですか。
だから恐らく、投票にまず行っていただきたいのはもちろんですけれども。
そうですね。
なんですか、僕がいうのも生意気ですが、消極的選択というよりも、あえて自分たちで争点を探していって、よし、投票しようっていうふうに、マインドがなればいいですよね、有権者の方々がね。
だから、有権者の方々が投票に行きたくなるように、メディアもそうですけども、じゃあこの点はどうなんですか、この点はどうなんですかっていうことを、やっぱり争点をはっきりしていってもらうということが、大事だと思うんですね。
で、野党の方も、アベノミクスがじゃあ失敗なら、代替案も具体的に出していただきたいなと思います。
青山さん、永濱さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、アメリカ軍の基地移設。
最大の争点となった沖縄知事選なんですが、移設反対派の翁長雄志氏が、賛成派で現職の知事の仲井真さんにこれ、10万票の差をつけて初当選しました。
今後、普天間基地の移設問題、辺野古、これどうなるんでしょうか。
きのう投開票された、沖縄県知事選。
前那覇市長の翁長雄志氏がおよそ36万票で初当選を果たした。
今回の公約を含め、しっかりと県民の皆様方に約束したことを、実行していく中で、私たちの子や孫に、安心安全で、ふるさと沖縄に誇りが持てるように、こういった環境を残していくために、全力を尽くしていきたいと思います。
一方、現職の仲井真弘多氏は、およそ10万票もの大差をつけられ、3度目の当選とはならなかった。
全く想像外、想定外というか、全く考えてなかった結果ですね。
というしかありません。
4年前の知事選よりも、高い投票率を記録した今回の知事選。
最大の争点となったのは、アメリカ軍普天間基地の移設問題だ。
今、米軍機が基地に帰ってきました。
ああ、もうだいぶ近くに来ると、音が大きくなってきますね。
そして住宅の真上を通っています。
わー、ものすごい音がします。
周りにビルや住宅が立ち並び、世界一危険な飛行場ともいわれている普天間基地。
日米両政府が、この普天間基地の返還を合意したのは、今から18年前の1996年。
移設先は、住民の少ない名護市辺野古地区とすることで、閣議決定されたのだが。
基地移設反対!埋め立て絶対許さんぞ!
地元住民らの反対の声が。
一番いいのは、海外に移設されることが、移転されることが望ましいと思っておりますが、最低でも県外移設が期待をされると。
民主党政権時代の鳩山総理の国外・県外移設発言などにより、普天間基地移設問題は迷走。
しかし政権が自民党に戻ると、辺野古への基地移設計画は、再び動き出し、仲井真氏も去年12月、辺野古の海の埋め立てを承認。
18年の時を経て、ようやく、普天間基地の移設が現実味を帯びてきていたのだが。
結果は、こういう思いもよらない結果となっておりますが、これはもうひとえに、私の力不足、不徳のいたすところであります。
誠に申し訳ございません。
基地を小さくして、辺野古に移して、さらにそこで落ち着ける、そして辺野古の人も、決してね、ノーと言っておられるわけじゃないんで、こういう現実的な選択できちっと収めないと、結局、いつ解決するかの見通しがつかないではないですか、19年もこの問題をやって、私の考えが通ってなかったのかなという気がしないでもないですね。
沖縄県民は、基地の移設にノーを突きつけた。
当選した翁長氏は就任後、仲井真知事が行った海の埋め立てや承認について、取り消しや撤回も視野に入れているという。
やっぱり去年の12月の知事さんの行為は、沖縄県民からすると、許すことができなかったということが一番大きいと思います。
普天間基地の国外・県外移設、それから県内には造らせない、新辺野古基地は造らせないと。
長きにわたり迷走し続けている普天間基地移設問題は、今後、どうなるのか。
東京のスタジオには、元防衛大臣の森本敏さんにお越しいただいています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず結果なんですけども、移設反対の翁長さんが、賛成の仲井真さんに10万票もの差をつけた。
この大差っていうのは、森本さん、どういうふうに見ますか?
6、7月ごろはもう、ダブルの差で、翁長さん大勝っていう見込みでおったんですけれども、私が先月、沖縄に行って取材をしたころ、同じく読売テレビも取材しておられたと思いますが、そのころから徐々に、仲井真さんが追いついて、肉薄して、もう少し僅差ということなんではないかというふうに、直前思ってましたが、私が考えていたよりも、差が大きかったですね。
さあ、
さて、移設反対の翁長さんが当選したことで、政府の反応ですが。
移設の政策は継続していくとコメントしています。
このあとお話もゆっくり聞きたいんですが、嵩原さんは沖縄・宜野湾の出身ですが。
父も母も宜野湾にいますけれども。
複雑ですか?どうですか?
宜野湾市の人間としては、非常に複雑で、もともとこの問題は、自分の所が危ないから、人の所に移せよって話なんですよ。
それ自体が非常に、罪悪感が。
ちょっと申し訳ないという気持ちも出てますか。
そのへんのお話も聞きます。
阿波おどりで有名な徳島県が作製したPRビデオが、鳴門の渦潮のように波紋を呼んでいる。
東京がどないしたん。
徳島が東京を救ったるわ。
タイトルは、ずばり、VS東京。
人口76万人の徳島県が、人口1300万人の東京都を挑発する、その思惑とは?
相手は高校時代の同級生で、かつてのマドンナだった女性だ。
日本を代表するあのフリージャーナリストが明かした真剣交際。
その驚きのきっかけとは。
先週報じられた、女優、柴咲コウさんと、サッカー元日本代表、中田英寿さんの熱愛。
今、この2人の交際を巡り、スポーツ新聞各紙で、ある異変が起きている沖縄の基地移設問題、選挙結果を受けて、どうなるのか、
ここで最新のニュースです。
下川さん、お願いします。
お伝えします。
国際的な自然保護組織であるIUCN・国際自然保護連合は17日、絶滅のおそれのある野生生物を掲載したレッドリストの最新版を公表し、太平洋クロマグロを絶滅危惧種に指定しました。
将来的に取り引きの規制につながる可能性もあります17日に発表されたリストで、太平洋クロマグロはこれまでの軽度の懸念から、絶滅危惧種に、2段階引き上げられました。
太平洋クロマグロは、すしや刺身の材料のため、主にアジアで行われている漁業を背景に、成魚になる前の時点で捕獲され、繁殖の機会が奪われたため、この22年で19%から33%減少したと推定されています。
また、アメリカウナギも絶滅危惧種に指定されました。
レッドリストに法的拘束力はありませんが、野生動物の保護を目的としたワシントン条約で、国際取り引きを規制する際に、有力な参考資料とされており、将来的に規制につながる可能性もあります。
性的暴行を加えられそうになったとうそをつき、会社社長の男性から金を脅し取ろうとしたとして、モデルの女ら2人が警視庁に逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、アパレル会社社長でモデルの鈴木雅子容疑者と、金融会社社長の岡村泰孝容疑者です。
警視庁によりますと、鈴木容疑者らはことし9月、会社社長の男性に対し、自宅まで送るからと言って、車の中で性的暴行を加えられかけた件ですよと、うその電話をしたり、情報誌のレイプ疑惑という記事を、男性の会社に送るなどして、示談金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
鈴木容疑者は、食事の席で男性に対し、会社のファンドに1億円出してと依頼し、断られていたということです。
2人は容疑を否認していて、鈴木容疑者は、相手をこらしめようと思い、岡村容疑者に協力しただけと供述しているということです。
車のナンバープレートに、地域が要望する地名を表示できるご当地ナンバー第2弾がきょうから交付されました。
今回は世界遺産に登録された岩手県の平泉や、東京の杉並区など、10の地域で新たなナンバーが誕生しました。
練馬ナンバーから、杉並ナンバーに、クルリンパ。
杉並ナンバーが誕生する東京・杉並区では、リーダーが杉並区民のお笑いタレント、ダチョウ倶楽部が参加し、記念式典が行われました。
新たにご当地ナンバーの交付が始まったのは、世界遺産に登録された平泉や、盛岡、郡山、前橋、杉並、世田谷、川口、越谷、春日井、奄美の10の地域です。
車を購入したときなどに交付されますが、1500円程度の手数料を払えば、これまでのナンバーから変更することも可能です。
すでに富士山なども交付されており、これで29の地域でご当地ナンバーが誕生したことになります。
なんかご当地ナンバーって、楽しいですよね、下川さん。
そうですね、なんか愛着、地元への愛着も沸きますしね。
くるりんぱもおもしろかったですけど。
くるりんぱ。
春川さん、アメリカってもっと自由なんでしょ、ナンバーって。
自由ですね。
私、住んでたカリフォルニアなんか、数字だけじゃなしに、アルファベットも使えるので、例えば自分の名前にしたりとかする人もいますし、お金を出せば、結構自由なナンバーを採用できるってことですね。
日本でも、ナンバーね、お金を出せば。
お金を出せば希望のナンバーが取れる可能性はありますよね。
自分の名前とかをちょっと、入れるとかっこいいですよね、日本とかもね。
私も、名前がみななので、3737にしてます。
自分でね。
すみません。
なんだろう、なんだろう、すごくいいことなんだけど、若干、引いちゃった。
なんか知らないけど、気持ちが。
視聴者の方、全民、引いたと思います。
はい、今ちょっと引いちゃった。
ごめんなさい。
そうですか。
次のニュースをお願いします。
気を取り直してニュースを続けます。
太平洋をクルーズしていた客船で、乗客・乗員172人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。
ノロウイルスに集団感染した可能性があり、アメリカの保健当局が調べています。
アメリカ疾病対策センターなどによりますと、この客船は、およそ1か月前にアメリカのロサンゼルスを出発しましたが、乗客・乗員4169人のうち、172人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。
船内で行われたノロウイルスの簡易検査で、一部の検体から陽性反応が出たということで、集団感染した疑いがあります。
客船は太平洋のハワイやタヒチを巡って、16日にカリフォルニア州に戻りました。
客船を運営する会社の日本法人によりますと、日本人の乗客が2人いましたが、これまでのところ体調に問題はないということです。
奈良で小学1年生の女の子が誘拐され、殺害された事件から、きょうで丸10年がたち、女の子の父親が、改めて胸の内を明かしました。
この事件は2004年11月、奈良市で当時小学1年生のありやまかえでちゃんが帰宅途中に誘拐され、殺害されたもので、小林薫元死刑囚は去年、刑が執行されました。
事件からまる10年を迎えたきょう、かえでちゃんの父親が手記を公表し、10年は長くも感じますが、変わることのない悲しみや苦しみは、あの日のままです。
普通に過ごす毎日がどんなに幸せか、何気ない会話がどれだけ楽しいか、奪われた命が私たちにとって、どれだけ大きく、大切であったかを痛感する毎日ですとつづっています。
また、罪のない子どもたちが被害に遭う事件が二度と起こらない、安心・安全な社会になることを、心より願いますと、事件の根絶を訴えています。
クリスマスを前に、オーストラリアの郵便局に現れたサンタクロース。
その意外な正体とは。
メルボルンの郵便局に現れたサンタクロース。
よく見ると、サングラスをしていて、怪しい雰囲気です。
実はこの男、サンタクロースの格好をした強盗だったんです。
プレゼントをくれるどころか、職員に金を要求し、カウンターの上に乗って現金を袋に詰め込みました。
AP通信によりますと、男はこのあと、車で逃走したということで、警察が行方を追っています。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
これ梅沢さん、郵便局の人も、ちょっと早いけど、ユニークなおもしろい人が来たと思ったでしょうね、最初。
本当に、でも簡単に持ってけちゃうんですね、金を。
あったんですね。
なんか本当に現金が、ぽんぽんと出てきましたね、これ。
すごいよじ登り方してましたけどね。
そうですよね。
まだ捕まってないんですか?犯人は。
まだ捕まってないようですね。
ちょっと、いくらぐらい奪われたのかとか、そういった情報がちょっとまだ入ってきていないんですけど。
それにしても、なんか郵便局お金ありますから、セキュリティーどうなってるのか、ちょっと不思議ですよね。
簡単に盗まれてるような。
こんな簡単に乗り越えてね。
銃も出したわけじゃないのにね。
何を凶器にしたのかもちょっと分からないですもんね。
分かんないもんね。
分かりました。
コードネーム、3737、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
お願いします。
ありがとうございました。
さあ、ということで、沖縄知事選が行われたんですけども、辺野古移設白紙撤回を求めております、翁長さんが、当選したわけですけども、さあ、ずばり、普天間、これ、どうなるのか。
移設問題、辺野古はどうなるのか。
森本さん、これ白紙撤回を、翁長さんは主張されてるようなんですが、これ、どうでしょうか?
白紙撤回というのは、政府が始めた工事ですが、もともと去年の12月、仲井真知事が、この工事に許認可権を使って承認をしてるわけですから、知事がおっしゃってる説明ぶりを聞くと、もともと認可した、認可の手続きに、重大なかし、つまりミスマネージメントっていうんですか、それがあったかどうかをまず検証すると。
検証があったら取り消し、撤回の手続きができる、法的にはできるはずだという考え方に立っておられると思います。
加えて、もしそれができなくても、知事として持っておられるもう一つの権限は、工事計画全体の細部にわたって、例えば計画や、計画の変更・修正がある場合は、この計画の変更・修正についての許認可権は県知事が持っておられるので、この権限を使って、工事全体の撤回、取り消しすることにはならないんですが、工事の一部修正・変更を認めない、このことによって工事自体ができなくなる。
そういう権限を使うことによって、県民の意向に沿ったやり方にしたいと、こういうふうに考えておられるのではないかと思います。
少なくとも、きのうの発言を聞くかぎりです。
あれですか、仲井真さんがいわゆる埋め立て申請等を許可された、工事自体を許可されたんだけれども、まずその手続きに不備があるかどうかっていうのをチェックをしないといけないということですね?
そのとおりですね。
重大なかしがあったかどうかってことをもう一度検証すると。
これは恐らく、その手続きをやった県庁の方々の協力がなければできないということだと思いますが、それをまず最初にやろうとしておられるんだろうと思います。
で、もし仮に、手続き上、ミスがなかった場合は、ある程度、その知事の権限というものがあるということですか?
なかったら、つまりかしがなかったら、これは政府が国の事業として始めてるわけですから、それを一つの県の県知事が国が行っている工事全体をみずからの手で、工事中止、撤回、取り消し、その権限は県知事にはないと思うんです。
しかし、さっき申し上げたように、県知事の権限というのは、工事の一部申請、すでに4項目出てるようですが、それを許認可する権限は県知事にあるので、その権限を使って、工事の申請を認めない、工事の変更・修正を認めない。
そういう権限も使用することができる、こういう考えだろうと思います。
政府は、選挙結果いかんにかかわらず、粛々と進めていくというコメントをされてるんですけれども、これからは、翁長さんといろいろ政府との話し合いになっていくということですか?
まず、さっきの報道にありましたように、これでもし、予定どおり解散ということになったら、総選挙が行われ、総選挙後の特別国会で首班指名が行われ、それから組閣が行われ、閣僚が決まったら、その中で一体、沖縄問題をどうするかということをこれから決めていく。
そのあと、予算編成をするまでの間に、県知事は東京に出てきて、関係閣僚、その他、官房長官と協議なさると思うんです。
といいますのは、それをやらないと、来年度の沖縄の一括交付金の予算というのは、はっきり言うと、新しい知事のもとで確定しないわけですから。
その間にやらないと、意味がないということですよね。
これ、春川さん、沖縄のいわゆる振興予算というのは、3000億円以上という。
そうですね、3000億円とも言われているんですけれども、やっぱりこの工事というか、移転を進めるにあたって、その3000億円が沖縄の人たちにとっては、ようはあめとむちで、要はお金をなんとかつけるから、そこは理解してねというふうに、やっぱり取ったという見方も、すごくあるんですよね。
だから、ただ実際問題として、じゃあ沖縄に予算が全然いかなければ、沖縄のいろんな開発とか振興もいかないでしょうから、そこはだから、理想と現実で、どういった落としどころを探すかというところになると思いますけれどもね。
これ、さっきも言いましたけど、嵩原さんは地元出身で、いわゆる普天間という大変危険な飛行場が、地元にあって、それを辺野古に移すというのは、地元の人にとっては、なんか申し訳ないような気がすると。
ありますよね。
ただ今回、地元の、宜野湾市の人間でも、当然、翁長さん、仲井真さん、それぞれにいえる立場の人いるんですけれども、共通してあるのは、このまま固定化するというか、この問題が何も決着つかない。
あと10年同じのが続く。
普天間なら普天間で、しかたがないという気持ちも若干あるんですよ、宜野湾市民はね。
あるんだけども、このまま何も決まらずに10年過ぎるんじゃなくて、ちゃんと前向き、少しでも一歩でも、二歩でも、前進してほしい、それが辺野古なのかどうなのかは別としましてね、そういう思いがあるわけですよ。
もちろん現実的な解決法っていろいろあると思うんですけれども、それを協調する人は仲井真さんに投票されたんだと思うんですけど、それなのか、翁長さん路線なのかは別としましてね、とにかく、前に進めてほしい。
それはもうみんなの願いなので、それがどちらに投票したかということであっても。
それはやっぱり地元の方の願いだと思うんですが、森本さん、いわゆる普天間の固定化というのは、周り見ても本当、住宅、学校、これはやっぱり、客観的に見ても、危なくてしょうがない、動かさなきゃいけないという場所にあるのは、間違いないですよね。
そのとおりですね。
今回の選挙の結果を、政府は非常に重く受け止めていると思います。
けれども、政府としては、沖縄の負担軽減策を着々とやり、工事もせいせいと進めて、一日でも早く普天間飛行場の危険性を除去する努力をしたいということなので、論理的に言うと、工事そのものを差し止めたり、期間を遅らせる、妨害する分だけ、普天間飛行場が戻ってくる期間が遅れるわけですから、全体を見て、沖縄の方々も、現実に即した判断をしていただきたいということと、もう一つは、今のアジアって、急速に状況が変化してまして、きのう、おととい行われた日米豪の首脳会談のように、海洋に出てくる中国、中国にどう向き合うかという、沖縄がまさに戦略上、非常に重要なポイントになっているので、沖縄の県民の方々のお気持ちはよく分かるけれども、しかし沖縄も、日本の重要な一部ですから、日本がどういう環境に置かれてるかっていうことも念頭に置いて、今後のふるまい方を考えてほしい、そういう気持ちだろうと思います。
政府は、丁寧に沖縄県民の皆さんに説明をし続ける、そして翁長さんは、白紙撤回とおっしゃるならば、じゃあ、普天間をどうする、辺野古をどうするという、やっぱり知事としての何か具体的な政策、考えみたいなのは、ちょっと出していただきたいなという気もいたしますね。
そうですね。
国と政府と、非常に率直に話し合わないといけないですけれども、やっぱり国が持っておる安全保障のような国の権能というものと、地方が持っておる役割、機能というものを、どう調和させるかということが、これからの大きな課題だと思います。
われわれも考えいかなきゃいけないと思います。
森本さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ続いてはこちらです。
特別な存在です。
先週、突如飛び出した、サッカー日本代表の元司令塔、中田英寿さんと女優、柴咲コウさんとの熱愛報道。
超がつくビッグカップルの熱愛をスクープしたスポーツニッポンによると、数年前から食事をする友人関係だった2人は、去年の秋に急接近。
2人がちょうどフリーなタイミングで、もともと互いに気になる存在だったようです。
ことし3月、パリのファッションショーで撮られた仲むつまじいこの2ショット写真。
さらには、6月のワールドカップブラジル大会を、一緒に観戦するなど、交際期間はすでに1年。
柴咲さんはすっかり世界のヒデにぞっこんだと伝えています。
双方の所属事務所は。
プライベートなことは本人に任せています。
と、交際については否定せず、2人はこのままゴールインするのでは?ともささやかれていました。
しかし今、2人の交際を巡って、ある異変が起きているんです。
それは!
スポーツ紙がパニック!報道が真っ二つ。
実は、スポーツニッポンのスクープの翌日、ほかのスポーツ新聞各紙も、2人の熱愛をこぞって報じたのですが、交際の真偽について、見解が真っ二つ。
スポーツニッポン、スポーツ報知は、真剣交際。
ところが、日刊スポーツ、デイリースポーツは、友達の一人。
サンケイスポーツにいたっては、ずばり、完全否定。
このように、大手スポーツ新聞5紙が、2人の恋路を巡って激しい論争を繰り広げているのです。
この現象について、芸能リポーター、井上公造は。
通常、タレントの熱愛報道っていうのは、スポーツ各紙が報じたときに、ほぼ最終的には同じトーンで落ち着くというのが、普通のパターンなんです。
今回のケース、このようにばらばらのトーンになるということは、極めて異例なケースだと思います。
ではなぜ今回、このようなことに。
スポーツ各紙の見解が分かれているのは、中田英寿さんがみずから課している、3つのおきてが関係していると思われます。
そこには、これまで数々の芸能人と交際がうわさされた中田さんが、みずからに課している3つのおきてがあるというのです。
このあと、井上公造が、独自情報をもとに、中田ヒデ、柴咲コウ熱愛報道の裏側を大公開します!
井上公造の芸能裏マンデー。
よろしくお願いいたします。
これはおもしろい現象が起きてますね、井上さん。
極めて異例なケースだと思いますが。
こんなに意見が分かれることってない?
まずこちら見ていただきたいんですが、すべて14日付なんですけど。
まずは肯定、交際してるよっていってるのが。
当然ね、第一報を報じたスポニチは2、3歩下がって、中田さんについて歩いていたのが印象的でしたって。
で、スポーツ報知は、プライベートは本人に任せていますというふうに、これは肯定的な。
これは芸能界文学でいうとね、おつきあいあるみたいな。
事実ですというような感じで。
一方、反対のほうは。
こちらですね。
デイリースポーツさんは、親しい友人の一人です。
サンケイスポーツさんは、交際も今後の結婚も100%ないと。
で、日刊スポーツさん、特別な関係ではなく、国内外のたくさんいる女友達の一人。
で、結婚願望については、全くない。
それは一生変わらないと思う。
中田さんが?
中田さん。
世の中、そういう人もいると。
これからも特定の人は作らないと。
はー、しかし、これは梅沢さん、これでこそ芸能界って感じしませんか?
そうですね。
本当にまあ、私も100%ないと思いますけど。
あ、そう?
知りませんよ、中田さんとお友達でもなければ関係ない。
超ビッグカップルの誕生っていうの、僕ちょっとね。
柴咲コウさんとお友達でもなんでもない。
なんでない?
見た目でもないと思いますね。
見た目って?
私、結構当てるんですよ。
この2人のお顔を見たときに?
この2人の顔を見たときに、ないと思います。
お友達?
お友達だと思いますよ。
ちなみに宮根さん、この番組に出ていらっしゃる日刊スポーツの柳田デスクは、もともとセリエA担当ですから。
その当時に中田さんはイタリアにいたという、そういう人脈は彼は持っているはずなので。
水曜日つるし上げてください。
ということは柳田さんは相当詳しいということだし、各スポーツ紙にはスポーツ担当の方もいらっしゃいますしね。
芸能担当とサッカー担当の方は意見をぶつかり合わせてもこういうふうに?
別れる。
ちなみに、今まで中田さんというのは、こういう方々とうわさというか、報じられましたけど。
でも皆さん、ごはん食べてらっしゃって、友達じゃないかという話もある。
結果的にね、1回写真を撮られても、2度はない。
ほぉー。
どれも1度止まりというところも、非常にほかにない傾向なんですが、僕が取材したところでいうと。
中田さんの?
いわゆるマスコミ対策っていうか、情報管理。
これがすごい。
まず1。
50メートル先の車に移動するのでも、猛ダッシュする。
えっ?
だから、ばっとすごい勢いで走るんで。
例えば女性と2ショットでお友達の方か誰か分からないですけど、食べてるときは、車があったら、さっともう走らせる。
だから、絶対に写真が撮れない。
で、2つ目。
食事は会員制の高級店。
だから、お店の中に忍び込んで撮ろうなんていうことは、まず無理だと。
僕、一度中田さんとごはんご一緒したことがあるんですけど、そのとき、すごいおしゃれなイタリアンでしたけど。
会員制じゃなかった?
おしゃれな店でしたけど。
だって宮根さんと撮られても、なんて意味ないじゃない。
そうですね。
でも私は会員制のお店で写真撮られてますよ。
会員制で、お店の中にいた人が僕の写真を撮って、ツイッターに載せたんですよ。
ツイッターはちょっとまた、意味、違いますから、マスコミということでお願いします。
でも、それ、マスコミ見るじゃないですか。
それ、個室だったんですか?じゃなくて?
個室みたいなもんですよ。
そのぐらい痛い思い出なんですか?
梅沢さんが誰かとごはん食べてるって、ツイッターに書かれたと。
文句言いましたか?
言いましたよ。
娘か見ましたから。
おやじ、きょう、赤坂いた?
なんで知ってんだと?
なんでだと。
したら?怖いですよ、ツイッターは。
そして3つ目が、もう一つこちらですね。
現地集合、現地解散。
海外であっても。
というところでね、僕なりの見解は、もう、先に梅沢さんに言われちゃいました。
結婚の可能性はかぎりなくゼロに近い!
お友達?
まあ、たとえおつきあいがあったにせよ、結婚という方向には進まないというのが、僕の結論ですね。
で、柴咲さんもこれ、連ドラが次々と決まってますから、大変お忙しい。
中田さんもいろいろお忙しいですから、なんかお仕事で一緒になる機会が多いっていうことを聞くんで、お友達じゃないですかね。
パーティーなんかでよく会うんです。
だからまあ、ちょっとスポニチのあべさんとやなぎださんとでしゃべってもらいましょうか。
年末にはバトルやってもらおうと思います。
続いてはこれ、驚きの熱愛報道。
すごい。
4人に1人が65歳以上という高齢社会を迎えているここ日本。
そんな中、シニア世代に勇気を与えるある報道が飛び出した。
それは、80歳を過ぎた超大物の人生最後の恋物語。
相手は高校時代の同級生で、かつてのマドンナだった女性だ。
勇気が出せず告白できずに終わった高校時代。
あのころ、クラスみんなが憧れていたマドンナを、60年以上の時を経て、ゲットしたというのだ。
ふだんは歯に衣着せぬ物言いで、数々の政治家たちを震えあがらせる硬派なジャーナリストで知られるこの男。
田原総一朗、御年80歳。
彼に奇跡ともいえる恋をもたらした意外な場所とは。
さらに、かつてあの大物女優、桃井かおりと裸のつきあいをしたという驚きの過去が明らかに。
このあと、伝説エピソードを一挙大公開。
これは田原総一朗さん、80歳にして、こういった、男性陣はみんな、なんか羨ましいと。
立派ですよ。
こちらがですね、9月に発売された著書なんですが、その中にも今回の話みたいなのが赤裸々につづってあるんですが。
同窓会で?
実はですね、1950年、高校1年のときの同級生。
87年に同窓会で再会するんです。
でも、そのときは奥様とかいたりするわけですけれども、2007年、また同窓会で会って、食事に誘って、交際へ発展する。
ともにパートナーに死別というような形だったもんで、独身なわけですね。
だから、同級生で、時を経て交際して、で、デートはまたおしゃれですね。
これ。
そうなんですよね。
で、映画とか歌舞伎とか政治のお話なんかもおやりになるというんですよ。
だから、同窓会に出たことがきっかけで。
やっぱり同窓会って出ておかなきゃだめですね、将来のこと考えて。
やっぱり、こういうことあるかもしれない。
ご本人は、同窓会というのは老後の元気の源になる場だというふうに断言されてますから。
田原さんといいますと、伝説がありまして。
テレビのディレクターですけれども、映画も撮ってらっしゃる。
映画も撮られました。
ある女優さんがヒロインだったんですよ。
それが桃井さん、桃井かおりさん。
実は初ヌードに挑戦した映画で。
田原さんが監督されて?
これが、失われた恋人たちよという作品なんですが、実は、桃井さんがボーイフレンドもいなくてキスもしたこともなくて、Hなんて全く知らないと。
だから旅館に来て、ラブシーンが激しかったんで、役作りを教えてほしいって、田原さんが旅館に来て。
そのときの桃井さんに?
桃井さんに旅館に来てって言われたんですよ。
そこに田原さん。
ここでCM?CMいく?
いかない、いかない。
行かない?じゃあめくろう。
そのときはそのときで説明するから、大丈夫って逃げたらしいんです。
え?
そしたら後に、この話をのちに大島渚監督が聞いて、ばかやろう!と。
なんでその場で身を持って教えないんだと。
そっからばかやろうが生まれたってこと?
それが監督だろうと怒られたそうです。
それが生テレビのばかやろうになったんですか。
あっ、あの大島さんのばかやろうって言ってたのはあれ、田原さんに言ってたんですか。
田原さんに言ってらっしゃった。
しかしでも80で恋ができるっていうのはお元気な証拠だし、いいですし、なんか長寿社会のなんかね、目標になりますよね。
いや、本当にそうですね。
高齢者の方の恋愛っていうのは、今すごく注目されてますからね。
今、カップルで消費税の話とか、安倍政権のお話をされてるそうです。
でもお金がないと、ニューヨーク行ったりとか、株はできないですよね。
さあ続いてはこちらですが、今、徳島県が作ったPR動画が話題になっておりまして、タイトルがVS東京都。
その動画、徳島が東京を救ったるわ!と締めくくられています。
まるで東京にけんかを売っているようなPR動画なんですが、どこに真意があって、皆さんはこのPR動画をどう見ますか、ご覧ください。
えー、このたび、香川県はうどん県に解明いたします。
高知県は、ひとつの大家族やき。
高知家だがよ。
地域振興を目的として制作される地方自治体のPR動画。
しかし今。
徳島県が制作したPR動画が波紋を呼んでいる。
東京をそこまでおとしめなくてもいいのかなって感じはするんですけど。
上から目線やないほうがいいんちゃうんかなぁとは思いましたけどね。
力が湧いてきていますよね、このビデオね。
突き抜けてる感がね。
突き抜けてる感が逆にね、いいよね。
いいと思う。
賛否両論が寄せられる徳島県のPR動画。
その名も。
VS東京。
波紋を呼ぶ原因は、過激なナレーションだ。
東京がどないしたん。
子ども育てるんもままならんのが東京ちゃうかいな。
よおけよおけ人がおっても、東京でおったら、なんやら気持ちは寂しいなるんちゃうじゃろうか。
食べるもんが安全だろうか。
災害が来たらどないしたらええのんか。
徳島が東京を救ったるわ。
東京に対し、挑発的とも取れるフレーズが並ぶ。
VS東京を制作した、徳島県の知事は。
耳ざわりのいい話だけ出したって、誰も振り向いてくれない。
今の東京ね、なんか、舛添さんもじっとして動かない。
いや、もっと動いてもらわんと困るわけですよ。
そしてVS東京が巻き起こした波紋は、政界の大物たちにも。
さらに地元徳島の県議会では。
VS東京って言ったって、東京が徳島のことを何とも思ってない。
こっちが勝手に言う、向こうに相手にされない。
さまざまな波紋を呼ぶ、徳島県のPR動画、VS東京。
果たして、そのねらいとは。
徳島県がPR動画、VS東京を公開したのは、9月9日。
直後から話題となる。
動画サイトでの再生回数は、2か月余りで13万8000回超え。
その内容を巡り、ネットを中心に議論が巻き起こった。
3分26秒に及ぶVTRの冒頭は、徳島の名物を正面からアピールする内容で始まる。
日本中の着物を青に染めて、ジャパンブルーっていわれた阿波藍。
400年からの歴史がある阿波おどり。
どっちも世界一じゃ。
しかし、VTR後半、そのメッセージは、首都東京に向けられる。
よおけよおけ人がおっても、東京でおったら、なんやら気持ちが寂しいなるんちゃうじゃろか。
食べるものが安全だろうか。
災害が来たら、どないしたらええだろうか。
日に日に気にしもって、世界で一番せわしいて。
子ども育てるんもままならんのが東京ちゃうかいな。
徳島のお国ことば、阿波弁で語られる、挑発的なフレーズ。
そして。
徳島が日本の都道府県で初めて東京の価値観を変えてみせる。
ほなけん、徳島は変わり、東京を変える。
東京が変わったら、日本が変わり、もっと豊かな日本になるんちゃうん。
東京がどないした。
ほなけん、VS東京。
徳島県民、立ち上がらんで。
徳島が東京を救ったるわ。
VTRは徳島が東京を救ったるわという、強いことばで締めくくられる。
このPR動画を見た東京の人は。
なんでそんな上からなんだろうなっていうのはありました。
ありなのか、ないのか?
ない。
東京を例にしてしなくてもいいのかなって、徳島は徳島のよさのアピールでいいのかな。
ネガティブな感想を持つ人がいる一方で、こんな意見も。
このくらい、どーんと出したほうがいいんじゃないんですかね。
でないと、もう消えちゃってるじゃないですか、地方はもう全部。
東京って大都会に鳴りすぎちゃって、変われないところもできてるのかもしれないので、ほかの県のところで、変えようっていう力をくれるんだったら、とてもすばらしいなと思いますけどね。
感じ方にはそれぞれ個人差があるようだ。
徳島県から挑戦状をたたきつけられた形となった舛添東京都知事は。
それぞれの県が、どういうプロモーションするかって、それはご自由ですから、自由におやりになればいいんじゃないですか。
切さたく磨するということであれば、それは大変結構なんで、まあ別に目くじらを立てることでもないんで、横綱はしっかりとしてればいいんです。
東京がどないした。
ほなけん、VS東京。
VS東京を制作した徳島県のトップは、その過激な内容について、こう主張する。
今はゆるいね、みんなにも、まあまあまあまあ、なあなあなあなあっていう風潮が多いんですよ。
だからそれっていうのはね、すぐね、もう無視され、忘れられてしまう。
やはりエッジの利いた話を、おっ、なんだこれって?耳ざわりのいい話だけ出したって、誰も振り向いてくれない。
徳島に注目を集めるために、あえてパンチの効いた刺激的な内容を盛り込んだという飯泉知事。
そのねらいが功を奏したのか、公開翌日に、石破茂地方創生大臣と面会すると。
その2週後には、石破大臣の代理という、小泉進次郎内閣府大臣政務官が、徳島を訪れることに。
名刺お渡しして、まあまあ、前から知ってましたけどね、渡したあとにインパクトありますね、これ!っていうことでね。
いいですよ。
非常に言いのりを持って、ここはOKみたいな世界でしたよ。
飯泉知事は、VS東京のPR効果に手応えを感じているという。
VS東京効果があって、皆さんが経済界の人もどんどん視察に来られますし、非常に効果が出てきてるんじゃないかなと。
実際、9月9日のプロジェクト発表以降、現在までに、東京の企業2社が、徳島にサテライトオフィスを開設するに至っている。
徳島県が制作したVS東京について、地方自治体のPRに詳しい専門家は。
実際、賛否の意見が鳴門の渦潮のように渦巻いてるわけなんですけども、私はええんちゃうかなと思いますね。
香川県のうどん県とか、今まで県の物産をPRするような、そういったものは各県、もうどこもやっていますので、そういった意味では、今までにないキャッチコピーで発信をして、ほかとの差別化を図ろうということだと思いますね。
なかなか、ほかの県ではできないことだといえると思います。
そして、このプロジェクトに投入された費用800万円の費用対効果については、こう語った。
いろんな新聞、雑誌、テレビ、大きく取り上げられてますし、PR効果に換算すれば、億単位の金額になるといえると思いますから、費用対効果を考えたときに、大成功といえると思います。
徳島県民、立ち上がらんで。
徳島が東京を救ったるわ。
例えば島根VS東京でも、大阪VS東京でもいいんです。
一番やりを徳島が今回つけたと。
自分たちなんだと。
自分たち、頑張るぞと、東京も頑張れみたいなね、この流れをぜひ作ってもらいたい。
VS東京、あなたはどう感じましたか。
まあ過激な表現もありましたけど、エッジが効いてないと、誰も見てくれないって、これ一つ真実だと思いますが。
まあ、徳島県のみならず、東京一極集中の中で、大変なんですね、徳島県も。
徳島県が抱える問題としましては、人口減少がありまして、2010年は78万人だった人口が、2040年には55万人、およそ3割減ってしまうという試算があります。
さらに2040年には、県内の17の市町村が消滅の危機にあるといわれているんです。
梅沢さん、知事がおっしゃったみたいにエッジが効いてないと、あと問題提起しないと見てくれないっていうのはありますよね。
それと大事なのは、その800万かけたお金で、億単位の効果が出たわけですから、これはすばらしいことだと思います。
ミヤネ屋が取り上げただけでも億単位ですよ。
あっ、これは全国ネットで流していただいて、徳島県さん、お金もらっていいですか?うち。
だめだめ、だめ。
いりませんよ。
でもね、これ地方創生、地方を元気にするという意味では、なんか春川さん、心持ちはいいなって感じはしますけどね。
本当ね、頑張ってほしいですけど、なんかでも、残念なのは本当、徳島だと、横が大阪なんで、VS大阪って本当はやってほしいですね。
逆にね。
でも、今、VS大阪っていったって、大阪も元気ないですからね、だからまあ、東京に、ただ私なんかも、東京行って、大阪大阪って言ってますけど、大阪ですら東京の人は、地方都市の一つぐらいにしか思ってないので、なかなか相手にしてくれないので、これ、舛添知事も反応してくれてるってことは、大いにPR効果やっぱりあったんじゃないんですかね。
舛添さんはね、切さたく磨して、頑張ればいいんじゃないかというふうにおっしゃってるということなんですけれども、とにかく、地方が元気にならなきゃいけないというのは、政府の政策で、この問題提起は、なかなかおもしろい。
そうですよね。
特に僕、今回でおもしろいなと思ったのは、動画作っただけじゃなくて、名刺にもね、はっきりVS東京って書いてる。
あれ、毎日見るものですから、人間1回作っただけじゃ忘れてしまうんですよね。
でも名刺出すたびに思い出して、みんなにアピールしてって思い出すと、やらないといけなくなっちゃうんですよ、徳島県自体が。
だから、そういう意味ではね、元気になっていくし。
自分たちで宣言してプレッシャーもかかるし。
ただこれ、ほかの県知事さんはやられちゃったと。
東京が一番インパクト強いから。
これ、うわー、東京いったか。
それじゃあニューヨークいくかとか、それぐらいしないと。
そうですね。
なかなか、2番手、3番手は難しいですよね。
だから最初に手打った人が、いいですよ。
だって3番手なんて、ミヤネ屋でも取り上げてくれないからね。
二番煎じってなりますからね。
だめですよ。
だから、今度はどうするんですかね、ほかの知事さんの腕の見せどころですけれども。
スタバはないけど、砂場があるってのもよかったですしね、あれも。
小保方氏、リーダーから降格。
もしかしたら、夢の若返りも目指していけるのではないかと考えております。
ことし1月、夢の万能細胞の大発見と、世間をにぎわせたSTAP細胞。
その後、ねつ造・改ざんがあったなどとされたため、小保方氏はみずから論文を取り下げ、科学者としての生き残りをかけ、STAP細胞の実証実験に参加していた。
STAP細胞はあります。
今回の理研の組織改編は、ことし9月に発表していた改革案に基づくもので、神戸のCDB・発生・再生科学総合研究センターは、今週金曜日、21日付で、多細胞システム形成研究センターとして生まれ変わり、在籍していた439人の研究者、スタッフのうち110人をほかのセンターに移管するほか、40あった研究室はほかのセンターに移管したり、統廃合することで、半分に縮小。
そして小保方晴子研究ユニットリーダーの研究室は廃止となり、小保方氏の所属は、埼玉県和光市の理研本部付きになると。
小保方さん、一般の研究員に降格という形になるんですが、われわれとしたら、STAP細胞があるのかどうか、今月中にも、何か発表があるんではないかというような気もするんですが、一方で春川さん、こういうふうに再編して、予算が少なくなることで、日本のいわゆるこういう薬だとか創薬の開発は、すごく力があるんだけども、臨床だとか応用って部分、なかなかうまくいかない。
そうですね、今度そういうのを全部つなぎ合わせてちゃんとやるという組織も出来ましたけれども、いずれにしても今回の件は、やっぱり、国際的にも、日本の科学にたいしての信頼感を損なったので、やっぱり今、まもなく報告書出るんでしょうけれども、最終的にこういうことだったっていうのをはっきりやっぱりさせてほしいですよね。
iPSの臨床の実験も行われたりしまして、非常に有能な方もたくさんいる中で
お天気、蓬莱さんですが。
今週は気温の変動が大きくなりそうです。
きょうは大阪が16度ぐらい、東京が15度ぐらいだったんですが、今週、週の半ばは水曜日ごろは。
いったん下がって。
そうなんです、12月初めぐらいの寒さになるんですが、このあとなんですけれども。
がーんと上がるじゃない。
はい、1週間のお天気ですが。
あさってにかけて、札幌は雪の降る日が断続的に続きますが、木曜日は全国的に晴れ。
そして金曜日からは、最高気温が高くなります。
3連休はまずまずのお天気ということになりそうですね。
そうですね。
さあ、きょうはゲストの方にお越しいただいております。
水前寺清子さんです。
よろしくお願いします。
さあ、チーターが来ちゃった。
うれしいですね、ありがとうございます。
しばらくです。
しばらく、ごぶさたしております。
お変わりなく。
いや、本当に痩せて。
いえいえ。
でも、水前寺さん、50周年記念のコンサート?そんなになっちゃうんですか?
そうですよ。
半世紀?お変わりなく、お元気ですね、いや、本当に。
いつも思うんですけど、大介さん、あんなにかわいそうに、いじらないでやってください。
蓬莱大介。
蓬莱大介。
すみません。
いつも。
今回50周年ってことで、50年っていかがですか?半世紀。
あっという間。
私、2年か3年ぐらいしか、もたないと思ってたんで、まあ、終わるときに、3年目に、終わるときにレコード買うと思ってたんです。
こんな続いたものですから、私、一枚も持ってないんですよ。
そうなんですか。
そう。
だからレコード、持ってないんで、どなたか。
持ってないんだ!ご自身の。
買おうと思ったんですよ。
だけど子どものころから見てたからね、見てたからね、水前寺さん。
ドラマから何から。
いやいや。
すみません。
水前寺さん、今回はどういうコンサート、見どころは。
まあ、本当にね、50年ってもう、いろんな歌、歌ってますけど、まあ、東京オリンピックの年がデビューなものですから、それからいろんなことがあってという、今回、はまむらじゅんさんに司会をお願いいたしまして。
浜村さんが。
大阪も、東京も。
そうなんですか。
2014/11/17(月) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
▽栄光へのダウンザライン!錦織いざ頂点へ!▽GDP速報で解散まっしぐら?政治がアツい!ほか
詳細情報
出演者
宮根誠司
川田裕美
梅沢富美男
嵩原安三郎
井上公造
春川正明ほか
番組内容
▽栄光へのダウンザライン!
錦織いざ頂点へ!
▽GDP速報で解散まっしぐら?
政治がアツい!ほか
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
ジャンル :
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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