まだ間に合う!木曜時代劇「ぼんくら」 完全攻略かわら版 2014.11.18


さぁてお立ち会い。
江戸下町の人情あふれるごく平凡な長屋に訪れた不可思議な事件の数々
しばしおつきあいの程を
半身で1両!どうだい?1両よっしゃ〜!無理無理。
本所深川見廻り方同心井筒平四郎。
見回りと言っちゃあお徳さんの煮売り屋で油を売ってるんですからまあ頼りない旦那でございます
(腰が鳴る音)あ〜!あっちょっと旦那何やってるんですか!?
(腰が鳴る音)腰…。
ぎっくり腰は気を付けねえと癖になりますからね。
そうですね。
私と政五郎親分でこれまでの出来事を振り返ってみようと思います。
えっ?じゃあ鉄瓶長屋へ?そうです。
このにぎやかな活気あふれる長屋から次から次へと店子たちが家移りしていなくなっていくのです
最初の事件は殺しでしたね。
はい。
それと差配さんが出ていきました。
まだ肌寒い2月。
八百屋の太助が殺された。
妹のお露が病のお父っつぁんのためにしかたなくやっちまった
一度ついたうそは死んでもつき通すんだ。
でもこれはいもしない殺し屋の仕業って事で決着しその責めを負って差配人の久兵衛さんが姿を消してしまいました
(佐吉)おお〜官九郎ここにいたのか。
官九郎?
新しい差配人としてやって来たのは地主の湊屋の遠い親戚だという若者
佐吉と申します。
あんな小僧っ子差配人なんかじゃありませんよ。
金輪際認めませんから!うへぇ〜。
お前はよくやってる。
そのうちみんな分かってくれるさ。
大変だ〜!覚えがあるだろう!
博打好きの親父の作った10両の借金のかたに岡場所に売られそうになった娘のお律が…
お父っつぁんがかわいそうだもの!
親父に愛想を尽かして出ていっちまった。
父の面影を訪ねてやって来た迷子の長助。
お店者の善治郎が今の所帯を持つ前に捨てた子だったんでございます
(善治郎)私には何もできません。
あの子を引き取るなどと…。
長助は差配の佐吉が引き取り面倒を見る事になりました
(何やら唱える声)
何の御利益があるんだか壺を拝んでいた店子がまとめて3軒出ていっちまった
嫌だねいっぺんに店子がいなくなるなんてさ。
やな事ばっかり。
おい井筒の旦那。
さすがに何かあるんじゃねえのかい?
だったら俺は何でここにいるんだろう?まさかね。
やっと気付いたかい?鉄瓶長屋には何か深い謎が埋まってるって事さ
ぼんくらが主人公である作品ってやっぱりどうしても実はコメディー要素が多くなるんですよね。
でも実は全体を通すとそれがサスペンスでありミステリーであり謎であり。
ぞくぞくするようにこう現れてくるっていう。
出来上がると宮部ワールドの不思議な世界がある。
一つ何かセリフでもしこの人を表すとすると「面倒くせえな」っていう男なんですよね。
時代劇の主人公なのに一度も大小を抜かないという。
平四郎にとってはこれは飾りでしかないという十手もなんですけどちょっと一つ時代劇としては非常に珍しい作品だと思うので。
田楽食べますか?
旦那の行きつけの煮売り屋お徳さん。
長屋の連中もそして井筒の旦那もお徳さんの笑顔を毎日拝んでりゃ何にも悩みはなくなるって長屋の心みてえなお人でございます
人情あふれる長屋で芝居をしているのはとても楽しいです。
「スットコドッコイ」みたいな初めて言う歯切れのいいセリフもあって。
スタッフもみんな長屋の住人みたいなね。
このドラマはみんなが仲良く仕事できているんで毎日撮影所来るのが楽しみです。
学生時代のちょっと気になる同級生みたいな。
平四郎さんあのとおりすっきりしてすてきですから来てくれる事をとっても楽しみにしているお徳です。
よくもまあ俺のような面倒くさがり屋の無能な男の所に嫁に来たものだなと…。
こちら井筒の旦那の奥方でお志乃様
嫁に入った頃「ざっかけない話町に出てぶらぶらしてりゃいいんだ」と伺った事がございます。
甥っ子の弓之助を養子に据えて井筒家を継がせたいとおっしゃってます。
…でこのガキがその弓之助。
何でもかんでも測るのが大好きという物差しみてえなお坊ちゃまです
今度こっちに家移りするんですよ私。
このちょいと色っぽいのはおくめさん
優しい事言って!俺は探索事は苦手だ。
…ってんで助っ人がちゃ〜んと現れた。
旦那の幼友達で井英之介。
神出鬼没七変化。
あだ名は黒豆。
この坊主はおでこ。
一遍覚えちまった事は何があっても忘れねえってんだからいや〜これにゃああっしも驚きやした。
それから深川の政五郎親分
何だい?それだけかい?まあまあまあまあ…。
親分鉄瓶長屋の地主の湊屋総右衛門さんって…。
(政五郎)湊屋さんは築地の俵物問屋で手広く料亭もやっている大商人。
妙な男を使って何をたくらんでんのかどうも怪しいとにらんでやす。
怪しいといえばあの岡っ引き。
仁平の事ですかい。
あいつは湊屋さんに遺恨を持ってやがる。
あの野郎俺たち岡っ引きの面汚しだ。
おう呼んだかい?うわっ!何だ…。
呼んでねえ手前なんか。
今呼んだじゃねえかこの野郎!呼んでねえって言ってんだよこの野郎。
なに政五郎!
(弓之助)ああ〜!かわら版屋さんお願いします!
(2人)お願いします!えっ?
幼い頃の佐吉は母親の葵ともども湊屋の世話になって暮らしていました。
ところが17年前葵が突然いなくなってしまいます。
若い手代と駆け落ちした。
いやいや湊屋の女房おふじにいびり出されたのだ
佐吉はねあの女の子どもなんだよ。
真相ははっきりしませんが鉄瓶長屋から店子たちを立ち退かせようとしているのは地主湊屋その人らしい
湊屋にどんな得があるってんだ?家の事情なのではないかと。
久兵衛さんこそが全ての謎を解く鍵なのかもしれません。
謎ねえ…。
これからますますこのお徳さんの作る煮しめのように味のあるドラマになっていきますので是非皆さん楽しみにご覧になって下さい。
長屋の人たちはいなくなるんですけど逆にその事件によってたくさんの登場人物が出てきて10話を通して「ぼんくら」というのは実は大きな流れの中でストーリーがあります。
是非最後まで見て頂きたいと思います。
よろしくお願いします。
う〜ああ〜!また家移りかい。
佐吉!私をお嫁にしてもらおうと思って。
(小平次)どざえもんが揚がりました!
(2人)成仏しておくれよ〜!ガキのくせにしたり顔で何か言ってんじゃねえ!久兵衛はこれから何が起こるかを全て知っていて…。
佐吉の人生
すいません…。
そしてお徳の心を弄ぶ身勝手な思惑
鬼ごっこは必ず終わる!必ずだ!
人は皆心の中に闇を抱えて生きるもの。
そこに光を当てた時どんな素顔が見えるのか
いよいよお話は佳境へと進みます
何やらおつらそうです。
そんな事はない。
是非ご覧下さい
2014/11/18(火) 02:15〜02:25
NHK総合1・神戸
まだ間に合う!木曜時代劇「ぼんくら」 完全攻略かわら版[字]

木曜時代劇「ぼんくら」宮部みゆき原作の時代劇ミステリーを徹底解説!見逃していた方も、じっくり見た方も、この番組でおさらいしましょう。深まる謎がヨリ楽しめます。

詳細情報
番組内容
木曜時代劇「ぼんくら」10分PR。メイキング映像、出演者のインタビューなど、ぼんくらの世界をヨリ深めてくれるコーナーが満載!充実の10分です。
出演者
【出演】岸谷五朗,奥貫薫,風間俊介,松坂慶子,大杉漣,六平直政,加部亜門
原作・脚本
【原作】宮部みゆき

ジャンル :
ドラマ – 時代劇
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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