(テーマ音楽)
ユネスコの無形文化遺産に認定された「和食」。
おいしく食べたいけれど「お箸が上手に使えない」「魚をきれいに食べるにはどうしたらいいの?」など今更聞けないお悩みを持っている方も多いのでは?
正しいマナーを身につけるとどんな時にも堂々と振る舞えますよ。
懐石料理や和菓子の作法に詳しい京都の茶の湯家元夫人千和加子さんに美しく見えておいしく頂ける和食のマナーを教えて頂きます
今回はお刺身えびかにの頂き方です。
よろしくお願いします。
はい。
和食の中では必ずお造りお刺身が出てまいりますね。
そしてあと殻付きのかにえびというちょっと手のかかるものが出てくる事もありますので頂き方をやってみたいと思います。
まずはお刺身の頂き方から教えて頂きます。
お刺身がここにございますけれども……という事を念頭に置いて頂きますね。
形を崩さないようにという事ですね。
例えばこの場合ですといかなんですけれどもわさびをおしょうゆの中につけてしまうと香りも飛びますし辛みも飛んでしまいますのでいかの上に載せて一緒に頂くと香りも辛みも頂けますね。
お刺身を頂く時に注意するのは?しょうゆがたれそうになるのを手で受けない事。
小皿などの器で受け手やお膳を汚さないようにしましょう
続いて頭付き殻付きのえびの頂き方です。
これはいつも大変苦労しますよね。
苦労すると思いますけれども…。
えびの時にも役に立つのが懐紙。
改まった席ではあると重宝しますよ
まず頭を押さえますね。
懐紙を使うんですね。
そしてこの頭と身の間がこうしますと簡単にむけます。
そしてこれを一つずつ懐紙でするのはちょっと大変ですので手を使いますね。
おなかの側からこういうふうに外していってそして脚も取れますね。
それから尻尾を折りますね。
身だけになりましたので…。
残った殻は脇に寄せておいて。
こうしますね。
むき終えましたらどのように食べたらいいでしょうか?えびは少し箸でも切りにくいですのでむいた身をそのままお箸で2口か3口続けて食べてしまった方がきれいに頂けますね。
頂き終えたら殻をまとめて使った懐紙を置き新しい懐紙で覆っておきましょう
続いてかにです
胴の部分は脚がついていた方から内側に向かって身をかき出します
今回はお刺身えびかにの食べ方を教えて頂きました。
要するに食べたあと汚れてる場合は上に懐紙を載せてお返しすると気持ち的にもきれいにお返しできたという気持ちが伝わると思いますのでそうされるとスマートに見えると思います。
2014/12/22(月) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン 美しく!おいしく!和食のマナー(5)「刺身・えび・かに」[字]
「和食を美しくスマートに頂きたい」というあなたへ!京都の茶の湯家元夫人・千和加子さんが基本から伝授。今回は和食でよく出る「刺身」。それに「えび・かに」の頂き方。
詳細情報
番組内容
世界無形文化遺産に認定された「和食」。「でも、きちんと頂くとなるとマナーに不安が」という方に!「懐石料理」や「和菓子」の作法に詳しい京都の茶の湯家元夫人・千和加子さんが基本から伝授。今回は、和食でよく出る「刺身」。それに「えび」と「かに」の頂き方。「刺身」では「頂く順番」と「しょうゆ・わさびの使い方」、「えび」と「かに」では、「懐紙を上手に使う」のがポイント。
出演者
【講師】武者小路千家14代家元夫人…千和加子,【きき手】牛田茉友
おしらせ
※ワンセグ独自は別番組
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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