オトナへのトビラTV「どう思う?キャラの使い分け」 2014.11.18


学校ではまじめキャラ。
でもSNSではおバカキャラの人気者。
周りが求めるキャラと本当の自分…。
そのギャップに苦しんだ経験ありませんか?「私はみんなに好かれる明るいキャラになりたいんです。
でも現実はうまくいきません。
思いどおりにできるのはSNSの中だけ。
そんな毎日でストレスがたまると今度は新たに毒舌キャラを作って愚痴を発散するように…」。
「気が付けば自分の都合に合わせていくつものキャラを使い分けるようになっていました。
本当の私はいったい何キャラなんでしょうか」。
MCのヒャダインさんもキャラには苦労したそう。
この大胆すぎるキャラ変いったい何があったの?思いきって…で服装もちょっとおしゃれに…。
今のキャラ無理していませんか?本日キャラですよ。
キャラですね。
我々…ね。
人見知りの…。
人と交流するのが苦手な人間にとってはキャラ作りっていうのは非常に重要なファクターでございます。
そうですね。
これもしかしたら今回…そうなんスよね。
明るくいこう。
そうです!だってこうやってテレビに出てる自体で僕らはある程度キャラを作ってますからね。
そうですね。
ほっといたら家でず〜っとず〜っと。
ゲームしてるような。
膝を抱えて。
いやいやもう暗いよ2人とも。
(笑い)下向いてさぁ。
ヒャたろうがいてよかった〜!オープニングからやめてよ〜。
ヒャたろうはもうひまわりのようなね。
そうそう私は熱いラテン系キャラでございますから。
だよね。
まあでもね私もちょっとキャラに悩んでるんですよね。
実は…あ…マズくないスか?え!ホントはね。
俺ねうすうす気づいてました。
気づいてた?ボクもなんか醸し出すオーラはそうかなと…。
そうなんスよ。
だからこう演じるの大変なんだよねやっぱね。
10代でもかなり悩んでる方が多いということでございまして。
ということで早速10代から寄せられた悩みを聞いてくれよ。
みんな苦労しているんだ。
学校でのキャラクターと本当の自分が違うことに悩むある女子高校生の告白。
学級委員を務める私。
クラスのみんなには根暗なまじめキャラだと思われています。
みんながアイドルの話で盛り上がっている時私も輪に入りたいけれどできません。
キャラに合わないことをすると引かれてしまうからです。
休み時間はいつも独りぼっち。
中学校までは明るくて人気者だったから毎日がつらいです。
そんな私が唯一本当の自分でいられる場所。
それはSNS。
匿名のアカウントで面白い写真を投稿します。
もともと私は冗談を言って人を楽しませるのが大好き。
SNSではそんな自分を人目を気にせず発揮できます。
固定ファンもいて……など反応をくれるとすごくうれしくなります。
フォロワーはなんと500人。
SNSの中では私は友達の多い人気者です。
それに大好きなアイドルの話だって思いきりつぶやけます!「今度のライブちょー楽しみ!マヂでちょー楽しみ!!」「私もアイドルになりたーーい!」本当の自分がぶっちゃけられるSNSは最高!でも学校に行けばまた…。
おはよう。
(2人)おはようございます…。
え〜!敬語?いつもの根暗キャラに逆戻り。
本当はリアルな自分を変えなきゃ何も解決しないって分かっているんです。
学校とSNSのいわば二重生活に私は苦しんでいます。
どうしたら抜け出せるのか分かりません。
なるほどね〜。
2つの人生を生きてるわけですよね。
でもなんか結構アカウントいっぱい使ってましたね。
3つくらいね。
いろんなところでいろんな人生を生きてるわけでそりゃ疲れちゃうよね。
(ヒャたろう)なかなか無理してますね。
無理してそうですね。
大変だね。
どうも!あ。
どうしたんスか。
どうも〜!ちょっと通りかかったんで。
ありがとうございます。
トータルテンボスの2人。
イタズラ好きのお調子者と超ポジティブキャラのコンビだぞ。
お二人は小学校からの同級生。
(2人)そうなんですよ。
長いですよね。
もう親兄弟よりも。
(藤田)長いね。
ずっと一緒にいますから。
(もが)お互いのことメチャメチャ知ってる…?メチャクチャ知ってますね。
知り尽くしてますよ。
SNSの中のキャラ変とかどう思いますか?僕たちの時代って中・高の時ってSNS自体なかったんですよ。
だからあれが今の子たちは大変と取るのか逆にそっちに逃げ道ができてよかったのかって思いましたね。
今日の大きな問題ですよね。
ここでSNSでキャラの使い分けをせざるを得ないキャラに悩む10代の声を頂いているので…。
せざるを得ない…。
見てみましょう。
これか。
18歳ですよね…やっぱ学校ってそうなんスよね右にならえというか出る杭はメッチャクチャ打たれるじゃないですか。
必要以上に打たれますよね。
必要以上に。
僕はもうだから離れてたんですけどそういう輪からは。
そうなんスか。
打たれてもヤなんで離れて1人で便所飯みたいな感じ。
それすごく分かります。
なるべく地味に地味に。
地味に地味に。
波風立てないよ〜に生きてましたね僕は。
地味にかぁ。
分かるよ。
だって学校でキャラ変するって本当に難しいことだもんね。
高校1年生の…小学校から中学校に上がる時大胆なキャラ変を試みました。
でもそれは想像以上に大変なことだったといいます。
小学校の頃は引っ込み思案で…休み時間友達の輪には入れず泣いたこともありました。
そんな果恋さんは次第にクラスの中でおとなしくて暗いキャラと位置づけられるようになりました。
学校ではキャラの格付けがありました。
クラスの中心は明るく積極的なキャラ。
1軍の皆様。
控えめなキャラの子は意見が言いづらくなりがちでした。
果恋さんは小学校高学年の時…人見知りを克服したいとあえて知らない人だらけのチアダンス教室に通いました。
積極的で明るいキャラを目指したんです。
さらにみんなの話題についていくためそれまでは全く興味がなかったファッション雑誌を買い込んで最新の情報をチェック。
必死でした。
そんな努力が実り果恋さんはついに中学校で…明るいキャラとしてデビューしたのです。
1軍入りだ。
二度と暗いキャラに戻りたくない。
つらい時も愚痴一つ言わずいつも笑顔で過ごしました。
しかし半年もすると自分が無理をして笑っていることに気づきます。
キャラ変はしたものの今度は明るいキャラを演じ続けるという悩みを抱えてしまったのです。
どうすりゃいいんですかねぇ。
これはねぇ本末転倒というか。
そうですね本末転倒。
そうですよ。
明るくなろうと思ったら明るくなりすぎて疲れちゃったという。
疲れちゃってる時点でもう幸せじゃないですもんね。
ということでここからは専門家の方にも参加して頂きます。
10代のSNS利用と心の問題について取材をしているジャーナリストの…
(全員)よろしくお願いします。
何で10代こんなキャラ作りに苦しめられてるんですかね。
こうありたいっていう理想の自分を頑張って作ってしまうという面がありますよね。
自分だったらこんなはずじゃないって自分に期待してるから頑張るっていう…。
最初はそうだよね。
自分に負けたくないというか。
ちなみにトータルテンボスのお二人は子供の頃のキャラはどうでしたか?僕はねメチャクチャ内向的で友達も1人もいなかったんですよ。
中学校の頃は今と変わらずヤンチャで人気者だった2人。
でも実は小学校の時大胆なキャラ変をしたそう。
小学校2年までは太ってることが原因でいじめられてたんですよ。
転勤族だったんですよ親が。
転校した先で何気ないひと言を言ったら周りが初めて笑ったんですよ。
へえ〜。
そしたら面白いヤツだなってファーストインパクトがなってで「あれ?」って初めての経験でまた何回か面白いってなって。
家では多分明るかったんで。
自分のポテンシャルは。
ポテンシャルを学校でも出せるようになった。
才能を引き出せたと。
僕も小学校低学年の時はすごい内向的だったんですけど4軍5軍でしたね。
でも高学年とかなったらもう1軍ぐらいになってたんですよ。
イケイケじゃないですか。
確固たる地位を築いていて。
5年生の時大村さんのクラスに藤田さんが転校してきたんだって。
藤田って嗅覚あるから「アイツに取り入ればこの学校で安泰だ」と思ったんでしょうねすぐに僕のとこに来て…
(もが)え〜!交換日記ですか。
交換日記って小学生って大体男女でやる。
あとは女子同士とかでやることなのにそれをあえて男に言うっていう…ボケたんですね!そしたら「え?マジかよ」ってマジに取られてて。
「気持ち悪い」みたいになって。
好きなのかなと思っちゃいます。
でもそれがきっかけで仲よくなってね。
うまく1軍に取り入ったわけですね。
羨ましいなぁ。
なんか1軍…。
1軍いいですね。
そんなヒャダさんの写真も入手しております。
やめてよ。
(ヒャたろう)こちらです。
あ!あ!これは…。
(笑い)ヒャダさんこれ修学旅行なんだってね。
うん高2くらいの修学旅行。
(大村)大体3〜4人のグループで撮ってるけど。
1人で撮ることってなかなかないですよ。
そうです。
(藤田)ピンの野原はあんま無い。
(もが)このポーズも…。
この頃はもうキャラ作るのやめましたね。
もう手遅れだった…。
もう格付けがされていたんで。
もういいやと。
不思議な枠…1軍2軍3軍特別枠みたいな。
ありますね。
高校でいきなりキャラ変したらギャップがあってバカにされそうだし…そうなんスか。
思いきって…で服装もちょっとオシャレにして言葉遣いもちょっと今よりももっと粗暴な感じにしてみたんです。
荒々しくしてみたんですね。
大学1年でそれをしたんスか?…
(笑い)大学デビューですね。
あと声かけてくる本物のやつらが怖かったり…。
そうなんスよ。
「ヤベェあんなヤツと友達になっちゃった」ってドキドキする…。
そう。
でも本物のやつらのしゃべり方とかをイミテーションしなきゃいけないから結構オウム返しとかでしゃべり方をまねしたりとか。
それでキャラの格付けという話も出てきましたが。
自分の格付けがされてしまうとリアルの生活でうまく生活できなくなってしまうので…そうですよね。
好きなキャラになれますからね。
SNSがちょっとした避難場所なのかぁ。
でもそこでさらなる悩みが生まれることもあるぞ。
学校でのキャラに疲れてしまった人たちその多くが「ぐちアカ」と呼ばれるネガティブな発言専用のアカウントでストレスを発散しているといいます。
高校生のカナさん。
ぐちアカに夢中になりすぎてとんでもない落とし穴にはまってしまいました。
私はふだんは友達の意見に合わせるタイプ。
いわば…学校ではみんなに合わせてばかりで疲れるので家に帰ると匿名で愚痴りまくっています。
最初はほんの息抜きのつもりでした。
しかし次第に…。
自分でも驚くほど汚い言葉をつぶやくように。
毒を吐くことに快感を覚えることもありました。
さらにフォロワーによるあおりが私の発言を加速させます。
本当の私はこんな意地悪な性格だったのでしょうか。

(笑い声)最近では友達のあら探しばかりしてしまいます。
ほんのストレス解消で始めたのに今では自分がネガキャラに飲み込まれそうで怖いです。
すげぇ。
こんなのあるんだね。
言えないんですかねやっぱ面と向かっては。
特に女の子コミュニティーって言えないんじゃないですか?難しいと思いますね。
学校とかでもグループができちゃって自分のキャラがこうだって思われてたら絶対言えないと思います。
ずっと悪循環じゃないですか。
嫌われてグループからハブられたらクラスに居場所がない。
一人きりってなっちゃうんでしょうね。
病んだツイートとかをするじゃないですかであおられたらもっと自分の闇の部分を出してVTRにもありましたけどあら探しするとか…そうなんですよ。
悪のカリスマに…。
そっちにもストレス抱えるんですかね。
ということで10代の方からこんな声が届いてるんでちょっと紹介しますね。
ぐちアカになってないですよねストレスを発散するために始めたのに。
彼女はまだ…ギリギリですよね。
これがもう全部快感になってしまったら危ないな。
(笑い声)ぐちぐちアカですね。
ここからは対策編。
意外な方法でキャラの悩みから抜け出した人たちがいるぞ。
高校生のさくらさん。
学校では明るく社交的なキャラです。
半年前ぐちアカを思いきって親友にカミングアウトしました。
さくらさんの…フォロワーは22人。
半数以上がふだんから仲のいい友達です。
カミングアウトしてみると友達も同じようにぐちアカを持っていることが分かりお互いフォローし合うようになりました。
学校やバイト先での愚痴や人間関係の悩みなど面と向かって言いづらいこともさりげなく友達に伝えることができました。
親友の…ぐちアカで知ったさくらさんの気持ちをくんで声をかけてくれたり相談に乗ってくれたりします。
カミングアウトしたことで強まった絆。
さくらさんにとって何よりも大切なものとなりました。
愚痴とか弱音とか言える相手いないっスね正直。
基本的には誰かに愚痴を言うことが悪いことと思っちゃってボクもやっぱためますね。
あためちゃう。
行き場がない。
自分でため込むしかない。
たまに…なんか別に返事は要らないからただひたすらしゃべるみたいな。
だから…
(笑い)ヤバイかな。
回りくどい気がしますけどね。
う〜ん…。
やはり…気持ちが楽になったと思うんですよね。
キャラなんてもう要らない!そんな大胆な考え方に行き着いたのは…?中学時代にキャラ変したものの明るいキャラに疲れ始めていた果恋さん。
息抜きは大好きなネイルに没頭することでした。
熱中できる趣味を見つけたことがキャラに悩み続けた果恋さんの大きな転機となりました。
中学校卒業後果恋さんはネイリストの技術を学べる学校に進学しました。
そこで果恋さんは同じ興味や夢を持った友人たちと出会いました。
頑張って共通の話題を探さなくても自分から自然と友達に話しかけられるようになりました。
(取材者)結構しゃべるんだふだんは。
将来の目標ができもうキャラにとらわれたり悩んだりすることはなくなりました。
今では人見知りも克服しつつある果恋さん。
将来はお客さんと楽しく会話ができるネイリストになるのが夢です。
はい。
よかったですね。
(もが)よかったです。
はい。
共通のものを見つけたらもうキャラを作らなくてよくなった。
仲間意識が。
だから学校ってある意味すごく残酷な場所でただ高校とか中学っていう縛りだけで個性も趣味もバラバラな人たちが「はい同じクラスですよ」って集められるのでだから上っ面の会話だったりとか調和…合わせなきゃいけない。
だけど今回はネイルっていう1つの共通点があるんでちゃんとガチッとまとまれるんでしょうね。
あとよくありのままの自分を出したいとか言う人いますけど…それを模索してるんでしょうね。
10代なんてグラッグラじゃないですか。
ちょっとそれこそF1が好きな友達ができたらいきなりF1好きになってみたりとか。
すぐに趣味から何からグラグラじゃないですか。
なのでそこで…それも自分ですからねそのグラグラなのも。
そうなんスよね。
というわけで本日は「キャラ」というテーマだったんですが藤田さん。
僕が小学校2年くらいの時に…やっぱ太ってたし友達もいなくてああもうダメな…それを受け入れたんです。
俺ってダメなヤツだなって。
それから生活始めたら…友達1人できたら「やるじゃん俺」になるし。
そっか。
すごい分かります。
もともとがダメだからできないのも当たり前だって1回飲み込んでやるとできた時にさらに喜ぶというか。
できなくて当たり前なんで。
そこからスタートすると…そこからはみ出た部分がすごく苦しいけど下からスタートしたらちょっとでも全部がいいことになって…。
「これできた。
これできた。
」って。
ボトム出身だと思ってます。
(笑い)もがちゃんは?はい。
ボク10代は明るくはなかったんですけれどもでも結構自分の趣味とかに特化したのでボクはずっとネットゲームをやってましてでもなんかそういうので……を作ると結構学校生活そこまで苦にならないこともあるかなと思うのでまずは…頑張って下さい無理をせずに。
無理をしないことです。
いやぁヒャダさん今日はキャラというテーマでしたけどもいかがでした?今日のVとか見てみんなと話して思ったのが無理しちゃいけないね。
確かにね。
無理してる感じがすごかったね。
あのかなり遠いところのキャラを目指しちゃったんだろうね。
なんだろう新宿駅から新宿三丁目くらいの幅で良いと思う。
(ヒャたろう)歩いて行ける距離…。
そうそうそう。
新宿から高尾とか。
高尾山目指しちゃダメなんだよね。
新宿三丁目くらいの短さ…。
(ヒャたろう)で徐々にね。
でねキャラ作りをしすぎて今新宿にいるのに高尾を見てたら絶対破綻するんだよね。
もっとみんなねキャラを作る時は新宿から新宿三丁目。
この距離でまずキャラ変をしていこう。
よし!ありがとヒャダさん。
帰る。
うん…。
(ヒャたろう)ホントに彼女作った方がいいな。
(笑い)2014/11/18(火) 00:25〜00:55
NHKEテレ1大阪
オトナへのトビラTV「どう思う?キャラの使い分け」[字][再]

学校でのキャラに疲れた10代の告白。本当の自分を出せるのはSNSの中だけ!?ヒャダインが、大学時代の大胆なキャラ変を激白、その心とは?最上もが、トータルテンボス

詳細情報
番組内容
学校生活の中でどんなキャラクターに位置づけられるかは10代にとって切実な問題。いじられキャラ・・・だけど、本当は明るいイメージにキャラ変したい!リアルではうまくいかないけれど、SNSの中だけでも人気者キャラになりたい!など、いくつもの声が寄せられている。アカウントごとに違うキャラを使い分けるツワモノとは?キャラ変して何が変わった?キャラに悩む10代の本音がさく裂。
出演者
【出演】ヒャダイン,最上もが,トータルテンボス,ITジャーナリスト…高橋暁子,【語り】片山千恵子,松田大輔

ジャンル :
趣味/教育 – その他
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – ファッション

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:8538(0x215A)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: