BOSS #10 2014.12.09


株以上使った豪華な鉢の注文も入っているということです。
「葉ボタン」の出荷は今月末まで続けられ、正月を彩ります。
(幸子)どう?結構やるでしょ?
(花形)勘弁してくださいよ。
今度のサミットは首相を警護するんですよ。
あれじゃ首相撃っちゃいますよ。
(幸子)えー。
やっぱり駄目かしら。
(花形)あのね。
ちゃんと撃てるようにならなきゃ一緒に組む僕が怒られ…。
危ないって。
(野立)以上が警護課からきた特別犯罪対策室への協力要請の内容となります。
(野立)来る6月30日に行われる世界環境サミットは世界各国から主な首脳および著名な科学者が大挙して来日いたします。
空港会場等の警備には万全の上にも万全を重ねくれぐれも遺漏のないよう対策室としても臨みたいと思っております。
よろしくお願いします。
過激な活動で知られる環境団体がサミットを妨害するという情報もある。
しっかり頼んだぞ。
(絵里子)分かってる。
帰ってくるなぁついに。
(森岡)動くな!
(森岡)よいしょ。
よいしょ。
嫌だ!嫌だって!
(森岡)よし。
OK。
何なのよ?いったい。
(森岡)うちの先生に約束したんだよ。
例の環境サミット。
何か面白いことないかっていうからそれじゃSPにかぶり物させますって。
バカじゃないの?バカなの?だからあんた秘書止まりなのよ。
(森岡)3カ月間練りに練った計画だ。
やだ。
ちょっと。
よし。
これでいい。
アハハ。
まだ入るな。
じゃあ当日頼んだぞ。
なっ。
ちょっと。
あんたこれだけのために来たの?政治家秘書は忙しいんだよ。
バイビー。
何あれ?信じら…。
あれ!?取れない。
手伝って。
早く。
楽しいコンビだねぇ。
いや。
そういうことじゃない。
ちょっと。
しっかりやってよ。

(遠山)ああっ。
(理香)うん。
分かった。
じゃあね。
(岩井)何や?何かええことあったんか?
(理香)ちょっとね。
フフフ。
(岩井)「フフフ」って。
カワイイのう。
パクったろ。
(花形)プロポーズした!?早過ぎでしょう。
(片桐)何を言ってんだ。
キスイコール結婚だろ。
(花形)何で当然みたいな顔なんですか?
(山村)幼稚園の年長さんでももうちょっとませてるよ。
しかもお父さんの前で。
(花形)マジで!?
(山村)お父さんむっつりしたまま黙りこんで丸2時間口利かなかったんだって。
(花形)表情硬っ。
勇み足にも程があるでしょう。
(幸子)何だ。
私じゃなかったの。
(花形)自分だと思ってたんだ。
(山村)いやぁ。
でもよくやった。
(山村)その勇気は立派だよ。
うん。
失敗したとはいえ。
山村会としては鼻が高い。
次は僕の番だ。
(花形)えっ?ついに決意した。
理香さんにプロポーズする。
マジっすか!?
(岩井)おっさん。
そのリカリン何やえらい上機嫌やったぞ。
(山村)えっ?
(花形)まさかひょっとして待ってるんじゃ…。
山村さんからのプロポーズ。
(山村)えーっ!?
(幸子)恋の予感。
あり得ます。
(花形)ヤマムー今きてるから。
(山村)えーきてるかな?僕。
(岩井)きてる。
明らかに先週よりきてる。
ついに時代が追い付いた!・
(真実)何たらたらしゃべってんの?木元!
(山村)マミリン!?
(真実)ぼけっとしてる暇ないよ。
事件だから。
元祖はこっち。
事件だから。

(山村)会いたかったマミリン。
(花形)もう体は大丈夫なんですか?
(真実)ぼちぼち。
(岩井)なあなあ。
何でこっちに?
(幸子)ご無沙汰しています。
これどうぞ。
おにぎり。
木元は今日付で対策室に異動した。
異動?詳しい事情は後後。
取りあえずこれから追う事件の概要話すよ。
死亡したのは遠山信司さん55歳。
東和商事物資部部長。
自宅マンションの屋上で何者かに爆弾を仕掛けられ爆死した。
遠山さんはジョギングが趣味でしたがそれにしても理由が分かりません。
このルームランナーも遠山さんのものじゃない。
爆発物については鑑識が調査中。
この1週間前横山物産財務部部長枝野義三さん51歳。
公園を散歩中仕掛けられた爆発物によって死亡してる。
爆発物は同じと思われ連続殺人の可能性が高い。
でも話はそれだけじゃない。
えっ?この事件木元を新島署に行かせた一件と関係してるかもしれない。
(花形)どういうことです?
(岩井)行かした?飛ばしたんちゃうの?
(山村)捜査させてたんですか?話は2年前の黒原国家公安委員長狙撃事件にまでさかのぼります。
(銃声)
(山村)《あの爆弾はおとりだったのか》
(花形)《木元さんのビルの警備を外して悠然と狙撃したということですか》
(真実)《ボス》《フェイク爆弾には複雑な配線が施されていました》《そもそもテロ組織がこんな手の込んだトラップを仕掛けるんでしょうか?》《そうね。
これは黒い月の仕業じゃない》
(真実)やはり黒原委員長狙撃事件を黒い月の犯行だと仮定すると爆弾以外にも辻褄が合わない点が出てきました。
(岩井)別のグループが委員長を狙ったってことか。
じゃあ高倉の脱走は?
(真実)そこはまだ詰めきれていません。
そこで委員長を狙ったバックを探るため木元をいったん対策室から出し新島署に行かせた。
裏金撲滅を推進する黒原委員長を狙った警視庁内部の犯行の線も捨てきれなかったから。
何で新島署に?これです。
メールで報告していた裏金問題に関する機密文書。
新島署だけが裏金リストに名前がなかった。
逆にそこに何かあるとみたボスの見方は正解でした。
中身は見たのか?ヤコブレフ理論を使った極めて高度な暗号です。
まだ解けていません。
黒原理香は使えない。
そうだな。
父親の狙撃に関する情報が含まれてる可能性がある。
私が解いてみます。
それよりこの数カ月の行旅死亡人いわゆる行き倒れの人を調べました。
神奈川と埼玉で死亡した男性。
身元不明のホームレスだと思われていますがよく見てくださいこの顔。
黒い月の幹部にそっくりなんです。
じゃあホームレスに見せ掛けて幹部が殺されてるってことですか?分かりません。
ただ今度の2件の殺人…。
東和商事と横山物産は10年前黒い月による連続企業爆破事件のターゲットにされた企業。
確か…。
一人が亡くなってる。
今回のこの2件にも黒い月が関わってる可能性はある。
木元は引き続きこの亡くなったホームレスを洗って。
はい。
県警に連絡しておく。
それとこのディスク俺が厳重に保管しておく。
(岩井)ああ…。
しかし何でわざわざルームランナーの下なんかに爆弾仕込んだんや?
(幸子)これひょっとしたら乗って走ったら起爆装置が作動して降りたら爆発する仕掛けになってたんじゃ?
(山村)降りたら爆発?ってことは走り続けなきゃいけないってこと?つまり遠山さんは脅され爆弾付きのルームランナーを走らされ力尽きたとこで爆死した。
死のルームランナーってことか。
(花形)何でよりによってこんな所で?
(片桐)この木にぶら下がっていて落ちたときに足元の爆弾が爆発した。
(花形)っていうか登れなくないすか?この高さじゃ。
(枝野)《ああ…。
あっ…。
ああっ…》
(花形)痛っ痛い。
痛い。
何すか?痛い。
えっ?
(片桐)上がって。
上がって早く。
(花形)前見えない。
前見えない。
(片桐)早く早く。
(花形)危ない危ない。
(片桐)足持って。
足。
(花形)危ない危ない。
(片桐)んっ。
(片桐)時計?
(花形)片桐さん当たってる。
当たってるって。
(職員)推定年齢は20代から30代前半。
死因は心不全ですね。
(真実)他の死因は考えられませんか?
(職員)確かにちょっと変だなと。
まだ若いし。
不摂生な生活をしてた割には他の臓器は奇麗でした。
まあ突然死もありますからねぇ。
行政解剖もしましたし。
これが所持品です。
(真実)ちょっと調べさせてもらいます。
(職員)はい。
(花形)結構出入りはあるんですね。
(片桐)この車のナンバーはチェックしたか?今本部に問い合わせてます。
あっ。
そういえば片桐さん。
彼女にまだ身分明かしてないんでしょ?何をしてる人になってるんです?四菱商事だとついとっさに。
(花形)いや。
盛り過ぎでしょ!
(花形)あっ。
はい。
あっ。
照合出ました?はい。
(花形)はい。
(花形)分かりました。
どうかしました?
(真実)不審死のホームレスの遺留品に共通の掌紋がありました。
警視庁のデータベースの中にそれに一致する掌紋があれば…。
高倉龍平です。
高倉が戻ってきた。
高倉が幹部を殺したってことですか?まだ確実なことは言えない。
(岩井)今回の事件との関連性は?まだ何とも。
その件は引き続き木元に調べさせてる。
そっちは?2人の会社当たってみたが遠山さん枝野さん共に社内での評判はあんまり良くない。
2人ともずいぶんなやり手な分コストカッターとして過酷なリストラをかしてたみたいや。
それもそのはず。
2人は共に取引先の銀行からの出向です。
(花形)銀行?どこの。
(山村)松葉銀行。
2人の共通点はそれだけじゃありません。
共に1年前の同じ時期に静岡の支店にいました。
静岡。
そこに何かあるかもしれないわね。
被害者2人の首筋にはスタンガンで電流を流された痕がありました。
それで気絶させ目覚めたところを脅してルームランナーや木に向かわせる。
スタンガンの出どころ探ろう。
それからこの装置を作った犯人は相当な技術者であることは確かです。
(真実)これ2つの現場とも時計が見えますね。
ルームランナーで延々と走る。
木にぶら下がる。
そこに時計があったら余計じりじりするよね。
(枝野)《ハァ…。
ああ…》一番残酷だな。
何かのメッセージかも。
キーワードは時計か。
山村さんは被害者たちが時計に関わる取引をしてないか確認。
田所は遺留品の分析。
岩井は物証。
片桐と花形は現場周辺の聞き込み。
行って。
(一同)了解。
片桐どうした?いえ。
(山村)そういえば楓ちゃんのお父さんも静岡の人なんだよね。
(山村)何で上京してきたの?
(片桐)工場の経営をされていてその会合があるとか。
(山村)へえー。
(真実)ハァー。
マミリン色々調べてたんだね。
すっかり飛ばされたもんだと勘違いしてたよ。
口軽い人が多いんでここは。
そういえばごめんね。
(真実)えっ?僕プロポーズするんだ黒原さんに。
知ってるよね?二十歳の。
(真実)うん。
(山村)だからごめんねマミリン。
やっぱり2人に2年は長過ぎたよ。

(エレベーターの到着音)
(山村)じゃ。
何で振られたっぽくなってんの。
(片桐)木元。
(真実)いや。
心の底からどうでもいいんでソラマメのことは。
いや。
この事件黒い月と関係してると思うか?いや。
まだ何とも。
やつらが一般人のふりをして俺たちと接触し何か情報を盗もうとしてるとか。

(エレベーターの到着音)
(片桐)いや。
忘れてくれ。
(山村)遠山部長が担当してた取引先のリストを調べさせていただけませんか?
(社員)分かりました。
こちらへどうぞ。
(山村)はい。
最近この店でスタンガン買った客調べてるんすけどちょっと防犯ビデオって見せてもらっていいですかね?
(店員)分かりました。
(岩井)すいません。
(花形)1週間前の爆発事件なんですがこの辺で不審な人を見掛けませんでしたか?
(男性)1週間前ですか?2社とも時計に関係する取引はありませんでした。
松葉銀行静岡支店時代の話は野立さんの働き掛けで静岡県警から入手しました。
気にすんな。
奇麗になったなマミリン。
(せきばらい)続けて。
(山村)枝野さんは融資部長遠山さんは副支店長でずいぶんやり手だったそうです。
彼らの貸し渋り貸し剥がしによって倒産ないしは廃業に追い込まれた企業はこれだけあります。
そのうち時計関連の取引をしてる会社は?
(山村)3社あります。
相当な恨みよね。
関係者を当たってみよう。
(花形)あと犯行時刻直前に公園近くでジョギング中の女性が野球帽をかぶった不審な男と擦れ違ってます。
《帽子で顔がよく見えなかったと?》
(女性)《うん》
(花形)《他に特徴は?》
(女性)《うーん。
あっそうそう》《硫黄の臭いがしました》
(花形)《硫黄?》
(幸子・真実)硫黄?あっどうぞ。
(幸子)いえ。
そちらこそどうぞ。
(真実)大丈夫。
お先に…。
(幸子)いや私も…。
どっちでもいいから早く。
(幸子)じゃあ私から。
普通の爆薬なら硫黄臭がしても不思議はないですけどこれはプラスチック爆弾。
2−エチルヘキサノールの独特な臭気がわずかにするぐらいのはずです。
他には?遠山さんの手の爪から加害者と思われる皮膚が見つかりました。
おそらくルームランナーに乗せられるときに抵抗して引っかいたものだと思われます。
うん…。
(幸子)今DNAを調べてます。
スタンガンは主なミリタリーショップから購入者リストと監視カメラの映像を借りてきた。
黒原呼んで解析して。
(岩井)了解。
片桐は何かないの?すいません。
特に。
手ぶらで帰ってきてどうする。
花形と一緒にこの3社当たって。
はい行って。
(一同)はい。
了解。
(片桐)肝硬変?
(医師)ええ。
転院されてきたんですがはっきり言って…。
末期状態。
(医師)そういうことです。
分かりました。
ありがとうございます。
後は俺が調べる。
ちょっと立ち寄る所があるから。
えっ?
(楓)こないだうれしかった。
今日お父さんは?ホテルに泊まってるよ。
何で?いや。
(楓)ビジネスホテルなのにお金の心配してた。
ほら。
うち零細企業でお金無いから。
最初は大学諦めて働こうと思ってたんだけどお父さんが行けって。
自分の人生だろって。
無理に後押ししてくれた。
ただね私がいざ大学決まって東京出るってとき大変だったんだよ。
駅まで車で送ってくれるって言ったんだけど…。
(楓)《ありがとう》
(俊夫)《うん》《じゃあ行くね》
(俊夫)《楓。
もう一つ先の駅まで行くか?》
(楓)結局7つ先の駅まで行っちゃったんだよ。
おかしいでしょ。
でも琢ちゃんのことは気に入ったみたい。
えっ?今度男同士差しで飲みたいって。
話ヤマムーから聞きました。
この3カ月ミリタリーショップでスタンガンを買った人の監視カメラ映像をピックアップしたものです。
資料見たら枝野さん殺害の公園にもレンタカーで来てるんですよね。
このこと…。
(片桐)ボスはどこだ?ハァ…。
本気なの?その彼女とは。
はい。
もしそのお父さんが事件に関与してるなら…。
というよりそのお父さんに前科がつくようなことになれば刑事辞めなきゃ結婚できないよ。
それが警察。
理不尽だけどね。
私はあなたには刑事であってほしい。
捜査会議始めるよ!
(岩井)藤森俊夫がスタンガンの購入者であるということは間違いない。
(花形)藤森機器は火薬を扱う工場とも取引がありました。
今盗難があったかどうか調べてもらってます。
(幸子)技術者であればこの爆発物を作るのはさして難しい作業ではないはずです。
でもまだ状況証拠だけね。
確たるものはない。
(片桐)被疑者は自分の恋人の父親です。
自分が近づきます。
まだ刑事だとは名乗っていません。
一番自然に近づけると思います。
会って情報を収集します。
(片桐)倒産?
(俊夫)ええ。
1年前です。
娘にもまだ話してません。
娘も死んだ女房に似て心配性でね。
大学辞めるなんてことを言いだしかねませんから。
でもこの後言うつもりです。
娘が無茶なこと言いだしても止めてくれるでしょう?片桐さんなら。
ええ。
あなたがいてくれれば安心だ。
あっどうぞ。
(片桐)あっ。
(俊夫)銀行の貸し剥がしってやつでね。
私たち零細企業はそれでも一つになって頑張ってきたんだけど持たなかった。
あした不渡りになる。
そんなときはね経営者は時間がたつのはそれは恐ろしいですよ。
時計の針がねまるで自分に近づいてくるやいばに見えてくる。
こればっかりは経験した者じゃないと分かりません。
そうですか。
(俊夫)仲間の中にはそれで病気になったり自殺したり。
自分のことよりそれが悔しくてね。
(俊夫)すいません。
ついこんな話を。
(片桐)いえ。
(俊夫)でも片桐さんに迷惑は掛けない。
一人で生きていくだけの蓄えぐらいはありますから。
心配しないでください。
(片桐)ええ。
(俊夫)片桐さん。
娘のことよろしくお願いします。

(真実)この倒産した企業は共に成長してきた仲間だったってことか。
(片桐)これ。
(片桐)藤森俊夫のものです。
この唾液からDNAが採れると思います。
令状取ろう。
(俊夫)そうか。
分かった。

(幸子)被害者の爪の中にあった皮膚のDNAが一致しました。
チェックアウト?
(フロント係)ええ。
先ほど急に。
(山村)逃げられました。
分かった。
(花形)遠くに逃げる気ですかね?だとしたらその前に必ず寄る所がある。

(楓)びっくりした。
どうしたの?昨日は盛り上がったって?お父さんうれしそうに話してた。
お父さん今日は?
(楓)うん。
急に静岡に帰るんだって。
その前に話があるからってそこのカフェで3時に待ち合わせてる。
俺もいていいかな?
(楓)えっ?あいさつしておきたいんだ。
(楓)うん。
もちろん。
お父さんも喜ぶと思う。
じゃあ行こっか。
こんなときでもリポートだよ。
嫌んなっちゃう。
あっそうだ。
こないだ見つけたんだけど。
はい。
(片桐)開けていい?
(楓)うん。
前から似合うと思ってたんだ。
似合うと思うよ。
(片桐)ありがとう。

(楓)テスト終わったらさどっか行きたいね。

(楓)ああー。
肩凝る。
ああー。
終わった。
(片桐)お疲れ。
(楓)ありがとう。
運転手さん。
少し急いでもらえますか?遅いなぁ。

(楓)琢ちゃんごめん。
(楓)お父さんここには来ない。
琢ちゃん刑事さんなんでしょ?お父さんから聞いた。
ごめんなさい。
ひきょうだけどどうしてもお父さん…。
・藤森楓さんね?警視庁特別犯罪対策室の大澤です。
お父さん…。
藤森俊夫の身柄を捜査員が確保した。
藤森俊夫やな?桑原武雄だね?あなたのお父さん藤森俊夫さんは2件の殺人事件のおそらく殺人ほう助をしました。
本当の首謀者はお父さんの仲間で同じく松葉銀行に倒産させられた桑原工業の桑原元社長。
現場公園付近で不審な野球帽をかぶった男が目撃されてね。
目撃者は硫黄の臭いがしたと言った。
重度の肝機能障害の場合硫黄の臭いを発することがあるの。
犯人はおそらく極めて重い肝臓病。
おそらく余命いくばくもない。
そこから桑原が捜査線上に浮かんだの。
自分をこんなにした彼らに同じ思いをさせてやりたい。
金策に追われ時間に追われたあの恐怖を。
でも体が万全じゃない。
そこで仕事仲間であるお父さんは頼まれて手助けをしてしまった。
(俊夫)《着いたよ武ちゃん》
(桑原)《ああ。
ここまででいい。
行ってくれ》《お前は無関係だ》一時はお父さんも殺人の容疑が掛かっていた。
でも病院で採取した桑原のDNAと被害者の爪の中に残っていた皮膚片のDNAが一致したわ。
(桑原)こいつは何も悪くない。
俺を送ってくれただけだ。
何もしてないよ!
(俊夫)武ちゃん。
もういいよ。
私たちはあなたがお父さんからその犯行と片桐が刑事であるということを聞かされてると仮定してあらゆる可能性を考え私が手を打ちました。
(楓)《刑事!?》
(俊夫)《うん》《武ちゃんから連絡があった》《さっき病院に片桐という刑事が来たと》予想は的中。
さっきここからお父さんの携帯にメールしたよね?駅は警察が張っている。
バスで逃げるようにって。
キーボードのキーはねそれぞれ高周波を出してるの。
それを解析してあなたのメールを読ませてもらった。
たとえほう助だとしても事件に関与しているならば私たちはお父さんを逃がすわけにはいかないの。
楓さん。
警視庁でお話を聞かせてもらえる?分かってたんだ?私が嘘ついてるって。
最初からお父さんのこと逃がすって思ってた?信じてなかった?私のこと。
楓。
逃走に成功していたら2人とも罪が重くなっていた。
片桐はあなたを守りたかったのよ。
よくやった。
片桐。
自分刑事ですから。
つらいでしょうね片桐さん。
(山村)ああ。
おっさん。
何かリカリンがにこにこして出ていったぞ。
よし!その分僕が幸せになるよ!リベンジだ!
(真実)変わり身早っ。
(山村)リカリン!リカリン!リカ…。
ああ!リカリン!リカリン!リカリン!リカリン!
(理香)お父さん!
(黒原)ハハハ。
痛てて…。
(理香)ここにいたの?病院行こうと思ってたのに。
(黒原)いいよいいよ。
そんなことよりさ何かまたおいしいもの食べ行こう。
(理香)うん。
(黒原)ところであの人は?あのうっすらした人知ってる人?
(理香)知らない。
行こっ。
(黒原)うん。
「リカリンリカリン」ってさ。

(真実)結局今回の爆死事件は黒い月とは無関係だった。
でも何で高倉は幹部を?豊島区で腕を切断され顔をつぶされた死体が発見された。
銃で撃たれている。
その線条痕が黒い月が以前使っていたものと同じものだ。
すぐに調べます。
高倉は照準をサミットに合わせているのかもしれない。
警備態勢を見直そう。
対策室のメンバーを明日招集してくれ。
黒い月?
(花形)高倉は凶悪です。
警官を殺すのを何とも思わない相手だ。

(岩井)ああー。
おっさん飲み過ぎやっちゅうねん。
(山村)理香ちゃん。
(岩井)酒臭っ!?
(真実)DNAのデータとかってありますか?
(職員)あっはい。
どうした?この高倉の掌紋指の角度がいずれも同じ。
角度?まさかとは思うけど。
うん?
(片桐)はい。
(岩井)おっさんここや。
俺んちやこれ。
もういいかげんにしてくれ。
ああー。
もうちゃんとしいな!もう!
(山村)襲わないでね。
(岩井)襲うか!アホ。
(花形)すっかり遅くなっちゃいましたね。
こんだけ練習したのにまったく的に当たらないなんて。
(幸子)えー。
やっぱり駄目かしら?生きてる人間が掌紋を付ける場合指の角度はその都度違うはず。
これは切断された腕で付けられた可能性がある。
切断?はい。
(真実)DNAデータが一致しました。
この死体は高倉です。
・片桐琢磨。
(刑事)覚せい剤取締法違反で逮捕する。
(岩井)ほら。
ちゃんとせい!ほら。
(岩井)何やねんこれ?・
(パトカーのサイレン)何だと?高倉も殺されてたのか?誰かが黒い月を利用してる。
黒幕は誰だ?
(刑事)大澤。
監察からだ。
監察?
(刑事)業務上横領の疑いで逮捕する。

(花形)黒い月か。
今度はどんな手を使ってくる気でしょうね?・
(銃声)
(森岡)よくやった。

(刑事)片桐琢磨。
(片桐)はい。
(刑事)覚せい剤取締法違反で逮捕する。
2014/12/09(火) 14:57〜15:53
関西テレビ1
BOSS #10[再][字]

木元が帰ってきた。その頃連続殺人事件が発生!絵里子は二年前の事件との接点を感じて捜査に乗り出す。そんな中、木元は片桐の様子がおかしいことに気づく。

詳細情報
番組内容
 大澤絵里子(天海祐希)ら、「対策室」のメンバーは、日本で開催される世界環境サミットの警備に参加することになった。
 そんな折、絵里子と野立信次郎(竹野内豊)の元同期で政治家秘書の森岡博(大森南朋)が、入念に練った計画があると、絵里子らを訪ねてきた。
 同じ頃、木元真実(戸田恵梨香)が、対策室に復帰。山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らは真実を質問攻めにする。
番組内容2
 そこへ、事件が起こったと絵里子がやって来た。殺害されたのは、有名商社の男性部長で、自宅マンションの屋上でルームランナーに仕掛けられた爆弾により爆死したという。男性は、ジョギングが趣味とはいえ、自分の物でもないルームランナーの上で爆死するという奇妙な事件だった。また、その1週間前にも、別の有名商社勤務の男性が公園で爆死していることもわかった。
 絵里子は、この事件が2年前の国家公安委員長・
番組内容3
黒原健蔵(西田敏行)が狙撃された事件に関連する可能性があると示唆。当時、黒原を狙撃したのは、高倉龍平(反町隆史)が率いるテロ組織・黒い月だと推測されたが、真実らの調べにより、それが別の組織の犯行である可能性が高いと判明。その真相を探るため、絵里子は警察が抱える裏金問題に関連がない新島署に、真実を左遷させたように見せかけ派遣、捜査させていたのだ。真実は、そこである重要な文書を入手したという。
出演者
天海祐希 

竹野内豊 

戸田恵梨香 

玉山鉄二 

温水洋一 

溝端淳平 

ケンドーコバヤシ 

成海璃子 

西岡

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