週刊 ニュース深読み 2014.12.13


おはようございます。
週刊ニュース深読みです。
まず初めは雪のニュースです。
強い寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に、雪が降っています。
あすにかけて太平洋側でも、山沿いを中心に大雪となるおそれがあり、交通への影響などに十分注意が必要です。
夜明け前の秋田空港です。
雪に覆われ、凍りついたような旅客機。
滑走路も一面、真っ白になりました。
除雪車が慌ただしく作業に当たっています。
気象庁によりますと、上空に強い寒気が流れ込んでいるため、北日本から西日本にかけての日本海側や、山沿いの地域を中心に、雪が降っています。
そしてこちらは新潟市のけさ7時過ぎの様子です。
大粒の雪が降りしきり、景色が白くかすむほどになりました。
各地の午前7時の積雪は、北海道北部の幌加内町で87センチ、福井県の大野市九頭竜で61センチ、岐阜県郡上市長滝で53センチなどとなっています。
あすにかけて、強い寒気が本州の南岸まで南下するため、日本海側を中心に広い範囲で雪が降り、東日本や西日本の太平洋側でも、山沿いを中心に、大雪となるおそれがあります。
先週末の大雪で一部の集落が孤立した徳島県。
東みよし町では町の職員が、道路が凍結して通れなくなるのを防ぐため、およそ50袋の凍結防止剤を山間部の公民館に運びました。
つるぎ町では、およそ100人分の毛布や携帯ラジオなどを用意して、住民の避難に備えています。
先週末の徳島県の様子です。
最大876世帯1550人が孤立状態になりました。
山間部に続く道路は塞がれ。
雪でなぎ倒された木が電線を切断。
停電は最大3300世帯余りに上りました。
孤立状態を住民たちはどのようにして乗り切ったのか。
64歳のこちらの女性。
88歳になる寝たきりの母親の介護を続けながら、石油ストーブで寒さをしのいできました。
生活に欠かせない水は。
日頃から蓄えていた食料でしのいだ人もいました。
あす朝までに降る雪の予想です。
いずれも山沿いの多い所で、北陸で80センチ、東北の日本海側で60センチ、近畿北部と岐阜県、それに長野県北部で50センチなどと予想されています。
今夜からあすの朝にかけて、東海や四国など、太平洋側の平野部でも雪が積もる所があり、北日本や北陸などでは、さらにあさってにかけて積雪が増える見込みです。
スタジオには南さんです。
今週末、また大雪、それももう降ってるんですね、だいぶ。
そうですね、雪の降っている所、多くなってます。
現在の雨雲、雪雲の様子ですが、九州も東シナ海側を中心に雪が降ってますね。
これも雪ですか?
そうですね。
東シナ海で雪雲が発生して、それが九州などに流れ込んで、山沿いで雪が降ってますし。
徳島県も?
そうですね、降ってますよね。
関門海峡を抜けてやって来た雲が、四国の山地、また瀬戸内海で発生した雲が、四国の山地にかかってますし、紀伊山地でも現在、雪が降ってて、そのほか山陰から北の日本海側も山沿いなどを中心に雪の所が今、多くなってます。
発達した雪雲があって、雷も伴ってますので、落雷などにも注意をしてください。
そしてこのあとの雪の移り変わりです。
西日本の太平洋側、九州、それから四国、紀伊半島も断続的に雪が降りそうですし、山陰から北の日本海側でも雪が降り、濃い紫色の所は発達した雪雲がかかる所ですので、一時的に雪の量が急に多くなるような、そんな所も出てきそうです。
これは午前0時で、あすにかけても、断続的に四国などでも雪が降り続きそうなので、雪に慣れてない地域でも、今回、また雪の降る所が多くなりそうです。
積もると大変ですね。
そうですね。
また注意する点はといいますと、やはり雪に慣れていない所もありますので、タイヤチェーンなどを用意して交通への影響、注意をしてください。
そして先週降った雪がまた固まって、その上にまた雪が降ってますので、雪崩に注意が必要です。
湿った重い雪も降ってますので、また倒木というような所も出てきそうです。
また停電などにも十分注意をしてください。
南さんにはまた後ほどまた詳しく伝えてもらいます。
さあ、次は、どうぞ。
うん?おお、すごい!おお。
かっこいいですけど、なぜ、けさ空手?
こちらをご覧ください。
モナコで開かれたIOC・国際オリンピック委員会の臨時総会。
バッハ会長が掲げたオリンピックの改革案が承認されました。
改革では、夏のオリンピックで従来28とされていた競技の数の上限を撤廃。
競技の中の種目を、新たに基準とします。
うん?
例えばですね、競技の一つ、陸上。
この陸上競技のうち、男子100メートルや女子棒高跳びなどが種目です。
メダルの授与は、この種目ごとに行われます。
ロンドンオリンピックでは、陸上の種目は47ありました。
東京オリンピック以降は、上限の目安を種目の数に変更。
具体的には、およそ310種目で、選手およそ1万500人を超えない範囲で見直し、開催都市が実施種目を追加提案できることになりました。
これによって、東京大会の組織委員会が調整できれば、来年7月のIOCの総会で、追加種目が決まる可能性が出てきました。
で、新たな種目になりそうなのは?
オリンピックへの復活、その期待がかかっているのが。
野球ですか?
これまで3つのメダルを獲得した野球。
そして2008年の北京大会で、金メダルを獲得したソフトボールです。
いずれも北京大会を最後に、実施競技から除外されました。
選手からは期待の声が。
そして新規の競技採用に期待を寄せるのがこちら。
スカッシュなんです。
過去3回、実施競技の最終候補に挙げられてきたスカッシュ。
世界でおよそ2000万人の愛好者がいるといわれています。
その魅力は。
女子国内ランキング2位の山崎真結さんに教えてもらいました。
まず、ラケットです。
そして黒いゴム製のボール。
あっ、全然跳ねませんね。
早速、体験させてもらいました。
コートは前後左右を壁に囲まれていまして、広さはテニスの4分の1ほどしかありません。
狭い感じ、しますね。
意外と狭いですね、これね。
こうやって入ってみると。
でも動くとすんごく広く感じます。
そうなんですか。
簡単に言うとどういうふうに。
正面の壁に向かって、2人が交互にボールを打ち合います。
床に2回バウンドする前に返せなければ、相手に得点が入るというのが、基本的なルールです。
小野さん、直接前の壁に当てるだけでなくてですね、横や後ろの壁に当てて、前の壁に返すこともできますから、ボールに追いつくのが本当に大変なんですよ。
そうですね。
僕ばっかり走ってます?
私、必死に動いてますけど、山崎さん、ほとんど動いてませんよね。
確かに。
山崎さんが1手、2手先を読んでプレーしているということで、頭脳戦もこのだいご味の一つなんだそうです。
なるほど。
それは無理。
国内ランキング2位の山崎さん。
スカッシュが新規の競技に採用されたら、オリンピック出場も現実味を帯びてきます。
そしてもう一つ。
だから空手だったんですね。
新規の種目として期待が寄せられているのが、空手なんです。
すごい!
ありがとうございます。
おととし、空手の世界選手権女子個人の形で優勝された、宇佐美里香さんです。
よろしくお願いします。
お願いします。
そしてここからは刈屋解説委員と共にお伝えしてまいります。
今、形で優勝とおっしゃいましたが、形っていうのはどういう競技、どういうスポーツなんですか?
形は突きや蹴り、うちなどを組み合わせて、攻防の手順を表現します。
周りに相手がいると想定して、1人で演武をします。
どうやってそれじゃ、勝ち負けを決めたりするんですか?
判定基準はたくさんあるんですが、技の正確さや理解度、スピード、パワーなどが特に判定基準になってきます。
なんとなく、空手って、相手があって戦うものというイメージだったんですが、違うんですね。
それは空手の中の組み手になります。
もう一つ別の種目があるんですね?
刈屋さん、この空手がオリンピックの競技としてまた入るかもしれない。
種目として。
入るかもしれないですし、その候補になる、最大の要因というのは、競技人口が圧倒的に多いんですよ。
世界で4000万ともいわれてますし、愛好者も入れると1億人近いといわれているんですね。
1億?
だから柔道の2倍とも3倍近いともいわれている競技人口がある。
それだけの圧倒的な競技人口というのが大きな魅力ですよね。
じゃあこれから、どうやってその東京オリンピックの種目になるために取り組んでいかれるんですか?
地域や子どもたちの前で、演武や講演などをさせてもらったりしたいと思います。
あとは小さな子どもから高齢者まで空手は幅広い年齢層でできると思うので、これから空手の魅力を伝えて、普及活動をしていきたいと思います。
周りの皆さんも、かなりオリンピックに対しては、前のめりな感じになってますか?
もうさらに、期待が大きくなったので、願ってます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、刈屋さん。
3つとも選ばれる?
空手、スカッシュ、野球・ソフトボール。
3つとも選ばれる可能性もあれば、3つともだめな可能性もあると。
まだ可能性が今、出てきた、道が開けてきたという段階ですね。
全くこれからですね。
そうなんですか。
まだ分からない?
そうですね、前までは28競技という枠の中には入れませんでしたので、2020年は全くその道がなかったのが、今、道が開けたということになります。
誰がなんの基準で決めるんですか?
それもこれからですね。
ですからまず、どういうふうに種目を選ぶのか、そして国内でどういう同意を得るのか、そして国際競技団体との同意をどうするのか、そして最後にIOCの総会でどう認めてもらうのかっていう、段階を踏んでいかなければいけませんし、種目としてほかのものを入れるんであれば、外さなければいけない種目も出てきますよね。
それをどう選んで、どう合意が得られるのかっていうのは、実はかなり大変なことじゃないかなと。
今、無条件で4種目空いてるんですよ。
リオからさらにプラス4種目あるんですけど、ただ上限の人数とか決まってますので、そう考えた場合には、やっぱりかなりの調整が必要になってくるんじゃないかなと思いますね。
それぞれやっぱり、欠点というかですね、例えば野球、ソフトボールは問題ないと思うんですが、野球は大リーグが全面協力しなければ、恐らく合意が得られないだろうと。
なんで大リーグなんですか?
やっぱり世界一を決める大会がやはりオリンピックですので、世界一を決めるのに大リーグが協力しなければ、それは大会として成り立たないということですね。
そして空手は競技人口が圧倒的に多いんですけれども、流派が多いだけに、ルールをどう世界的に明確に分かりやすくすることができるかどうか、そしてスカッシュは今も、高柳さん、行ってきましたけど、見えづらい。
壁に囲まれてますでしょ、3方が。
ですから、お客さんの見るところがすごく限られてしまうという、それぞれの欠点をどういう形で克服していけるのか、そしてほかの競技との調整という部分で大変ですね。
見えにくさの克服って、どうするんですか?
ガラス張りですね。
今考えているのは、全面をガラス張りっていう形を考えているようですね。
今回、やっぱりなぜこういう改革をしたかというと、やはり28競技って枠を張られてしまうと、そっから漏れた人たちのスポーツの人口っていうのもどんどん今、増えてるんですよ。
そうすると、より多くの人を取り込んでいかないと、オリンピックの未来は生き残れない。
それともう一つは、開催地の人たちにとって、メリットがある、そのためにどうしたらいいかということを大きく認める方向に今、かじを切ったと。
つまり、オリンピックを自分たちの都市でやれば、こういう競技をやったらものすごく盛り上がりますよと。
こういう競技をやったら、地元の人は喜びますよ、それをやらせてください。
さらには、かなり分散してもいいということもいわれましたから、思い切ってまちづくりというか、そういうことに、うまく未来につなげるための投資も兼ねたまちづくりもできますよと。
つまり、開催都市メリットに大きくかじを切った大会の最初が2020年のオリンピックということになりますんで、東京大会がどういうふうに競技を選び、どういうふうに盛り上がって、どういうふうに、まちづくりをするかというのが、その後のオリンピックの流れを決めるというぐらい、極めて大事な大会になってきたということがいえると思います。
これ、順調にいきますと、来年の7月のIOCの総会で追加種目が決まる可能性があると?
来年の7月ですね。
7月ですね。
ここまで、刈屋解説委員でした。
さあ、続いてはですね、小野さん、こちらでございます。
今週、将棋界の歴史を変えたこの方。
今泉さんですよね。
はい。
戦後最年長となる41歳でのプロ入りを決めた今泉健司さん。
子どものころから30年間にわたって挑み続けた夢を実現しました。
すごい。
今泉さんの職場に掲げられたメッセージ。
プロ入りを決めた今泉さんに、仲間が贈りました。
月曜日に行われたプロ編入試験。
投了しました。
今泉さんは小学2年生のとき、将棋を父親から教わりました。
めきめきと力を伸ばし、14歳のとき、プロ養成機関の新進棋士奨励会に入ります。
中学3年生のときの作文です。
今、プロの予備軍に入り、一生懸命頑張っている。
このままプロになれたらいいなあ。
20歳で、プロ入り目前の三段にたどりつきました。
しかし、そこから伸びきれませんでした。
結局、満26歳までに四段、つまりプロになれずに、奨励会の年齢制限から退会を余儀なくされました。
その後、レンタルビデオ店のアルバイトや、飲食業などの職を転々とします。
33歳のとき、試験に合格して奨励会に再び入会。
もう一度、プロを目指しましたが、このときもプロ入りは果たせませんでした。
転機となったのは4年前。
地元、広島県で介護の仕事に就いたことです。
すみさん。
おはようございます。
元気?
元気ですよ。
職場で体の不自由な人や、お年寄りを介護する日々。
さから始まることば。
サル。
サル?
ええね、おサルさん。
ここで、ゆとりを持って相手の気持ちに合わせる心を学びました。
これまでの自分の将棋に足りなかったものを見直すきっかけになったといいます。
ゆとりあるね。
応援してくれる人のためにも、プロになりたい。
今泉さんは休憩時間も惜しんで勉強を続けました。
この日、取り組んでいたのは詰め将棋。
今泉さんはプロと直接対戦して編入する新しい制度で、3たびプロを目指したのです。
勝てばプロ入りが決まる月曜日の対局。
お願いします。
序盤、相手のプロ棋士にペースを握られます。
しかし中盤以降、今泉さんが徐々に優位な展開に持ち込んでいきます。
あともう少しや。
いけ!もう少しや、我慢、我慢。
投了しました。
今泉四段が今、たった今、誕生ですね。
おめでとうございます。
やったー!みんなに言いにいこ、みんなに言いにいこ。
41歳、戦後最年長でのプロ入りを決めました。
この喜びを誰かに伝えたいとか、そういうことはありますか?
もうお世話になった人すべてです。
2日後。
職場を訪れた今泉さんを待っていたのは。
おう!すげえ。
すげえ!
おめでとう!
ありがとうございまーす。
ありがとう。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
多くの人から祝福を受けました。
本当にありがとう。
さあ、ニュースを続けます。
10日、ノーベル賞の授賞式が行われ、3人の日本人研究者に、記念のメダルと賞状が贈られました。
第47回衆議院選挙は、あす、投票日を迎えます。
今回の選挙は、安倍政権の経済政策、アベノミクスなど、2年近くの政権運営の評価が問われていて、与党側が国民の信任を得て、安定した国会運営ができる議席を維持できるのか。
野党側が議席を増やし、与党に迫る勢力を確保できるのかが焦点となっています。
街頭演説を行えるのは午後8時までで、各党の党首や候補者らは、最後の訴えを行い、支持を呼びかけることにしています。
再び南さんです。
南さん、この雪というのはいつまで続くんでしょうか。
そうですね、あすまでは広い範囲で降り続きますし、向こう1週間も降る所が多いんですよね。
これは今夜の予想天気図ですが、西高東低の冬型の気圧配置が今夜も続く見込みです。
上空の強い寒気、上空1500メートル付近の気温、マイナス6度、これ雪を降らせる目安の気温ですが、太平洋側まで落ち込んでいます。
このため西日本の太平洋側でもやっぱり雪の降る所が多く、そして日本海の海水温が高いので、水蒸気の量も豊富で、降れば一気に雪が降り積もるような所も出てくる見込みです。
きょうの雪の移り変わりですが、西日本の太平洋側、九州や四国、紀伊半島でも雪が降り、そして山陰から北の日本海側も雪が降り続いて、特に北陸の山沿いでは一気に雪の積もる所も多くなる見込みです。
あすにかけて雪が続きますので、大雪に十分警戒をしてください。
ではきょうの各地の予報です。
2014/12/13(土) 08:15〜08:45
NHK総合1・神戸
週刊 ニュース深読み[字]

広い範囲でまた雪…注意点は?南気象予報士が分かりやすく解説▽五輪改革案がIOCで承認・東京大会どう変わる?▽戦後最年長・41歳で将棋のプロ棋士に。執念の将棋人生

詳細情報
番組内容
【出演】NHK解説委員…刈屋富士雄,大学空手コーチ…宇佐美里香,【キャスター】小野文惠,高井正智,【気象キャスター】南利幸
出演者
【出演】NHK解説委員…刈屋富士雄,大学空手コーチ…宇佐美里香,【キャスター】小野文惠,高井正智,【気象キャスター】南利幸

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
スポーツ – スポーツニュース

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