民謡魂 ふるさとの唄「埼玉県行田市」 2014.12.14


(城島)
今回の舞台は埼玉県
大都会人口723万の東京のベッドタウン
民謡なんてないんじゃないの?
そう思ってはいませんか?
ちゃんとあるんです
埼玉の歴史や暮らしに根づいた民謡が今なおうたい継がれています
それでは幕を開けましょう

(コラショ)「ハアーアーエー」「鳥も渡るか」「あの山越えて」「鳥も渡るか」「あの山越えて」
(コラショ)「雲のナーアーエー」「雲の沢立つ」「アレサ奥秩父」「そうともそうとも」「そうだんべ」「アチャ・ムシ・ダンベに吊るし柿」
(コラショホイ)「ハアーアーエー」「秋蚕しもうて」「麦蒔き終えて」「秋蚕しもうて」「麦蒔き終えて」
(コラショ)「秩父ナーアーエー」「秩父夜祭」「アレサ待つばかり」「押せ押せ押せナ」「押してもいいから」「突っ付くな」
(コラショ)
(拍手)ありがとうございました。
(近藤)オープニングは埼玉県を代表する一曲「秩父音頭」でした。
踊って下さった皆さんはですね「秩父音頭」発祥の地ともいわれています埼玉県皆野町の皆さんなんです。
皆野町では毎年8月14日に秩父音頭まつりが開かれていまして埼玉県内の各地から70チーム以上1,500人を超える人たちでにぎわうという事なんですよね。
あら〜それはすごいですね。
さあこれは剣道着ですよね?はい。
あの…祭りの時はこういう格好で踊るんですか?祭りの時は胴着で踊るんですけども今日は気合いを入れて防具を着けて踊りました。
今何年生ですか?皆野中学校の2年生です。
中学生…。
ねえすばらしいですね。
将来の夢とかありますか?将来の夢はまあうん…安定できる職に就きたいです。
結構しっかりしてますね。
さあ続いて聞いてみましょう。
1番の彼女前に出てきて。
今日どうでしたか?とても緊張しました。
全国に流れてますからね。
好きなアイドルとかいますか?え〜…。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これからも頑張って下さいね。
ありがとうございます。
「秩父音頭」踊って下さったのは埼玉県皆野町の皆さん。
そして歌は會澤あゆみさんでした。
ありがとうございました。
(拍手)「民謡魂ふるさとの唄」。
今日は埼玉県行田市からお送りしております。
ご案内は私城島茂と…。
アナウンサーの近藤泰郎です。
(2人)よろしくお願いします。
さあここ行田市は埼玉県の北部にある町で歴史的にも古くから開かれてきた所です。
古墳が残っていたり「万葉集」や「風土記」に記述があったり更に最近では映画「のぼうの城」で注目を浴びました忍城が築かれた地でもあるんです。
さあ今日はそんな行田の町から埼玉の民謡をたっぷりとお届けしたいのですがその前に今年民謡界で大躍進を果たした若手をご紹介したいと思います。
「日本民謡ヤングフェスティバル2014」でグランプリに輝いた北西椎菜さん。
そして今年2月「NHK東北民謡コンクール」で大賞を勝ち取った橋律圭さんです。
まずは北西椎菜さんに島根県の「隠岐相撲取り節」を唄って頂きます。
それでは北西さんお願いします。

(ハードスコイドスコイ)
(ハヨイショ)
(ハドッコイ)
(ハヨイショ)
(ハドッコイ)
(ハヨイショ)
(ハドッコイ)
(ハードスコイドスコイ)
(拍手)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
「民謡魂ふるさとの唄」。
今日は埼玉県行田市にお邪魔しております。
皆さんは埼玉が江戸の昔から日本の首都を支えてきたのをご存じでしょうか。
18世紀に入ると江戸の人口は100万人を突破しまして世界一の都市になったんですけれどもそれも埼玉なくしては成立しなかったといわれているんです。
さあそれではどのように支えてきたのかイラストに表してみましたこちらです。
さあご覧下さい。
いや〜すばらしいですね。
はいこちらはですね埼玉にお住まいで江戸文化にも詳しいというイラストレーターのいずみ朔庵さんに描いて頂きました。
朔庵さんどうぞお入り下さい。
(朔庵)こんにちは。
いずみ朔庵さんはですね江戸時代を舞台にした小説宮部みゆきさん作品の表紙や挿絵のほか和物時代物のイラストを中心に活躍されている方でいらっしゃいます。
江戸文化お詳しいという事なんですけども。
私小さい時から時代劇とかあと何か忍者の漫画とかが好きでしてそういうものをいろいろ見てるうちに当時の人たちは何を食べてどんな暮らしをしてたのだろうっていう事がだんだん気になってきましてでいろいろ調べてるうちに江戸の魅力にとりつかれてしまったんですね。
そんな朔庵さんに描いて頂いたこのイラストを使ってですね城島さんと私の2人でかるた取りをしながら埼玉がいかに江戸を支えてきたのかその歴史をひもといていきたいと思います。
それでは朔庵さんお願いします。
はいお願いします。
この中にあるわけですね。
(近藤城島)川川川川…。
ああった!あった!これこれ!
(朔庵)違います!え?違う?
(朔庵)荒川荒川。
(近藤城島)あ〜。
「あ」だって…。
この下から…3番目。
(朔庵)はい正解です。
あそういう事ですね。
思わず川に…絵に見入ってしまいました。
(朔庵)荒川利根川は現在でも首都圏の重要な水源となっておりますが昔はかなり氾濫する事が多く下流にあった江戸は水害にたびたび見舞われていました。
江戸時代になりましてから本格的に治水が始まりましてその工事の拠点が何と忍だったという事です。
知らなかったですねこれは。
すごい所に皆さん住んでらっしゃるんですね。
はいじゃあ続きます。
忍は米どこ十万石…。
米です米。
お米お米お米お米。
あ!あれだ!右から3番目。
これこれ…この…。
(朔庵)どれですか?あれ違う?あれどっち?上の…上の右から2番目?
(朔庵)はいそちらが正解です。
忍者の「忍」惜しい。
やった!埼玉というのは実は結構な米どころでして幕府が新田開発を進めた時がありまして江戸の大量消費を支えていました。
特に忍のお米はおいしいと言われておりましてよそのもの食べるともう食べられないという事から「忍でおしまい」といわれていたそうです。
私が言ったんじゃないですよ。
当時からしゃれてたんですね。
当時から城島さんみたいな方がいたっていう事ですね。
分かりやすいんじゃないんですかねだじゃれが。
へえすごい。
続いてお願いします。
はい。
石石で…粉になってるんですよ。
石で粉になってる…。
一番左下じゃないですか?
(朔庵)はい正解です。
やがて米と麦の二毛作が定着します。
明治に入りまして麦の生産量が日本一になりました。
麦の脱穀というのは当然当時は手作業でしたのでその時に使われたのがこちらのくるり棒です。
これをたたきながら労働歌をうたっていたんですね。
ホントにこうやってみますとあの…いろんな文化というか農業も含めて…ホントに江戸を支えてたんですね。
大変な事ですね。
すごいですね。
まさに埼玉なしでは江戸成り立たぬといったところなんですね。
はいさようでございます。
かるたの中にもありました麦打唄。
埼玉県内各地にですね麦打唄というのはありますけれども今日はその中でも「飯能麦打唄」を山本泉さんの唄でお聴き頂きたいと思います。
それではどうぞ。

(ハヨイヤーサーノサー)
(ホイソレ)
(ハヨイヤーサーノサー)
(ホイソレ)
(ハヨイヤーサーノサー)
(ホイソレ)
(ハヨイヤーサーノサー)
(ホイソレ)
(ハヨイヤーサーノサー)
(ホイソレホイ)「ハヨイヤーサーノサー」
(拍手)ありがとうございました。
山本泉さんで「飯能麦打唄」でした。
あの…城島さん農業得意ですよね?まあそうです。
やってますねいろいろと。
くるり棒なんていうものは扱い方とかご存じだったり…。
やっぱりああいうふうに麦をちゃんと結構量があった方が扱いやすいんですよね少量よりかは。
そんな事いちいち説明させなくても絵で見れば分かるじゃないですか。
本業何でしたっけ?
(笑い)ありがとうございます。
失礼致しました。
さあそれではかるたに戻りましょう。
朔庵さんお願い致します。
はい。
飯能…。
大火を引き受けるだから…。
あ火事だ火事火事だ!あホントだ。
火事とけんかは江戸の花。
(朔庵)はい正解です。
火事とけんかは江戸の花という事で江戸ではとにかく火事が多かったんですね。
なので燃えるとやっぱり家を建てなければならないので材木が必要になってきます。
江戸から程近い秩父や飯能などにその役割が求められ以後木材供給地として発展していきました。
そういう事なんですか。
(朔庵)はい。
さあ続きまして…。
はいじゃあいきます。
舟路だ舟。
九十九里だと違う…。
舟だ舟舟。
あ〜これですか。
(朔庵)はい正解です。
最初に間違ってこれ指したやつですね。
(朔庵)そうですねはい。
埼玉で作られた作物や材木は今度は舟を使って川越から江戸に運ばれていきます。
川越から江戸に向かう水路で新河岸川という当時人工的にうねらせた川があるんですがそちらを渡るのが至難の業でして舟頭さんには熟練の技術を必要としたんだそうです。
今その木でいいますとやっぱり建築には欠かせなかったのが木材じゃないですか。
埼玉県はその供給地だったという事ですがやはり木挽唄も埼玉県内いろいろなところに残っているんですね。
今日はその中から「奥武蔵木挽唄」をうたって頂きたいと思います。
うたって下さるのは剣持雄介さんです。
それではどうぞ。
(拍手)ありがとうございました。
剣持雄介さんで「奥武蔵木挽唄」でした。
いや〜木挽唄ってその山の雄大さをちょっとこう…感じる部分ありますけど今日は何かたくましさとか雄々しさを感じましたね。
やっぱり背景を知ると聴き方がちょっと変わってきますね。
面白いものですね。
(朔庵)
他にも埼玉はいろんなもので江戸を支えていました
秋の味覚を代表する甘〜い栗
その栗よりもおいしいと江戸っ子が舌鼓を打ったのが川越のさつまいもでした
…という事で九足す四で十三里
1,400年もの歴史を誇る秩父地方の養蚕業
冬場農家の女性たちが副業として織った絹織物は江戸をはじめ日本各地へと運ばれました
静岡や宇治と並んで狭山は茶どころとして有名なんです
幕末には狭山のお茶と秩父の生糸が重要な輸出品となり外貨獲得に貢献しました
ここでですね「吾野の機織唄」と「狭山茶作唄」をお聴き頂きたいと思います。
吾野は秩父と江戸とを結ぶ通りの宿場町。
秩父絹を取り引きする人たちでにぎわったという事なんです。
今日はですね藤みち子さんの歌声で2曲続けてお聴き頂きたいと思います。
それではどうぞ。
(拍手)
(拍手)
(ハァヨレヨレヨレヨレ)
(ハァヨリコメヨリコメ)
(ハァヨレヨレヨレヨレ)
(ハァヨリコメヨリコメ)ありがとうございました。
藤みち子さんで「吾野の機織唄」「狭山茶作唄」でした。
という事で朔庵さんはいろいろかるたを通じて当時の江戸そして埼玉の文化に触れましたがホントに埼玉なくしては今がないんですね。
私あの…埼玉に住んで10年ぐらいになります。
ここだけの話にしてもらいたいんですがあの…埼玉が一番住みやすい町だと思います。
ここだけの話?
(城島朔庵)ここだけの話。
全国の皆さん埼玉に遊びに来て下さい。
ありがとうございました。
いずみ朔庵さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)息を合わせ重い木を動かす木遣唄。
気温と状態を読み時を計った酒造り唄。
この国には先人の知恵によって生まれた唄や風習文化があります。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は横瀬町川西地区の雨乞唄をお聴き頂きます。
埼玉県西部山あいにある秩父地方
急斜面を切り開いた農地では水の確保が困難でした
秩父の川は畑よりも低いところを流れているからです
ポンプのない時代雨だけが頼りだったのです
雨が降らなければ作物は枯れ食べるものさえなくなる
雨乞いは命に関わる大切なものでした
今日は子供のころに雨乞いに参加した福田徳太郎さんと秩父の雨乞唄に詳しい梅村槌雄さんそして雨乞いの儀式に欠かせないのぼりを持った秩父の皆さんにお越し頂きました
(拍手)さあ早速ですが福田さんは雨乞いに参加されたという事なんですがどんな事を覚えてらっしゃいますか?私が24年…私は10歳でした。
そのころ盛んにですね秩父地方特に横瀬は雨乞いが盛んでした。
でうちの父が雨乞いに太鼓をはたいて回っておりましてそれにくっ付いて歩いてましてその太鼓を今私が覚えております。
当時水はそれほどやっぱり大切なものだったんでしょうか。
当時はもう日照りでとにかく作物が枯れていくという事で雨乞いを…。
子供時分に例えばおなかいっぱい食べたっていう感覚ってあったんですか?いやそんなにありませんでした。
特に主食というのは麦がほとんど多くて米などあまり入っておりませんでした。
さあそして梅村さんですけども秩父各地の雨乞唄を収集されてるという事なんですが各地で違うんですか?みんな違いますね。
大滝に行けば大滝の雨乞唄。
小川へ行けば小川の雨乞唄。
じゃあもう全てを集めて収集するっていうのは難しいわけですか?今はもうほとんどその当時の唄を知ってる人がいないですね。
じゃあ今日はかなり貴重な唄が聴けるという事ですね。
はいそういう事ですね。
それでは唄のご準備をお願いします。
物であふれた今の時代から見れば雨乞いは遠い昔の物語に聞こえるかもしれません。
しかしそこには人々の切なる祈りがありました。
大地は枯れても心は枯れない。
そんな唄がここにあります。
なくしたくたいもの「ジャパニーズソウル」。
今日は横瀬町川西地区の雨乞唄をお聴き下さい。
ありがとうございました。
(拍手)さあ近藤さん続いては。
はい今度はですね埼玉県の川越市に住んでいらっしゃいます小学生の柴田桃々子さんにうたって頂きたいと思います。
いや〜この桃々子ちゃん小学生ですけどもリハーサルで歌声聴きましたけど思わずびっくりしちゃいました。
そして今日伴奏してくれるのがですね以前この番組にも出演して城島さんをうならせたあの中村滉己君が務めて下さいます。
青森県の「津軽あいや節」柴田桃々子さんです。
民謡の面白さそして奥深さそして驚きをご堪能下さい。
どうぞ。

(拍手)
(拍手)いや〜ありがとうございました。
柴田桃々子さん中村滉己君でした。
(拍手)いや〜ホントにこう…見てますと若手というか若すぎる次の世代がすごいですね。
すごいですね。
びっくりしました。
いや〜でもうれしいですね。
若い方がこうして民謡をねうたっていくっていう事はこれからどんどんまたね民謡の後を継いでもらえて広めてもらいたいですね。
さあ今日の締めくくりお願いしたいんですが何をうたって下さいますか?これも埼玉県の民謡なんですけれども「川越舟唄」というね。
先程かるたにありました九十九曲がりのやつですね。
川越から江戸までずっとね高瀬舟で下ってる時の…。
それではお願いします。
はい。
(拍手)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
今日ご出演の皆さんどうぞステージへお集まり下さい。
埼玉県行田市からお送りして参りました「民謡魂ふるさとの唄」そろそろお別れの時間です。
次回は愛媛県宇和島市からお送りする予定です。
暮らしの中で生まれた民謡。
宇和島ではどんな唄が聴けるのでしょう。
次回もどうぞお楽しみに。
最後はご当地行田の唄で締めくくります。
「行田音頭」。

(ヨンヤサ)・
(トコヨンヤサノサ)・
(ソレ)・「ハーアー石田泣かせたヤッチョマカセ」・
(ヨンヤサ)・「石田泣かせた本丸櫓」・
(トコヨンヤサノサ)・「忍は男の意気の町忍は男の意気の町」・
(ソレ)・「ハヨイヨイヨンヤサノサットコセヨイヨイヨンヤサノサットコセ」
(拍手)2014/12/14(日) 15:05〜15:50
NHK総合1・神戸
民謡魂 ふるさとの唄「埼玉県行田市」[字]

民謡魂ふるさとの唄「埼玉県行田市」★昔、埼玉が江戸を支えてたって、知ってました?★司会:城島茂(TOKIO)★出演:原田直之・藤みち子・いずみ朔庵ほか

詳細情報
番組内容
民謡魂ふるさとの唄「埼玉県行田市」▽今回の舞台は埼玉県!昔、埼玉県が江戸の発展を支えてたって、知ってました?今回は、埼玉の歴史や生活から生まれた民謡を通じて、埼玉の意外な一面に迫ります!▽【司会】城島茂(TOKIO)、近藤泰郎アナウンサー▽【出演】原田直之、藤みち子、剣持雄介、會澤あゆみ、山本泉、

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