(テーマ音楽)今回は「すてきにハンドメイド」スペシャルという事で長野県安曇野市にやってきました。
ホントにすてきな景色でもういるだけで気持ちいいですけどまた別の楽しみも今回私たちにあるんですよね。
そうなんです。
しかもですね私たち2人だけではなく今回はこちらの皆さんにもお越し頂いています。
あ〜よろしくお願い致します。
お願いします。
ホントによく呼んで頂いてありがとうございます。
こんなすばらしいところで。
ねえ。
大自然ですね。
こっち後ろは北アルプス?そうです。
すごいです。
きれいな〜。
作品を教えて下さる先生がここ安曇野に住んでいらっしゃる方なんですね。
(中山)すてきなところに。
しかも今回1泊2日で初の合宿という形で作品を仕上げて頂く事になります。
間に合うかな〜。
徹夜になったらどないしよう。
今回は私吉井歌奈子が司会進行を務め中山エミリさんと大阪の出演者の宮川花子さん奥野史子さん杉浦圭子アナウンサーの4人がハンドメイドします。
作るのはこちらの「カーディガンコート」。
素材はちょっと……でおしゃれ度がアップします。
早速作ってみましょう。
作品作りの場となるのが安曇野の木々に囲まれたこちらのコテージ。
さあ着きました。
奥に進んで下さい。
はい。
(宮川)…もう。
(中山)あらら…。
すてき。
暖炉がありますよ。
うわ〜欲しいね。
雰囲気が…。
皆さんにはこちらで作業をして頂く事になります。
では早速ここで2日間皆さんに指導して下さる先生をお呼びしたいと思います。
田民子さんです。
どうぞ。
よろしくお願いします。
皆さん今日はよろしくお願いします。
教えて下さるのはファッション雑誌の編集長をしていた田民子さん。
ファッションコーディネーターとしてデザインした作品を発表しています。
5年前に夫の裕二さんと東京から安曇野に移り住んだ田さん。
都会を離れ木々に囲まれたこの町で暮らし始めてから大きく変わった事があるそうです。
それは暮らしに必要なものを自分で作る事。
そこに価値を見いだすようになりました。
例えばこちらの鍋つかみやエプロンなど日々の生活の中で使うものはなるべく手作りするように心がけています。
自然豊かな安曇野の暮らしの中で考えたのがこちらの気軽に羽織れるカーディガンコートなんです。
このコートを皆さんには挑戦して頂く訳なんですけども。
大丈夫ですかね…。
(宮川)そうでしょうねえ?いやここは付いてないんです。
おそでだけ。
今ちょっと巻くってますけど。
普通はこういうふうにして着る感じですね。
難しいテクニックをもう…なるべくない感じでやりましたので。
一番ちょっと大変かなと思うのはやっぱり最後のテープをつけるところだけちょっとしつけでこうしっかりしなきゃいけないので。
緊張感を持ってそこだけ最後たどり着けば…。
そうです。
あとはもう…。
ゴールが見えてきますか?最初はスムーズにミシンをスッと踏んで頂ければ。
このコートの材料は表布となる「ウール」。
そでの裏布となる「コットン」。
そしてえりからすそにつける「バイアステープ」の3つです。
出演者には生地選びから始めてもらいました。
この中から表布と裏布そしてバイアステープの3つをそれぞれ選びます。
表布はやや厚手のウール地を使います。
フェルトのように目が詰まっていてほつれにくい生地がお薦めです。
分厚いよこれ。
手ごわいよ。
でも縫いやすいほつれにくい生地を選びました。
あまりこういった厚手の生地を作られた事ってないんじゃないですか?「ミシンの針折れたらどないしようか?」いろいろ考えて「大丈夫かな?」思って。
大丈夫です。
大丈夫ですか?そでにつける裏布でお薦めなのがブロードや綿ローンなど……腕を通しにくいため。
色合わせのコツについても伺いました。
ベースのウールが決まりましたらちょっと何かインパクトをつけたかったら意外と強い色のバイアスを合わせたり。
時にはちょっとおそでを上げた時に華やかな雰囲気にしたければちょっと華やかなプリントを選んだり。
でもあの…同系色でそろえてシックに中は派手なものを着るとかって事だったらなるべく同じようなトーンのものを選んだりとか。
今自分がお持ちになってるお洋服が「どんな色合わせが多いのかな?」とかやっぱりそれに合うような色にするといいんじゃないかなと思うんですけど。
どれします?どれしましょうか?一番先に選んだのは花子さん。
私ちょっとね裏地から先ちょっと目に入ったんですけど。
関西人ってやらしいんですけどこういうの好きのなんですよ。
(杉浦)でもすごい私は好きだと…好きでいいと思います。
いいですか?おしゃれですよね。
おしゃれおしゃれ。
これちょっと私先でいいでしょうか?じゃあお譲りします。
すみません。
中から見てこれ…これいう…。
中からでこれこれ。
そういう…。
いいですね。
これこれ。
いけませんか?すごくいいと思います。
花子さんが選んだのはこちらの組み合わせ。
全て茶系でシックにまとめました。
私今日青なんで青でも。
(宮川)あ〜いいね。
(中山)この色もきれいですね。
きれいですね。
合わせやすいですね。
奥野さんは爽やかなブルー系の色で統一しました。
裏布はかわいい小さめの水玉模様です。
続いては杉浦さん。
杉浦さんふだんはプライベートでは何かどういう感じの格好されてるんですか?じゃあホントね。
今日は?
(奥野)あ〜すてき。
(宮川)今日グレーやから「グレーいくかな?」思ったらピンク。
(宮川)これが面白いとこやね。
杉浦さんはピンクの表布を選択。
裏布とバイアステープは茶系で大人っぽくまとめています。
エミリさんはグレーの表布にダークグレーの裏布を選び落ち着いた組み合わせになりました。
生地が決まったところで…まずは裁ち合わせ図を参照しながら裁断します。
指定の縫い代をつけて切り取った型紙を外表にした布に配置し待ち針で留めます。
型紙に沿って布をはさみで切っていきます。
布を持ち上げないようにはさみの先を下の台につけたまま切り進めた方がきれいに切る事ができます。
それでは皆さん裁断を始めていきましょう。
はい。
まずは表布の上に型紙を置いていきます。
後ろ身ごろからまずそろえていきましょうか。
はい。
何か全体にまずちょっと。
ここでエミリさんから質問が。
ちなみにあの…私みたいに背が低い人が「ちょっとこう丈を変えたいな」とか「短くしたいな」という方もいると思うんですけど何かできる方法ってありますか?これはね直線で。
例えばAラインだと結構難しいんですけどまっすぐのラインなのでいくらでも丈を短くできます。
今回使用する型紙はわきからすそまでがまっすぐなラインになっています。
画面で赤くなっているすその部分を調節するだけで丈の長さを変える事ができます。
例えばエミリさんのように小柄な人の場合はすその丈を短くします。
型紙を体に当てたエミリさんひざ上になるようにすその出来上がり線から5センチ上の部分に線を引きました。
今回のすその縫い代は5センチなのでもともとの出来上がり線を切れば丈を5センチ短くする事ができます。
あとは修正した型紙を置いてそのまま裁断するだけです。
丈は短くなりました?はい。
じゃあこちらに回って頂いて。
うまく短くできました。
じゃあこちらのそでを少し長くしたい方をお願い致します。
長くするパターンですね杉浦さんの場合はじゃあ。
杉浦さんのように背が高い人の場合どのようにそでを長くするのでしょうか?この中間でカットして広げるというの教えましょうか。
はい。
丈を伸ばす場合はそで口から10センチほど上を一度切って型紙を伸ばします。
杉浦さんはそでを5センチ伸ばす事にしました。
えっと…ここちょっと気持ちこうカーブのあるライン。
ちょっとフリーハンドでこういうふうに。
ワン!丈を伸ばす場合は自然なカーブを意識しながら…これでそでを5センチ伸ばす事ができました。
型紙の修正が終わったらはさみで布を切っていきます。
布を浮かせないように切るのがポイントです。
裁断が終わったら合い印や角に印をつけていきます。
今回は手芸用複写紙では印をつけにくいのでしつけ糸を使って「切りじつけ」という方法で印をつけます。
それではやり方を見ていきましょう。
しつけ糸を2本どりにし玉留めをせずに角の部分を1針縫い糸を長めに残して切ります。
もう片方も同じように生地を2枚合わせたまま1針縫い余分な糸を切ります。
するとこのようになります。
反対側から見ると角に印がついているのが分かります。
合い印の部分を同じように1針だけ縫い余分な糸を切って印をつけます。
しつけ糸が取れないようにゆっくりと型紙を外します。
布を1枚めくり2枚の布地の間でつながっているしつけ糸を切ります。
余分な糸はここでカットしておきましょう。
糸が抜けないように軽く押さえます。
これで印つけができました。
表布と裏布のどちらにも印をつければ裁断は完了です。
皆さん裁断が終わり切りじつけを始めています。
ワン!そうしないと生地を離した時にしつけ糸が取れてしまいます。
ちょっと押さえておくといいかも…。
刈り取る。
刈り取る。
いいですか?こちらが…。
はいできた。
あ〜腰痛っ。
ちょっとばばくさかったですね今出来上がりの言葉が。
そして花子さんも。
よいしょ。
押さえて。
はいやっとできました。
あれ?奥野さん速っ。
もう終わってます。
余裕?ちょっと大丈夫ですか?皆さん。
はい。
終わりましたか?何とか。
あれ?ちょっとお嬢…。
あとちょっとです。
よいしょ。
キュッキュッと。
よしできた。
これでパーツをそろえましたね。
これで4人全員裁断まで終わりました。
裁断のあとはいよいよミシンでの作業に入ります。
それでは始めて下さい。
はい。
まずはジグザグ。
始めま〜す。
ジグザグ。
ピッ。
身ごろの布が伸びたりほつれたりしないように画面の赤い部分にジグザグミシンをかけていきます。
カーブのところは生地が伸びやすいので特に注意が必要です。
厚地用の「30番」のミシン糸を使用しましょう。
(中山)わっ。
(宮川)あっ速い。
すごい何か…どきどきする。
皆さん順調にジグザグミシンをかけています。
大丈夫そうでしょうかね?先生。
ジグザグが進んでます。
進んでます?はい。
エミリさんカーブにさしかかったようです。
カーブです。
ちょうどバイアスになるところなので。
あの…ここでちょっとこういうの伸ばしちゃうと動いちゃいますよねちょっとウエーブがついちゃうので。
なるべくこの…。
形に素直に?形に素直に縫って下さい。
はい。
ワン!はいよっ。
ふん…ジグザグしたじゃな〜い。
ジグザグミシンをかけたら次の工程へ。
そでを中表に合わせて待ち針で留めこの部分をミシンで縫います。
ミシンの縫い始めと終わりは返し縫いをしながら縫い合わせます。
そでが縫い終わりました。
裏そでも同じように縫い合わせます。
縫い代をアイロンで割り裏そでを表に返します。
中表にして裏そでを表そでの中に入れます。
この時表と裏の縫い代が重なるようにします。
しつけをしてそで口を1センチの縫い代で縫います。
そでが縫い終わりました。
しつけ糸はここで外しておきます。
そでを表に返します。
そして裏そでを表そでの中に入れて整えます。
そで口の部分はアイロンをかけてしっかりと折り目をつけます。
身ごろと縫い合わせる部分にしつけをかけます。
この時余分な縫い代は切っておきましょう。
2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
これでそでができました。
皆さん初めての裏地付けに挑戦です。
間違いやすいのが右と左の生地を反対に付けてしまう事。
表と裏。
あっ大丈夫。
これでこう…この縫い代と縫い代を合わせて…。
よいしょ。
いけばどうだろう?エミリさんそでが合っていませんね。
合ってないのか?あっ逆か?赤い丸の部分が合っていません。
そでを左右逆に組み合わせてしまいました。
そでは前と後ろで形が少し違います。
そでの表布と裏布を合わせる時は角と合い印が合うかきちんと確認しましょう。
あなたのお友達はこっち?エミリさんもう一度そでを組み合わせてみます。
これとこれが…合うじゃな〜い。
そうだこれでペアが完成。
その後も作業が続き日もすっかり暮れてきました。
しゅ〜しゅ〜。
じゃ〜んそでができた〜と。
たぶんこっちがこうで…。
花子さんそでが完成しました。
じゃ〜ん。
(奥野)できた〜。
は〜いいえ〜い。
そでが…。
そでが。
できた。
奥野さんも完成。
私もはめよっ。
(宮川)そうそうはめよ…。
はめよはめよ。
(宮川)ここを折り返します。
できたできた〜。
(宮川)えっちょっと〜。
できました〜。
(宮川)有閑マダム…。
きれいに…。
すごいできましたねおそでが。
よく合ってますね。
すてき。
かわいい。
すてき…。
かわいい…。
まだそでしかできてないけどかわいい。
メチャうれしい…。
かわいい。
やった〜。
かわいい。
そろそろ1日目の作業を終わりにしたいと思うんですが皆さんどこまで進みましたか?そでまで終わりました。
そでまで。
うわ〜すばらしい。
(宮川)すご〜い。
今日1日いかがでしたか?すごい最初ね「どうなるかな?」と思ってたんですけどやればやるほどちょっと楽しくなってね「明日がどうできるか?」もう今わくわく…。
寝られへんかったらどうしよう?
(笑い)そしてエミリさん。
はい。
コートなんて買いにいく事はあっても自分で作れるものなんて想像してなかったんですけど今日こうやって教えて頂きながらちょっとずつ形がこう見えてきてもう今楽しみでしょうがないですね。
さあ奥野さんも出来上がりましたねきれいに。
何かあの…ウールって初めて縫ったんですけど。
ああそうですか。
思っていたよりは縫いやすかった。
やすかった?良かったです。
もっと何かごわごわして「すごい動かないぐらい大変なのかな?」と思ったら意外と思ったよりはスッといけたので。
まさかね自分でこんな厚手のコートを作れるとはびっくりです。
まだできてないですよ。
(笑い)まだまだ…。
明日楽しみに。
頑張って…。
じゃあまた明日も頑張って頂いて。
2日目もその調子で皆さん頑張って下さい。
今日はお疲れさまでした。
お疲れさまでした。
今回ご紹介した「そで裏付きのカーディガンコート」はテキスト11月号に詳しく掲載されていますので是非参考になさって下さい。
電子版もあります。
次回は…完成に向けていよいよラストスパートをかけます。
メッチャメッチャ楽しいんですこれ最後何かちょっと笑みなんか浮かべてきそうになる。
できました〜。
(歓声)できました?できました〜。
どんなコートが出来上がるのでしょうか?後編は明日…お楽しみに。
(テーマ音楽)今回は長野県安曇野市からお送りする「特別版」です。
東京と大阪の出演者が一堂に会し作品作りに挑戦します。
こちらの気軽に羽織れるカーディガンコートを2日間かけて作ります。
素材はちょっと……でおしゃれ度がアップ。
またお好みでポケットをつける事もできます。
早速作ってみましょう。
教えて下さるのはファッション雑誌の編集長をしていた…ファッションコーディネーターとしてデザインした作品を発表しています。
今回の作品は現在安曇野で暮らす田さんがご自身のライフスタイルの中でデザインしたものです。
私吉井が司会進行を務め中山エミリさん宮川花子さんそして奥野史子さん杉浦圭子アナウンサーの4人が作品作りに挑戦します。
前回は型紙の修正裁断印つけをしミシンでの作業へ。
じゃ〜んそでができた〜と。
まだそでしかできてないけどかわいい〜。
全員そでを作る作業まで終了しました。
それではここまでの作り方をご覧下さい。
材料はご覧のものを用意して下さい。
まずは裁ち合わせ図を参照しながら裁断をします。
指定の縫い代をつけて切り取った型紙を外表にした布に配置し裁断します。
裁断が終わったら「切りじつけ」という方法で合い印や角に印をつけます。
しつけ糸を2本どりにし玉留めをせずに角の部分を1針縫い糸を長めに残して切ります。
型紙を剥がして布を1枚めくり2枚の布の間でつながっているしつけ糸を切ります。
余分な糸はここでカットしておきましょう。
表布と裏布のどちらにも印をつければ裁断は完了です。
そでを中表に合わせて待ち針で留めこの部分をミシンで縫います。
表のそでが縫い終わったら裏のそでも同じように縫い合わせます。
中表にして裏のそでを表のそでの中に入れます。
しつけをしてそで口を1センチの縫い代で縫います。
表のそでをひっくり返し裏のそでを表のそでの中に入れて整えます。
2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
これでそでができました。
作品作りをするのは安曇野市内にある木々に囲まれたこちらのコテージ。
さあ「ハンドメイド合宿」もいよいよ2日目です。
田さん昨日一日教えてみていがでしたか?あの…皆さんが厚地のコートに初めて挑戦という事でちょっと不安だったんですけどでもちゃんとはさみを入れられたし。
あの…それぞれねパーツが出来上がった時はちょっとほっとしました。
ああそうですか。
それでは2日目にかける皆さんの意気込みを聞いていきたいと思うんですがまずは花子さんから。
はい。
もう昨日ね寝れなかったですね。
ホントに夢を見ましたね。
自分が「この安曇野の町をこのカーディガンコート着て歩いてる」というのは。
それぐらいもう…頑張りますよはい。
そして奥野さん。
はい。
昨日慣れない厚地を初めて扱って疲れたんですけど。
ホントにあの…安曇野の空気の中ぐっすり寝られたので私ホントに疲れもとれて今日はリフレッシュして頑張ります。
それでは皆さん早速昨日の続きからいきましょうか。
コート作り始めて下さい。
は〜い。
よいしょ。
まずは…。
これがこれ…。
やっと身ごろに入ります。
ちゃんと待ち針打ってやっていきます。
2日目は身ごろを縫い合わせるところから始めます。
作り方をご覧下さい。
前身ごろと後ろ身ごろのわきを中表に合わせて1.5センチの縫い代で縫います。
わきの縫い代をアイロンで割りすその縫い代にジグザグミシンをかけます。
すその縫い代をアイロンで折ります。
ジグザグミシンの下の部分にステッチをかけます。
ミシンで縫う時は上の布が浮いてくるので目打ちで押さえながら少しずつ縫っていくのがポイントです。
これですその始末が終わりました。
皆さん身ごろを縫い合わせてすその始末に入りました。
奥野さんにトラブルが発生。
前身ごろと後ろ身ごろを縫い合わせたらすそがずれてしまったようです。
田さんが見てみると…。
布を2枚重ねて縫い合わせているうちに片方の布だけ少し伸びてすその長さがそろわなくなってしまったようです。
このような場合ははさみで長さを切りそろえましょう。
ちゃんと切ってるつもりでも生地が伸びてるからたぶんずれてしまうんですねこれ。
生地は伸縮性があるのでこういう事もあるんです。
(宮川)奥野さん裁断ですか?今から。
いや…。
ちょっと待って待って。
「裁断」というの昨日の初めにねやりましたよ。
花子さんもずれてますこれ。
え〜!ずれてます。
これ何で?何で?裁断までしたのに。
そうなんです。
やっぱ生地がちょっと多少伸びてるみたいでこうやって縫ったらこうなるじゃないですか。
ホンマやねんびっくりした。
これ今裁断してますもん。
ああ良かった聞いて今。
失礼致しました。
花子さんもまっすぐに切りそろえる事に。
よく起こる事なので皆さんも注意しましょう。
ありがとうございます。
こっちはいけますね?はい。
こっちはきれい。
でもちょっと一応こういうのきれいに整えておきましょう。
すそを縫う前に余分な糸も切っておきましょう。
「作業は丁寧に。
夫には乱暴に」ってあきませんよねそれね。
すそを縫う前に一度アイロンをかけます。
では次の工程を見ていきましょう。
身ごろと…前身ごろをめくってそでと身ごろを中表に合わせます。
この時身ごろとそでの縫い代線が合うように注意しましょう。
合い印や端の部分を合わせて待ち針で留めしつけをかけます。
1センチの縫い代でミシンで縫います。
身ごろにそでがつきました。
えりぐりから15センチぐらい下までの縫い代をアイロンで割ります。
いよいよそでつけです。
ここは大事ですからしっかり覚えましょう。
そでつけで右と左が間違っちゃったりするのが一番大変な事になるので。
どういうふうに気をつければいいですか?はい。
え〜っとですねまずはこの前の方がカーブが深くなってます。
あのねここですね。
後ろのラインが意外とこう直線的なんで。
これをしっかりと見極めて。
右と左対称になってるかを確認して下さい。
カーブが深くなっている方が前側につきます。
非常に間違いやすいポイントなので注意しましょう。
合い印を確認しながら待ち針で留めます。
これで全部一応つながりましたのでこれをしつけをぎりぎりのとこ1周してかけておいて下さい。
そうするとおそでがつきます。
早く見たい…。
何かうれしい。
すごい。
すごいすごい。
じゃあお願いします。
早くそこにいきた〜い。
ちょっとやってみよう。
エミリさんそでつけに挑戦です。
ジョイン!うれしい〜。
うまくそでと身ごろが合いました。
よいしょ。
できた。
あとはしつけの作業です。
何か外へ来ると何かまた気分も一新なるね〜。
いいな〜。
ねえ。
はい。
リゾートで。
うん。
花子さんと杉浦さん。
森の木々に囲まれたベランダで作業する事にしました。
どうですか?進んでますか?はいは〜い。
やっぱちょっとあの…自然の中で緑を見たりして。
まあ全然空気が違いますもんね。
はいいいですね。
中でね作業してる時はもう手元しか見てないですけど。
そうですね。
おいしい空気をたくさん吸いながら頑張って頂ければ。
いいですよねこういうところで。
いろんなアイデアが浮かびますでしょう?そうですね何かアイデア…そうですね何かやっぱり…。
ここへ来たらやっぱりもっと何かね…「ちょっとそういうものを周りに置いておきたいな」と思ったんで小物なんかたくさん作ってます。
ああそうやな〜。
今回のカーディガンコートもシンプルなデザインだけどぬくもりとかね…。
そうですね。
すごく…。
結構あの…。
表情が。
だって杉浦さんと私だけでも全然このカラーが違うだけで全くね…。
全く印象が違いますもんね。
小鳥が鳴いてますよ。
ねえ話し相手は小鳥というのは。
東京と大阪の出演者が作品を作る特別版。
残りの作業はあと僅かです。
奥野さんはいよいよミシンでそでをつけ始めました。
ちょっと待って…。
ちょっとできた…。
あ〜!できた!ちょっと着ていい?着ていい…?できた〜!まだですけど。
まだですけど。
もうそれでいいか?
(宮川)それでええんちゃう?ここでいいかな?これいいすか?そでがついたところでいよいよ最後の工程に入ります。
伸び止めのために前端からえりぐりにかけて捨てミシンをかけます。
最後はすその部分からグルッとバイアステープでくるんでいきます。
バイアステープを広げて布端を入れます。
端を1.5センチほど折り曲げて中に入れバイアステープの端の部分は中に折り込みます。
バイアステープは表側か裏側のどちらに折り込んでも大丈夫です。
するとこのようにきれいに布端をくるむ事ができます。
布端をバイアステープでくるみながらしつけをかけます。
カーブしているところはしつけを細かくかけていきましょう。
しつけが終わりました。
0.5センチ幅でバイアステープを縫います。
カーブの部分は布を少しずつずらしながらゆっくりミシンをかけていきます。
しつけ糸を抜いてバイアステープの端にジグザグミシンをかけます。
これでそで裏付きのカーディガンコートの完成です。
出演者は布端にバイアステープを挟んでしつけをかけ始めました。
エミリさんの様子を見てみると…。
こうしてここをインして…。
開い…あら?ちゃうちゃう…。
もう一回見てこよう。
折り畳む順番が分からなくなってしまったようです。
花子さんにやり方を見せてもらう事にしました。
あれ?テープの端を内側に折り込んでから布を挟んで畳んでいきます。
(宮川)何かこんな事言ってはったんちゃう?
(宮川)「ここに入れる」とか何か。
これや。
(宮川)ここでこういう事ではござりませんか?よし。
今度はうまくできたようです。
何かちくちくが楽しくなってきましたよ。
ちくちく…。
(奥野)しつけをしてるからものすごい安心感が。
そうですよねうん。
丁寧にバイアステープにしつけをかけたあとは…。
直線縫いでバイアステープを縫い合わせます。
メッチャメチャ楽しいですこれ最後。
何かちょっと笑みなんか浮かべてきそうになる。
ちょっとゆっくりめにいこう。
最初ちょっと怖いわ。
首もとを縫い始めた奥野さん。
難しい部分にさしかかりました。
返し縫い。
はい。
次カーブで〜す。
ちょっと目打ちを使いながら。
目打ちを使いながら?はい。
そのカーブちょっと押さえながらね。
はい。
その辺は大丈夫です。
ワン!きれいに縫う事ができます。
いや〜どきどきするわ。
直線縫いが終わったら次はジグザグミシンでバイアステープの端を縫っていきます。
あ〜。
(宮川)ゴールテープ切りましたか?はいもうゴールテープ切りますよ。
(中山)え〜すご〜い。
できました!
(歓声)できました?できました。
うわ〜。
すごいきれいにできました。
いや〜すごい。
できた〜。
いよいよ…。
いや〜んちょっとすごいじゃないですかこれ。
ちょっと着ていいですか?ちょっと着てみて下さい。
できた〜。
ねえ。
いや〜何かうれしいわ。
できた。
先生ちょっと…せっかくなんでここポケットつけたりできます?
(宮川)わ〜すごい余裕。
じゃあポケットつけましょうか。
ごめんなさいねちょっと早く終わっちゃったんで。
ポケットつけちゃおうかしら。
そうしたらじゃあ今度ポケット裁断しましょうか?はいやった〜。
あの…型紙に沿って。
ポケットをじゃあ挑戦します。
一番最初に完成した奥野さん。
ポケットをつける事にしました。
まず表布の余った部分を15センチ四方に切ります。
そして周囲にジグザグミシンをかけます。
ポケット口の縫い代を3センチ折ってアイロンで整えステッチをかけます。
ポケット口以外の3辺をアイロンで折り身ごろに縫いつければ完成です。
表現が面白い。
で〜す。
でバック。
は〜い。
いや〜何かメッチャクチャうれしなってきたわ。
うわ〜花子さんもまもなくですね。
もうホンマ…何これ?じゃ〜ん。
(中山)あ〜できた?じゃ〜ん。
花子さんも完成ですね。
は〜い。
杉浦さんも完成したようです。
あ〜かわいい。
かわいいでしょうステッチが。
ねえかわいい。
ありがとうございます。
無事に「めでたしめでたし」という事で…。
お疲れさまでした。
以上。
お疲れさまでした。
ポケットついた。
お疲れさま。
ありがとうございました。
良かった…。
ポケットついた。
そしてエミリさんも…。
エミリさん終わりました?できた。
うわ〜良かった。
できました。
できましたね。
出演者が一から取り組んだ作品作りが終わりました。
それでは完成した作品を着て頂いて皆さんに登場して頂きましょう。
まずは花子さん。
どうもホントにありがとうございました。
お疲れさまでした。
まさかホントに昨日今日で出来上がると思ってませんでした。
できましたね。
いかがでしょうか?とってもすてきです。
この安曇野の町が私を育ててくれました。
ありがとうございました。
さあ続いて杉浦アナウンサーどうぞ。
は〜い。
いかがでしょう?かわいい。
かわいらしい大人の…。
ありがとうございます。
コーディネートですね。
1針1針の神経をね注いで目が疲れましたけれども。
でもこんなにかわいらしいねコートが出来上がりましてホントにうれしいです。
ありがとうございます。
続いて奥野さんどうぞ。
じゃじゃ〜ん。
また爽やかですね。
(宮川)優等生ホントに。
あらまどうしましょう。
ポケットの位置もちょうどよさそうですね。
ホントにポケット一つあると何か鍵とかね入れたりハンカチ入れたりするのに便利なので。
すごい…もう何か名前をつけたいぐらい今大好きです。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
さあ最後はエミリさんです。
は〜い。
どうですか?
(奥野)かわいい。
間に合ったよ〜。
エミリさんはどこが大変でしたか?「何とか2日間のうちに完成できるかどうか?」っていうのが心配だったんですけど。
でも一つ一つ教えて頂いた事っていうのは実はゆっくり時間をかければあまり経験のない私みたいな人でもできるものだったので。
ちょっと「私でもできた」というのはテレビの前の方にすごい勇気になったんじゃないかなと思いますね。
でもホントにこう…同じ形なのに全然違うものができて。
色によってね。
個性的にできてうれしい。
「自分色」になってますもんね。
でももうすごく皆さん勘がいいので素早くこうやって頂けたのでホントに私もすごいうれしいし。
生徒からしても良かったんでしょうか?はいもう。
皆さん素直に聞いて頂けたんで…。
お手間かけました。
ありがとうございました。
田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
そして皆さんホントに2日間お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
大成功!2日間にわたって長野県安曇野市で行われた「ハンドメイド合宿」。
これからの季節にぴったりなとっておきの作品が出来上がりました。
そで裏付きのカーディガンコート皆さんも是非作ってみて下さい。
今回ご紹介した作品はテキスト11月号に詳しく掲載されていますので是非参考になさって下さい。
電子版もあります。
お楽しみに。
(カメラのシャッター音)
(テーマ音楽)2014/11/22(土) 15:00〜15:50
NHKEテレ1大阪
すてきにハンドメイド スペシャル「この冬に1着!そで裏付きカーディガンコート」[字]
講師のデザイナー・徳田民子さんが、これからの季節に活躍する「カーディガンコート」の作り方を伝授する。東京・大阪の出演者が全員集合!
詳細情報
番組内容
ファッション雑誌の元編集長、現在はファッションコーディネーターとして活躍する徳田民子さんが、これからの季節に活躍する「カーディガンコート」の作り方を伝授する。裏地がついているのは袖だけなので軽くて初心者にも作りやすく、お尻が隠れる丈はさっと手軽にはおって出かけるのにぴったり!東京・大阪の出演者が全員集合して、コート作りに挑戦!徳田さんの安曇野暮らしの様子、それぞれのカーディガンコートの着用姿も必見
出演者
【講師】デザイナー…徳田民子,【司会】中山エミリ,宮川花子,奥野史子,吉井歌奈子,杉浦圭子
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – ファッション
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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