NHKニュース7 2014.12.15


万歳!
与党が圧勝した衆議院選挙。
一方。
議席を失った民主党の海江田代表は、辞任を表明。
今後の政局は。
こんばんは。
ニュース7です。
まず、自民、公明の与党が圧勝した衆議院選挙を受けた動きです。
安倍総理大臣は記者会見し、引き続き経済最優先で政権運営に当たるとして、新たな経済対策や、来年度の税制改正大綱の年内取りまとめを目指すとともに、あすの政労使会議で、経済界に来年の賃上げに向けた要請を行う考えを明らかにしました。
万歳!
与党が圧勝したきのうの衆議院選挙。
当選確実でございます。
自民、公明両党は、衆議院の3分の2を超える議席を確保しました。
一方、民主党は、選挙前を上回る議席を獲得しましたが、海江田代表が議席を失いました。
共産党は、選挙前の2倍以上に増えました。
最終の投票率は、52.66%。
戦後最低だった前回・おととしの選挙を下回り、戦後最も低くなりました。
選挙から一夜が明け、自民党本部に入った安倍総理大臣。
今の閣僚を全員再任して、新内閣を発足する方針です。
党の役員会では、気を引き締めて、今後も国家、国民のために頑張ろうと述べたうえで、選挙での圧勝を踏まえ、このメンバーで引き続きお願いしたいと述べ、谷垣幹事長ら党役員を続投させる方針を伝えました。
続いて公明党の山口代表と会談。
自民、公明両党による連立政権を維持していくことを確認するとともに、安倍政権の経済政策、アベノミクスの推進などを盛り込んだ政権合意に署名しました。
午後2時。
安倍総理大臣が記者会見に臨みました。
その上で、安倍総理大臣は、あす、政府と経済界、労働界の代表による政労使会議を開き、経済界に対して、来年の賃上げに向けた要請を行う考えを明らかにしました。
そして、近く発足させる第3次安倍内閣の布陣について、次のように述べました。
では、政治部与党担当の曽我記者に聞きます。
曽我さん。
安倍総理大臣、すべての閣僚を再任して、党役員も続投させるようですけれども、そのねらいは何なんでしょうか?
スピードと、それから継続性、これを重視したんだと思います。
安倍総理大臣は選挙戦の中で、この道しかないという退路を断ったといえることばで、引き続きアベノミクスを推進すると訴え、与党を勝利に導きました。
早速、経済対策や税制改正大綱の年内取りまとめを目指すとしていまして、選挙でスケジュールもずれ込んでいるだけに、内閣や党のメンバーを入れ替えている時間的な余裕はないというわけなんです。
また来年の通常国会では、国民の間で意見が分かれています、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障法制、この法制の整備が控えているほか、地方創生ですとか、女性の活躍など、安倍政権が掲げる政策もスタートしたばかりで、担当閣僚らの継続性を重視しました。
また、ことし9月の人事からまだ3か月余りで、交代には早いという判断もあったものと見られます。
この選挙の結果をどう受け止めるのか、各地で聞きました。
すべての小選挙区で、アメリカ軍普天間基地の移設計画に反対する候補者が当選した沖縄県では。
東日本大震災の被災地では。
漁業者や農家からは。
中小企業の経営者は。
経済団体は。
中国外務省の報道官は、日本の安全保障政策を注視していく考えを示しました。
韓国外務省の当局者は、NHKの取材に対し、日本の連立政権が、安定的な基盤を土台にして、正しい歴史認識の下、近隣国との友好協力関係を発展させていくことを期待すると述べ、安倍政権に対し、歴史問題について、前向きな対応を取るよう、改めて求めました。
曽我さん、内外の課題が山積する中で、与党、再び3分の2を得ました。
安倍総理大臣、どう政権運営を進めていくことになるんでしょうか?
安倍総理大臣、数におごり、謙虚さを忘れてしまったら、国民の支持は一瞬にして失われると指摘しまして、選挙結果に慢心することないよう、党内を戒めました。
自民、民主の二大政党が国民の信を失って、政権を奪われる振り子のような現象が繰り返されてきただけに、手に入れた政治の安定を二度と手放すまいという決意の表れと見て取れます。
ただ一方で、アベノミクスを強く大胆に実施するとし、外交・安全保障でも、ぶれることなく、まっすぐ前に進むと、きょうも述べています。
アベノミクス、原発の再稼働、集団的自衛権、普天間基地の移設計画といった政策課題は、いずれも野党側に異論があり、選挙戦でも争点となりました。
安倍総理大臣は丁寧な政権運営は心がけるものの、選挙戦で訴えた政策は、たとえ抵抗があっても、推し進めることが、3分の2を与えた民意に対する責務だという姿勢で臨むものと見られます。
政治部の曽我記者でした。
一方の野党。
民主党の海江田代表は、午後3時、代表を辞任することを正式に表明しました。
後任の代表については、次のように述べました。
民主党の枝野幹事長は、きょう、党の役員会を開いて、海江田氏の後任を決める代表選挙の日程などを調整する考えを示しました。
選挙前の2倍を超える議席を獲得した共産党。
衆議院で単独で法案を提出することができるようになります。
志位委員長は、安倍政権との対決姿勢を、一層強めていく考えを強調しました。
2議席の獲得にとどまった生活の党。
小沢代表は、安倍政権と対じするためには、野党が結集する必要があるという認識を重ねて示しました。
国会記者会館には、野党担当の石川記者がいます。
石川さん、海江田代表の辞任表明を受けて、民主党の後任の代表選び、どのように進むんでしょうか?
海江田代表はきょう、岡田代表代行や、枝野幹事長ら幹部と会談し、代表選挙の日程や実施方法などについて、早急に調整を進めることで一致しました。
民主党は今夜、緊急の役員会を開いて、代表選挙の日程などの方針を決めたいとしています。
民主党の規約では、代表選挙に立候補する場合、国会議員20人以上の推薦が必要とされています。
今のところ、名乗りを上げた人はいませんが、来年4月に、統一地方選挙が迫っているだけに、体制の大幅な入れ替えはマイナスだとして、中堅議員などからは、今の執行部のメンバーを推す声が出ています。
一方、若手議員などからは、野党間の連携を強化すべきだとして、野党再編に積極的な閣僚経験者らを推す声も出ていて、今後、候補者擁立の動きが活発化する見通しです。
野党としてはですね、巨大与党相手に、どのように対じしていくことになるんでしょうか。
維新の党の江田共同代表は、政権交代を目指して、国民の信頼を得る政党を作っていかないと、自民党に対抗できないと述べ、野党再編が必要だという考えを重ねて示しました。
2回の衆議院選挙で続けて自民、公明両党に3分の2の獲得を許したことから、野党がばらばらのままでは、一強多弱を打破するのは難しいという見方は、野党内に少なくありません。
ただ、民主党内では、政策の違いなどを理由に、維新の党などとの連携に否定的な意見も根強く、新代表選びにあたっても、巨大与党を前に、野党間の連携にどう対応するかが、一つの焦点になりそうです。
一方、今回の衆議院選挙では、選挙区ごとの1票の価値に最大でおよそ2.1倍の格差がありました。
弁護士のグループは、投票価値の平等を保障した憲法に違反すると主張して、すべての小選挙区を対象に、選挙の無効を求める訴えを起こしました。
今回の衆議院選挙では、前回より小選挙区を5つ減らす、0増5減を行ったものの、1票の格差は、宮城5区と東京1区の間で、およそ2.1倍になりました。
前回選挙の2.43倍よりも縮小しましたが、依然として2倍を超えています。
全国の弁護士らで作るグループはきょう、投票価値の平等を保障した憲法に違反する状態と、最高裁判所に判断された前回の選挙と変わらないと主張して、295すべての小選挙区を対象に、選挙の無効を求める訴えを、全国14の高等裁判所と支部に一斉に起こしました。
今回の選挙についての判断は、来年の3月末ごろには、各地で示されると見られます。
さて、日本海側や山沿いなどでは、おとといからの雪で大雪となりましたが、あさって以降、再び雪が強まって、日本海側を中心に大雪となるおそれがあります。
急速に発達する低気圧の影響で、北海道では、猛吹雪になるおそれもあります。
積雪の多い地域では、雪崩や落雪などにも十分注意が必要です。
降り積もった雪を載せたまま走る車。
1メートルほどはあるでしょうか。
強い寒気の影響で、本州の日本海側や山沿いでは、おととい以降、急速に積雪が増しました。
新潟県では、特急列車が立往生。
およそ1350人が車内で一夜を過ごし。
山形新幹線は、一部の区間で、けさから9時間半にわたって、運転できない状態が続きました。
新潟県魚沼市では、屋根の雪下ろし中の事故が相次ぎました。
こちらの住宅では、66歳の男性が、別の住宅でも、83歳の男性が地面に転落し、いずれも意識不明の重体となっています。
こうした雪の事故、あす以降も注意が必要です。
あすは低気圧が日本列島を通過するため、冬型の気圧配置が一時的に緩み、日中の最高気温は東日本と北日本を中心に、きょうよりも3度から5度ほど高くなると予想されています。
気温が上がると、雪崩や落雪の危険性が高くなります。
雪下ろしをする場合は、命綱やヘルメットを準備して、できるだけ2人以上で行うことが重要です。
また気温が上昇したあとに、再び気温が下がると、雪の表面が氷のようになり、表層雪崩が起きる危険性も高まります。
積雪の多い所は気をつけてください。
あすは、全国的に風も強まります。
急速に発達する低気圧の影響です。
最大風速は北海道と関東、それに伊豆諸島で25メートルなどと予想され、最大瞬間風速は、30メートルから35メートルと予想されています。
北海道や関東、それに伊豆諸島の沿岸では、大しけとなる見込みです。
さらにあさって水曜日にかけては、強い寒気が流れ込み、18日の木曜日にかけて、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
このため、あさってには、北日本から西日本にかけての広い範囲で雪となり、日本海側を中心に再び大雪となるおそれがあります。
北海道では猛吹雪となるおそれがあり、太平洋側でも、所によって雪が積もる見込みです。
気象庁は、暴風や高波にも十分注意するよう呼びかけています。
オーストラリアのシドニー中心部で、日本時間のけさ、武装した男がカフェを併設した菓子店に押し入りました。
人質となった客などのうち、これまでに5人が店から脱出しましたが、11時間以上たった今も、立てこもりは続いていて、警察は人質を解放するよう男と交渉しています。
自動小銃を手に警戒する、警察の特殊部隊。
事件は、日本時間のけさ8時前に起きました。
現場は銀行やホテルなどが立ち並ぶ、シドニー中心部のビジネス街。
カフェを併設した菓子店に武装した男が押し入り、客などを人質に立てこもったのです。
当時、店の外にいた店員は。
地元メディアによりますと、事件当時、10人以上が店にいて、人質になったものと見られ、店の窓際に手を上げて立つ客や店員と見られる男女の姿が確認されています。
これまでに店から5人が脱出。
警察に保護されました。
男のねらいはなんなのか。
現地からの映像では、人質と見られる人々が、アラーのほかに神なしなどと、アラビア語で書かれた黒い旗を、店の窓に掲げる様子が映っています。
地元メディアは、人質から得た情報として、男がイスラム過激派組織イスラム国の旗を店に持ってくることや、アボット首相との対話を要求していると伝えています。
オーストラリアは、アメリカなどとともに、イラクにあるイスラム国への空爆を続けています。
これに対し、イスラム国は、オーストラリアなどの市民を殺害するよう呼びかけています。
9月には、イスラム国の戦闘員から指示を受けたと見られる男ら15人が、シドニーで一般市民を標的にテロを計画したとして、拘束されるなどの事件も起きています。
今も続く立てこもり。
警察は、人質解放に向けた交渉を続ける一方、男とテロ組織の関係などについても調べています。
サッカー日本代表が連覇を目指す来月のアジアカップのメンバー23人が発表され、国内タイトル3冠を達成したガンバ大阪からは、ベテランが選ばれました。
メンバー最年長は34歳の遠藤選手。
正確なパスと巧みなゲームコントロールで、ガンバ3冠の立て役者です。
J1では、今シーズンの最優秀選手賞にも輝いています。
ガンバのミッドフィールダー、今野選手。
先月の試合ではゴールを決め、守備力だけでなく、攻撃力もアピールしていました。
海外組では清武選手が、アギーレ監督の下では初めて選ばれました。
ドイツ1部リーグでは3得点。
得点力に期待です。
日本代表は今月29日から、千葉県内で合宿を行ったあと、来月3日にオーストラリアに入り、大会に備えます。
ニュースを続けます。
周囲に気付かれないまま、相次いで病死した可能性があると見て、警察が調べています。
きょう午前、名古屋市のマンションの一室で、この部屋に住む80代の夫婦が死亡しているのを、訪れた不動産会社の社員が見つけました。
警察によりますと、2人とも目立ったけがなどはなく、死後あまり日数もたっていないと見られるということです。
夫婦は2人暮らしで、妻が足などが不自由で寝たきりだったため、夫が介護を続けていたということです。
青森県に建設中の大間原子力発電所について、事業者の電源開発は、運転開始に必要な安全対策の審査をあす、原子力規制委員会に申請します。
建設中の原発で、新しい規制基準に基づく審査が申請されるのは初めてです。
大間原発を巡っては、半径30キロの範囲にある北海道函館市が、事故になれば大きな被害を受けると主張し、建設の差し止めを求めて、国などを訴えています。
NTTドコモとKDDI、それにソフトバンクの携帯電話大手3社が、2年契約の割引プランを途中で解約した利用者に請求している、一律9500円の解約金。
京都の消費者団体が利用者の不利益が大きいうえ、金額も高すぎて、不当だと主張して、各社に対してそれぞれ起こしていた裁判で、妥当な金額だとして、各社の解約金を認めた判決が、最高裁判所で確定しました。
気象情報は寺川さんです。
こんばんは。
あすは発達する2つの低気圧の影響で、広い範囲で雨で、次第に風が強まります。
そしてあすの夜には、低気圧は北海道付近でさらに発達をします。
北海道の太平洋側を中心に、内陸では雪となりますので、猛吹雪や電線着雪による停電などの備えが必要です。
そして、あさって以降も荒れた天気が続くようですね。
あさっては、さらに低気圧が発達をします。
中心付近の気圧は952ヘクトパスカルと、24時間で50ヘクトパスカル以上も気圧が下がります。
しかも北海道の近くでこれだけ発達をしますので、北海道では外出が危険なほどの猛吹雪となるおそれがあります。
そのほかの地域も警戒してください。
水曜日以降は、西日本の日本海側にかけて、広く雪や風、強まりそうです。
そして太平洋側でも雪のマークが出ているんですね。
こちらも雪で、積もる可能性もありますので、今後の情報に注意してください。
気が付けばもうこんな時期なんですね。
どうぞ。
年賀状の受け付けが全国一斉に始まりました。
飛脚にふんした担当者が、投かんされた年賀状を収集。
2014/12/15(月) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽衆院選 下された有権者の判断 今後の政治はどう動く 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美

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【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】寺川奈津美

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