(杏樹)今夜の『MUSICFAIR』は玉置浩二さん永明さん森山直太朗さんをお迎えしてお送りいたします。
お願いします。
まずは玉置さん『メロディー』という曲を直太朗さんと共演していただきましたけれども。
すごいすてきでしたね。
(玉置)直太朗がこんなちっちゃいときから一緒に…。
(森山)ちょっとだけ言い過ぎです僕中学生のころですよねたぶん。
でも坊主頭だったよね。
(森山)坊主頭でした。
よくご存じなんですか。
家に帰ってくると…。
何でこのおじさん三日三晩いて飯食って風呂入って…。
(恵)どういうご関係なんですか!?
(森山)分かんないです。
とにかく家にいるんです。
森山家に。
良子さんと事務所一緒だったの。
だからしょっちゅう泊まってて。
良子さんのピアノの部屋がある。
(森山)防音室みたいな。
(玉置)そこがよく眠れるので良子さんが「ここに寝なさい」直太朗ここ泊まっていくかって。
(森山)一緒に添い寝したりとか。
僕が家で隠れてると玉置さんが部屋の前に来て「直太朗いるの分かってるんだよ一緒にお風呂入ろう」っつって。
一緒に風呂入って。
だから僕玉置さんの全部を知ってるんです。
音楽の話とかするんですか?ちょっとお酒が入ってギターがあって急に玉置さんが『サザエさん』のテーマソングを五木ひろしさんの小節で歌ってくれたりとか。
五木さんすいません。
(永)どうなるの?それ。
・「お魚くわえたドラ猫」・「みんなが笑ってる〜」っていう。
イメージイメージ。
(玉置)直太朗少年を喜ばせるために五木さんで『サザエさん』を歌ったら面白いだろうなと。
それで音楽仲間の人がちょっと集まったりするとビートルズのメドレーとか。
(森山)みんなで…。
ホントに狂気でしたね。
「歌え」って言われたりとか「好きな人いるのか?」って。
良子さんちに集まったからね。
(森山)みんなそうでしたね。
でもホントにお二人を見てて歌がうまいって気持ちいいんだろうなってホントに思いましたよ。
この瞬間をかみしめて自分の心のアルバムにスケッチしよう。
そういうふうに思って。
(永)俺いらないよね。
いやいやいやいや!俺いらないよね。
いつ結婚するの?
(森山)そればっかりはね…。
でもそういう話になってきますよね。
(玉置)しないと駄目。
駄目ですか!?もうしないと。
歌が良くならないから。
歌にとって結婚は大事ですか?僕は24歳が最初だから。
それで大失敗でしょ?はい…。
よく分かんないですけど。
何で「はい」っつったんだろうな。
失敗失敗失敗。
それで成功が50歳だからね。
じゃその人生経験を音楽に生かすっていう…。
(玉置)というよりもしてみなければ分からないから早くした方が俺はいいと思う。
どうなるか分からないけれども。
(玉置)好きな人がいるならだよ。
好きな人がいるということは音楽に関係ありますか?もちろんですよ。
いないと曲を作る理由がないから。
「理由がない」その人のためだけに歌ってる。
(玉置)一番最初に好きな人に聞かせるしね。
新しくできた曲とか?うん。
永さんは?それよく分かりますよ。
やっぱり最初は愚痴ばっかり詞とかに書いちゃうわけ。
でもそういう書いてる自分が情けなくなって愛の言葉に変わっていくから。
でも好きな人にじゃないと愛の言葉は語れないから。
最初は嫌いなのよ。
嫌いなこと書くんだけど自分を見詰めてラブになるっていうのはすごい分かります。
直太朗さんはそういう曲との出合いありますか?今お話聞いてお二人のラバーに対するオープンマインドが…。
何で長嶋茂雄さんみたいになってるの?ジャストミート。
永さんと玉置さんは玉置さんが先輩なんですか。
(玉置)3つですね。
永さんから見た玉置さんは?僕の中ではずっと玉ちゃんって…コンサートでも知り合う前から玉ちゃんがさってずっとファンには言ってたわけ。
(永)俺もちゃんって呼ばれるように玉ちゃんってファンと同じ目線で言ってて。
(永)これ『FNS』で…一緒にコラボするの初めてで。
(永)俺の中でもう玉ちゃんじゃん。
だから玉ちゃん!って俺言ったのよ。
それを言う前に僕は玉ちゃんとずっと言ってるので玉ちゃんと言ってもいいですか?って言おうと思ったんだけど舞い上がっちゃって。
そしたら「ねえ永俺より年上だっけ?」って言われて。
うわっきたよ!ヤバいよ!って。
そりゃそう思うよね。
俺単純に年上だっけな?って思っただけだよ。
やっぱ俺の言葉遣い悪かったなと思って楽屋に帰って手紙を書いたの。
「実はこうこうこうでああで」って陳情して。
手紙来た!
(永)代わりに手紙をもらって。
そこからメールするときも…。
(永)玉ちゃんって言いつつもメールだと「玉置さん」って…。
(玉置)そのときによるよね。
俺も「永」になったり「ちゃん」とか「永さん」とか。
(永)80%が「ちゃん」で機嫌悪いとき「永」だよね。
うわ〜!分かりやすいですね。
で俺みたいな駄目なやつはどうしたらいいの?っつったら「いいんだよ。
玉置さんそのままラブでいいの」って言ってくれる。
じゃあ相談したりすることが…。
(玉置)相談相手いないからさ。
(永)相談しても玉置さん分かってるの。
相談するときに何がどうかっていうの分かってて相談してくるから。
答えてほしいの。
(永)最初は俺もそれに答え返してたんだけど分かってるから質問されても我慢して返さないで「こうだよね」と返ってきたとき「そのとおりですよ玉置さん」っていうふうに返すようにして。
そうだったの?
(永)全部分かってるから。
(森山)じゃ玉置さんは例えば自分はこうしたいけど違う提案をされたらそっちにも乗るっていう?
(玉置)全然乗る。
例えばすし食うかラーメン食うか。
自分の中でラーメンって決めてて「すし」って言われたら変えます?
(永)そのぐらいの次元はね。
(玉置)酔っぱらってなかったらね。
酔っぱらったら全然聞かないよ。
(玉置)全然聞かないし酔っぱらってたら何しでかすか分かんないから。
皆さん申し訳ございません。
多々迷惑掛けてますけど。
とんでもないです。
でもホントに全部分かってらっしゃるから。
酔っぱらってるなって分かるもん。
「それは違うでしょ」と返したら「じゃあ二度とメールしない!」最低じゃないですか。
(玉置)ごめんね。
ホントにごめん。
続いては永さんと玉置さんで『いかないで』という曲を共演していただきます。
この曲を共演するきっかけは?
(永)僕が『STATEMENT』ってオリジナルアルバムを作って玉置さんのとこに送ったら玉置さんから1週間後ぐらいにCDが届いて。
商品に勝手に俺がハモった。
自分ちで。
それを俺がもらってどんなんだろう?って聴いたらびっくりしちゃって。
(永)コンサートのファイナルのときに来てもらってファンの前でコラボして。
みんなスタンディングオベーションでギャーギャーワーワー言いながら…。
最高のファイナルでした。
今日はそれを再現してくださるということなんですね。
じゃあぜひよろしくお願いいたします。
来週の『MUSICFAIR』は…。
デビュー20周年ゴスペラーズヒットメドレー。
スキマスイッチ。
miwa。
初登場LargeHouseSatisfaction。
ゴスペラーズのクリスマスソングも。
どうぞお楽しみに。
2014/11/22(土) 18:00〜18:30
関西テレビ1
MUSIC FAIR[字]
玉置浩二・