かんがたくさんあるね。
今日はこのかんを使って人が乗った船を動かす大実験。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
おもちゃの船。
ポンポン船だ。
変わった音がするね。
動かし方を見てみよう。
パイプが2つ。
ここに水を入れる。
そして…。
ろうそくの火で温める。
動いた!でもどうして動くんだろう?中を見てみよう。
ん?何かついてるぞ。
中は…空っぽ。
動かしてみよう。
平らな所がペコペコ動いて音を出してるね。
回った。
パイプから何か出ているのか?何だろう?中が見えるようにしてみよう。
パイプとペコペコ動いていた部分をとうめいにした。
水が温まると…。
パイプの中。
水が動いている。
パイプから水が出てきてるんだ。
水はふっとうすると水蒸気になる。
その水蒸気がパイプの中の水をおし出すんだ。
これで船は進むんだね。
今回の大実験はこのポンポン船の仕組みを使って人が乗った船を動かす。
できるの?用意したのはうすい鉄でできたかん。
太いパイプ。
水4。
ふたをして密閉する。
ガスコンロの火は最大。
かんがふくらんだり縮んだりしている。
音もすごいね。
おっいけるんじゃない?ポンポン船。
大きくしたね〜。
コースはこの池。
どこまで行けるかな?かんを船につなぐ。
後ろから船をおすんだね。
いよいよ大実験!およそ10分ポンポン音がし始めた!そろそろいけるんじゃない?ん?つぶれた!何で?もしかして火が消えたのかな?火を消してみると…。
火を消すとつぶれるんだ。
どうして?かんの温度を見てみよう。
かんの中が冷えると…つぶれるんだ。
どうするの?お〜!つぶれてもいいようにたくさん用意したのか。
横につないで力を合わせて船をおす。
「大科学実験」っぽくなってきたね!ポンポン鳴ってる!これはいいんじゃない?向かい風だ。
だいじょうぶかな?ん?つぶれた!えっ?まただ!もう後がない。
行くしかない!進んで…。
いるね。
ゆっくりだけど進んでる。
それにしてもすごい音だね。
あれ?つぶれた?また!半分がつぶれちゃった。
今回の実験では水蒸気が水をおし出す力で人を乗せた船を動かせることがわかった。
でもかんの中が冷えるとつぶれちゃうんだね。
だからやってみなくちゃわからない。
「大科学実験」で。
2014/11/22(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「進め!ポンポン船」[字]
大スケールの実験をスタイリッシュな映像で描く科学教育番組“大科学実験”。今回は人が乗っても進むような大きなポンポン船を作ることに挑戦。
詳細情報
番組内容
水の入ったパイプの先につながった容器を熱すると、水を排出しながら進むおもちゃの船、ポンポン船。水が水蒸気になったり、水に戻ったりする際の体積変化を利用する。この船の仕組みを使って、人が乗った大きな船を動かす。【ナレーション】細野晴臣
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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