おはようございます。
権太楼でございます。
このごろは旅行ブームなんて事言いましてねこの間もある方でございますけれども旅行から帰ってきたばっかしでまた地図を見てるんで楽しそうにしてるんで「また行くの?すごいねどこへ行くんですか?」って聞いたらばいやそうじゃないんだと。
「昨日まで行った所どこだか分かんねえから」つってず〜っとツアーでね回されるだけ回されたから一体自分がどこ行ってたか分からないという。
まあそれも旅の楽しさといえば楽しさでございますんでね。
さあ今日の演芸でございます。
楽しんで頂こうと思いますけれども。
まずはぴろきさんでございましてもうおなじみだと思いますけどもね大変に面白いんでございますよ。
そして落語の方でございますが林家正雀師匠でございましてねよろしくお願い致します。
ぴろきさんお願いです。
(拍手)何か問題ありますかね?ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」こう見えても妻子がおります。
何かいちゃいけないような雰囲気ですけど。
(笑い)娘がめっちゃめちゃかわいいんです。
そっくりです。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」問題は結婚指輪です。
結婚指輪。
妻が間違った指にはめてるんです。
左手の薬指じゃないんです。
尋ねたら原因が分かったんです。
間違った男と結婚したから。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」まあいろんな事がいろいろあるんですけどいい加減いい年です。
家族ぐらい大事にしようかなと思っております。
家族といえばおふくろの味です。
得意料理はチャーハンでした。
何でもかんでもその辺のものを炒めまくるんです。
普通にごはんを食べた方がおいしいんです。
ひぃひぃひぃ!遠足のお弁当がチャーハンの時がありました。
おかずの方を喜んで開けたらそっちもチャーハンでした。
(笑い)そんな状態なんで我が家には料理長がおりました。
本当です。
中華の得意なチンさんがおりました。
別名電子レンジのチンさんです。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」まあいろんな事がいろいろあるんですけど僕のこのついてない話を聞いて頂きますと聞いてるお客様には運がついてくる。
縁起物です。
新幹線の移動中でした。
のんびり椅子に座ってたんです。
隣に優しそうなおばあちゃんが座ってきまして。
ありがたいです。
売店で買い過ぎたんでしょうか?僕にお握りをくれるんです。
ありがたいです。
ただ番号順にちゃんと開けないと形が崩れたりのりが破れたり…。
僕なんか慣れてますからちゃちゃっとやって一口食べたらどうでしょう。
隣のおばあちゃんが言いました。
「開け方を教えてほしかったんです」。
(笑い)ひぃひぃひぃ!これ本当の話です。
ひぃひぃひぃ!
(笑い)・「明るく陽気にいきましょう」こんな僕ですがこう見えてもインターナショナルなんです。
何か問題ありますでしょうか?
(笑い)グローバルなんです。
ハワイにどうしても欲しいウクレレがあったんで国際電話です。
英会話です。
ほうほう言わないで下さい。
(笑い)ダイヤルしたら「アロハ」って言われたんですかさず英会話です。
「フロムジャパン。
アイウォントゥバイウクレレ。
イズゼアストック?」って言ったんです。
完璧です。
返答がありました。
「あの…うち日本語大丈夫ですから」。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」まあこんな僕ですが世の中のマナーには意外にうるさいんです。
電車の中でドアの前に2〜3人の女子高生がペチャペチャペチャペチャしゃべってて降りれないんです。
僕はビシッと言いました。
「そこをどいてもらえますか?降りたいんですけど」。
…って言ったその時です。
反対のドアが開きました。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」いろんな事がいろいろございますが先行きも不安なんで運命鑑定に行ってきたんです。
将来の参考にと行ってきたんです。
言われました。
「40代50代と大成功する事はまずないでしょう」と言われました。
ただ聞いて下さい。
60を過ぎた頃からどんどんどんどん今まで大成功しなかった事に慣れてくるそうです。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」どうかひとつへこんだ時落ち込んだ時あんなやつもいたなと必ず僕の事を思い出して下さい。
必ず思い出して下さい。
何の役にも立ちません。
(笑い)ひぃひぃひぃ!・「明るく陽気にいきましょう」
(拍手)
(笑い)
(出囃子)
(出囃子)
(拍手)
(拍手)え〜しばらくご辛抱を願いますが。
今と昔大層違ったというのが大晦日といわれておりまして大晦日になるってえと借金取りという鳥がやって来るという。
というのは今は大抵現金でもって買い物をするんですが以前はというとそうでなかったという。
帳面でもって付けでもって買い物をしますからふだんは払う事はありませんねおあしを。
そのかわりこれがだんだんだんだんたまってまいりまして大晦日になるってえと借金取りが来るという訳でしてどこのご家庭も苦労したようでございますが…。
「ちょいとちょいとお前さん。
どうにものんきなんだね。
今日は大晦日なんだよ。
どうするんだよ?」。
「何が?」。
「何がじゃないよ。
来るんだ借金取りが。
おあしがあるのかい?」。
「ないんだよ」。
「やだねこの人。
どうすんの?」。
「俺にいい考えがあるんだよ」。
「何が?」。
「人間はな好きなものに心を奪われるってえからな借金取りの好きなもんで言い訳をしようと思って」。
「そんな事がうまくいくのかね?心配だよ私は。
ちょいとお前さん来たよ」。
「誰だよ?」。
「大坂屋の旦那」。
「旦那?何が好きだ?」。
「あの人は義太が好き」。
「義太夫?厄介だ。
義太夫って三味線がなくちゃいけねえな。
そうだ!裏にね寄席へ行ってるねえさんがいたんだよ。
ちょっと三味線弾いてもらおうじゃねえか。
おっかあ見台はねえか?」。
「あるわきゃないで踏み台もないんだから」。
「余計な事…じゃあそのみかん箱。
何かないってえと形にならねえんだここ置いて。
肩衣はねえか?」。
「あるわきゃないでしょ」。
「衣紋竹こっちに貸しな。
いいんだこの衣紋竹でな。
手拭い放ってくんな。
この衣紋竹の先に手拭いをこう巻いてなこれを襟んとこにこう刺してなこの帯の間に手拭い挟むってえと肩衣が出来るんだよ。
これでもって支度が出来た。
うちは寄席になるんだからな。
表で呼び込みしろ」。
「何それ?」。
「呼び込むんだ。
いらっしゃいって」。
「そんな事やるの?いらっしゃいって?やだね本当に。
貧乏したくないね本当に。
表へ出て…いらっしゃいいらっしゃい。
はあ…」。
「がっかりしちゃいけないんだよ。
俺がやる。
へいらっしゃい!へいらっしゃい!お一人様ご案内!」。
「何を言うとるんや?どないした?妙な形して。
何や知らんがなおまはんとこ勘定長すぎるわ。
今日は大晦。
勘定払うてもらおうやないか」。
「『わしもあげたい。
払いたい』」。
「ほな払うたらええやないか」。
「『払いたいとは思えども身は貧苦にからまれてどうも払いがハッハ〜!できませぬ』」。
「なんちゅう声出してやがる。
ああ知れた。
何やなわてがな浄瑠璃が好き。
浄瑠璃で言い訳をしようと?おもろいな。
ほな一体いつごろ払えるんや?」。
「『さあそのころかえ?』」。
「妙な声出しないな」。
ころは如月初午や桃の節句や雛済んで五月人形も済んでのち軒の灯籠や盆過ぎて菊月済めば恵比須講中払いやら大晦日所詮払いはできませぬ「そら難儀やな」。
(笑い)それから先は十年百年千年万年待ったとてエエエエエエエエエエ〜エ〜エ〜そのとき払いが「できるのか?」。
「『ちえ〜えおぼつかない〜』」。
「おぼつかなんだらあかん」。
「そら冗談。
だからきっと埋め合わせはしますから待って頂いて…よいお年を!どうもご苦労さまでした。
おっかあ帰っちゃった」。
「まあちょいとお前さんうまいもんだね。
隣も随分来てるんだ借金取りが。
2人呼んでこよう」。
「バカな事言うなよ。
うちだって精いっぱいだよ」。
「ちょいとお前さんまた来たよ」。
「今度は誰?」。
「あのね酒屋の番頭さん」。
「番頭?何が好きだ?」。
「あの人はお芝居が好き」。
「芝居?厄介だ。
芝居やるんだ。
いいよ。
じゃあ俺がね芝居をやるとなるってえとひとつ気取んなくちゃいけねえからな俺はどぶ板に座ってね。
おっかあそっちに引っ込んでな。
大丈夫だ。
うまくいくんだよ。
『お掛取り様のお入り〜!』」。
「どこだ?変な事言ってんのは。
八公んとこだよ。
どぶ板へ座って気取ってやんの。
お掛取り様のお入り?そうか!あいつんとこも苦しいんだね。
私が芝居が好きだからね芝居で言い訳をしようってんだね。
よしじゃあこっちも芝居で催促してやろうじゃねえか。
私の事をお掛取り様上使に見立てた。
じゃあこの姿じゃいけないね。
この風呂敷を肩に引っ掛けてねこれ素襖大紋ってやつだよ。
この矢立てを扇子の代わりにしてどぶ板を花道に見立てて…」。
「おっかあご覧よ。
気取ってやがらあ。
芝居する気でいやがらあ。
『お入り〜!』」。
「『これはこれはお掛取り様。
遠路のところご苦労千万。
そこはどぶ板いざまずあれへお通り下され』」。
「『掛取りならば罷り通る。
正座許しめされい」』。
「『まずま〜ず〜』」。
「『してお掛取り様の趣この家のあるじ八五郎に仰せつけ下さりようならありがとう存じまする』」。
「『掛取りの趣余の儀にあらず謹んで承れ』」。
「『はは〜!』」。
「『ひとつ月々たまる味噌醤油酒の勘定積もり積もって28円75銭5厘。
丁稚定吉をもって数度催促致すといえどもいっかな払わず。
今日った大晦の事なればきっと勘定受け取りまいれと主人吝兵衛が厳命。
上使の趣かくの次第』」。
「『その言い訳にはこれなる扇面』」。
「『何?扇をもって言い訳とな』」。
「『雪晴るる比良の高嶺の夕まぐれ花の盛りを過ぎしころかな。
花の盛りを過ぎしころかな。
こりゃこれ近江八景が歌。
この歌もって言い訳とは?』」。
「『心やばせと商売に浮見堂やつす甲斐もなく膳所はなし城は落ち堅田に落つる雁の貴殿に顔を粟津
(会わす)のも比良の暮雪の雪ならで消ゆるおもいを推量なし今しばし唐崎の…』」。
「『松で
(待って)くれろという謎か。
してそのころは?』」。
「『今年も過ぎて来年のあの石山の秋の月』」。
「『9月下旬か』」。
「『三井寺の鐘を合図に』」。
「『きっと勘定致すと申すか?』」。
「『まずそれまではお掛取り様』」。
「『この家のあるじ八五郎』」。
「『来春お目に…』」。
(鐘の音)「『かかるであろう』」。
心残して「おっかあ帰っちゃったよ」。
「『おま…』」。
「おめえそんな声出す事はねえんだよ」。
掛取りでございます。
(拍手)師匠は昭和何年ですか?俺22年。
僕23年の4月。
僕1月です。
だからちょうど1年。
1年違うんですね。
要するに私たちの世代って本当にクラスが多かったですよ。
僕は上野中学っていうとこだったんですけど越境でね浅草の方から移った。
一組50人で14クラスあったもん。
うちもそのぐらいあったんじゃないかと思った。
プレハブを校庭に造って五十何人クラスが十何組。
こんなにいんのかと思ってね。
とにかくこの中に寄らば大樹の陰じゃないしみんなとつるんで何かやるっていうよりも絶対1人で何かできるものになりたいなと中学生の時思いましたよ。
その時からもうずっと…。
僕は中学校の時にクラシックの音楽ばっかり聴いててノートをつけてたんですよ。
「僕の音楽日記」っていうのつけてて。
将来は何かそういう物書きになりたいなというのは中学校の時の先生に言ってるんですよ。
進路指導の時にね「お前将来何になりたいんだ?」って言うから「映画評論家か音楽評論家」って答えたんで覚えてて。
そうしたらね。
そうしたら先生が「これは人生経験積まないとできない仕事なんだからそんな事を考えずにまず高校大学に入る事一生懸命考えなさい」って言われたのいまだに覚えてます。
だからどっかで何か変わった事をというかやらないと己の人生が…。
それとね消去法でした僕実は。
例えば古典芸能だったら歌舞伎人形浄瑠璃能まであるじゃないですか。
僕は早稲田行ったんですけど早稲田行った理由は演劇博物館っていうのが唯一ある学校だったんで。
行ってみたらもう過去の業績ですごい人がたくさん歌舞伎でも。
見てなかったら世界がもう全然負けちゃって駄目。
かなわないなと思って。
僅かに落語だと私の入る隙間があるかなと思って落語を勉強したんですよね。
結果卒業論文は…。
その卒業論文の…。
桂文楽師匠。
でしょ?実はここにね立命館大学の去年の…。
今年今年。
今年?入試…。
これがそうなんですよね今持ってますけども。
これそのまんま出たんでしょ?学生さん今年の2月2日って…。
4月に立命館大学の入試センターというところからこれ送られてきた。
今年の入試に出ましたって。
それで見たら本当に私の23ぐらいの時に書いた黒門町のね言ってみれば評伝みたいなもんじゃないですか。
僕の「桂文楽の世界」というのは。
後に「さよなら名人藝」というタイトルで出たんですけどそこからの問題が出題で。
僕が23〜24で書いた原稿よ。
すごいですね。
これかわいそうだったな。
18〜19の学生さんにこんな生意気な文章…。
僕わざと気取って書いてあるから。
もっと簡単に言えばいいのにわざわざ難しく書いてるような原稿ですよ。
その中のこれが出題なんですが…。
結構長いでしょ?結構長いですね。
質問がね5問もあるのよ。
ちなみに私やってみたんだわ自分で解けるかって。
まあ解けるかなって思ったら一問も分かんなかった。
自分で分かんないのは学生さん分かんないよな。
本当にごめんなさい。
さっきも言ってたけれども落語に触れていくっていうかなろうとは思わなかったんですか?全然。
だって技量がないもん。
好きな師匠は何人もいたけど自分がなろうとは思わなかったですね。
僕大体同い年ですから。
本当に同世代だもんね。
だから師匠の噺を40年ぐらい前に聞いてるんだよね。
随分変わったなと思いましたよ数年前に聞いて。
そうですか?ほら落語から料理に行っちゃったじゃないですか。
ちょっといい?ちょっといい?ちょっといい?素朴な質問というかね俺素人だから分かんない。
ワイン。
フランス料理というと。
ほら「これにはこれ」とか言うじゃん。
そういうもんなんですか?それとも…。
俺実はねあんまりよく分かんないんですよ。
一番いいのはね食べるものの色に合わせるというのがいいの。
お肉が真っ赤っかの赤身だったら赤いワインの方が合う。
でもお肉でも鶏肉だとか子牛のお肉みたく薄い色だったら白の方が合うの。
お魚も赤身のお魚例えばサバだとかマグロなんかだったらワインは赤の方がいいかも分かんない。
白身のお魚だったら白って。
色同士を合わせると難しくない。
そもそも選ぶ時に4桁の法則っていうのがあるの。
何ですか?4桁。
1万円以上は頼まない絶対。
絶対に。
3,800円なんて安いのあったら一番安いの取る私。
いいお店に行けば行くほど一番安いのが一番お得だよ。
絶対いいお店でもソムリエきちんと選ぶ…。
本当の事言うけどさこうやって見てさそれよりもさまず値段見るよね。
見るよ。
ワインの。
うん。
ワインの値段見てから「これで」って。
だから一番師匠よくないのは「今取った料理に合うワインお願いします」なんて言ったらとんでもない事行っちゃうよ。
だからね僕の言い方は違うの。
「今選んだ料理を邪魔しない手ごろなできれば土地のワイン」って言うと絶対高いの出てこないから。
「すいません安いの下さい」とは言えないじゃん。
僕なんか平気で世界のいいとこ行ったって一番安いの選ぶもん。
それよりさっきのお話実は大事なとこ。
逆によかったちょっと違う世界に遊びに出て。
かもしれないね。
私もそう思いますよ。
要するに外を見てないと…私たち同じとこにず〜っと井の中の蛙でいるもんだから本当の事言って世間様分かんないんですよ。
僕たちはもうその世界で育っちゃって。
その世界から出なくて大丈夫じゃん。
僕戻ってきたきっかけは談志師匠なんですよ。
談志師匠が国立の演芸場でひとり会ず〜っとやってたじゃないですか。
僕の友達が毎月欠かさず談志ファンで行ってた。
そしたらある時いきなり電話かかってきて「益博さん師匠が高座で言ってましたよ」って。
「ず〜っと落語の方に入ってた野郎が食い物の方に行きやがって」って。
「山本益博たまには落語の方に戻ってこいとか言ってましたよ」。
いや大変と思って。
翌月からまたず〜っと行きだして落語にもう一回…。
一生落語は友達でいると思ってたんですけどもそれがきっかけで聞きだして。
今また落語の問題が大学に出るようになって神様からもう一回落語をちゃんとやりなさいと。
談志という人がそういう意味で私たちの間におけるある意味で言う…言い方おかしいかな?神様みたいなもんで。
あの談志さんっていう人のおかげでいろんな所で落語という一つのジャンルが育ったような気が私はするんですよ。
ヨイショする訳じゃないですよ。
でも僕もある意味で最初の追っかけは談志さんでした。
ジャンル垣根を取っ払ったとこから人をわしづかみにするようにして引っ張り込んできて落語の面白さってこういうんだよっていうのを僕らに教えてくれた立て役者だね。
要するに志ん朝という一つのね。
志ん朝師匠という私たちにしてみればもう本当に崇高な念の…。
志ん朝師匠の事を言うと僕自身が涙が出るぐらいにかわいがって頂いてやってきてそのもう片頭に談志さんという人がいるから。
すごい幸せな時代をね。
一番いい時を初めの方からずっと見られてたのがこの2人ですよ。
これからはどういうふうに持っていくんですか?己の人生とか夢とかありますか?これから落語のお手伝いを少しもう一回させて頂きます。
お願いしますよ少しはこっちに戻ってきて…。
これ談志師匠から本当に言われてるから「お前せっかく落語にかわいがられたんだ。
落語少しかわいがるふうにしなさいよ」って言うから。
ほんの僅か微力ですけども落語界に…。
師匠も助けて下さい。
本当に土を耕して種をまいたぐらいまで寄席という所もお客様が戻ってきては…たくさん下さってるんですよ。
それはうれしいんですけどね。
まあ大衆芸能といっても私たちのは本当微々たる大衆芸能ですからね。
誰かが助けてくれないとその根がねちょっと崩れちゃう。
だから高座からこっちは客席から落語っていう演芸っていうのがこんなに面白いもんだよってちゃんと伝えていかないと。
やっぱり60半ば過ぎたらやらなきゃいけない使命がある僕らは。
ああそうして下さい。
私もまだまだ少しは頑張って…。
師匠が元気じゃないと落語会僕作れませんから。
よろしくお願いします。
またフランス料理も…。
食べに行きましょう今度。
教えて下さい。
師匠がワイン選ぶんですよ。
一番安いのでお願い…。
行きましょう是非とも。
ありがとう。
2014/12/14(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
柳家権太楼の演芸図鑑「ぴろき、林家正雀、山本益博」[字]
落語家・柳家権太楼が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、ぴろきのウクレレ漫談、林家正雀の落語「掛取り」。対談のゲストは山本益博
詳細情報
番組内容
落語家・柳家権太楼が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、ぴろきのウクレレ漫談、林家正雀の落語「掛取り」。対談のゲストは山本益博
出演者
【出演】ぴろき,林家正雀,山本益博,【ナビゲーター】柳家権太楼
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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