(鼻歌:『がむしゃら行進曲』)
(鼻歌)
(鵺野鳴介)うおっ!びっくりした。
赤が好き?白が好き?青が好き?えっ?赤が好き?白が好き?青が好き?何だ?選べばいいのか?じゃあ…赤が好き。
いや!まさかの選ばせてみただけ?何だよもう完全に時間の無駄だった!
(鼻歌)赤を選んだあなたは血まみれにされて殺される。
この世には目には見えない闇の住人達がいる
奴らは時として牙をむき君達を襲って来る
彼はそんな奴らから君達を守るため地獄の底からやって来た正義の使者…なのかもしれない
ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
ハァ…一体どうなってるんだ。
お前はあの時の…。
私は夢の支配人怪人赤マント。
またの名をA。
審判の時間です。
ゆきめ。
(目覚まし時計のベル)
(ゆきめ)ダーリン?起きて。
(目覚まし時計のベル)どうしたの?学校行かないと。
(目覚まし時計のベル)
(目覚まし時計のベル)
(カラスの鳴き声)
(鳴き声)
(まこと)何だろう…。
ものすごく嫌な予感がする。
(チャイム)
(高橋律子)連絡取れました?
(教頭)いえ今も喜屋武先生が電話を入れているんですが。
鵺野先生…。
(喜屋武)ずっと呼び出し音は鳴ってるんですがまさか…。
「まさか」何ですか?私着信拒否されてるんじゃないでしょうか?うんそういうことではないと思います。
(渡)何かトラブルに…!何かトラブルに巻き込まれたんじゃないでしょうか?とにかく連絡を…!とにかく連絡を取り続けましょう。
(先生達)はい。
(ゆきめ)もうダーリン起きて。
学校行かないと!ほら今日は小豆あらいのお父さんも来てるんだよ。
小豆の父でございます〜。
ねぇ!ダーリン!もう起きないんだったら落書きしちゃうよ。
さぁジャッジメント。
あなたは広大な海の真ん中で小舟に乗っている。
えっ?あなたの目の前で私と律子先生が溺れている。
(ゆきめ)小舟に乗れるのはあと1人。
どっちを助ける?
(怪人赤マント)さぁどっちを選ぶ?お前と遊んでる暇はない。
悪いが力ずくで行かせてもらうぞ。
わが左手に宿りし鬼よ。
今その封印を解く!ん!?
(怪人赤マント)夢の世界の主導権は私にある。
お…俺の手に何をした!その左手の力は封印さしていただきます。
ここではあなたはただ選択するしかないのです。
さぁ!私と律子先生どっちを助ける?そ…そんなの選べるわけないだろ!それは残念。
うわ〜!ぐはぁ〜!
(ゆきめ)わっ!ハァハァ…。
(怪人赤マント)夢と現実は表裏一体。
夢の中で負った傷は現実のあなたの肉体にも反映される。
何?大丈夫?ダーリン。
ハァハァ…。
ハァハァハァ…。
うっうぅ…。
イヤ〜!フッ。
(怪人赤マント)赤を選んだあなたは血まみれにされて殺される。
ハァハァハァ…。
審判の時間です。
律子先生。
はぁ…。
(ざわめき)は〜いみんな静かにして〜。
(晶)律子先生。
(晶)ぬ〜べ〜は今日どうしちゃったんですかね?うん…連絡はしてるんだけどね。
(克也)まさかの登校拒否?
(法子)ぬ〜べ〜が?それはないんじゃないかな。
(ざわめき)
(美樹)あれ?律子先生もしかしてぬ〜べ〜のこと結構気になっちゃってる感じですか?そんな…。
・思春期か?・・顔真っ赤!・・おっ律子先生動揺してます・・ヒュ〜ヒュ〜!・ホームルーム終わり!気を付けて帰りなさい。
・ヒュ〜!・
(郷子)律子先生ちょっとからかっただけなのにね。
(法子)ねぇ。
(克也)おいちょ待てよ。
よし今日もあそこ行こうぜ越後カフェ・セルジオ。
あのカフェそんな名前じゃないから。
(広)あれはもう100%あの動きはツチノコでした。
(秀一)分かってないなスズメですスズメ。
(まこと)ねぇみんなでぬ〜べ〜の家に行ってみない?
(広)えっ?何か嫌な予感がするんだ。
(静)え〜一日来なかっただけでそこまでする?
(秀一)フッオーバーなんだよまことは。
(広)明日は普通に来るだろ。
うん。
よし帰ろうか。
うん。
あっカラオケ行こうよ。
(広)おっいいね。
(秀一)僕の美声を聞かせてあげるよ編集長。
(玉藻京介)どうして私が鵺野先生の家に?ぬ〜べ〜のこと心配じゃないんですか?うん…。
仮に鵺野先生に何かあったとして私が行ったところでどうなりますか?えっ?それに…君が行って何ができるんだ?それは…。
フフっ。
ハァハァ…。
(チャイム)
(ドアが開く音)まこと君!ゆきめさん。
ダーリンが!ねぇダーリンが大変なの。
えっ?ハァハァハァ…。
ぬ〜べ〜!うっ…。
ひどい…こんな顔になって。
ハァハァハァ…。
あ〜これは私どもが…。
ハァハァハァ…。
ハァハァハァ…。
(まこと)き…傷が!これ何か悪い妖怪の仕業…。
ハァハァハァ…。
もしかして怪人赤マント…。
(まことの声)30年前に実在した連続殺人鬼怪人赤マント。
(まことの声)人々は神出鬼没のその男を「A」と呼んで恐れていた。
Aは必ずある質問をした。
(怪人赤マント)赤が好き?青が好き?白が好き?
(まことの声)その質問に「青が好き」と答えると…水に落とされて殺される。
「白が好き」と答えると…体中の血を抜かれて殺される。
「赤が好き」と答えると…。
血まみれにされて殺される。
その後Aは捕まって死刑になった。
(まことの声)…はずだった。
でもそれからしばらくして眠ったまま体に「A」の文字を刻まれて謎の死を遂げる人が続出した。
Aはよみがえったんだ。
夢の中で襲って来る妖怪となって。
ダーリン死んじゃうの?ヤダ!絶対ヤダ!俺だって嫌だよ!お願い!ダーリンを助けて。
うっうぅ…。
俺の力ではどうすることもできない。
でも…。
助けを呼んで来る!まこと君。
はぁ…イチ教師仲間として様子を見に行くだけ。
あっ…でも私なんかが行ったって…。
はぁ…。
あ〜もう…!
(怪人赤マント)さぁジャッジメント。
選択していただきます。
命の価値を。
命の価値?あなたは医者です。
そこに運ばれて来た重傷の患者が2人。
病院にいる医者はあなた1人。
とても両方を治療している時間はない。
その2人の患者は童守寺の和尚と葉月いずな。
さぁあなたはどっちを助ける?さぁどっちを選ぶ?和尚といずな。
それはいずなか…。
(和尚)おいおいおい!あっ。
お前はそんなに簡単に決めてしまうのか?
(いずな)それでいいの。
私のほうが若くて美しいんだから。
お前は年齢や性別容姿で人の命の重みを判断するのか?そ…それは…。
ダメだ!選べない!そう。
それは残念。
うわ〜!うわ〜!!うっハァ…。
ダーリン!うわ〜!!あぁ…。
(タンバリンをたたく音)
(タンバリンの音)何か…あんま楽しくないね。
ああ。
(愛)ねぇ…ぬ〜べ〜何かあったのかな?僕も今同じこと考えてた。
でも一日来ないだけでこんなに心配するのも変だよね。
なぁやっぱり…。
行こう。
(愛:静)うん。
(いずな)エヘヘ…。
エヘヘヘ…。
お嬢さんお逃げなさいはい玉も〜ん。
(和尚)くまモンみたいに言うな。
何をやっとるんだクネクネクネクネ気持ち悪い。
ちょっと会いたくて会いたくて震えてただけ!
(まこと)いずなさん!ハァハァぬ…ぬ〜べ〜が!落ち着きなって鵺野先生がどうかしたの?怪人赤マントに取りつかれたんだ!早く助けないとぬ〜べ〜が死んじゃう!怪人赤マントだと?知ってるの?知らん。
俺ぬ〜べ〜のことが心配ででも俺には何にもできなくて。
だから…。
ほっとけない。
そんな捨てられたチワワみたいな瞳で見つめられたら…。
ほっとけないよ。
いずなさん。
行こうまこと。
はい。
2人とも無理するんじゃないよ。
(チャイム)
(足音)
(ドアが開く音)えっ?あ…あぁ…。
あ…あなたは?小豆の父でございます。
父?えっ父!?えっとあっ…鵺野先生からお話は聞いてます。
えっとお…おとう様…。
私鵺野先生のご様子を。
(ゆきめ)どなたですか?あっ…。
あっ…。
鵺野先生のご様子を伺いに来たんですが…。
お邪魔みたいですね帰ります。
待って!ダーリンを…助けてください。
・うわ〜〜!!・鵺野先生!あっえっ?これ一体?夢の中で妖怪に取りつかれているの。
このまま起きないと…死んじゃうの!死ぬって…ねぇどうすればいいの!?私にも分かんないよ!
(広)ゆきめさん!今の話マジかよ?みんな?
(静)ちょっと待ってよ!おいぬ〜べ〜起きろ!
(秀一)広やめなよ。
(広)おいふざけんな!起きろよ!ぬ〜べ〜!おい!やめなって!俺がその妖怪ぶっ殺してやる!どうやってやんの?夢の中なんだよ!じゃあどうしたらいいんだよ!うぅ…あぁ…うぅ…。
ぬ〜べ〜が起きるまでみんなでぬ〜べ〜に声を掛け続けよう。
うん。
俺達はぬ〜べ〜に何度も助けてもらってる。
今度は…俺達がぬ〜べ〜を助ける番だ。
うん。
ぬ〜べ〜頑張れ!ぬ〜べ〜頑張れ!
(愛)頑張って!ぬ〜べ〜!みんな…。
(広)しっかりしろ!
(秀一)ぬ〜べ〜起きてよ!
(広)絶対死ぬなよ!ぬ〜べ〜。
(秀一)頑張れ!
(広)しっかりしろぬ〜べ〜。
起きろ!あ〜!イテテ…。
あの…俺今結構大変な状態なんですけど。
(覇鬼)関係ない俺には全く関係ない!
(美奈子)鵺野君。
あなたはみんなに愛されてるのね。
はぁ…。
えっ?お前本気でそう思ってるの?あなたも見たでしょ?みんなが鵺野君のために集まって優しい声を掛けてる。
いやいやいやいや!今のくだりは俺に言わせりゃ茶番以外の何物でもねえよ。
どこが茶番なんだ?はぁ…。
はいこれ。
今の状態な。
あ〜何かみんな深刻そうな顔してっけどさこいつらが何人集まったところで今のお前の状況は変わんねえと思うんだよ。
だったら生徒達は早くお家に帰って英単語の1つでも覚えたほうがよっぽど有意義なんじゃないですか?
(美奈子)ひどい。
みんな鵺野君のこと心配して集まって。
(覇鬼)いや〜。
そもそもこいつらが本気でお前のことを心配しているのかどうかそれすらも怪しい。
そんな…俺の生徒達を悪く言うな!あのさお前ら人間は友達が入院した時とかみんなでお見舞いに行ったりするだろ?でも「周りのみんなが行くから私も行っといたほうがいいかな〜」みたいな。
周りの空気を読んで何となく行く時だってあるだろ?そんなことない!…とは言い切れない。
えっ?いや…。
それはみんなで行くことに意味が…。
けどそれは!自分だけが行かなかったら冷たい人間と思われるんじゃないかってことだろ?つまり結局は自分中心の考え方ってことなんだよ!他人のために自分を犠牲にすることが美しいって勘違いしてるだけだろ!何の見返りもなく人のために尽くせる奴なんていねえんだよ!
(美奈子)それは違います。
助け合って生きて行くのが人間です。
じゃあお前他人のために何かやってることあんのか?私は世界中の人のために地球環境のことを考えて行動しています。
(覇鬼)ほほほ〜。
大きく出たね〜例えば?コンビニでお弁当を買った時に割り箸は断っています。
小っさ〜!思ってた以上に小っさ〜!!それだけじゃない!マイ箸を持ち歩いています。
あのなたとえお前がマイ箸を持ち歩いたところで伐採される森林の量は変わんねえんだよ!それでも何もしないよりはマシです!
(覇鬼)つうかさお前ここにいていつコンビニに行けんだよ。
(広の声)ぬ〜べ〜。
(秀一の声)起きてよ。
起きてよ。
しっかりしろ!ぬ〜べ〜。
たとえ何の役に立たなくてもそばにいたいと思う時はある。
何の役にも立たねえのにいても意味ねえだろ!一緒にいることでその人の気持ちに寄り添うことはできる。
気持ちだけじゃ何の足しにもなんねえんだよ!そんなことない!きっと…思いは届くはずなんだ。
鵺野君。
この辺だと思うんだけどな。
誰を探してるんですか?やっぱそんな簡単に見つかるわけ…。
(無限界時空)何の用だ?時空ちゃん!無限界時空?
(時空)何の用だ?時空ちゃん!無限界時空?あんたの息子が大変だよ。
息子!?この人が…ぬ〜べ〜の?私には関係ない。
関係ないわけないじゃん親子でしょ?時空さんお願いします!怪人赤マントからぬ〜べ〜を助けてください!奴は私の助けなど求めてはいまい。
去れ。
仲直りのチャンスじゃん。
そんなんだから実の息子にも嫌われるんだよ。
時間の無駄だ行こう。
(時空)待て!玉藻とかいう男の所には行ったのか?えっ玉もん?何で。
霊能力者が必要なんだろ?奴は齢400歳の妖狐妖怪だ。
え〜!!玉藻先生が妖怪!?まぁ奴が助けてくれるはずもないがな。
最高じゃん。
イタコと妖狐の禁断の恋。
これこそ私にふさわしいラブストーリー!まこと早く会いに行こう。
ちょっといずなさん。
ハァハァハァ…。
あとひと太刀であなたの体に「A」の文字が刻まれる。
ハァハァハァ…。
ハァハァ…。
うっ…。
最後の審判です。
私の次なる餌食はあなたに選んでいただこう。
律子先生と2年3組の生徒達。
さぁどっち?やめろ!俺の生徒に手を出すな!!鵺野先生もちろん私を助けてくれますよね?えっ?
(郷子)何言ってんの?律子先生。
ぬ〜べ〜は私達を助けるに決まってんじゃん。
言ってたよね?私達のこと守ってくれるんでしょ?
(美樹)教師が生徒を見捨てるなんてあり得ないよね?じゃあ私を見捨てるなんてことできるの?おいぬ〜べ〜こんなん簡単な選択だろ。
ああ人数からしても僕らを助けるべきだよ。
(広)そう律子先生1人が犠牲になれば俺ら全員が助かるんだから。
(秀一)そういうわけなんで律子先生すいません。
鵺野先生は私を選ぶ。
だって鵺野先生は私のこと愛してるんだから。
(静)律子先生それは調子良過ぎでしょ。
ねぇぬ〜べ〜私達のほうが大事だよね?私のほうが大事でしょ?こんなの…選べるわけない!さぁジャッジメント!
(秀一)ねぇ起きてよ!
(静)ぬ〜べ〜!
(秀一)いいかげん目覚ましてよぬ〜べ〜!
(広)俺達まだ教えてもらわなきゃなんねえこといっぱいあんだよ!
(静)妖怪なんて早くやっつけちゃってよ!これで終わりなんて嫌だよ!
(静)ぬ〜べ〜!
(広)しっかりしろぬ〜べ〜!
(秀一)起きて!ぬ〜べ〜!
(時空)玉藻とかいう男の所には行ったのか?奴は齢400歳の妖狐妖怪だハァハァ…まこと近づくな!
(まこと)《あれが玉藻先生だったなんて》《でもぬ〜べ〜は…》
(いずな)いた!あぁ既にカッコいい。
どうしよう…。
何の用だ?あぁちょちょ…。
(まこと)文化祭の前に教室を襲った狐の妖怪は玉藻先生なんですね。
ああ。
どうしてまだ人間のふりして学校にいるんですか?お前達人間を支配するためだ。
ぬ〜べ〜は玉藻先生にとどめを刺さなかった。
それは玉藻先生のことを信じたからじゃないんですか?俺はぬ〜べ〜を信じる。
だから玉藻先生のことを信じたい!まこと…。
お願いします!ぬ〜べ〜を助けてください!フッ。
何か勘違いをしているようだな。
鵺野先生が私をどう思おうが彼は私の倒すべき敵だ。
そんな…。
ちょっとちょっとちょっと!さっきから聞いてりゃ何カッコつけてんだよ!ん?
(いずな)あんた妖狐なんでしょ?ちょっとぐらい力貸してくれたっていいじゃん。
友達でしょ?友達?フッ友達など考えたこともない。
何なの?ガチのケンカで負けたからすねてんの?あんたを救ってくれた恩人が死にそうだってんだよ!あんたホントに人間の気持ち分かんないの?分かんないふりしてるだけじゃないの?もういい完全に見損なった。
100年の恋も冷めた。
行くよまこと。
(いずな)関係ないわけないじゃん親子でしょ?
(まこと)お願いします!怪人赤マントからぬ〜べ〜を助けてください!愚か者が…。
ぜってぇ教師続けたほうがいいよ!正気か?俺はお前を信じるお前は…どこまで愚かなんだ俺はそういう男だなぜだ?なぜ?まさか私は恐れているというのか?鵺野先生を失うことを。
(鐘の音)ハァハァハァ…。
時間切れです。
うっうぅ…うっ!ぬ〜べ〜!ごめん…私じゃどうにもなんないよ。
ぐはっうぅ…。
鵺野先生!ダーリン!みんな…。
ぬ〜べ〜!ハァハァハァ…。
フン!玉ちゃん!何をやっているんですか鵺野先生。
私以外の妖怪に負けることなど許しませんよ!
(怪人赤マント)うわ〜!貴様…どうやって夢の世界に?フッ夢の中に入り込むことなど私にとっては造作もないこと!こんな幻覚に惑わされているようではまだまだですね鵺野先生!貴様〜邪魔をするな!うわっ!えい!あっ!うわっ!フン!フッ!うわ〜!おりゃ〜!フッ…フン!何!?ハッハッハッハッ。
お前に私を倒すことはできない。
なぜならここは鵺野鳴介の夢の中。
私が支配するサンクチュアリ!お前も夢の住人になれ〜!うわ〜!ハッ!玉ちゃん!うっうぅ…。
玉もん!ぐはっ!玉藻先生!うぅ…。
おりゃ〜!うっうぅ…。
うっあぁ…。
おりゃ〜!うぅ…。
おりゃ〜!
(時空)その水晶が夢と現実の境界というわけか。
お前が怪人赤マントだな?私は分身にすぎない。
実体は鵺野鳴介の夢の中にある。
うっ…。
目の前で仲間が殺される様を見るがいい〜!ハッ!うっ!うぅ…。
玉ちゃん何で…?どうしてそこまでして俺を!?まったくだ…。
これではまるで…いつものあなたじゃないか。
あなたを見ているうちに私は…。
玉ちゃん!ハッハッハッ…!おかしな男やな〜。
妖怪のくせに人間をかばって倒れるとは。
ア〜ッハッハッハッ…!笑うな!俺はどうなってもいい。
ただ玉ちゃんを助けたい!赤を選んだあなたは血まみれにされて殺される。
これで終わりです。
《この封印さえ解ければ…》破〜!!何が!?ハッ!うわ〜!鬼の手。
なぜや?一体どうやって封印を!?それは…俺にも全く分からん!えっ?でも…玉ちゃんが来てくれたこととかみんなが俺を思ってくれる気持ちとか…。
頑張れ!鵺野先生!ダーリン頑張って!ぬ〜べ〜!頑張れ!負けんなよ!ぬ〜べ〜!
(愛:静)ぬ〜べ〜!頑張れ!ぬ〜べ〜!そういうのが奇跡を起こしたんだ!多分!あっあぁ…あ〜!覚悟しろ怪人赤マント!ん〜…!くらえ…。
フン!あ〜!行け鵺野先生!うわ〜〜!はぁ〜!あ〜〜〜!あ〜!あ…あぁあっ…。
うわ〜!おっ!ハァハァハァ…。
(咳込み)ハァハァ…。
ハァハァハァ…。
あぁ…。
ハァハァハァ…。
うっ…。
鵺野先生。
夢の中まで傷だらけで戦うとは実にあなたらしい。
もう分かってるだろ。
ええ。
あなたは…。
俺は…。
そういう男だ。
そういう男だ。
ハハハ…。
ハハハ…。
ダーリン!
(律子:いずな)鵺野先生!ぬ〜べ〜!ぬ〜べ〜!みんな…。
鵺野先生よかった。
(ゆきめ)ダーリン死んじゃうかと思ったよ〜。
すまない心配かけて。
ホントだよばか野郎!僕達がどれだけ心配したと思ってんの?みんなの声聞こえたよありがとう。
よかった。
よかった。
それに…。
あれ?玉ちゃんは?一度は協力しないそぶりを見せつつピンチの時にさっそうと登場。
そして嵐のように去って行く。
全てがカッコいい。
玉藻先生。
(秀一)まこと。
(まこと)玉藻先生!ありがとうぬ〜べ〜を助けてくれて。
(愛)玉藻先生にも不思議な力があったんですね。
先生が来てくれてよかった。
ホントにありがとうございました。
よかったな。
《これは何だ?》《私に人間の感情が芽生えたとでもいうのか?》
(時空)ハァ…。
(時空)ハァ…。
鬼の手が復活したのはあなたの力ですよね?目障りな妖怪を退治したまでだ。
人間は他人のために平気で自分を犠牲にすることがある。
(時空)それがどうした?私には到底理解できない感情だと思っていた。
うっ…うっ…玉ちゃん何で?絆…。
何?人間は多くの絆で結ばれそれを守ろうとする時限界以上の力を発揮する。
妖怪ごときが人間を語るな。
鵺野先生を助けたのはあなた達2人が親子の絆で結ばれているからじゃないんですか?くだらん。
単純なように見えて複雑で繊細。
人間の感情というのは実に厄介だ。
《鵺野鳴介不思議な男だ》《あの男の周りには人も妖怪も関係なく自然と1つの輪が出来る》《惹きつけられる何かがある》《私の気持ちさえ変えてしまうほどに》
(咳込み)
(時空)ハァハァ…。
時間がない。
2014/11/22(土) 21:00〜21:54
読売テレビ1
地獄先生ぬ〜べ〜 #7【明石家さんまがアノ伝説の妖怪に!】[字][デ]
ぬ〜べ〜(丸山隆平)大ピンチ!人の夢を支配する妖怪「怪人赤マント」に憑りつかれたぬ〜べ〜。ぬ〜べ〜を救おうと、まこと(知念侑李)達は必死に声をかけ続けるが…。
詳細情報
おしらせ
【シークレットナレーター・クイズ】オープニングナレーションを、毎週豪華なシークレットナレーターが担当。「その声の主が誰か?」を番組終了後30分以内に番組ホームページから応募しよう。抽選でレアな賞品をプレゼント!
【地獄先生ぬ〜べ〜フリフリ妖怪キャッチ】放送中に妖怪が出てきたら、スマートフォンをフリフリ!妖怪カードをゲットしてプレゼント応募を!いずれも詳しくは「地獄先生ぬ〜べ〜」HPまで。
番組内容
ぬ〜べ〜(丸山隆平)に最大のピンチ!人の夢を支配する妖怪「怪人赤マント」に憑りつかれたぬ〜べ〜。怪人赤マントは、夢の中で審判を繰り返し、ぬ〜べ〜に襲い掛かる。鬼の手も、封印されてしまい、なされるがままのぬ〜べ〜…。苦しむぬ〜べ〜を救おうと、まこと(知念侑李)達は必死に声をかけるが、目を覚まさない。このままだと、ぬ〜べ〜が死んでしまう!ぬ〜べ〜を救おうと、まことはある男のもとへ走り出す…!
出演者
【レギュラー】
丸山隆平(関ジャニ∞)
桐谷美玲
速水もこみち
知英
山本美月
知念侑李(Hey!Say!JUMP)
遠山俊也
山田親太朗
柴田美咲
マキタスポーツ
優香
坂上忍
高橋英樹
【生徒役レギュラー】
中川大志
吉沢亮
佐野岳
清水一希
松井愛莉
佐野ひなこ
水谷果穂
中村ゆりか
高月彩良
【スペシャルゲスト】
明石家さんま
原作・脚本
【原作】
真倉翔
【漫画】
岡野剛(集英社)
【脚本】
佐藤友治
監督・演出
【演出】
佐久間紀佳
音楽
【主題歌】
「がむしゃら行進曲」関ジャニ∞
【音楽】
横山克
制作
【プロデューサー】
戸田一也
小泉守
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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