FOOT × BRAIN【審判に注目!いま西村主審に聞きたいこと…】 2014.11.22


突然ですが皆さんは…
これはブラジルワールドカップの開幕戦ブラジル対クロアチアで物議をかもしたPK判定のひとコマ
開幕戦だったこともあり主審を務めた西村雄一のジャッジは大きな注目を集める結果に…。
PKはレフェリーにとって
それはこれまで2大会連続ワールドカップで主審を務めるなど多くの国際試合で笛を吹いてきた
今夜は今年かぎりで国際審判員を退く西村雄一がブレインとして2度目の登場
そして
更にレフェリーの本音を語る
西村さん汗大丈夫ですか?ポタポタ落ちて…。
今日はですねワールドカップで実際に使用した公式球持ってきていただいてるんです。
そうですね。
私担当したブラジルクロアチア。
開幕戦ボールです。
え〜っすごい!ダメです!ダメです!貴重なものです。
普通のと違うんですか?ワールドカップのボールには必ず全部対戦カードが書いてありましてあと試合日とそれから試合会場が全部入ってますね。
これもらえるものなんですね?そうですね。
試合担当したレフェリー団に1つもらえるので今回ちょっと私が持ってかえってきました。
いや〜貴重なものありがとうございます。
ありがとうございます。
2010年の南アフリカ。
今年のブラジルと2大会連続ワールドカップで主審を務めた西村
サッカー自体スピードがもう間違いなく上がっていてカウンターアタックが最大の得点に近い状況になるっていうそういった狙いでやってくるチームが多くなりましたね。
オランダなんかすごかったですもんね。
各チームにそれぞれカウンターアタックにうまく対応できる選手がいましたね。
その前の大会は結構ポゼッションの大会…。
少しゆっくりしたリズムだったのが…。
タテパスもあるしタテ方向に走る人が増えているなという印象がすごく強いですね。
そう最近では代表でもクラブでもサッカーのトレンドはカウンターサッカー。
この変化によってワールドカップの試合でもシュート外してでもその攻撃をやり切ってくるっていうことはすごく徹底されていたと思います。
日本には一度ディフェンスに戻してまたサイドを変えてっていう形にしてくるようなところがあると思うんですけど海外の場合だともうホントその左サイドで決めたと思ったら…。
そういったところは感じましたね。
負けないサッカーを考えるんでそのままやり切ったほうがカウンター受けにくいわけですよ。
カウンター受けないようなサッカーとかはやっぱ徹底されてますよ。
我々も日頃の練習が全部ワールドカップ43日間いてほぼ毎日選手に協力してもらってカウンターアタックの状況作ってもらってそれを毎回追いかけてましたね。
例えばコーナーキックで西村さんそれは大会が始まってからそういうふうになってったんですかね?大会始まる前にもうだいたい世界の傾向はこうであるということが出てました。
ですんでそれに対して我々は対策をとったっていうことになりますね。
そしてブラジルワールドカップといえば…
初戦ブラジル対クロアチアで物議をかもしたあのPK判定が記憶に新しい。
あのときまぁ揺れましたもんね。
揺れました。
僕のホントのあの瞬間を見た意見は…。
それほどの強さで引っ張ってはいないんでこれは…。
実はホールディングって行為だけでファウルと見なされるっていうことがあんまり知られてなくて。
なぜかというと誰かを掴もうという自分の意図がないと掴まないっていうことなんですねホールディングっていうのは。
ですんでサッカーのルールでいけばその行為でまずは反則と見なされると。
あとその結果強い選手であれば耐えて前に行くかもしれないし倒れないかもしれないけども今回は結果としては相手が倒れるにいたる原因となった。
この左手ですね。
掴んでますね。
私が見てるのはここでもうフレッジ選手はシュートなんですよね。
落ちてくる前にボレーシュートなんですけど左足で。
それのホールディングでペナルティキックっていう。
フレッジ選手のトラップがボールがもっと離れてるんだったら僕吹けなかったんです。
そこまで考えてるってことですもんね。
ボールが落ちてくる前にボレーシュート打ちたいって思ってるので。
そういうモーションでしたね。
明らかにね。
それの一発目をやられちゃうと…。
そういった判定をさせてもらったっていうところですね。
西村によればクロアチアロブレン選手の
この場合フレッジのプレーが
ちなみに…
シミュレーションじゃないかっていう意見も多数あったんですけど。
もうひとつが…。
というそういった形なんですね。
今回のケースでいけばフレッジ選手は自分から接触を作っているわけではないのでシミュレーションの選択肢だけはないんですけど。
世の中の人はというふうに捉えてる部分があってその2つがなかなか世の中にはうまく伝わってなかったのでレフェリー何やってんだっていう意見が多かったと。
だからこそあのとき西村はこのスタートのところで右サイドから来たときに僕右にスッと寄っていくんですけどフラフラッと寄っていくんですけどこれここが勝負だと思ったので。
いいポジションですよね。
俺たちはそのレフェリーの移動まであんま見ないもんね。
本当だったら左の外のほうの下の半円のほうに入ってくるようなことが多いんですけど…。
僕がこれポジション悪くて…。
今のVTRの角度で見ると左手しっかり見えるんですけど他の角度にいるとその左手が見えないときがあるんですね。
今難しいのはワールドカップって30台を超えるカメラからスーパースローリプレイでリプレイされるのでどっかのとこのカメラで掴んでるシーンを映してくる可能性が高いんですよね。
そうすると見えたものは見えたとおりにやっぱり判定しておかないとそれを任されて要は委ねられているのがレフェリーなのであったことをそのまま事実どおりに見ましたってそのままやるっていうことがレフェリーの役目になりますね。
このようにレフェリーにとって
試合直後国際サッカー連盟は西村のジャッジを擁護するコメントを発表したもののワールドカップで主審を2大会にわたり務めた
以前番組が西村を取材したときも…
選手がよく試合中ミスしたりするじゃないですか。
同じようにやっぱりジャッジもミスしたりってのはこれ起こりうることですよね?サッカーはもうミスから成り立ってるスポーツだと思うので。
選手の皆さんでいけばシュートミストラップミスパスミスさまざまあるなかでレフェリーはそれをなんとかミスを少なくしていこうっていうふうなかたちでやってるってとこなんですけどね。
そしてこのとき西村は…
試合中選手に話したりすることってあるんですか?ありますあります。
どんなことを?やっぱりもし私がミスをしてしまったとかもしくは選手が…。
ラストタッチ違うんだと思ったときに西村さん…。
認めちゃうんですか?
では国の威信をかけ…
レフェリーの各国の代表プレーヤーが集まるってことは各国それぞれちょっと味付けがリーグで違いますね。
でそういったところをワールドカップではという形で各チームにも事前にDVDを見ていただいて全選手監督とともに共有をしてる。
そして同じものをレフェリーとも共有をしてて…。
そうワールドカップ前あらかじめFIFAからDVDが配られるなどして選手監督レフェリーにジャッジの基準が示されている。
これはJリーグでも同じ。
我々メディアにもジャッジの基準となるDVDがシーズン開幕直前に日本サッカー協会から配られている。
ところで
皆さん何だと思いますか?答えはこれ。
そう
もちろん人体に無害
ワールドカップでは…
ラッキーなことに開幕戦だったので。
そうですよね。
ちょっと緊張しました?実は…。
ハッハッハッハ!地道な努力があるんですね。
ここに置いて。
そうですねでそのときにこれでボールのところにピュッと。
こういうふうに引くんですね。
ボールの円に沿って。
実はこのバニシングスプレー立ち足こっちだなと思ったらこっちのほうでピッと。
こっち側は踏み込みやすいように置いたんですね今。
で例えばハメスとかだったら左だったらここに立つから…。
こっち側のほうでピッと。
すげえそれは初めて聞いた。
しかもこのバニシングスプレーバーッと。
まっすぐだ。
タッタタタッタ…。
すごいな。
やっぱこれ効くんですね。
この一本で…。
だってこれないとねチョコチョコ…。
そうなんですよ。
今まで出てきてダメだどうだってやってたんですけど。
そのストレスないですよね。
ないんです。
そうすると…。
確かにこれ踏みたくはないですなんか。
悪い気がする踏んだら。
恥ずかしい感じがする…。
せっかく引いていただいて…。
踏んじゃいけない感じするわ。
ところでこちらです。
だいたい次のところにボールが行くかっていうのはほとんど受け手の選手がいいタイミングで準備ができてるところにはボールが出てくるので…。
そういうところが気づきとして非常に重要なことになりますね。
レフェリーを見ていると空中にあるときにパッと右見たりとかまわり見たり…今受け手見たりとかして…。
そんなこと考えてますね。
これちょっと場面変わって今度このレフェリーはここでパスが後ろに入った瞬間にこの次縦パス狙ってくるので蹴り手をまだレフェリーは見てるんです。
これが今右に縦に走り出してるんですね。
ちょっと送っていただくと。
走り出してる選手を見ているともう縦に走ったところで私たちも一緒に走り出してしまうことができるんですよ。
そういったところの見方がレフェリーには必要になってくる。
今オフサイドになりましたけどもしこれがオフサイドじゃない場合にはいいところに我々一緒についていくことができる…。
そういったところの気づきが必要ですね。
中盤の選手ですもんね普通に。
そして美しい姿勢を保つこともレフェリーにとって重要。
そのためのトレーニングとして西村が愛用しているのがこのバランスボード
普通にただ乗るだけなんですけど。
自分の中心で乗っててそうするとこう頭の位置とかずれてるとバランス崩れちゃうんですけどうまく…。
わざと崩したり屈伸したりとかしてもバランスが崩れないような。
これ相当体幹がしっかりしてないと難しいですよね。
そうですね体幹で乗るような形ですね。
足で頑張って踏ん張るんじゃなくて。
気をつけてくださいよ。
そのくらいで大丈夫です。
後頭部とか。
下にはストッパーがついてるので転ぶことはないと思います。
難しい!ダメですね…難しい。
勝村さん私もやっていいですか?気をつけてよ。
なるべく外に…。
よっ!お〜っ!危ないよ!やらなくてよかったんじゃ…。
難しいです!そりゃそうですよ。
アスリートの方たちが難しいって言ってるんですから。
難しい!毎日のようにこれはやってらっしゃる…。
最後ピタッと自分がいい感じ…。
大きな利点が多いですね。
では現在のレフェリーの基準から考えてこれからのまずはこちらです。
ファウルを受けてからゲームを再開するまでの時間やスローインでボールが投げ込まれるまでの時間などを含まない
選手がボールをインプレーにしてそれが観てる観客の方々にもすごく楽しんでもらえるし実際プレーの質もそれで高まってくると思うので。
我々レフェリーにできることといえばどうしても時間の浪費に繋がりそうなときに声をかけたりですとかコーナーキックをすぐできるように導いたりですとかそういったところを心がけてアクチュアルプレーイングタイムを伸ばす方向に今私たちも全力を尽くして取り組んでいるっていうようなかたちになりますね。
ボールもすぐ出てきますしね。
マルチボールシステムはそのためのひとつの手段ですね。
続いてはこちらです。
はい。
私たちレフェリーとしてはもし倒れる原因がファウルであれば…。
このくらいファウルされているけどもファウル吹いてもらうことを期待するのではなく今後のサッカーにはやっぱりすごく必要になってくるんじゃないかなって思ってます。
サッカーってどんどん進化してるじゃないですか。
同じようにやっぱりレフェリーも進化していかないとついていけないし西村さんのような方が今後日本からどんどん増えて日本人の選手が海外でどんどん活躍しているようにレフェリーもどんどん海外に行ったりとかまたJリーグに帰ってきたりとかっていうことができたらいいなって改めて思いましたね。
そして現在
2021年までに整備されるJFAフットボールセンターの中にJFAレフェリーアカデミーを設置
18歳以下のユース審判員に担当させている
『FOOT×BRAIN』アプリをダウンロードしよう。
SOCIO会員になればプレゼントが当たるチャンスが。
詳しくは番組公式Facebookかアプリまで
2014/11/22(土) 23:30〜23:55
テレビ大阪1
FOOT × BRAIN【審判に注目!いま西村主審に聞きたいこと…】[字]

国際舞台からの引退を決めた第一人者・西村雄一主審を招き、偽らざる本音に迫ります!過酷な審判員の世界、そしてW杯の舞台で感じたことなど、今だから聞きたい!必見です

詳細情報
番組内容
国際審判員からの引退を決めた第一人者・西村雄一氏をゲストに招き、今だから聞けるアノ話に迫ります!審判員は選手同様に過酷なトレーニングを経て試合に臨むのは当然として、さらにはタフなメンタルも持ち合せなければ務まらない仕事であることも事実。審判員の苦悩、さらにピッチで見えるそのサッカーの世界とは?W杯の舞台で感じた世界のサッカーの移り変わり、そして日本の進むべき道を西村氏と一緒に考えます!!
出演者
【司会】
勝村政信、杉崎美香
【ゲスト】
西村雄一(国際主審)
【解説】
都並敏史、福田正博(ともに元日本大代表)
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ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
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