お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 2014.12.14


(拍手)
(ダレノガレ)すごーい!Twitterにコメントしてんだよ。
すごいわ。
えーっ!今夜はお坊さんが葬式の事や墓の事などにまつわる皆さんにも身近なお手元のですね札にですね書いて頂きたいと秘密をね。
(ダレノガレ)いや高校仏教だったんで。
あっそうなの?高校仏教?あっそう。
ちょっと言ってみて『般若心経』。
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時…。
合ってます。
素晴らしいです。
素晴らしいって!ほら。
なんだよ坊主に褒められたよ。
さあ書けたようですので一斉にお出しくださいお願いします。
今夜のテーマは現役のお坊さんの秘密。
知っておくと役立つかもしれないお話です。
気になるタイトルからちょっと聞いていきましょうかね。
えっとね「食べ物に悩む」。
(松島さん)はい。
食べ物に悩んでいるお話です。
やっぱりこういった格好をしている時にですね肉や魚…それを不精進物と申しますけれどもそういうのを頂く時はやっぱり気を使う場面が多々あるという意味で書かせて…。
仏教では肉などを食べるのを戒めています。
しかし松島さんは食べるそうです。
そこにはお坊さんならではの考えがあるようです。
わたくし畑で野菜なんか作りますけれどもそうするとたとえ命に差別…分け隔てなく残さず食べるというのは今の日本のお坊さんの有り様として優先されるという意味ではいいと思うんですね。
ですから我々は戒律を犯しながら罪を犯しながら地獄に落ちやすいといわれながら頂くんですね。
(ダレノガレ)えーっ!浄土宗の井上広法さんは肉を食べる事について意外なお話。
そもそもお釈迦様自体も一説によると豚肉を食べて亡くなられたっていう説があるんですよ。
(井上さん)豚肉かきのこかなんですけども。
きのこは毒きのこだったっていう説か豚肉はちょっと悪くなってた…食中毒だった。
今のお話全くそのとおりで…。
(松島さん)わたくしどもでもお通夜の席に行ったりしますとお斎といってお食事がございます。
お寿司大体お寿司が…。
もう定番なんですね。
定番中の定番で。
家族でよく100円寿司のチェーン店に行くんですね。
そういう席で…。
っていう思いに駆られる事が2〜3あります。
でもさそれは別に食べていいわけでしょ?
(松島さん)もちろんです。
ただやっぱりやっぱりそういうお通夜の場でありますから…。
(松島さん)そうですね。
やっぱり品性よくあるいはお寿司を頂きながらご家族さんとよき語らいの場とする事を心がけてるという意味なんですね。
(一同笑い)続いて爆笑問題太田が選ぶお坊さんの秘密は…。
じゃあ太田さん続いて聞いてみたいの…。
これ笑っちゃうな俺。
なんでしょうね?天野さん。
高野山真言宗の天野こうゆうさんは葬式で号泣というお話。
「葬式で号泣」?お母さんはもうホントに…。
別の部屋にこうして…。
で15歳の男の子が…。
15歳の男の子が喪主…。
あ〜そんな感じ…。
えっ?
(天野さん)「この野郎」って言って。
そっか受け入れられないと。
お父さんの死を受け入れられない。
とにかく帰れと。
帰ってくれと。
(天野さん)これ困ったなと思って。
でまあちょっと黙って座れと。
座れと。
現実は受け入れなくちゃいけないからそしたら本当に…。
って言うわけですよ。
とにかく…。
途中からチラッと見るとこの手がね震えてるの力が入ってて。
なんとか自分で納得させようと…。
そしてお骨が返ってこられて…。
うわあ鳥肌が立ったな。
(天野さん)ですっきりしたって言って…。
そりゃ泣くわ。
いいお葬式でしたね結果的にはね。
(天野さん)そうですね。
どうなる事かと思ったねそりゃ。
後日談でええ〜ドラマみたい。
これもホントドラマになりますね。
続いて太田が選んだお坊さんの秘密は…。
浄土真宗本願寺派三浦明利さんのお寺に苦手なものがあるというお話。
なんですか?苦手なものって。
苦手なものというのは日常使っているものなんですが実は…。
苦手ってどういう事?どういう事?どういう事?あの香りを嗅ぐと…。
それはじゃあもし行ってお仏壇とかに用意されてたお線香があっこれ苦手なやつだみたいなのがあるわけ?そうですね火をつけてお勤めをしている最中にツーッと…あっ反応したと思ったらこう…胸を張って…。
鼻水垂れないように?やっぱりお勤めを止める事が出来ないので…。
そりゃ大変だねそれは。
他に苦手…例えばでもさ…。
お座布団のあれもあるんですね。
ああ座布団との。
あっそうなの?ない方がいい?
(松島さん)それだったら畳に座ってた方が…。
我々は逆にくっついちゃう感じがしてね足に…。
これテレビ見てた人は注意した方がいいね。
お坊さん来てフカフカの座布団…。
ちょっとならしといてもらうと…。
じゃあない方がいいんだね。
でお話を…その亡くなられた方の奥様によくよく聞いてみると…。
っていう事でせっかくだったらじゃあBGMもいいけど…。
って提案をさせて頂いた…。
それじゃお経を唱えずに歌ったっていう…。
作法を終わらせた後に「それでは…」って…。
(笑い)結局そこじゃない。
「若くあかるい歌声に」でしょ?そうです。
「若くあかるい…」いや歌えって言ってない…。
いやでも一緒になってお送りしたいという形の表現の1つ…。
やっぱり
(松島さん)でそれぞれやはり生き方宗教がやっぱりありますので…。
次の世界に私も付き添わせてくださいっていう気持ちでお葬儀をさせて頂く事が多いです。
ここで松島さんがとても大切に使っている宝物を見せてくれるそうです。
こちらなんですけれども。
これ錫杖と申す仏具でして…。
昔の修行者が山林を歩く時に毒虫やら蛇やらからまあ身を守るために…。
こう音を出して行けばそういったものは逃げて参りますから。
修行者が持つ象徴的な道具なんですね。
でまあ輪っかが6個ないし12個ついてるんですけども…。
それぞれの輪っかに六根清浄という体と心全てきれいですよと…。
あるいは六波羅蜜という修行の徳目の意味が込められて…。
まあこういう道具なんですけれども。
例えばお経を読む時に…。
(読経)
(鳴らす音)…と。
なるほどね。
リズムをとるのに使われたり。
そうですね。
これ錫杖。
錫杖。
宗派によって使わないんです。
そっか。
じゃあこれ天野さんもこういうの持ってるわけ?持ってますはい。
初めて見ました。
初めて見るの?こうね。
あるある。
ね。
それもあるね。
歩くとシャランシャランって音が鳴りますから…。
まあ虫が寄ってこない…。
はあ〜なるほどね。
さっきどっこいしょ。
元々は仏教用語で我々が知らずに今普通に会話の中でよく使ってるような言葉って…。
ああシャリか。
隠語なんですけどね。
お釈迦様のご遺骨の美しさをそのままお寿司のお米に例えたという。
ああ〜なるほどね。
あと…あの人に手を焼くっていう。
あれはお遍路言葉でたくさんの方がお参りするお線香立てとかろうそく立てにいくら言っても真ん中か手前に置く人がいらっしゃるんですよね。
そうするとお墓参りでもそうですけど袖を焼くので何遍言うても聞かん人にあの人には手焼くなあっちゅうて。
ああ〜すごいわ。
(一同笑い)仏教用語なんですか?元々は下品っていうんですよ。
読み方が違うんですけども。
上品中品下品っていって上中下があって一番低いっていう事で下品っていう。
下品。
ゲボ…ああいるよね。
続いては曹洞宗長谷川俊道さん。
顔が仏像に似てきたというお話です。
「顔が佛像に似て来た」はい。
(一同笑い)
(田中・太田)言われる?こちらが長谷川さんが似てきたというご本尊。
子供の頃から毎日拝んでいるそうです。
仏像に似てるってそれだけありがたい事はないよねえ。
ポチッとね。
ピカッと光るようなイメージありますけど…。
えーっ!毛?それがクシュクシュ…ピッ!みたいな。
あっそういうものなの?でも…あのiPS細胞の?iPS細胞の。
なんとなく似てない?似てますね。
浄土宗の井上広法さんはよそのお寺で必ずお墓をチェックするというお話。
これはですね私たちがお寺さんに行く時にそこのお寺さんが
(井上さん)お墓ですねまず…。
っていうのはお寺って例えば色んな…在り方があるんですよ。
へえ〜。
お墓をチェックするんだね。
それは皆さん結構ちょっとわかるところあります?そうですねあの…。
お寺が管理してるんじゃなしに霊園。
(天野さん)うわっこんな格好もあるんやとか。
日々ないので。
そっか。
この…。
えっ?好みのタイプ。
(ダレノガレ)えーっ!私はねどうしよっかな〜。
(一同笑い)私松島さんがいいかも。
松島さん。
(歓声と拍手)
(一同笑い)あの〜とっても嬉しいんですけど嬉しい!高校3年生。
高校3年生?大きい娘さんいるんだね。
あっ多分あっそうなんですよ昨日…。
何?何それ?父が明日お世話になりますみたいな丁寧な書き込みがあったんで。
あららら。
あの〜そういう事を
(一同笑い)拝みたい仏像があるというお坊さんは井上さんがやって来たのはここには秩父札所三十四ヶ所観音霊場といわれるお寺があります。
今この34のお寺では12年に一度の御開帳という大イベントを開催中。
井上さんがやって来たのはこちらは…。
参拝者から手帳のようなものを受け取りはんこを押しているようですが…。
朱印とはお寺や神社にお参りをした時にその証しとしてもらうもの。
実際にそういうのって何か感じたりします?最近御朱印集めが密かに流行っているそうです。
さあ御開帳の観音様を拝みに行きましょう。
お坊さんのお墓は一般のものとは形が違うそうです。
円筒形に近い形をしているのがお坊さんのお墓。
(井上さん)宗派によっても考え方がありますけども例えば恐らくそういった意味だと思うんですよ。
ご本尊の観音様は高さが137センチメートルあるといいます。
拝みたかった観音様といよいよご対面です。
12年ぶりに御開帳された観音様。
秘仏だけに撮影はNG。
(読経)私浄土宗なので浄土宗のお経しか…。
全然わからないですね。
全然違います…。
多分無上甚深ぐらいしか引っかかりどころがなかった…。
それは…。
裏山の頂上。
こちらも多くの参拝者が訪れる有名な観音様です。
だってこれだけ見上げてあれの上ですもんね。
ぜひ!行きましょう。
という事で作務衣に着替えて裏山へ。
(井上さん)うわあもう先が思いやられますねこれ。
なかなか険しい道のり。
修行のつもりで山道を歩く事およそ40分。
ついに頂上へ!そこには驚きの光景が…!ここは高さおよそ100メートルの崖の上。
その足元は断崖絶壁…。
「柵ないんだ」「すごいね!」岩の先端にあるのが下から見えた観音様。
(井上さん)よいしょよいしょ…。
「こんなとこに立ってるの…」苦労の末ようやくたどり着きました。
(井上さん)おおー来たー。
「こんなとこに立ってるんだ。
すごいね」
(ダレノガレ)「すごい…」頂上で秩父の町を見下ろす観音菩薩。
美しいお姿です。
秩父札所には様々な仏像があります。
(拍手)いやいやふとこんなバラエティ番組ねえな今までと思って。
ホントだね。
ホントだよね。
いつの間にかこういう世界に…。
いつの間にかってそんなわけないよ…。
松島さんは元々はどうしてお坊さんに…。
一般の家庭に育ちましてずっと学生の頃はバンド小僧で…。
バンド!?いつの間にかこういう世界に…。
いつの間にかってそんなわけないよね。
それはおかしい…。
どうしていつの間にかなるんですか?そこにお寺があったんですね。
2014/12/14(日) 01:51〜02:23
ABCテレビ1
お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺[字]

お坊さんの内情をぶっちゃけ!“爆笑問題”דお坊さん”が繰り広げる前代未聞のトークバラエティが誕生!

詳細情報
◇番組内容
お坊さんの内情をぶっちゃけ!“爆笑問題”דお坊さん”が繰り広げる前代未聞のトークバラエティが誕生!
毎回、MCを務める爆笑問題のもとへ、真剣に仏門に取り組む全国のお坊さんが集結し、
「意外と知られていないお坊さんの内情」について“ぶっちゃけトーク”を展開。
普段なかなか覗き見ることができない、知られざる“お坊さんの仕事の裏側”を暴露していきます。
◇番組内容2
今回は…“お坊さんのヒミツ!”をテーマに集結したお坊さんのぶっちゃけトークを展開!
意外なお坊さんの悩みやお坊さんの正直な現状など、意外なお坊さんの実態をぶっちゃけ!
「お坊さんの食べ物の悩みとは?」
「お坊さんがお寺でチェックすることとは?」
「お坊さんが苦手なものとは?」
なかなか知ることのできないお坊さんの生活や本音など
意外と知らない、気になるお坊さんの生活が分かる!
◇出演者
【MC】爆笑問題(太田光、田中裕二)
◇出演者2
【ゲスト】
ダレノガレ明美

【お坊さん出演者】
天野こうゆう(高野山真言宗 高蔵寺)
井上広法(浄土宗 光琳寺)
長谷川俊道(曹洞宗 瑞岩寺)
松島龍戒(高野山真言宗 功徳院)
三浦明利(浄土真宗本願寺派 龍王山光明寺)

※五十音順
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/bucchake/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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