当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
男子フィギュアスケートのジュニアグランプリシリーズで優勝した宇野昌磨選手と山本草太選手が先ほど中部セントレア空港に到着をしました。
この少し小さいほうの宇野くん明日、誕生日ということで17歳になります。
ということはピョンチャンのオリンピックのときには20歳になるということですので宇野くんといい2位に入った山本くんといい羽生くんに続く選手が次々と男子フィギュア界に誕生していますよね。
≫楽しみです。
火曜日のコメンテーターは牛窪恵さん、水谷修さんです。
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫きょうのラインナップです。
韓国の朴槿惠大統領の名誉を傷付けたとして起訴された産経新聞前ソウル支局長に対する第2回公判がきのう、行われました。
一方、朴大統領には元側近の国政介入疑惑もあります。
朴政権の今後を専門家に伺います。
12時からは「徹子の部屋」。
ゲストは歌手の一青窈さんです。
12時30分から再び「ワイド!スクランブル」。
超豪華列車ななつ星がいまだ予約殺到のJR九州。
ほかにもデザイン性やストーリー性を持った人気列車がたくさんあるんです。
連日満席という人気の九州の列車をご紹介します。
「ワイド!スクランブル」午後1時45分までです。
では報道フロアから平石さん。
≫お伝えします。
アメリカ東部・ペンシルベニア州で男が元妻やその親族少なくともあわせて6人を殺害して逃走しました。
居場所はまだわかっていません。
男の自宅前から中継です。
≫事件の発生からおよそ16時間半が経過した現場です。
男の自宅ですが私の奥に見える投光器で照らされた家。
あそこが男の自宅です。
現在も交通が一部規制されていて警察が包囲網を敷いています。
ストーン容疑者ですが15日午前4時ごろ元妻のアパートのドアを破壊して侵入し警察がアパートに入ったときにはこの元妻が頭を撃たれた状態で死亡しているのが見つかりました。
その後、近くの2か所で遺体が次々と発見されています。
殺されたのは元妻の母親や祖母など少なくとも6人に上ります。
男と元妻は離婚後に2人の子どもの親権をめぐってトラブルになっていたということです。
男は退役軍人で犯行時には軍服姿だったという情報もあります。
普段はこの場所非常に静かな住宅街ということですが男が潜伏している可能性があり緊迫した状態が続いています。
≫サッカー日本代表のアギーレ監督がスペインの監督時代に八百長試合に関わった疑いがあるとして裁判所に告発されました。
スペインの検察によりますと八百長の疑いがもたれているのは2011年にアギーレ氏が監督を務めていたスペイン1部リーグのサラゴサの1部残留を決めた試合です。
検察は試合の前に相手チームの選手たちに不正な金が流れた疑いがあるとして捜査を進めていました。
検察は、サラゴサの元会長やアギーレ監督両チームの選手など41人を八百長に関わった疑いがあるとして告発しました。
裁判所は今後起訴するかの判断を下すためアギーレ監督の事情聴取を行う可能性もあるということです。
鹿児島市のアパートなどが全焼し焼け跡から4人の遺体が見つかった火事で警察は、このアパートに住む36歳の女を放火の疑いで逮捕しました。
きのう午前1時ごろ鹿児島市のアパートから火が出て全焼し焼け跡から4人の遺体が見つかりました。
その後の捜査でこのアパートの1階に住む洋服店店員浜屋敷和美容疑者が火の不始末で出火させた際すぐに消火せず逃げた疑いが強まったとして警察は、放火の疑いで逮捕しました。
見つかった4人の遺体は現在、連絡が取れていない浜屋敷容疑者と同居する76歳の母親と2階に住んでいた親子3人とみられ警察で身元の確認を急いでいます。
浜屋敷容疑者は警察の調べに対しぼーっと火が上がっているのを見ていたと容疑を認めているということです。
報道フロアからお伝えしました。
≫サッカーの日本代表チームのアギーレ監督告発されたとなると来月からのアジアカップどうなるのかととても心配ですよね。
≫そうなんです。
きのう、代表メンバーが発表になったばかりなんですよね。
これからスペインなどで取り調べになりますと…。
≫事情聴取もあると言われていますもんね。
≫スケジュール的にもちょっと心配ですね。
続きましてはオーストラリアシドニーの中心街のカフェで男が17人の人質をとって立てこもりました。
男は自称・イスラム教の聖職者としイスラム国との関連も懸念されています。
≫静寂に包まれた街にこだました銃声。
オーストラリア・シドニーの金融街で銃を持った男が17人を人質にとりカフェに立てこもった事件。
16時間後の日本時間午前0時警察が突入。
激しい銃撃戦となった。
≫これは、単なる立てこもり事件ではなかった。
≫建物から慌てて飛び出してくる男性。
恐怖におののきながら逃げ出す女性。
日本時間きのう午前8時前オーストラリア・シドニーの中心部で銃を持った男がカフェに押し入り17人の人質をとって立てこもった。
≫これは、現場となった店の正面入り口側から撮影された映像。
男は頭に鉢巻きをしていて白いシャツに黒いベストを着ている。
窓の前を移動するときは狙撃を警戒し、人質を盾に。
後に明らかになるのだがこれが立てこもり事件の容疑者マン・ハロン・モニス、50歳。
自称・イスラム教の聖職者だ。
黒い旗を掲げさせられる人質も。
そこにはアラーのほかに神はなしムハンマドは神の使徒なりとイスラム教の教えが書かれていた。
≫これは過激派組織イスラム国の指導者バグダディ容疑者のものとされる音声。
実は今欧米やオーストラリアではこうした呼びかけに応じるかのようにイスラム過激派組織に刺激を受けたとみられる事件が相次いでいるのだ。
今年10月、カナダ・オタワではイスラム国への参加を希望していた男が銃でカナダ軍兵士を射殺。
さらに、国会議事堂に侵入し数十発を乱射する事件が起きた。
オーストラリアでも今年9月イスラム国と連携してシドニーなどでテロを計画していたとして15人が警察に拘束された。
15人は一般市民を誘拐し殺害する場面をビデオなどで公開する公開殺人計画を立てていたというのだ。
そんな中、起きてしまったきのうの事件。
モニス容疑者の目的は一体、何だったのか。
現地メディアによると男はイスラム国の旗を店に届けることやアボット首相との対話を要求。
さらに、店内と市内に4個の爆弾を仕掛けたと警告していたという。
17人を人質にとり武装警官と緊迫のにらみ合いが続いていた。
そして、事件発生からおよそ16時間後武装した警察がカフェに突入した。
警察によると銃撃戦の末、男は射殺された。
さらに、人質になっていた男性と女性の2人が死亡。
4人が怪我をしたという。
地元メディアによると男は、イラン出身の自称・イスラム教の聖職者マン・ハロン・モニス容疑者50歳。
過去に性的暴行や殺人の共犯などの罪で起訴されていた。
さらに、アフガニスタンで死亡した兵士の家族に侮辱的な手紙を書いたとして300時間の奉仕活動を命じられていたという。
モニス容疑者が対話を求めていたオーストラリアのアボット首相は…。
≫イスラム国との関連で先進国でのテロ事件が心配されていたわけですがカナダに続いて今度はオーストラリアでイスラム国との関わりも疑われるような事件が起きましたね。
≫そうですね。
スタジオには中東情勢に詳しい放送大学、高橋和夫教授にお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫よろしくどうぞ。
≫事件はシドニーの中心街で起きましたね。
≫本当にオーストラリアの最大都市と言っていいシドニーですから、その中で起きたというところなんですね。
本当に観光客にも人気のオペラハウスがおよそ1kmのところにあります。
本当に中心部にある金融街マーティンプレイスというところでテレビ局だったり有名ホテルだったりあるいはオーストラリアの中央銀行もある都心のど真ん中で起きた今回の事件でした。
その事件の概要ですがこちらです。
起きたのはきのうの午前10時ごろ日本時間で言うと午前8時ごろでした。
客と店員、あわせて17人が人質にとられました。
発生からおよそ16時間後に警察官が突入したという事件でした。
負傷者は4人うち警察官1人は顔に怪我をしています。
さらに、亡くなられた方が2人いました。
34歳男性と38歳の女性。
容疑者に関しては、銃撃戦の末に射殺されたという事件でした。
≫では現地から最新情報を伝えてもらいます。
鈴木さん。
≫こちら現場に近い場所なんですけどここまでしか行けません。
まだ警察の規制線が張られています。
あちら、警察官の姿も見れますね。
そして茶色いビルがありますけどその下にも警察官がいますがこのビル、ここから見ると2階に見えるんですが奥のほうに出入り口があって坂ですのでそちらのほうからすると1階なんですけどそこにあるカフェで事件は起きました。
こちらなんですが今は規制線が張られているのでまったく人通りがないんですけども実際、普段どおりの姿というのはここ、今たくさん人がいますけれどあちらですね。
ご覧ください。
たくさん人がいますがあのような人通りがあるんですね。
今、あちらには献花台献花を置くスペースが設けられていましてたくさんの方が続々と供えています。
地元メディアなどによりますと男は、イラン出身の亡命者で自称・イスラム教の聖職者マン・ハロン・モニス容疑者です。
モニス容疑者は過去に性的暴行や殺人ほう助などの罪で訴追されていまして今回も個人的な動機との見方も出ています。
一方で、イスラム教に感化されたとの見方もあり警察が政治的な背景がないかを含めて、慎重に調べています。
≫ありがとうございました。
高橋さん、シドニーの中心部のしかも有名なカフェを狙ったという辺りにこの犯人が、自分の主張をアピールしたいというふうに見えてくるように思うんですがどうなんでしょうか?≫おっしゃるとおりで私もそう思いますね。
メディアも集中していますし銀行もありますしここで、事件を起こせば必ず大きな報道になるというのを狙ったんだと思いますね。
≫元々、ある程度メディアには知られていた人物なんですか?≫この人はオーストラリアがアフガニスタンの戦争なんかに参加するのに反対してまして戦死して帰ってきたご家族に戦死した方のご家族にお前の息子は人殺しで行ったんだという手紙を送りつけるということで非常にオーストラリアの人たちは不愉快な思いをしていた。
でも、本人は自分は平和活動家だとおっしゃっていたんですね。
≫だから、こういうふうに映像があるわけですか?≫そうなんですね。
実はメディアの方も警察の方も結構、親しい人物で人質の安全を考えて報道をずっと規制してた。
≫たぶん、早いうちからこの人の犯行だということはわかったということなんですかね。
牛窪さんはこの事件のあったカフェに何年か前に実際に行かれたことがあると。
≫そうなんです。
オーストラリア大好きで何度か行ってるんですがちょうどオープンした当初ですね10年くらい前だったと思うんですが行っていまして。
人通りが多いというだけではなくてスペインのスイーツ店やフランスのスイーツ店とかと並ぶ高級スイーツ店なんですね。
しかもあそこは海外出店1号店で旗艦店と呼ばれるところで非常にイメージ戦略としてはおしゃれな場所ということでお客さんもお見えになっていたと思うのでいきなりこういうことが起きると言うのは人通りがワサワサしてるというよりはむしろ落ち着いたイメージのお店ですので非常にびっくりされたかなと。
≫ということと同時に世界に発信する効果があると彼も思ったんでしょうね。
≫高橋先生がおっしゃったような効果っていうのも考えられますね。
≫男はイスラム国に影響を受けたとも考えられていますね。
≫自分のウェブサイトにアメリカオーストラリアによる爆撃で死亡した子どものイラストを掲載していたマン・ハロン・モニス容疑者なんですけど要求として今回イスラム国の旗を用意することそしてアボット首相との対話というのを求めていたということがわかっています。
ただ、そもそもオーストラリアですがアメリカが主導する対イスラム国有志連合の一員なんですね。
これまでもイスラム国に対しては厳しい姿勢をとっていましてこちらですが8月には、イスラム国戦闘員の帰国を阻止するためテロ対策部隊の空港配備を発表しました。
そして、9月にはシドニーで無差別テロ計画容疑のイスラム国支持者ら15人を拘束しました。
一方で、メルボルン郊外で男がナイフで警官を襲撃ということもありました。
10月にはイスラム国への空爆をイラク領内で行ったとオーストラリアは発表しています。
ただ、これに対してイスラム国なんですけどこのような声明も出している。
アメリカやヨーロッパの人間特に悪意のある下劣なフランス人あるいはオーストラリア人カナダ人、またはイスラム国への攻撃に参加した国々の国民など戦争に加担する不信心者を殺しアラーの神を信頼し方法は何であれ彼らを殺せというコメントを残していたと。
≫高橋さんこういう経過を見ますとオーストラリア政府もかなり警戒はしていたということですよね。
≫そうですよね。
ですから組織の摘発を進めていた空港の警備も固めてたシリアに勝手に行ってはいけないという法律も作った。
やることは全部やったんですけどという。
でも、やれないことがあったんですね。
≫単独の犯行とみられていますがどういう可能性が考えられるんでしょうか?犯人の特徴として考えられるキーワードがあるんですけどこの2つですね。
まずはこれまでも番組でもお伝えしている、帰国テロです。
これは、海外で戦闘訓練を受けて自分の国に戻った人が行うテロ。
一方でこれホームグロウン・テロと言いまして自国民、ホームグロウン国内出身の人が過激派が起こすテロ。
今回に関してはイラン出身ということもありますけど自国で育った人が起こすテロということが考えられるということです。
≫これ、イスラム国との関わりってたぶん直接はないんじゃないかと思いますけれどだけどそういう直接じゃないけれどこういうことが起きるというのは怖いことですよね、逆に。
≫ソーシャルメディアの時代ですからイスラム国が発するネットを見てそうだ自分が立ち上がらねばと思い込んじゃう人が時々出てくると。
カナダでもそうですし今回もそうですし。
基本的には社会にうまく溶け込んでいない。
すでに、警察と色々なトラブルを起こしている方というのがプロフィルとして浮かび上がってきますね。
≫そしてホームグロウンのテロに多く見られるのがこれだというんです。
ローンウルフ。
ですから直訳して一匹おおかみですよね。
こういうグループに属さず単独もしくは少数で引き起こすテロというのはホームグロウン・テロの中では多いという話なんです。
≫群れないテロリストの危険性はどういう点にあるんでしょうか。
≫組織に属していれば諜報機関が追っていますから組織を追ってれば捕まるんですけれど1人で急に立ち上がられると抑えようがないですよね。
ですから、膨大な人員を使ってネットを全部調べるとかそういうことをやるしかないわけで非常に対策が打ちづらいというのがローンウルフテロの特徴でカナダでもオーストラリアでも同じようなことが起こってしまいますね。
≫水谷さん、そうなると日本でも、よそごとではいられなくなりますよね。
≫その手前にこれが本当にテロなのか。
例えばローンウルフテロかつて日本でもありましたがそれは偉い人を狙うわけですよ。
例えば、首相であったり党の代表であったり。
今回は、一般市民を狙って。
どうも、普通テロならばこういう目的でとかそのあとに所属している組織から我々はテロをやったんだという宣言が出る。
そういうものもないしむしろ、これをテロと扱っていくことによっていわゆる世界中のイスラムの方々がこういう方法があるんだ自分の中に不満があったり家族関係が複雑でもそれをテロという形で何かかっこ良く社会的認知もされるような形でというふうになることのほうが怖いのでできればこの背景をちゃんと彼の背景に何があったのか。
精神的な病はなかったのかというのをこれから捜査の中で出るまであまりテロという言葉は使いたくないですね。
≫高橋さん今後こういうことって各国で起きることはある程度は、予想というか心配しておかなければいけませんね。
≫そうなんですね。
仰せのとおりオーストラリア政府はテロという言葉をずっと使ってないんです。
すごく慎重ですね。
≫どうもありがとうございました。
続きましては韓国の朴槿惠大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞前ソウル支局長の第2回公判がきのう行われました。
一方、朴大統領に対しては元側近が国政に介入した疑惑もあり韓国メディアから批判が集まっています。
≫韓国の朴槿惠大統領の名誉を傷付けたとして起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長。
きのうその第2回公判が行われた。
先月の初公判のときには…。
≫初公判終了後市民団体のメンバーが加藤氏の車に生卵を投げつけるなどの騒動が起こった。
≫きのう行われた産経新聞加藤達也前ソウル支局長の第2回公判。
証言台に立ったのは朴槿惠大統領の名誉を傷付けたとして加藤氏を告発した市民団体の関係者だった。
≫そのうち1人は、初公判後に加藤氏の車に生卵を投げつけた人物だという。
≫産経新聞自体が韓国に批判的であり加藤氏が書いた記事に問題があると思ったと証言。
これに対し加藤氏の弁護側はコラムのどの部分に問題があるのかと問うと…。
≫具体的な部分の指摘はなかった。
さらに…。
≫朴槿惠大統領が旅客船沈没当日行方不明に。
≫そもそも、この記事密会のうわさがあることを朝鮮日報などを引用して報じたもの。
そのため、加藤氏側が承認になぜ、朝鮮日報を告発しないのかと問うと…。
≫証人の言う理性と常識というのはいかなるものなのだろうか。
一方、今回の公判では加藤氏に発言機会はなかった。
終始、落ち着いた様子でこのやり取りを見守っていたという。
次回の公判は来月19日に行われる予定。
そのとき、証人として出廷するとみられているのはセウォル号沈没事故当日朴大統領との密会が報じられた大統領の元側近チョン・ユンフェ氏だ。
≫実はこのチョン氏先月、流出した大統領府の内部文書による国政運営に影響を及ぼしている陰の実力者と報じられた人物だ。
その内部文書流出をめぐってある事件が起こっていた。
内部文書を流出させた疑いで捜査を受けていたソウル地方警察長の警察官が13日、遺体で見つかったのだ。
発見された車の中には練炭と酒の瓶があり警察官の手首には自傷の傷があったという。
そして、遺書には…。
≫司法解剖が行われたが他殺を疑わせる点は見つからなかったという。
そんな中、内部文書流出に関係したとみられている人物がきのう新たに検察に出頭し参考人として事情聴取を受けたのだ。
その人物とは…。
≫大統領の実の弟まで検察に聴取される事態。
韓国メディアによるとチマン氏は内部文書が流出した部署の人物と近い関係にあるという。
朴政権を揺るがす内部文書流出疑惑。
その背景にあるとされる壮絶な権力闘争とは…。
≫韓国の歴史ドラマを見ていると王様の側近同士の争いってよく出てくるんですがそういうドラマを見ているような気がする話ですね。
≫スタジオには東海大学准教授で韓国の国内事情に詳しいキム・キョンジュさんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫今回はこの内部文書流出の裏には朴政権の権力闘争があるのかというところをテーマに見ていきます。
まず、VTRにもあったチョン・ユンフェ氏なんですがこちらですね。
内部文書流出問題。
民間人でありながら国政に介入していたとするそういった文書が流出した問題が指摘されているんですが今までの経緯こちらにまとめました。
新たに出てきたこととして今月の13日なんですがこういったことがありました。
文書流出の疑いがあった警察官が拘束されていたわけですが自殺したということが新たにわかりました。
そして、きのうのことです。
こちら、朴大統領の実弟パク・チマン氏。
この方、今、鉄鋼関連会社の会長さんなんですがこの方の側近7人が内部文書の流出や作成に関わったと複数の韓国メディアが伝えたんですね。
それで検察がパク・チマン氏を事情聴取した。
そして出頭したんですがそのときにパク・チマン氏はこのように答えました。
知っている事実をそのとおり話しますと。
全部話しますということなんですね。
ではなぜここに来てパク・チマン氏の名前やその側近というところが出てきたのかと言うとそれこそが朴政権にある権力闘争なんじゃないかと言われているわけです。
その権力闘争相関図で見てみますとこういうふうになっています。
今回出てきたこのパク・チマン氏弟グループと7人の側近たち。
そして、元々、側近だったずっと朴槿惠さんを支えてきたチョン・ユンフェ氏を中心とする家臣グループと言われるグループ。
どちらが朴槿惠氏に取り入ることができるかとして対立していたわけなんですね。
≫これ、朴槿惠大統領の元側近のチョン・ユンフェさんとそれから弟のパク・チマンさん。
この勢力争いでこういう内部文書が外に出てきたと報じられているわけなんですが実態的にはどんなことがあったんですか?≫橋本さんがおっしゃるようにまさに韓流ドラマさながらの権力闘争ということで今、メディアでは実はこの話題で持ちきりなんですがそもそも、今回の問題の一番の問題点はいわゆる1私人ですね過去に朴槿惠さんとなんらかの関係があったとしても今、公職にも就いていない。
≫お二人ともそうですね。
ユンフェさんも。
≫そういった人物が朴大統領の秘書官この人たちは公職に就いているわけですがその上に君臨する形で国政に介入したと。
例えば、人事にしろ。
そういったことはいわゆる完全なる不法な国政運営であるということで野党をはじめ国民から非常に多くの批判が上がっているというのが一番最大のポイントですね。
そういった事実はしかしながら、なぜそもそも世の中の明るみに出たのか。
そもそもそういった報告書は青瓦台日本でいえば官邸の中で作られた機密文書だったんですがそれを世界日報という一新聞社がすっぱ抜いたわけですね。
≫誰かが教えたということですね。
≫その背景には文書の流出があった。
その流出の経緯は何なのかというところで現在の検察の捜査の焦点は当たっています。
しかし、国民や野党を含めてメディアの関心は流出の件よりもなぜ、そもそもこういった文書の流出なり疑惑なりが持ち上がったのか。
その背景に権力闘争があっただろうと。
誰と誰の権力闘争なのかといったときにチョン・ユンフェさんというかつての朴槿惠大統領の選挙対策本部長ですよね。
彼と、弟であるパク・チマン氏この両方の勢力という構図で…。
≫今のお話だとこの文書はチョン・ユンフェさんと朴槿惠大統領との何らかの関係を示すような文書ですからパク・チマンさん、弟の側がこういう文書をマスコミに流したんじゃないかと多くの国民は受け取っているということなんですか?≫そこも実は微妙なのがそもそも、文書が出て検察が捜査に入った段階ですでに青瓦台が検察よりも先にその文書はチラシに過ぎないと。
つまり、事実無根のただの噂話だと。
こういった事実無根の話に国政が揺らいではならないというふうにいわば一種の指針を示すような形でなおかつ、これを流出したのは本当はあそこにあります7人会と呼ばれる何らかのグループによるものだということを言ったわけですね。
じゃあ、7人会のグループの長は誰なんだとまた、メディアが追跡するとパク・チマン氏。
ところが、きのうの夜からちょっと局面が変わってきていましてきのう、そのパク・チマン氏が検察に出頭してたぶん、相当強くチョン・ユンフェ氏側を攻撃するのではないかとみられていたんですが一転、自分は関係がない。
今まで様々なメディアで疑惑が報じられたけれどもそれらも事実無根であるという趣旨の発言をしていますので相当、姉への政治的な負担。
これを自分が今ここで一歩引かないことにはこれは政局に飛び火する心配があったと。
判断があったんですね。
≫ただ、弟さんはこれまでも色々問題視というか。
≫実は、朴槿惠さん大統領選の前から実はちょっと警戒をしていて敬遠していたところがあると。
というのも、親族が問題となっていることが歴代大統領に、ものすごく多い。
つまりは大統領親族の汚職ということでこれ過去を振り返ってみますと例えば金泳三元大統領を見てみると次男が、企業から不正な金を受領しこれ、日本でいうところのあっせん収賄罪の罪などで有罪となった。
さらに、金大中元大統領を見てみると次男と三男が次男と三男が企業から不正な金を受領してやはり有罪になっている。
そして李明博前大統領で見てみても実の兄が企業から不正な金を受領して政治資金規正法違反で有罪となっている。
こういったことがあって親族、弟を遠ざけたかったのではないかと。
≫これ朴大統領からすれば弟さんがこういうことの轍を踏まないように少し、関係を遠ざけたと。
だけど弟さんはやっぱり大統領ともう少しという、こういう…。
≫必ずしもそうとは言えないのは朴大統領は敬遠したというよりは姉心と言ったほうがいいでしょう。
歴代大統領すべて…。
≫弟を巻き込まないように。
≫家族や親戚が全部絡んでくるのでそこから一歩引いておくようにという意味で近付けなかったというのはあると。
ただ、そのパク氏がもし仮に関与していたとして単に姉との関係なのかというと実は、そうではなくてそこには朴一家の歴史というのがありましてご存じのように朴大統領のお父さんとお母さんは2人ともが殺されているという非常に悲惨な最後を遂げているんですね。
最初、お母さんが殺された1974年、その辺りからチョン・ユンフェ氏の義理の父であるチェ牧師という人がいるんですけど、その方と非常に長年親しくしてきたというそういった関係がまずあります。
それに対して兄弟つまり弟のパク・チマン氏あるいは、妹がいるんですがこの2人はあまりそれを良くは思わなかった。
まったく違う一族がなんだかんだと家庭のことにまで入り込んできてあるいは財産管理など色々あるんですがそこで権力を振るうのは良くないという意識は持っていた。
つまり、この葛藤は約30年来の葛藤というふうにも見えるかと思います。
≫僕は大体あらすじを読んだのでお話になっていることがわかるんですがたぶん聞いてらっしゃる方は…。
≫朴政権と韓国メディアの間に対立があるということなんです。
細かく見てみますと実は、メディアに告訴乱発していると。
セウォル号の事故から6件そして今回の件も含めまして韓国の青瓦台は今年7件告訴をしているという状況があるんですね。
さらに、これまで政権寄りと言われていた紙面でも、このような論評が出てきているというわけなんですね。
これ、異例のことですが韓国大手紙では例えば朝鮮日報だと今後3年以上国を率いていくのは心配だと。
中央日報も問題は朴槿惠大統領なんだとか東亜日報も事態の深刻さを認め決断を下すべきときだと結構厳しく書いているんですね。
こういったことは、やはり世論にも響いてきているのか。
国民はこのような反応をしております。
朴政権の支持率を見てみますとこれ、就任以来最低40%を切ってしまっているという状況なんです。
では、この状況をどうすればいいのかということでこの方に伺いました。
スタジオにもいつも来ていただいています。
龍谷大学のリさんなんですが開かれた政治をとにかくするべきだと。
国民やメディアにもっと語るべきなんだとおっしゃっています。
≫これ、キムさんこういうようなごたごたって普通は政権末期に起きますよね。
≫おっしゃるとおりですね。
≫それがまだ半分残してという状況ですよね。
≫つまりそれだけ朴政権の政権運営の在り方に対して国民があまりにも秘密主義であると。
開かれていないという不満を抱いているというのは否定できないんですね。
特に注目したいのが支持率なんですが朴大統領の場合は元々コンクリート支持層と言われるぐらい磐石な支持層を持っていると。
≫40%から下がらないんじゃないかと。
≫40%プラスアルファ。
事実、セウォル号の事件があったときも朴大統領の支持率は40%の後半。
46%から48%。
その中で推移していたのが今回のグラフにもあるように1週間にして5%引いて30%台に突入と。
つまり、今回のことに対して国民の半分以上が恐らく事実じゃないかと。
不正な国政介入があったんじゃないかと。
その諸々なことは細かくどうであるにせよ事実、公職公の政治と言うよりは何か密室政治のような傾向にあるのではないかという不満は今、ありますので今後、朴政権としてはやはり青瓦台の人事の一新なりあるいは国会の要求に対して相当誠実に答えていくという方法でなんとか乗り切るしかないと思います。
≫水谷さん、だけど安倍政権あと数年持つということが総選挙で決まりましたのでそういう中で対日、日韓関係はどうなっていくか…。
≫どちらかというと必ずこういうときは反日を盛り上げて国内を乗り切ろうというのがある。
それだけは、やめてほしいです。
お隣の国なんだから親日になれとは言わないがお互いを尊敬しあって心を開いてつきあっていく。
技として使わないでほしい。
≫女性大統領ですし最初の就任時点では日本との未来的思考もおっしゃっていましたしあと、やっぱり経済ですよね。
若者に対する支援とかそういうところをもっと本当は力を入れてほしいなと私自身は思っていたんですがこういうのが出てくると若者が期待が持てないのかなと。
≫こういう流れで反日にまた動くのではないかと。
≫1つ申し上げたいのは支持率が下がるからといって反日になることはありません。
元々、大統領制というのは支持率をあまり気にしなくても政権は保障されているからです。
ただ、気になるのは、来年日韓の国交を結んで50年。
そして、日本にとっては戦後70年ということで国内がこれだけごたごたしていると何か大胆なアプローチを取りにくいというのはある。
どちらかと言えば日本側の出方を見ながら対応していく。
守りのほうに入る可能性はあると思います。
≫いずれ、韓国内のごたごたでは日本から見ても済まされない関係が出てくるかもしれませんね。
≫もちろん、これは改善されていくべきですよね。
≫続きましては大韓航空のナッツリターンの続報です。
韓国の交通当局は大韓航空に対して運航停止または課徴金の処分を科すことにしました。
渦中にある前副社長の驚くべき行動もさらに明らかになっています。
≫先週金曜日。
氷点下10度、小雪がちらつく中報道陣の前に姿を現した大韓航空の前副社長チョ・ヒョナ氏。
今月5日、自身が副社長を務める航空会社の機内で乗務員のサービスが悪いと激怒。
離陸直前の航空機を引き返させたいわゆるナッツリターン騒動の渦中にある人物だ。
≫自らの非を認め誠実に謝罪と思いきやその舞台裏では驚きの事態が。
謝罪会見のリハーサル。
実は、この謝罪会見綿密に用意され行われたものだったという。
さらに…。
≫大韓航空の前副社長が機内サービスのナッツが袋に入ったまま出されたことに激怒し航空機の出発を遅らせたいわゆるナッツリターン騒動。
≫おとといに続き、きのうもチョ・ヒョナ前副社長が機内サービス責任者と乗務員の自宅を訪問し謝罪を試みたが…。
≫チョ前副社長側は今後も直接謝罪するため継続して訪れる予定だという。
≫先週、当局の聴取を前に行われた会見でも終始、うつむき加減のまま謝罪の意を表したチョ前副社長。
しかし、この会見には驚くべき裏側があったと韓国メディアが報じた。
謝罪会見のリハーサル。
多くの報道陣が集まる中車を降りる位置から、立ち位置しゃべり出しのタイミング質問の内容あらゆることのリハーサルが関係者によって行われていたというのだ。
まさに、用意周到で臨んだ会見。
しかし、聴取を終えて出てきたときには…。
≫出てきたときのことは想定していなかったのか知らないとの答えを連発し早々に取材を切り上げ去っていった。
≫航空機の出発を遅らせたことには謝罪するものの機内サービスの責任者が証言する暴言・暴行については否定を続けているチョ前副社長。
そんな中、新たな証言が…。
≫なんと、騒動があった航空機に乗り合わせた女性客がそのときの様子を証言したのだ。
≫さらに、この女性は騒動が明るみに出たあと大韓航空役員から個人的に連絡が入りメディアの取材を受ける際には謝罪があったと伝えてほしいと頼まれたことも明かした。
果たして、暴言や暴行は本当になかったのか。
チョ前副社長はあす、検察に出頭し聴取される予定だという。
≫かつて、こう語っていたチョ前副社長。
彼女にとって社会的責任そして、分け合う経営とは一体、なんだったのだろうか。
≫韓国の国土交通部がこの元副社長の告発とともに大韓航空に対して運航停止などの処分を発表しましたのでかなり事は進んでいるという感じはしますけどね。
≫一方で、飛行機を降ろされた機内サービスの責任者の行方がわからないということなんですね。
≫そうなんです。
きのう、韓国の国土交通部はこの機内サービスの責任者に再度話を聞こうとしたんですが連絡が取れなくなっているということなんですね。
まず、これまでの経緯ですが問題のナッツリターン騒動報道があったのは5日でした。
その後、8日の日にこの機内サービス責任者に国土交通部の調査をしたところ私にも過ちがありあのような状況になってしまったために責任を感じて自ら飛行機を降りたんだとこの責任者は話していたんですね。
しかし、その後検察の事情聴取に関してはチョ前副社長が罵声や暴言を浴びせたためだということで暴力があった疑いがここで出てきたんですね。
さらに、同じ日メディアの取材に対してこの8日の日の証言ですね。
自分が自ら飛行機を降りたという証言は会社から、大韓航空から強要された証言で虚偽の証言だったとサービス責任者は話したんです。
このために、きのう再度この国土交通部が話を聞こうとしたところ連絡が取れなくなったということなんです。
≫これは、どう見ても何らかの手が回ったというふうに推測というか憶測されますよね。
≫彼が結局、色んなところでインタビューをするきっかけになったのは大韓航空が結局、自分が嘘や弁明で一貫したがために降ろしたんだという発表文を出してそれに怒りを隠せなかったということなんですね。
今、姿を隠している最大の理由はそもそも大韓航空側から脅迫を受けていたと。
国土交通部の調査に行ったところでそこにいる監督官はみんな大韓航空出身なんだと。
だから、最初から口裏合わせたほうがお前のためにもなるだろうというようなことを…。
≫国土交通部の調べに対して真実を語っても…。
≫意味はないよということを言われたと本人は主張しているんですね。
なので、いわば国土交通部の捜査を今、拒否しているというふうにお互い不信が不信を生み出して…。
≫国土交通部に大韓航空の元社員の人が多くいるというのは事実なんですか?≫それは事実です。
5000時間以上の飛行経験などある程度の経験が必要で。
アシアナ航空というのはどうしてもまだ歴史が浅いので大韓航空が多いというのはあるんですよね。
ただ、ここまで来ると国土交通部も今朝のニュースでは検察に非常に厳しい態度をとる告発するということですね。
≫一方でこの飛行機の搭乗客に対しても要請があったようですね。
≫チョ前副社長ファーストクラスに座っていましたがそのチョ前副社長の前の席に座っていた32歳の女性が暴言、そして暴行の詳細をこのように話しています。
チョ前副社長乗務員を搭乗口の壁まで3mほど押したというんですね。
そして、マニュアルの入っているファイルを乗務員の胸に投げつけて当たって落ちたというんですね。
そして何があったのかと尋ねると乗務員は内部的なことだと繰り返すだけだったと。
このとき、非常におびえていて気の毒だったと感想まで話しているんですね。
この女性ニューヨーク発ソウル行き14時間の機内の中で非常に不愉快な思いをしたということで降りたあと、抗議の電話を入れたそうなんです。
しかし、このとき大韓航空反応がなかったそうです。
しかし、問題の発覚後大韓航空の役員から謝罪の意味で飛行機の模型とカレンダーを送りたいと。
そして、取材を受けたときには大韓航空から確かに謝罪を受けたということを話してほしいと要請があったそうなんですね。
さらに明らかになったことがあります。
12日の日に国土交通部の調査を受けた日のことなんですが建物のところに大韓航空の社員40人が乗り込んで前副社長が使用するので女子トイレの掃除をするようにとお願いしたそうなんです。
そしてマスコミの記者や職員が使うとまた掃除をしてくださいとお願いしたそうなんですね。
そして、囲み取材のリハーサルもきっちりと行われていたそうなんです。
車から降りて、チョ前副社長が4〜5mほど歩いて10秒ぐらいたって前を見てから謝罪の話を始めると。
こんな細かなスケジュールになっていたということで実際の映像、こちらでもう一度見てみたいと思います。
前を見て歩いてお辞儀をしてそして、しばらく10秒たってから話すと。
スケジュールどおりということですね。
≫リハーサルをすること自体が絶対いけないということではないとは思うんですけどね。
気持ちの問題だと…。
≫非常に都合が悪いことに彼女のお父さんも謝罪しましたよね。
その謝罪文がカメラに映ってその中に括弧してここでふかぶかとお辞儀と書いてあったものですからこれも大変…。
ただし、今回、非常に残念なのが大韓航空、ここ数年非常に業績も良くてイメージも高めてきたんですね。
今年の6月の大学生を対象にした世論調査ではサムスン電子を抜いて就職したい企業ナンバーワンになったということもあるんですがこのように次々といわゆる天皇体質というか民主的とは言いにくい色々な企業経営の在り方が明るみに出ることでやっぱり相当世論からは航空会社の名前を変えろと大韓航空じゃなくてハンジン航空なりなんなりにしろと世論が殺到していると思いますね。
≫さらに、この12日の日記者に混じってスパイを送り込んで、記者がどういう雑談をしているのかそして、質問の様子なども伝えていたということなんです。
そして、チョ前副社長が事情聴取を終えて車に戻ったときに寒くないようにということで4時間ほどエンジンをかけっぱなしにしていたという話もあります。
そして、韓国社会にはびこる問題龍谷大学のリ・ソウテツ教授にお話を伺いました。
このような問題を2点、指摘しています。
韓国では、自分の利益を最優先する体質、風土があるというんですね。
そして、財閥と企業は奴隷関係にある。
そういうことが背景にあってこういう問題があると話していました。
≫これは、ちょっと言い過ぎだと思います。
財閥に対してはきのうも申し上げたように一方で、韓国企業をここまで発展させたという立役者だという見方としかしながら巨大資本というこの図体を武器に自由競争という名のもとで好き勝手をやっているという批判的な、両方があると。
今回、特に批判的な見方がこの問題をきっかけに一気に噴き出したというのが実際のところでしょう。
≫牛窪さん、どうですか。
この問題を見て。
≫日本も、昔はそういうところがあったと思うんですがやっぱりグローバル化に当たって同族とかそういうものを見直さなければいけないというのがここずっと続いてきたと思うんですね。
韓国は確かに財閥が強い国だとは思うんですが一方で先ほど先生がおっしゃったように若者の評価大韓航空に対する評価がせっかく上がりかけているときに結局、こういうことが出るとまた裏切られたとか特に、韓国の若者の就職事情って日本以上に厳しいですからそういうところが違う形で噴出してこないかなとか。
あるいは、韓国は人口が少ないですからグローバル化というのを日本以上に進めなきゃいけないはずなんですけどこういうことをやっていて体外的な事情として≫国土交通部の中間報告の内容がわかりましたね。
≫先ほど10時半にまとまりました。
その中身がこちらになっています。
チョ前副社長個人に関しては検察に告発するということです。
その理由に関しては乗務員に対する暴言が確認されたためと。
ただし、暴行はこの調査の中では確認されなかったということです。
そして、会社大韓航空に対しては運航停止または課徴金処分と。
理由に関しては乗務員に嘘の供述を強要したことが確認できたということです。
≫乗客としてはこういう組織文化の問題を直していくことで安全運行に支障がないようにしてほしいなと私は思うんですが水谷さんはどう思われますか?≫これ、これだけ大韓航空常識なかったら無理ですよ。
だって普通の会社として飛行機を遅らせた。
自分の副社長の責任で。
一番最初に謝るべきなのは乗っている乗客でしょ。
僕も乗っていたらその中で革命を起こしますよ。
ふざけるなって。
そこに謝りもせずやっと企業として謝罪文を国民に対して向こうの新聞で出したのは今朝の朝刊。
これでは常識がなさ過ぎる。
≫常識がないと言われている大韓航空ですが要は財閥企業の問題点の部分は出ていますがこれまでそういう企業が韓国経済を実際に引っ張ってきてくれたという事実もあるんですよね。
≫一企業の道徳性が問題の発端となっていますがそのもとにあるのが韓国で急激に進めてきたトリクルダウン理論にもとづく自由主義経済という。
2014/12/16(火) 10:30〜11:42
ABCテレビ1
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