2015年が明るく見えるような材料を探してみました。
日産の国内生産は増大へ、円安で論理的なステップ=ゴーン社長 | Reuters
ただゴーン氏は、日本国内の生産拡充は戦略の転換ではなく、常に可能な限り現地生産を追及することだと強調。そのうえで「円の水準がいまは有利な状況にあり、もっと多くの稼働を国内工場で引き上げる」と述べた。
ゴーン社長は3年前に以下のように語っていましたが、円は「正常な水準」どころか「有利な為替レート」にまで減価しています。
日産自動車社長 カルロス ゴーン インタビュー in 九州 - YouTube
日本の工場は、引き続き国内市場のみならず海外向けにも大規模な台数を生産できることは確かです。しかしながら、円高が進めばその分競争力確保は難しくなります。
私たちは何も、有利な為替レートを求めているわけではありません。非現実的な水準にある日本円を正常な水準に戻してほしいだけです。
実質実効為替レートはプラザ合意前の水準に戻っています。
(クリントン政権初期の日本叩きについての20年前の記事)
Japan-bashing leaves a dent in Clinton's image - Business - News - The Independent
それにもかかわらず自動車輸出は停滞が続いていましたが、日本自動車工業会の池会長は「円安→輸出増加」「円安→賃上げ」の見通しを示しました。
円安の影響で、日本で補完生産して輸出する動きも=自工会会長 | Reuters
同会長は、円安が進んだからといってすぐに国内回帰とはならないが、海外の生産の不足分については、現地の生産能力を拡大せずに日本での生産から補完するという選択肢ができた、と指摘した。
また、想定為替レートよりも相当円安が上振れしているため、期中に業績予想をさらに上方修正する可能性があることを明らかにした。ステークホルダーへの還元や、株主・従業員、サプライヤーへの還元など、どういう形かは各社の判断となるにせよ、間違いなく還元はされていくとの認識を示した。
経済の好循環の導火線になることを期待したいものです。*1
安倍首相、円安メリットある企業に賃上げや下請け配慮要請 | Reuters
【年末インタビュー】2015年、経済の好循環を巡らす正念場に…池自工会会長 | レスポンス
[おまけ]
円安に最も敏感に反応しているのは外人旅行客かもしれません。
日本の貧困化(ギリシャ化?)に見えないこともありませんが。
*1:糠喜びに終わらなければよいのですが。