今日の「キッチンが走る!」はロマンあふれる東北の旅。
北上川に沿って岩手県一関市へ向かいます。
おお!う〜ん!これが…。
北上川。
真っ白やな。
神秘のベールに包まれた北上川。
自然豊かという事はおいしいものがそこにあるという事。
そうですよそうです。
そうですそのとおり。
それが何かは分からない。
秋元さくらさんは家庭的なフランス料理で人気のシェフ。
一関の町に入ると目に飛び込んできたのは…。
何か人が集まってる。
もちつきしてるよ。
もちつき?ちょっと気が早いもちつきですね。
行っちゃいましょうか。
あ〜見てる方が。
え〜。
地元の人たちが道の駅でもちつきを披露しています。
黄金色の臼。
何かめでたい気分になってきた。
おめでたい気分なりましたね。
もちつきいいな。
・ありがとうございました。
さあ今日もですねこのように秋になりまして今年も豊作だったよいう事でそれをお祝いを致しましてこのもちを上げます。
(一同)せ〜の!そりゃ〜!おお〜!すごい!もちが上がった。
もち上がり。
まさに。
実りの秋を祝いこの時期一関市では至る所でもちつきが。
すり潰した枝豆やしょうがじょうゆのたれなどをつきたてのもちに絡めて味わいます。
太陽君と秋元さんももちは大好物。
う〜ん!うん。
うん!おいしい!おもちの香りがすごい!とぅるっとぅるだ。
めっちゃおいしかったです。
ホントにおいしかった!つきたてですから。
もっと食べたいぐらい。
「一関市もち食…」っていう事は結構もちを食べる文化なんですか?まあ一日に食べる。
あるいは15日に食べる。
あるいは子供が生まれた。
もういろんな節々にねもちを使います。
一関といえばもうもち。
そうです。
もうこれがないとね事が始まらないというか。
そっかやっぱこう節目節目に食べないと。
家々ではどんな食べ方をしているのか。
伝統的なもち料理を知りたいともち米の収穫が終わった田んぼにキッチンワゴンを走らせます。
旅の舞台は岩手県有数の農業地帯一関。
北上川がもたらす肥沃な大地は独特の文化を支えてきました。
その象徴が平泉。
奥州藤原氏が築き上げた世界遺産です。
今回の旅人は秋元さくらシェフ。
国際線の客室乗務員だったころ世界中の料理や食材を体験してきました。
世界に出れば出るほど日本の良さに気付くっていうのはホントに行くたびによく思うんですけどもホントに食事もおいしいですし日本ってすばらしいですよね。
と思います。
秋元シェフが大切にするのは日本各地の旬の食材。
ふるさと福井の魚や野菜を巧みに使い小粋なフレンチに仕立てます。
さあ一関の旬の食材をどんな料理に変身させるのでしょうか。
2人が訪ねたのは道の駅で教えられた代々続く米農家。
あこんにちは。
こんにちは。
千葉さんでいらっしゃいますか。
あこれお米ですか?はい。
今出荷終わったとこで後片づけなどを…。
ここにあるのはもうもち米?
(千葉)精米したやつという事で。
うわ〜!純白!真っ白。
ぷりっとしてるんですね。
(千葉)はいはい丸みを帯びてね。
この品種は?
(千葉)この辺ではこがねもち。
今年の出来どうですかお父さん。
まずまずだったね。
いい感じに。
はいはい。
妻のむつ子さんが自慢のもち料理をごちそうしてくれます。
おお炊きたてのもち米。
もちもちでつやつや。
いい香り!いい香り。
これもちつき機ですか?
(むつ子)そう。
じゃあ大阪のたこ焼き…。
たこ焼きみたいですね。
ほとんど持ってる。
へえ〜さすがもちの文化ですね。
一家に一台もちつき機。
(むつ子)大抵持ってるね。
もちをつく事20分。
もうオーケーですか?おお〜。
うわやわらかい。
おいしそう!これ絶対おいしいやつや。
つきたてのもち熱々のぷにぷにです。
なるほど落としていくんですね。
(むつ子)そう…ちゃんと絡めて。
えびが絡んでる。
(むつ子)えびはねこの辺で用水路に使ってるため池とかに…。
ため池にいるんですね。
もちの具にするのは四季折々の身近な食材。
これは冬に取れる沼えびのつくだ煮です。
昔は冬に各家庭で手作りしていた納豆。
砂糖を加え粘りを出します。
くるみもすぐそこから拾ってきて。
でもこれが軒先で取れた素材でできるんだからすごいですよね。
むつ子さんが一番好きだというくるみのあん。
多くの家がくるみの木を庭に植えています。
冬野菜の大根も加え6種類の季節の味が並びました。
こういうのって誰に教わるんですか?
(むつ子)ああもうおばあさんたちのころからやってたのを自然と教えられたり。
そうだね嫁にきた時からいろいろ教えられて今に至ってんの。
お神酒。
わあおいしそう!すごい!このラインナップはすごいですね。
フルコース。
必ずやるんですか?神様は…あ上の神棚に。
取れたてのもち米で作ったもちは五穀豊穣と農作業の無事を感謝し神棚へ供えます。
二拍手一拝。
はいありがとうございます。
来年もよろしくお願いしますと。
そういう事で。
そのお刈りあげっていうのはどういうものなんですか?
(千葉)田んぼの作業が終わる…。
あなるほどお刈りあげね。
収穫が終わったと。
(千葉)田の神様さ感謝を申し上げるという。
こういうところにやっぱねもち文化が出ますね。
おもちをささげるってなかなか。
そうですよね私初めてです。
そういうの聞きました。
神様にお供えを済ませ全員でもちを頂きます。
(一同)いただきます。
何から食べたらいいんだろう。
これ迷いますね。
食べ方があるんですね。
最初に甘いものからいくんですね。
(むつ子)そうそうそう。
意外だったんですけど。
う〜ん!歯からはね返ってくるぐらいのすごい弾力ですね。
少しあの…小豆塩けがきいてて米の香りが。
甘じょっぱいですねおいしい。
おいしい!甘さの加減が絶妙でおもちとの相性も抜群ですね。
(むつ子)あとはまだ甘いのでくるみを頂いて。
すごい!ものすごくコクがありますね。
あ山の恵みだなこれは。
ホントだ。
でもこんだけバラエティーあれば正直全然飽きないですよね。
全然飽きない。
楽しいですよね。
昔はねこんなに多くなかったのね。
まず雑煮とあんこと…納豆ぐらいで。
あとくるみは昔からあったんだけどね。
いいやつは売り物にしてまあ二級品のようなものですね。
普通のもち米よりは粘りはないんだけど…。
やっぱ違うんですね。
そうそうそう。
であとそれを普通のおもちみたいにして食べた。
かつて地元で食べられていたのは出荷できないもち米を使ったもちでした。
家々では具を組み合わせてもちを少しでもおいしくしようと工夫を重ねてきました。
具の種類は200以上あるといわれます。
もち好きですか?うん好きだね。
親戚の人たち来たりとか娘たち遠くさ行って来たりなんかするとやっぱりもち食べたいねって言われるもんね。
またあの…お嫁さんにいかれたりとかして新しいご自宅の味を知るとふるさとの味とかお父さんお母さんの味食べたくなりますもんね。
すばらしい文化だと思うので日本だけじゃなくて世界にも伝わるような形が今後発展していくと面白いですよね。
日本だけでなく世界にも発信してね。
暮らしの中から生まれた豊かな食文化。
白く輝くもち米を頂きました。
でもそれぞれの文化がありますね。
土地の四季を感じられて…おもちで感じるってのは面白いですよね。
それがびっくりしました。
自分たちの持ってるところで取られたもので季節で変えていくって面白いですよね。
旅を続けるキッチンワゴン。
北上川を南下します。
一関の伝統野菜があると聞き川沿いに広がる畑へとやってきました。
青々しいよ。
うん。
ねぎっぽいっすねあの色の濃さは。
こんにちは〜。
こんにちは!は〜い。
立派なねぎが生えてますけども。
これは有名な何かねぎなんですか?ここ歩いてもいいですか?あいいですよ。
あもう何か青い香りがしますね。
もうねぎの香りしますね。
ねぎの香りが充満してる。
え〜…雨の中…。
立派なねぎが生えてます。
これ何ていうねぎですか?これはね曲がりねぎっていうんですよ。
こうやって曲がってるんですか?うん。
抜けば曲がってるんだけれど…。
(小野寺)曲がってますね。
(杉浦秋元)曲がってる!え〜!曲がってる。
一関に江戸時代から伝わる曲がりねぎ。
白い部分が弓状に曲がっているのが特徴です。
いってもいいですか?
(小野寺)どうぞどうぞ。
いい音!あホントだ!つんとした辛さじゃなくてあ…甘い。
これ青いところも食べます?
(小野寺)食べますよ。
ここがおいしいとこなんです。
ゼリー。
こんな入って…うわ〜!何これ?これ味見しても大丈夫ですか?
(小野寺)大丈夫ですよ。
あ…何このおいしいねぎエキス。
何だこれ?ねぎのジュレだ。
おいしいねぎジュレ?
(小野寺)でしょう。
何これ?ねぎにこんなの入ってましたっけ?これ曲がりねぎだからできるんすか?このジュレは。
(小野寺)一本ねぎでもできますけれど量が全然違うからね。
その入ってる量が違う…へえ〜。
お〜!曲がってますね!どんな育て方をするとカーブがつくのでしょうか。
(小野寺)え〜っとね植え直し。
植え直し?
(小野寺)そんで斜めにこう植えると。
斜めに植えたら…この土かけて?
(小野寺)土かけて。
太陽に向かって上に上がると。
へえ〜。
これ曲げる事によってどういうメリットがあるんですか?糖度が上がる?へえ〜。
さくり返しはねぎを夏に掘り起こし斜めに倒して植え直すという伝統農法です。
倒されたねぎは上に伸びようと体を曲げます。
その時糖類などでできたぬめりが増え甘みが増すといいます。
一般的なねぎの糖度はおよそ7に対して曲がりねぎは何と13。
果物の梨にも匹敵する甘さです。
この曲がりねぎっていうのは誰が考えたものなんですか?川の近くでしょ。
えじゃあここ沈むじゃないですか水…。
(小野寺)沈みますね。
そこで水位が上がってくるとこ掘ったみたいね。
植え替えをせざるをえなくなって…そしたらおいしいのができた?という人もいるという。
一関ならではの風土に育まれた曲がりねぎ。
小野寺さんと佐々木さんは4年前に声を掛け合い曲がりねぎの栽培を始めました。
そこにはふるさと一関への熱い思いが…。
限界集落だらけになっちゃってるでしょ。
そこで一つね地域を守んなきゃいけないと。
あの…何もしなきゃ草ボーボーやんね。
その伝統を守っていくっていうかね。
おいしいねぎを守っていく。
絶やしたらいかんと。
一人じゃ限りあるけど仲間が集まってみんなで知恵を出し合って。
俺たちがやらねば誰がやると…。
そうそうそう。
男らしい。
男らしくても最後負けますけどね。
こんにちは。
すいません作業中に。
ここは共同の作業場。
曲がりねぎやりんどうが出荷されています。
地域を元気づけようと荒れた畑を活用し一関の名産を作り出そうとしています。
こんにちは。
これ何ですか?あったかそう!・これはっと汁です。
はっと汁?「はっと」って何ですか?・これです。
小麦粉を練って。
すいとんみたいな?・すいとんです。
曲がりねぎを使った昼食を準備中。
ねぎもたくさん。
ごぼうみたいに切るんですね。
ごぼうのささがきみたいな。
そうだね。
ねぎをこうやって切る…。
出てきた出てきた!あ〜そこだそこだ!おお〜出てきた出てきた!おお〜!そうこれですね。
これもやっぱ入れなきゃいけないんですね。
これやっぱ入れると味違います?加熱するときっと甘みに変わるんですね。
おおねぎふんだんに。
青い部分のぬめりも一緒にひと煮立て。
はっと汁はねぎが旬の冬に体を温めてくれる郷土料理です。
いただきます!にぎやかな食卓で。
楽しいですね。
作った人もどうぞ。
とろみがすごいな。
いただきます。
うん!ああ…ねぎが加熱されるとすごい甘みが。
甘いというかねぎがうまいっすね。
ホント味濃いです。
(佐々木)おいしいでしょ。
うん!このねぎはおいしいわ!はは〜…。
いくらでも食べられますね。
この青いところもね青い香りがしてそぎ切りで結構薄くしてるのに存在感ありますよね。
すごく存在感あります。
おいしい。
いやホントおいしいですもん。
ねぎってやっぱ薬味のイメージも強いっすけどこれやっぱおかずの主役の一つですもんね。
おいしいです。
作っててやっぱ魅力を感じますか?どうですか。
おいしいですね。
おいしいっていうのは大事ですね。
うん。
一回曲がりねぎじゃなくてこう植え替えないでそのまま食べたんですよ。
そしたらもう硬くて駄目だから。
でもまだ4年ですけどもこれからどうしていきたいっていう思いはあるんですか?もうちょっと元気のある地域にして農業を産業として成立するようにしていく。
毎年やっぱ年齢で離農する方もいらっしゃいますがその分…。
補えるような若い人たちが次々と引き継いでもらわなきゃいけないわけでね。
曲がりねぎが日本全国に届くようになるとみんな喜ぶんじゃないかなと思ったので是非こんなおいしいねぎなかなか食べられないんで。
これはすばらしいねぎですね。
ホントにおいしい出会いです。
(小野寺)ありがとうございます。
いやおいしいです。
じゃあどうぞこれお使い下さい。
ありがとうございます。
曲がってます!ふるさとを支える心意気曲がりねぎを頂きました。
キッチンワゴンは北上川の支流磐井川へ。
天然記念物…。
うわ何かすごい場所ですね。
おお!いい渓谷。
すご〜い!格好いいな。
格好いい!いい景色。
え〜何ここ?紅葉してる紅葉。
ここは急流がつくり出した渓谷厳美渓。
その美しさに魅了された伊達政宗が足しげく通ったという名所です。
悠久の時が流れる磐井川。
周辺には平泉中尊寺へ納める米を作っていた田んぼが平安時代の姿のまま残ります。
田んぼの中を走っていると…。
あれ何すか?あれ。
さとうきびですか?いや…いやいやあれ沖縄でしょ。
ですよね。
こんな寒いとこにできないですよね。
何だろう。
一体何を作っているのか。
こんにちは。
こんにちは!ちょっといいですか?すいませんちょっとあの「キッチンが走る!」という番組で旅してる者なんですが…。
(三浦)知ってます。
これ何ですか?中華料理ではよく使える。
マコモダケってこんなんなんですか?そうです。
見させてもらってもいいですか?
(夕子)どうぞどうぞどうぞ!
(三浦)マコモダケってこれですね。
ちょっと見てもいいですか?合間に生えてくるんですか?
(三浦)そうですね。
中心のとこ?
(三浦)そうですね。
マコモダケってきのこなんすか?
(三浦)もともとはイネなんですこれ。
マコモダケは暖かい南アジアが原産。
中国では料理によく使われていますが日本ではあまり知られていない野菜です。
たけのこのような食感ととうもろこしのような甘みが特徴。
この辺りここにしかこれないんですけど…。
(三浦)ここら辺では多分うちだけかもしれないですね。
こんな景色なかったですよ他。
(三浦)あそうですよね。
みんなびっくりするんじゃないんですか?
(三浦)ですねはい。
これ何年目ですか?実は農業始めてまだ5年しか…。
まだ5年なんですか?じゃあ30になってから?そうですね。
試行錯誤…やっております。
出会ったのは農業を始めて5年目の三浦誠さんと妻の夕子さん。
マコモダケはイネ科の植物のため作り手のいなくなった水田を利用できると栽培に挑戦。
暖かい気候を好むマコモダケを東北岩手に定着させたいと試行錯誤を重ねています。
マコモダケを広く知ってほしいと現在地元の道の駅で販売。
夢はマコモダケを一関の名産にする事です。
(三浦)ちょっと食べてみますか?えこれ生でいけます?
(三浦)いけます。
ええ〜。
出会った事ないな…。
いっちゃっていいですか?いただきます。
おお!いい音しました今。
あいい甘さ。
たけのこのような…アスパラのような…。
でも不思議な食感ですね。
(三浦)そうですねはい。
あくがないのでどんな料理でも。
相性がいい?誠さんがおすすめの中国料理を作ってくれるといいます。
(三浦)あえておっきめに…。
おお存在感出して。
(三浦)存在感を出します。
ええ〜!これぐらいが食感が一番いいんすね。
そうですねやっぱりこれぐらいの食感を残した方が自分はおいしいと。
マコモダケの表面に焼き色をつけたら一旦火からおろします。
えびとにんにくを炒めシンプルに塩こしょうで味付け。
そしたらあとマコモダケであえるだけではい。
もうこれ完成ですね。
(三浦)これだけですね。
ちょっとシンプルに。
このお料理はいつもご主人がなさるんですか?あの…主人の方が多いかと思います。
実はあの…東京に10年間ほどいた時に妻と知り合ったんですが実は10年間イタリア料理をやってました。
料理人さんだったんですか?え〜料理人さんなんですね。
すいません。
な〜るほど!おいしそう!絶対おいしい。
じゃあ早速…。
(三浦)どうでしょうか。
語らずとも…。
これこれ!いただきます。
おいしい!マコモダケ。
おお!甘みの性質が変わりましたね。
それでこの食感ですからね。
最高おいしいです。
やっぱ火を通すと甘みの質がぐっと上がりますね。
焼きアスパラのようなねこのぐっと…食感も上がって。
うんおいしい。
かつて誠さんは料理人夕子さんは会社員として東京で働いていました。
夕子さんの実家は一関で18代も続いてきた米農家。
しかし後継者が決まらず水田が途絶えてしまう事が心配されていました。
そこで夫婦で一関に戻る事を決意し慣れない農業に打ち込んできたのです。
よくこれで…料理を作る側から生産側に回ろうと思いましたね。
料理をしてた時にですねあの…この家から野菜が届いたんですがその野菜がすごいおいしかったんですよ。
あシェフ時代の時に?はい。
その時にその野菜ってどういうふうに作るのかな。
やっぱり料理人ですと野菜がどういうふうにできたかとかが結構気になったりするので。
気になります。
ホントに気になるし興味がある事なので…。
意外とす〜っと入っていかれましたねはい。
旦那さん来てくれて良かったですね。
そうですね。
こっちでお店開こうっていう考えはなかったんですか?生産側に。
そうですね。
やっぱりそれも…今自分の中で迷ってはないんですけど夢ホントの夢ですね。
夢で…。
畑で作ったものを使った?農家レストランみたいな?そうですね。
ホントにちょこっと取ってきてすぐ料理できるっていうのがすごいやっぱ一番のおいしさじゃないかなと思います。
歴史ある田んぼに吹き込む新たな風。
マコモダケを頂きました。
夢があっていいですね。
ホントに夢があっていいと思います。
まだまだ知らない方たちいらっしゃると思うんでそのうえ…すごく魅力的な食材じゃないですか。
今日受け取った思いをあしたどういうふうに伝えたいですか?う〜んホントにそこがもう何か今すごく難しいんですけどあの…やってる事に誇りを持って帰って頂きたいなと思いました。
私の作ったお料理で…最高ですね。
豊かな秋の恵みで迎えてくれた一関の人々。
秋元シェフはどんな料理で応えるのでしょうか。
翌朝。
シェフが挑むのはフレンチのコース料理。
曲がりねぎきました。
最初に手にしたのは甘みが自慢の曲がりねぎ。
いいっすね。
めっちゃおいしそう。
これはもう中とろっとろになりますよ。
次はマコモダケ。
細長くカットしオリーブオイルでソテー。
表面に焼き色をつけます。
これ油ともやっぱ相性いいんですね。
軽く火を通す感じに。
火を通しすぎないね。
そうなんです。
食感が面白い野菜なので。
食感を生かしてどんな料理を作るのか。
ベーコンを敷いた型にゼラチンを溶かしたコンソメを注ぐ秋元シェフ。
その中に曲がりねぎとマコモダケをぎっしりと並べます。
よしこれで少し冷やし固めます。
はい。
型から外してスライス。
おお!いい感じ。
ねぎとマコモ。
フランス伝統のテリーヌの出来上がり。
次はテリーヌに欠かせないソース。
曲がりねぎの青い部分を炒めてコンソメで煮詰めねぎの風味を凝縮します。
ミキサー頑張ってます!緑だな。
昨日見た田園風景。
畑の様子をですねお皿の上に広げたいんでちょっと北上川をイメージしてこういう流れるような。
次にこのパプリカを使ったソースを稲穂をイメージするようなかわいい感じで。
伝統野菜の曲がりねぎと新野菜のマコモダケ。
一関の昔と今が響き合う前菜が完成です。
はいこれで1皿目完成で〜す。
メインディッシュに使うのは一関伝統のもち。
デデーン!お借りしてきました。
自動もちつき機は千葉さんからお借りしました。
これを…お母さんどうやって取ってたっけ。
どうですか?つきたてのもちは。
ばっちり!ばっちりです。
もち文化を彩るさまざまな味に触発された秋元シェフ。
2種類の食材を使って新たな味に挑戦。
1つは曲がりねぎのとろみです。
このとろみに米酢の酸味を加え甘酸っぱいソースに仕立てます。
くるみだ。
そうです!もう一つはくるみ。
地元の食べ方がヒントです。
くるみをざざざざざっと。
もうくるみの衣だ。
おもちを揚げてみようと思うんです。
ぷりっと。
くるみの衣を絡ませたもちを揚げる事で香ばしさとさくっとした食感をプラス。
伝統の味にフレンチのセンスが加わった新感覚のもち料理です。
一関の人たちの舌を驚かす事はできるのか。
最後の料理はマコモダケの甘みに着目。
ソテーにしじっくりと炒めたたまねぎを合わせます。
更にブイヨンを加えミキサーへ。
おお回った。
回りました。
どんな味がするのかな。
うん優しい。
うわ優しい。
優しい〜。
なるほどねマコモのいい甘さがね溶け出ましたね。
そこに牛乳を加えスープに。
あれれ?何でここでもちが出てくるの?はいじゃあちょっと入れますよ。
オーケー!どうですか。
とろみをもちでつける。
どうですか?うんあの絡みますな。
おいしい。
いいっすね。
アハハハハ!おいしい。
おもちの味もする。
お米の味がするよ。
もち文化に注目したひと味違った秋元流ポタージュ。
香ばしく揚げたねぎを添えれば完成です。
全ての準備が整いました。
お披露目会の顔ぶれは…。
はいできました〜。
お待たせしました〜。
お待たせしました〜。
失礼します。
は〜いどうぞ。
わあテリーヌ。
はい。
さあこちらの料理は?「テリーヌに込める一関の田園風景」です。
おお!できました。
前菜は曲がりねぎの魅力をぎゅっと閉じ込めた冷製テリーヌ。
とろりとしたねぎと歯応えのあるマコモダケのコントラストが楽しい1品です。
ねぎの香りがあふれる爽やかなソースがテリーヌの甘みを引き立てます。
皆さんの見慣れた景色がお皿の上に広がっていればと思って。
(三浦)甘みがすごいですね。
すごく何かねぎのとろみがすごくいいです。
(小野寺)曲がりやわらかいからねおいしいですね。
ねぎとマコモ。
マコモダケの食感がいいしあと焼いてるねぎが香ばしくていいですよね。
でも千葉さんどうでした?お味は。
うん初めてだよ。
初めての味。
(むつ子)おいしいですね。
さっぱりしてますか?さっぱりしてとっても…。
おいしいですとっても。
(夕子)鼻から爽やかな香りが抜けますね。
爽やかな秋の風がきますか。
(夕子)そうですねきますね。
ホントにおいしくって最後の最後までまたお代わりしたいぐらい。
うれしいですね。
うれしいです。
ホントにうれしいです。
はいできました〜!ああ拍手。
ああうれしい!
(拍手)はい失礼します。
すごく紅葉がきれいだったのでかわいく。
はいどうぞ。
おお…。
2品目は秋元シェフが仕掛けたもちのとろみと甘いマコモダケでできたポタージュスープ。
マコモダケに夢を託す三浦さん夫婦に秋元シェフが贈る応援メッセージです。
器もあったかいので。
マコモダケを使ったポタージュですね。
とうもろこしですね。
ですね。
でもとうもろこしではでも…でもマコモです。
そうですねマコモですけど。
すごくおいしいです。
え〜!うれしい!ホントにねおもちもおいしいしやっぱりマコモダケのスープこんなに甘くてね香りも良くて。
でも甘みはねマコモダケの甘みですからね。
何か子供もねこれいけそう。
自分もですねマコモダケを作りながらポタージュにも向いてるんじゃないかなって思ってたんですけれどもやっぱりこういう料理に合うんだなってすごく感動しましたね。
もちもまた…つなぎにもちが入ってそれをとろみで出してるっていうのもまたすごくびっくりしました。
千葉さんのやっぱ作ったもち米がね。
もちは人をつなぐ集めるといいますけどもまさにねこうやってね新しい野菜をもみんなつなぎ止めるっていうもちの粘りっていうのは大事ですね。
もうホントに。
自分も来て5年なんですがホントに会う人会う人みんなに温かくしてもらってすごくこっちに来ても寂しさを感じなかったですね。
それすごい事ですよね。
はい。
この土地に来ようって決めた時にやっぱり迷って迷ってで決めて…で戻ってきて。
皆さんに迎えられて良かったなって。
それはすごく感じますはい。
みんなに感謝しながらこれからもやっていきたいなと思います。
どうですか今第2のふるさとになりつつありますか?そうですねもう完全にふるさとになってますね。
もうなってますか。
はい。
三浦さんマコモダケの絶品スープにふるさとへの思いがこみ上げてきたようです。
そしていよいよメインディッシュが登場です。
まずはフリット。
やわらかなもちをくるみの衣で包み塩と砂糖で甘じょっぱく仕上げました。
甘じょっぱいものからいくと。
周りには昨日千葉さんから頂いたくるみをまとわせました。
どうですか?
(夕子)おいしい!ありがとうございます。
伸びる伸びる。
やっぱこのもち米の特徴ですね。
こがねもちは伸びがいい。
(三浦)ですね。
揚げた香ばしさとあとくるみの香ばしさがすごくまたおいしいですよね。
スイーツっぽく。
でもちょっと塩っけもききながら。
ねぎのうまみが口いっぱいに広がる新感覚のソース。
決め手は曲がりねぎのぬめりです。
おねぎのゼリーを全面に生かしたソースです。
最後にちょっとさっぱりと。
すっきりしますね。
すっきりします?はい!もうちょっと…。
ホントにこれは…。
おいしい。
そう言って頂きたかったんですよ。
ホントに。
かなりの伝統がありますがこれはまた新しい風が吹きそうですか?やっぱそういうの大事ですか。
でもその基盤にもちという文化があるからですね。
おお〜!一本とられました。
なるほど。
持ちつ持たれつか…。
この土地にぴったりの言葉ですね。
ホントにそのとおりですね。
う〜ん。
やはり私も田舎育ちなので伝統を守り続けてる大先輩方たちがいて自分のふるさとの伝統に触れた時にホントにここまで守ってくれてこんなすばらしい伝統をつないでくれてってホントに思うのですばらしいですね。
何か帰りたくなりました。
ふるさとに。
これからもね頑張って下さい。
どうも皆さんありがとうございました。
ホントにありがとうございま〜す。
ありがとうございました。
喜びと悲しみを分かち合いながら独自の食文化を紡いできた人々。
豊かな自然と人情が心を温めてくれた旅でした。
2014/12/16(火) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
キッチンが走る!「紅葉の岩手で伝統の食を堪能!〜一関市・平泉町〜」[字]
フランス料理・秋元さくらシェフが岩手県一関市と平泉町を訪ねる。東北ならではの食材や郷土料理と出会った感動を創作料理に凝縮し、生産者に熱いエールを送る。
詳細情報
番組内容
東北の大河・北上川沿いに岩手県一関市と平泉町を訪問。厳美渓や中尊寺の紅葉を楽しみながら農業王国・岩手の食をめぐるロマンの旅。200種以上の食べ方があるという「餅」、北上川流域で育つ「曲りねぎ」、豊かな水の恵み「マコモタケ」など地域に密着した食材で創作料理に挑むのはフランス料理の秋元さくら。世界各地の風土や食文化を体験してきた秋元シェフが東北ならではの食材と出会った感動をどう表現するのか?
出演者
【出演】フランス料理…秋元さくら,【リポーター】杉浦太陽,【語り】高橋克実
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:29170(0x71F2)