応援ドキュメント 明日はどっちだ #67 2014.12.16


(岡本玲)
夕闇迫るグラウンドで…今日も彼らはリベンジに燃えていた
忘れられない屈辱がある
今度こそ…!
(取材者)勝ちたい?
しかし集まったメンバーは…僅か体重45kg!練習しても…
そして始まった秘密の体力づくり
何なんだこれは!?
男なら…
始まりました「明日はどっちだ」。
さあ今回は…
(拍手)これ楽しみやね!もうねのっけから面白かったでしょう?なかなかな弱さなんですってね。
ここ10年の主な対戦成績と。
マジで?すごいですよ。
もう0点ですよ。
いまだに一回もトライは成功してないんですね。
ほぼここ10年。
ええ。
だからその177点で新聞載ってたけどその前の年202入れられてるやん。
だから頑張った方なんですよね。
どうすんの?まず体大きくするとこから始めなあかんのちゃうの?45kgなかなかちょっと小柄な方ですからね。
もうガリガリやん。
ガリガリな体ギューンってマッチョポーズしてるけど。
これはでも…早速熱いにおいがね。
プンプンしてるね。
島根県出雲市の小高い山にある県立出雲高校。
通称「山高」。
ここにはかなり崖っぷちに追い込まれた部がある。
千羽鶴の祈りもむなしく過去10年以上ただの一度も勝った事がない
千羽鶴も「無理やて〜!」って。
それが…
もちろん日々懸命に練習をしているがここ数年数字が示すとおり屈辱的な大敗が続き1点も取れていない
今や選手たちの悲願は1勝ではなくせめて1トライをという切ないものに…
彼らがこれほど追い込まれているのには訳がある
実は島根県内にラグビー部がある高校は2つしかない。
でもう一方の石見智翠館高校というのが強烈なのだ
常に全国大会に出場し最高成績全国準優勝。
選手の多くは他県から集まったラグビーエリート
うわっもう真逆やな。
そうやね。
どうですこの堂々たる体格!前に突進するフォワードは平均体重90kg以上!一方出雲高校の体格はご覧のとおり。
部員は9人。
試合の度に近くの高専に助っとを頼んでいる
こっちの方がでも和気あいあいとはしてるわ。
しかもメンバーは全員高校からラグビーを始めた初心者で懸垂1回さえ…
バーベルを上げてもそこにおもりはついてない
そして今年もそんな頼りないメンバーたちが石見智翠館と戦う日が1か月後に迫っていた
あれとやらなあかんのか。
そんな中チームの司令塔スタンドオフを務めるキャプテン三原君は一人の新メンバーに手応えを感じていた。
三原君のすぐ近くでフォワードとのつなぎ役となるスクラムハーフ。
そこに元気のいい1年生が入ってきたのだ
中学までは野球部だったが今やチーム一のラグビー好きだ。
どこへ行くにもラグビーボールを離さない
自習の時間も隙あらば…
あかんやんそれ。
あかんやん!ハハハハ!すてきやねえ。
すげえ。
この笑顔にはキャプテンも…
果たして2人は…
そしてこの日。
メンバーが取り組んでいたのはタックルの練習。
大きな相手をまず止めないと勝負にならないからだ
あんなガタイの…。
怖いわなあ。
平均92kgぐらいが向かってくるんやもんなあ。
だがそんな中この選手は…
ガリガリやもん。
そうや。
恐怖心からか強くタックルに入れない
今度も…
水泳出身で体重45kgという細さなのに任されているのは相手の出足を止めなきゃいけないポジション。
大丈夫なのか?
と口で言うのは簡単だが…
そりゃそうやわ。
怖いよ。
そんなリン君がラグビーを選んだのには訳がある
体質はしゃあないわな。
周りからからかわれこそすれ頼られる事は皆無だった
本人もコンプレックスなんやろうなあ。
ところが…
今はまだタックルを受け止める練習でも自分が吹き飛ばされてしまう始末
体は擦り傷だらけ。
それでもやめようと思った事はない
いいねえ。
メンバーは9人しかいない
こんな自分でも試合に出るためには絶対に必要なのだ
その思いは悲願の1トライに向け皆同じだ
その相手。
石見智翠館高校の練習をちょっとのぞいてみると…
集まってくる選手の体の分厚い事!
全員ごついやん!うわっ!全然ちゃうって!
このド迫力の突進をどうやってタックルで止めればいいのか?
怖い怖い!怖いって!あそこ突っ込んでいけって無理やわ。
その上相手はタックルしてもびくともしない体の持ち主ばかり
その体をつくるための食事の量は…半端じゃない!
どうです?この御飯の盛り!
一体どうする?出雲高校!
食うね〜!
それじゃあこちらはと出雲高校の面々が向かったのは近くの食堂
食え食え!食え食え!ほら!いいねジャンボ親子…。
わあすごい。
でかっ!
何だこれ!?聞けば重さ2kgもあるという
2kgいく…いけるか?顔嫌がってたやん!
果たしてこの量リン君たちは食べられるのか?
しかし智翠館に勝つには食べるしかない
食わな。
体をまずつくらんと。
まずはキャプテンが完食!
写真撮ってるやん!のんきやわあ。
続いて相棒のキスケ君も!
うわあすごい!
リン君は…まあゆっくり食べてくれ
そうそう。
少しずつね。
というわけでスタジオの皆さんもいっときますか!
なにこの終わり方。
おっさんですよ我々。
うわ〜!来た!結構やなあ。
うわっこれマジで大きいやん。
(一同)うわ〜!カツ2人前じゃないよこの量。
この2kgに対してのみそ汁の量じゃないです。
(笑い声)おうてないもん。
でも僕ら3人でこれいけるってなったらもう村上さんしかいないんじゃないですか?収録内には無理やで。
肉体派で売ってるんやから。
いくけど別に。
じゃあいただきます。
ゆっくり食べといて下さい。
その間にメンバーを紹介させて頂きたいと思いますので。
1年生がほとんどなんですね。
期待のニューフェースも入ってきたいうて。
キスケ君ね。
でもやっぱリン君ちょっと気になるね。
細い事がコンプレックスなんやね。
ちょっとでも自分がタックルしたら吹っ飛んでくれるのがうれしいとか言うてたやんか。
どうなっていくんでしょうね。
いける!?リン君突っ込める?もう怖い。
三輪車と戦車ぶつかるようなもんやで。
(笑い声)この尺で村上さんもう半分ぐらいいってると思うんですよ。
絶対減れへんでこれ。
(笑い声)トライしてよ。
あの子らこれ全部食うたんやから。
おお!いくね!うおうおうお!いいですね!さすが!男っぽいなってなってるで。
(横山渋谷)モテてますよ。
決戦が近づきつつあるこの日。
出雲高校は地元大学生との練習試合に挑む事に
人数が足りない分を補ってくれるのは松江工業専門学校のメンバーたち
試合前久しぶりに正式な人数でスクラムの練習
リン君のポジションはスクラムからボールが出たらすぐ相手をタックルで止めるのが仕事だ
うわあめっちゃ怖いとこ。
そしていよいよ練習試合
果たしてリン君は勇気を持ってタックルを決められるのか
(ホイッスル)
キックオフ。
出だしボールは出雲側に渡ったがいつの間にか大学生にボールを取られ…
(ホイッスル)
開始2分いきなりトライを決められてしまった
早っ!
そしてリン君がタックルへ!が止められない
もう鬼ごっこやん。
もう一度行くがステップでかわされる
今度こそ!…がタックルどころかボールの奪い合いにも入れない。
そのせいか相手の勢いが増しパスを出す役目のキスケ君もうまくボールが回せない
せやな。
周りも動かんとな。
今度もまた潰されてしまう
結局相手大学生に好き放題にボールを回され…
(ホイッスル)
出雲高校は惨敗を喫してしまった
悔しいなあ。
やはり悲願の1トライはかなわぬ夢なのか
そんな事ない!
ふがいない結果に元気者のキスケ君も黙り込んでしまった
そんな状態は他の面にも悪影響を及ぼし始めた
そしてこの日
現状打破のためキスケ君とキャプテン三原君を中心にサインプレーを練り上げる事になったのだ
これまではスクラムなどから出たボールは9番のキスケ君から10番のキャプテンの三原君に普通に回すだけだった。
そこにバリエーションを加えようというのだ
これが新たなサインプレーだ
分かります?
戻したの?フェ−ク入れてんねやな。
もう一度。
キスケ君がパスを出したと同時にそこへ1人の選手が走り込む。
が実はこれおとり。
後ろに走り込んだキスケ君がパスを受け取りそのままフリーになったキャプテンにパスを出すというプレーだ。
これが完璧に決まれば悲願の1トライへも一歩近づくはず
だいぶ形になり始めた
がこのサインプレーを行うには大前提がある
絶対やねそれは。
もし相手にボールがあればそれを奪わなければサインプレーはできない。
やはり大切なのは相手を倒すタックルなのだ
ところが問題のリン君は…
相変わらずタックルに入れない
やはりまだ怖さが抜けないのか…
いやあ怖いなあ。
飛び込まれへんわなあ。
そんなリン君に声をかけたメンバーがいた。
キスケ君だ
リン君がタックルで相手を倒せればキスケ君のパス回しにも余裕が生まれるはず
(ラグビー部員)もう一回もう一回!
そんなある日の放課後。
キスケ君が動きだした!
リン君を誘って向かったのはウエイトトレーニング。
体力がつけばタックルにも自信が生まれると考えたのだ
両手でダンベルを上げるキスケ君の横で…小さな鉄アレイ
大事大事。
徐々にな。
それでもリン君にとっては必死だ
え〜!?リン君らしいというかなんというか
それでも体は少しずつたくましくなってきた様子
へえ〜すごいやん!よっぽど細かったんやね。
そして決戦まで残り3週間を切った頃リン君のプレーが変わり始めた
どんな時でもボールの奪い合いの中心にいるようになった
負けじとキスケ君はパスを磨く
行くよ。
そして早朝のグラウンドではたった一人。
キスケ君が自主練を始めた
勝ちたいんやね。
パスの正確さに勝負のカギがかかっている
決戦まであと2週間。
果たして悲願の1トライは果たせるのか!
いやあ〜すごいね。
自分たちなりにもがきながらね前には進んでますよね。
こう一歩進んだっていう結果が目に見えて分かればグッと…。
そうやな。
成長度合いが…。
1トライね決めてほしいね。
決めてほしいなあ。
やっぱり渋谷さんの応援が必要やと思うんですよ。
たまにはこれ新しい…これから応援するチームですからどちらか。
いやいや俺らでできるんやったらやるて!何にもならへんもんなあ。
うん。
渋谷さんのパン!っていうところから…。
分かりました。
(村上横山)すばらしい!
(拍手)俺らの胸にも突き刺さるもんな。
残るもん。
彼らにしかできない事ですから。
ほんまそうですよね。
今日はですね…2014/12/16(火) 16:05〜16:30
NHK総合1・神戸
応援ドキュメント 明日はどっちだ #67[字][再]

関ジャニ∞が頑張る人々を応援する連続ドキュメンタリー。過去10年、公式戦で勝ちがない弱小高校ラグビー部。せめて1トライをとリベンジを誓う高校生の汗と涙の物語!

詳細情報
番組内容
昨年の県予選で177対0という大敗を喫した島根・出雲高校ラグビー部。県のもうひとつの参加校が猛烈に強いこともあり、ここ10年公式戦では全敗、ひとつのトライも奪えない。今年こそとリベンジを誓ったメンバーは必死の特訓を始めた。だが初心者ばかりで体格面でも圧倒的な不利。相手を止めるタックルでも、体重45キロの1年生は恐怖が先に立ち、飛び込めない。そんな彼らの味方は驚きの料理だった。汗と涙の青春に密着!
出演者
【出演】渋谷すばる,村上信五,横山裕,【語り】岡本玲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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