アニメ ベイビーステップ「リスクと可能性」 2014.12.13


(丸尾栄一郎)ふっ!あっ!
(宮川)うっ!心の声まずい!ロブ!
(観客3)うまい!絶妙!くっ!あっ!
(審判)アウト40−30。
(鷹崎奈津)あっぶな〜い。
さすが宮川君。
(三浦)だが今のショットはこのゲームを象徴しているよ。
丸尾君はボレー宮川君はパッシングにロブ。
この第8ゲーム2人は互いに想定外のショットで戦っている。
だがこの想定外は先に気付いた丸尾君によって作られた。
自ら打ってる丸尾君に対し宮川君は打たされているからミスが出る。
そうなればこのゲームで描いた宮川君の攻撃のシナリオも崩れる。
(審判)ゲーム丸尾カウント4−4。
よしっ!サーブキープ!
(深沢)アニキがしのぎましたよ!う…。
フッ。

(オープニングテーマ「Believeinyourself」)
(観客A)この大会初めて宮川が苦戦してるぞ。
(観客B)やっぱ強いんじゃね〜か?あの「ノートのやつ」。
そうは見えないけど。
(観客A)でも前に出てから粘るスタイルなんて聞いた事ね〜ぞ?やっぱ変だよアイツ。
ハァハァハァ…。
心の声
(宮川)まさか4−3で先に仕掛けてくるなんて…。
勘で動くタイプじゃなさそうだからあのノートで何かに気付いたとか?それにしても粘り強い。
ストロークからも逃げられたし予定外だったよ…。
でもおかげで楽しくなった。
僕は前で戦う選手を倒すのが好きだから。
心の声…なんとか崖っぷちを乗り越えた…。
でもそれだけだ。
勝つためには宮川君のサーブゲームをどこかでブレイクしなきゃなんない。
リターンゲームは守備的になるから前に出るのは難しいけど…。
はっ!ふん!心の声ストロークの前にとにかく前へ!ん!あっ!
(審判)15−0。
う…。
うし!心の声強引に前に出てもダメ。
少しでも甘いボールは絶対に許されない…。
宮川君のサーブゲームには本当に隙がない…。
どうする!?うっ!ん!心の声
(宮川)懲りずに前か!?くそっ!絶妙なロブ!エーちゃん取れる!くっ。
(審判)30−0。
(観客C)うめえ〜!う〜おしい!
(勇樹)でもこのままじゃマズイぞ栄一郎。
うん…。
宮川君のサーブブレイクできるって感じじゃない。
そうですね。
ここで取れないと次のアニキのサーブゲームをキープできなきゃ今度こそ負け…。
さっきは奇襲でうまくいったけど次も同じようにいけるかどうか。
あっ!あっ!あっ!ゲーム宮川5−4。
(深沢鷹崎)う〜…。
(観客A)さすが宮川ガッチリキープ!次のゲームは当然ブレイク狙って来るだろ?
(観客B)当たり前だよ。
ブレイクすりゃ6−4で宮川の勝ちなんだから。
(女の子)「ブレイク」って何?試合って普通サーブする方が有利なんだけどリターン側がゲームを取る事だよ。
ふぅん。
絶対…絶対キープだよエーちゃん!うん…。

(審判)チェンジコート。
心の声あっさりキープされたけど今のゲームで分かった。
俺が前に出た時の宮川君のパターンは大きく分けて3つ。
1スピンで沈めて次を待つ70%。
2超高速ショットで決めに来る20%。
3ロブで頭の上を抜く10%。
大体フォームもつかんだ。
今のゲームは無駄じゃなかった!はっ!心の声クロスに沈む!くっ。
心の声ロブ!心の声
(宮川)早い!だあっ!あ〜っ!取った!うわっ!
(審判)15−0。
ハァハァハァ…!よしっ!心の声
(宮川)粘り強くなってる…。
クセを読まれた!?ナイスガッツエーちゃん!アニキすげ〜!先手取った!
(江川)ああいうトコがん?ムカつくんだよ!ん?宮川にされた事をそのままやり返してんだろ。
ど…どういう事ですか?あいつが3−4の第8ゲームで前に出たのはそれまで宮川に観察されてたのに気付いたからだろ?同じようにさっきのゲーム宮川にやられはしたがあいつは宮川をじっくり観察してたんだよ。
しつこいわすぐ人をマネるわただじゃ転ばねえ野郎だぜ。
なりふりかまわずつ〜かプライドもクソもあったもんじゃねえ。
(三浦)そこは見習うとこオレ?なんじゃないのか?フッ…。
自分を上回る敵とどう戦うべきか?お前たちもこの試合はよく見ておいた方がいいぞ。
(3人)あ…。
心の声ボレーが浅くならなきゃあまり抜かれる事はない!はっ!ん!
(観客たち)おお〜!
(観客A)ここも丸尾キープだ!心の声よしっ…!これで5−5!次のゲームを取った方が勝ち?いやこの試合は1セット6ゲームマッチだから5−5になったら先に7ゲームん…。
取った方が勝ちなんだ。
(審判)ゲーム宮川6−5。
さすが宮川。
第11ゲームはきっちり決めましたね。
やっぱりサーブじゃ圧倒的に主導権握られちゃうね。
フーフーフー。
(すする音)ふん!よしっ!
(審判)ゲーム丸尾6−6。
(観客A)ついにタイブレイクまで来た!
(観客B)やっと勝負がつくのか。
(観客C)まさか宮川がここまで苦戦するとはな。
キープしたな栄一郎。
今度こそ次取った方が勝ち?いや。
今2人ともそれぞれ6ゲーム取って同点だからここからは「タイブレイク」っていう短期決戦をやるんだ。
7ポイント先に取った方が勝ちなんだよ。
そ…そう…。
心の声初めてだ…試合でタイブレイクやるの。
サーブは最初の1回以外は2回交代で両者のポイントを足して6の倍数の時チェンジコートだったよな。
…ん?サーブが2回交代って事は…ふだんのゲームと違って4ポイント以上宮川君のサーブゲームでポイントを奪わなくてもいいって事…?
(心臓の鼓動)あ…。
ずっと…ここまで負けない事ばかり考えてたけど…初めて見つけた…俺が勝てる可能性…!心の声ここまで1回も宮川君のサーブを崩せなかった。
ただ「負け」から逃げてるだけだった。
だけど…。
心の声
(宮川)驚いたよ。
決め球が無い弱点をここまでカバーできるなんて…。
もうライバルとして認めなきゃならないよ。
でもタイブレイクは僕が断然有利。
理由は簡単…。
1ポイントの重みが何倍にも増すタイブレイクは今までどおりのプレーが求められる。
誰もがプレッシャーで堅くなってスイングを調整できなくなるからね…。
でも僕はスイングの調整なんてしない。
いつもフルスイングだから…。
僕は今までどおりにしかプレーできないスタイルなんだよ。
心の声落ち着け…勝てる…。
とは言ってもまだ可能性の話。
焦るな!ペースを崩したら元も子もない。
もしそれが本当の勝てる可能性なら…大切なのは今までどおりやる事…。
こういう時こそなっちゃんが言ってた事を。
心の声…そうだ相手をよく見て…!んっ!ぐっ…。
ん!あ!1−0宮川。
ふう。
ハァハァ!んっ!ハァ!んんっ!
(審判)1−1。
ふっ!
(審判)2−1丸尾。
宮川君はサービスをキープしつつ今までどおりを保ってますね。
うん…。
わあっ!んっ!
(審判)2−2。
3−3。
ぐっ!
(審判)5−4宮川。
アニキ必死に前に出て行ってますけど…このままじゃ勝てませんね。
頑張れエーちゃん…!よしっ!
(審判)5−5。
(観客A)ついに5−5…。
ここまで来たか。
(観客B)次のポイントを取った方がマッチポイントを握る!ついに最終局面だ!そうなんだ?ここからは先に2ポイント連取した方が勝ち!エーちゃん落ち着いて!心の声
(宮川)こういう時こそ平常心。
ポイントが重くなるほど僕は有利になるんだから…。
心の声ここだ…!お…落ち着け落ち着け〜っ!ここを待ってたんだから!こんな修羅場は宮川君が有利に決まってるけど…試合が長引くほど俺のボロが先に出そうだけど…でもきっと…!一度だけなら決められる!ここまで前に出続けてきたのは全てこの時のため。
行くぞ!ふっ!心の声また前!沈める。
ハッ!前に出てない!?はっ!くっ。
心の声バランス崩した!甘くなったボールをキッチリコントロール!
(観客たち)おお〜!
(審判)6−5丸尾リード。
(観客たちのざわめき)あと1ポイントで勝ちだ!心の声うおおおおおおっ!タ…タクマさんありがとう〜っ。
あっ!また俺のマネが出た!回想心の声前に出てない!出たフリ!?…しまった!作戦か!?クソっ!前に出てないならただのチャンスボール…!ん!くっ…!フッ…。
(観客A)ここにきて奇襲!?
(観客B)宮川が先にマッチポイント握られたぞ!
(観客C)マジかよ!?
(観客A)あの宮川がノートのやつに負けんのか?すごいすごいエーちゃんすご〜い!あ〜ヤバイ!アニキ強いかもっ。
まだ分からんだろ。
1ポイントで流れが変わるのがタイブレイクだ。
宮川君の表情を見ろ。
まだ少しも自分の勝利を疑っていない。
ここからは2連続で宮川君のサーブ。
宮川君がいつものようにキープすれば今度は逆に丸尾君がマッチポイントを握られるんだ。
心の声最初の関門は突破した!でも次が本当の難関!今までほとんど主導権を握れていない宮川君のサーブ。
でもさっき1つだけ思いついた勝てる可能性。
宮川君のサーブはブレイクできなかったけど1ポイントなら取れる可能性はある。
この1ポイントだけ力の限り強烈なリターンをたたき込んで主導権を握る事ができれば!でもそれにはいつもより何倍も大きなスイングでリターンする必要がある。
そのためにはボールを見てから動いたんじゃ遅い。
相手がサーブを打つ前にコースを読んでボールを打つぐらいでないと…。
つまりそれは…勘!
(心臓の鼓動)確実じゃないモノに賭けるなんてそんな事したくないんだけど…。
ノートによるとここまでサーブはワイド65%センター25%正面10%。
…当たってリターンが入れば主導権が握れる。
外れればエースを取られる。
そしてこの1球を逃せばもう奇襲は効かないだろうから勝ち目は無いに等しい!でもそれだけのリスクを負わなきゃ主導権は握れない…。
そうでもしなきゃこの人には勝てない。
宮川君はそういう相手なんだ。
センターか正面かワイドか。
心の声ワイド!えっ!?えっ!?心の声当たれば大チャンス!外れれば大ピンチ!
(審判)6−6。
心の声…は…は…外れた〜!
(観客A)おいおい何だよ今の!
(観客B)フルスイングでリターンするためにワイドに賭けたんだろ?
(観客C)え〜?いきなり大胆な事するな。
もっと地味なやつかと思ってた。
次取ったら勝ちだっけ?いや。
タイブレイクの6−6だから2ポイント差をつけないと勝てないんだ。
心の声お…落ち着け…。
ここれが攻撃のリスク。
勘に頼ったんだからしょうがない…。
でもマズい。
次も宮川君のサーブ…。
もう奇襲も効かないだろうしっていうかそれ以前に策も無い。
…唯一の勝てる可能性が消えた…。
圧倒的不利。
いや…違う…。
まだ6−6。
あと2ポイントまで追い詰められてるけどこっちだってあと2ポイントまで追い詰めてる。
策は無くてもやれる事は最後までやるんだ!エーちゃん…。
あ〜あせっかくのチャンスだったのに〜。
どうかな決して悪い賭けじゃなかったぞ。
え?心の声
(宮川)…ワイドに打ってたら…。
んっ!心の声
(宮川)いや…今考える事じゃない!んっ!心の声ミス?
(観客A)お!?随分外れたな。
心の声もしかしてさっきのリターンを警戒して…。
て事は外れても意味はあった…?リスクを負った効果!?きっと…いや絶対そうだ!なら次もリスク覚悟で攻めるのみ!んっ!緩くなるセカンドサーブをたたく!
(審判)フォールト!ダブルフォルト7−6丸尾リード。
ハァハァハァ…!はっ…!
(観客A)ええ〜!経験豊富な宮川がここで!?
(観客B)もったいね〜!
(観客C)また丸尾のマッチポイントだ!心の声
(宮川)ふぅ…。
クソ…今頃気付いた。
どうしてここまで苦戦しているのか…丸尾君の強さは分かってるつもりだった…。
だから3−4までしっかり観察してゲームを進めたしタイブレイクも油断せず確実にやってきた。
でもこの試合…僕の大きなミスは油断しないで確実に勝とうとした事それ自体が油断だったんだ…。
丸尾君はこの試合で変わろうとしている。
勝つためにリスクを負う事で…。
なのに僕は…安全に勝つために得意なストロークに固執しすぎた…。
幼い頃からずっとそうだ…。
不器用を言い訳にストロークばかりに頼ってた…。
回想心の声
(宮川)生まれた時から家の目の前にこんなでかい庭があってそこは常に1対1の戦場で…。
あっ!心の声
(宮川)いつも負けてムキになるな?そんなの無理だよ!どうすれば…どうすれば強くなれる?
(子供1)何だあいつ全部フルスイングで打ってんぞ?
(子供2)勝てねぇからヤケクソになってんじゃねえか?心の声
(宮川)ストロークを全部フルスイングにすれば強弱の感覚に頼らなくていい。
その分難しくなるコントロールは練習量でカバーできる!Dialogue:0,0:20:44.06,0:20:492014/12/13(土) 10:30〜10:55
NHKEテレ1大阪
アニメ ベイビーステップ「リスクと可能性」[字][デ]

学校の成績は優秀でも体力に自信が無く、テニスも初心者というハンディを背負った栄一郎が、ライバルたちと切さたく磨しながらプロテニスプレイヤーを目指すテニスアニメ。

詳細情報
番組内容
危険を冒した攻撃で宮川(みやがわ)を苦しめる栄一郎(えいいちろう)。何とか崖っぷちは乗り越えたが、勝つためには宮川のサーブゲームをブレイクしなければならない。目のよさを生かして粘り始める栄一郎。決定打が決まらず、お互いに譲らず試合は最終局面へと突入する。そんな時、これまで負けない事だけを考えていた栄一郎であったが、突然、勝てる可能性を見つけだす。勝つことだけを意識した二人の激闘は果たして?
出演者
【声】村田太志,寿美菜子,浪川大輔,寺島拓篤,下野紘,柿原徹也
原作・脚本
【原作】勝木光,【脚本】千葉克彦,武上純希,高橋ナツコ
キーワード1
テニス

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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