フィギュアスケートグランプリファイナル2014 女子ショート 2014.12.12


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≫いよいよ開幕したフィギュアスケートグランプリファイナル。
地中海に面するバルセロナの街にも夜の明かりがともり始めています。
注目の男子シングル日本の3人の選手はすでに午前中に会場での公式練習に臨みました。
中でも多くの視線を集めていたのが佐野さん羽生結弦ですね。
≫今、4回転のいいサルコウを跳びました。
今日、サルコウよかったですよね。
真っすぐ上がっていましたしね。
≫本人もNHK杯からこのバルセロナに来るまで1週間と少し、多くの時間はなかったんだけれども相当追い込んだ練習をしてきたというふうに言っています。
≫非常にいいジャンプ跳んでいましたね。
4回転のトゥループもよかったし4回転それからトリプルアクセル非常にいいジャンプを見せてました。
ただ、僕がちょっと若干不安だったのはルッツです。
ちょっと曲がっていますよね。
NHKのときも若干曲がっている部分があって中国でのショートプログラムも若干曲がっていた部分もあった。
ちょっとここに不安を感じたんですがそのあと修正してましたからなんとか跳んでくれるんじゃないかと思いますね。
≫ルッツジャンプに関しては特にショートプログラムでいうとコンビネーションジャンプが今シーズン2試合ともまだ決まっていません。
ジャンプの映像を確認する姿も見られました。
チャレンジャーとして6番目のこのファイナルの切符をつかんで一番上を狙っていくと話した羽生結弦です。
そして、町田は佐野さんもう3年連続のファイナル。
今回は表彰台ももちろんですが完成度の高いプログラムを見せたいと言っていましたね。
≫それを随所に見せていましたね。
この4回転ですよね。
非常にいい感じに決まってました。
トリプルアクセルも決まってましたし非常に安定度が高かったですね。
町田君はね。
不安な部分というのは僕は今日は見られませんでした。
≫3週間前のフランスで悔しい思いをした分、僕も必死に練習をしてきたんですと語っていたのが町田です。
ほかの選手よりも1日早くバルセロナ入りもしてきました。
そして、もう1人無良崇人は初めてのファイナル進出ですがこの人も安定してますね。
≫今の4回転もよかったし、ただ、今日曲かけのとき1番だったんですよね。
4回転、結構強引に持っていったんですがそのあと、しっかりと練習して調整してましたからいい感じでショートプログラム迎えられるんじゃないかなと思いましたね。
≫自信、それから落ち着きも出てきたしこの緊張感を逆に楽しむようなその中で戦えることがうれしいと無良は話していました。
お父さん、そしてコーチでもある隆志さんとともにバルセロナ入りしています。
佐野さん、いまや世界に誇るといっていい男子シングル。
鍵はどの辺りになってくるでしょうか?≫やっぱり4回転がどうなるか。
羽生君は2種類入ってますから。
フリーでは。
その辺のところをどう料理していくか。
その辺のところにかかってくると思いますね。
≫日本勢は3人。
ここバルセロナからすばらしいプログラムを届けてくれるはずです。
≫開幕戦アメリカ大会。
町田樹のフリー。
≫まさに静から動へ。
観客をひきつけるために町田がこだわった冒頭の20秒間でした。
最初は4回転、2回転のコンビネーション。
≫4回転トゥループ。
≫単独ではありますが決めてみせました。
もう1つ4回転を予定しています。
≫4回転トゥループダブルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫見事に決めました。
続いてもトリプルアクセルを含む3回転、3回転。
大きな得点源です。
≫ブラケットからトリプルアクセル。
トリプルトゥループ。
≫序盤のジャンプ3つは見事。
今回、このプログラムの制作にかかわったメンバー全員の総力を注ぎ込んだ作品と町田も手応えを感じています。
≫足換えのキャメルスピン。
チェンジエッジスリーターンからトリプルサルコウ。
≫この曲を合唱付きで滑るという今シーズンならでは。
そして町田ならではのチャレンジです。
≫ステップシークエンス。
ステップシークエンスエッジワーク動きすばらしいです。
トリプルループ。
トリプルアクセルの予定がダブルアクセル。
≫残るジャンプの要素は2つ。
≫トリプルフリップ手をつきました。
≫自分の120%以上出さなければ演じ切ることができない。
そんな過酷なプログラムと町田も話しています。
≫コレオシークエンス。
トリプルルッツ。
≫最後のジャンプを終えました。
≫圧巻の演技を見せ町田樹が開幕戦優勝を飾った。
第2戦、カナダ大会。
無良崇人のフリー。
≫ショートでも決めた4回転。
このフリーでは2度挑戦。
≫4回転トゥループ。
高さ、流れすばらしかったです。
≫最高のスタートを決めました。
落ち着いていったほうがいいですね。
≫音楽とともに盛り上がる中2つ目。
≫4回転トゥループトリプルトゥループのコンビネーション。
≫もう1つこの人には武器があります。
≫トリプルアクセル。
これもすばらしいですね。
≫美しいジャンプでした。
≫フライングシットスピン。
≫場面が変わります。
≫トリプルループ。
≫ボーカルと1つになって演じます。
≫トリプルアクセルダブルトゥループ。
≫すばらしい!≫とても安定しています。
トリプルフリップ。
≫危なげが全くありません。
≫足換えのキャメルスピン。
トリプルサルコウシークエンスでダブルサルコウ。
≫男らしく、色気を出して演じたいと語っていた勝負のシーズン「オペラ座の怪人」です。
≫コレオシークエンス。
≫ジャンプはあと1つ。
≫トリプルルッツ。
≫これも大丈夫だ。
≫コンビネーションスピン。
≫やりました、無良崇人。
無良の得点173.24はパーソナルベストを13点も超えた!≫今週火曜、決戦の地バルセロナに降り立った羽生結弦。
≫ちょうど1年前、羽生はこのグランプリファイナルという晴れの舞台で歓喜を味わった。
≫羽生結弦、世界チャンピオンを破ってファイナルで金メダル!≫自身初めての世界一。
更にソチオリンピックでは日本フィギュア男子初となる金メダル。
世界選手権でも金メダルを獲得しシーズン3冠を達成。
そして迎えた今シーズン。
若き王者は更なる高みへ、新たな一歩を踏み出そうとしていた。
≫しかし、待ち受けていたのは想像を絶する試練の連続だった。
腰を痛めシーズン初戦となるはずだった国際大会を欠場。
先月のグランプリシリーズ中国大会ではフリーの直前練習中ほかの選手と激しく衝突するアクシデントに見舞われた。
ところが…。
≫羽生、出ますか?羽生がリンクに出てきました。
≫4回転サルコウ。
≫挑みました、4回転。
≫よし、いった!≫跳んだ!≫3回転サルコウ。
頑張れ!残りは、1分15秒あります。
無理はしないでほしい。
でも立ち上がります。
終わります。
最後はコンビネーションスピンの足換え。
≫あと少し…。
羽生の涙、気持ちの強さ。
≫すごいところに居合わせちゃいましたね。
≫精密検査の結果は全治2〜3週間。
次に予定していたNHK杯の出場も危ぶまれた。
しかし、3週間後…。
万全の調子ではなかったものの羽生は出場を決意。
≫1年前、初めて世界一に輝いたあの舞台へ。
グランプリファイナル6番目の枠をつかみとった。
その翌日、羽生は苦難の道のりにも決してくじけなかった理由を明かした。
≫日本の皆さん、こんばんは。
≫ここスペイン・バルセロナで世界一を決める戦いが始まります。
≫グランプリファイナルついに開幕しましたね。
≫でも、ファイナルといえばVTRにもありましたけど羽生さん、ここまで本当に苦難の連続でしたけど実際こちらに来てインタビューをしました。
演技も見ました。
彼らしさ、戻ってきてますよ。
≫そうですね。
グランプリシリーズ2戦を経てまだまだ自分の演技に対して納得していないと思いますし怪我のほうもよくなってきてると聞いていますので本人も絶対このファイナルでいい演技をするという強い気持ちを持って臨んでくると思います。
≫そして日本からは無良崇人町田樹選手も出場しますね。
≫2人はグランプリシリーズ優勝してきていますよ。
≫町田選手、無良選手今シーズン本当にすばらしいプログラムを見せてくれていますのでジャンプも安定していますし日本人が表彰台を独占というのも可能性として十分ありえます。
≫一方、女子なんですがロシア勢がなんと4人出場。
そして日本の本郷理華選手はアメリカのゴールド選手が怪我のため繰り上がりでの出場となります。
≫このグランプリファイナルに出場できたって本郷さん自身が一番驚いているかもしれない。
ただ、彼女はグランプリシリーズ優勝してるしすべるたびに強くなっている。
≫本郷選手も実力はもうすばらしい選手ですし練習を見ていましてもジャンプが一番安定しているんじゃないかなというぐらい調子もとてもいいですので≫日本の本郷理華選手非常に落ち着いた表情で入念に振り付けの確認を行っています。
シニアのグランプリシリーズデビューの今シーズンロシア大会で初優勝。
いきなりのファイナル出場を果たしました。
≫ファイナル初出場本郷理華選手、18歳。
その名が世界に知れ渡ったのはわずか1か月前のことでした。
≫トリプルフリップトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫見事に成功。
本郷理華、ガッツポーズ出ました。
≫涙の裏には苦労と努力の道のりがありました。
宮城県仙台市生まれ。
5歳のときにスケートを始めた本郷選手。
トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんは同じクラブで育った憧れの先輩。
凱旋パレードでは荒川さんの隣に座らせてもらいました。
≫ところが9歳の少女に思わぬ試練が訪れます。
通っていたリンクが経営難に陥り閉鎖の危機に見舞われたのです。
≫しかし、署名活動も報われずリンクは閉鎖。
練習場所を失った少女は親元を離れ名古屋へ。
≫名古屋での生活も9年目。
高校3年生になった本郷選手。
去年、全日本ジュニアを初制覇するなど着実に成長を遂げてきました。
本郷選手を見守ってきた荒川静香さんは…。
≫そして、荒川さんも戦った世界の舞台グランプリシリーズにデビュー。
≫小学生時代練習していたリンクが閉鎖。
親元を離れスケートを続けてきた本郷理華選手。
グランプリシリーズデビュー2戦目。
その才能が、開花しました。
≫まずは本人が大きなポイントと言っていましたショートよりも精度を上げた3回転、3回転。
≫トリプルフリップトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
決めてきました。
≫見事に成功。
序盤を決めれば乗っていけると話していた本郷です。
≫トリプルルッツ。
トリプルループ。
≫今日も序盤のジャンプは安定しています。
≫コンビネーションスピン。
≫フリーは「カルメン」。
大人の女性を演じます。
≫ステップシークエンスのところでも昨シーズンと比べて本当によく動いていると思います。
≫次のオリンピックに出るために今シーズン納得のいく演技をしたい。
そう話していた本郷です。
≫フライングキャメルスピン。
≫ここから後半のジャンプの要素が4つ。
≫トリプルサルコウ。
ジャンプに高さがありました。
≫次が大きなポイント。
コンビネーションです。
≫ダブルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
≫見事に決めました。
≫トリプルフリップジャンプ。
ランディングに余裕があります。
≫次が最後のジャンプです。
≫ダブルアクセルダブルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫これも見事。
鈴木明子さんにアドバイスを受けながら磨きをかけてきたプログラム。
≫後半になってもよく体が動いています。
≫表情も力がみなぎっています。
≫フライングコンビネーションスピン≫本郷理華ガッツポーズ出ました!≫会心の演技で自己最高得点を大きく更新すると…。
≫グランプリシリーズデビュー2戦目にして見事、初優勝。
≫そしてつかんだファイナルの切符。
18歳のシンデレラガールが世界一決定戦に臨みます。
≫そんな本郷が挑むのは世界の美しき強豪たち。
フィギュア大国ロシアからはなんと4人が出場する。
金メダル候補筆頭はエレーナ・ラジオノワ、15歳。
グランプリシリーズ2連勝。
トップの成績でファイナル進出を果たした。
≫更に、2年連続でファイナルへ駒を進めたアンナ・パゴリラヤ、16歳。
中国大会で自己ベスト勢いに乗る17歳エリザベータ・トゥクタミシェワ。
そして、プーチン大統領と握手をするこの少女。
ソチオリンピック団体金メダリストユリア・リプニツカヤ16歳。
≫アメリカのアシュリー・ワグナーも実績十分。
世界トップ6による頂上決戦が始まる。
≫いよいよグランプリファイナル女子シングルの直前公式練習がまもなく始まります。
カメラは初出場の本郷理華をとらえました。
1週間前には夢にも考えていなかったグランプリファイナルがあのアメリカのグレイシー・ゴールド左足首疲労骨折ということで欠場。
急遽出場が決まりました。
相当な緊張感でしょう。
お話はグランプリファイナルでも4度の表彰台があります織田信成さんです。
やはり初出場のときは緊張するでしょうね。
≫緊張しますね。
でも本当に調子もよさそうなので落ち着いて、リラックスして頑張ってほしいと思います。
≫ただ、ほかの選手たちを見ていると何か表情にこちらの思い過ごしかもしれませんが余裕たっぷりとそんな感じがしますけれども。
≫そうですね。
≫確かに実績のうえではすべての選手が本郷にとっては格上ですもんね。
≫本郷選手も本当に実力のある選手なのでしっかり自分の力を出せば≫向こう側に見えるのがロシアの16歳のリプニツカヤ。
そして、手前には同い年、パゴリラヤ。
パゴリラヤなどは先ほどから表情に笑みが浮かぶような。
そんな余裕も感じられます。
集中しているのか緊張しているのか本郷の表情をどうみますか?≫集中したとてもいい表情だと思いますね、僕は。
≫ただ、本人も言っていましたが初めてこのリンクに来て6人のメンバーで滑ったあの練習のときもほかの選手からのオーラがすごかったと言っていましたね。
≫でも、ただ本当に本郷選手はスピードがあってすばらしいスケーティングを見せてくれているので期待したいですね。
≫世界のトップ6の中に日本の本郷理華が加わっていよいよ選手たちがリンクに飛び出していきました。
ファイナル出場の知らせを受けたときの第一印象がやばいと思ったそうですけれどもその気持ちもわからなくはないですよね。
≫ファイナルに来れるというだけでも本当にすごいですからね。
≫そのリンクサイドに松岡修造さんが来てくれているはずです。
今年は日本勢なんとグランプリシリーズ初出場の本郷理華選手がこのファイナルまで進んできましたがご覧になっていてどうでしょう?≫ちょうど今リンクに入る真横にずっと見ていたんですが僕は、いい緊張感を感じているように見えるんですね。
なぜなら、荒川静香さんあのトリノオリンピック一緒のクラブでやっていましたよね。
そして、鈴木明子さん名古屋で指導を受けている。
鈴木明子さんはグランプリファイナルに何度も出場してるじゃないですか。
先輩方を通して本郷さん自身がグランプリファイナルというのも何か心の中では経験していてそのまさに舞台に立てたという感じにも見えるんですが。
≫そうですね。
本当に練習などを見てましても本当に初めてで大きな舞台なんですが本当に落ち着いた表情もしていましたので今の表情を見てもキリッとしたいい表情なんじゃないかなというふうに思いますね。
≫特に、今もジャンプを跳んでいますが公式練習でもほとんどミスがないというか完璧に近いこのリンクというのは彼女にとってどうなんでしょうか見ていて。
≫とても合っていると思います。
リンクの状態を見ていましても少し氷がとけているかなという。
なのでちょっとやわらかいと思うんですね。
なのでほかの選手は統計のジャンプで少し苦労していた面があったんですが本郷選手は全くそういった部分が見られないのでもしかしたら自分の練習しているリンクとこのファイナルのリンクの氷が似ているので滑りやすいのかなというふうに僕は見てて感じました。
≫いつもだったら、このリンクに3〜4人日本選手がいる中本郷さんが1人で戦っていく中でなんといってもやっぱり4人のロシア勢がいるということなんですが。
今回、織田さんロシアの方に聞いたら今、ソチオリンピックを終えて完全にフィギュアスケートはロシアの中で一番人気のスポーツになっていると。
そして、一番人気がある選手はなんと、リプニツカヤ選手だっていうんですね。
彼女のなんともいえないミステリアスな性格と感情を内に秘めながらやっている演技がロシアの人たちをひきつけると言っていたんですが。
≫本当に滑っている表情もキリッとしていてかつ、キスアンドクライでは時折見せてくれる優しい笑顔などもギャップじゃないですけどそういったところが観衆の心をとらえるのかもしれないですね。
≫そして、ラジオノワ選手僕も見ていて彼女はすごく元気明るさというんですか実は今大会、こちらに来てから風邪をひいてしまって体調が悪い状況の中でもとにかくコーチが言っているのは精神的に彼女は強いと言っていますがね。
≫彼女、練習で少しミスがあっても本番では確実にきちんと決めてくる強さのある選手だと思いますしなんといっても挨拶をしてもとても明るいんですよね。
ハローと言ってもハローと言ってくれるので本当に明るさというのが彼女の持ち味なのかなといつも思います。
≫そしてトゥクタミシェワ選手に関していうと17歳ですよね。
大人の雰囲気というのがあるし今日、戦っていく「ボレロ」を自分のものにしているような気がします。
≫本当に怪我などを経てまたひと回り大きくなって帰ってきてくれたんだなというそんな印象もありますし彼女の持ち味である妖艶さ。
そういったところにも注目したいですね。
≫そしてロシア勢、もう1人パゴリラヤ選手。
彼女は本当に周りが言っているのは美しさがありますね。
≫本当に華やか氷に見栄えするというか身長も高い選手ですし見ててとても大きく見えるんですね。
そういったところが彼女のいいところだと思います。
≫そして、アメリカから1人森下さんワグナー選手がいるわけなんですがもう彼女はベテラン23歳ということですが。
でもやっぱりこの中で1人なんとなく輝きというのが見えるような気がしますね。
≫やはり、経験も豊富ですしファイナルも4回目ですもんね。
≫やはり高いスケーティング技術を生かした彼女にしかできない力強さであったりまた、やわらかさであったりそういった表現面の豊かさというのが彼女の持ち味だと思います。
≫もうお話を伺っている間に残り時間は最後の直前公式練習30秒になろうとしています。
≫フィギュアスケートシーズンの最後を飾る団体戦。
世界フィギュアスケート国別対抗戦2015。
ソチ冬季オリンピックで新種目として採用された団体戦を観戦できる貴重なチャンスです。
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詳しくはテレビ朝日国別対抗戦ホームページをご覧ください。
織田さん、本郷選手は第1滑走なのでこのまま本番に向かっていくと。
≫第1滑走としてはやはり、そのまま練習したままの感覚でいけるという利点がありますのでそういったところをうまく生かして頑張ってほしいなと思います。
≫ほかの5人の選手たちはリンクを離れていきます。
ただ1人残るのが本郷理華。
ポイント下位の選手から順番にショートは滑っていきますので第1滑走というのは当然ではありますからまず、本郷が注目を浴びることになります。
どんな演技でスタートしていくんでしょうか。
長久保コーチの言葉にうなずいていました。
集中はできてきているようです。
日本の本郷理華の演技で今年のグランプリファイナル女子シングルは始まります。
今までに経験したことのない重圧との戦いになるのか。
あるいは、ほかの5人とはちょっと違う無欲の境地をいくことになるのか。
会場に本郷理華の名前がコールされました。
今シーズンは滑るたびにパーソナルベスト更新。
今の勢いを持ってすれば世界のトップの選手たちに挑む力は十分あるはずです。
ロシア大会優勝、本郷理華。
まずは今シーズンすべて決めてきた3回転、3回転。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫今日も余裕を持って決めました。
やっと今笑顔も見えました。
≫美しかったです。
レイバックスピン。
フライングキャメルスピン。
≫このファイナルの目標は小さくならず堂々と滑ること。
そう話しました、本郷理華。
≫ステップからトリプルフリップ。
こちらもすばらしかったです。
ブラケットからダブルアクセル。
≫そしてラストジャンプも決めた。
≫ステップシークエンス。
≫スペインのお客さんから拍手をもらいたい手拍子をもらいたい話していたとおりになりましたステップ。
≫しっかりと曲のリズムをとらえて滑っていていいですね。
コンビネーションスピン。
≫なんとこのファイナルの舞台で自分らしさを見事に出し切りました、本郷。
≫スピードもあってすばらしかったですね。
≫最後は心の底からの笑顔でフィニッシュです。
見てるほうはドキドキしましたが大きな舞台に強いですね。
≫本当に堂々としていました。
≫6番目での出場です。
失うものは何もない。
思い切っていくだけですと話していました。
そのとおりの演技をしてくれました。
≫すべての行われた要素で出来栄えでプラスをもらえるすばらしい演技だったと思います。
≫がっちりと長久保コーチとも握手をしました。
とにかく、グランプリシリーズに出場したのが今シーズンが初めて。
そしてファイナルまで進出してきました。
≫3回転、3回転の回転も完璧に回りきってしっかり流れの中でセカンドジャンプを跳んでセカンドジャンプも高さがあって出来栄えでプラスをもらえる要素がたくさんあるすばらしいジャンプでした。
ただ、2本目のフリップもとてもすばらしかったんですがショートプログラムはステップからただちに跳ばないといけないということなのでそういったところでもしかしたら出来栄えでプラスをつけないジャッジがいるかもしれないですね。
ただ、質としては大変すばらしかったです。
このダブルアクセルも難しいターンから跳んでいますので加点の対象となります。
≫何かジャンプを1つ決めるたびにどんどん乗っていったというような感じですね。
≫すばらしかったですね。
演技全体に勢いもありましたし本当に今シーズン体のライン、美しさ指先、そういったところが本当によくなったなというふうに思います。
≫もちろん、ロシア大会の優勝でも大きく世界にアピールしましたがこの最高の舞台でまたまたこの本郷の名前をアピールする大きなチャンス。
まずはショートではそれを生かしました。
あとはどんな得点が与えられるかです。
得点発表をかなり心待ちにしているそんな表情にも見えます。
カナダ大会、ロシア大会すべてパーソナルベスト。
ベスト連発で迎えたファイナルです。
またまたパーソナルベスト更新!常に60点台に乗せてきました。
この舞台で見事に61.10見事なデビューを果たしました本郷理華です。
次はアメリカのワグナー登場です。
≫6選手の中で最も世界を知るのがアシュリー・ワグナー。
≫トリプルフリップトリプルトゥループ。
≫やはり軽々と決めてきました。
≫グランプリファイナルでは浅田真央らと競い2年連続でメダルを獲得してきた。
残すは悲願の世界一。
ライバルたちに対しワグナーは…。
≫アメリカから、ただ1人出場アシュリー・ワグナーです。
大きな拍手です。
ロシアの若手が注目を集める中でこの人がどんな存在感を見せてくるのか。
グランプリファイナル2年連続の表彰台百戦錬磨、最年長23歳です。
≫トリプルフリップはステッピングアウトです。
≫3回転、3回転の予定でしたが単独になりました。
≫コンビネーションスピン。
フライングシットスピン。
こういったポジションの変化もレベルを上げる要素の1つとなります。
≫そして演技後半の2つのジャンプで盛り返すしかありません。
≫ダブルアクセル。
イーグルからトリプルフリップダブルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫最後のジャンプをコンビネーションにしてきました。
そして思いを込めたステップ。
≫ウインドミルからレイバックスピン。
これも難しい入り方ですのでレベルを上げる要素の1つとなります。
≫さすがという部分も見せてはくれましたがワグナー、ジャンプでの1つのミスがありました。
本人の表情がそれを物語っています。
≫冒頭のトリプルフリップトリプルトゥだったんですがステッピングアウトしてコンビネーションをつけれなかったのでトリプルループのあとにダブルトゥをつけてうまくリカバリーしてきましたね。
≫あの3回転、3回転はこれまでのグランプリシリーズも決めてはいたんですが回転不足をすべて指摘されていたジャンプだったんですがちょっと意識があったんでしょうか。
≫トリプルループダブルトゥループだったんですがもしかしたら1本目のトリプルループが回転不足かもしれないですね。
≫今回の目標はと聞かれてジャンプを確実に回りきることと具体的に話していましたけれどもね。
少し課題が残りましたか。
スローで見てみましょう。
≫冒頭のトリプルフリップちょっと回転を意識するあまりに腕を少し振り回した状態で跳んでしまったのでそのまま回転を抑えきれずステッピングアウトしてしまいましたね。
このダブルアクセルはよかったと思います。
イーグルからトリプルループダブルトゥループもしかしたら少し回転が足りていないかもしれないですね。
そうなりますとジャンプで出来栄えのほうでプラスをもらえるジャンプが少なくなってきますので減点としてはかなり大きな減点になってくると思います。
ただ、やっぱり表現力という面ではすばらしいものがあります。
演技構成点では高い得点がついてくると思います。
≫その演技構成点の部分ではロシアの4人の若手も含めてその上をいく得点を毎回マークしているというこのアシュリー・ワグナーです。
≫表現するだけでなくて強弱のつけ方ためたり、強く出したりそういうところがとてもすばらしいですし美しいです。
≫自身のパーソナルベストはショートでは69点台を持っています。
最初に滑った本郷の得点は61.10。
2番目のワグナーはどんな得点でしょうか。
≫本郷選手です。
お疲れさまでしたすばらしい演技でした。
≫ありがとうございます。
≫今、演技を終えて率直にどんな気持ちですか?≫演技前、すごい緊張して大丈夫かなと思ったんですけど自分の中でノーミスの演技ができてすごいうれしいです。
≫パーソナルベストそして60点台、出ましたね。
≫ずっと目標だった60点台が出たのですごいうれしいです。
≫ステップも手拍子聞こえていました?≫はい、聞こえてました。
≫普段から納得のいく演技をしたいと話していましたが今日の演技は?≫納得できました。
≫本当に練習の段階からジャンプも絶好調に見えたんですが自分自身どんなふうに分析してますか?≫スペインに来てからここのリンクで滑って上手な選手たちと一緒に滑っていて雰囲気とかに慣れたのか自分も上手な選手の中に交じって滑れるのがうれしくてちょっと調子が上がったんじゃないかなと思います。
≫そしていよいよフリーですけれどもどんなところどんな演技をしたいですか?≫フリーは「カルメン」でスペインの曲なのでそのスペインで「カルメン」を踊れることに感謝してしっかりお客さん方に盛り上がっていただけるような「カルメン」を踊りたいです。
≫我々、ついつい表彰台も期待してしまうんですがその辺りいかがでしょうか?≫自分は出られるだけですごくうれしいしあんまり順位のことは気にせず思い切りやろうと思っているので自分の演技に集中したいです。
≫本当にすばらしい演技でした。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫このあと、4人のロシア勢が続けて登場。
2004年のスルツカヤ以来実に10年ぶりの金メダルを狙う。
中でも、ナンバーワンの実績を誇るのがユリア・リプニツカヤ、16歳。
今年2月のソチオリンピック。
新種目の団体では…。
安定感抜群のジャンプ。
そして、ろうそくのように一直線になる驚異のキャンドルスピン。
母国ロシアを金メダルに導いた。
そんなリプニツカヤの幼いころの貴重な映像。
≫その夢を実現させるため9歳で故郷を離れ大都会モスクワへ。
努力を重ね世界のトップスケーターにまで成長した。
今シーズン、リプニツカヤがショートに選んだ曲は大都会を意味する「メガポリス」。
その演技冒頭。
何かを空に放ち片手でつかむしぐさ。
≫凧が象徴するのが少女の夢。
9歳で大都会モスクワへ出てきた自身の人生とも重なるかのような物語。
≫オリンピックに続く金メダルへ≫今年のグランプリシリーズは中国大会、フランス大会ともに2位でしたこのリプニツカヤ。
悔し涙を流しながらもファイナル出場は逃さないところはさすがです。
一段と大きな拍手。
この人の納得のいく演技ができれば圧勝の可能性もある素質を持った選手です。
このファイナルに向けて修正はなったのか。
注目の演技です。
冒頭ジャンプは中国大会フランス大会より難度を上げてきました3回転、3回転。
≫トリプルルッツトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
≫決めてスタート。
≫フライングキャメルスピン。
≫いい表情です。
前半に組み込んできたステップ。
≫こういったエッジワークの部分ですね昨シーズンよりもとてもよくなって滑らかでかつスピードが落ちずにしっかりターンを決めていると思います。
こういった部分も出来栄えで加点がもらえる対象となります。
≫後半のジャンプこのあと2連続。
≫ダブルアクセル。
ステップからトリプルフリップ。
≫3つとも決めてきました。
≫レイバックスピン。
≫この人の武器のキャンドルスピンはここに。
あの強いリプニツカヤがファイナルの舞台で帰ってきました。
≫グランプリシリーズではトリプルトゥ、トリプルトゥのコンビネーションジャンプで挑んでいったんですがこのファイナルトリプルルッツ、トリプルトゥ更に難易度を上げてきて帰ってきて、かつしっかり決めてきた。
強いですね。
≫あのオリンピック団体で金メダルをとったその底力、ここにきてやっと見せてきましたね。
≫すばらしかったです。
≫中国大会で涙をぽろぽろ流したのが嘘のような。
ガッツポーズが出ました。
強さを見せましたリプニツカヤ。
≫スピン3つともに出来栄えで大きく加点されるすばらしいスピンの数々でしたので技術的にも高い技術点が望めると思います。
ただ1つ気になったのは冒頭のトリプルルッツトリプルトゥのところのエッジですね。
トリプルルッツの場合はアウトエッジで踏み切らないといけないんですがここが少しフラットで踏み切っていますのでアテンションマーク基礎点での減点はないんですがGOEのほうでプラスされなくなってきますのですばらしいジャンプだったんですが出来栄えのほうで、もしかしたら点数がつかない可能性もありますね。
そういったところが見ている方とのギャップといいますかすばらしいジャンプだったんですけどやはり、エッジが不正であるということで減点されてしまう。
そういう場面はやはり多いですね。
このトリプルフリップは逆にしっかりとインサイドで踏み切れていますのでプラスの対象となります。
≫表情を見ても乗ってきているのがわかりますね。
≫ただやはりこういったスピンの回転そして柔軟性。
すばらしいですね。
出来栄えでも大きく加点される要素となります。
≫スローで見ていてもスピンの回転が速いですよね。
久しぶりに見るガッツポーズです。
ロシア勢4人の戦いというのも含まれた今年のグランプリファイナル。
現在のトップは本郷。
≫中国大会はとても悔しかったと思うんですが今日はどんな気持ちでリンクに向かったんですか?≫今シーズン初めてルッツとトゥループのコンビネーションジャンプを入れました。
正直に言いますと3日前に練習し始めたばかりでした。
大きな課題でした。
前の試合と比べたらとてもよい演技ができました。
フリーも頑張ります。
≫ありがとうございました。
≫続いてのロシア勢はアンナ・パゴリラヤ。
リプニツカヤと同じ16歳です。
第2戦、カナダ大会、優勝。
第4戦では地元ロシアで本郷理華に敗れて2位でした。
去年のグランプリシリーズデビューシーズンに続いて今年もファイナル進出を果たしました。
ロシア4強の1人。
控えめなイメージがある選手なんですがジャンプには爆発力があります。
冒頭ジャンプ、注目。
≫トリプルルッツ。
≫単独です。
≫フライングキャメルスピン。
ドーナツスピンをしながらチェンジエッジ。
エッジを換えたんですけどあれは難しいですね。
≫後半にジャンプ2つです。
≫トリプルループトリプルトゥループは転倒です。
≫ここにコンビネーションしてきましたが転倒。
≫ダブルアクセル。
≫ロシア勢4人の中でもまたちょっとひと味違う雰囲気を持った選手です。
≫レイバックスピン。
≫思いを込めた演技でしたが4人目の演技者でついに転倒がありました。
大きなミスが見えましたパゴリラヤ。
≫冒頭のトリプルルッツトリプルトゥループのコンビネーションジャンプのところでコンビネーションができなかったのでそのあとのトリプルループのところでコンビネーションを持ってきたんですがやはり転倒してしまったのでそこで出来栄えで減点プラスリダクションということでマイナス1の減点がありますのでそういったところの点数というのは厳しいところがありますね。
≫最初の得意なはずのジャンプでちょっとそのあとへのリズムにも影響したということですね。
≫そうですね。
トリプルルッツだったんですがスピードは、すばらしく高さもあったんですがやはり少しランディングで詰まってしまったのでこのジャンプもGOEではプラスがもらえないですね。
ただ、こういったスピンのポジションは本当に美しかったのでこういったところは出来栄え点プラスがもらえる要素になってくると思います。
ステップからのトリプルループだったんですがコンビネーションに変えた部分ですね。
1回目の回転はよかったんですが2回目のトリプルトゥループがやはり、少し回転不足で転倒してしまったので基礎点と出来栄えのほうで減点があると思います。
≫この顔ぶれの中でしかもショートにはジャンプが3つしかありません。
そのうちの1つが転倒というのはちょっと大きく響いてきそうです。
≫ただ、やはり長い手足を生かした表現見ていましても本当に体が大きく見えてステップでも優雅に滑っているふうに見えますね。
≫同じロシアのリプニツカヤの熱演があったあとでした。
そして得点のうえでは今リプニツカヤに次いで日本の本郷が61.10と2位につけているという状況でロシア勢の2人目パゴリラヤこのショートにはどんな得点が与えられるでしょうか。
ロシア大会では本郷に敗れて2位でした。
この人も去年デビューシーズンにファイナルを経験。
グランプリファイナルは去年は最下位6位でした。
それでも演技構成点で30点をマークしてきています。
本郷のわずかに上をいってこの段階でパゴリラヤは現在2位です。
楽しみな選手が登場してきます。
ロシアのもう1人はエリザベータ・トゥクタミシェワ、17歳。
グランプリファイナルは2年ぶり3度目の出場です。
ファイナル一番乗りを決めたトゥクタミシェワ登場。
ソチオリンピックに出られなかった悔しさを間違いなくプラスのエネルギーに変えてきました、今シーズン。
まずはショートの「ボレロ」でスペインの観客の心をつかむか。
≫トリプルトゥループトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
セカンドジャンプで片手を上げていましたのでこういったところも出来栄えに加点される対象となります。
≫ただ1人、演技前半に2つのジャンプ。
≫ステップからのトリプルルッツはオーバーターンです。
フライングシットスピン。
≫動きでも魅了するステップ。
≫曲の表現、エッジの使い方すばらしいです。
スパイラルポジションから片手を上げてダブルアクセル。
これもジャンプの前後に工夫があり空中姿勢でも工夫があるので出来栄えで加点が見込まれます。
コンビネーションスピン。
≫このファイナルでも見せてくれました。
トゥクタミシェワの「ボレロ」。
≫1つ、ステップからのトリプルルッツの場面でオーバーターンするところがあったんですがそれ以外は本当にすばらしい演技だったと思います。
≫グーッと引き込んでいく力がありますね。
≫表現といった部分でも存分に見せてくれたのではないでしょうか。
≫わずかな乱れはありましたが観客を引き込みました。
そして、もう元気よく最終滑走15歳のラジオノワはリンクへ飛び出していきました。
余裕の笑みを浮かべながら17歳トゥクタミシェワキスアンドクライに戻ってきます。
アレクセイ・ミーシンコーチ。
いろんな選手が「ボレロ」という曲で演技をしていますけれども織田さんはどういうふうにトゥクタミシェワをご覧になりましたか?≫「ボレロ」という曲はリズムが本当に難しくてすべるのが本当に難しい曲といわれているんですが難しいリズムをうまく使って表現していたように思います。
冒頭のトリプルトゥループトリプルトゥループも回転もしっかりしていて出来栄えで大きく加点されるすばらしいジャンプでした。
≫ここでちょっとミスが…。
≫出来栄えのほうでマイナス2の評価になってしまいますね。
≫独特の手の動きといいましょうか表現ですね。
≫本当に悔しい思いをした昨シーズンから今シーズンこのファイナルまできてくれてファンとしてはうれしい。
本当に戻ってきてくれてうれしいって思って見てくれているファンの方もたくさんいるんじゃないでしょうか。
≫地元のオリンピック代表枠2つの中に入れませんでした。
そして、選ばれた2人がかたやシングルで金かたや団体で金でしたからね。
あとは、この人の演技を残すのみですがその前にトゥクタミシェワがどんな得点を出すんでしょうか。
現在のトップはユリア・リプニツカヤ66.24。
本郷も現在3位につけています。
67点台を出してきました。
ジャンプもわずかなミスが1つありながらも67.52トップに立ちましたトゥクタミシェワ。
そして、いよいよこのあとは最終滑走15歳のラジオノワです。
≫今年3月、世界ジュニアで女子史上初の連覇を達成。
ロシアの天才少女エレーナ・ラジオノワ、15歳。
彼女がスケートを始めたのは3歳のとき。
英才教育を受けてきたそのクラブにはソチオリンピック金メダリストアデリナ・ソトニコワも所属している。
≫憧れの先輩に刺激を受け臨んだ今年のグランプリシリーズ。
≫トリプルルッツトリプルトゥループ。
≫フランス大会では今シーズン世界最高得点をマーク。
女子でただ1人2大会連続優勝を飾りファイナル進出を決めた。
初の世界一へ。
今日のショートで演じるのは開催地スペインの伝統舞踊「フラメンコ」。
ロシアの天才少女が「フラメンコ」の旋律に乗り情熱的に舞う。
≫女子シングルショートの最終滑走です。
15歳のラジオノワ。
グランプリシリーズはただ1人、2戦2勝。
特に第5戦のフランス大会では今シーズンの最高203点台をマークしています。
ロシア4強の中でもここまで見る限りでは頭1つ抜けた存在です。
追われる立場の15歳どんな演技を見せるんでしょうか。
まずはグランプリシリーズ全選手の中で最高点をマークしたジャンプから。
≫ブラケットからトリプルルッツトリプルトゥループのコンビネーションジャンプ。
回転もしっかりしていました。
≫気持ちが入ってきました。
≫フライングシットスピン。
≫大好きなスペインで思いを込めて「フラメンコ」を滑りたいと話していましたラジオノワ。
≫ステップシークエンスもしっかりと曲をとらえながら表現しつつかつエッジのバランスそういったところもぶれないすばらしいステップだと思います。
ステップからトリプルループは転倒ですね。
ダブルアクセル。
コンビネーションスピン。
レイバックスピン。
ポジションの美しさスピンの回転すばらしいと思います。
≫グランプリシリーズ2戦2勝。
練習では苦しむシーンもありながら本番では強さを見せてきたラジオノワではファイナルの本番の舞台で転倒がありました。
≫トリプルループで転倒はあったんですが冒頭のトリプルルッツトリプルトゥループはしっかりトリプルルッツもアウトで踏み切って、かつ回転もしっかりしていましたので出来栄えのほうでもプラスがもらえるすばらしいジャンプだったと思います。
そしてどんなときでもこの笑顔が人気の秘密といいましょうかね。
本人はちょっと悔しさもあるんでしょうけど笑顔で演技を終えました。
大きなジャンプが得点源のトリプルルッツトリプルトゥループ。
≫トリプルルッツトリプルトゥループは回転もしっかりしていてジャンプの質もとてもよかったと思います。
≫気持ちのこもった表情で乗ってくるかと思ったんですが後半のジャンプでミスがありました。
≫こういった表現指先、つま先プラス、こういった踊るといった部分は昨シーズンに比べて更によくなったなという印象です。
このトリプルループはもしかしたら少し回転が足りてないかもしれませんね。
ダブルアクセルも少しランディングでちょっと詰まったかなという感じだったんですが振り付けでそのまま、勢いよくスピンにいきましたね。
≫今シーズンはグランプリシリーズの第5戦フランス大会でパーソナルベストを更新して67.28という得点をショートでマークしています。
グランプリファイナル昨年は4位でした。
今年はどんなスタートを切るんでしょうか。
現在のトップはトゥクタミシェワ67.52。
そのあとにリプニツカヤパゴリラヤ。
やはりロシア勢3人が上位を占めてそのあとに本郷がつけています。
転倒による1点の減点はありますが63.89は3位ということでフリーを迎えることになりました。
女子6人の演技が終わりました。
ショートでトップに立ったのはトゥクタミシェワ。
そのあとリプニツカヤラジオノワ、パゴリラヤ。
ロシア4強がトップ4。
見事に、そして本郷もパーソナルベストで戦いの中に入ってきました。
5位でショートを終了しています。
≫いい戦いグランプリファイナル。
≫それでは女子ショートの順位を改めて整理します。
1位がロシアのトゥクタミシェワ選手2位がリプニツカヤ選手3位、4位もロシア勢で日本の本郷理華選手はパーソナルベストを更新して5位につけています。
≫初出場でこれはすばらしいと思いますよ。
≫ジャンプの安定感がすばらしいですね。
あんなジャンプ跳びたい!当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
2014/12/12(金) 20:04〜21:54
ABCテレビ1
フィギュアスケートグランプリファイナル2014 女子ショート[デ][字]

本郷理華18歳が“世界のトップ6”による頂上決戦に初出場!ソチ五輪団体金メダル・リプニツカヤ16歳&ラジオノワ15歳…ロシアの天才少女らと世界一の座を争う!

詳細情報
◇番組内容
▼グランプリシリーズ初参戦初優勝の本郷理華がファイナル初出場!ソチ五輪団体金メダル・リプニツカヤ16歳&ラジオノワ15歳…ロシアの天才少女らと“世界のトップ6”による頂上決戦に挑む!▼男子は、不屈の王者・羽生結弦&町田樹&無良崇人が世界一に挑む!
◇出場予定選手
本郷理華
ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
アンナ・パゴリラヤ(ロシア)
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
アシュリー・ワグナー(アメリカ)
◇出演者
【メインキャスター】松岡修造
【解説】織田信成
【実況】森下桂吉(テレビ朝日アナウンサー)
【インタビュー/リポート】角澤照治(テレビ朝日アナウンサー)
【進行】竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜バルセロナ(スペイン)
◇おしらせ
☆フィギュアスケート グランプリファイナル 2014
【男子ショート】12月13日(土)よる6時56分〜
【女子フリー・男子フリー】12月14日(日)夕方5時40分〜
【エキシビション】12月14日(日)よる11時30分〜
◇おしらせ2
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