生字幕放送でお伝えします
このヤスリは、なんとも爪にフィットしてこのカーブがたまらないんですね。
そして、軽さもいいんじゃないですか。
そうですね。
すごく軽くて研ぎやすいです。
ちょっと高級感がある美容用のヤスリなんですよね。
鈴木さんこの美容用のヤスリどうですか?気になりませんか。
気になりますね。
あんまり意識したことないですけど。
ふだん使うことあるんですかね鈴木さんは。
番組とかで、ドラマとかで女性的な役をやらしてもらうときにメークさんからやっていただいたことあるんですけど基本、深爪なのであんまり削る箇所がないんですよね。
ただ、ふだん、鈴木さんが使ったことがあるものよりもちょっと高級なものでして。
これ、1本3000円です。
プレゼント価格にはよくないですか。
女性、うれしいんじゃないんですかね。
クリスマスも近いですし。
さらに、女性におすすめの一品がこちらです。
これ、ちょっと不思議な形してませんか。
これも美容用のヤスリなんですが横を見るとちょっとカーブがありまして何かにフィットしそうですよね。
かかとなんですよ。
かかと用の美容ヤスリということで横をご覧ください。
おもむろに修業されてる方がいますが。
結構、女性ってハイヒール、履いたりするとかかとが、カチカチになること多いですからね。
角質を落としてすべすべにできる美容用のヤスリということなんです。
こちらのお値段は1つ6000円です。
プレゼントにぜひ考えていただきたいと思います。
そして、こうした美容用のヤスリというのは女性目線が入ったそうしたものを随所に生かしたものになっているんです。
きょう、私たちがいるのは冷え込んでますけども…。
新潟県のほぼ中央の燕市。
江戸時代から続く金属加工の職人の町です。
雪すごくないですか、きょう。
今、県内は暴風雪警報なんかも出ているのでちょっと注意しながらやっていきたいと思いますけどその中、こちらの作業場にお邪魔をしております。
女性目線のこだわりヤスリ何が違うのか。
ちょっと探っていきたいと思います。
こだわりのヤスリを作ったのがこちらの3人の方々。
その名も三人官女です。
社長の柄沢良子さん。
そして事務の伊藤栄子さん。
さらに、職人の岡部キンさんはなんと、御年91歳です。
今も現役の職人さんなんですよ。
お若いですね。
見えないですよね。
背筋も、しゃんと伸びて。
職人って感じもしますけど。
展示即売会とか百貨店の実演販売をすることによってこの3人は三人官女と呼ばれるようになったんですよね。
この会社、女性社長ですし女性が活躍する会社なわけですね。
では、そのこだわりのヤスリがどこにこだわりがあるのかご紹介していきます。
今回は三人官女のこだわっているところを2点ご紹介したいと思います。
まず、その1は繊細な研ぎ味です。
その研ぎ味を実演したいんですがはしのさんの指で比較してみましょう。
普通のものとこだわりのヤスリ、どう違うか。
まずは、普通のヤスリ。
平べったい、よく見るような爪ヤスリですが。
削れてる感覚ありますか。
すごく削れてる感覚あります。
ゴリンゴリンとね。
その爪の削った跡を下に落としていただいて。
少し多めに先ほど落としてありますが。
はしのさん、爪先を触ってみたらどうですか。
ちょっとギザギザな感じですか。
まあ、いいですけど。
もうちょっと丸めたいなっていう感じはします。
では、こだわりのヤスリで改めてやってもらいましょう。
ちょっと丸みがかかってる特殊な形をしています。
カーブがあるんですね。
爪の当たり具合どうですか、はしのさん。
滑らか。
岡部さんの手がやわらかくて、温かい。
そこも大切ですよね。
研いでもらうのに。
岡部さん、削った跡を下に落としていただいて。
指、触ってみてどうですか。
爪、触ってみて。
でも、なんかちょっと違う気がします。
この先のざらざら感がすごく、つるつる滑らかな感じがします。
その滑らかさというのは削った爪の跡でも分かるんです。
これ、ちょっと比較するように多めにやってみたんですが違い分かりますか、これを見て。
手前のほうが多いかも。
奥のほうが少ないかも。
こっちがこだわりの爪研ぎでやってみたんですがもっと分かりやすくするために拡大して見てみたいと思います。
そのために特殊なカメラを用意しました。
大きく大きく拡大してみたいと思います。
まず、見ているのは普通のヤスリで研いでみたものなんですがこれが普通のヤスリで研いだもの。
そして、そこからこだわりのほうに移ってみましょう。
今、カメラが映しておりますが。
現場のほうは分かりやすいかもしれませんけどこちらサイドのスタジオではどうなんですかね…。
細かいのかな。
鈴木さんは違いの分かる男じゃないんですか。
あー!そうだった!俺、違いの分かる男になりたいんだった。
全然、違うかもしんないですね。
これは使ってみて初めて分かるというのもありますけれども。
ちょっと違うところがこれで分かっていただけたかなと思います。
そして三人官女のこだわりその2なんですけれどもフィットするカーブ。
これにこだわっているんですね。
普通のヤスリは平らなものですよね。
これで、爪を研ぐとちょっと横滑りしちゃったりするんですよね。
これ、女性の爪研ぎあるあるかもしれませんけど。
だから、指を傷つけるのが怖いなという感覚がありますよね。
でもこのカーブがついたヤスリだとこうやって爪を包んでくれるようにこうやって、研がせてくれるので。
すごい、安定感が…。
ちょっとくぼみがあることによってなかなか横滑りしないそんなアイデア商品でもあるわけなんですね。
はしのさん、これふだん使ってる爪、研ぐやつはこういうカーブしてないやつばっかりでした?
私、まっすぐです。
それと比べてどうですか。
なんで、こっちに早く出会わなかったんだろうって今、思ってます。
やっぱりふだんから使う女性ならではの目線が入ってるのかなという気がします。
三人官女の皆さんもおもむろに自分の手を研いでますけれどもふだんから皆さんおしゃべりをしながら爪を研ぐ、そんな光景がこの会社では繰り広げられている。
確かに何かしながらでもできますよね。
この不思議なカーブどうやって生まれたのか社長の柄沢さん。
きっかけ、なんだったんですか。
カーブを作るというのは。
わが社は60年ぐらい前からこういうフラットなヤスリを作り続けていたんですが30年ぐらい前にプラモデル用としてカーブのヤスリができないかという依頼があったんです。
それで試行錯誤の末この技術が誕生しました。
プラモデルを作る人のためには、より繊細な部分をやるために曲げてほしかったわけですよね。
その曲げる技術が会社にはあったと。
何かに応用しようということで女性たちの意見が出てきてじゃあ、美容用のヤスリにやってみないかということでできたわけです。
素材もステンレスを使っていますので水洗いもできますし10年もってさびないという女性にうれしいそんな視点も入っている。
そう考えるとリーズナブルですよね。
10年もてばね。
試行錯誤とおっしゃいましたけどこのカーブがベストだと発見するのに時間がかかったんですか?
角度はそんなに時間は…。
アイデアの転換なのでもともとカーブする技術はあったので。
でも、この商品ができるまでは2年かかってます。
それから、かかとのこれのヤスリはカーブも絶妙なんですけれども実際にモデルとなる女性のかかとからこのカーブができているんです。
そのモデルとなったのが事務の伊藤さんのかかとなんです。
誰でも、かかとってみんな同じだから…。
言いだしたのはお前だっけお前の足出せと言われて私の足がモデルになったみたいなもんです。
意見出しながら作っていくので言いだしっぺのかかとを使おうということで。
いろんなこだわりのかかとヤスリですとか爪ヤスリ、見せましたけどそのすべての技術の中心にいるのが実は91歳の現役職人岡部さんなんです。
その技を見せていただきましょうか。
本当に岡部さん、元気で今も現役で、朝から夕方まで毎日、働いていらっしゃいます。
こちらの会社は本当に女性が大活躍なんですよね。
従業員が12人いらっしゃるんですがそのうち7人が女性ということで女性パワーならではの商品も生まれているわけです。
こちらには検品ですとかこん包をされている女性スタッフの方。
そして、音が聞こえてきましたがここが、その工房ですね。
ここで、すべての爪ヤスリなどが作られているわけなんですが。
岡部さんが今、座ってセッティングをしました。
ここが、いわゆる岡部ゾーン。
岡部さんの何十年も作業してきた場所です。
鈴木さん、まず機械のまず年季、見てほしいんですよ。
これ、昭和14年の創業以来ずっと使っている70年以上使っている機械なんですよ。
ちなみに岡部さん、職人歴何年ですか?
職人歴は50年以上です。
こちらの会社には子育て終わって30過ぎから職人になられまして。
準備ができたようなので岡部さんの技を見ましょうか。
手元に注目ですよ。
ステンレスの板が固定されています。
小気味いい音が響いています。
鈴木さん、どうですか。
これ何をやってる作業か分かります?
ヤスリの刻んでる部分が入ってるってことですか。
よく分かりました。
もう一度続けていただいてますけど。
この作業、目立てというとても重要な作業なんです。
とっても重要でとっても難しい工程を岡部さんが一手に引き受けてくれているということなんですよ。
この会社のヤスリの最終工程はほぼすべてこの岡部さんの手によって賄われているんですよ。
このたがねという工具にこの板に高速で打ち付けているんですね。
詳しく説明しようか。
急に上からになりましたねはしの先生。
ここ、爪ヤスリのアップですけどもともと、斜めに溝が入ったこれを機械でプレスしてるんですが…。
上が先端なんですけどそこに最終工程で岡部さんがやっているのがこれです。
このオレンジ色の横の線をたがねで刻みこんでいるのが岡部さんなんです。
斜めの線というのは削りにはあんまり関わらない部分なんですがこの横の線をしなければ削れない、削りの一番重要な部分ということですね。
これを入れると刃が立っていくわけです、横に。
線を入れていくと。
それによって繊細な研ぎ味が出るということですね。
岡部さんがいないと要は研げないということですね。
岡部さんいないと研げないんだ。
特殊なカメラで拡大した映像で岡部さんの手元を見たいと思います。
超アップの映像。
1秒間に10回のペースでたがねを当てているんです。
そうすると溝ができてるの分かりますか。
こうして、丁寧に丁寧に溝を刻んでいるわけです。
そして、こちらはスローの映像です。
これ1cmの間に24本の溝を刻み込んでいます。
この24本という数も岡部さんだからこそ実現できた数でもあるわけなんです。
ほかの方は24本刻めないんですか?
去年、実はこの24本という新記録を打ち立てて商品化したのが岡部さんなんです。
一番最初からご紹介しているこだわりの爪ヤスリができたのは岡部さん、90歳の夏ということなんです。
新商品開発に今も情熱を燃やしているんですね。
この目立てなんですけど一見すると機械で全自動のように見えたじゃないですか。
そういうふうに見えますね。
甘いですね、鈴木さん。
職人歴50年以上ですからそこにはもちろん職人の繊細な技が使われています。
それはどこに使われているのか岡部さん、もう一度。
鈴木さんもう始まってますよ。
職人技、始まってます。
なんだろう…足元?
いいところ目つけましたね。
足元も、もちろんなんですがもっとすごいことをやっているのは実は…。
岡部さんの左手に注目してみてください。
だんだんと…ちょっとずつ…。
レバーが?
岡部さんが動かしてるんですレバーを。
岡部さんが動かしてるんだ。
自動で動かしてるんじゃなくて。
進むのは自動なんですけど力加減を調整しているのは岡部さんなんです。
この微妙な繊細なタッチということなんですね。
一般的には、こちらが先端で先端の部分が細くてだんだん幅が広がっていきます。
先端から当てていくんですけどたがねを。
ここ、全部、溝を均一にしなきゃいけないんですね。
そのためには微妙な力加減が必要になってくるんです。
ということはたがねがありましてこの板がありまして幅が広くなるにつれてたがねを当てる力を、どんどん高速で強くしていかないということなんです。
面積が変わっていくので同じ力だと同じ溝にならないということなんです。
岡部さんは左手のレバーで超高速に動く、たがねの強さを微妙な感覚で調節していたということなんです。
職人です。
派手な動きはないけれどもやっぱり、岡部さんの後ろ姿に静の中の動というか力強さを感じますね、やっぱり。
岡部さんてれ笑いしています。
岡部さん、格好いいっす。
岡部さんが目立てしたあとはこのこだわりのヤスリ思い出してください。
カーブがついてましたよね。
このカーブをつけていくためには特殊なプレス加工が必要なんですけれどもそれは難しいんですけどもやっぱり、企業秘密ということでそこは教えられないんですけど。
いろんな技術が詰まってこのこだわりの爪ヤスリができてるということです。
分かっていただけたでしょうか。
それでは、三人官女が再び登場です。
ここからは3人にいろいろ教えていただきます。
ヤスリのプロが教える…。
意外と知らない…。
ヤスリはこれです。
リハーサル、結構うまくいったんですけど。
結構、練習しました。
その1のポイントなんですけど一定方向に研ぐというポイントがあります。
皆さん爪を研ぐときヤスリを往復させて研いじゃったりしませんか。
違うんです。
それは違うんですよね。
伊藤さんから今ありましたけど。
それは違うんだと。
一定方向にしなきゃいけない。
ヤスリの目っていうのは押すっていう目の立て方になってますんで引くと目はすれません。
それで、押して要するに、すっていただかないと爪は、すれません。
のこぎりとかをイメージしていただくと刃は一方にしかありませんので。
そして、爪を研ぐその2のポイントですけど爪を動かすというポイント。
皆さん、これを実践していただきたい。
私、経験あるんですけど利き手の爪を研ぐときに左手でやると結構、難しいんですよね、これが。
そのときは、やっぱり爪を動かすということなんですよね。
そのときには手のほうを動かしてください。
本当にきれいに研げます。
利き手じゃないほうは手を動かしてください。
利き手じゃないほうを動かすとなるとちょっと難しいんですけど利き手を動かす。
皆さん抑えていただければ皆さんも爪美人になれるということなんです。
この製品すべてに岡部さんの技術が詰め込められているわけなんですがその岡部さんの製品というのもまだまだ進化を続けています。
来年1月にはこのようなものが生まれます。
色がついてちょっと格好いいですよね。
カラフルでいいですよね。
これ特殊なコーティング加工がされてるそうですよ。
私は、これ。
(エリー)もしまた赤ちゃんができたらちゃんと産みます。
2014/12/17(水) 12:22〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「女性に人気の極上ヤスリ〜新潟・燕市(つばめし)〜」[字]
新潟県燕市で作られる爪やカカト専用のヤスリが女性たちに大人気!使い心地と切れ味抜群のヒミツとは?女性職人の手作り品、まさにかゆい所に手が届く極上ヤスリをご紹介!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】はしのえみ,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】佐藤俊吉 〜新潟県・燕市(つばめし)から中継〜
出演者
【ゲスト】はしのえみ,【コメンテーター】鈴木浩介,【司会】佐藤俊吉
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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