(テーマ音楽)いくら水をやっても全然大きくならないよ。
ジャバジャバやっちゃえ!ウサギ君冬はそんなに水やりをしては駄目よ。
えっ?何で?冬は植物の成長もゆっくりなの。
季節に合わせた育て方が大切です。
教えてくれるのは天野麻里絵さん。
一年中花があふれる空間を作り出すガーデナーです。
冬の水やりってどうしたらいいの?冬は土が乾きにくいの。
まだ湿ってるでしょう?待たなきゃ駄目。
気温の低い冬の水やりは午前中にやるのがポイント。
何で午前中なの?温かくなる日中は植物の活動も活発。
その時に水を吸収できるように午前中にやるの。
それに夜は寒さで土が凍る事もあるから夕方以降の水やりは厳禁。
なるほど。
凍ったら大変。
ちょっとだけにしよ。
ウサギ君ちょっと待って!冬は寒いからといって水を少なくしては駄目。
そうする事で根の呼吸に必要な新鮮な空気を送り込む事ができるんです。
もっとたくさん花が咲かないかな〜。
そうだ!肥料をやろう!ウサギ君冬は草花に肥料はほとんど要らないのよ。
え〜っどうして?寒い冬は植物の成長もゆっくり。
そんな時は肥料をやっても吸収しきれずに逆に弱ってしまう事があるの。
暖かくなる3月上旬にやってね。
麻里絵先生寒いね。
そうね。
そうだ!お花にも毛布掛けよう。
ウサギ君植物を寒さから守るのはそこじゃないのよ。
大切なのは根です。
葉や茎は寒さで傷んでも春にまた新しく伸びてくるから大丈夫。
でも根が凍ると枯れてしまう事があるの。
だから植物の根を寒さから防ぐ事が大切なのよ。
どうしたらいいの?土の上に樹皮で出来たバークチップを敷くと保温になります。
ヤシの実の繊維を敷いてもいいの。
ふわふわだね〜。
花壇や庭には土に返るバークたい肥がお薦め。
土の表面に2cmほど敷いて植物の根を寒さから守ってやりましょう。
冬のお手入れもやったしこれでバッチリだね!そうね。
冬の間は葉を枯らして根だけになった植物も春になると一斉に芽を出します。
生まれたての葉はこんなに真っ白。
きれいだね〜。
春が待ち遠しい!12回シリーズでお届けしている「秋からはゆっくりガーデニング」。
次回は「春になったら」です。
テキストも是非参考にして下さい。
2014/12/17(水) 12:50〜12:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸ビギナーズ 秋からは“ゆっくりガーデニング”▽冬の寒さを乗り越えよう[字]
秋から冬の花の育て方12回シリーズ。冬の間の植物の成長はごくごくゆっくり。水やりの回数、肥料、防寒対策など、寒い冬の間の育て方を紹介する。
詳細情報
番組内容
秋から冬に育てる花を12回シリーズで紹介する。第11回目は冬の間の手入れ。冬は植物の成長はごくごくゆっくり。水やりの回数も少なく肥料も控えめ。冬の間の手入れや防寒対策などを紹介する。植物の成長がゆるやかなこの時期は、春を待ちながらゆっくりガーデニングを楽しもう。
出演者
【講師】ガーデナー…天野麻里絵,【語り】伊瀬茉莉也
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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