事故に備えて、避難計画を策定する半径30km圏内には再稼働に反対する滋賀県や京都府の自治体も含まれていて、番組の一部に字幕のない部分があります。
大阪市が2年前に実施した職員への入れ墨調査を巡り回答を拒否した職員が処分の取り消しを求めていた裁判で大阪地裁は「調査は違法」と判断し処分の取り消しを命じました。
関西電力は電気料金の再値上げの申請を近く国にすることになりました。
関電は、家庭向け、企業向けともに電気料金の値上げを検討していて早ければ来年4月にも値上げされることになります。
値上げの理由については保有する原発の再稼動の遅れで4期連続の赤字となる恐れがあるためだとしています。
一方、福井県にある高浜原発3,4号機について原子力規制委員会はきょう、再稼動の前提となる審査に事実上「合格」したことを示す「審査書」の案を了承しました。
また、一部の自治体が原発から30キロ圏内に入るまた、一部の自治体が原発から30キロ圏内に入る滋賀県の三日月大造知事はさきほど会見を開きました。
今後の焦点は「地元の同意」に移ることになり、政府が周辺自治体にどのような姿勢で臨むのか注目が集まります。
【この部分は字幕がありません】海江田代表が落選し辞任を表明するなど迷走に歯止めがかからない民主党。
一刻も早く党の顔を決め、巻き返しを図るため今日午後、衆参両院の国会議員が集まり対応を協議しました。
衆院選で与党に勝利を許した民主党。
議席数は増やしたものの、海江田万里代表が落選する事態となりました。
野党第一党としての存在感を示せない危機的な状況の中、次のリーダーをどうやって決めるのか。
きのうの常任幹事会で一致結束するためにも党員やサポーターも参加できる代表選を実施する方針を決めました。
この方針を最終確認するためにきょう、民主党の衆参両院の国会議員が本部に集められました。
新しい代表の候補と噂されている岡田克也代表代行や前原誠司元外務大臣の姿も…。
新たなリーダーに求めるものを関西の国会議員に聞いてみました。
そして、午後4時半すぎから開かれた総会。
サポーター20万人と、党員3万人を含めて代表選を行うことが正式に決まりました。
来年1月18日に臨時の党大会を開き、新代表を決めるということです。
与党に勝利を許した民主党。
新たな党の顔を決めることで、反転攻勢となるのでしょうか。
【この部分は字幕がありません】少子化が進み大学間の競争が激しくなるなか、勝負にうってでた京都の龍谷大学。
生き残り策は「農学部」の新設でした。
なぜ今、農学部なのかその舞台裏に密着です。
きょうの特集は少子化の中、生き残りをかける大学の取り組み。
京都の龍谷大学は来年4月、国内では35年ぶりとなる「農学部」を新設します。
なぜこの時代に「農学部」なのか?新学部立ち上げに向け奔走する教職員の姿と舞台裏からその理由を探りました。
今年9月、滋賀県大津市に麦わら帽子に長靴の農作業ルックで集まった人たち。
来年4月に新たに設立される龍谷大学農学部長を始めとする教職員の面々です。
向かった先は収穫時期を迎えた田んぼ。
自らの手で稲を刈りとっていきます。
こちらは来年から学生の実習を行うための田んぼ。
教職員が農家の手ほどきを受けて一足先に体験しようというのです。
その広さは約2.7ヘクタール。
地元の農業法人から借り受けました。
国内で農学部が誕生するのは35年ぶりのことです。
最大のテーマは食の循環で、農作物の生産から流通、消費にいたるまでのプロセスに応じた4つの学科が設置されています。
「イチゴショートケーキ」を題材にした学部の紹介ビデオ。
農学が普段の生活と近い学問であることをわかってもらうための内容に仕上げました。
今年10月、農学部長と職員が連れ立って滋賀県内の高校を訪れました。
新たな学部ができることをPRするためです。
農学部の特色とともに受験科目なども説明し、志願者を増やそうと必死です。
高校側の反応は・・・他の大学との差別化を図るため聞きなれない学部が乱立する中、あえて農学部というシンプルな名前にしたことも評価されました。
これまでに訪問した高校は全国約300校。
新たな学部のため志願者数を読むことができず、教諭だけでなく、直接生徒に模擬授業などを通じて農学部の存在をアピールします。
一方、来年度からの授業の準備も着々と進んでいます。
農学部とは一見関係なさそうなうどんの調理実習です。
調理実習は農場実習と並んで必修科目で、農作物を育て、口にするまでのプロセスを体験してもらうのが狙いです。
実際には学生が農場で育てた小麦を使う予定になっています。
文系学部のイメージが根強い龍谷大学。
なぜ新たに農学部を立ち上げることにしたのでしょうか。
これは私立大学の農学系学部を志望する受験生の推移をあらわしたもの。
2009年度を100としたとき、年々、人気が高まっていることが一目瞭然です。
また農学部の女子学生の比率は20年前には29.9%だったのに対し、去年は43.5%に上昇、かつて農学部に抱かれていた男臭いイメージはもはや過去のものなのです。
一体なぜ農学部の人気が上がったのでしょうか。
創立123年を迎え私立で最も歴史が古い東京農業大学。
訪ねてみると女子学生がキャンパスにあふれていました。
就職先の幅が広がったことに加え受験方法の多様化で文系の生徒でも受けられることが人気上昇の理由のようです。
食の安全性が社会問題化する中で身近なテーマに関心が向きやすい女子学生の心をつかんでいるというわけです。
さて再び龍谷大学。
今月10日、農学部の設立事務室には緊張感が漂っていました。
実は公募推薦に応募してきた生徒の合格判定の日なのです。
つまり農学部にとって初めて合格者を決める日。
70人の枠に対し1262人の応募がありました。
待つこと1時間。
農学部長が廊下に出てきました。
果たしてどのような生徒が集まったのでしょうか。
大学の生き残り策として農学部の新設に動いた龍谷大学。
まずは来年の一般入試で優秀な学生を獲得できるかが勝負といえそうです。
【この部分は字幕がありません】きょうは12月17日。
ちょうど1か月先は、阪神淡路大震災から丸20年です。
当時、震災直後の神戸を8ミリカメラで撮り続けた市の広報職員がいました。
「記憶を風化させない」との思いから今回、映像を初めて公開しました。
カメラに残された「1.17の記憶」です。
映像は95年1月17日の朝8時30分頃から始まります。
撮影したのは神戸市広報課の職員だった松崎太亮さん。
あの朝、須磨区の自宅をビデオカメラを手に自転車で飛び出しました。
当時35歳。
広報マンとして冷静に被災状況を記録しようと考えていた松崎さんが目の当たりにしたのは火と煙に包まれてゆく町の姿でした。
長田で生まれ育った松崎さんにとって信じたくない光景ばかりでした。
約4時間かけて市役所に辿り着き車で再び町に出ます。
呆然と立ち尽くす人々。
公衆電話には行列、道路では大渋滞が起きていました。
しかし、広報マンとしての使命感から、松崎さんは1年以上にわたり被災地を撮り続けます。
カメラの重みで腕の軟骨がつぶれ手術を受けるほどでした。
その一方で被災者への配慮から映像の公開は避けてきました。
しかし、20年目を控えた今月初めて上映会を開くことを決意したのです。
会場に入りきらないほどの人が訪れました。
【この部分は字幕がありません】【天気予報は字幕がありません】強風で倒れたのでしょうか、大阪市此花区の国道で信号機がトラックを直撃しました。
午後2時12分頃、大阪市此花区の国道43号、伝法大橋南詰交差点で、「信号が倒れてきた。
運転していたトラックのガラスが割れた」と運転手から110番通報がありました。
警察によりますと、信号機は、走ってきたトラックのフロントガラスなどに直撃しましたが、運転していた男性と助手席に乗っていた男性にけがはありませんでした。
国道のすぐ近くには淀川が流れ、当時は急速に発達した低気圧の影響で強い風が吹いていたということで、警察は、強風で信号機が倒れたとみています。
大阪市の橋下市長が提案していた関西電力の株式を売却する議案が、きょう、議会の委員会で否決されました。
関電の筆頭株主としてこれまで株主総会で脱原発を訴えてきた橋下市長。
昨年度から配当がないことから、市の財源とするのではなく新たな投資に使いたいとして、市が所有する分のうち6800万株を簿価の340億円以上で売却する議案を提出していました。
しかし、委員会は、これまでに1300億円の配当があり、今売らなければならないほど財政が逼迫していないなどとして維新の会以外の反対多数で否決しました。
兵庫県加東市で71歳の女性が死亡するひき逃げ事件があり警察は静岡県のトラック運転手、高野清一容疑者をさきほど逮捕しました。
高野容疑者はきょう午前9時前、加東市北野の県道で近くに住む山本智子さんを大型トラックではねて死亡させ、そのまま逃げた疑いが持たれています。
高野容疑者は山本さんをはねた約30分後に「事故を起こしたかもしれない」と高速道路のサービスエリアから警察に通報。
警察が調べたところトラックの車体に血がついているのが見つかりました。
来年の初売りで登場する福袋の発表会が行われました。
来年は大坂夏の陣から400年。
純金の「大阪城」の値段は2015万円です。
希少価値が高いピンクダイヤがはめ込まれたリングは400万円。
値段にこだわらない消費者に向けて高島屋大阪店では100万円を超える福袋を35種類用意しました。
また、外国人観光客の来店が増えていることから免税対象のインバウンド福袋も来年初めて登場です。
高島屋の初売りは1月2日です。
【この部分は字幕がありません】2014/12/17(水) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
VOICE[字]【大学の生き残り策は農学部!?35年ぶり新設▽職員が記録した震災】
大学の生き残り策は農学部!?35年ぶり新設の思惑は▽職員が記録した震災
詳細情報
お知らせ
※番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
【番組HP】
http://www.mbs.jp/voice/
【facebook】
http://www.facebook.com/NEWS.VOICE
【Twitter】
https://twitter.com/voice_mbs
出演者
【キャスター】
西靖
西村麻子
【フィールドキャスター】
神