わさびじょうゆでさっぱりと頂くのがお薦めです。
バッグの中から取り出したのは…。
かわいらしいひつじ。
これ小物入れなんです。
使い勝手のいい大きさで化粧ポーチとしても大活躍。
かわいい姿にモコモコの手触り。
見てもなでても癒やされます。
革のベルトを付けるとバッグチャームに。
ファッションのワンポイントにもなりますね。
作って楽しくクリスマスプレゼントにもピッタリ。
紹介しますよ。
(ひつじの鳴き声)メェ〜って鳴いてましたね。
メェ〜ってね。
モコモコヌクヌクの小物入れです。
モコモコ。
大きさもねちょうどバッグの中に入りやすい大きさでいいですし何といってもこの手触りね。
フワフワなんですよね。
気持ちいいですよね。
ちょっと気持ち良くなります。
そして来年の干支がねちょうどひつじですからこれからの季節ちょうどいいですよね。
ひつじひつじ飼いはクリスマスのモチーフでもありますからクリスマスプレゼントにもお薦めです。
では作り方教えて下さる方ご紹介致します。
パッチワークキルト作家の花岡瞳さんです。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
花岡さんはパッチワークだけではなくこういった小物入れですとかぬいぐるみそれから前回この番組ではリバーシブルのバッグを教えて下さいました。
ホントにいろいろな物を布から生み出してらっしゃるんですがどうやって発想は生まれてくるんでしょう?あの…素材を見た時にひらめくんです。
ひらめいた?はい。
素材を見て?生地を見て?はい。
じゃあこれも?このフワフワも…。
この生地見た時にもうこれはひつじや〜って思ったんです。
ホントですか。
今日は花岡さんの最近の作品もスタジオにお持ち頂きました。
ちょっとこちらをご覧頂きましょう。
タペストリーですよ。
こちらタペストリーなんですけれども普通につなげるんじゃなくて3つのパーツをちょっとずらしてつなげてみました。
そうする事によってすごく動きが出てると思いません?その発想がすごいですね。
何か普通じゃないところに面白さがあるっていうんですかね。
生地の使い方も一番上の段柄物の布がそのまま…。
そうなんですよそのまま一枚ぎれを使ってるんです。
木々の葉っぱの感じになってるんですよね。
ここなんか柄のそのままを使ってるんですよね?動物がいたりとか…。
この生地を見た時にこれはもうここしかないって思ったんです。
すご〜い。
そしてこちらにはちょっと大きな物を…。
こちらはウールのひざ掛け用として作りました。
たまに壁に掛けたりソファーに掛けたりして使っています。
でもぜいたくなひざ掛けですね。
ねえ〜。
この生地合わせというか柄合わせも非常に面白いですね。
これもねご主人の例えばスーツの着なくなったやつとか…。
ああリメイク?使ったり。
そうなんだ。
古い生地とかも使っています。
ねえぜいたく。
こういった落ち着いた色合いでかわいらしい物を作るのが花岡さんの信条なんですけど今日の「モコモコひつじの小物入れ」もかわいいですよね。
セールスポイントをお願い致します。
今日は「モコモコでほっこりと!」です。
「モコモコでほっこりと!」モコモコでほっこり…。
ホントこれ見てるとモコモコほっこりですよ。
しかもこれまん丸じゃないんですよね。
そうなんですちょっといびつなところがかわいいと思いません?ねえ〜。
まん丸じゃないんです。
かわいい〜。
手作りの良さが際立ってますね。
この形にもね。
そうですね。
それではこの小物入れの作り方ご覧頂きましょう。
VTRです。
まず本体から作ります。
裏布から作業にかかります。
裏布は薄茶の木綿地または生成りでもいいですよ。
型紙を用意します。
厚紙で作ります。
裏布の裏面に…型紙に沿って出来上がり線を描きます。
ファスナー付け位置とその中央そして返し口にも印を描きます。
型紙を裏返して同様にもう一枚写します。
表布です。
ベージュのモヘアニットを使っています。
程よいモコモコ感がひつじにピッタリの生地ですね。
裏布と表布を…両方とも縫います。
わかりやすいように赤の糸を使っていますがベージュの糸を使って下さい。
返し口は縫わないように注意しましょう。
こちらは接着キルトしんです。
のりの付いたキルトしんです。
型紙を写して出来上がり線に裁ち切ります。
本体と前後の2枚裁ちます。
接着キルトしんののりの面を下にして裏布に重ねます。
アイロンは滑らせると布がよじれますので押さえつけるようにして当てて下さい。
縫い代を0.7センチに付けてカットしくぼんだ部分には切り込みを入れます。
割り箸などを使うと返しやすいですよ。
これで表に返りました。
わかりやすいように赤の糸を使っていますがベージュの糸で細かく縫って下さい。
もう一枚も同様にします。
これで前後はできました。
ひつじのアップリケ用の布は黒のプリント柄の木綿地を使っています。
黒のプリント柄というのは地模様があるんですよね。
布の裏面に各パーツの型紙の裏面を上にしてバイアスを置いて印をつけます。
縫い代分の間隔をあけておきましょう。
耳の部分は布を下に折り込み二重にします。
耳は立体にしますので2枚ずつ必要ですがこうして裁っておくとそれぞれの形がそろって手間も省けます。
それぞれ縫い代を付けて裁ちます。
顔です。
縫い代の真ん中をしつけ糸でぐし縫いします。
接着キルトしんを型紙どおりに裁ち切りアイロンで接着します。
型紙を重ねぐし縫いした糸を引くと顔の形が出来上がります。
ぐし縫いの糸は縫い留めておきます。
足2枚も同様にぐし縫いをして型紙を当てて糸を引き形を作ります。
アイロンで整えたら型紙を外し糸は縫い留めておきます。
耳はそれぞれ中表に合わせ返し口を残して出来上がり線どおりに半返しで縫います。
耳を表に返します。
まず先端の縫い代を1針縫います。
小さいですから返しにくいんですよ。
そしてゆっくりと糸を引いていくときれいに表に返ります。
あら便利。
もう一つも同様にして表に返して下さい。
顔に…黒糸で縫って下さい。
顔に両耳が付きました。
今度は本体にひつじのパーツをアップリケします。
前本体の表布に型紙を当てて各パーツをのせ位置を決めます。
顔と足です。
黒糸で縫って下さい。
耳の周囲は立体になるのでまつりません。
本体にアップリケができました。
ペロンとかわいいですね。
そうですね耳が浮いてます。
では次に顔に刺しゅうをしていきます。
顔に色鉛筆で下絵を描きます。
刺しゅう糸は25番の生成りです。
2本どりです。
刺していきます。
目はストレート・ステッチです。
糸はなるだけ表布と裏布の間を通しましょう。
裏に玉結びが出ないように気をつけて下さい。
ストレートですのでまっすぐに針を落として一文字に縫って下さい。
鼻はフライ・ステッチで刺していきます。
フライ・ステッチっていうんですか?はい。
「Y」とか「V」の字を刺す時に使う手法ですね。
フライ・ステッチは糸を出した横に針を入れ下方向の中央から針を出します。
その時に糸をひっかけるようにしてゆっくり引っ張ると「Y」の字になります。
猫とか犬とかみんな鼻はこれでいけそうですね。
口はアウトライン・ステッチで刺していって下さい。
こんなふうにアウトラインで刺していきます。
刺し終わったら最後は裏に返して玉留めをします。
玉留めをしましたら玉留めは間に入れ込んで下さい。
これで顔ができました。
さあ仕上げですね。
はい。
本体を縫い合わせます。
作業しやすいように待ち針を打ちます。
生成りの糸で縫って下さい。
表布の毛足は針で押し込みながら細かく縫いましょう。
これで回りがかがれました。
上の所はファスナーが付く位置です。
形を整えたら次にファスナーを付けていきます。
14センチのベージュ色です。
ファスナーの中央に印をつけます。
本体の中央の合い印とファスナーの中央の印を合わせて待ち針を打ちます。
左右均等に待ち針を打ったらファスナーを付けていきます。
ファスナーを…ベージュの糸で縫って下さい。
縫う位置はファスナーの務歯ギザギザの所ですね。
そこの0.3センチ下の所をまつって下さい。
ファスナーのギザギザは務歯っていうんですね。
そうなんですはい。
まつれましたら裏に返してファスナーの縁をまつって下さい。
表に返して完成です。
メエ〜。
手順どおりに作っていきますとホントにあんまり難しくなくできそうですね。
そうですね小さい物ですので簡単にできますよ。
これそして先生表情がね一つ一つちょっとずつ違うじゃないですか。
そうです。
たぶん作る人によっても違うんでしょうね?たぶんね。
ちょっと怖い顔になったりその日の気分によって…。
その日の気分?悲しい顔になったり…。
たれ目になったり…。
たった1針なんですけどちょっとの事でねずいぶん違うんです。
あとね先生この裏がね刺しゅうしたのにすごいきれいなんですよね。
これはどんなふうにしてるんですか?こちらにちょっとサンプルお持ちしましたけれども…。
顔の刺しゅうの裏側が美しいという事で。
玉結びとかは全部本体と裏布の間に入れ込んでしまいます。
プッと引っ張ったら入るんですね?玉結びこしらえて糸をククッと引っ張ったら中にプツッと入りますので。
そうするとこんなにツルンときれいに仕上がるんですね。
裏側にもひびかないで…。
そうです。
ここに玉結びがあると使っていても汚いしひっかかって切れてしまいますよね。
なるほどその一手間ですね。
そしてこの小物入れの魅力は何といっても本体のモコモコの生地ではないでしょうか?どういうのを選んだらいいんでしょう?今回使ったのはニットですね。
モヘアニットです。
これ同じ物です。
これですね。
こちらはフリース。
うん。
ピンク色がフリース?はい。
こちらがシープボア…。
はい。
こちらがテディボアです。
クマを作る時の…。
こういう物がすごく向いていると思います。
作りやすいです。
今回の小物入れにはどの布を使っても大丈夫ですか?はい大丈夫ですね。
それとこちらにお持ちしたのはちょっと毛足が長い分なんですけど…。
ちょっとこちらは毛足が長くて扱いにくいので初心者にはちょっと難しいかなと思います。
見た目は似たようですけど…。
だいぶ厚みも違いますし…。
毛足が長いですね。
これはちょっと難しいって事ですね?こちらの方がお薦めです。
なるほど。
ここまではひつじさん正面向きのね小物入れを教わりましたけれども少しひつじのポーズを変えてみたいと思います。
こちら。
あっ。
いかがですか?横向きと縦。
縦長。
縦長。
ちょっとね親近感を持ってしまいますね。
これは?こちら縦長の方は後ろにファスナーが付いてますのでちょっとスマートな感じで。
あ〜かわいい。
背中がねかわいいんですよね。
ねえ〜。
こちらの方は横長。
横長が顔がちょっと飛び出てるんです。
これ裏から見てもすごい…。
リアルな後ろ姿。
そしてこれねファスナーがしっぽになってるっていう。
かわいいですねこれね。
持ち手の所がしっぽなんです。
じゃあ今度はこの2つの応用作品。
基本作品と違う所をVTRでご覧下さい。
まず横長ひつじの小物入れからです。
足も耳の立体になります。
基本形の耳と同じように作ります。
前足と後ろ足はそれぞれずらしてしつけをかけて留めておきます。
次に顔です。
後ろ側の布に両耳を縫い付けます。
2枚を中表に合わせて。
返し口を残して半返しで縫います。
返し口から返して顔を刺しゅうします。
どこから針を入れるんですか?刺しゅうの時。
横の縫い目の所から。
あ〜そうなんですか。
次に足を付けます。
裏布の足を付ける位置に待ち針で印をつけます。
裏布をめくり足を付ける位置に置いて待ち針で留めしつけをかけて下さい。
待ち針は外しておきましょう。
返し口を除き…。
出来上がり線にミシンをかけます。
足は表布と裏布に挟まれた状態で仕上がります。
この足が微妙にずれてる所いいですよね。
ずれてるのがね。
いいかわいい。
次に顔を取り付けます。
待ち針で顔を留めて下さい。
耳の周囲を除いてたてまつりで顔をまつっていきます。
顔の裏側は本体の線に沿ってたてまつりでまつります。
これで横長が完成しました。
キャンデーとかねチョコレートなどを入れて使うと楽しいですね。
ちょっとかばんの中もすっきりですものね。
続いて今度は縦長のひつじの小物入れです。
前本体と後ろ本体です。
基本的な作り方は同じです。
本体を作る時後ろ側を中央で分けるのがポイントです。
そこにファスナーを取り付けて完成です。
何か背中が哀愁を帯びていて…かわいい。
背中が何か語ってる感じでした。
いろいろな物を入れて使ってみて下さい皆さん。
ホントに基本作品ちゃんと作り方覚えたらいろいろ応用して。
そうですね。
いろんなポーズを作れそうですね。
ホントですね。
ぜひ3つとも作ってほしいですね。
今日はアレンジのしかたも教わりたいと思いまして後ろにオーナメントが飾られています。
こちらはこの型紙より70%に縮小して小さめに作りました。
なるほど。
クリスマスツリーにかけてもかわいいですしね。
そのあとお正月ねそのまま壁飾りでもいけますものね。
これは顔の刺しゅうがありませんね。
そうですね。
見た人にご想像にお任せして。
その日の気分で笑ったり怒ったり…。
イマジネーションが広がります。
さあ今度はこちら。
バッグチャームなんですよ。
かわいい〜。
こちらは同じ物をただ革のひもを…ベルトを付けただけです。
色が真っ白になりました。
そうです。
ちょっと色が違うとずいぶん雰囲気も変わりますね。
このまま小さいお子様のハンドバッグに。
ホントかわいい〜。
革ひもを長くすればポシェットにもなりますね。
かわいいしホント便利ですね。
はい。
そしてこの手前に並んでいますのがグリーティングカード。
こちらはこの余った生地を切ってのりで貼っただけです。
クリスマスカードにもねなりますし…。
ちょっと一工夫ですね。
はい。
ホントに少しの生地でできますのでこれからクリスマスカードとしても使えますのですごく…。
ねえ年賀状としても使えますね。
そうですね。
郵便配達の間に取れてしまうと怖いので封筒に入れて大事にお送りしたいですね。
ホントに発想一つでいろんなアイデアが広がってきますね。
楽しいですね。
はい。
いっぱいいっぱいいろいろ作りたくってひつじだらけにおうちがなりそうですけれども手作りってホントにいいですね。
そうですね。
手作りはホントに作る人オンリーワンの物ができますので…。
今日教わった事を基本にしていろいろアレンジすると…。
組み合わせも自由自在ですのでひつじの色を変えてみたり顔をちょっと動かしてみたりする事で全然また違った物ができますのでぜひ楽しみながら作って頂きたいと思います。
生地もモヘアニットだけでなくいろいろありましたよね。
フリースですとか。
そうです。
お子さんにいかがでしょうか?もう娘たちは「絶対作る」って言いますね。
もう帰って作ります。
ぜひ冬休みに。
ねえ冬休みに。
楽しんで下さい。
今日は花岡さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今日教えて頂きました「ひつじの小物入れ」。
「すてきにハンドメイド」のテキストに掲載されています。
12月号になります。
表紙もねこの「モコモコひつじの小物入れ」なんですよ。
これを目印になさって下さい。
そして次回の「すてきにハンドメイド」は…。
こちらもぜひお楽しみに。
(テーマ音楽)2014/12/11(木) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
すてきにハンドメイド「モコモコひつじの小物入れ」[字]
今回は来年の干支(えと)をモチーフにしたモコモコの小物入れ。「見てかわいく持つと癒やされ女子がうっとりする作品」をパッチワーク・キルト作家・花岡瞳さんが伝授。
詳細情報
番組内容
師走は「作って楽しく、贈って喜ばれ、使ってウキウキする“あったらいいな”」をハンドメイド!今回は、来年の干支(えと)「羊」がモチーフの「モコモコの小物入れ」。「ボア」で作り、ひもや鎖を付ければ、バッグチャームとしても使え、クリスマス・オーナメントやドア飾りにもなる。「手に取ると癒やされ、使う度にウキウキするような、女子がうっとりする作品を目指した」というパッチワーク・キルト作家・花岡瞳さんが伝授。
出演者
【ゲスト】奥野史子,【講師】キルト作家…花岡瞳,【司会】杉浦圭子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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