この時間は午後６時１５分まで字幕放送をお送りします。
３人の教授が晴れの舞台に臨みました。
私たちの生活を大きく向上させた青色発光ダイオード。
その実用化を成し遂げた日本の３人が、ノーベル賞の授賞式で、スウェーデン国王からメダルを授与されました。
ついに迎えた、ノーベル物理学賞授賞式。
華やかな衣装を身にまとった日本人受賞者たちが、会場へと向かいます。
すばらしい。
王族の方とお会いできるのが、大変楽しみです。
いってまいります。
天野教授の妻、香寿美さんは、金の帯を締めた着物姿です。
娘の彩さんの振り袖は、京都で買ったといいます。
日本時間午前０時半、ストックホルムのコンサートホールで始まった授賞式。
最初に入場したのは、日本人受賞者の３人です。
赤崎勇終身教授、天野浩教授、中村修二教授３人が並び、席につきました。
青色発光ダイオード・ＬＥＤを世界で初めて発明、実用化に導いたことで、ノーベル物理学賞を受賞した３人。
スウェーデン国王と固く握手を交わし、メダルと賞状が手渡されました。
家族も、その姿を見守ります。
賞金は日本円でおよそ１億２６００万円。
３人で均等に分けられます。
授賞式を終えた３人は。
めちゃめちゃ緊張しました。
メダルは重かったです。
メダルの感触は？
いや別に、ただの金属ですよ。
授賞式のあとは、華やかな晩さん会。
１２００人余りの出席者が集まる中、天野教授と中村教授は、会場の真ん中に座りました。
天野教授が笑顔で話すのは、スウェーデンのシルビア王妃です。
娘の彩さんも、王妃との会話を楽しんだ様子。
注目されていた料理は。
前菜に、タラバガニのマリネとカリフラワーのクリームスープ。
メーンはトナカイの肉のローストなど、スウェーデン料理です。
さらに炎と共に運ばれたのはデザート。
ベリーのムースやケーキなどの盛り合わせです。
そして、スピーチでは。
ノーベル物理学賞の受賞者の方を、ご紹介できることは、大変光栄です。
中村教授が、日本語で紹介されました。
６時間以上に及んだ授賞式と晩さん会。
よかったですよ、おいしい食事で楽しめました。
いやぁ、すばらしかったですけど、だいぶ疲れましたんで。
ダンスはされましたか？
しませんでした、ちょっと着物だったので。
一方、スウェーデンの隣の国、ノルウェーでは。
今、マララさんがホテルを出ました。
いよいよ始まる授賞式へと、車に乗り込みます。
史上最年少でノーベル平和賞を受賞したのは、パキスタンのマララ・ユスフザイさん１７歳。
インドの人権活動家、カイラシュ・サティアルティさんと共に受賞しました。
天野さんらは、１１日はスウェーデン王室の晩さん会に出席するなど、行事はまだまだ続きます。
スーパーの棚から商品の撤去が相次ぎました。
カップ麺のペヤングブランドの焼きそばに虫が入っていたと指摘された問題で、製造元のまるか食品は、すべての商品の製造と販売の休止に踏み切りました。
きょう、都内のスーパーでは。
店頭から商品を回収する作業に追われています。
売り場から撤去されていたのは、まるか食品が製造・販売するインスタントのカップ焼きそば、ぺヤングです。
そのほかにも、同社のわかめスープなど、４種類の商品、１２０個ほどを撤去していました。
今の段階ではね、まあ、一応大事をとって、回収をしたほうがいいのかなという状態ですよね。
このスーパーでは、撤去した商品は、まるか食品に返品する方針だということです。
事の発端は、消費者が、ぺヤングに異物が混入していると、ツイッターに投稿したことでした。
今月３日、まるか食品は、投稿した本人に連絡。
面談した際に、中に入っていたとする、ゴキブリと見られる異物を実際に確認したといいます。
その日の夕方、保健所がまるか食品の本社工場への立ち入り調査を実施。
製造過程で異物が混入した可能性が否定できないと、まるか食品に原因の調査・報告を求めました。
そして翌日、まるか食品は本社工場の製造ラインで作られた、異物混入が疑われる２種類の商品、およそ５万個の自主回収を発表したのです。
このときまるか食品は、通常の製造工程上、このような混入は考えられないとしていました。
しかしきょう、まるか食品は、外部委託機関からの分析結果から、製造過程での混入の可能性は否定できないとし、ペヤングブランド２４種類、すべての商品の販売を休止しました。
きょう午後、まるか食品の本社工場前では。
今、工場の中から段ボールが、トラックの中に積み込まれています。
無造作に置かれていたごみ袋の中には、焼きそばの麺らしきものが見てとれました。
これは４年前、私たちが、まるか食品の製造工程を取材した際の映像。
今回、異物が混入した可能性がある本社工場とは別の工場です。
１枚の大きな生地がカットされ、蒸すなどしたあと、箱詰めされる焼きそば。
今回、まるか食品は、品質管理の徹底を図るため、全工場を休止。
この工場も休止されることになりました。
突然のペヤング販売休止に消費者は。
ショックですね。
正直、ペヤング結構好きで、週に１回は必ず食べてたので、ショックな気持ちは隠せないですね。
そんなことがね、あるとは思ってなかったので。
なんか、どうしてほしいと？
不安を感じます。
これからちゃんと自分で、なんでも確認しないといけないなって。
消費者の間に広がる、食の安全への不安。
どう向き合えばよいのでしょうか。
どこで入ってくるか分かりま
インスタントの焼きそばに、虫が混入したと見られる問題で、すべての商品の販売休止を発表したまるか食品。
全社を挙げて信頼回復に全力を尽くす所存です。
揺れる食の安全。
専門家は。
誰が見ても、異物だと分かるという、そういう状況なので、なんでそういうものが、見過ごされていってしまったのかなという意味では、ちょっと疑問ですね。
一方で、すべての異物を発見するのには限界があるため、消費者も食べる前に注意を払ってほしいと話します。
封を開けたときに、においだとか、あるいはちょっと見て、何か異物みたいなものがないのかというような、そういったところをちょっとやっぱり見てほしいですね。
食べる前に一応見てみるといったことはやっていただきたいですね。
まるか食品は、自主回収を決めた２商品以外についても、まるか食品に送付してもらえれば、返金対応をするとしています。
鎌田さん。
昔、よくペヤングやきそば食べました。
おいしいですよね。
おいしいですよね。
たまに食べたくなるんですよね。
企業側としてはちょっとつらいと思いますけれども、でも、できるだけ早い対応が大事で、それに対して今、一生懸命やっているし、もう一回、全部工程を見直すということもいいことだと思いますよね。
食品に関しては、できるだけとにかく、全力でどの企業も、安全を確保する努力をしないといけないと思います。
食品の価格が上昇する中、庶民の味方となっているモヤシに異変が起きています。
スーパーでは常に手ごろな価格で売られているモヤシが、値上がりするかもしれません。
千葉県にある中華料理店。
こちらの店の名物が。
お待ちどおさまです。
おー、すごい！これがうわさの。
こんなすごいの、初めて見たよ！
麺が見えないほど盛られているのは、モヤシです。
うん。
しゃきしゃきしてて、いい歯応えですね。
１杯に使うモヤシは、なんと３袋以上。
量がとれるのがやっぱりあるので、結構、思い切って使ってます。
安く仕入れられるため、でか盛りにぴったりというモヤシ。
けさ仕入れた量は、段ボール４箱分にもなりました。
今、主婦の味方、モヤシの価格に異変が起きているのです。
国内最大のもやし生産者団体は、苦境に立たされていました。
原料高に悩んでいまして、もう経営的に大変厳しくなってきてます。
今までは我慢し続けてきた、もう我慢の限界まで来た。
きのう、全国５００のスーパーなどに、モヤシの価格見直しを訴える文書を出したのです。
値上げの可能性が出てきたモヤシ。
生産現場では、何が起きているのでしょうか。
おー！大きな容器の上に、もうせり出すように出てきてますね。
こちらのタンクで、５０００パック分が出荷されるモヤシ。
モヤシの固まりが今、どすんという音とともに落ちてきました。
生産者の頭を悩ませているのは、原料となる緑豆の高騰です。
生産者協会によりますと、緑豆の仕入れ価格は、去年と比べ、２割から３割上昇。
しかし、小売り店の店頭価格が上がらないため、原価上昇の負担を、生産者が抱え込む事態になっているのです。
緑豆の８割を占めるのが中国産。
高騰する訳を、中国の流通業者に聞きました。
お財布に優しい主婦の味方、モヤシ。
しかしきのう、国内最大のもやし生産者協会が、スーパーに価格見直しの文書を提出。
値上げの危機が迫っています。
その一因は、４年前から続く中国産の緑豆の高騰です。
中国の流通業者にその訳を聞くと。
中国などでの生産量の減少により、緑豆の相場が上昇。
また、円安により輸入価格も上昇しているため、来年はさらに原価が高騰すると見られています。
小売り店での販売価格はどうなっているのでしょうか。
きょう、スーパーを訪ねてみると。
こちら、モヤシが２８円で売られています。
このお店では、１年を通して２０円台後半で販売。
特売価格が当たり前となっているため、今のところ、モヤシの価格を上げる予定はないといいます。
お客様が長年、ずっとモヤシっていうのは安いっていうイメージが、イメージついているものがあるんで、値上げをもしお店のほうでもしたとしたら、たぶん売れ行きとしては、だいぶ落ちちゃうのかなと思いますよね。
総務省の小売物価統計調査によりますと、２００グラムのモヤシ１袋の全国平均価格は３１．６円。
しかし、生産者協会は、４０円程度が適正価格だと訴えています。
毎年１０社以上のモヤシ屋さんが廃業しているというのが、今のこの業界の状況です。
値上げするか、廃業するか、どちらかに、もう割り振りされてしまう。
値上がりの可能性について、お客さんは。
モヤシ高くなると、量が増えなくなるから、結構、痛手ではありますよね。
安いからね、すごく助かってましたけど。
どうしても食べたくなったら買うか分かんないけどね、
今後、モヤシの価格を見直す動きが出てくるのでしょうか。
香港の警察などはきょう、民主的な選挙を求めて座り込みが続く、政府庁舎前の幹線道路で、デモ隊の強制排除に着手しました。
警察は現場に出入りができないよう、道路を封鎖したうえで、参加者を１人ずつ連れ出して拘束しています。
一部の参加者は、最後まで居座るとして、抵抗する構えですが、拘束者はさらに増えると見られます。
アフリカのコンゴ民主共和国にある日本大使館の公金およそ２０００万円を着服したうえ、大使館に放火した罪に問われていた、元外務省職員、山田真也被告に東京地裁は、懲役１２年を言い渡しました。
東京地裁は、2014/12/11(木) 17:53〜18:15
読売テレビ１
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。
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