アカウント権限

Google アカウントの [アカウント権限] ビューには、サードパーティのサイトやアプリケーションの一覧が表示されます。ここに表示されるサイトとアプリケーションは、Google アカウントへのアクセス権限を付与したものです。この一覧では、サイトやアプリケーションがアカウントのどの情報にアクセスできるのかを確認できます。

たとえば、友だちとスケジュールを立てることができるアプリケーションをダウンロードした場合、このアプリケーションは、会う時刻や友だちの候補を表示するため Google カレンダーと連絡先へのアクセスをリクエストしている可能性があります。

アプリケーションによる Google アカウントへのアクセスにはさまざまなレベルがありますが、以下にいくつか例を示します:

[フル アカウント アクセス]

フル アカウント アクセスを付与すると、アプリケーションは Google アカウントのほぼすべての情報を表示・変更できます(ただし、パスワードを変更したりアカウントを削除したり、ユーザーの代理として Google ウォレットで支払いを行ったりすることはできません)。

一部の Google アプリケーションについては、フル アカウント アクセスが付与されている場合があります。たとえば、iPhone にダウンロードした Google マップ アプリや、パソコンにダウンロードした Picasa ウェブ アプリには、フル アカウント アクセスが付与されます。

Android や iPhone のセクションもあります。端末を紛失した場合は、その端末での Google サービスへのアクセスを取り消すことができます。後で端末が見つかった場合は、ユーザー名とパスワードでログインするだけで、その端末で Google サービスを使用できるようになります。

この [フル アカウント アクセス] 権限は、個人で使用しているパソコンや携帯電話、タブレットにインストールした、完全に信頼しているアプリケーションにのみ付与する必要があります。

信頼できない、または不明なアプリケーションにフル アカウント アクセス権限を付与してしまった場合は、[アクセス権を取り消す] ボタンをクリックしてこの権限を取り消すことをおすすめします。

[プロフィール基本情報の表示]

この権限を付与されたアプリケーションは、アカウントの基本データ(名前、メール アドレス、性別、国など)にアクセスできます。このアプリケーションは Google アカウントを使用してログインすることもできます。したがって、Google にログインしている限り、このアプリには Google のユーザー名とパスワードでログインできます。このため、新しいパスワードを覚えておく必要も、新しいアカウントを作成する必要もありません。

読み取り権限と書き込み権限について

一部のアプリケーションやサイトの権限には、読み取り/書き込み権限が含まれている場合があります。そのため、これらのアプリケーションやサイトでのユーザーのアクティビティに関する情報が、使用している Google サービスに送信されることがあります。たとえば、走った距離を記録できるアプリを端末にインストールしている場合、このアプリに Google+ に対する読み取り/書き込み権限が付与されていると、Google+ ページに走った距離が投稿されることがあります。