あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県田野畑村 佐々木升さん」 2014.11.26


(テーマ音楽)岩手県田野畑村の農協職員…津波で近くにいた友人たちを助ける事ができませんでした。
あの日事務所で勤務中だった佐々木さんは大きな揺れを感じ同僚たちと急いで外へ出ました。
しかし揺れは収まりません。
消防団でもあった佐々木さん。
担当の島越地区に車を走らせました。
途中消防団仲間から何人かが水門にいると聞かされ避難させようと向かいました。
水門の上にいたのは佐々木さんと親しい消防団員が4人漁師が2人。
全員海を眺めていました。
声をかけたのに気付かない仲間。
佐々木さんも水門に上がりました。
小学校跡の避難所へ逃げた佐々木さん。
避難していた30人ほどに山の上に逃げるように叫びました。
佐々木さんも小学校1年生の男の子を抱きかかえて山へ登りました。
避難所に止めてあった車も民家も巨大な津波によって流されてしまいました。
佐々木さんは避難所で水門にいた消防団仲間の妻に声をかけられます。
堤防にいた6人のうち消防団員1人だけが津波から逃げる事ができました。
残る5人は翌日からの捜索で遺体となって発見されました。
仕事を続けるのもつらくなった佐々木さん。
職場の上司から言われたひと言に救われました。
佐々木さんは今再びこの海と向き合っています。
2014/11/26(水) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県田野畑村 佐々木升さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の「あの日」の証言。岩手県田野畑村の消防団員・佐々木升さん。一緒にいた団員仲間を救えなかったことを悔いている。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した方々の「あの日」の証言。岩手県田野畑村の消防団員の佐々木さんは、地震のあと津波に備え、団員仲間と海岸近くの水門を閉めようとしていたときに津波に襲われる。佐々木さんは間一髪で助かったが仲間は亡くなった。仲間を助けられなかったことを悔い、生きる気力を失っていた佐々木さんを救ったのは、先輩の「お前は海の男だろう」という言葉だった。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:13699(0x3583)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: