ゆうどき▽松崎しげるさんが冬の富山を訪ね、地元の人々と触れ合う。 2014.12.18


生字幕放送でお伝えします山本⇒こんばんは。
「ゆうどき」です。
日本列島雪に悩まされています。
合原⇒これからの天気の見通しについてです。
この週末はどうなりそうですか?平井⇒あす、あさっては冬将軍ひと休みです。
また日曜日から冬将軍が戻ってきそうです。
日本海側がまた吹雪となりそうです。
そんな雪の影響が出ている今の北海道の様子です。
小樽の様子です。
雪は積もっていますけれども今は降っていないようです。
今後、どうでしょうか。
このあと、まだ今夜までは吹雪には気をつけてください。
北風が吹いて雪が伴ってきますと前が見えなくなります。
あしたになりますと、この吹雪もおさまってだんだんと風も弱まってくるということになりそうです。
このあとは、いったん吹雪に警戒ということですね。
今夜までです。
天気が気になるところ、ほかにもあります。
ニャンカメが出ています。
吉田さん!吉田⇒横浜のランドマークタワーその手前には赤レンガ倉庫が浮かび上がっているのが分かると思います。
その赤レンガ倉庫の前にあるのがこのスケート場なんです。
ことしで10年目を迎えました。
今の横浜市内気象台によりますと7度とそれほど気温は低くないのかなと思いますが、この風がちょっと強くて非常に寒い、ただ皆さんの表情見てください、笑顔、笑顔、笑顔です。
子どもたちも学校が終わって笑顔で滑っています。
このところスケート人気で、週末には3000人ほど訪れる人気の場所です。
このスケート場はアートリンクと言われていて周りを見てください。
LED、7000個を使った装飾もされています。
くるりと回ってきてくださったのが、広報担当の建部さんです。
きょうのスケートリンクのリンクの状況はどうですか?建部⇒きょうは晴れていて、状況はいいんですけれども、横浜赤レンガ倉庫、横が海なので海風が寒いです。
天気にこのリンクは左右されますか?雪と雨に弱くて、空気を多く含んでいます、雨の場合は不純物を多く含んでいるので整氷作業が、始まります。
皆さん気をつけてください。
平井さん週末、天気はどうでしょうか。
平井⇒見ていきましょう。
スケート日和の日が3日のうち2日あるということです。
あした、金曜日はよく晴れます。
風も弱くて穏やかなスケート日和です。
あさっては曇りから午後は雨になります。
午後になればなるほど雨が降りやすくなります。
日曜日は晴れていきます。
風が冷たいかと思います。
あしたと日曜日は、スケートをするには本当にいい天気です。
全国の天気、お願いします。
まとめますとあすは全国的に穏やかな天気冬将軍が見えています。
ひと休みです。
あさって雨のあとは再び冬将軍がやって来そうです。
今度の冬将軍今いる冬将軍大相撲でいうと横綱級でしたら大関ぐらいですそれでも強いです。
今回ほどではないけれども強い冬将軍です。
あす金曜日は高気圧に覆われて、穏やかに晴れます。
風が弱くて、穏やかに晴れます。
全国的にそうです、あさっては低気圧が日本海側と太平洋と両側に2つとも通ります。
雪が降るほどではないんですけれども雪国も雨で雪崩や落雪に注意です、さらに日曜日になりますと振れば雪の目安の寒気が西日本まで南下してきます。
低気圧が北海道の東側に発達します。
北日本を中心に風が強まります。
5時になりました。
ニュースをお伝えします。
経済産業省は、再生可能エネルギーの買い取り制度を抜本的に見直す方針を正式に発表しました。
電力会社が、太陽光などの電力の買い取りを、いつでも制限できるようにすることで、新規の買い取り余地を確保する一方、住宅での発電も制限の対象とすることにしています。
それによりますと、発電量が不安定な、太陽光と風力発電について、発電量が需要を上回るおそれがある場合には、電力会社が、いつでも買い取りを制限できるようにすることで、新規の買い取り余地を確保することにしています。
すでに契約している事業者については、買い取りは原則制限されません。
また、安定して発電できる地熱や中小規模の水力発電は、これまでどおり、電力会社への買い取り義務を継続することで、事実上、優先的に買い取る仕組みに変えることにしています。
一方、買い取りが制限される対象については、これまでの大規模な事業者だけでなく、住宅での太陽光発電などにも広げるとしています。
経済産業省は、来年1月中旬をメドに、制度の見直しに必要な省令を改正することにしていて、電力各社の間で、ことし9月以降、相次いだ、一時的な買い取りの制限も解除される見通しです。
ことし、トラブルの相談が多く寄せられた消費者問題の10大ニュースが発表されました。
結果をまとめた国民生活センターは、冷凍食品への農薬混入や、ベネッセコーポレーションの顧客情報の流出など、社会を騒がせる事件が相次ぎ、消費者の不安が高まって一年だったとしています。
国民生活センターは、その年にトラブルの相談が多く寄せられた消費者問題などの中から、毎年10大ニュースを選んで発表しています。
ことし選ばれたニュースの一つは、群馬県のアクリフーズの工場で、冷凍食品に農薬が混入された事件や、日本マクドナルドに材料を納入していた中国・上海の食品加工会社が、期限切れの食材を加工していたと指摘されるなど、食の安全を巡る問題でした。
およそ3000万件という大量の顧客の個人情報が、ベネッセコーポレーションから流出した事件も選ばれました。
また、投資のこつを教えるという高額なDVDの勧誘など、大学生や20代の若者が巻き込まれる投資を巡るトラブルも選ばれました。
原油価格の下落などを受けて、通貨ルーブルが急落したロシアでは、経済成長を背景に増えてきた、高級車などを輸入するためのコストが、急速に値上がりしていて、業界に大きな影響が出ています。
ロシアでは、原油価格の下落を受けて、経済状況が悪化するとの見方から、ルーブル安が続き、16日、ルーブルはドルに対する価値が、半年前に比べて一時、50%以下に下落しました。
ロシア極東のウラジオストクにある自動車の輸入業者の関係者によりますと、ルーブル安に伴い、輸入する自動車やその部品のコストは、ここ数か月で50%から60%増えているということです。
輸入業者は、来年初めにも自動車販売会社への販売価格を、最大で50%程度値上げすることを検討しているということで、輸入車などを仕入れている自動車販売会社は、危機感を強めています。
自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグを巡る一連のリコール問題について、日本自動車工業会の池史彦会長は、自動車業界として、タカタなどと共に原因の特定を急ぐ考えを示しました。
タカタが製造したエアバッグを巡っては、世界でリコールに加えて、原因の調査を目的にした調査リコールが拡大し、日本メーカーの対象車は、合わせて1700万台を超えています。
これについて、日本自動車工業会の池会長は、自動車メーカーとして、エアバッグを膨らませるための火薬に対する知見がなかった。
タカタと自動車メーカーで、原因の特定に取り組んでいるとしたうえで、次のように述べました。
池会長はこのように述べ、日本自動車工業会として、今は義務化されていない、エアバッグの交換の仕組み作りの議論を、非公式に始めたことを明らかにすると同時に、今後、国土交通省などにも加わってもらって、交換の仕組み作りを進めていきたいという意向を示しました。
解党したみんなの党に所属していた参議院議員のうち6人が、きょう、新たな会派、日本を元気にする会を結成したことを届け出ました。
解党したみんなの党には、12人の参議院議員が所属していましたが、2人が次世代の党に入党し、10人は無所属で、参議院の会派、みんなの党に所属して、活動を続けてきました。
このうち松田公太氏ら6人が、きょう、参議院に新たな会は、日本を元気にする会を結成したことを届け出ました。
松田氏はNHKの取材に対し、みんなの党は結党の理念が途中でなくなってしまった。
われわれは、結党の理念をこれからも守り、日本の政治に第三極が絶対に必要だという思いのもとで活動していくと述べました。
一方、みんなの党で幹事長を務めていた水野賢一氏ら4人は、きょう、会派名をみんなの党から無所属クラブに変更しました。
中国の先月の新築住宅の価格は、全国70都市のうち、67都市で前の月より下落し、政府が打ち出している販売を下支えする政策の効果は限定的で、住宅市場の低迷が続いています。
中国の国家統計局によりますと、全国70の都市の先月の新築住宅の販売価格は、前の月と比べて上昇した都市はなく、横ばいが3都市、残りの67都市は下落となりました。
下落した都市の数が上昇を上回ったのは、7か月連続ですが、ことし10月より2か所減りました。
また中古住宅の販売価格は、前の月と比べて6都市で上昇し、上昇の数は、ことし10月より4つ増えました。
中国政府は、住宅ローンの融資条件の緩和を金融機関に促すなど、販売を下支えする政策を打ち出したことで、一部に前向きな動きが出ているとしています。
ただ、中国の不動産市場に詳しい専門家の間では、住宅価格が当面、下がると見て買い控える消費者が多く、投資目的の資金が、不動産から株式に流れていることもあり、住宅市場は依然、低迷が続いているという見方が広がっています。
続いて気象情報、あすの天気です。
本州付近は高気圧に覆われるため、日本海側の雪と風が弱まるでしょう。
日中は太平洋側を中心に、穏やかに晴れる見込みです。
積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪に注意してください。
歌手の松崎しげるさんがカメラ片手に行き当たりばったりの旅をする写真散歩「トリタビ」。
今回の旅先は、北陸・富山県。
富山といえば海の幸。
冬の味覚は、やっぱりカニ!こりゃうまいわ。
ご当地ラーメンはスープの色がブラックです。
こんにちは、どうも松崎です、どうも。
木彫り彫刻の街、井波ではたくみの技にも出会いました。
ありがとうございます。
もちろん、すてきな人たちとの出会いもいっぱい。
越中富山の気ままなぶらり旅です。
山本⇒出会った人やすてきな風景おいしいものをカメラで撮りながら旅をするから「トリタビ」。
松崎しげるさんです。
松崎⇒よろしくお願いします。
今回は富山県ですよ。
富山といえば日本海の海の幸、それから世界遺産それから彫刻さまざまな芸術家に会いました。
何しろ皆さんの笑顔も最高でした。
合原⇒今回、松崎さんが行った場所です。
高岡から路面電車に乗って新湊漁港へ。
さらには列車に乗ってずっと南へ下りまして井波、そして世界遺産の五箇山を訪ねました。
今回も海の幸それから山のぬくもり皆さんのなんといっても笑顔です。
ありがとうございます。
まずは、旬の海の幸を求めて高岡駅から万葉線に乗り込みます。
なんともおしゃれな電車ですね。
こんちは。
かわいい電車だね。
ありがとうございます。
何時だっけ?これはもう15分に出ます。
高岡駅と射水市の新湊を結ぶ万葉線。
町なかを走る路面電車かと思いきや、この路線途中から様子が変わるんです。
今まではね路面電車だったじゃないですか。
今度は電車っていう感じ。
万葉線は路面電車から電車専用の鉄道に途中で切り替わる珍しい路線なんです。
ほら、鉄橋も渡っちゃいます。
ありがとうございます。
降りたのは東新湊駅。
ここから歩いてすぐのところに新湊漁港があります。
この港で、にぎわいを見せているのが…。
ズワイガニの昼競りです。
まるで、赤いじゅうたんを敷き詰めたようにずらりと並んだベニズワイガニ。
まさに今旬の時期を迎えています。
こちらは、コウバコガニとも呼ばれるズワイガニのメス。
松崎さーん!競りは、見学することもできます。
今回は撮影のため特別に下から見せてもらいました。
さあ、競りが始まりました。
床いっぱいに並べられたカニはあっという間に競り落とされていきます。
お姉ちゃんのところこれ買ったんだね。
はい、そうです。
これいくら?きょう。
4万5000円。
お店行こうか、土屋さん。
土屋さん、どこのお店?ここから歩いて5分くらい。
きっときと市場。
よし、じゃお姉さんのとこ行くよ。
OK!取れたてのカニをいただきに早速、土屋さんのお店を目指します。
あ、こんちは。
ご苦労さまでした。
元気やね。
土屋さんはね、結構がんがん買ってましたからね。
店主の土屋和久さん。
いつも娘の史織さんと2人で競りに出ています。
競り落としたカニはすぐに店の大鍋でゆで上げます。
待つこと20分ベニズワイガニがゆで上がりました。
ここでは好みの魚を選んでその場で料理してもらうことができるんです。
うまい、うまい。
上手な食べ方?ここ、折ってもらってここよりも、ちょっと下。
そこを取るのか。
あとは下から押してもらえれば。
海の幸を堪能した松崎さん。
今度は城端線に乗って富山を南へと向かいます。
のどかな田園地帯を走ること50分。
たどり着いたのは終点・城端駅です。
この辺りのおすすめを聞きに駅前の観光案内所を訪ねました。
こんにちは。
さあ、ここまでやってきましたけど見どころは?彫刻?彫刻って、お寺さんとか神社とかの装飾とか。
これ、ちょっと行きましょう。
行ってらっしゃい。
はい、チーズ!ありがとうございました。
65歳だ。
ありがとうございます。
いい記念になりました。
砺波平野に広がる散居村。
屋敷林に囲まれた家々が独特の美しい風景を織り成しています。
その南端に位置する街、井波。
古くから木彫りの街として栄えてきました。
今もこの街には250人以上の彫刻職人が住んでいます。
街の中心に、井波彫刻の発端となった寺がありました。
瑞泉寺です。
わあ、立派だな。
いいですね。
山門や本堂、太子堂など至る所に飾られた、緻密な彫刻。
瑞泉寺は、江戸時代に焼失しています。
その再建のため京都・東本願寺から御用彫刻師が招かれました。
彼らの技を地元の職人たちが習得したことが井波彫刻の始まりとされています。
いや、これはすごいわ。
木を彫る音に誘われて工房をのぞいてみました。
失礼します。
ちょっとお仕事見せていただいていいですか?今、それは何をお作りになっているんですか?おお、すばらしい。
こちらは18年前に作ったという作品。
これはやっぱり時間がたつとこういう?同じ材料で今これをやってるわけです。
で、これが、日がたつとだんだん色が付いてくる。
松崎さん、すっかり落ち着いて話し込んでいたのですが…どうもどうも。
そうなんですよ。
全国へ回ってましてもう日本中の笑顔を撮ってくるっていう番組でね。
ちょっと休んで少しお話を。
幸子!僕ね、今こっちに立ってたからね。
僕だって分かんなかったんだって。
逆光で分かんなかったんだって。
こんにちは、どうも。
あれ、すごーい。
田村實さんはこの工房の16代目。
4代前の与八郎さんは井波彫刻の礎を築いた職人の1人で瑞泉寺の彫刻制作にも関わっていたそうです。
当時の彫刻の原画を見せてくれました。
これも現存しております。
なるほど。
こういうふうにこれ原寸大です、これも。
寺院建築の技を生かした欄間や工芸品など、井波彫刻は暮らしの至る所で使われています。
温室だね。
おお、すごいすごい。
あの中にいっぱい柿が入ってる入ってる。
へえ、こうやって干し柿作るんだ。
井波からほど近い、南砺市福光。
ここは干し柿の産地です。
温室には、柿がずらりと干してありました。
こんちは。
これは何?お母さんのとこのやつ?はい。
干し柿ってこうやって作るの?そうですね、今干してから干してから、練炭で干すのです。
納屋へ入れて室の中へ入れて。
ちょっと中見せてもらっていい?いいです。
スタッフ⇒松崎さんです。
ねえ。
私、よう似た顔してるけどまさか、こんなほうへはおいでんわ思って。
ちゃんときれいに皮むいてあるわ。
作り物みたいだね。
お父さん、どうも。
すいません、お休みの中。
どうもすいません。
夫の友二さんが裏の畑へ案内してくれました。
なるほど。
こっちのほうがやっぱり渋いんだ。
ええ、渋柿です。
で、これは何?甘柿なの?甘柿です。
それは干し柿にならんがです。
お父さんこれ1個もらうね。
どうぞ。
誰も食べてくれる人おらんで。
うーん、うまい。
取れたてですよ、取れたて。
あれ、お母さん持ってきたかな?サインをもらう紙を探しに行った愛子さん、どうしたでしょうか?大丈夫、大丈夫。
お母さん作ってあげる。
僕が作るからいいよ。
何か、探しとってもねはさみで…。
大丈夫大丈夫。
いいのいいの、これでいいのこれでいいの。
きょうね、俺の誕生日の日なのよ。
お母さん、これさ穴開くからね、ここね。
ど真ん中ね、穴開けないでよ。
はい、おばあちゃん、これ。
高瀬さん。
ああ、ありがとうございます。
これさ、あとでさ、切ってさ。
スタッフ⇒はい、こっち見てください。
すいません。
ありがとうございます。
こんなもんに書いてもらって。
いいのいいの。
すいません。
あんま映さんて。
ありがとね。
すいません。
お休み中どうもすいませんです。
ほいじゃね。
ずーっと、てれまくっちゃって。
富山をさらに南へ。
たどり着いたのは山あいの集落・五箇山です。
合掌造りの家屋が建ち並ぶ独特の景観が評価され平成7年、白川郷とともにユネスコの世界遺産に登録されました。
いやー、どこを見ても絵はがきだね。
いいね。
相倉集落には23棟の合掌造り家屋があり今も人々が暮らしています。
おお、いいね。
なんか水がきれいそうだね。
こちらは建てられて210年という農家。
ごめんください。
今は民宿として旅人を迎え入れています。
こんにちは。
はい、こんにちは。
NHKから来ました松崎と申します。
どうもどうも。
民宿のおかみ、池端きよさんです。
民宿をやってらっしゃるんですか?そうなんです。
もう何年ぐらい?あのね、ここが史跡になったのが昭和45年やからその次の年から。
あ、そうですか。
ちょっと中見せていただけます?ああ、どうぞ。
すいません。
ストーブもまだつけてないし。
こうやって、いろりがあって。
松崎さんのために赤かぶと大根の漬物を出してくれました。
これは外に置いてあった、あの?赤かぶ。
それで、これただ普通の大根を。
あ、うまい。
うまいねこれ。
かぶのね、このね、葉っぱとねこの実の感じはもう、めっちゃめちゃ絶妙。
五箇山のいちばんの魅力は四季の移ろいをじかに感じられるところだと池端さんは言います。
上の階はどうなっているんでしょう。
うわあ、すごい。
2階は、以前は蚕の飼育や絹を取るための作業場として使われていたそうです。
いやあ、これはすてきだね。
季節4つ、四季を感じられたら離れたくないね。
分かるね。
家の裏で、池端さんの息子良公さんたちが冬支度の作業をしていました。
すばらしいね、あのおばあちゃん。
良公さんが耳よりの情報を教えてくれました。
いったいどんなギターなのか?松崎さん、早速訪ねてみることに。
こんにちは。
辻さんですか?どうも、松崎でございます。
あららららら。
もう、うわさを聞いてやってまいりました。
五箇山で生まれ育ったギター職人の辻四郎さんです。
2階に工房あります。
見せていただけますか?どうぞ。
こちらがギター工房。
うわあ、すげえ。
これは、いつごろお作りになったんですか?もう20年以上たちますね。
いや、すげえな。
年間何本ぐらいお作りになるんですか?年間15本ぐらいですかね。
♪〜うわあ、乾いてるなおい。
♪〜♪〜松崎さん、辻さんのギターに一目でほれ込んだようです。
♪〜うわあ、このネックが本当になじむというかこの親指とこっちの、この感覚がすごくいいんですよ。
大体厚さよりも形状が問題になってくる。
そうなんですね。
厚さよりも形状ですよね。
幼いころからギターの音色に引かれた辻さんは自分のギターを作りたいと京都に修業に出ます。
そして41年前ふるさと五箇山に工房を設立。
日本で初めてオールハンドメイドのジャズギターを世に送り出したそうです。
当初は北陸特有の湿気の多い気候に悩まされギター作りは苦難の連続でした。
今では、著名なジャズミュージシャンたちも認めるギター職人となりました。
T&ジョディ。
やっぱりあれでしょ。
本当?えー!いつも笑われますけども。
本当に?まあチューニングぐらいはしますけど。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
いえいえ、ようこそ。
びっくりしました。
旅の終わり、高台に登ると見えてきたのは…。
いやあ、だいぶいいね。
五箇山の夕暮れです。
いやあ、でも明かりがともっただけで、なんかすごく温かいって感じになるな…。
山本⇒それにしても、松崎さんいい出会いがありましたね。
すばらしい出会いばかりです。
世界遺産の中にすっぽり自分が入って、何かタイムスリップしたような。
逆に、ふるさとはこうだったんだと思わせる。
あの赤かぶが、めちゃくちゃおいしかったですね、達人ですね。
息子さんとお孫さんがいてあの村で、というかああいう生活をしてみたいね。
看板娘がよかったですね。
それからなんといってもギター職人ですよ。
辻さんは最高です。
確か自分では弾けないとおっしゃっていましたね。
そうなんですよ、びっくりしました。
自分で弾けないんだけどさまざまな世界のいろんなプレーヤーからこうしてほしいああしてほしいという試行錯誤で今、僕が弾いたギターが、50万円ほどなんですよ。
半年から1年ほどは予約しないと。
大人気。
右利きの人が使うギターですよね。
右利きのギターを僕は左で弾くんですよ。
弦を逆で。
よく人は僕のことを天才といいます。
なんと言いましたか?それからいろんなふうにここは銀行があったんですよ。
銀行が絵画館になりました。
そこの館長です。
館長みずからも芸術家でたくみの技ですね。
彫りというのは。
彫刻が、細かかったですね。
それからなんといっても、僕の好きなお酒。
富山のこのお酒好きだなと思ってふっと寄ったらここの造り酒屋さんだったんです。
偶然なんです。
この酒僕は好きなんですと言ったら、うちで作っているんですって。
福娘さんのところですか。
冒頭で出ていましたね。
それと何といっても富山といったら最近有名な富山ブラック。
私もラーメンは食べていきますけどスープは全部飲みましたか?半分ぐらいですかね。
しょっぱいのとそうじゃないのといろいろあるんですよ。
それと競りの活気。
世界遺産のギター彫りさまざまなもので今回楽しめました。
いつにも増して温かい出会いを感じましたね。
僕も人生でティッシュの箱にサインしたのは初めてだったんですけど。
お誕生日にね。
うれしかったです。
ちゃんと裏からはさみで切りましたか?テープを貼りましたか。
世界で1つだけですよティッシュの箱のサイン。
3日前の五箇山の様子です。
今は雪が1m50cmぐらいあります。
結構、積もっていますね。
雪が似合いますね。
この景色は。
合掌造り。
寒いかもしれませんけれども松崎さんが、行くとよけい温まったと思います。
今度は、どんな旅でしょうか。
また撮りに来ますよ。
写真散歩「トリタビ」でした。
秋田が誇る味、稲庭うどん。
全国の数あるうどんの中でも高級品として愛されています。
魅力は、シコシコとした食感と滑らかで、つるつるののどごし。
地元に伝わる温かい食べ方。
そのお味は?舌触りもつるつるしてて食感もありますし。
1つの麺でこんな2つ楽しめてええんかな、みたいな。
つるつる、シコシコ。
秋田の宝稲庭うどんの魅力に迫ります!山本⇒松崎さんも大好きだというこのうどんです。
合原⇒リポーターは角田京子さんです。
よろしくお願いします。
秋田県が誇る稲庭うどんを紹介します。
おいしいですよね。
稲庭うどんというと、ざるに載った冷たいものを。
僕は結構、温かいものも食べます。
のどごしがめちゃめちゃいいです。
冬もおいしく楽しめるということで、きょうは秋田から稲庭うどんを取り寄せました、こちらです。
木箱に入って、立派。
ぱっと見たら長いそうめんのように見えます。
贈答用で値段がひと箱4000円なんですよね。
作り方に秘密があります。
うどんというのは製法が手打ちと手延べという2つがあるんです。
手打ちは生地を麺棒でのばして、包丁で細かく切って細く切って食べるということでさぬきうどんなんかが代表的ですよね。
お店で、生麺をゆでて提供する。
手延べは生地を細長くのばして作る麺です。
乾麺として流通させるんですが、この稲庭うどん手延べの製法で作られているんです。
作業工程がたくさんあって時間がかかります。
それで少しお値段が高くなります。
日常的に食べるものではなく特別なものとして、贈答用として用いられてきました。
この時期ぴったりですね。
稲庭うどんのおいしさの秘密を俳優の米原幸佑さんが探ってきました。
秋田県の南、湯沢市稲庭町です。
人口1700の町ですが40の工場でうどん作りが行われています。
そのうちの1軒を訪ねました。
おはようございます。
食材ハンターの米原と申します。
佐藤と申します。
うどん一筋27年の佐藤信光さん。
350年に及ぶ伝統の手延べ製法を受け継いでいます。
コシのある麺はどのように生まれるのでしょうか。
作業場にお邪魔すると。
うおー!これうどんすか?そうです。
これがうどんになります。
うわ、すごい、いいにおい!のばされた麺は1本3m弱にもなります。
生地にしっかりとしたコシがあることがのびのよさにもつながっています。
そうですね。
やっぱりたっぷり熟成ときちんと生地を鍛えながら仕込んだ麺なんで…稲庭うどんの、しなやかなコシは生地作りから生まれます。
塩水を混ぜた小麦粉を手で練っていきます。
3分ほどで生地は1つの塊になります。
すると佐藤さん、生地を包んでそのまま1時間半ほども放置してしまいました。
この練っては休ませるという作業を3回繰り返すんです。
小麦粉に水を加えて練っていくとグルテニンとグリアジン2つのたんぱく質がつながってグルテンになります。
麺のコシの元になる網目構造です。
練れば練るほどグルテンの網目は強さを増していきます。
ただこのグルテン、練るだけだとかたくなりすぎてしまうんです。
力を加え続けると、網目は壊れ生地自体も切れてしまいます。
そこで、いったん生地を休ませます。
するとグルテンの緊張状態が適度に緩み、かたすぎずしなやかなコシが生まれるのです。
休ませる前と休ませたあとの生地を実際に比べてみると。
では稲庭うどんのもう1つの魅力つるつるとしたのどごしの秘密は?細くした生地をひねりながら8の字にかけていきます。
手綯いと呼ばれる伝統の技。
独特の麺の細さが生まれるのはこの作業からです。
生地がよくのびるのはたっぷり水を含んでいるから。
実はこの水分の見極めがつるつるを生む職人の技なのです。
水が少なすぎるとざらざらした表面になります。
ただし水が多すぎても生地がだらっとなってまとまらず表面が波打ってしまいます。
ぎりぎりのところを見極めてたっぷりの水を加えることで麺はつるりと滑らかになるのです。
職人の微妙な手の感覚が求められます。
さらに出てきたのは大きな道具。
のばした麺を潰して平たくする稲庭うどん独特の作業です。
麺を薄くすることでより滑らかなのどごしになるんです。
これもやっぱり、ひと手間です。
秋田の保存食として生まれた稲庭うどん。
乾麺として仕上げます。
潰した生地をさらにのばして干していきます。
引っ張ってみると。
のび方が安心感しかないですね。
たっぷり水分を含んだ生地は変形しやすく乾燥させるのが難しいんです。
急に乾かさず、時間をかけて水分を抜くことが大切。
昔は自然乾燥でしたが、今はストーブや扇風機などを使って3日かけてゆっくり干します。
生地を練り始めてから4日目。
ようやく稲庭うどん、完成です!中までしっかり乾燥していますが強く握っても、簡単には折れないしなやかさもあわせ持っています。
さあ稲庭うどん、いただきます!つるつるとシコシコの両方を味わうには、ゆで方が大事。
たっぷりのお湯で麺が透明になるまで湯がきます。
冷水でしっかり締めれば食感がさらに引き立つといいます。
お待ち遠さまでした。
うわあ!こちらが冷ですか?ピカピカ!イカ刺し並みの透明感というかありますもんね。
いただきます。
何ですか、この食感。
うめえべ?舌触りもつるつるしてて食感もありますしなんか一石二鳥。
1つの麺で、こんな2つ楽しめてええんかなみたいな。
そして、雪国・秋田で昔から食べられてきたなめこや鶏肉が入った温かいうどん。
熱々でも稲庭うどんの食感が生きています。
うまいに決まってました!ありがとうございます。
つるつるした感じとコシみたいなのは一切変わらず。
でも温かいものに絶妙にマッチして。
ありがとうございます。
うれしいですね。
ずっと先祖の方が作ってくれたこの技術をやっぱり次の世代に残していきたいっていう気持ちで麺に触れてるっていうようなことですよね。
いいですね。
この下を見てください。
いいにおいが、ぷんぷん飛んでくる。
きょうはご用意しました。
佐藤さんが丹精込めて作った稲庭うどん。
今回は雪国秋田で食べられてきたという温かいうどんを用意しました。
なめこと、鶏肉も入っていますね。
本当に、この透明度がいいですよ。
山本⇒冷えたうどんはよくお酒のしめに食べる方が多いと思いますが温かい物はどうですか。
これは子どもたちと一緒に食べるときに次の日になってもべたべたにならないんですよ。
ちゃんと、これが残っているというか。
うどんの中でも少ないんですよ、こういうの。
絹ですね。
また、おいしそうに食べますね。
うまいです。
大好きですもん。
合原⇒すごい楽しみにされていましたものね。
すみません、皆さん。
稲庭うどんは乾麺なので夏は冷たく冬は温かく、一年中楽しめるのがまたいいところですね。
いつからあったものなんですか。
手延べ製法が確立したのは今から350年ほど前といわれています。
もともとは秋田のお殿様への献上品として作られていました。
作り方は、限られた家でしか知らない門外不出の守られてきた製法だったんですが、昭和40年代ごろから一般の人にも知られるようになりました。
これは実は、1軒の老舗が秘密だった作り方を公開したのがきっかけだったそうなんです。
どうして公開したかというと。
山本⇒普通は守るじゃないですか。
それが、湯沢市は雪深いので冬は出稼ぎで皆さん生計を立てていた。
この作り方を公開することになって働き口ができて稲庭うどんが地場産業になって働き口になって冬の出稼ぎが少なくなるんじゃないかということで、あえて公開したのがきっかけだったということです。
まさに地域を守るためというかね。
話の途中ですが1分40秒余りで完食です。
完食してしまいました。
本当に好きなんですね。
うどんってあとに、おなかにぐっと残るじゃないですか。
力になるし。
パスタを食べるより稲庭のほうがいいですね。
合原⇒今回の松崎さんの「トリタビ」、富山県でした。
お便りがきています。
松崎さん、どこに行かれても大歓迎ですね。
北陸の方言、懐かしい。
北陸の幸、おいしそう。
松崎さんの大好きなギター工房での一節聞きほれています。
ことしもすてきな出会いとお写真ありがとうございましたと東京都50代の方からいただきました。
ギターの一節、聞きほれたということです。
本当に自分のいちばん最高の趣味ですよね。
いい音でした。
40代の埼玉県の方からです。
松崎さんの「トリタビ」いつ見てもほっこりとした気持ちにさせてくれます。
出会う人たちを、みんな笑顔にしてしまう松崎マジックはすごく温かくて幸せな気分になります。
僕のほうこそ、逆に幸せをいっぱいもらってます皆さんから。
会う人会う人本当に笑顔で迎えてくれるのでそこに、もう一度旅人として戻りたいという気持ちになりるんですよね。
松崎マジックかもしれませんね。
地域の温かさがそのまま乗り移るのかもしれない。
そうですね。
逆に。
人との触れ合いというのは自分の人生の中のいちばん大切なところなのかもしれないですね。
51歳でしたね、この方は。
同じ誕生日で。
35歳と言われました。
この明るさと、同じ日に生まれたというなんかね…そういう偶然というのもうれしいですね。
彫刻の方たちの地元の人を大切にして仕事をしなさいという地域に彫刻が生きているというのが。
伝統ですね。
伝わってきましたね。
昔から、宮大工からこうしてきて、試行錯誤しながら日本の伝統文化ですよね。
いいところがたくさんありますね。
すばらしかったです。
富山の意外な一面、私が知らなかったところばかりです。
富山というと、どうしても黒部とかそういうイメージがあるんですけど全く今回も違った意味で新しい出会いいっぱいありました。
ありがとうございました。
あすの「ゆうどき」は大阪からです。
今注目の素材オーガニックコットン。
シルクにも匹敵する軽さと手触りが魅力です。
糸の魔術師と呼ばれ技術的に難しいオーガニックコットンで国内に綿花産業の復活を目指す1人の技術者の夢を追いました。
奈良県五條市西吉野町は柿の生産量日本一。
柿を生かした絶品スイーツ。
2014/12/18(木) 16:55〜18:00
NHK総合1・神戸
ゆうどき▽松崎しげるさんが冬の富山を訪ね、地元の人々と触れ合う。[字]

松崎しげるさんが冬の富山を訪ね、地元の人々と触れ合います。富山名物の路面電車、旬の紅ズワイガニ、木彫りの里の職人技、世界遺産・五箇山など見どころ満載です!

詳細情報
番組内容
【キャスター】山本哲也,合原明子 <中断>5:00−5:10 [字]ニュース
出演者
【キャスター】山本哲也,合原明子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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