ニュース・気象情報 2014.11.26


2時になりました、ニュースをお伝えします。
政府は、西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大の防止に向けて、防護服の供与を急ぐため、自衛隊機が感染が深刻な国の近隣国まで防護服を輸送する方向で検討を進めることになりました。
エボラ出血熱に関する支援で、自衛隊が西アフリカに派遣されるのは初めてのこととなります。
西アフリカを中心にエボラ出血熱の患者が増え続ける中、安倍総理大臣はことし9月、支援策の一環として、医師や国際機関の職員らが感染を防ぐために着る個人防護服およそ50万セットを供与する考えを示しました。
これを受けて政府は、民間の航空機を利用して、これまでに2万セットの防護服を感染が深刻なリベリアとシエラレオネに送っていますが、供与を急ぐため、自衛隊機が供与する防護服の一部を輸送する方向で検討を進めることになりました。
防衛省は早ければ来月にも輸送を行うことにしていて、安全面を考慮して、輸送は感染が深刻な国の近隣国ガーナまでとし、そこからは国連の機関などに輸送を任せることを検討しています。
エボラ出血熱に関する支援で自衛隊が西アフリカに派遣されるのは初めてのこととなります。
名古屋国税局が岐阜県内の接骨院に一斉税務調査を行い、交通事故の患者への施術で、自賠責、自動車損害賠償責任保険から支払われた代金を売り上げに計上しないなど、適正に申告していなかったとして、60の接骨院に対し合わせて4億円余りの申告漏れを指摘し追徴課税を行っていたことが分かりました。
税務調査は岐阜市や大垣市などで開業しているおよそ90の接骨院を対象に去年までの3年間に一斉に行われました。
関係者によりますと、このうち60の接骨院が、交通事故の患者への施術で自賠責から支払われた代金や保険が適用されない施術で患者から受け取った現金を売り上げに計上しないなど、適正に申告していなかったということです。
おととしまでの少なくとも3年の間に、合わせて4億4000万円余りの申告漏れがあったと指摘され、一部は悪質な所得隠しとして重加算税などを含め、およそ9000万円を追徴課税されたということです。
申告漏れを指摘された岐阜市の接骨院の院長は、詳しいことはコメントできないが、すでに修正申告を済ませたと話しています。
福岡県北九州市に本部を置く指定暴力団、工藤会に対する取締りをさらに強化するため、福岡県知事らがきょう警察庁を訪れ、山谷国家公安委員長に捜査や警戒警備にあたる警察官の増員などを要望しました。
全国で唯一、特定危険指定暴力団に指定されている工藤会を巡っては、警察が16年前の殺人事件などでトップやナンバー2の幹部らを逮捕していて、きょうは福岡県の小川洋知事らが警察庁を訪れ、さらなる取締りの強化を山谷国家公安委員長に要望しました。
この中で小川知事は、全国の警察から応援派遣を頂き工藤会のトップの逮捕となり取締りは大きく前進した。
さらに手を緩めることなくお願いしたいと述べ、捜査や警戒警備にあたる警察官の増員や、脱税などの違法な行為が組織の資金源になっていないか徹底した調査や捜査を進めることなどを求めました。
これに対して山谷国家公安委員長は、北九州市の皆さんが安心して暮らせるようにという声が届いているので、引き続き治安の維持に努めていきたいと述べました。
2014/11/26(水) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:13728(0x35A0)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: