あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県南相馬市 上田由幸さん」 2014.12.11


(テーマ音楽)福島県南相馬市で運送会社を経営する…原発事故から避難できなかった人たちのために物資を運び続けました。
平成23年3月12日東京電力福島第一原発1号機建屋が爆発。
20キロ圏内に避難指示が出されます。
上田さんの会社は原発から23キロの場所にありましたが妻と3人の子どもの安全を考え福島市に避難する事にします。
3月14日更に3号機建屋が爆発。
翌15日には30キロ圏内に屋内退避の指示が出されます。
この日以来南相馬市には運送業者は入ってこなくなり物資がほとんど届かなくなってしまいます。
しかし町には介護が必要な人が身内にいるなどして市外に避難できないおよそ1万人の市民が取り残されていました。
南相馬市役所の西谷地勝利さんは物資の搬送を運送会社に断られ続けていました。
そこで南相馬市は物資を一旦隣の相馬市にある卸売市場に集める事にします。
集まった物資を誰が南相馬市内に運ぶのかその役目を引き受けたのが上田さんでした。
上田さんは家族を福島市に残したまま数か月にわたって南相馬市に物資を運び続けます。
従業員を被ばくさせる訳にはいかないと当初は自分だけでやるつもりでしたが上田さんの姿を見て従業員たちが自主的に手伝ってくれるようになりました。
配給所には長蛇の列ができました。
上田さんたちが運んだ物資は町に残らざるをえなかった人たちの命を支え続けました。
2014/12/11(木) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「福島県南相馬市 上田由幸さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。福島県南相馬市で運送会社を経営する上田由幸さんは、放射能の影響で外からの物資輸送が滞るなか、市民のために食料等を運び続けた。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の「あの日」の証言。福島県南相馬市で運送会社を経営する上田由幸さんは、放射能の影響で外からの物資輸送が滞るなか、市民のために食料等を運び続けた。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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