(サイレン)ハァハァハァ!うわっ!バカ野郎何やってんだ!ちゃんと鍵をかけとけ!そそんなこと言ったって…。
(スパイダーマン)ムリな話だよね。
(2人)うっ!?
(スパイダーマン)銀行の地下金庫を破って慌てて詰め込んだんだからさ。
ス…スパイダーマン!やべぇ逃げろ!ったく!お前らみたいな社会のゴミがいるから掃除する僕が苦労するんだよ!
(2人)うわっ!そ〜れ!
(2人)ヒィー!ヒィ…。
僕から逃げられるわけないだろ!た…助けてくれ!スパイダーマン。
また…スパイダーマンが。
ヒュー!
(ペッパー)ようこそピム博士。
考える時間をくれと言ったわりにはずいぶんとお早いお着きだな。
(ピム)思案に大切なのは長い時間ではなくどれだけ深く考えたかだよトニー。
しばらくだったなアベンジャーズの諸君。
いろいろと災難だったようだが元気そうだなジャネット。
(ワスプ)あなたもねハンク。
(アイアンマン)この前はモニター越しだったが次元ホール発生装置開発に力を貸してくれることになったハンク・ピム博士だ。
(ヒカル)はじめまして。
(アキラ)こんにちは。
(ジェシカ)どうも。
(エドワード)こんにちは。
(クリス)ん…。
この子たちがバイオコードをインストールしたというキミたちのパートナーかね?ああこの2人がアカツキ博士の息子たちだ。
彼らの父親は異空間に飛ばされてしまっていてな。
この子たちのためにも一刻も早く装置を。
最初に断っておくが私は次元ホール発生装置の開発に科学的興味と意義を見出したから来た。
それだけだ。
おいおい。
無論装置の開発には全力を尽くす。
ラボに案内してもらおうか。
(ペッパー)こちらよ。
なんか嫌味なヤツだぜ。
天才科学者は気難しいんだよきっと。
とにかく彼が来たことで装置の開発はグッと早まる。
はい。
うん。
(アイアンマン)口は悪いがやはり腕はいい。
あっという間にここまでの開発プロセスを理解した。
でラボにこもりきり?ああ。
で今じゃみんなで学校に通ってて毎日まじめにやってるよ!アキラは授業中に居眠りばっかりしてるけどね。
余計なこと言うなよ!ほらクリスも何か話せって。
俺は別にねえよ。
だったらカメラマンかわってよ!僕も話したい!アイツら何やってんだ?ビデオレターだスパイダーマンへの。
ビデオレター?
(キャプテン・アメリカ)近況をスパイダーマンに知らせたいんだそうだ。
どうやって渡すんだ?ニューヨークのピーターに頼むんだって。
みんなスパイダーマンのことがニュースになってる!今度はどんな活躍したの?それが…。
「スパイダーマンまた暴走。
ニューヨークの親愛なる隣人の仮面の下にある凶暴な悪魔の顔」?え…。
「この数日のスパイダーマンの行動は常軌を逸したものといえる」。
「今やスパイダーマンは人類の敵である」。
そんなバカな!確かにそう書いてある。
どれ?ああ『デイリー・ビューグル』の記事か。
ここの編集長は大のスパイダーマン嫌いだからな。
いつものとおり大げさに書いてるだけだろう。
でも他のニュースサイトにも同じような内容の記事が…。
(ペッパー)こっちのサイトには動画がアップされてるわ。
おお…ひぃ…!なんだこりゃ!通行人がケータイで撮った動画のようね。
うわ〜助けて!アハハハハハ!やりすぎだ!ハルクが言うのだからよほどだな。
このコスチュームの色…。
地味だな趣味が変わったか?ていうかダークすぎるわ。
ホントに彼なの?わ〜っ!ううっ…。
ちょっとちょっと!なに勝手に撮ってるの?撮影したいならマネージャーを通してよね!ひどい!
(ソー)何をしているのだ?アイツは。
(キャプテン・アメリカ)彼はそれほど好戦的な性格ではなかったはずだが…。
嘘だ!こんなのニセ動画だ!スパイダーマンのニセモノが現れたのかも。
どうやら答えは直接本人に会って聞くしかなさそうだ。
すぐニューヨークへ行こう!!そうしたいが俺は次元ホール発生装置のほうを進めたい。
ピムも来たことだしな。
トニー何言ってんだよ!キャップ。
頼めるか?わかった。
ソーとハルクを連れていく。
ちょっと!私もお留守番?アキラ君だけ居残りじゃすねちゃうでしょ?え〜っ…アキラのお守り?俺も行く!!アキラ。
今は一刻も早く次元ホール発生装置の開発を進めたい。
つまり一刻も早くお前の親父さんを救いたいんだ。
くっ…。
兄さん…。
俺スパイダーマンと話したいことたくさん…。
わかった。
アキラの気持は必ず伝えるよ。
(2人)うん。
一つだけ…伝えて。
スパイダーマンを…信じてる。
《スパイダーマンが人類の敵だなんて…絶対にそんなことない!》以前とは別人みたいよ。
ヴィランを倒すために俺のアパートの壁をぶち抜きやがったんだ!すごく怖いの。
握手してってお願いしたら近寄るなって言われて。
どうだ?ダメだピーターさん出ないよ。
バイト先の新聞社にもこの数日来てないみたいだし。
なんてこった。
誰一人としてスパイダーマンをよく言うヤツがいねえ。
あの動画は嘘ではなかったということだ。
動画?いい男に映ってた?スパイダーマン!やあミニミニキャプテン・アメリカ。
里帰り?懐かしいね。
(サイレン)チッうるさいな。
どうせ捕まえることなんてできないくせにサイレンだけ派手に鳴らしちゃってさ。
クリス!チッ!
(警報音)アーハッハッハ!大成功!おいもっと飛ばせ。
スピード違反!
(2人)うわっ!この!信号無視!そ〜れ!
(2人)うわ〜!よっと!キャー!クリス!わかった!キャプテン・アメリカDスマッシュ!〜恐れず進め戦士たちよ!フフンッ!たとえ強盗を捕まえても関わりのない人にケガをさせては意味がないぞ。
あ?おやおや…悪人を捕まえたのに説教しちゃうの?いったい何様?お前は少し慢心しているようだな。
うるさいな!よせスパイダーマン!目をさましてやる!スパイダーマンがキャプテン・アメリカに攻撃を…。
いったい何がどうなっちゃったの?うわ〜!よせ!ヒャッホッホー!《パワースピード以前よりもはるかに上回っている。
いったい何が!?》
(エドワード)ウェストサイドのほうでキャップとスパイダーマンが戦ってるってパトカーの無線で言ってたんだ。
わかったすぐに僕も行く。
うん。
スパイダーマンバカな真似を!この先は行けないみたいだ。
シールドスロー!ヒュウ!ねぇアンタ。
たしか制限時間あったよね?どのくらい?カップラーメン作って食べるくらいの時間にはなった?お前とともに食べることはないがな。
それは残念。
ここまでおいで!ほらほら鬼さんこちら!くっ時間切れを狙ってるのか。
キャップ!キャップ!後ろ!うわっ!告げ口はよくないって学校で教わらなかった?お前!ハルク出されると面倒だからそれもらおうかな。
エドDスマッシュだ!ううん…あっ!うわ〜っ!逃げ…。
えっ?逃げて…。
スパイダーマン?早く…。
ダメだ!ああ〜っ!
(ブラック・ウィドウ)しっかりしなさい!
(ブラック・ウィドウ)それでもアベンジャーズのパートナーなの?ありがとうございます。
あなたは?やぁブラック・ウィドウ久しぶりじゃん。
僕に用?デートなら喜んで…。
あいにくだけどあなたを捕まえにきたのよスパイダーマン。
ヒュウ!これはまた情熱的な告白だね。
もちろん僕もキミに…。
ワオ!きついね!けど嫌いじゃない。
(ヒカル)クリスキャップ!ヒカルこっちだ!残念だが時間切れだ。
あとはソーとハルクに頼むぞ。
こっちこっち!ワオやるね。
まだここからよ。
〜バイバイ!意外としつこいな。
この!しまった。
エド。
ヒカルクリス。
へたりこんでんじゃねえよったく。
ヒカルDスマッシュだ。
わかった。
マイティ・ソーDスマッシュ!〜ムジョルニアの名にかけて!おっと!今日は千客万来だね。
パーティーでも始めるの?アンタも制限時間あるんでしょ。
その前にこの戦い終止符をうつ!そこか!あ〜っ…。
うっ…。
逃がしたか…。
クッ…。
私はエージェントロマノフシールドの諜報部員よ。
(ヒカル)シールドの…。
(キャプテン・アメリカ)我々にはコードネームのブラック・ウィドウというほうがなじみがあるがな。
ブラック・ウィドウ…。
ひょっとしてシールドで何かつかんでいるんですか?ヴェノムよ。
ヴェノム?宇宙生命体よ。
1年前に落下した隕石に付着して地球に来たらしいわ。
その宇宙生命体とスパイダーマンの異変にどんな関係がある?ヴェノム自体はアメーバのような不定形生物で力はない。
でも別の生命体に寄生する習性があって一度寄生するとその生命体の力を何倍にも増幅する特性があるの。
それでスパイダーマンは以前よりパワーもスピードも…。
それだけじゃない。
ヴェノムはやがて宿主の精神まで乗っ取り凶暴化させてしまう。
それじゃスパイダーマンがあんなふうになってしまったのはそのヴェノムのせいで彼の意思じゃないんですね。
おそらくね。
よかった。
そうとも言い切れないわ。
どういうことだよ?シールドはヴェノムを管理下において分析を進めてきた。
数日前別のラボへ移送している途中運搬トラックが事故にあい現場からヴェノムが消えた。
まさかスパイダーマンがヴェノムを盗んだとでも?え?待ってください。
仮にスパイダーマンがヴェノムが寄生した宿主の力を増幅するという情報を知ってその力を手に入れようとしたら。
そんなこと絶対にありえません!なぜそう言い切れるの?スパイダーマンは以前僕にこう言いました。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」と。
その彼が暴走する力を自ら望んで欲しがったなんて僕は信じません!手に入れた力が想像以上のものでその力に溺れてしまったのかも。
違う!エド?さっき襲われそうになったとき一瞬スパイダーマンはためらったんだ。
逃げ…て…。
早く…スパイダーマンの心は変わっていない。
ヤツは苦しんでいる。
苦しんでいる?なぜそう思う?確信はない。
だが感じた。
私が言ってるのはあくまで上層部の推測よ。
はい。
俺もスパイダーマンを信じるぜ。
アイツは俺たちに道を示してくれたんだ。
3人ともヤツを信じるというわけだな。
僕たち3人だけじゃないよ。
アキラもきっとジェシカも。
またスパイダーマンが暴走しているそうよ。
えっ!?止めなきゃ!シールドは事態を重く見て最終決定を下したわ。
最終決定?ヴェノム確保のためスパイダーマンを強制的に拘束せよ。
手段は問わない。
捕まえるためには何をしてもいいってことかよ!どうしてもスパイダーマンと戦わなきゃならないの?待ってください!そんなのってありかよ!よせクリスヒカル!
(キャプテン・アメリカ)シールドの決定である以上彼女は従うしかない。
でもこのままじゃ…。
なんとかして避けねばならんな。
最悪の事態を。
〜
今回紹介するヴィランは
どんな姿にでも変身できる能力を持つミュータント。
指紋とか声までもそっくりに真似できちゃうからどうすればいいんだろう?
2014/11/26(水) 18:30〜18:57
テレビ大阪1
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第35話「黒いスパイダーマン」[字]
アメリカで活躍のはずのスパイダーマンに非難の声。犯罪者への過激な行動の真相を追って、ニューヨークに向かうヒカルたち。そして目の当りにした「クモ男」の姿は…!
詳細情報
出演者1
【声】
アイアンマン:花輪英司
ソー:加瀬康之
キャプテン・アメリカ:中谷一博
ワスプ:水橋かおり
ハルク:松田健一郎
出演者2
【声】
アカツキ・アキラ:斎賀みつき
アカツキ・ヒカル:井口祐一
クリス・テイラー:桑畑裕輔
ジェシカ・シャノン:大空直美
エドワード・グラント:菅谷弥生
スパイダーマン:川田紳司
ロキ:武藤正史
原作脚本
【キャラクター原案】
マーベル・コミックス
【シリーズ構成】
キング・リュウ
監督・演出
【シリーズディレクター】
小村敏明
制作
【アニメーション制作】
東映アニメーション
音楽
【オープニング主題歌】
「突キ破レル-Time to SMASH!」
アーティスト:T.M.Revolution
【エンディング曲】
「Thread of fate」
アーティスト:T.M.Revolution
ホームページ
http://ani.tv/dw_avengers/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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