和風総本家スペシャル「世界で見つけた Made in Japan」 2014.12.18


旬の小鉢が大好きな豆助
♪〜・豆助きょうは今が旬のアレを使った小鉢よ?
その小鉢とは?
それは収穫したのち…
そう…干し柿を使った小鉢
その干し柿を堪能できるのが甘みと食感を生かすべくすった豆腐とあわせた…
「日本人でよかったぁ…」
心からそう思わせてくれるこれぞ旬の小鉢
あなた〜できたわよ〜
日本っていいなぁ〜
「和風総本家」のお時間です
極寒の地…
世界の中心地…
今回も世界を股にかけて大捜索!
異国で認められ愛用されているまだ見ぬMadeinJapanを探して
そこで出会うのは日本の職人さんのひたむきさと緻密な技
そして作り手と使い手を結ぶ国境を越えた深い絆
MadeinJapanを求め最初に向かったのはフィンランド
北ヨーロッパの東に位置するフィンランドは国土の4分の1が北極圏に属する極寒の地
冬にはオーロラを見に世界中から人々が集まります
首都ヘルシンキは世界の首都の中でもアイスランドに次いで2番目に北に位置しているため冬場太陽が出ている時間はわずか6時間
薄暗い日が続きます
バルト海に面したフィンランドではこの季節とれたての新鮮な海の幸が食卓をにぎわせます
ニシンはフィンランド人にとってとてもなじみ深い食材
衣をつけてこんがりと焼き上げれば…
外はカリカリ中はふっくら
マッシュポテトとともに頂くのがフィンランド流
港付近のマーケットにもフィンランド人の好物が
小魚をたっぷりと詰め込んで焼いたほんのり塩味がきいたフィンランドの伝統料理です
日本同様海の幸をこよなく愛するフィンランドの人たちに聞いてみました
フィンランドの老舗お菓子メーカー「ファツェル」のその名も…
MadeinFinlandの隠れたロングセラー商品です
当時から世界的にその名が知られていた日本の芸者にあやかり「人々に夢を与える存在になるように」とネーミングされました
逆に日本でも有名な…
そうサウナ
楽しそうなフィンランド美女たち
おくつろぎのところちょっと失礼して…
(スタッフ)なんで「たまごっち」知ってるんですか?
その小さなMadeinJapanはフィンランド美女たちを笑顔にしていました
世界一サウナが好きなフィンランド人たち
実は皆さんよく知るあるものの消費量も世界一
(スタッフ)ROBERT’SCOFFEE
そう実は意外に知られていませんが…
その量日本のおよそ3.5倍というから驚きです!
そんなコーヒー大国フィンランドであるMadeinJapanが活躍しているとのこと
こちらでMadeinJapanのものを使ってらっしゃると聞いてきたんですけど…
こちらはオーナーのタパニさんがことしの6月にオープンしたカフェ
このカフェで愛用されている…
その…
豆助は分かるかしらね
そのMadeinJapanはコーノ製の…
コーノは東京巣鴨にあるプロユースのコーヒー器具メーカー
コーヒー通の絶大な支持を得ています
そのコーノが作るコーヒードリッパーの特徴は側面の下半分にだけついたこのガイド
雑味の多い泡は上部にとどまりガイドとガイドの間にできる空間からコーヒーのうまみだけが流れ落ちるという仕組み
MadeinJapanのドリッパーで丁寧に淹れたコーヒー
見た目は普通でも飲む人が飲めばその違いは明らか
フィンランドのコーヒー通をもとりこにしていました
さらにMadeinJapanを求めて街じゅうを調査していると女性たちの間から…
キンキ
(スタッフ)キンキ?
それは…
その「キンキ」なるものはこちらのお店にありました
その「キンキ」とは一体?
お店に集うキンキの愛用者の方たちにも聞いてみました
冬のフィンランドで活躍するMadeinJapan
その物作りは熊本県で始まります
山あいにひっそりと建つこちらの工場
今ではめっきり少なくなってしまった竹を加工する場所です
主に使用しているのは同じく熊本県で育った孟宗竹
ここで日本人のあなたに質問
ちなみに最も大事な機械がこちら
この動きにご注目
この工場で作られるMadeinJapanとは一体な〜に?
本日の和風総本家は「世界で見つけたMadeinJapan」でございますフィンランドまず行ってまいりましたけどもまぁオーロラもありましたしあと皆さんがご存じだと「ムーミン」あっムーミンのふるさとだ
(井森)顔がねカバっぽいですもんね妖精なんですユキアナってほら…ユキとアナの…アナ雪だユキアナっておっこちゃいますからえ〜クイズにまいりたいと思いますがでもなんか手触りが良くて軽いって言ってたよね言ってましたね日本ではまた別の物を使っているの?あれと同じ物を使っているの?基本的には同じ物です女性がよく使われるって言ってましたね男性もたまに使う…女性のほうがイメージとしては多いかなというお話しでしたね
(井森)それ基本的にどこで使う物なんですか?どこ?うん場所…そのー出先で使うのか家で使うのかはたまた夜使うのか昼間使うのかいい質問ですね出ましたよ皆さんいい質問いい質問これ大ヒントですよどこででも使いますえぇー!!
(ユージ)どこででも使える…昼も夜も関係ございません
(萬田)あ〜わかった
(井森)全然わかんないお考えいただきましょう
(ユージ)うわ全然わかんないよ〜
(井森)全然わかんないではお出しください渡辺徹さんからまいりましょうフィンランドにはサウナがありますよサウナは暑いんですよいやありましたよもう映像出てきましたからで暑いしあおぎたいって思うでしょう?使う前にはこの湯気が出ているところもっと行け!みたいな感じで…使うユージさんいきましょう
(ユージ)私ですかくつベラですなぜそう思われましたか?う〜ん…肌触りが日本の職人さんが出せるような見事な肌触りなんではないかと井森さんいきましょうはいペナントがよくキルティングでなんか作っているのあるじゃないですかキルティングで模様のある…三角になっているビラビラついているやつね
(萬田)そうかぁ〜あそうです萬田さん今…
(井森)そうなんですよペナントって違うふうに使ってなかった?
(井森)テナントじゃないですか?テナントですよそれ店舗です
(笑い声)
使用するのはこちらの機械
その重要な役割を担うのが…
まずはこの刃を機械にセット
さらにそこへ塩化ビニルの筒をかぶせます
その先にはなぜか籠がスタンバイ
すると…大きな音とともに金属の棒が動き出しました
そしてその棒の部分に半分に割った竹を押し当てます
棒に突き出された竹は削られると同時に両脇を薄く剥がしてさらに細く
一瞬の間に形を変え最終的に丸型の刃を通過すると…
細長い棒状に
この丸い棒を1日平均1万本作るそう
この工場での職人さんの仕事はここまで
奈良県にあるこちらの工場で次の加工が施されます
熊本から届けられた丸い竹の棒
こちらの工場で最初に職人さんが行うのは…
手にした時の使い勝手をよくする作業
先ほどの工場よりさらに大きな機械を使います
これは研磨をする機械
回転するサンドペーパーの間を通っていく事でその表面がより滑らかに
手に持った時になじみやすくするための研磨作業
見た目ではその違いがほとんど分からないほど1本1本違う竹を…
これが一度使ったら手放せなくなる秘密
一方の先端を丸く削ったところでいよいよ…
それはこちらの機械を使って行われます
その機械の下には回転する刃が円を描いています
そこへ先ほど削った竹の棒を置くと…
(萬田)ええ!?
(ユージ)あ〜スゲッ!
豆助も見た事があるあれよ
その最も需要な工程はこちらの機械で行われます
それは誰もが…
早速木製の道具の溝に竹の棒をあてがうと…
規則的に回転する刃によって斜めに切り込みが
こうしてできるのがカギ状の形
しかしただ単にこの形に削っているわけではありません
職人さん棒を削っている間中頻繁に視線を下へ動かしています
一体なぜなのでしょう?
竹は繊維が多く集まっている皮に近い部分の方が強度が強いもの
つまり強度が弱い身の部分を削り皮に近い方を残す事で丈夫な製品にしているのです
しかもそれをほんの数秒の間に見分けて削る
まさに経験がなせる技
こうして作られるこの形・丈夫さもまたMadeinJapanの証
先端が独特のかぎ型になったこんな形の竹の棒
皆さん見たことありますよね?
正解は…
先端がかぎ型をした編み物で使う道具です
ここは編み針を中心に製造する工場
その名も「近畿編針」
90年以上続く長い道のりは決して平たんなものではありませんでした
編み針の需要は激減
同業者の多くがやめていきました
しかし現在跡を継ぐ3代目の尾山さんには譲れない思いがあったのです
その思いは跡を継ぐ4代目の長男・敬さんへと受け継がれています
手編みの文化がすたれていく中職人さんの数も最盛期に比べておよそ半分に
しかし…
そう信じて幾多のピンチを乗り越え4代目と共に一丸となって編み針を作り続けてきました
その諦めない気持ちはやがて海を渡り海外の編み針を必要とする人の手へ
日本から遠く離れた極寒の地
ニット大国北欧フィンランドのたくさんの女性たちをとりこにしていたのです
そのこだわりの品をそろえる手芸店の一角にはさまざまな種類のキンキ編針が壁一面に並んでいます
商品に記された小さな「KINKI」の文字が北欧フィンランドで広まっていたのです
ちなみにお店の奥ではオーナーの奥様が手芸サークルを主催
近畿編針のファンが集う交流の場となっています
彼女たちの手の中で自由自在に踊るその編み針のボディーにはもちろん近畿編針の頭文字が…
ヘルシンキ郊外にもキンキ編み針を愛用するプロのニットデザイナーがいました
デザイナーのモラさんは編み物でさまざまなアイテムを作る…
オリジナルの編み方や色柄を数多く世に発表してきました
キンキ編み針のかぎ針を1年前に手に入れて以来の愛用者です
デザイナーのモラさんに日本の職人さんのモノ作りの様子を見て頂きました
そんなフィンランドのユーザーの様子を日本の職人さんにも見て頂きました
キレイ…寒そうやねやっぱり
海外に行っていることは知っていたけれどその様子を見るのは皆さん初めて
自分たちが作っている編み針が映し出されると…
おぉ…
そして…
大事なところよ豆助
そして…
♪〜これはやばい…
(スタッフ)どうですか?
受け継いだモノ作りへの情熱…
その思いをつないでくれたのは海外に渡った小さな編み針
諦めずに作り続けたMadeinJapanが使い手と作り手の絆を紡いでいました
う〜んいいねいやいいですね
(渡辺)感動するわいいモノを信じて作ると絶対それを受け取ってくれる人は世界のどっかに必ずいるっていうことがステキだなと…やっぱりね会うべくして会うのよああいう求めている人って職人さんとか達人の方はやっぱり出会いがすごいと思うこれ見ていると
次なる「MadeinJapan」を求めて向かったのはアメリカ合衆国
アメリカ最大の都市ニューヨーク
あらゆる分野で世界をリードし続けるエネルギッシュな街は人口800万人を超える人種のるつぼ
世界中の文化が入り混じるこの街で…
ニューヨーカーがこよなく愛する食べ物といえばボリュームたっぷりのビーフステーキ
オーブンで表面をカリッと焼き上げるのがニューヨークスタイル
グルメも多いニューヨーカーの皆さんに早速いつもの質問
(スタッフ)「こよさん」って何ですか?
(スタッフ)こよさん?こよさんYES
(笑い声)
マンハッタンに夜の帳が下り摩天楼が美しく輝く頃街はいっそう活気づきます
数多くの劇場やライブハウスが軒を連ね連日さまざまなショーが繰り広げられています
♪〜
そんな本場のステージでも活躍するある人物が意外なMadeinJapanを使っているとの情報を入手
早速その方のお宅を訪ねてみる事に…
(スタッフ)Hello…Fineフランクさん
日本のように靴を脱いで通された部屋に一体どんなMadeinJapanがあるのでしょう?
フランクさんはニューヨークで40年に渡って活動しているジャズシンガー
そんな…
そのジコーという名のMadeinJapanはニューヨークから西におよそ11,000km離れた兵庫県のこちらの工場で作られていました
最盛期に比べると生産量が激減しているというその製品
細かい作業が不可欠とあって多くの女性職人さんの手で作られています
その最初の工程
職人さんが取り出した鉄製の小さな箱の中には小さな粒が並んでいます
まずは振動に関わる「ダンパーゴム」を作る工程
粒を針で突いて下へ落としていきます
それはサイコロ型の小さな粒
小さな穴が開いています
ここで日本人のあなたに質問
次の3つの鍵をヒントにお答えください
「ダンパーゴム」という小さなパーツ
これは材料です
小さな「アルミ製のパイプ」これはパーツ
これらを使って作られるMadeinJapanとは一体な〜に?
え〜!?これは…次の舞台はフィンランドからまた変わりましてアメリカはニューヨークでございますそこで活躍をされるジャズシンガーがお持ちになっていたMadeinJapanその名も…ジコー50代以上の方は「あっもしかして…!」とピンと来たのではないでしょうかオレ50代徹さんやっぱ…使ってる?絶対ま〜お世話になったと思いますお世話になった?なっているとももちろん言えます
(渡辺)小さいころ?使うもの?道具?まっ使うものでしょうね井森さんがうなずいてそして…もう分かりました私もう分かりました50代以上で徹さんもお世話になったものこれだけでも十分なヒントでしたではお書きいただきましょうどうぞ全然わかんない
(ユージ)まったくわかんねえなこれ皆さんがお考えになっている間に番組からお知らせがございますことしもですねこちら豆助のDVD和風総本家「豆助っていいな。

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