当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫「ドクターX」最終回30分拡大ということでいつもより30分の遅れての「報道ステーション」スタートということになりますが先ほど入ってきた情報なんですが雪の被害がいろいろとある中で新潟の津南町の一部で、雪崩、あるいは土砂崩れが起きて一本道がふさがれて一部の地域が孤立しているという情報が入ってまいりました。
そのことについて津南町役場に詰めている富川悠太アナウンサーにリポートを入れてもらいます。
富川さん、お願いします。
≫津南町役場にはまだ職員の方が残っていまして対応に追われているという状況です。
この役場に土石流が発生したという情報が入ってきたのが午後3時過ぎです。
職員、すぐ向かいまして午後8時前写真を撮りましたのでお借りしました。
こんな状況になっています。
これが国道406号なんですけれども。
こちら、画面の右手が山になっていまして土石流がこのように発生したと思われます。
でこぼこしているんですがそれが岩や木々になります。
その上に雪が積もっているという状況なんですね。
この高さが2mほどあります。
長さは50mつながっているということなんですね。
ここが、土石流が発生してしまったためにここから大体、南に17kmほどのところなんですがその先が孤立した状態になっています。
この国道406号というのは私が2005年豪雪のときですね。
2006年1月と、おととしに取材しておりましてそのときの様子をご覧になっていただくとわかるんですけれども山側から雪が、大雪になるとぐっとせり出してきまして道幅が非常に狭く場所なんですね。
一方は川、崖といったところですので車がすれ違えないほどになります。
雪崩は、発生することは多々ありますので一時的な孤立ということはあるんですけれども今回のような孤立というのはまさに2006年1月以来のことであるということです。
現在19世帯43人の方が孤立した状態です。
この地域は高齢化がやはり進んでいるところでして食料の調達ですとか燃料の確保が心配されます。
これは新潟県側だけのことですので長野県側では5つの集落109世帯の方が孤立しています。
こちらでは235人ですので合わせると278人の方が現在、孤立した状態となっています。
≫富川さん、当初これは雪崩なのかというふうに我々はとっていたんですが土石流というふうに役場は見ているわけですか。
≫そうですね。
土石流が発生してその上に雪が積もっているという状況です。
≫車6台が少なくとも立ち往生あるいは取り残されているというこのことでというのがあったんですがそれは解消したんでしょうか。
≫仕事をしていた方がこちらに戻ってくるとき土石流が発生していたので雪が深くて立ち往生してしまった。
ただ長野県側からずっと除雪車が入りまして9時34分に到着して9時45分に救出されたという情報も入ってきています。
≫それはまずはよかったんですけどね。
ありがとうございました。
そのほか各地、雪そして、風も今日は非常に強かったわけです。
各地の模様を、ここで改めてご覧いただきます。
≫昨日から吹き荒れた冬の台風で暴風雪に見舞われた北海道。
≫昨日、吹雪による通行止めで孤立状態になった網走市。
一夜明けた新聞販売店では…。
≫スーパーの棚からは生鮮食品など多くの商品が消えていた。
≫網走市では午前8時に通行止めが解除され孤立状態は解消された。
しかし、内陸では今も除雪が進まず通行止めになっている道がいくつもある。
≫訓子府町です。
ご覧のとおり、この先の道は通行止めとなっています。
この町ではいまだに除雪作業が進まないため各所で通行止めが続いているということです。
≫昨日、低気圧による高潮で浸水した根室市。
人々は後片付けに追われていた。
この和菓子店では70cmほどの高さまで水が押し寄せた。
年末のかき入れ時だが営業再開のめどは立っていない。
≫気圧が1ヘクトパスカル下がると潮位はおよそ1cm上昇するという。
昨日58ヘクトパスカル気圧が下がったということは単純計算すると58cm潮位が上昇したことになる。
そこに、強い風によって海水が吹き寄せられ更に潮位が上昇したのだ。
根室以外でも各地で高潮による浸水被害があった。
浜頓別町では水産加工場の宿舎が水に浸かった。
≫これは、ひまわり8号から初めて送られてきた高精度の画像だ。
日本列島は雲に覆われ日本海は筋状の雲で埋め尽くされている。
この雲が今回日本列島に大雪をもたらした。
≫午後8時半です。
新潟県十日町ではしんしんと雪が降り続いています。
積雪もこの3日間で一気に増えました。
私の身長よりも高い190cm近い雪が積もっています。
昨日、こちらで68歳の男性が雪の中で亡くなっているのが見つかりました。
こちらの車庫の屋根の雪を下ろしている最中に誤って転落したものとみられています。
≫ほかにも今回の大雪では雪下ろし中とみられる事故が相次いでいる。
いずれも亡くなったのは高齢者ばかりだ。
視界の悪い国道を車で進むと事故現場に遭遇した。
雪の壁に車が突っ込んでいた。
≫2mを超える雪が積もった新潟県津南町。
商店が1軒もない地域があり移動販売車は欠かせない存在だ。
≫午後1時過ぎ移動販売車が出発。
しかし車は途中で止まってしまった。
≫移動販売車を待っている集落は…。
≫新潟県津南町、午後3時です。
ここは山奥にある大場集落というところなんですが津南町の中でも一番雪が降るといわれているところです。
除雪をしないこちらを見ますと優に3mは雪が積もっているように感じられます。
≫移動販売車を待っていた80歳の女性。
≫先月22日の地震で大きな被害が出た白馬村。
倒壊した家屋は深い雪に覆われた。
屋根に積もった雪下ろしをする山田さん。
≫この地区で商店を営む鎌倉さん。
地震で店の棚は倒れ冷蔵庫も飛ばされたという。
今月下旬の営業再開を目指し準備をしている。
≫一方、年内の完成を目指している仮設住宅の建設現場。
今回の大雪が工事の妨げとなっている。
その白馬村を通る国道では雪で走れなくなった車が相次ぎ10kmにわたる渋滞が発生した。
≫雪に慣れていない大都市でも大雪となった。
名古屋市では12月として観測史上2番目となる量の23cmもの雪が積もった。
≫明日、冬型の気圧配置は次第に緩み大雪のピークも過ぎつつあるが山沿いでは明日明け方まで大雪に注意が必要。
東北、北陸で最大40cmの雪が予想されている。
≫また気をつけなきゃいけないわけですし。
それからお年寄りが屋根で雪下ろしをしていて転落するという事故が相次いでいるわけですがこれは、2人でやったほうがいいとかボランティアの方に来ていただいたほうがいいともちろんそうなんです。
しかし、やっぱりいろいろ聞いてみますとやっぱり周りの人に遠慮をしてたとえ自分の身内であっても遠慮して、自分でできることはやんなきゃとやむにやまれない気持ちで上って、そして…。
そこで結果事故になると。
お気持ちは察するんですけども気をつけていただかないとと強く思いますね。
それでは次のニュースいきましょうか。
≫STAP細胞の再現を目指して検証実験を行ってきた理化学研究所の小保方晴子さんですが期限までにSTAP細胞が作れなかったことがわかりました。
明日、理研が会見を開きましてすべての検証実験を打ち切る見通しです。
≫期限は先月末までだった。
STAP細胞はあります。
こう自信を見せていた小保方晴子理化学研究所研究員。
7月から第三者立ち会いのもとSTAP細胞の再現実験に取り組んでいた。
実験室には監視カメラがつけられ入退室も電子カードが使われるなど厳重な態勢が敷かれた。
実験は論文と同じ方法でマウスから取り出した細胞を弱酸性の溶液に浸しSTAP細胞を再現するというもの。
関係者によれば実験でSTAP細胞はできなかったという。
小保方氏は4月の記者会見で200回以上作製に成功していると強調していた。
理化学研究所は明日会見し詳しい実験結果を公表する。
一方、再現実験は理化学研究所の丹羽仁史氏らの検証チームも行っている。
8月の中間報告で論文にあったSTAP細胞は確認できなかったと発表していた。
検証チームの実験は来年3月まで続けられる予定だがそれも近く打ち切られる公算だ。
今後は小保方氏らへの処分が気になるところだ。
理化学研究所は現在懲罰委員会を中断しているが外部有識者による調査委員会の調査結果を受け委員会を再開し処分を決定する。
≫なんか、引っかかるところがあるんですよね。
小保方さんご本人の問題。
間違いがあったとすればこれはこれで問題なんです。
当然です。
だけど、1人でやったことなのかなと思うんですね。
記者会見をおよそ1年前に盛大にやったときに1人で記者会見できないわけですよね。
理研の一部グループがiPSへの対抗心を含めて1人の小保方さんという方を祭り上げた部分はなかったかと。
これ、グループの責任じゃないかというふうに思うんですね。
それが何か監視カメラをつけて1人の方で結果できなかったということで終わっていくのかなという抵抗を私は感じますけどね。
次、いきましょう。
がらっとかわります。
≫まいりましょう。
これからお伝えするニュース2つなんですがこれ、つながっているようにも見えるんですよね。
こちら。
まずロシアのプーチン大統領今日午後6時、日本時間のですね記者会見を行いました。
ルーブル急落についてそして原油安について言及しました。
この模様もお伝えするんですがその原油安アメリカが仕掛けたロシア包囲網なのではないかという声もありますよね。
ただ原油安は世界の市場にも大きな混乱をきたしています。
それに、配慮するかのようにFRBのイエレン議長がゼロ金利について微妙な発言をしました。
それを受けて、日経平均株価は1万7000円台を回復しました。
≫原油などエネルギー関連の収入が政府予算の半分を占めるロシア。
原油価格の下落をきっかけにした通貨ルーブルの暴落を受けロシア政府は為替介入を行い中央銀行は政策金利を10.5%から一気に17%にまで上げ通貨ルーブルを売る人を減らそうとした。
しかし、ルーブル危機は収まらない。
プーチン大統領が最近のルーブル危機について初めて語った。
≫こう述べる一方でロシア経済について当面、低迷するという懸念も示した。
≫ロシアは短期的には破綻などの危険性は小さいとされる。
日本円で、50兆円近くの外貨準備高があるためだ。
ただ、為替介入を繰り返したため9月からのわずか3か月間で外貨準備高は1割減ったというデータもある。
ロシア国民の生活は…。
≫スウェーデン発祥の家具量販店IKEAには値上がり前に買おうと考える人が殺到している。
≫国民生活を直撃するルーブル危機。
それでもAP通信によるとプーチン大統領の支持率はおよそ80%という高さを維持している。
今日の会見。
最大の焦点は強硬路線を貫くのかまたは、ルーブル危機を受けて柔軟路線に転じるのかだった。
≫この発言。
どう読み解けばいいのか専門家は…。
≫苦境に立つロシアに対しアメリカは冷淡だ。
≫アメリカはウクライナ問題以降ロシアに対して経済制裁を科してきた。
オバマ大統領は追加制裁を発動する法案に週内にも署名する見通しだ。
今回の原油安もアメリカが仕掛けたのではないかとの憶測もある。
≫原油安やルーブルの急落で世界市場に多大な影響が出ている中アメリカは、市場に配慮してかFRBのイエレン議長は慎重な言い回しをした。
≫注目された声明文では過去にも利上げ前に用いたことがある忍耐強く対応との言葉を入れ利上げに向けた意思を見せる一方ゼロ金利政策を相当な期間続けるとの文言も残して市場が動揺しないよう配慮した。
アメリカで緩和的な政策がしばらく続くとの見方から、株は買われダウは288ドル高。
日本でも株価が400円近く上げ1万7000円台を回復した。
≫さまざまなところに波及していますがロシアだけ見ると非常にきつい状況ではありますよね。
≫やっぱり、私が思うのはロシアは、ウクライナとも関係を正常化して米欧の制裁解除につなげるしかないと思うんですね本当は。
2年前にプーチン大統領が再登板したときにやるべきことははっきりしていまして天然ガス依存原油依存の経済を脱却することですよね。
それから、製造業などの国際競争力を強くしていくということ。
それから腐敗と汚職にまみれた体質を改善していくこと。
そういう経済の現代化といったことをやらなきゃならなかったんです。
ところが現実にやったことは違ってクリミア併合に象徴されるような対外的な強硬姿勢によって国内のナショナリズムをあおって、世論の支持を高めるというそういう古い政治。
力の政治というんですかそういうことをやってきたわけですよね。
その結果、原油を高値で輸出できなければ経済が回らないような体質がそのまま温存されたものですからそこにウクライナ問題による米欧の制裁と原油安というダブルパンチを食らったような状態になってるんですね。
原油安はアメリカのシェール革命とかヨーロッパとか中国の景気の減速とか構造的な原因もありますのですぐに反転するとは思えないものですからそうしますとロシアとしては欧米との関係を修復して制裁を緩めてもらって経済の現代化を今度こそ進めるということが本当は大事なんだろうと思うんですけれども。
≫本当はそうなんだけれど一方で強いロシアを堅持して国民の中でもこれだけ経済が困窮しても80%の支持率だとすると国内的には強気の姿勢も見せなきゃいけない。
また、ロシアにかかわらず世界的な傾向として経済が困窮してくると排外主義というかナショナルリズム的な強さを見せつけるというこういうようなもので命脈をつなぐところがあるからそういうふうになってほしくないなと感じるんですけどね。
≫プーチン大統領のさじ加減で大きく変わる国ですのでそこのところはしっかり、今おっしゃられたようなきちんとした方向に導いてほしいんですけどどうなることか。
≫厳しいですね。
そして世界にこの経済が波及していくという流れの中でこのあとおっと驚いた方多いと思いますが半世紀以上たって≫先ほどのニュースのこれ以降をこのあとお伝えします。
まだ実は、つながっておりまして一気に蛇腹で開いてみせます。
アメリカとキューバの国交回復。
非常に見えてまいりました。
同時刻にキューバのカストロ議長お兄さんの弟にあたるこの方ですが。
お兄さんは欠席でしたけれども。
同時刻にオバマ大統領とそれぞれが声明を出して国交回復に向けて走り出すということを言ったわけですね。
これは考えて見ますとあの米ソ、核戦争一触即発といわれたキューバ危機から半世紀以上たって雪解けの話が出てきた。
そこには仲介役としてローマ法王も水面下で動いていたという話になりまして。
これは1年以上前から動いていたんだなということがわかるんですが。
さあ、この背景。
やはり、ロシアともつながっているんですよ。
≫アメリカとキューバが国交を断絶したのは今から53年前1961年のことだ。
その2年前のキューバ革命でフィデル・カストロがチェ・ゲバラらとともに親米政権を倒し社会主義国家の建設を宣言。
アメリカ企業の資産を接収した。
アメリカは亡命キューバ人の部隊でカストロ政権の打倒を試みるが失敗。
両国の関係は更に悪化する。
≫1962年、旧ソ連がキューバに核ミサイルを配備。
ケネディ大統領は海上封鎖に踏み切り米ソは核戦争寸前となったがソ連が核兵器を撤去し危機はぎりぎりで回避された。
≫ただ、その後もアメリカはキューバに対し厳しい経済制裁を続けることになる。
海を挟んでわずか160km。
近くにありながら犬猿の仲だった両国が歴史的な和解に向けて動き出した。
≫キューバとアメリカが国交を断絶して53年。
ハバナ市内には今も国交があった50年代のアメリカ車が走っている。
国交が正常化すれば何が変わるのか。
≫渡航の制限が緩和される可能性が出てくるほかアメリカからは1人年間8000ドルまで送金することができるようになるなど金融制裁も緩和される。
キューバ製品の持ち込み制限も緩和されこれまで禁止されてきた葉巻は100ドル分まで持ち込みが許可される。
≫キューバとアメリカは1年半にわたって秘密交渉を続けてきた。
仲介にひと役買ったのはローマ法王フランシスコだった。
カトリックのキューバに強い影響力を持つアルゼンチン出身の法王。
オバマ大統領とラウル・カストロ議長に手紙を書くなど和解の後押しを続けた。
オバマ大統領の狙いは何か。
1つは、再びキューバ接近を図ろうとし始めたロシアの牽制だ。
今年7月、プーチン大統領がキューバを訪問。
フィデル・カストロ前議長と会談している。
プーチン大統領は軍事・経済面の協力を約束した。
旧ソ連がキューバに貸し付けた日本円で、およそ3兆2000億円もの負債を帳消しにすることも決めた。
これはキューバのGDPの半分近くに相当する。
プーチン大統領はキューバ以外の南米の左派政権とも関係を深めている。
南米にはベネズエラやボリビアなど強硬な反米政権をはじめロシアが接近を図る複数の左派政権がある。
人口3億人を超える巨大な市場だ。
キューバとフィデル・カストロ前議長は南米の左派政権にとって父親的な存在だ。
オバマ大統領はキューバと和解することでロシアとの間に楔を打ち込み南米の巨大市場には今よりも更に食い込もうとしている。
では、キューバは、なぜこの時期国交正常化交渉に合意したのか。
背景には、急激に進む原油安がある。
キューバは石油の輸入をベネズエラに依存している。
ただ、最近の急激な原油安でベネズエラの経済危機が表面化していて安定した石油の供給に不安が出ている。
キューバには産油国でもあるアメリカとの関係を改善することで石油が途絶えるリスクの回避にもなる。
一方、アメリカ国内の反応は複雑。
≫先月の中間選挙で勝利した野党・共和党も批判の声を上げている。
≫オバマ大統領の任期は残り2年。
キューバとの国交正常化が歴史に名を残す業績となるのかどうか。
来月から上下両院を支配する共和党は抵抗する構えだ。
≫歴史的な仲直りの裏側をのぞいてみるとぬるぬるの油まみれのお金が動いていてこれはうがった見方かもしれませんけど原油安でロシアが困窮している。
そして一方、OPECとサウジアラビアとアメリカが組んで仮に原油安を仕掛けたとすれば生産コストが高くて非常に打撃が強いといわれる産油国の1つベネズエラ。
これも、そのベネズエラから石油を買っているキューバも困っちゃう。
そこで、国交回復という動きと重なってきちゃうんですけどね。
≫タイミングはぴったりですよね。
そういう思惑もあるのかもしれませんが私、思うのはこれまでのアメリカキューバを強く、厳しく封じ込めてきたわけですけどそれは、やっぱり1つアメリカ外交のご都合主義というかその表れじゃないかと思うんですね。
冷戦が終わって世界はイデオロギーじゃなくて経済優先の世界に入って久しいわけですがキューバはもはやテロ支援国家といえる状態ではありませんし経済の自由化も進んできているんですね。
それなのになぜアメリカは同じ共産党の中国とは熱心に付き合おうとしてキューバは厳しく封じ込めを続けてきたのかということです。
結局は中国が巨大な市場と経済を持っているからなんか…。
キューバは小さな島国にすぎないからなのかそういう疑問がわいてくるんですね。
相手が大きければ大事にする、小さければいじめるというのであれば自由と民主主義の国のアメリカの大きな矛盾といえると思うんです。
今回、アメリカの政権末期オバマ大統領の政治的遺産作りという思惑もあるでしょうしキューバは経済を改革するためにアメリカの経済制裁を解いてもらいたいという計算があると思います。
それでもやっぱり遅きに失したとはいえ長い敵対国同士が正常な隣国同士の交流を取り戻すということならいろんな思惑があるにしても歓迎すべきだと思っています。
≫今のご指摘は本当にそのとおりだと思いますね。
なんでキューバと敵対して中国はそうじゃないのにというはわがままさだと思うんですね。
かつてのチェ・ゲバラ、カストロ前のキューバは自分たちのものだぐらいは思ってたはずなんです。
そうじゃなってきてかつての社会主義が終わって共産側とくっついたという流れがあるんと思うんです。
アメリカほどのわがままさじゃないかもしれませんが日本は日本人の感覚としてキューバはキューバのままであってほしいとかわがままさでアメリカとうまくいってキューバならではのあの感じが、風情がなくなってスタバとマックとスシローまでできちゃったらキューバのハバナに行きたくないとかわがままを言う人もいると思います。
そういう問題じゃないとは思うんですけど。
これだけ仲が悪かったので仲がよくなってほしいですよね。
≫長い経緯があるんですけどそれを乗り越えて隣国同士が仲よくするその1つのモデルみたいな形になっていけばいいなと思いますけどね。
≫さて、このニュースは次どうでしょうね。
≫こちらは、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を描いたアメリカのコメディー映画なんですが。
ネット上でのテロ予告を受けて公開中止となりました。
≫映画「ザ・インタビュー」。
CIAに雇われたテレビのプロデューサーらが北朝鮮で金正恩第1書記の暗殺を試みるというコメディー映画だ。
≫この映画はソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが今月25日から全米で公開を予定していたが中止を決めた。
映画館へのテロ攻撃を示唆する警告文がネットに掲載され上演を取りやめる映画館が相次いだためだ。
≫警告文を載せたのはガーディアンズ・オブ・ピースと名乗る集団。
先月、ソニー・ピクチャーズが受けたハッカー攻撃への関与も認めている。
≫アメリカのニューヨーク・タイムズはサイバー攻撃に北朝鮮が関与していたと政府の当局者が結論付けたと報じた。
政府の高官が北朝鮮を公式に非難するかどうか討議中だと述べたという。
映画の公開中止。
北朝鮮の関与。
ニューヨーク市民は…。
≫衆議院選挙で落選した渡辺喜美さんが東京地検特捜部の任意の事情聴取に応じる意向を示しました。
≫自らの政治団体が関係する銀行口座から借りた1億7000万円について収支報告書に記載していなかった問題。
東京地検特捜部は当時の経理担当者などから任意で事情を聴いたが≫スポーツ、青山さんそしてゴンさんよろしくお願いします。
≫今日は今年最後のサッカー特集をお届けします。
中山さん、今年もいろいろなプレーがありましたよね。
≫まずはこのシーンを見てもらいたいんですけど本田選手ブラジルワールドカップでの日本の初ゴールですよね。
1点目ですよ。
このすばらしいゴール。
はなまるあげちゃいましょうね。
すばらしいゴールでしたよね。
≫これ以外にもスーパーゴールがあったんですけど世界のスーパーゴールを選りすぐってきましたから今日は用意しましたからそちらをご覧ください。
≫まずはメッシです。
相手をかわして、このコースに決めてしまう。
そしてこのシーンもそうなんです。
相手が来る。
かわす。
そして狭いコースを狙い撃ちですよね。
ここ、キーパー届きませんよね。
すばらしいです。
そして次はこの人。
クリスティアーノ・ロナウド選手ですよね。
まず、裏へ抜けるスピードがあるからこそゴール前でフリーになれているんですね。
次はこのタイミング。
このアイデアを実現する技術ですよね。
ここに打てばゴールは入る。
でも難しい。
ロナウド選手だからできる。
いい表情ですね、本当に。
ここからテンポよくいきたいと思います。
このシュート、地をはうような相手の間をすり抜けるシュート。
そして、ターンして相手が来ないと見るや、打つそして、入る。
すばらしい技術ですよね。
これです。
フォワードがみんなあこがれるバイシクルシュート。
翼君に匹敵しますよね。
僕も狙いましたけど数々の失敗がありましたね。
このシーン皆さん、よく見てください。
あれってお思いでしょうね。
右足の後ろから左足を出してシュートしているんですよね。
左足に絶対の自信を持っているから右足で蹴るより左足で蹴ったほうがいい。
このシュート。
ラボーナというんですね。
皆さん、覚えてください。
ラボーナシュートといいますよ。
≫ちなみにゴンさんだったら?≫僕だったら自分のふくらはぎを蹴って大怪我ですね。
気をつけてください。
そして、これ。
キーパーが出てきたのをかわす。
そしてヒールキック。
このヒールキックも強く蹴っているからこそキーパーの上を抜けるわけですね。
弱く蹴っていたらキーパーの正面で強く蹴るからいくんですがこれも筋肉を痛めやすいから気をつけてもらいたい。
抜きます、走ります。
相手、きます。
でも追いつかない。
走って、走って相手がこないと見るや否やシュート決めてしまうんですよね。
これだけのロングランをしながらこれだけのシュートが打てる。
これも一流の証しですよね。
このシーンですよ。
よく見てください。
とりにいくけど触れない。
触れない。
そして触れない…。
シュート決まってしまうんですよね。
最速ゴールですブンデスリーガの。
もう1回見ていただきたいんですけどもここからです。
笛が鳴りました、スタートです。
ディフェンスきますけど触れません。
そして後ろに流れていきます。
触れません。
入ってしまうんですね。
9秒です。
ボルトより速いんです。
電光石火ですね。
ここからフリーキック。
コートジボワールのヤヤ・トゥーレ選手。
完璧ですね。
キーパーとれません。
ボールも巻いていますからね。
そしてワールドカップのシュート。
筋肉が強くないとできない。
そしてボールは回転していません。
無回転なのでこれだけ変化しているんですね。
そして、このシーン超ロングフリーキックなんです。
キーパーと1対1に見えるじゃないですか。
どういうことだろうと見たら壁がいないんです。
一直線です。
それでも、これだけ変化しているから入ってしまうんですよね。
≫吸い込まれていきましたね。
ボールが。
本人は喜んでいるかどうかわかりませんがね…。
ここのシーンです。
これで、ジャンプした下をボールが通っているんです。
見ていくとジャンプするんです。
そうすると、ここにスペースができるんですよね。
ここにちょうどありますね。
それを、相手がジャンプするだろうと見越して見越して、3人目がその下を狙っているんです。
≫頭脳的ですね。
≫見事なシュートですね。
世界にはいろんなスーパーゴールがありましたけどJリーグも負けないスーパーゴールがあるんですね。
そちらを見てもらいましょう。
すばらしいゴールです。
≫これが今年のJリーグ最優秀ゴール。
鹿島アントラーズディフェンダー、西大伍。
コーナーキックからのボールをボレーシュート。
ゴールまでの距離およそ24m。
放たれたボールは時速94kmでネットに突き刺さった。
Jナンバーワンゴールはいかにして生まれたのか。
澤登がメンバーを緊急招集。
ノボリスタジアムで再現を試みた。
≫お願いします。
西選手です。
≫実際に、ここ約24m。
ここから決めるってすごいですよね。
≫コースを狙いすぎるとゴールの枠をとらえられない可能性が高くなるため足に当てることに精神を集中させたという西。
≫コーナーキックのボールの質がシュートに大きく影響することがわかった。
≫西いわくいいインパクトのためにはシュート地点に走り込みながらリラックスした状態でボールを蹴ることが重要。
画面上は今回成功しなかったシーン。
ボールが山なりで滞空時間が長い。
そのため西はシュート地点にボールより先に到達。
足を止めてシュート。
一方、ゴールを決めたシーンでは滞空時間の短い低い軌道。
走りながらボールを足に当てることができた。
額に流れる汗をそのままにコーナーキックを蹴り続けた澤登。
50本近くチャレンジする中軌道の低いボールを蹴ることができたときには…。
≫成功はしなかったが惜しいシュートを打つことができた。
≫いろいろ条件が合わないとできない難しいゴールなんですね。
ということは奇跡の瞬間ということなんですよ。
皆さん、これが見られて幸せですよ。
≫ここからはFIFAの年間最優秀ゴール賞最終候補に残った3ゴールを一緒に見ていきましょう。
≫まず、最初は女子のゴールからです。
これちょっとホームビデオ的な画像なんですけれどもしかし、このプレーはキレキレです。
すばらしいゴールなんですが。
ここのボールをコントロール。
そして相手が来たらかわす、そしてクロスに力強いシュートなんですね。
≫一度も落としてないんですね。
≫ポーン、ポーン…のズドンなんですね。
そのときに、コーチが大喜びなんですね。
≫ロシュ選手よりも喜んでますね。
もう1回見てみましょう。
このボールですよ。
相手が来る、かわすズドン。
そしてコーチ大喜び。
そして、このキュートな笑顔にハートマークですね。
胸がキュンキュンしちゃいます。
そして、この「報道ステーション」でも紹介したファン・ペルシーのヘディングシュート。
このとき、ボールがきたときキーパーの位置を見てるんですよ。
よく見てもらうとここで、キーパーの位置前に出ているのであえて、ジャンプしてボールを突き上げるようにジャンプしてるんです。
そしてボールがキーパーの頭上を越すようにしているんですよね。
これ、跳んでるペルシートンペルシーですね。
この跳んでる羽がついてるんじゃないかと見間違いますからつけちゃいましょう、羽を。
これだけ滞空時間が長いとどんなプレーでも可能です。
出ました。
もうスーパースターの仲間入りですね。
ハメス・ロドリゲス選手。
そしてワールドカップのこのゴール。
スーパーボレーです。
美しいボレーですよね。
このときもハメス・ロドリゲス選手ここで見ているんです。
キーパーの位置ゴールの位置を確認してるんですよね。
≫落ち着いていますねこの状況で。
≫チラ見、もう1回チラ見。
そして、チラ見からのズドンなんですよね。
すばらしいスーパーボレーですよ。
愛くるしい笑顔が美しいですよね。
壁ドンがいいのかチラ見からのズドンがいいのか。
≫チラ見からのズドンが素敵ですね。
≫やっぱそうですね。
そんな感じですがこの3人の中から選ばれますが一般票によって1月13日に決まるわけですよ。
皆さんにも選んでもらいたいんです。
青山さんどの選手がいいですか。
≫やっぱり私はチラ見からのズドン。
ハメス・ロドリゲス選手のゴール。
≫それでは小川さん。
≫羽付いていたのでファン・ペルシー選手で。
古舘さん。
≫僕は時間を取らせて悪いんですけどこの3人もすごいけどさっきのラボーナあれとヒールキックがすごすぎちゃって。
≫ヒールにしますか?≫ヒールで。
候補にはないですけどね。
ヒール、ここに1票。
そして恵村さんは。
≫僕は空飛ぶファン・ペルシー。
≫ファン・ペルシー2票入りました。
≫ちなみに中山さんは?私はファン・ペルシー推しですから女性に入らないのはかわいそうですから女性に1票入れたいと思います。
どのシュートが選ばれるのか楽しみですが来年も、こんなスーパーゴールをたくさん見たいと思います。
≫なんの結論も出ませんし…。
≫私の無効票もあったということですが≫続いて、こちらです。
おととい、サッカー日本代表のアギーレ監督がスペインの検察庁から八百長疑惑で告発されたんですが今日、そのことについてサッカー協会が会見を開きました。
≫会見の席に着いたのはアギーレ監督の招聘に尽力した原専務理事。
≫昨日はサッカー協会の大仁会長、川口最高顧問小倉名誉会長によるトップ会談が行われ方向性が話し合われていた。
告発状は年内にも受理される見通しとの現地報道も出ており受理されれば本格的な捜査が始まるのだが…。
≫先月テニスの錦織圭選手が世界のトップ8が出場するツアーファイナルズで戦いましたがバドミントンにもそのファイナルズがあるんです。
17歳、山口茜選手が出場していきなり大金星です。
≫日本時間の今朝行われた予選リーグ初戦。
山口茜はロンドンオリンピック銀メダリストを破り1勝を挙げた。
先ほど行われた2戦目。
相手は去年の世界選手権を制したインタノン。
第1ゲーム画面下の山口。
強烈なスマッシュ。
更に…。
相手の逆をつくショット。
第1ゲームを奪う。
第2ゲームも奪われ迎えた最終ゲーム。
山口のマッチポイント。
最後も相手の逆をつくショット。
≫北陸などでは丸2日、雪が降り続いています。
このあとも明日の明け方にかけて断続的に降りそうです。
多いところで40cmの雪が予想されています。
ただ日中になるとこの白い雪エリアがだんだん狭まっていくんですね。
正午にはほとんどのところでやむでしょう。
というのも、明日は日本列島が高気圧にどーんと覆われるからなんです。
風も穏やかになってようやくほっとできそうです。
今月は、何度も大雪に見舞われていますが振り返ってみますと毎週日本に寒気が流れ込んできているんです。
実は、この寒気が流れ込んでくる前日、必ず雨が降っているんですね。
そして、あさっての土曜日も全国的に雨の予想なんです。
ということはこの日曜日また寒気がやってきます。
≫アメリカCNNはイスラム過激派組織ボコ・ハラムの武装集団が14日ナイジェリア北東部ボルノ州の村を襲撃したと伝えました。
32人を殺害し女性や子ども185人を連れ去ったということです。
≫このひどさの源泉には格差という問題がありますね。
そこから、壮絶な怒りがわいてきてとんでもない事態が起きているということがあると思われます。
2014/12/18(木) 22:24〜23:40
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
きょうも列島寒波襲う 名古屋でも大雪に…▽米キューバ国交交渉へ▽窮地のプーチン何を▽STAPは無かった▽世界の超越ゴール!ゴン中山が厳選
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、工藤公康、澤登正朗、中山雅史
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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